JP2011013300A - 記録媒体撮像装置、及び画像形成装置 - Google Patents

記録媒体撮像装置、及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 照射手段の光量補正を行うための基準板は、照射手段と搬送される記録媒体の間に配置されていないため、照射手段の光量を補正するには、記録媒体が無い状態でしか行うことができなかった。
【解決手段】 照射手段と記録媒体の間に内面基準板を配置することで、記録媒体の表面画像を撮像すると同時に内面基準板の表面画像も撮像することができるため、連続プリント中など、紙間が短いような場合でも適宜光量補正を行うことができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、記録媒体を撮像する記録媒体撮像装置、及び画像形成装置に関するものである。
従来、画像形成装置において、画像形成に用いられる記録媒体の種類(普通紙であるか、光沢紙であるか等)を判別するために、記録媒体の表面を撮像する記録媒体撮像装置が導入されることがある。具体的には、特許文献1や特許文献2において提案されているように、記録媒体の表面をCMOSセンサによって撮像して、撮像した映像から表面平滑度を検知して記録媒体の種類を判別するものがある。そして、記録媒体の種類の判別結果を用いて画像形成等の条件を決定する。
このように、記録媒体の表面を撮像する装置においては、精度良く表面画像を撮像するために、照射手段の光量を補正する必要がある。照射手段の光量補正を行う一例として、特許文献3には、記録媒体がない状態において、照射手段からの光を撮像手段に反射するような基準板を設ける構成が提案されている。この基準板からの反射光を利用して光量補正を行う。
特開2002−182518 特開2004−038879 特公平7−113952
しかしながら、従来の構成では、照射手段から照射される光量を補正するには、記録媒体が無い状態でしか行うことができないため、光量補正と記録媒体の表面画像の撮像は別々のタイミングで行うこととなる。そのため、連続してプリントを行うときには、光量補正を行うために記録媒体を搬送しない期間を確保する必要があり、スループットが低下してしまうことがあった。
本出願に係る発明は、以上のような状況に鑑みなされたものであり、スループットを低下させることなく光量補正を行うことを目的とする。
上記目的を達成するために、記録媒体に光を照射する照射手段と、記録媒体からの反射光を表面画像として撮像する撮像手段と、前記照射手段の光量を制御する制御手段と、を備える記録媒体撮像装置であって、前記照射手段からの光が記録媒体にあたり、記録媒体に当たった光が前記撮像手段へ反射される反射部と、前記反射部よりも前記撮像手段側に配置され、前記光量を調整するための基準板と、を有し、前記制御手段は、前記基準板の表面画像に基づき前記光量を制御することを特徴とする。
本発明の構成によれば、スループットを低下させることなく光量補正を行うことが可能となる。
本発明における画像形成装置の構成を示す概略図 本発明における記録媒体撮像装置の構成を示す斜傾図及び横断面図 本発明における記録媒体撮像装置の構成を示す上断面図 本発明における記録媒体撮像装置の制御を示すブロック図 第1の実施形態における記録媒体撮像装置の補正用データを取得するフローチャート 第1の実施形態における記録媒体撮像装置の補正用データの明度分布図 第1の実施形態における記録媒体撮像装置の補正用データ及び表面画像及びシェーディング補正後の表面画像 第1の実施形態における記録媒体撮像装置において記録媒体の種類の判別を行うフローチャート 第1の実施形態におけるシェーディング補正を行ったときの明度の変化を示す図 第1の実施形態における内面基準板の配置が異なる記録媒体撮像装置の構成を示す横断面図 第1の実施形態における複数のLEDが配置された記録媒体撮像装置の構成を示す斜傾図 第1の実施形態における複数のLEDが配置された記録媒体撮像装置の構成を示す上断面図 第2の実施形態における記録媒体撮像装置の光量補正の制御を示したフローチャート 第2の実施形態における記録媒体撮像装置の表面画像取得の制御を示したフローチャート 第3の実施形態における記録媒体撮像装置の表面画像取得の制御を示したフローチャート
以下、図面を用いて本発明の実施の形態について説明する。なお、以下の実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施の形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
(第1の実施形態)
本実施形態の記録媒体撮像装置は、例えば複写機やプリンタ等の画像形成装置で用いることが可能である。図1は、その一例として記録媒体撮像装置を搭載している画像形成装置として、中間転写ベルトを採用し複数の画像形成部を並列にして構成した画像形成装置を示す構成図である。
図1における画像形成装置1の各構成は以下のとおりである。2は、記録媒体Pを収納する給紙カセット2である。3は、記録媒体Pが積載される給紙トレイである。4は、給紙カセット2又は給紙トレイ3から記録媒体Pを給紙する給紙ローラである。4’は、給紙カセット2又は給紙トレイ3から記録媒体Pを給紙する給紙ローラである。5は、給紙された記録媒体Pを搬送する搬送ローラであり、6は搬送ローラ5に対向する搬送対向ローラである。11Y、11M、11C、11Kは、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色の現像剤を担持する夫々の感光ドラムである。12Y、12M、12C、12Kは、感光ドラム11Y、11M、11C、11Kを一様に所定の電位に帯電するための各色用の一次帯電手段としての帯電ローラである。13Y、13M、13C、13Kは、一次帯電手段によって帯電された感光ドラム11Y、11M、11C、11K上に各色の画像データに対応したレーザ光を照射し、静電潜像を形成するための光学ユニットである。
14Y、14M、14C、14Kは、感光ドラム11Y、11M、11C、11K上に形成された静電潜像を可視化するための現像器である。15Y、15M、15C、15Kは、現像器14Y、14M、14C、14K内の現像剤を感光ドラム11Y、11M、11C、11Kと対向する部分に送り出すための現像剤搬送ローラである。16Y、16M、16C、16Kは、感光ドラム11Y、11M、11C、11K上に形成した画像を一次転写する各色用の一次転写ローラである。17は、一次転写された画像を担持する中間転写ベルトである。18は、中間転写ベルト17を駆動する駆動ローラである。19は、中間転写ベルト17上に形成された画像を記録媒体Pに転写するための二次転写ローラであり、20は、二次転写ローラ19に対向する二次転写対向ローラである。21は、記録媒体Pを搬送させながら、記録媒体Pに転写された現像剤像を融解定着させる定着ユニットである。22は、定着ユニット21によって、定着が行われた記録媒体Pを排紙する排紙ローラである。
なお、感光ドラム11Y、11M、11C、11K及び、帯電ローラ12Y、12M、12C、12K及び、現像器14Y、14M、14C、14K及び、現像剤搬送ローラ15Y、15M、15C、15Kは夫々各色毎に一体化されている。このように、感光ドラムと帯電ローラと現像器とを一体化したものをカートリッジといい、各色のカートリッジは画像形成装置1に対して簡易に脱着できるように構成されている。
次に、画像形成装置1の画像形成動作について説明する。不図示のホストコンピュータ等から画像形成装置1に、印刷命令や画像情報等を含んだ印刷データが入力される。すると、画像形成装置1は印刷動作を開始し記録媒体Pは給紙ローラ4又は給紙ローラ4’によって、給紙カセット2又は給紙トレイ3から給紙され搬送路に送り出される。記録媒体Pは、中間転写ベルト17上に形成する画像の形成動作と搬送のタイミングとの同期を取るため、搬送ローラ5及び搬送対向ローラ6に一旦停止して画像形成が行われるまで待機する。記録媒体Pが給紙される動作と共に、画像形成動作として、感光ドラム11Y、11M、11C、11Kは帯電ローラ12Y、12M、12C、12Kによって、一定の電位に帯電される。入力された印刷データにあわせて光学ユニット13Y、13M、13C、13Kは、帯電された感光ドラム11Y、11M、11C、11Kの表面をレーザビームによって露光走査して静電潜像を形成する。形成した静電潜像を可視化するために現像器14Y、14M、14C、14K及び現像剤搬送ローラ15Y、15M、15C、15Kによって現像を行う。感光ドラム11Y、11M、11C、11Kの表面に形成された静電潜像は、現像器14Y、14M、14C、14Kにより夫々の色で画像として現像される。感光ドラム11Y、11M、11C、11Kは、中間転写ベルト17と接触しており、中間転写ベルト17の回転と同期して回転する。現像された各画像は、一次転写ローラ16Y、16M、16C、16Kにより中間転写ベルト17上に順次多重転写される。そして、二次転写ローラ19及び二次転写対向ローラ20により記録媒体P上に二次転写される。
その後、画像形成動作に同期して、記録媒体P上に二次転写を行うため、記録媒体Pは二次転写部へと搬送される。記録媒体Pは、二次転写ローラ19及び二次転写対向ローラ20により、中間転写ベルト17上に形成された画像を転写される。記録媒体Pに転写された現像剤画像は、定着ローラ等から構成される定着ユニット21によって定着される。定着された記録媒体Pは排紙ローラ22によって不図示の排紙トレイに排出され、画像形成動作を終了する。
図1の画像形成装置において、本発明の記録媒体撮像装置40は搬送ローラ5及び搬送対向ローラ6よりも上流側に配置されており、給紙カセット2等から搬送された記録媒体Pの表面平滑性を反映した情報を検出することが可能である。本実施形態において記録媒体撮像装置40による判別は、記録媒体Pが給紙カセット2等から画像形成装置内に送り出され、搬送ローラ5及び搬送対向ローラ6に挟持される前に搬送されているとき又は、搬送ローラ5及び搬送対向ローラ6に挟持されて搬送されているときに行われる。これは、本発明の記録媒体撮像装置40は、ラインセンサを用いているためである。従来の撮像装置はエリアセンサで記録媒体Pを停止させて撮像しているため、予め撮像される範囲は決められていた。本実施形態の記録媒体撮像装置40は、搬送中の記録媒体Pをラインセンサで撮像することで、記録媒体Pの判別に必要な表面画像の範囲を適宜変更して撮像することが可能となる。
次に、本願発明の一実施形態による記録媒体撮像装置40について図2、図3を用いて説明する。図2(a)は表面平滑度を反映した表面画像を得るための記録媒体撮像装置40の構成を示している。図2(b)は図2(a)の横断面視図であり、図3は図2(a)の上面視図である。
図2で示している記録媒体撮像装置40は、以下のものを備える。41は、記録媒体Pの表面に光を照射する照射手段であるLEDである。42は、照射手段から照射された光によって記録媒体Pの表面から反射する反射光を結像する結像手段である結像レンズである。43は、結像手段により結像された光を撮像する撮像手段であるCMOSラインセンサである。LED41から照射された光が記録媒体Pにあたって、光が反射するところが反射部であり、反射部で反射された反射光は、CMOSラインセンサ43により、表面画像として撮像される。46a、46bは、照射手段の光が照射可能な領域の端で、反射部より撮像手段側に位置している基準板(以下、内面基準板46aと内面基準板46bとする)である。47は、結像レンズ42及びLED41を保護する保護部材である。内面基準板46a、46bは、照射手段の光が照射可能な領域の端で、結像レンズ42側の保護部材47の表面に配置されている。記録媒体Pを搬送する機構は、記録媒体Pを搬送する搬送ローラ5と、それに対向して設けられた搬送対向ローラ6と記録媒体Pの搬送路を形成する不図示の搬送ガイドを備えている。なお、ここでは、内面基準板46a、46bは保護部材47の表面に配置されているが、例えば保護部材47がないような場合は、画像形成装置本体のモールド部材等に配置することも可能である。
図2(b)に示しているように、結像レンズ42及びCMOSラインセンサ43は、記録媒体Pの搬送方向と直交するように配置されている。これにより、LED41から照射された光によって、記録媒体Pの表面から反射する反射光と、内面基準板46a、46bから反射する反射光を同時に撮像可能である。LED41は、記録媒体Pの表面に対して10度の角度で光を照射できるように配置されている。その際、LED41は、内面基準板46a、46bも照射するように配置されている。なお、この角度は一例であり、記録媒体Pの判別に十分な画像が得られる角度であれば、必ずしも10度の角度に限定されるものではない。また、照射手段として、白色LEDを用いたが、記録媒体Pを照射することが可能であれば、白色LEDに限定されるものではない。また、撮像手段として、CMOSラインセンサ43を用いたが、これに限定されるものではなく2次元のエリアセンサ等を用いることも可能である。
図3に示しているように、LED41は理想的な取り付け位置として、CMOSラインセンサ43の中央部分に対して光軸が垂直になるように配置する。ただし、LED41の取り付け精度を鑑み、必ずしも垂直になる必要は無く、内面基準板46a、46bに光が照射されていれば良い。記録媒体照射範囲は、記録媒体Pの表面情報を取得する領域を表しており、記録媒体有効画像範囲は、LED41から照射された光の明度分布に基づき、記録媒体Pの種類の判別に用いるための表面画像の範囲を示したものである。この明度分布のうち、閾値を超えた明度の範囲を記録媒体有効画像範囲とする。ここでの閾値は記録媒体Pの判別精度を満たす値であれば良く、例えばLED41の種類、LED41とCMOSラインセンサ43との距離等に応じて適宜設定可能である。本実施形態では閾値の一例として、CMOSラインセンサ43の撮像取込の最短時間と乱反射率を加味し、明度を180(明度強度は256階調(0(暗)〜255(明)とした場合である)とした。この記録媒体有効画像範囲内の表面画像を記録媒体Pの種類の判別に用いる。また、内面基準板46a、46bにおける内面基準板照射範囲a、bは、夫々の内面基準板46a、46bの表面情報を取得する領域を表している。内面基準板有効画像範囲a、bは、夫々の内面基準板46a、46bからの反射光量を算出するために用いる領域である。
図4は記録媒体撮像装置40の動作制御ブロック図の一例である。搬送されている記録媒体Pの表面に対してLED41から光を照射する。記録媒体Pからの反射光を結像レンズ42を介してCMOSラインセンサ43で表面画像を撮像する。CMOSラインセンサ43で撮像した記録媒体Pの表面画像を判別処理部45へ出力する。
判別処理部45は、受け取った記録媒体Pの表面画像をA−D変換451においてA−D変換し、記録媒体Pの搬送方向と直交する同一直線上の画像を得る。本実施形態では、8ビットA−D変換ICを使用し、A−D変換451は0から255の値を出力する。画像抽出452及び記憶領域455において、受け取った記録媒体Pの表面画像を搬送方向へつなぎ合わせ、2次元の表面画像を取得する。本実施形態では、記録媒体Pの搬送速度を80mm/秒とし、CMOSラインセンサ43の解像度を1ラインの600dpi(1ドットあたり約42μm)とした。そのため、画像サイズは118ドット×118ドットとなり、記録媒体Pの5mm×5mm相当の領域が撮像できる。CMOSラインセンサ43の撮像は、42μm/(80mm/秒)で行い、約530μsec間隔以上で行う。これにより、記録媒体P上の撮像エリアが重複せずに撮像することができる。
得られた2次元の表面画像から記憶領域455に記憶されている光軸や有効画像範囲等の情報に基づき、記録媒体Pの種類の判別に用いる表面画像の抽出を行う。このとき、記録媒体Pの種類を判別するために、表面画像をシェーディング補正する。特徴量算出453では、抽出された表面画像から特徴量の算出を行う。紙種判別454において、特徴量算出453で算出された結果に基づき紙種の判別を行う。紙種判別454の結果を制御部10の画像形成条件制御部101に出力し、判別した結果に基づいて画像形成条件を制御する。画像形成条件とは、転写電圧や記録媒体Pの搬送速度、定着器の温度等の条件である。例えば、紙種判別の結果、ラフ紙と判別された場合、普通紙の画像形成条件と比べ定着性がよくないので、記録媒体Pの搬送速度を遅くして定着ユニット21での定着時間を増やしたり、定着温度を高くしたりする等の制御を行う。記憶領域455には、LED41を発光制御する電流値や後述する光量調整時に必要な光量目標値、後述する光量ムラを補正するために使用されるLED41のOFF時の暗電流データとLED41のON時の光量ムラデータを記憶している。また、LED41のON時の光量ムラデータのうち、内面基準板46a、46bの出力に相当するデータの画素範囲とその光量値やLED41の光軸に相当するデータの画素範囲とその光量値も記憶している。
記録媒体Pの表面画像を取得するために、まずLED41の光量調整及び光量ムラデータの取得を行う方法について、図5のフローチャートを用いて説明する。LED41の光量調整をする理由は、光量過多の場合、記録媒体Pからの反射光が多くなり、取得した表面画像が明るくなりすぎてしまい、画像の特徴量が正しく得られない可能性があるからである。また光量不足の場合、取得した表面画像が暗くなりすぎてしまい、画像の特徴量が正しく得られない可能性があるからである。また、LED41は経時変化によって発光光量が低下してくる。このため、表面画像の撮像に適した光量でLED41を発光するように調整を行う。
光量の低下を細かく制御するためには、例えば記録媒体Pを1枚撮像する毎に光量補正をすることが理想である。従来例では、光量補正と表面画像の撮像を別々のタイミングで行っていたため、光量補正を行うたびに記録媒体を搬送しない期間を確保しなければならないため、スループットが低下してしまっていた。本実施形態では、内面基準板46a、46bが記録媒体PとCMOSラインセンサ43の間に配置されていることによって、記録媒体Pの表面画像の撮像を行う期間内で内面基準板46a、46bの表面画像の撮像も可能となる。これにより、連続プリント中で紙間が短い場合等においても内面基準板46a、46bの表面画像に基づき、スループットを低下させることなく光量補正を行うことが可能となる。なお、ここでは記録媒体Pを1枚撮像することに光量補正を行うとしたが、光量補正を行うタイミングは適宜設定可能である。また、ここでは光量補正を行った次の記録媒体Pの撮像から補正した光量を用いて撮像を行うとしたが、光量補正した結果を反映するタイミングは適宜設定可能である。
さらに、光量ムラデータの取得を行い、シェーディング補正をする理由は、LED41の光量を適切に調整しても、有効画像範囲内を均一な光量で照射することは困難だからである。このため、有効画像範囲内で光量差が生じ、光量差によって有効画像範囲内の部分ごとの表面画像にばらつきが出てしまう。この影響を低減するためにシェーディング補正を行う。なお、本実施形態では、工場出荷時等において、基準となる記録媒体又は基準となる基準板によって、シェーディング補正用の初期データを取得する。
シーケンス100では、補正用データの取得を開始する。シーケンス101により、LED41をOFFした状態でCMOSラインセンサ43を用いて表面画像を取得し、暗電流データとして配列B[0]〜B[i_max]に出力する。この暗電流データは外乱光などのノイズを除去するための明度情報であり、後述するシェーディング補正における黒(暗部)基準として用いる。暗電流データは、CMOSラインセンサ43で複数回撮像を行い、画素ごとに平均値を算出することにより求める。本実施形態では、CMOSラインセンサ43は600dpiで468画素であるため、i_max=468−1とし、測定回数を5回とした。各測定で得られた出力を夫々B1〜B5と表すと、(B1+B2+B3+B4+B5)/5=Bとなる。
シーケンス102では、LED41の光量補正を行う。まずLED41の発光電流値(以下、I_ledとする)を設定し、発光させる。I_ledの値は、記憶領域455に格納されている値LED_currentを用いる。LED_currentは0又は所定のデフォルト値を用いる。本実施形態では、一例としてLED41をPWM(Pulse Width Modulation)制御で発光させ、制御するPWM値はDUTY50%をデフォルト値とした。
シーケンス103では、LED41を発光させてCMOSラインセンサ43を用いて画像を取得する。ここでは、記録媒体有効画像範囲に初期データの基準となる基準板を配置し、基準板と内面基準板46a、bの表面に対して光を照射する。夫々の反射光をCMOSラインセンサ43にて撮像し、基準板の表面画像から明度情報を取得し、配列W[0]〜W[i_max]に出力することで、CMOSラインセンサ43方向の1ライン分の明度情報を求める。i_maxは上述したi_max=468−1としている。
シーケンス104では、得られた基準板の表面画像から光軸の検出を行う。これは、後述する記録媒体Pの種類を判別するための記録媒体有効画像範囲を選択するためである。光軸は、基準板の画像領域内の1ライン分の明度分布のうち、明度が一番大きい(明るい)画素とする。本実施形態では、光軸Tは明度分布W[0]〜W[i_max]の移動平均WA(WA[i]=(W[i−1]+W[i]+W[i+1])/3、i=1〜466)を算出し、WAが最大となるi画素を光軸Tとしている。
シーケンス105では、求められた光軸の画素から記録媒体有効画像範囲を求める。記録媒体有効画像範囲は、明度分布のうちある閾値以上の明度を持つ画素とする。そして、先ほど求めた光軸を中心として予め記憶されている判別に用いるセンサ方向の必要画素数dot_w分を記録媒体有効画像範囲とする。光軸の画素がTである場合、記録媒体有効画像範囲はT−dot_w/2からT+dot_w/2−1となる。ただし、記録媒体有効画像範囲は自然数であり、記録媒体照射範囲内である条件がある。
シーケンス106では、光量補正量算出456は、記録媒体有効画像範囲における表面画像全体の明度の平均値を算出する。本実施形態では、W[T−dot_w/2]〜W[T+dot_w/2−1]の平均値としている。算出した値が記憶領域455に記憶されている所望の光量補正値になるように、シーケンス107ではLED41のI_ledの値を調整する。算出した値が、所望の値に足りないと判断されれば、LED41のI_ledの値を上げて調整を行う。複数回測定を繰り返すことで、所望の値に近付けていく。調整を行い、明度の平均値が所望の値となると終了する。本実施形態では、初期データの基準となる基準板での光量補正値はCMOSラインセンサ43の撮像取込の最短時間と乱反射率を加味し、192(明度強度は256階調(0(暗)〜255(明))とした場合である)とした。また、算出した明度の平均値が変化しない場合、LED41の光量は最大であると判断して、調整を終了する。
シーケンス107を満たした場合のCMOSラインセンサ43の出力を図6に示す。また図7(a)に搬送方向の有効画素数を42とした場合の表面画像を示す。両端の出力が内面基準板46a、46bの表面画像を表し、中央の出力が初期基準板の表面画像を表している。このときの光軸は画素位置232、記録媒体有効画像範囲は画素位置173から290となった。記録媒体有効画像範囲は、閾値より大きな明度を持つ範囲として選択した。ここでは、閾値は180としたが、これは記録媒体Pの種類の判別精度に応じて、適宜設定可能である。また、このとき図6のグラフで、画素位置65乃至90と画素位置380乃至405の範囲において、明度が高くなっている。本実施形態では、この範囲は内面基準板46a、46bの端部にあたる部分であり、内面基準板46a、46bは保護部材47としてのガラスに接している構成となっている。そのため、LED41からの光が保護部材47と内面基準板46a、46bの端部で反射し、さらにCMOSラインセンサ43の方へ反射しているため、明度が高くなっている。図7(a)においても、両端に明度の高い部分が撮像されていることを見ることができる。そのため、この範囲も記録媒体有効画像範囲の閾値を超える範囲ではあるが、閾値を超えている画素数が少なく、局所的に明度が高くなっているだけであると判断できるので記録媒体有効画像範囲として使用しない。
シーケンス108では、シーケンス107の条件を満たした時のLED41の発光電流値I_ledをLED_currentとして保存する。シーケンス109では、光軸の画素T、記録媒体有効画像範囲の画素Rdot(=T−dot_w/2)を保存する。シーケンス110では、記録媒体有効画像範囲の光量値LVr(W[Rdot]〜W[Rdot+dot_w−1]の平均値)、記録媒体有効画像範囲の表面情報(W[Rdot]〜W[Rdot+dot_w−1])を配列DW[0]〜DW[dot_w−1]に格納する。そして、記録媒体有効画像範囲の暗電流データ(B[Rdot]〜B[Rdot+dot_w−1])を配列DB[0]〜DB[dot_w−1]に格納する。シーケンス111では、内面基準板有効画像範囲aの画素ref_a1乃至ref_a2と光量値LVra(内面基準板有効画像範囲W[ref_a1]〜W[ref_a2]の平均値)と内面基準板有効画像範囲bの画素ref_b1乃至ref_b2と光量値LVrb(内面基準板有効画像範囲W[ref_b1]〜W[ref_b2]の平均値)を記憶領域455に保存する。内面基準板有効画像範囲a、bとして用いる画素は、内面基準板の反射率やLED41の照射角度、配置構成等を加味して、明度が50から100の範囲とした。内面基準板46a、46bの明度とは、図6の内面基準板有効画像範囲における明度の平均値である。本実施形態では、CMOSラインセンサ43の両端に内面基準板46a、46bを配置しているため、2つの光量値を算出する。これらのデータを1つの補正用データとして、記憶領域455に記憶しておく。内面基準板有効画像範囲a、bの表面画像は、LED41の光量を表しており、この光量を一定にすることで、LED41の光量の変動を補正することができる。
次に、記録媒体Pの表面画像を取得する制御について説明する。記憶領域455で記憶されているLED発光電流値に基づき、LED41は搬送中の記録媒体Pに対して光を照射する。記録媒体Pからの反射光をCMOSラインセンサ43で撮像し、判別処理部45に記録媒体Pの表面画像を出力する。判別処理部45はCMOSラインセンサ43から記録媒体Pの表面画像を受け取ると、電圧信号をA−D変換し、記録媒体Pの搬送方向と直交する同一直線上の画像を得る。判別処理部45が受け取った記録媒体Pの表面画像は、両端に配置された内面基準板46a、46bの表面画像も同時に取得している。内面基準板46a、46bの表面画像から、LED41が記録媒体Pに対して照射した光量を算出することができるため、記録媒体Pの撮像時の光量を検知することが可能となる。そのため、従来は記録媒体Pを撮像する前に記録媒体Pが搬送されていない状態で行っていた光量補正を、記録媒体Pの表面画像を撮像しながら光量補正も行うことが可能となった。よって、記録媒体Pの表面画像を撮像中のLED41の光量を検知して、適切な光量に補正することが可能となる。
次に、撮像した記録媒体Pの表面画像に基づき、記録媒体Pの種類の判別方法について、図8のフローチャートを用いて説明する。シーケンス200では、画像の取得を開始する。シーケンス201では、予め記憶されているLED発光電流値LED_currentに基づき、LED41は搬送されている記録媒体P及び内面基準板46a、46bに対して光を照射する。
シーケンス202はで、記録媒体P及び内面基準板46a、46bからの反射光をCMOSラインセンサ43にて撮像し、判別処理部45に記録媒体P及び内面基準板46a、46bの表面画像を出力する。記録媒体Pの表面画像の明度を配列POj[0]〜POj[i_max]に出力する。判別処理部45は受け取った記録媒体Pの表面画像を搬送方向へつなぎ合わせることにより、2次元の表面画像を取得する。なお、配列中のjは搬送方向の画素位置を表している。
シーケンス203では、得られた内面基準板46a、46bの表面画像に基づきLED41の光量値LVa、LVbの算出を行う。LVaは、内面基準板有効画像範囲aの画素ref_a1乃至ref_a2の出力であるPOj[ref_a1]〜POj[ref_a2]の平均値である。LVbは、内面基準板有効画像範囲bの画素ref_b1乃至ref_b2の出力POj[ref_b1]〜POj[ref_b2]の平均値である。シーケンス204では、算出した光量値LVa、LVbと予め記憶してある内面基準板46a、46bの光量値LVra、LVrbと夫々比較し、I_ledの補正を行う。比較した結果、例えば算出した光量値LVaが予め記憶された光量値LVraより小さい場合、LED発光電流値を大きくしてLED41の光量値を上げる制御を行う。また、算出した光量値LVaと予め記憶された光量値LVraの光量差と、算出した光量値LVbと予め記憶された光量値LVrbの光量差の光量差が大きい結果に基づいて、LED発光電流値の制御を行う。また、算出した光量値LVa、LVbが記憶された光量値LVra、LVrbとの差が±3%以内となると、処理を終了する。
シーケンス205では、予め記憶されている搬送方向の必要画素数dot_hを取得するまで、シーケンス202乃至204を繰り返す。シーケンス206では、最後に記録媒体Pの表面画像を撮像した時のI_ledを保存する。これを次の記録媒体Pの表面画像を取得するときに使用するので、次の撮像時に光量補正の制御をすることなく表面画像の撮像ができる。また、この内面基準板46a、46bの表面画像により、記録媒体Pの表面画像を撮像しながらLED41の光量補正を行うことができ、連続プリント中で紙間が短い場合等においてもより精度の良い記録媒体Pの表面画像を得ることができる。図7(b)は、内面基準板46a、46bの表面画像と記録媒体Pの表面画像を撮像した画像である。画像の中央部分が記録媒体Pの表面画像であり、両端部の画像が内面基準板46a、46bの表面画像である。この表面画像のうち、記録媒体Pの表面画像を用いて記録媒体Pの種類の判別を行い、内面基準板46a、46bの表面画像を用いてLED41の光量補正を行うものである。
シーケンス207では、得られた記録媒体Pの表面画像の光量ムラを補正するシェーディング補正を行う。シェーディング補正は、LED41のOFF時の暗電流データDBと初期基準板データDWに基づいて行う。LED41の光量ムラは上述した図6の明度分布である。図9にシェーディング補正の動作における出力値の関係を示す。(a)は基準データの明度分布、(b)はシェーディング補正前の明度分布、(c)はシェーディング補正後の明度分布である。基準データは予め記憶されている光量ムラの補正データである。この明度分布に基づき、記録媒体有効画像範囲の各画素の値が192に近くなるように各画素の出力値の比を算出する。算出した各画素の比を記録媒体Pの表面画像の各画素に対して掛けて演算することでシェーディング補正を行う。すると、図9(c)に示したように、シェーディング補正後の記録媒体Pの表面画像は、光量ムラが低減されている。
なお、シェーディング補正の方法は、従来知られている方法によって行うことができるため、詳細な説明は省略する。シェーディング補正後のデータをDj[0]〜Dj[dot_w−1]とし、jライン目i画素の光量ムラを補正する方法について説明する。まず、暗電流ノイズの影響を除去するために、POj[i]―DB[i]を行う。次に光量ムラの影響を除去するために、得られた結果に対して、予め決められた光量補正値(ここでは、192とした)に光量値を合わせる。すると、Dj[i]=(POj[i]―DB[i])×192/DW[i]を行うことになる。シェーディング補正を行った表面画像を図7(c)に示す。画像の中央部分が記録媒体Pの表面画像であり、両端部の画像が内面基準板46a、46bの表面画像である。このシェーディング補正後の画像から、先の図7(b)の表面画像と比べると光量ムラが補正された画像となっていることがわかる。
シーケンス208では、シェーディング補正を行った表面画像から表面の凹凸の特徴量を算出する。算出方法は、表面画像の各画素の明度をヒストグラム化し、明度分布の標準偏差とした。補正のデータDj[i]の全データ(i=0〜dot_w−1、j=0〜dot_h−1)の平均値をDAとすると、標準偏差とは、(((Dj[i]−DA)の2乗)の総和÷個数)の平方根で求められる。シーケンス209では、得られた特徴量に基づき、記録媒体Pの種類の判別を行い、制御部10中の画像形成条件制御部101に判別結果を出力する。得られた特徴量と予め記憶されている記録媒体Pの種類を特定するための出力値とを比較し、記録媒体Pの種類を判別する。画像形成条件制御部101は得られた記録媒体Pの種類に基づいて、画像形成条件を制御する。なお、ここでは記録媒体Pの表面画像を取得した後、シェーディング補正を行う例を示したが、各ラインで表面画像を取得した後、シェーディング補正を行ってもよい。
ここまでは、保護部材47に内面基準板46a、46bが接している構成について説明してきたが、図10に示すように保護部材47の表面に内面基準板46a、46bを配置しても良い。また、照射手段として複数の光源を持つ場合の内面基準板46a、46bの構成を図11及び図12に示す。図11は複数の光源を持つ場合の斜視図であり、図2(a)の斜視図との差異は、照射手段であるLED41a、41bが複数あることと、LED41a、41bから照射された光を任意の方向に導くスリット構造部材44が配置されていることである。図12は、横断面視図であり、図3の横断面視図との差異は、図11と同様にLED41の数とスリット構造部材44が配置されていることである。LED41aの光軸は記録媒体Pの搬送方向に対して反時計回りに45度(+45度)となるように配置され、LED41bの光軸は記録媒体Pの搬送方向に対して時計回りに45度(−45度)となるように配置されている。スリット構造部材44は、LED41aを光源とする光と、LED41bを光源とする光とが、同一の領域を照射することを防止し、記録媒体Pの表面に精度良く光を照射するために、LED41a、41bの照射方向を制限している。内面基準板46a、46bは、LED41a、41bの夫々に対応しており、夫々のLED41a、41bの光軸より外側(CMOSラインセンサの端部側)に配置されている。外側に配置しているのは、内面基準板46a、46bを内側(CMOSラインセンサの中央部側)に配した場合、記録媒体Pへの照射を遮光することになり、記録媒体Pの表面画像に影として現れてしまうためである。
このように、照射手段として複数の光源を持つ場合においても、内面基準板46a、46bが記録媒体PとCMOSラインセンサ43の間に配置されていることによって、記録媒体Pの表面画像の撮像を行う期間内で内面基準板46a、46bの表面画像も撮像することが可能となる。これにより、連続プリント中で紙間が短い場合等においても内面基準板46a、46bの表面画像に基づき光量補正を行うことが可能となる。
(第2の実施形態)
本実施形態の構成は、第1の実施形態で説明した図1乃至図4で実施可能であるため、ここでの説明は省略する。本実施形態では、光量補正を行う際に、LED41a、41bの光量を変化させるのではなく、シェーディング補正を行うための光量ムラデータを光量に合わせて適宜選択することで、精度の良い表面画像を撮像するものである。
本実施形態における光量補正の動作を図13のフローチャートを用いて説明する。シーケンス300では、光量補正を開始する。シーケンス301では、LED41をOFFした状態でCMOSラインセンサ43を用いて表面画像を取得し、暗電流データとして配列B[0]〜B[i_max]に出力する。シーケンス302では、LED41は予め記憶されているI_ledに基づいて内面基準板46a、46bに対して光を照射する。I_ledの値は、記憶領域455に格納されている値LED_currentを用いる。光量補正が1度以上行われている場合、LED_currentに値が保存されているため、以下に示すシーケンス303乃至305のループの制御回数を低減させることができる。
シーケンス303では、内面基準板46a、46bからの反射光をCMOSラインセンサ43にて撮像し、内面基準板46a、46bの表面情報を得る。得られたデータは配列PO[ref_a1]〜PO[ref_a2]とPO[ref_b1]〜PO[ref_b2]に夫々出力される。シーケンス304では、得られた内面基準板46a、46bの表面画像に基づきLED41の光量値の算出を行う。光量値は、上述したように内面基準板46の表面画像の平均値として算出する。
シーケンス305では、算出した光量値LVa、LVbと予め記憶してある内面基準板46a、46bの光量値LVra、LVrbと夫々比較し、I_ledの補正を行う。算出した光量値LVa、LVbと、予め記憶された光量値LVra、LVrbとの比較は、先の図8におけるシーケンス204と同様のため、ここでの説明は省略する。シーケンス306では、シーケンス305の条件を満たした時のI_ledをLED_currentとして値を更新し、この値に基づいて記録媒体Pの表面画像を取得する。
次に、記録媒体Pの表面画像の取得と、取得した表面画像をシェーディング補正する方法について図14のフローチャートを用いて説明する。シーケンス400では、表面画像の取得を開始する。シーケンス401では、上述した光量補正によって求められたLED_currentに基づき、LED41は搬送されている記録媒体P及び内面基準板46a、46bに対して光を照射する。シーケンス402はで、記録媒体P及び内面基準板46a、46bからの反射光をCMOSラインセンサ43で撮像し、記録媒体P及び内面基準板46a、46bの表面画像POj[0]〜POj[i_max]を得る。
シーケンス403では、得られた内面基準板46a、46bの表面画像に基づきLED41の光量値LVa、LBbの算出を行う。ここで、本実施形態においては、内面基準板46a、46bの表面情報から算出した光量値を用いてLED41の光量値LVa、LBbの光量補正を行わない。LED41の光量値LVa、LBbに応じて、最適な記録媒体有効画像範囲の光量ムラデータを選択し、表面画像のシェーディング補正を行うことで、記録媒体Pの表面画像を取得する。ここで、LED41の光量値LVa、LBbに応じた最適な光量ムラデータが選択できるように、初期調整用の記録媒体、又は初期調整用の基準板に対して複数の異なるLED発光電流値で照射した場合の光量ムラデータを予め記憶領域455に記憶しておく。本実施形態では、記録媒体有効画像範囲の光量値が160と176、192、208、224になったときの光量ムラデータを保存したが、この光量に限られるものではない。このとき、光量ムラデータの取得と同時に、内面基準板46a、46bの光量値LVa、LVbも光量ムラデータと対応して保存する。このように、本実施形態においては、LED41の光量値LVa、LBbに応じた光量ムラデータを用いてシェーディング補正を行うことで、LED41の光量補正を行うことなく精度の良い記録媒体Pの表面画像を得ることができる。
シーケンス404では、予め記憶されている複数の異なるLED発光電流値の光で照射して取得した複数の光量ムラデータから最適なシェーディング補正用データの選択を行う。選択方法として、記憶されている複数の内面基準板46a、46bの光量値とシーケンス403で算出したLVa、LVbの光量値との比較を行う。そして、光量値が一致するか最も近い値の内面基準板46a、46bの光量値LVra、LVrbを選択する。選択された光量値LVra、LVrbに記憶されている記録媒体有効画像範囲の光量ムラデータDW[Rdot]〜DW[Rdot+dot_w−1]をシェーディング補正に用いる。
シーケンス405では、上述したLED41のOFF時の暗電流データDBと選択された補正用データDWに基づいて、記録媒体Pの表面画像に対してシェーディング補正を行う。シェーディング補正の方法は、第1の実施形態と同様であるため、ここでの説明は省略する。シーケンス406では、予め記憶されている搬送方向の必要画素数dot_hを取得するまで、シーケンス402乃至405を繰り返す。これにより、LED41の光量値に応じた光量ムラデータを用いてシェーディング補正を行えるので精度の良い記録媒体Pの表面画像を得ることができる。
ここでは、予め複数のLED発光電流値の光で照射した場合の光量ムラデータを取得し、LED41の光量値LVa、LBbに応じて、シェーディング補正を行う方法を示した。このように、光量補正を行わずにシェーディング補正を行う他の方法として、内面基準板46a、46bの表面画像の光量値と光量ムラに基づき、記録媒体有効画像範囲の光量値と光量ムラの分布を算出し、シェーディング補正を行う方法も可能である。この方法は、予め光量ムラデータを複数記憶しておく必要がなくなるため、記憶領域を削減することができる。
(第3の実施形態)
本実施形態の構成は、第1の実施形態で説明した図1乃至図4で実施可能であるため、ここでの説明は省略する。本実施形態では、光量補正を行う際に、記録媒体Pの白色度に応じて光量を調整することで、精度の良い表面画像を撮像するものである。内面基準板46a、46bを用いることで記録媒体Pの表面画像に基づき明度の基準ができるため、記録媒体Pの白色度を検出することができる。例えば、再生紙等の白色度が低い紙は、CMOSラインセンサ43の出力が全体的に低くなるため、表面画像の凹凸が潰れ、実際より平滑な紙種に判別されてしまう可能性がある。このような場合でも、搬送されている記録媒体Pの白色度を検知し、予め設定した白色度と比較して低い又は高いと判断された場合は、LED41の発光電流値を変化させ、光量値を変更する。再生紙等の白色度の低い記録媒体Pや正反射の高い記録媒体Pに対して、LED41の光量値を上げて照射することで、記録媒体Pの表面画像を精度良く撮像することができる。
本実施形態における記録媒体Pの表面画像の取得について図15のフローチャートを用いて説明する。シーケンス500乃至シーケンス502は、先の第2の実施形態における図13のシーケンス300乃至シーケンス302と同様のため、ここでの説明は省略する。
シーケンス503では、記録媒体Pからの反射光をCMOSラインセンサ43にて撮像し、記録媒体Pの表面画像PO[Rdot]〜PO[Rdot+dot_w−1]を得る。シーケンス504では、得られた記録媒体Pの表面画像に基づき記録媒体有効画像範囲の光量値LVを算出する。LVは、上述したように記録媒体Pの有効画像範囲の表面画像の平均値として算出する。
シーケンス505では、LVと予め記憶されている光量値LVrと比較し、条件を満たしていない場合はI_ledを変化させて、再度測定を行う。シーケンス505の条件を満たした時のI_ledをLED_currentとして値を更新し、この値に基づいて記録媒体Pの表面画像を取得する。また、更新されたLED_currentと記録媒体Pの白色度は対応しているため、LED_currentに基づいて記録媒体Pの種類の判別を行うことができる。
シーケンス506では、LED41は更新したLED_currentに基づき、記録媒体P及び内面基準板46a、46bに対して光を照射する。記録媒体P及び内面基準板46a、46bからの反射光をCMOSラインセンサ43にて撮像し、記録媒体P及び内面基準板46a、46bの表面情報POj[0]〜POj[i_max]を得る。シーケンス507では、得られた内面基準板46a、46bの表面画像に基づき、夫々の光量値LVa、LVbの算出を行う。光量値LVa、LVbは、内面基準板46a、46bの表面画像POj[ref_a1]〜POj[ref_a2]の平均値及びPOj[ref_b1]〜POj[ref_b2]の平均値として算出する。
シーケンス508では、予め記憶されている複数のLED_cuurentの光で照射した補正用データから最適な補正用データの選択を行う。選択方法として、記憶されている複数の内面基準板46a、46bの光量値とシーケンス507で算出したLVa、LVbの光量値との比較を行う。そして、光量値が一致するか最も近い値の内面基準板46a、46bの光量値LVra、LVrbを選択する。選択された光量値LVra、LVrbに記憶されている記録媒体有効画像範囲の光量ムラデータDW[Rdot]〜DW[Rdot+dot_w−1]をシェーディング補正に用いる。
シーケンス509では、上述したLED41のOFF時の暗電流データDBと選択された補正用データに基づいて、記録媒体Pの表面画像に対してシェーディング補正を行う。シェーディング補正の方法は、上述した第1の実施形態と同様であるため、ここでの説明は省略する。シーケンス510では、予め記憶されている搬送方向の必要画素数dot_hを取得するまで、シーケンス506から508を繰り返す。これにより、LED41の光量値に応じた光量ムラデータを用いてシェーディング補正を行えるので精度の良い記録媒体Pの表面画像を得ることができる。
このように、表面画像から得られたLED_currentと記録媒体Pの表面画像という2つのパラメータに基づき、記録媒体Pの種類の判別を行うことができる。表面画像と白色度の2つの特長量に基づき記録媒体の種類の判別を行うことで、精度良く記録媒体Pの判別を行うことができる。
1 画像形成装置
40 記録媒体撮像装置
41 LED
42 結像レンズ
43 CMOSラインセンサ
44 スリット構造部材
45 判別処理部
46a、46b 内面基準板
47 保護部材

Claims (21)

  1. 記録媒体に光を照射する照射手段と、
    記録媒体からの反射光を表面画像として撮像する撮像手段と、
    前記照射手段の光量を制御する制御手段と、を備える記録媒体撮像装置であって、
    前記照射手段からの光が記録媒体にあたり、記録媒体に当たった光が前記撮像手段へ反射される反射部と、
    前記反射部よりも前記撮像手段側に配置され、前記光量を調整するための基準板と、を有し、
    前記制御手段は、前記基準板の表面画像に基づき前記光量を制御することを特徴とする記録媒体撮像装置。
  2. 前記撮像手段は、記録媒体が前記反射部にあるときに、前記基準板からの反射光を表面画像として撮像することを特徴とする請求項1に記載の記録媒体撮像装置。
  3. 前記制御手段は、前記撮像手段が撮像した表面画像のうち、記録媒体の表面画像に基づき記録媒体の種類の判別を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の記録媒体撮像装置。
  4. 前記撮像手段は、記録媒体からの反射光と前記基準板からの反射光を同時に撮像することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の記録媒体撮像装置。
  5. 前記制御手段は、表面画像を撮像した記録媒体の次の記録媒体の表面画像を撮像する際に、前記基準板の表面画像に基づき前記光量を制御し前記照射手段から光を照射させることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の記録媒体撮像装置。
  6. 前記制御手段は、前記基準板の端部からの反射光に対応する前記表面画像を除いて、前記光量の制御及び記録媒体の種類の判別を行うことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の記録媒体撮像装置。
  7. 前記制御手段は、前記撮像手段が撮像した前記基準板の表面画像と記録媒体の表面画像を比較することで記録媒体の白色度を求め、前記表面画像と前記白色度に基づき記録媒体の種類の判別を行うことを特徴とする請求項3に記載の記録媒体撮像装置。
  8. 記録媒体に光を照射する照射手段と、
    記録媒体からの反射光を表面画像として撮像する撮像手段と、
    前記表面画像に基づき前記照射手段の光量を検知する制御手段と、を備える記録媒体撮像装置であって、
    前記光量に応じた補正データを記憶する記憶手段と、
    前記照射手段からの光が記録媒体にあたり、記録媒体に当たった光が前記撮像手段へ反射される反射部と、
    前記反射部よりも前記撮像手段側に配置され、前記光量を検知するための基準板と、を有し、
    前記制御手段は、前記基準板の表面画像に基づき前記光量を検知し、前記光量に応じた前記記憶手段に記憶されている補正データを用いて記録媒体の種類の判別を行うことを特徴とする記録媒体撮像装置。
  9. 前記撮像手段は、記録媒体が前記反射部にあるときに、前記基準板からの反射光を表面画像として撮像することを特徴とする請求項8に記載の記録媒体撮像装置。
  10. 前記撮像手段は、記録媒体からの反射光と前記基準板からの反射光を同時に撮像することを特徴とする請求項8又は9に記載の記録媒体撮像装置。
  11. 画像を形成する画像形成手段と、
    記録媒体に光を照射する照射手段と、
    記録媒体からの反射光を表面画像として撮像する撮像手段と、
    前記照射手段の光量を制御する制御手段と、を備える画像形成装置であって、
    前記照射手段からの光が記録媒体にあたり、記録媒体にあたった光が前記撮像手段へ反射される反射部と、
    前記反射部よりも前記撮像手段側に配置され、前記光量を調整するための基準板と、を有し、
    前記制御手段は、前記基準板の表面画像に基づき前記光量を制御し、記録媒体の表面画像に基づき前記画像形成手段の画像形成条件を制御することを特徴とする画像形成装置。
  12. 前記撮像手段は、記録媒体が前記反射部にあるときに、前記基準板からの反射光を表面画像として撮像することを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。
  13. 前記制御手段は、前記撮像手段が撮像した表面画像のうち、記録媒体の表面画像に基づき記録媒体の種類の判別を行うことを特徴とする請求項11又は12に記載の画像形成装置。
  14. 前記撮像手段は、記録媒体からの反射光と前記基準板からの反射光を同時に撮像することを特徴とする請求項11乃至13のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  15. 前記制御手段は、表面画像を撮像した記録媒体の次の記録媒体の表面画像を撮像する際に、前記基準板の表面画像に基づき前記光量を制御し前記照射手段から光を照射させることを特徴とする請求項11乃至14のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  16. 前記制御手段は、前記基準板の端部からの反射光に対応する前記表面画像を除いて、前記光量の制御及び前記記録媒体の種類の判別を行うことを特徴とする請求項11乃至15のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  17. 前記制御手段は、前記撮像手段が撮像した前記基準板の表面画像と記録媒体の表面画像を比較することで記録媒体の白色度を求め、前記表面画像と前記白色度に基づき記録媒体の種類の判別を行うことを特徴とする請求項13に記載の画像形成装置。
  18. 画像を形成する画像形成手段と、
    記録媒体に光を照射する照射手段と、
    記録媒体からの反射光を表面画像として撮像する撮像手段と、
    前記表面画像に基づき前記照射手段の光量を検知する制御手段と、を備える画像形成装置であって、
    前記光量に応じた補正データを記憶する記憶手段と、
    前記照射手段からの光が記録媒体にあたり、記録媒体にあたった光が前記撮像手段へ反射される反射部と、
    前記反射部よりも前記撮像手段側に配置され、前記光量を検知するための基準板と、を有し、
    前記制御手段は、前記基準板の表面画像に基づき前記光量を検知し、前記光量に応じた前記記憶手段に記憶されている補正データと記録媒体の表面画像に基づき、前記画像形成手段の画像形成条件を制御することを特徴とする画像形成装置。
  19. 前記撮像手段は、記録媒体が前記反射部にあるときに、前記基準板からの反射光を表面画像として撮像することを特徴とする請求項18に記載の画像形成装置。
  20. 前記制御手段は、前記撮像手段が撮像した表面画像のうち、記録媒体の表面画像に基づき記録媒体の種類の判別を行うことを特徴とする請求項18又は19に記載の画像形成装置。
  21. 前記撮像手段は、記録媒体からの反射光と前記基準板からの反射光を同時に撮像することを特徴とする請求項18乃至20のいずれか一項に記載の画像形成装置。
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