JPH1063816A - 画像読取り装置 - Google Patents

画像読取り装置

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JPH1063816A
JPH1063816A JP8218965A JP21896596A JPH1063816A JP H1063816 A JPH1063816 A JP H1063816A JP 8218965 A JP8218965 A JP 8218965A JP 21896596 A JP21896596 A JP 21896596A JP H1063816 A JPH1063816 A JP H1063816A
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JP
Japan
Prior art keywords
image reading
power supply
reading apparatus
power
unit
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JP8218965A
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English (en)
Inventor
Shinichi Asaba
伸一 浅羽
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置の電源供給管理について利用者の負担を
軽減すると共に,電力消費を低減した画像読取り装置を
提供することを目的とする。 【解決手段】 指定された読取り動作モードに基づき動
作して,読取り対象となる原稿に光源からの光を照射し
ながらその反射光若しくは透過光を光電変換素子で光電
変換して,原稿上の画像情報を電気信号として取り出す
画像読取り装置において,インタフェース105を介し
て当該画像読取り装置に接続されるホストコンピュータ
109の動作状態を状態監視手段112により監視し,
電源制御手段111は,当該画像読取り装置を構成する
複数の機能ブロック101〜105に対して,電源部1
10からの電源供給を機能ブロック毎に別々に制御する
際に,当該画像読取り装置及びホストコンピュータ10
9の動作状態に応じて電源供給すべき機能ブロックを選
択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,原稿上の画像情報
をデジタル的に読取り,ユーザインタフェースを介して
接続されるホストコンピュータ等に該画像情報をデジタ
ル信号として取り込む画像読取り装置に係り,特に,当
該画像読取り装置自身の動作状態及びまたは接続される
ホストコンピュータ等の動作状態を監視して,該動作状
態に応じて装置の各機能ブロックへの電源供給を制御し
て,装置全体の消費電力を低減させた画像読取り装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】画像読取り装置を機器構成の一部とする
ファクシミリ等においては,例えば,特開平8−908
9号公報に記載されているように,画像読取り装置の利
用者が画像読取り装置に搭載されている操作パネル上の
キーを操作したことを検知して,画像読取り装置本体の
電源を投入するような構成が考えられる。
【0003】ところが,画像読取り装置(イメージスキ
ャナ等)の場合には,インタフェースケーブルを介して
接続されるホストコンピュータ等を含めたシステムで構
成されるのが通常であり,画像読取り装置自身の動作
は,該ホストコンピュータに委ねられる場合が殆どであ
る。
【0004】即ち,ホストコンピュータが使用されてい
なければ,該ホストコンピュータが接続されている画像
読取り装置に動作を要求することもなく,またホストコ
ンピュータ側で,ある程度原稿を読み取る環境か整った
時点で,つまり,ホストコンピュータ上に用意されてい
る画像読取り装置を動作させるためのプログラムを起動
させた時点で,利用者は読み取らせたい原稿をセットす
るべく,画像読取り装置に近づくのが一般的である。
【0005】また換言すれば,ホストコンピュータから
の動作要求があるか,或いは,画像読取り装置を使って
から読取るべき原稿がその画像読取り装置にセットされ
た時に画像読取り装置が動作可能な状態になっていれば
良い。
【0006】画像読取り装置は,一般的にその動作制御
をホストコンピュータに委ねられていることから,ファ
クシミリや複写機に搭載されている操作パネルを搭載す
ることは少なく,ホストコンピュータの状態を監視する
ことで画像読取り装置の電源を制御することが望まし
い。つまり,先に述べたようなホストコンピュータから
の動作要求があった時,或いは,原稿が画像読取り装置
にセットされた時に,画像読取り装置が動作可能になる
ように電源を制御することが,消費電力の有効活用とい
う観点からすれば望ましいと考えられる。
【0007】また,ホストコンピュータが動作している
時は,いつでも画像読取り装置への動作要求に対応でき
るよう,画像読取り装置の必要最低限の機能は生かして
おく必要がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】文書や写真などの画像
情報をユーザインタフェースを介して接続されたホスト
コンピュータに取り込む従来の画像読取り装置において
は,画像読取り装置の電源スイッチ(メインスイッチ)
のON/OFFの切り替え制御は,利用者が管理してい
る。
【0009】つまり,利用者は,この画像読取り装置の
動作制御,例えば,原稿の読取り動作に関するパラメー
タの設定,原稿読取り動作のスタート・ストップ等々
を,接続されているホストコンピュータ上で制御するこ
とが殆どである。即ち,利用者は,画像読取り装置を使
用するための動作制御をホストコンピュータの前で行っ
ていることが多く,画像読取り装置の電源スイッチ(メ
インスイッチ)の管理を怠りがちになることが考えられ
る。
【0010】これを避けるために,画像読取り装置の電
源スイッチ(メインスイッチ)自身は,常時ON状態に
設定されている場合が多く,また,1日のうちで作業者
が作業を開始するとき,例えば朝の始業時に画像読取り
装置の電源スイッチ(メインスイッチ)が投入された後
は,利用者が作業を終了するまで,例えば夜の終業時ま
で,電源スイッチ(メインスイッチ)が投入されたまま
の状態になっている場合が多いと考えられる。
【0011】画像読取り装置が読取り動作を行っている
時間,即ち,画像読取り装置が原稿上の画像情報をユー
ザインタフェースを介してホストコンピュータに送信す
るまでの一連の動作を行っている時間は,画像読取り装
置が接続されたホストコンピュータ上で利用者が作業を
行っている時間に対して少ないと考えられ,画像読取り
装置の電源スイッチ(メインスイッチ)がONされて交
流電源(商用電源)が投入されていても,1日のうちの
殆どの時間は待機状態になっているものと考えられ,そ
の間に画像読取り装置が消費する電力は実質的に無駄と
なっている。
【0012】また,近年,環境保護やエネルギーの効率
的な利用の観点から省電力化が重要な課題になってお
り,電力の消費をできるだけ少なくすることが望まれて
いる。
【0013】本発明は,上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであって,画像読取り装置の電源供給に対する
管理について利用者の負担を軽減すると共に,電力消費
を低減した画像読取り装置を提供することを目的として
いる。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に,本発明の請求項1に係る画像読取り装置は,ユーザ
インタフェースを介して指定された読取り動作モードに
基づき動作して,読取り対象となる原稿に光源からの光
を照射しながらその反射光若しくは透過光を光電変換素
子で光電変換して,原稿上の画像情報を電気信号として
取り出す画像読取り装置において,電源部と,当該画像
読取り装置を構成する複数の機能ブロックに対して,前
記電源部からの電源供給を機能ブロック毎に別々に制御
する電源制御手段と,インタフェースを介して当該画像
読取り装置に接続されるホストコンピュータの動作状態
を監視する状態監視手段とを具備し,前記電源制御手段
は,当該画像読取り装置及び前記ホストコンピュータの
動作状態に応じて電源供給すべき機能ブロックを選択す
るものである。
【0015】また,請求項2に係る画像読取り装置は,
請求項1記載の画像読取り装置において,前記電源制御
手段は,当該画像読取り装置及び前記ホストコンピュー
タの動作状態に応じて,前記電源部の電源供給を自動的
に遮断するものである。
【0016】また,請求項3に係る画像読取り装置は,
請求項1または2記載の画像読取り装置において,前記
電源制御手段は,当該画像読取り装置が動作待機状態に
なってから一定時間経過後に,前記電源部の電源供給を
自動的に遮断するものである。
【0017】また,請求項4に係る画像読取り装置は,
ユーザインタフェースを介して指定された読取り動作モ
ードに基づき動作して,読取り対象となる原稿に光源か
らの光を照射しながらその反射光若しくは透過光を光電
変換素子で光電変換して,原稿上の画像情報を電気信号
として取り出す画像読取り装置において,電源部と,前
記電源部をバックアップするためのバックアップ用バッ
テリと,当該画像読取り装置を構成する複数の機能ブロ
ックに対して,前記電源部からの電源供給を機能ブロッ
ク毎に別々に制御し,所定条件下で前記電源部の電源供
給を制御信号により遮断制御し,前記電源部及び前記バ
ックアップ用バッテリの供給を切り替え制御する電源制
御手段とを具備したものである。
【0018】また,請求項5に係る画像読取り装置は,
請求項4記載の画像読取り装置において,前記バックア
ップ用バッテリは二次電池であって,前記画像読取り装
置は,前記バックアップ用バッテリを充電する充電手段
と,前記バックアップ用バッテリの残容量を検出する残
容量検出手段とを具備し,前記充電手段は,前記残容量
検出手段の検出結果に基づき前記バックアップ用バッテ
リの充電を行うものである。
【0019】また,請求項6に係る画像読取り装置は,
請求項4または5記載の画像読取り装置において,前記
画像読取り装置は,当該画像読取り装置が動作待機状態
にある時に,その待機状態を段階的に設定する装置制御
ブロックを具備し,前記電源制御手段は,当該画像読取
り装置に対する動作要求がある時にだけ前記電源部から
の電源供給制御を行い,当該画像読取り装置が動作待機
状態になってから一定時間経過後には,前記電源部の電
源供給を制御信号により遮断するものである。
【0020】また,請求項7に係る画像読取り装置は,
請求項4,5または6記載の画像読取り装置において,
前記画像読取り装置は,読取り対象となる原稿の当該画
像読取り装置へのセット状態を監視する1種以上の監視
手段と,当該画像読取り装置が動作待機状態にある時
に,その待機状態を段階的に設定する装置制御ブロック
とを具備し,前記電源制御手段は,当該画像読取り装置
の動作状態,前記監視手段の監視結果及びまたは前記残
容量検出手段の検出結果に基づき,機能ブロック毎の電
源供給制御,前記電源部の電源供給遮断制御,前記電源
部及び前記バックアップ用バッテリの供給切り替え制御
を行うものである。
【0021】更に,請求項8に係る画像読取り装置は,
請求項7記載の画像読取り装置において,前記監視手段
の監視結果は,前記段階的な動作待機状態に応じて,前
記装置制御ブロックまたは前記電源制御手段に切り替え
供給されるものである。
【0022】
【発明の実施の形態】以下,本発明の画像読取り装置の
概要について,並びに,本発明の画像読取り装置の実施
例について,〔実施例1〕,〔実施例2〕の順に図面を
参照して詳細に説明する。
【0023】〔本発明の画像読取り装置の概要〕図1は
本発明に係る画像読取り装置の原理説明図である。本発
明の請求項1に係る画像読取り装置では,図1に示す如
く,ユーザインタフェース108を介して指定された読
取り動作モードに基づき動作して,読取り対象となる原
稿に光源からの光を照射しながらその反射光若しくは透
過光を光電変換素子で光電変換して,原稿上の画像情報
を電気信号として取り出す画像読取り装置において,イ
ンタフェース105を介して当該画像読取り装置に接続
されるホストコンピュータ109の動作状態を状態監視
手段112により監視し,電源制御手段111は,当該
画像読取り装置を構成する複数の機能ブロック101〜
105に対して,電源部110からの電源供給を機能ブ
ロック毎に別々に制御する際に,当該画像読取り装置及
びホストコンピュータ109の動作状態に応じて電源供
給すべき機能ブロックを選択するようにしている。
【0024】これにより,画像読取り装置の動作状態に
応じて,必要な機能ブロックにだけ必要な電源を供給す
ることが可能となり,全体として消費電力の低減を図る
ことが可能になる。
【0025】また,請求項2に係る画像読取り装置で
は,電源制御手段111は,当該画像読取り装置及びホ
ストコンピュータ109の動作状態に応じて,電源部1
10の電源供給を自動的に遮断するようにしている。こ
れにより,画像読取り装置の動作状態に応じて,装置自
身の電源部110の制御を行うことが可能になり,画像
読取り装置の利用者,或いは画像読取り装置がインタフ
ェース105を介して接続されたホストコンピュータ1
09の利用者の,画像読取り装置の電源部110に対す
る管理にかかる負担を低減させることができる。
【0026】また,請求項3に係る画像読取り装置で
は,電源制御手段111は,当該画像読取り装置が動作
待機状態になってから一定時間経過後に,電源部110
の電源供給を自動的に遮断するようにしている。これに
より,画像読取り装置の動作状態に応じて,装置自身の
電源部110の制御を行うことが可能になり,画像読取
り装置の利用者,或いは画像読取り装置がインタフェー
ス105を介して接続されたホストコンピュータ109
の利用者の,画像読取り装置の電源部110に対する管
理にかかる負担を低減させることができる。
【0027】また,図2は本発明に係る画像読取り装置
の原理説明図である。請求項4に係る画像読取り装置で
は,図2に示す如く,ユーザインタフェース108を介
して指定された読取り動作モードに基づき動作して,読
取り対象となる原稿に光源からの光を照射しながらその
反射光若しくは透過光を光電変換素子で光電変換して,
原稿上の画像情報を電気信号として取り出す画像読取り
装置において,電源部210,及び該電源部210をバ
ックアップするためのバックアップ用バッテリ213を
備え,電源制御手段211は,当該画像読取り装置を構
成する複数の機能ブロック101〜105に対して,電
源部210からの電源供給を機能ブロック毎に別々に制
御し,所定条件下で電源部210の電源供給を制御信号
C2により遮断制御し,電源部210及びバックアップ
用バッテリ213の供給を切り替え制御するようにして
いる。
【0028】これにより,画像読取り装置の動作状態に
応じて,必要な機能ブロックにだけ必要な電源を供給す
ることが可能になると共に,動作待機状態の無駄な電力
の消費を避けることが可能になり,結果として,装置全
体の消費電力の低減を図ることが可能になる。
【0029】また,請求項5に係る画像読取り装置で
は,バックアップ用バッテリ213を二次電池とし,充
電手段214は,残容量検出手段215によるバックア
ップ用バッテリ213の残容量の検出結果に基づき,バ
ックアップ用バッテリ213の充電を行うようにしてい
る。これにより,装置全体の消費電力の低減を図ること
ができると共に,効率的な電源供給が可能となる。
【0030】また,請求項6に係る画像読取り装置で
は,装置制御ブロック101により,当該画像読取り装
置が動作待機状態にある時に,その待機状態を段階的に
設定するようにし,電源制御手段211は,当該画像読
取り装置に対する動作要求がある時にだけ電源部210
からの電源供給制御を行い,当該画像読取り装置が動作
待機状態になってから一定時間経過後には,電源部21
0の電源供給を制御信号C2により遮断するようにして
いる。
【0031】これにより,画像読取り装置の動作状態に
応じて,装置に印加される電源部210を投入/遮断す
ることが可能になるため,画像読取り装置の利用者が,
画像読取り装置の電源部210(電源スイッチ)に対す
る管理にかかる負担を低減させることができる。
【0032】また,請求項7に係る画像読取り装置で
は,1種以上の監視手段により読取り対象となる原稿の
当該画像読取り装置へのセット状態を監視し,装置制御
ブロック101により,当該画像読取り装置が動作待機
状態にある時に,その待機状態を段階的に設定するよう
にし,電源制御手段211は,当該画像読取り装置の動
作状態,監視手段の監視結果及びまたは残容量検出手段
215の検出結果に基づき,機能ブロック毎の電源供給
制御,電源部210の電源供給遮断制御,電源部210
及びバックアップ用バッテリ213の供給切り替え制御
を行うようにしている。
【0033】これにより,読取り対象となる原稿のセッ
ト有無を監視することで,機能ブロック毎の電源供給制
御,電源供給遮断制御,電源供給切り替え制御のタイミ
ングが確実に把握できると共に,電源部210が遮断さ
れている画像読取り装置の状態を,動作可能な状態に持
っていくタイミングが確実に把握できる。
【0034】更に,請求項8に係る画像読取り装置で
は,監視手段の監視結果は,段階的な動作待機状態に応
じて,装置制御ブロック101または電源制御手段21
1に切り替え供給されるようにしている。これにより,
読取り対象となる原稿のセット有無を監視することで,
電源部210が遮断されている画像読取り装置の状態
を,動作可能な状態に持っていくタイミングがより確実
に把握できる。
【0035】〔実施例1〕先ず,図3から図7までを参
照して,本発明の実施例1に係る画像読取り装置の概要
構成を説明した後,次に,図8から図11までを参照し
て,本実施例の画像読取り装置の特徴的な構成及び動作
について説明する。
【0036】図3は,本実施例の画像読取り装置の斜視
図である。同図に示す画像読取り装置301は,装置本
体302の上部に自動給紙装置303が排紙方向前側
(図3中の左方)に設けた支軸(図示は省略する)を中
心として,装置本体302に回転自在に取付けられ,装
置本体302の前端には排紙トレイ304が設けてあ
り,原稿305を搬送させての読み取りと,原稿305
を装置本体302に載置しての読み取りとの2種類の読
み取りが可能とされている。
【0037】また図4は,図3に示す画像読取り装置3
01の断面図である。同図に示す如く,本実施例の画像
読取り装置301を構成する装置本体302は,その上
面に原稿ガラス406が設けられている。また,装置本
体302の内部には,原稿305の搬送方向(図4中の
左右方向)に向けたガイドシャフト(図示は省略する)
と,ガイドレール(図示は省略する)とが原稿ガラス4
06と平行に設けられており,ガイトシャフトとガイド
レールとで2つのキャリッジが移動自在に指示されてい
る。
【0038】この際,一方のキャリッジには,原稿ガラ
ス406上の読取り位置Aに向けた光源407と第1ミ
ラー408とが搭載され,他方のキャリッジには,第2
ミラー409と第3ミラー410とが搭載されている。
また,光源407は,図示していないが交換可能な構成
になっている。また,第3ミラー410の反射面と対向
する位置に,反射光を収束して結像するレンズ411
と,その結像を読み取る光電変換素子412とが取付け
られている。
【0039】また,本実施例の画像読取り装置301を
構成する自動給紙装置303は,原稿載置面413上に
添わせて給紙コロ414が設けられていると共に,原稿
載置面413の上面から,装置本体302の原稿ガラス
406上の読取り位置Aを経て,排紙トレイ304に至
る搬送路415が設けられ,該搬送路415には,上下
一対をなす分離コロ416と,送りコロ417とが設け
られ,その搬送方向前方に搬送ローラ418が設けられ
ている。更に,読取り位置Aの手前側には搬送ローラ4
19が設けられ,読取り位置Aより搬送方向前方に搬送
ローラ対420と,排紙ローラ対421とが設けられて
いる。
【0040】次に,図5は,図4の画像読取り装置30
1における読取り位置Aの付近を拡大した説明図であ
る。同図に示す如く,装置本体302の読取り位置Aの
付近には,原稿ガラス406の上面に添わせたシート状
の部材(濃度基準板)522と,該濃度基準板522の
上部側を覆うシート状の黒色部材523とよりなる押さ
え板524が設けられ,搬送ローラ419の手前には,
搬送路415内に原稿305があるかどうかを検知する
センサ561が設けられている。
【0041】次に,図6は,図3に示す画像読取り装置
301の回路構成の概要を示す構成図である。同図に示
す如く,本実施例の画像読取り装置301では,原稿3
05の読み取りは,ホストコンピュータからインタフェ
ース625を介してCPU626に指令を送ることで行
われる。
【0042】自動給紙装置303を用いて原稿305を
読取る場合,ホストコンピュータよりインタフェース6
25を介して必要な指令を送ると,CPU626は,各
種センサ処理部631から出力される装置各部の状況
と,ROM627に格納されているデータとに基づい
て,RAM634を作業エリアとして使用しながらデー
タ処理を行って,モータ駆動部628に信号を送り,モ
ータ629を駆動させると共に,光源駆動部630にも
信号を送って光源407を点灯させる。
【0043】そして,モータ629により駆動する給紙
コロ414,分離コロ416及び送りコロ417によっ
て,原稿305を1枚ずつ搬送路415に送り込み,読
取り位置Aを通過した後に,搬送ローラ419,搬送ロ
ーラ対420及び排紙ローラ対421によって,読み取
り後の原稿305を排紙トレイ304上に排出する。
【0044】この間に,読取り位置Aにおいて,画像読
取部633で搬送途中にある原稿305上の画像情報を
読み取り,この読み取り動作で得られた画像情報を画像
処理部632で処理する。即ち,読取り位置Aで光源4
07からの光を原稿ガラス406上の原稿305に照射
し,その反射光を第1ミラー408,第2ミラー409
及び第3ミラー410で順次反射して,レンズ411で
光電変換素子412上に結像して,原稿305上の画像
情報を読み取る。
【0045】また,自動給紙装置303を使用しないで
原稿305を読み取る場合には,支軸を中心にして自動
給紙装置303を上方に回動し,原稿305を原稿ガラ
ス406上に載置して,光源407と第1ミラー408
とを搭載したキャリッジと,第2ミラー409と第3ミ
ラー410とを搭載したキャリッジとを,原稿面と平行
方向に移動させて画像を読み取る。
【0046】更に図7は,図6中の画像読取部633を
中心とする回路構成を概略的に示す構成図である。同図
に示す如く,この画像読取部633では,光源407か
ら照射された光は,濃度基準板522或いは原稿305
上で反射して,第1ミラー408,第2ミラー409,
第3ミラー410及びレンズ411を介して光電変換素
子412に入射する。光電変換素子412に蓄えられた
画像情報は偶数画素,奇数画素毎にアナログ信号に変換
されて出力される。
【0047】そして,このアナログ信号は,偶数画素,
奇数画素毎にサンプルホールド部735及び736に入
力されてサンプルホールドされた後,マルチプレクス部
737によって合成される。合成されたアナログ電気信
号は,増幅部738によって増幅された後,CPU62
6によって制御されている基準電圧発生部739から出
力されるリファレンス電圧Vrefに基づき,A/Dコ
ンバータ740によってデジタル信号に変換され,画像
処理部632に出力される。
【0048】デジタル化された濃度基準板522の読み
取りデータは,公知のようにメモリに格納されて,原稿
読み取りによる画像データをシェーディング補正する際
の基準データとして用いられる。
【0049】次に,図8には,本実施例の画像読取り装
置301の電装構成において,DC電源の供給を機能ブ
ロック101〜105毎に分割した時の概略的な構成図
を示す。
【0050】図8において,本実施例の画像読取り装置
301は,CPU626,プログラム及び固定データを
格納しているROM627,CPU626のワークエリ
アとなるRAM634を主要部品とした装置制御ブロッ
ク101と,光電変換素子412やA/Dコンバータ7
40等を主要な部品として,原稿上の画像情報をデジタ
ル信号に変換するまでの読取りブロック104と,画像
情報の乗ったデジタル信号に対して種々の画像処理を施
す画像処理部632と,画像処理を行う際に画像処理部
632が利用するメモリ部862を主要部品とする画像
処理ブロック102と,画像処理ブロック102で必要
な画像処理が施されたデジタル信号をインタフェースケ
ーブルを介してホストコンピュータ109に伝送するイ
ンタフェースブロック105と,原稿を読み取る際にス
テッピングモータ629や光源407を駆動制御するた
めの装置駆動ブロック103と,に分割される。
【0051】DC電源部871は,AC電源入力端子8
74から交流電源(商用電源)が入力され,当該画像読
取り装置301の各機能ブロック101〜105に必要
なDC電源電圧を生成し,電源制御部(特許請求の範囲
にいう電源制御手段)111を介して装置制御ブロック
101にて選択された機能ブロック単位で必要なDC電
源を供給する構成になっている。
【0052】インタフェースブロック105には,イン
タフェースケーブルを介して接続されているホストコン
ピュータ109の動作状態を監視するインタフェース監
視部(特許請求の範囲にいう状態監視手段)112と,
画像データ及び制御信号を送受(画像データは送信の
み)する信号送受部863を有している。
【0053】装置制御ブロック101は,センサ631
からの信号により当該画像読取り装置301の状態,例
えば,原稿305が装置本体302にセットされている
か否か,或いは,自動給紙装置303が上方に回動され
ているかどうか等の状態を監視する構成になっている。
【0054】尚,各機能ブロック101〜105,電源
制御部111及び自動給紙部303は,CPUバス15
0により接続され,また各機能ブロック101〜105
には,電源制御部111からの電源供給ライン151が
接続されている。
【0055】次に,図8に示した本実施例の画像読取り
装置301の構成を踏まえて,図9及び図10のフロー
チャートを参照して,本実施例の画像読取り装置301
の動作を説明する。
【0056】先ず,画像読取り装置301の電源スイッ
チ(メインスイッチ)872がOFFの状態になってい
る時,電源リレー部873の電源リレーはON状態にな
っている。ステップS901において,画像読取り装置
301の電源スイッチ872をON状態にした場合,ス
テップS902で,画像読取り装置301内の全機能ブ
ロック101〜105に電源が供給される。
【0057】次にステップS903及びS904におい
て,装置制御ブロック101は,電源制御部111を経
由してセンサ631からの信号を監視し,画像読取り装
置301の状態(原稿305の有無等)を検知すると共
に,インタフェースブロック105を介してインタフェ
ースケーブルを使用して接続されているホストコンピュ
ータ109の状態を監視する。
【0058】例えば,装置制御ブロック101がセンサ
631からの信号によって,これから読取り動作を開始
する何らかの要因,例えば,原稿305が自動給紙装置
303にセットされているか否か,が認められなかった
場合,必要以外の機能ブロックの電源を遮断すべく電源
制御部111に必要な指令を送る。電源制御部111
は,装置制御ブロック101からの指令を受け取ると,
必要以外の電源を遮断する。
【0059】具体的には,読取りブロック104,装置
駆動ブロック103,画像処理ブロック102への電源
供給を(それぞれステップS905,S906,S90
7で)遮断する。
【0060】インタフェースブロック105は,ステッ
プS908でパワーダウンされるが,最低限ホストコン
ピュータ109からの指令(原稿読取り動作の要求等)
の受信を検知できる程度には電力が供給される。
【0061】同様に,装置制御ブロック101は,ステ
ップS909でパワーダウンされるが,インタフェース
ブロック105がインタフェースケーブルから検知した
ホストコンピュータ109からの指令若しくはセンサ6
31からの信号に応じて,即座に読取り動作が開始でき
る程度に低消費電力の動作状態に制御される。
【0062】この時,装置制御ブロック101及びイン
タフェースブロック105のパワーダウンは,各機能ブ
ロック101,105の各構成素子のパワーダウンモー
ドを活用し,供給クロック周波数を下げたり,電源電圧
を下げたりすることで対応する。以上のようにして,待
機時における画像読取り装置301の消費電力は全体と
して低減されることとなる。
【0063】尚,センサ631が利用者による原稿30
5のセットを検知すると,読取りブロック104,装置
駆動ブロック103及び画像処理ブロック102に対し
て遮断していた電源を供給すると共に,パワーダウンモ
ードになっていた装置制御ブロック101とインタフェ
ースブロック105の電源を動作可能な状態にまで復旧
させた後,ホストコンピュータ109からユーザインタ
フェースを介して送られてくる指令に応じた読取り動作
を開始する。
【0064】また,本実施例の画像読取り装置301
は,動作待機状態で必要な機能ブロックに必要最低限の
電源を供給している時に,一定時間経過後に画像読取り
装置301の電源を遮断する構成を有している。
【0065】即ち,画像読取り装置301がパワーダウ
ンモードになると,装置制御ブロック101は,予め決
められた時間間隔で,インタフェースブロック105を
介しホストコンピュータ109に対して監視制御信号
(ここではNOR信号とする)を送信する(ステップS
910,S911)。
【0066】ホストコンピュータ109側では,画像読
取り装置301を動作させるためのソフトウェアに,予
め,画像読取り装置301からの監視制御信号NORを
受信したら動作状態報告信号(ここではSTT信号とす
る)を返信するという構成を組み入れておき,ホストコ
ンピュータ109が監視制御信号NORを受信したら,
所定の時間内に画像読取り装置301に対して動作状態
報告信号STTを返信する。
【0067】画像読取り装置301は,監視制御信号N
ORを送信した後,予め定められた時間内に動作状態報
告信号STTを受信すれば(ステップS912の判断に
おける”YES”),画像読取り装置301に対して原
稿305の読取り要求され得る可能性があるものとし
て,必要な機能ブロックにのみ対して必要な電源のみを
供給する上記パワーダウンモード(ステップS905〜
S909)を維持する。尚,このホストコンピュータ1
09と画像読取り装置301との間の状態検知動作は,
ある一定時間間隔で行われるものとする。
【0068】ところで,画像読取り装置301が監視制
御信号NORをホストコンピュータ109に対して送信
した後,予め定められた時間内にホストコンピュータ1
09からの動作状態報告信号STTを受け取ることがで
きなかった場合(ステップS912の判断における”N
O”)には,更に,ステップS1001において,一定
時間内に再度ホストコンピュータ109に対して監視制
御信号NORを送信する。
【0069】画像読取り装置301は,このようなホス
トコンピュータ109との交信を予め決められた回数
(n回)行った上で,そのいずれに対してもホストコン
ピュータ109からの動作状態報告信号STTを受け取
ることができなかった時(ステップS1002の判断に
おける”NO”)には,ホストコンピュータ109の電
源がOFFされているものと判断して,ステップS10
03で,電源制御部111から電源リレー部873への
リレーON/OFF信号C1により,電源リレーをOF
F状態とし,交流入力端子874から供給される交流電
源(商用電源)を遮断する。これにより,画像読取り装
置301はOFFモードに入る。
【0070】画像読取り装置301がOFFモードに入
ると,ステップS1004において,電源制御部111
は附属のバックアップ用バッテリ等で電源制御部111
とインタフェースブロック105の信号送受部863に
のみ電源を供給してホストコンピュータ109からの信
号を監視する。
【0071】OFFモードに入っている画像読取り装置
301を電源ON状態にさせるべき場合は,ユーザが画
像読取り装置301とインタフェースケーブルを介して
接続させているホストコンピュータ109を使用可能な
状態にした時,即ち,ホストコンピュータ109の電源
を投入した時,或いは,画像読取り装置301を動作さ
せるためのプログラムを起動させた時である。
【0072】画像読取り装置301とホストコンピュー
タ109の両者がOFFである状態から,画像読取り装
置301を動作状態とさせるためには,利用者は画像読
取り装置301に原稿305をセットする前に,先ず,
ホストコンピュータ109の電源を投入するか,或い
は,ホストコンピュータ109の電源を投入した後,画
像読取り装置301を動作させるためのプログラムを起
動させるという手順が,通常の手順であると考えられ
る。
【0073】この時,ホストコンピュータ109側で,
画像読取り装置301を動作させるためのプログラム上
に,予め,このプログラムが起動した時点で画像読取り
装置301に対して動作状態報告信号STTを送信する
用意をしておく。
【0074】バックアップ用バッテリによってホストコ
ンピュータ109の状態を監視している信号送受部86
3がホストコンピュータ109からの動作状態報告信号
STTを受信すると(ステップS1005の判断におけ
る”YES”),電源制御部111は,電源リレー部8
73の電源リレーをONすべく,リレーON/OFF信
号C1を電源リレー部873に送る。
【0075】電源リレー部873は,このリレーON/
OFF信号C1を受け取ると,電源リレーをONして,
DC電源部871に交流電源を印加する。DC電源部8
71は,電源制御部111を介して全機能ブロック10
1〜105に対し所定の電源を供給し,ホストコンピュ
ータ109からの動作要求に備える。
【0076】次に,図11は,画像読取り装置301と
ホストコンピュータ109間の状態監視信号のやり取り
について例示した説明図である。
【0077】図11(a)に示すように,画像読取り装
置301からの監視制御信号NORに対して,ある一定
の時間内にホストコンピュータ109からの動作状態報
告信号STTが返されれば,画像読取り装置301は,
ホストコンピュータ109からの動作要求に何時でも対
応できるように,必要最低限の機能ブロックに電源を供
給してパワーダウンモードを維持する。尚,この動作
は,ある一定の周期で繰返される。
【0078】また,画像読取り装置301からの監視制
御信号NORに対してホストコンピュータ109からの
動作状態報告信号STTが認められない場合には,図1
1(b)に示すように,ある一定の時間間隔で監視制御
信号NORの送信が繰返され,そのいずれに対してもホ
ストコンピュータ109からの動作状態報告信号STT
が認められなかった場合に,画像読取り装置301は上
述のOFFモードに入ることとなる。
【0079】〔実施例2〕本発明の実施例2に係る画像
読取り装置の概要構成は,図3から図7までが参照さ
れ,実施例1と同様である。次に,図12から図17ま
でを参照して,本実施例の画像読取り装置の特徴的な構
成及び動作について説明する。
【0080】図12は,本発明の実施例2に係る画像読
取り装置301’の構成を概略的に示した構成図であ
る。画像読取り装置301’は,それぞれの機能毎に分
割された複数の機能ブロック101〜105を有して構
成されている。
【0081】装置制御ブロック101は,CPU62
6,プログラム及び固定データを格納しているROM6
27,及びCPU626のワークエリアとして使用する
RAM634を主要部品として構成され,画像読取り装
置301’全体の動作の制御を行う。
【0082】読取りブロック104は,光源407の光
を原稿305に照射して,その反射光若しくは透過光を
入射させて電気信号に変換させる光電変換素子412,
光電変換素子412から出力されたアナログ電気信号を
デジタル信号に変換するA/Dコンバータ740,光電
変換素子412の動作タイミング信号を生成するタイミ
ング生成部1260を備えて構成される。
【0083】画像処理ブロック102は,読取りブロッ
ク104で生成された画像情報の乗ったデジタル信号に
対して必要な画像処理を施す画像処理部632と,画像
処理を行う際のワークエリアとしてのメモリ部1262
とを備えて構成される。
【0084】装置駆動ブロック103は,原稿305の
搬送,或いは,光源407,第1ミラー408,第2ミ
ラー409及び第3ミラー410を搭載したキャリッジ
を動作させるためのステッピングモータ629を駆動さ
せるモータ駆動部628と,原稿305を照射させる光
源407を点灯させるための光源駆動部630とを備え
て構成される。
【0085】インタフェースブロック105は,画像処
理ブロック102で所定の画像処理が施された画像デー
タ信号を,ユーザインタフェースを介して接続させたホ
ストコンピュータ109に送信するデータ送信部126
4と,ホストコンピュータ109と画像読取り装置30
1’との間での制御信号を送信または受信するための制
御信号送受部1263とを備えて構成される。
【0086】電源制御ブロック1206は,電源制御部
(特許請求の範囲にいう電源制御手段)211を備えて
構成され,スイッチング電源部1271にて生成された
直流電源を各機能ブロック101〜105に分配供給す
る。
【0087】各機能ブロック101〜105,1206
は,CPUバス150と電源供給ライン151で接続さ
れている。
【0088】スイッチング電源1271には電源スイッ
チ1272が配置されており,この電源スイッチ127
2のON/OFF制御により,交流電源(商用電源)の
投入/遮断が行えるようになっている。また,電源制御
部211にはバックアップ用バッテリ213が接続され
ている。
【0089】次に,図13に,本実施例の画像読取り装
置301’におけるスイッチング電源部1271の構成
図を示す。
【0090】図13において,電源スイッチ1272が
ONになると,交流入力端子874から電源コード12
75を介して交流電源(商用電源)が投入される。投入
された交流電源は,一次側整流・平滑回路1303で整
流・平滑され,スイッチングFET1302のON/O
FF動作により,高周波パルスに変換されてメイントラ
ンス1305に印加される。
【0091】メイントランス1305では,印加された
高周波パルスを,一次側と二次側の巻線比により所定の
電圧に変換して出力する。メイントランス1305から
出力されたパルスは,二次側整流・平滑回路1304に
より整流・平滑化され,画像読取り装置301’に必要
な直流電圧1312に変換される。
【0092】発振制御回路1307は,スイッチングF
ET1302のON/OFF制御を行っている。二次側
の直流電圧の変動等の情報を,フォトカプラ1306に
代表される絶縁素子を介して発振制御回路1307にフ
ィードバックさせ,該情報に基づきスイッチングFET
1302のデューティ比(ON/OFF比)を調整し
て,出力電圧(直流電圧)1312の安定化を計ってい
る。また,電源制御部211から発振ON/OFF信号
1313を受けて,スイッチングFET1302へのO
N/OFF制御信号の出力/停止を制御している。
【0093】ACOFF検出部1308では,交流電源
(商用電源)が投入されているか否かを検出し,電源制
御部211へAC電源検出信号1311を出力する。
尚,ヒューズ1301は,一次側の過電流保護回路とし
て付加されている。
【0094】次に,図14は,本実施例の画像読取り装
置301’における電源制御部211の構成を概略的に
示した構成図である。
【0095】図12において,スイッチング電源部12
71で生成された直流電源は,電源制御部211に入力
し,CPUバス150を介して装置制御ブロック101
から送られた指令に従い,選択された機能ブロックに必
要な直流電源を供給する。尚,装置制御ブロック101
からの指令は,ユーザインタフェース108を介して利
用者がホストコンピュータ109から指定した画像読取
り装置301’の動作モードに基いて,適切な機能ブロ
ックを選択する情報を載せている。
【0096】図14において,残容量検出部215は,
バックアップ用バッテリ213の残容量を検出し,残容
量が少なければ,充電手段214を介してバックアップ
用バッテリ213を充電する構成になっている。つま
り,バックアップ用バッテリ部は,二次電池(例えば,
ニッケル・カドミウム電池等)によるバックアップ用バ
ッテリ213と,これを充電するための充電手段214
を有している。
【0097】発振ON/OFF信号1313は,電源制
御部211からスイッチング電源部1271に送られ,
スイッチング電源部1271の発振制御回路1307に
入力される。この発振ON/OFF信号1313のON
/OFFにより,スイッチング電源部1271のスイッ
チングFET1302の発振/停止が制御される。
【0098】また,電源制御部211には,原稿有無セ
ンサ1403及び開閉検知センサ1404が接続されて
いる。原稿有無センサ1403は,例えば自動給紙装置
303に原稿305がセットされたかどうかを検知する
センサであり,開閉検知センサ1404は,自動給紙装
置303を使用せずに,キャリッジを駆動させて原稿3
05を読取る際に,原稿305をコンタクトガラス上に
セットするために自動給紙装置303を開閉させたこと
を検知するセンサである。
【0099】これらの二種類のセンサ1403,140
4の電源は,電源制御部211より供給される。これら
の二種類のセンサ1403,1404からの信号は,セ
レクタ1402を介して電源制御部211またはCPU
バス150に送られる。
【0100】セレクタ1402は,発振ON/OFF信
号1313に基づいて,該発振ON/OFF信号131
3がONの時,即ち,画像読取り装置301’が動作し
ている時は,センサ1403,1404からの信号は,
CPUバス150を介して装置制御ブロック101に送
られる。また,発振ON/OFF信号1313がOFF
の時には,セレクタ1402は,センサ1403,14
04からの信号を電源制御部211にて監視させるべく
動作する。
【0101】尚,スイッチング電源部1271から電源
制御部211に入力するAC電源検出信号1311は,
AC電源が入力されない時にこれを検出する。つまり,
AC電源検出信号1311は,後述の第3の待機モード
(スイッチング電源1271の発振が停止し,バックア
ップ用バッテリ213により,電源制御部211のみ動
作している状態)時に,画像読取り装置301’がある
時,何らかの都合で電源スイッチ1272がOFF状態
に切られた場合に,これらの情報を電源制御部211に
知らせるものである。
【0102】次に,図15に,電源制御部211におけ
るスイッチング電源1271への発振ON/OFF信号
1313の生成回路の構成図を示す。
【0103】原稿有無センサ1403または開閉検知セ
ンサ1404からの検知信号,装置制御ブロック101
のCPU626からのON/OFF制御信号によって,
発振ON/OFF信号1313を生成する。本実施例で
は,3入力のORゲート回路1501とSRフリップフ
ロップ回路1502により構成しているが,消費電力の
少ないマイクロコンピュータ等を用いて実現することも
可能である。
【0104】次に,図12から図15に示した本実施例
の画像読取り装置301’の構成を踏まえて,図16及
び図17のフローチャートを参照して,本実施例の画像
読取り装置301’の動作を説明する。
【0105】先ず,ステップS1601で,画像読取り
装置301’のスイッチング電源部1271に付加され
ている電源スイッチ1272をON状態とすると,ステ
ップS1602では,電源制御ブロック1206を介し
て,装置を構成する全機能ブロック101〜105に直
流電流が供給される。この時,原稿有無センサ1403
と開閉検知センサ1404からの検知信号は,セレクタ
1402を介してCPUバス150に出力され,発振O
N/OFF信号1313はONである。
【0106】装置制御ブロック101は,電源が供給さ
れると,CPU626により,ROM627に格納され
ているプログラムに従って初期動作を行う。CPU62
6は,原稿有無センサ1403または開閉検知センサ1
404からの検知信号により原稿305がセットされて
いることを検知する(ステップS1603の判断におけ
る”YES”)と,そのままの状態でホストコンピュー
タ109からユーザインタフェース108を介してイン
タフェースブロック105に入力される動作要求信号
(動作モードを決定するパラメータを含む)を待つ(ス
テップS1604)。ここで,この時の画像読取り装置
301’の状態を第1の待機モードとする。
【0107】原稿305がセットされていない場合(ス
テップS1603の判断における”NO”)には,予め
定められた一定時間T1後,ステップS1607で,バ
ックアップ用バッテリ213の残容量を残容量検知部2
15で検知する。バックアップ用バッテリ213の残容
量が規定値以下の場合(ステップS1607の判断にお
ける”NO”)には,ステップS1608で,充電手段
214を利用して容量が規定値になるまでバックアップ
用バッテリ213の充電を行う。
【0108】また,この時,画像読取り装置301’は
待機状態に入っているので,装置制御ブロック101
は,必要以外の機能ブロックへの電源供給を遮断すべ
く,電源制御部211に指令を送る。
【0109】具体的には,この時に電源供給が遮断され
る機能ブロックは,装置駆動ブロック103,読取りブ
ロック104及び画像処理ブロック102である(それ
ぞれ,ステップS1701,S1702,S170
3)。
【0110】また,インタフェースブロック105への
電源供給は,最低限ホストコンピュータ109からの指
令(原稿読取り要求等)の受信を検知できる程度に電力
が供給される。このパワーダウンは,インタフェースブ
ロック105の各構成素子のパワーダウンモードを活用
して,インタフェースブロック105への電源電圧を下
げたりすることで対応してもよい。以上のようにして,
画像読取り装置301’がこの状態にある時の消費電力
を全体として低減させることができる。ここでは,この
時の画像読取り装置の状態を第2の待機モードとする。
【0111】この第2の待機モードの状態で,インタフ
ェースブロック105がホストコンピュータ109から
の読取り要求信号を検知すると,装置制御ブロック10
1は,ホストコンピュータ109からの要求に応じて動
作を実現させるために,必要な機能ブロックに必要な電
源を供給すべく,電源制御部211に指令を送る。
【0112】画像読取り装置301’が第2の待機モー
ドに入った後,予め決められた一定時間T2が経過する
(ステップS1704の判断における”YES”)と,
装置制御ブロック101は,メモリ部1262等に残デ
ータの有無を確認し,無いことが確認される(ステップ
S1705の判断における”YES”)と,発振ON/
OFF信号1313を0FFにすべく,電源制御部21
1に指令を送る。
【0113】電源制御ブロック1206内の電源制御部
211では,装置制御ブロック101から発振ON/O
FF信号1313(OFF)を受け取ると,再度,バッ
クアップ用バッテリ213の残容量を検知し,残容量が
規定値以下であれば規定値に達するまで充電すべく,充
電手段214を動作させる。また,バックアップ用バッ
テリ213の容量が規定値に達していれば,電源制御部
211は,内部の電源供給をバックアップ用バッテリ2
13から行うべく,電源ライン151の切り替えを行
う。
【0114】電源ライン151の切り替えが終了する
と,電源制御部211は,原稿有無センサ1403及び
開閉検知センサ1404を電源制御部211で監視すべ
く,セレクタ1402を切り替えた後,先に装置制御ブ
ロック101より受け取った発振ON/OFF信号13
13への要求指令に基づき,スイッチング電源部127
1内部のスイッチングFET1302をOFF状態にさ
せるべく,発振ON/OFF信号1313をOFFにし
て,スイッチング電源部1271の発振制御回路130
7に送る(ステップS1706)。ここでは,この時の
画像読取り装置301’の状態を第3の待機モードとす
る。
【0115】第3の待機モードでは,バックアップ用バ
ッテリ213は,電源制御部211,原稿有無センサ1
403及び開閉検知センサ1404に電源を供給する。
画像読取り装置301’が第3の待機モードに入ってい
る時,画像読取り装置301’に原稿305がセットさ
れることで原稿有無センサ1403または開閉検知セン
サ1404がこれを検知し(ステップS1707の判断
における”YES”),電源制御部211がこの信号を
検知すると,電源制御部211は,スイッチング電源部
1271を動作させるべく,ステップS1708で,発
振ON/OFF信号1313をONにして,スイッチン
グ電源部1271の発振制御回路1307に送る。
【0116】スイチッング電源部1271内の発振制御
回路1307が,発振ON/OFF信号1313(O
N)を検知すると,スイッチングFET1302を動作
させて直流電源を供給すると共に,画像読取り装置30
1’内部の全機能ブロック101〜105に電源を供給
する。
【0117】本実施例の画像読取り装置301’では,
画像読取り装置301’が第3の待機モードにある際
に,利用者が画像読取り装置301’に原稿305をセ
ットした時をトリガとして装置の電源制御を行う場合に
ついて述べた。しかしながら,画像読取り装置301’
の性質上,その動作はホストコンピュータ109に委ね
られている部分が大きいことから,画像読取り装置30
1’に接続されているユーザインタフェース108から
の動作要求信号を常時検知して,電源制御を行うことも
考えられる。
【0118】この場合の実現例として,バックアップ用
バッテリ213の供給する電源を,電源制御部211の
みならずインタフェースブロック105の制御信号送受
部1263にも供給し,電源制御部211にて制御信号
送受部1263の状態を監視するようにすることも可能
である。
【0119】また,画像読取り装置301’が第3の待
機モードにある時に,何らかの都合で電源スイッチ12
72が切られた場合,電源制御部211は,スイッチン
グ電源部1271内のACOFF検出部1308で生成
されるAC電源検出信号1311により,電源スイッチ
1272が遮断されていることを検知することも可能で
ある。
【0120】このような時に,このAC電源検出信号1
311を利用してホストコンピュータ109からの動作
要求信号をインタフェースブロック105の制御信号送
受部1263が検知したり,原稿305がセットされた
ことを検知した場合に,電源スイッチ1272が投入さ
れていない旨を利用者に認識させることができる。
【0121】
【発明の効果】以上説明したように,本発明の請求項1
に係る画像読取り装置によれば,ユーザインタフェース
を介して指定された読取り動作モードに基づき動作し
て,読取り対象となる原稿に光源からの光を照射しなが
らその反射光若しくは透過光を光電変換素子で光電変換
して,原稿上の画像情報を電気信号として取り出す画像
読取り装置において,インタフェースを介して当該画像
読取り装置に接続されるホストコンピュータの動作状態
を状態監視手段により監視し,電源制御手段は,当該画
像読取り装置を構成する複数の機能ブロックに対して,
電源部からの電源供給を機能ブロック毎に別々に制御す
る際に,当該画像読取り装置及びホストコンピュータの
動作状態に応じて電源供給すべき機能ブロックを選択す
ることとしたので,画像読取り装置の動作状態に応じ
て,必要な機能ブロックにだけ必要な電源を供給するこ
とが可能となり,全体として消費電力の低減し得る画像
読取り装置を提供することができる。
【0122】また,請求項2に係る画像読取り装置によ
れば,電源制御手段は,当該画像読取り装置及びホスト
コンピュータの動作状態に応じて,電源部の電源供給を
自動的に遮断することとしたので,画像読取り装置の動
作状態に応じて,装置自身の電源部の制御を行うことが
可能になり,画像読取り装置の利用者,或いは画像読取
り装置がインタフェースを介して接続されたホストコン
ピュータの利用者の,画像読取り装置の電源部に対する
管理にかかる負担を低減させ得る画像読取り装置を提供
することができる。
【0123】また,請求項3に係る画像読取り装置によ
れば,電源制御手段は,当該画像読取り装置が動作待機
状態になってから一定時間経過後に,電源部の電源供給
を自動的に遮断することとしたので,画像読取り装置の
動作状態に応じて,装置自身の電源部の制御を行うこと
が可能になり,画像読取り装置の利用者,或いは画像読
取り装置がインタフェースを介して接続されたホストコ
ンピュータの利用者の,画像読取り装置の電源部に対す
る管理にかかる負担を低減し得る画像読取り装置を提供
することができる。
【0124】また,請求項4に係る画像読取り装置によ
れば,ユーザインタフェースを介して指定された読取り
動作モードに基づき動作して,読取り対象となる原稿に
光源からの光を照射しながらその反射光若しくは透過光
を光電変換素子で光電変換して,原稿上の画像情報を電
気信号として取り出す画像読取り装置において,電源
部,及び該電源部をバックアップするためのバックアッ
プ用バッテリを備え,電源制御手段は,当該画像読取り
装置を構成する複数の機能ブロックに対して,電源部か
らの電源供給を機能ブロック毎に別々に制御し,所定条
件下で電源部の電源供給を制御信号により遮断制御し,
電源部及びバックアップ用バッテリの供給を切り替え制
御することとしたので,画像読取り装置の動作状態に応
じて,必要な機能ブロックにだけ必要な電源を供給する
ことが可能になると共に,動作待機状態の無駄な電力の
消費を避けることが可能になり,結果として,装置全体
の消費電力の低減を図り得る画像読取り装置を提供する
ことができる。
【0125】また,請求項5に係る画像読取り装置によ
れば,バックアップ用バッテリを二次電池とし,充電手
段は,残容量検出手段によるバックアップ用バッテリの
残容量の検出結果に基づき,バックアップ用バッテリの
充電を行うこととしたので,装置全体の消費電力の低減
を図ることができると共に,効率的に電源供給し得る画
像読取り装置を提供することができる。
【0126】また,請求項6に係る画像読取り装置によ
れば,装置制御ブロックにより,当該画像読取り装置が
動作待機状態にある時に,その待機状態を段階的に設定
するようにし,電源制御手段は,当該画像読取り装置に
対する動作要求がある時にだけ電源部からの電源供給制
御を行い,当該画像読取り装置が動作待機状態になって
から一定時間経過後には,電源部の電源供給を制御信号
により遮断することとしたので,画像読取り装置の動作
状態に応じて,装置に印加される電源部を投入/遮断す
ることが可能になるため,画像読取り装置の利用者が,
画像読取り装置の電源部(電源スイッチ)に対する管理
にかかる負担を低減させ得る画像読取り装置を提供する
ことができる。
【0127】また,請求項7に係る画像読取り装置によ
れば,1種以上の監視手段により読取り対象となる原稿
の当該画像読取り装置へのセット状態を監視し,装置制
御ブロックにより,当該画像読取り装置が動作待機状態
にある時に,その待機状態を段階的に設定するように
し,電源制御手段は,当該画像読取り装置の動作状態,
監視手段の監視結果及びまたは残容量検出手段の検出結
果に基づき,機能ブロック毎の電源供給制御,電源部の
電源供給遮断制御,電源部及びバックアップ用バッテリ
の供給切り替え制御を行うこととしたので,読取り対象
となる原稿のセット有無を監視することで,機能ブロッ
ク毎の電源供給制御,電源供給遮断制御,電源供給切り
替え制御のタイミングが確実に把握できると共に,電源
部が遮断されている画像読取り装置の状態を,動作可能
な状態に持っていくタイミングを確実に把握し得る画像
読取り装置を提供することができる。
【0128】更に,請求項8に係る画像読取り装置によ
れば,監視手段の監視結果を,段階的な動作待機状態に
応じて,装置制御ブロックまたは電源制御手段に切り替
え供給することとしたので,読取り対象となる原稿のセ
ット有無を監視することで,電源部が遮断されている画
像読取り装置の状態を動作可能な状態に持っていくタイ
ミングをより確実に把握し得る画像読取り装置を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像読取り装置の原理説明図であ
る。
【図2】本発明に係る画像読取り装置の原理説明図であ
る。
【図3】実施例の画像読取り装置の斜視図である。
【図4】図3に示す画像読取り装置の断面図である。
【図5】図4の画像読取り装置における読取り位置Aの
付近を拡大した説明図である。
【図6】図3に示す画像読取り装置の回路構成の概要を
示す構成図である。
【図7】図6中の画像読取部を中心とする回路構成を概
略的に示す構成図である。
【図8】本発明の実施例1に係る画像読取り装置の電装
構成において,DC電源の供給を機能ブロック毎に分割
した時の概略的な構成図である。
【図9】実施例1の画像読取り装置の動作を説明するフ
ローチャート(その1)である。
【図10】実施例1の画像読取り装置の動作を説明する
フローチャート(その2)である。
【図11】画像読取り装置とホストコンピュータ間の状
態監視信号のやり取りについて例示した説明図である。
【図12】本発明の実施例2に係る画像読取り装置の構
成を概略的に示した構成図である。
【図13】実施例2の画像読取り装置におけるスイッチ
ング電源部の構成図である。
【図14】実施例2の画像読取り装置における電源制御
部の構成を概略的に示した構成図である。
【図15】電源制御部におけるスイッチング電源への発
振ON/OFF信号の生成回路の構成図である。
【図16】実施例2の画像読取り装置の動作を説明する
フローチャート(その1)である。
【図17】実施例2の画像読取り装置の動作を説明する
フローチャート(その2)である。
【符号の説明】
101〜105 機能ブロック 101 装置制御ブロック 102 画像処理ブロック 103 装置駆動ブロック 104 読取りブロック 105 インタフェースブロック 108 ユーザインタフェース 109 ホストコンピュータ 110,210 電源部 111,211 電源制御手段 112 状態監視手段 213 バックアップ用バッテリ 214 充電手段 215 残容量検出手段 C1,C2 制御信号 150 CPUバス 151 電源供給ライン 301,301’ 画像読取り装置 302 装置本体 303 自動給紙装置 304 排紙トレイ 305 原稿 406 原稿ガラス 407 光源 408 第1ミラー 409 第2ミラー 410 第3ミラー 411 レンズ 412 光電変換素子 413 原稿載置面 414 給紙コロ 415 搬送路 416 分離コロ 417 送りコロ 418,419 搬送ローラ 420 搬送ローラ対 421 排紙ローラ対 522 濃度基準板 523 黒色部材 524 押さえ板 561 センサ 625 インタフェース 626 CPU 627 ROM 628 モータ駆動部 629 モータ 630 光源駆動部 631 各種センサ処理部 632 画像処理部 633 画像読取部 634 RAM 735,736 サンプルホールド部 737 マルチプレクス部 738 増幅部 739 基準電圧発生部 Vref リファレンス電圧 740 A/Dコンバータ 862,1262 メモリ部 863,1263 信号送受部 871 DC電源部 872,1272 メインスイッチ(電源スイッチ) 873 電源リレー部 874 交流入力端子 1206 電源制御ブロック 1264 データ送信部 1271 スイッチング電源部 1275 電源コード 1301 ヒューズ 1302 スイッチングFET 1303 一次側整流・平滑回路 1304 二次側整流・平滑回路 1305 メイントランス 1306 フォトカプラ 1307 発振制御回路 1308 ACOFF検出部 1311 AC電源検出信号 1312 直流電圧 1313 発振ON/OFF信号 1402 セレクタ 1403 原稿有無センサ 1404 開閉検知センサ 1501 3入力ORゲート回路 1502 SRフリップフロップ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/04 Z

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザインタフェースを介して指定され
    た読取り動作モードに基づき動作して,読取り対象とな
    る原稿に光源からの光を照射しながらその反射光若しく
    は透過光を光電変換素子で光電変換して,原稿上の画像
    情報を電気信号として取り出す画像読取り装置におい
    て,電源部と,当該画像読取り装置を構成する複数の機
    能ブロックに対して,前記電源部からの電源供給を機能
    ブロック毎に別々に制御する電源制御手段と,インタフ
    ェースを介して当該画像読取り装置に接続されるホスト
    コンピュータの動作状態を監視する状態監視手段と,を
    有し,前記電源制御手段は,当該画像読取り装置及び前
    記ホストコンピュータの動作状態に応じて電源供給すべ
    き機能ブロックを選択することを特徴とする画像読取り
    装置。
  2. 【請求項2】 前記電源制御手段は,当該画像読取り装
    置及び前記ホストコンピュータの動作状態に応じて,前
    記電源部の電源供給を自動的に遮断することを特徴とす
    る請求項1記載の画像読取り装置。
  3. 【請求項3】 前記電源制御手段は,当該画像読取り装
    置が動作待機状態になってから一定時間経過後に,前記
    電源部の電源供給を自動的に遮断することを特徴とする
    請求項1または2記載の画像読取り装置。
  4. 【請求項4】 ユーザインタフェースを介して指定され
    た読取り動作モードに基づき動作して,読取り対象とな
    る原稿に光源からの光を照射しながらその反射光若しく
    は透過光を光電変換素子で光電変換して,原稿上の画像
    情報を電気信号として取り出す画像読取り装置におい
    て,電源部と,前記電源部をバックアップするためのバ
    ックアップ用バッテリと,当該画像読取り装置を構成す
    る複数の機能ブロックに対して,前記電源部からの電源
    供給を機能ブロック毎に別々に制御し,所定条件下で前
    記電源部の電源供給を制御信号により遮断制御し,前記
    電源部及び前記バックアップ用バッテリの供給を切り替
    え制御する電源制御手段と,を有することを特徴とする
    画像読取り装置。
  5. 【請求項5】 前記バックアップ用バッテリは二次電池
    であって,前記画像読取り装置は,前記バックアップ用
    バッテリを充電する充電手段と,前記バックアップ用バ
    ッテリの残容量を検出する残容量検出手段と,を有し,
    前記充電手段は,前記残容量検出手段の検出結果に基づ
    き前記バックアップ用バッテリの充電を行うことを特徴
    とする請求項4記載の画像読取り装置。
  6. 【請求項6】 前記画像読取り装置は,当該画像読取り
    装置が動作待機状態にある時に,その待機状態を段階的
    に設定する装置制御ブロックを有し,前記電源制御手段
    は,当該画像読取り装置に対する動作要求がある時にだ
    け前記電源部からの電源供給制御を行い,当該画像読取
    り装置が動作待機状態になってから一定時間経過後に
    は,前記電源部の電源供給を制御信号により遮断するこ
    とを特徴とする請求項4または5記載の画像読取り装
    置。
  7. 【請求項7】 前記画像読取り装置は,読取り対象とな
    る原稿の当該画像読取り装置へのセット状態を監視する
    1種以上の監視手段と,当該画像読取り装置が動作待機
    状態にある時に,その待機状態を段階的に設定する装置
    制御ブロックと,を有し,前記電源制御手段は,当該画
    像読取り装置の動作状態,前記監視手段の監視結果及び
    または前記残容量検出手段の検出結果に基づき,機能ブ
    ロック毎の電源供給制御,前記電源部の電源供給遮断制
    御,前記電源部及び前記バックアップ用バッテリの供給
    切り替え制御を行うことを特徴とする請求項4,5また
    は6記載の画像読取り装置。
  8. 【請求項8】 前記監視手段の監視結果は,前記段階的
    な動作待機状態に応じて,前記装置制御ブロックまたは
    前記電源制御手段に切り替え供給されることを特徴とす
    る請求項7記載の画像読取り装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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WO2005091614A1 (ja) * 2004-03-23 2005-09-29 Canon Kabushiki Kaisha マルチファンクション装置およびその制御方法
US7210222B2 (en) 1999-04-21 2007-05-01 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Power supply control method
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KR20210143226A (ko) 2019-03-27 2021-11-26 닛토덴코 가부시키가이샤 적층 광학 필름 및 그의 제조 방법, 편광판 및 화상 표시 장치

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