JP2011016128A5

JP2011016128A5 -

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Publication number: JP2011016128A5
Application number: JP2010154211A
Authority: JP
Filing date: 2010-07-06
Publication date: 2013-08-15
Anticipated expiration: 2030-07-06

Claims

材料を微細に粉砕するまたは分散させるための攪拌ボールミル（１；１ａ；１ｂ；１ｃ；１ｄ）であって、
粉砕体を収容するための、及び、粉砕または分散されるべき前記材料を収容するための、円筒状のまたは円錐状の粉砕室（１０；１０ａ；１０ｂ；１０ｃ；１０ｄ）と、
粉砕または分散されるべき前記材料の入口（１１）であって、前記粉砕室（１０；１０ａ；１０ｂ；１０ｃ；１０ｄ）の一方の端部に配置されている、入口（１１）と、
軸方向において前記粉砕室（１０；１０ａ；１０ｂ；１０ｃ；１０ｄ）内へと延在し、前記粉砕体、及び、粉砕または分散されるべき前記材料を、前記粉砕室（１０；１０ａ；１０ｂ；１０ｃ；１０ｄ）で移動させるための攪拌手段（１３１；１３１ａ；１３１ｂ；１３１ｃ；１３１ｄ）を有する、攪拌機（１３；１３ａ；１３ｂ；１３ｃ；１３ｄ）と、
前記粉砕または分散された材料の製品排出口（１２）であって、前記粉砕室（１０；１０ａ；１０ｂ；１０ｃ；１０ｄ）の他方の端部に配置されている、製品排出口（１２）と、を備え、
前記粉砕室（１０；１０ａ；１０ｂ；１０ｃ；１０ｄ）の前記端部であって前記製品排出口（１２）が配置された前記端部における中央領域には、気体排出口（１４）が配置されており、該気体排出口（１４）を介して、粉砕体ではなく、気体成分が前記粉砕室（１０；１０ａ；１０ｂ；１０ｃ；１０ｄ）から排出され得ることを特徴とする、攪拌ボールミル。
請求項１に記載の攪拌ボールミルであって、
前記気体排出口（１４）は、軸方向に延在する気体排出通路（１４０；１４０ａ；１４０ｂ；１４０ｃ；１４０ｄ）を備えることを特徴とする、攪拌ボールミル。
請求項２に記載の攪拌ボールミルであって、
軸方向に延在する前記気体排出通路（１４０；１４０ｂ；１４０ｃ;１４０ｄ）は、終
端壁（１００；１００ｂ；１００ｃ;１００ｄ）を貫通して延在し、該終端壁（１００；
１００ｂ；１００ｃ;１００ｄ）は、前記排出端部に配置され、前記円筒状のまたは円錐
状の粉砕室（１０；１０ｂ；１０ｃ；１０ｄ）に連結する、終端壁であることを特徴とする攪拌ボールミル。
請求項３に記載の攪拌ボールミルであって、
前記粉砕または分散された材料のための前記製品排出口も、同様に、前記排出端部側終端壁（１００；１００ｂ；１００ｃ;１００ｄ）の中央領域に配置されていることを特徴
とする、攪拌ボールミル。
請求項４に記載の攪拌ボールミルであって、
前記製品排出口は、製品排出通路（１２０ｂ；１２０ｃ；１２０ｄ）を備え、該製品排出通路は、前記排出端部側終端壁（１００；１００ｂ；１００ｃ；１００ｄ）を貫通して前記軸方向に延在していることを特徴とする、攪拌ボールミル。
請求項５に記載の攪拌ボールミルであって、
前記製品排出通路（１２０ｃ；１２０ｄ）及び前記気体排出通路（１４０ｃ；１４０ｄ）は、互いに別体の排出通路として設計されていることを特徴とする、攪拌ボールミル。
請求項５に記載の攪拌ボールミルであって、
前記気体排出通路（１４０ｂ）の出口は、前記製品排出通路（１２０ｂ）の出口の上流において、前記製品排出通路（１２０ｂ）へ開口していることを特徴とする攪拌ボールミル。
請求項２に記載の攪拌ボールミルであって、
前記攪拌機（１３ａ）は、軸（１３０ａ）を有し、該軸に前記攪拌手段（１３１ａ）が固定されており、
軸方向に延在する前記気体排出通路（１４０ａ）は、前記軸（１３０ａ）を貫通していることを特徴とする、攪拌ボールミル。
請求項５から請求項８のいずれか１項に記載の攪拌ボールミルであって、
粉砕体を通過させない一方粉砕または分散された材料を通過させ得る分離手段（１５；１５０ｂ；１５０ｃ；１５０ｄ）が、前記製品排出口（１２）の上流、あるいは、前記製品排出通路（１２０ｂ；１２０ｃ；１２０ｄ）の上流に配置されており、それによって、前記粉砕または分散された材料は、前記分離手段（１５；１５０ｂ；１５０ｃ；１５０ｄ）を介して、実質的に径方向のみに通過することができ、その後、前記製品排出口（１２）あるいは前記製品排出通路（１２０ｂ；１２０ｃ；１２０ｄ）へと進入し得ることを特徴とする攪拌ボールミル。
請求項９に記載の攪拌ボールミルであって、
前記分離手段は、円筒状スクリーンカートリッジ（１５０ｂ；１５０ｃ；１５０ｄ）として設計されており、前記気体排出通路（１４０ｂ；１４０ｃ;１４０ｄ）は、前記スク
リーンカートリッジ（１５０ｂ；１５０ｃ；１５０ｄ）の内部における中心を通って、軸方向に延在することを特徴とする攪拌ボールミル。
請求項１から請求項１０のいずれか１項に記載の攪拌ボールミルであって、
スクリーンが、前記気体排出口（１４）または前記気体排出通路（１４０；１４０ａ；１４０ｂ；１４０ｃ;１４０ｄ）の入口に配置されており、前記スクリーンは、少なくと
も前記粉砕体を前記粉砕室（１０；１０ａ；１０ｂ；１０ｃ；１０ｄ）内で制止するように、設計されていることを特徴とする、攪拌ボールミル。
請求項１から請求項１１のいずれか１項に記載の攪拌ボールミルであって、
前記気体排出部（１４）の出口または前記気体排出通路（１４０ｄ）の出口が、真空容器（２）、および／または、真空ポンプ（３）、に接続されていることを特徴とする、攪拌ボールミル。
請求項１から請求項１２のいずれか１項に記載の攪拌ボールミルであって、
前記攪拌機（１３；１３ａ；１３ｂ；１３ｃ；１３ｄ）は、軸（１３０；１３０ａ；１３０ｂ；１３０ｃ；１３０ｄ）を有しており、該軸（１３０；１３０ａ；１３０ｂ；１３０ｃ；１３０ｄ）は、攪拌手段（１３１；１３１ａ；１３１ｂ；１３１ｃ；１３１ｄ）として、外輪、ディスク、あるいは、当該軸に固定されたピン、を備えることを特徴とする攪拌ボールミル。