JP2011009796A - 垂直構造窒化ガリウム系発光ダイオ−ド素子及びその製造方法 - Google Patents

垂直構造窒化ガリウム系発光ダイオ−ド素子及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】垂直構造窒化ガリウム系発光ダイオ−ド素子及びその製造方法を提供する。
【解決手段】基板上にn型窒化ガリウム系半導体層と活性層とp型窒化ガリウム系半導体層とが順次積層されている発光構造物を形成し、発光構造物をエッチングして単位LED素子の大きさに分離し、分離された発光構造物上にp型電極を形成し、分離された各発光構造物の間に非導電性物質を充填し、前記結果の構造物上に金属シ−ド層を形成し、各発光構造物の間の領域を除いた金属シ−ド層上に第1メッキ層を形成し、第1メッキ層及び各第1メッキ層の間の金属シ−ド層の表面に第2メッキ層を形成し、基板を発光構造物から分離し、基板が分離されて露出した各発光構造物の間の非導電性物質を除去し、n型窒化ガリウム系半導体層上にn型電極を形成し、各発光構造物の間の金属シ−ド層及び第2メッキ層部分を除去することにより垂直構造窒化ガリウム系発光ダイオ−ド素子を製作する。
【選択図】 図4M

Description

本発明は、垂直構造(垂直電極型)窒化ガリウム系(GaN)発光ダイオ−ド(Light Emitting Diode;以下、LEDとする)素子の製造方法に関し、さらに詳細には、素子の信頼性を向上させることができる垂直構造窒化ガリウム系LED素子及びその製造方法に関する。
一般に、窒化ガリウム系LED素子はサファイア基板上に成長するが、このようなサファイア基板は堅固で電気的に不導体であり熱伝導特性がよくないから、窒化ガリウム系LED素子の大きさを減らして製造原価を低減するか、又は光出力及びチップの特性を改善させるのに限界がある。特に、LED素子の高出力化のためには、大電流の印加が必須であるため、LED素子の熱放出問題を解決することが極めて重要である。
このような問題を解決するための手段として、従来では、レーザーリフトオフ(Laser Lift−Off:以下、「LLO」とする)技術によりサファイア基板を除去した垂直構造窒化ガリウム系LED素子が提案された。
以下、図1A〜図1F及び図2を参照して、従来の垂直構造窒化ガリウム系LED素子の問題点について詳細に説明する。
図1A〜図1Fは、従来の技術に係る垂直構造窒化ガリウム系LED素子の製造方法を説明するために順次示した工程断面図である。
まず、図1Aに示すように、サファイア基板110上に窒化ガリウム系半導体層からなる発光構造物120を形成する。このとき、前記発光構造物120は、n型窒化ガリウム系半導体層121、多重井戸構造のGaN/InGaN活性層122及びp型窒化ガリウム系半導体層123が順次積層された構造を有する。
次に、図1Bに示すように、前記p型窒化ガリウム系半導体層123上に複数のp型電極150を形成する。このとき、前記p型電極150は、電極と反射膜の機能を果たす。
次に、図1Cに示すように、前記発光構造物120を反応性イオンエッチング(RIE)工程などにより単位LED素子の大きさに分離する。
次に、図1Dに示すように、前記結果の全体構造物上に前記p型電極150を露出させるように保護膜140を形成する。その後、前記保護膜140及びp型電極150上に金属シ−ド層160を形成してから、前記金属シ−ド層160を利用して電解メッキ又は無電解メッキを施して、メッキ層からなる構造支持層170を形成する。前記構造支持層170は、最終的なLED素子の支持層及び電極としての機能を果たす。このとき、前記構造支持層170は、各発光構造物120の間の領域にも形成され、この領域には、比較的厚い厚さの構造支持層170が形成される。
その後、図1Eに示すように、LLO工程により前記サファイア基板110を前記発光構造物120から分離する。
その後、図1Fに示すように、前記サファイア基板110から分離されて露出した前記n型窒化ガリウム系半導体層121上にn型電極180をそれぞれ形成した後、前記構造支持層170をダイシング(dicing)又はレーザースクライブ(laser scribing)工程により単位LED素子の大きさに分離して、複数の窒化ガリウム系LED素子100を形成する。
しかしながら、比較的厚い厚みを有する前記構造支持層170のダイシング又はレーザースクライブ工程を行う過程で、前記発光構造物120は壊れるか又は損傷し得る。
そして、前記構造支持層170の形成時に、前記発光構造物120と、各発光構造物120の間に形成された前記構造支持層170との熱膨張係数の差により、前記構造支持層170を含む全体構造物の曲がり現象が発生することにより、後続工程を行うのが容易ではない。
また、前記金属シ−ド層160を構成する原子が活性層122に浸透することによって、ジャンクションリーケージ(junction leakage)及びショット(short)現象などが発生するという問題があった。
上述のように、従来の技術によって垂直構造窒化ガリウム系LED素子を製造すると、前記問題点によって垂直構造窒化ガリウム系LED素子の信頼性が低くなるという問題があった。
一方、従来の技術に係る垂直構造窒化ガリウム系LED素子は、図2に示すように製造され得る。
図2は、従来の技術によって製造されたさらなる他の垂直構造窒化ガリウム系LED素子の構造を示す断面図である。
図2に示すように、従来の技術に係る垂直構造窒化ガリウム系LED素子200の最下部には、LED素子の支持機能を果たす構造支持層270が形成されている。前記構造支持層270は、Si基板、GaAs基板、又は金属層などで形成できる。
前記構造支持層270上には、接合層260及び反射電極250が順に形成されている。ここで、前記反射電極250は、電極及び反射膜の機能を同時に行うよう反射率の高い金属からなることが好ましい。
前記反射電極250上には、p型窒化ガリウム系半導体層240、多重量子井戸(Multi Quantum Well)型構造のGaN/InGaN活性層230及びn型窒化ガリウム系半導体層220が順に形成されている。
前記n型窒化ガリウム系半導体層220上には、n型電極210が形成されている。ここで、前記n型窒化ガリウム系半導体層220とn型電極210との間には、電流拡散現象を向上させるための透明電極(図示せず)などをさらに形成してもよい。
このような従来の技術に係る垂直構造窒化ガリウム系LED素子200では、活性層230から生成される光が反射電極250により反射されて最大限外部に放出され得るように、前記p型窒化ガリウム系半導体層240の全面にわたって反射電極250を形成しているが、このように前記反射電極250をp型窒化ガリウム系半導体層240の全面にわたって形成する場合、素子の動作時に分極現象がおきることによって圧電効果が発生し、これによって素子の信頼性が低下するという問題が発生する。
本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、素子を分離するためのダイシング又はスクライブ工程を容易にし、構造支持層を含む全体構造物の曲がり現象及びショット現象などを防止して、素子の信頼性を向上させることができる垂直構造窒化ガリウム系LED素子及びその製造方法を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、p型窒化ガリウム系半導体層に形成される反射電極による圧電効果を減少させることによって、素子の信頼性を向上させることができる垂直構造窒化ガリウム系LED素子及びその製造方法を提供することにある。
上記の目的を達成すべく、本発明に係る垂直構造窒化ガリウム系発光ダイオ−ド素子は、n型電極と、前記n型電極の下面に形成された発光構造物と、前記発光構造物の外郭面に形成された保護膜と、前記保護膜が形成された発光構造物の下面に形成されたp型電極と、前記発光構造物及び前記p型電極の全面に形成された金属シ−ド層と、前記金属シ−ド層の下部に形成された導電性基板と、を含む。
また、前記本発明の垂直構造窒化ガリウム系LED素子において、前記発光構造物は、n型窒化ガリウム系半導体層、活性層、p型窒化ガリウム系半導体層を含むことが好ましい。
また、前記本発明の垂直構造窒化ガリウム系LED素子において、前記n型窒化ガリウム系半導体層の上面は、凹凸形態からなり、前記発光構造物の下面は、その中央部に電流阻止層をさらに含むことが好ましい。
また、前記本発明の垂直構造窒化ガリウム系LED素子において、前記導電性基板は、第1メッキ層及び第2メッキ層で構成されたことが好ましく、さらに詳細に、前記第1メッキ層は、Ni及びAuが順次積層された2層構造に形成され、前記第2メッキ層は、Au、Ni及びAuが順次積層された3層構造に形成されていることが好ましい。
上記の目的を達成すべく、本発明に係る他の垂直構造窒化ガリウム系LED素子は、導電性基板と、前記導電性基板の上部に形成された金属シ−ド層と、前記金属シ−ド層の中央部に形成された電流阻止層と、前記金属シ−ド層上の電流阻止層の両側に形成された第1電極と、前記第1電極上に形成された発光構造物の外郭面に形成された保護膜と、前記発光構造物上に形成された第2電極と、を含む。
このときにも、前記発光構造物は、p型窒化ガリウム系半導体層、活性層、n型窒化ガリウム系半導体層を含んで構成され、前記n型窒化ガリウム系半導体層の上面は、凹凸形態からなり得る。そして、前記第1電極はp型電極であり、前記第2電極はn型電極であり得る。
また、前記導電性基板は、第1メッキ層及び第2メッキ層で構成されており、前記第1メッキ層は、Ni及びAuが順次積層された2層構造に形成され、前記第2メッキ層は、Au、Ni及びAuが順次積層された3層構造に形成されている。
そして、上記の目的を達成すべく、本発明に係る垂直構造窒化ガリウム系LED素子の製造方法は、基板上にn型窒化ガリウム系半導体層と活性層とp型窒化ガリウム系半導体層とが順次積層されている発光構造物を形成するステップと、前記発光構造物をエッチングして、単位LED素子の大きさに分離するステップと、前記分離された発光構造物上にp型電極を形成するステップと、前記分離された各発光構造物の間に非導電性物質を充填するステップと、前記結果の構造物上に金属シ−ド層を形成するステップと、前記各発光構造物の間の領域を除いた前記金属シ−ド層上に第1メッキ層を形成するステップと、前記第1メッキ層及び前記各第1メッキ層の間の前記金属シ−ド層の表面に第2メッキ層を形成するステップと、前記基板を前記発光構造物から分離するステップと、前記基板が分離されて露出した前記各発光構造物の間の前記非導電性物質を除去するステップと、前記n型窒化ガリウム系半導体層上にn型電極を形成するステップと、前記各発光構造物の間の前記金属シ−ド層及び前記第2メッキ層部分を除去するステップと、を含む。
また、本発明に係る垂直構造窒化ガリウム系LED素子の製造方法において、前記非導電性物質は、フォトレジストであることが好ましい。
また、上記の本発明に係る垂直構造窒化ガリウム系LED素子の製造方法において、前記p型電極を形成するステップの前に、前記分離された各発光構造物を含む基板の上部表面に沿って絶縁層を形成するステップと、前記絶縁層を選択的にエッチングして、前記発光構造物の上面中央部に電流阻止層を形成すると同時に、前記発光構造物の両側面に保護膜を形成するステップと、をさらに含むことが好ましい。
また、上記の本発明の垂直構造窒化ガリウム系LED素子の製造方法において、前記発光構造物を形成するステップの後に、ラップ(lapping)及び研磨(polishing)工程により前記基板の下部を所定の厚さだけ除去するステップをさらに含むことが好ましい。
また、上記の本発明に係る垂直構造窒化ガリウム系LED素子の製造方法において、前記各発光構造物の間の領域を除いた金属シ−ド層上に第1メッキ層を形成するステップは、前記各発光構造物の間の金属シ−ド層上にフォトレジストを形成するステップと、前記各フォトレジストの間の金属シ−ド層上に第1メッキ層を形成するステップと、前記フォトレジストを除去するステップと、を含むことが好ましい。
また、上記の本発明に係る垂直構造窒化ガリウム系LED素子の製造方法において、前記各発光構造物の間の前記金属シ−ド層及び前記第2メッキ層部分を除去するステップは、ダイシング、スクライブ及びウェットエッチングのうち、何れか1つの工程により行うことが好ましい。
また、上記の本発明に係る垂直構造窒化ガリウム系LED素子の製造方法において、前記n型窒化ガリウム系半導体層上にn型電極を形成するステップの前に、前記n型窒化ガリウム系半導体層の表面に表面凹凸を形成するステップと、前記n型電極が形成される前記n型窒化ガリウム系半導体層部分を所定の厚さだけ除去してコンタクト孔を形成するステップと、をさらに含むことが好ましい。
また、上記の本発明に係る垂直構造窒化ガリウム系LED素子の製造方法において、前記第1メッキ層は、Ni及びAuが順次積層された2層構造に形成することが好ましい。
また、上記の本発明に係る垂直構造窒化ガリウム系LED素子の製造方法において、前記第2メッキ層は、Au、Ni及びAuが順次積層された3層構造に形成することが好ましい。
本発明は、発光構造物を単位LED素子の大きさに分離した後、前記分離された各発光構造物の間にフォトレジストを充填させることによって、金属シ−ド層を構成する原子が活性層に浸透するのを遮断して、ジャンクションリーケージ及びショット現象などを防止することができ、加えて構造支持層を含む全体構造物の曲がり現象を防止して、後続工程の進行を容易にすることができる。
また、本発明は、LED素子の最終的な分離が、既存の構造支持層に比べてはるかに薄い厚さを有する金属シ−ド層及び第2メッキ層のダイシング工程などにより行われるので、前記ダイシング工程時に発光構造物が壊れること又は損傷することを防げる等、素子分離工程を容易に行うことができる。
また、本発明は、前記p型窒化ガリウム系半導体層の下部に複数の反射電極を互いに所定間隔離隔させて形成することによって、既存にp型窒化ガリウム系半導体層の全面にわたって反射電極を形成することに比べて、素子の動作時に前記反射電極により発生する分極現象を局部化させて、圧電効果を減少させることができる。
したがって、本発明は垂直構造窒化ガリウム系LED素子の特性及び信頼性を向上させることができる。
以下、添付した図面を参考にして、本発明の実施の形態について本発明の属する技術分野における通常の知識を有した者が容易に実施できるように詳細に説明する。
図面において、複数の層及び領域を明確に表現するために、厚さを拡大して示した。明細書全体にわたって類似の部分に対しては、同一の図面符号を付してある。
以下、本発明の実施の形態に係る垂直構造窒化ガリウム系LED素子の製造方法について図面を参考にして詳細に説明する。
第1の実施の形態
まず、図3及び図4A〜図4Mを参照して、本発明の第1の実施の形態に係る垂直構造窒化ガリウム系LED素子及びその製造方法について詳細に説明する。
図3は、本発明の第1の実施の形態に係る垂直構造窒化ガリウム系LED素子の構造を示す断面図であり、図4A〜図4Mは、本発明の第1の実施の形態に係る垂直構造窒化ガリウム系LED素子の製造方法を説明するために順次示した工程断面図である。
まず、図4Aに示すように、基板310上に窒化ガリウム系半導体層からなる発光構造物320を形成する。このとき、前記発光構造物320は、n型窒化ガリウム系半導体層321、多重井戸構造のGaN/InGaN活性層322及びp型窒化ガリウム系半導体層323が順次積層されている構造を有する。
ここで、前記基板310は、好ましく、サファイアを含む透明な材料を利用して形成し、サファイアの他に、ジンクオキサイド(zinc oxide、ZnO)、ガリウムナイトライド(gallium nitride、GaN)、シリコンカーバイド(silicon carbide、SiC)及びアルミニウムナイトライド(aluminum nitride、AlN)などで形成できる。
また、前記n型及びp型窒化ガリウム系半導体層321、323及び活性層322は、AlxInyGa(1-x-y)N(ここで、0≦x≦1、0≦y≦1、0≦x+y≦1である)組成式を有する窒化ガリウム系半導体物質であってもよく、MOCVD及びMBE工程のような公知の窒化物蒸着工程により形成されることができる。
一方、前記活性層322は、1つの量子井戸層又はダブルヘテロ構造で形成されることができる。また、前記活性層322は、これを構成しているインジウム(In)の量でダイオ−ドが緑色発光素子なのか青色発光素子なのかを決定する。さらに詳細には、青色光を有する発光素子に対しては、約22%範囲のインジウムが用いられ、緑色光を有する発光素子に対しては、約40%範囲のインジウムが用いられる。すなわち、前記活性層322を形成するのに用いられるインジウムの量は、必要とする青色又は緑色波長に応じて変わる。
したがって、前記活性層322は、上述のように、窒化ガリウム系LED素子の特性及び信頼性に極めて大きな影響を及ぼすから、全般的な窒化ガリウム系LED素子製造工程において、導電物の浸透などのような不良から安全に保護されていなければならない。
次に、図4Bに示すように、ラップ(lapping)及び研磨(polishing)工程により、前記基板310の下部を所定の厚さだけ除去する。前記ラップ及び研磨工程は、後続的に行われるサファイア基板のLLO工程を容易に行うためのものであって、これは省略できる。
その後、図4Cに示すように、前記発光構造物320をエッチングして、単位LED素子の大きさに分離する。このように発光構造物320を予めエッチングして互いに分離することによって、後続のLLO工程の際、レーザーにより発光構造物320を構成する窒化ガリウム系半導体層が破損することを防止できる。
その後、前記分離された各発光構造物320を含む基板310の上部表面に沿って絶縁層(図示せず)を形成した後、これを選択的にエッチングして、図4Dに示すように、前記発光構造物320の上面の中央部に電流阻止層(current blocking layer)330を形成すると同時に、前記発光構造物320の両側面に保護膜340を形成する。
ここで、前記電流阻止層330は、後続的に形成されるn型電極380の下部に集中する電流をその以外の領域に拡散させて、電流の拡散効率を増加させ、これにより均一な発光を得ることができるようにするためのものである。
次に、図4Eに示すように、前記電流阻止層330が形成されていない前記発光構造物320上に、p型電極350を形成する。前記p型電極350は、電極と反射膜の機能を同時に行えるように、Ag系又はAl系などの物質を利用して形成することが好ましい。
前記p型電極350は上記のように電流阻止層330が形成されない部分に形成されていてもよいが、一方、図示していないが、前記発光構造物320上に前記電流阻止層330を覆うように形成されていてもよい。
その後、図4Fに示すように、前記分離された各発光構造物320の間に非導電性物質、例えば第1フォトレジストPR1を充填させる。
本発明の実施の形態において、前記第1フォトレジストPR1は、後続的に形成される金属シ−ド層360を構成する原子が活性層322に浸透することを遮断して、ジャンクションリーケージ及びショット現象などを防止する。
その後、図4Gに示すように、前記結果の構造物上に金属シ−ド層360を形成する。前記金属シ−ド層360は、後述する構造支持層370のメッキ工程時に結晶核として機能する。このような金属シ−ド層360は、スパッタリング(sputtering)法又は真空蒸着法などの方法で形成され得る。
その後、図4Hに示すように、前記各発光構造物320の間の金属シ−ド層360上に第2フォトレジストPR2を形成した後、前記各第2フォトレジストPR2の間の金属シ−ド層360上に電気メッキを施して、第1メッキ層370aを形成する。このとき、前記第1メッキ層370aは、Ni及びAuが順次積層された2層構造で形成することが好ましい。このうち前記Auは、前記Niの表面酸化を防止し、後述する第2メッキ層370bとの密着力を向上させるものである。
次に、図4Iに示すように、前記第2フォトレジストPR2を除去した後、前記第1メッキ層370aと前記各第1メッキ層370a間の金属シ−ド層360の表面に第2メッキ層370bを形成して、前記第1メッキ層370a及び第2メッキ層370bで構成される構造支持層370を形成する。
前記第2メッキ層370bは、Au、Ni及びAuが順次積層された3層構造で形成することが好ましい。前記第2メッキ層370bを構成するAuのうち、最下部のAuは、前記第1メッキ層370aとの密着力を向上させるためのものであり、最上部のAuは、Niの表面酸化を防止し、後続のパッケージング工程のうち、ダイボンディング(die bonding)工程での密着力を向上させるためのものである。
一方、従来では、各発光構造物320の間の領域にまで形成された構造支持層370と前記発光構造物320との熱膨張係数の差により、前記構造支持層370を含む全体構造物の曲がり現象が発生したが、本発明の実施の形態によれば、上記の通りに分離された各発光構造物320の間には構造支持層の代りに第1フォトレジストPR1が形成されていて、本発明による構造支持層370は、発光構造物320の上部にのみ一定の厚さに形成されているため、構造支持層370を含む全体構造物の曲がり現象を防止することが可能であり、後続工程進行の難しさを克服することができる。
前記構造支持層370は、最終的なLED素子の支持層及び電極としての機能を果たす。また、前記構造支持層370は、熱伝導が優れた金属、例えばNi及びAuなどからなるため、LED素子から発生する熱を外部に容易に放出できる。したがって、LED素子に高電流が印加されても熱を效率的に放出できるので、高電流でもLED素子の特性が劣化する現象を防止できる。
その後、図4Jに示すように、LLO工程により前記基板310を前記発光構造物320から分離する。
次に、図4Kに示すように、前記基板310が分離されて露出した前記各発光構造物320の間の保護膜340部分と前記第1フォトレジストPR1とを除去した後、前記n型窒化ガリウム系半導体層321の表面に、光抽出効率を上げるために表面凹凸321aを形成する。
その後、図4Lに示すように、n型電極380が形成される前記n型窒化ガリウム系半導体層321部分を所定の厚みだけ除去して、コンタクト孔hを形成した後、前記コンタクト孔h上にn型電極380を形成する。
その後、図4Mに示すように、前記各発光構造物320の間の金属シ−ド層360及び第2メッキ層370b部分をダイシング工程により除去してLED素子単位の大きさに分離して、複数の窒化ガリウム系LED素子300を形成する。前記LED素子300の分離は、上記のダイシング工程の他に、レーザースクライブ又はウェットエッチング工程などにより行われることができる。
ここで、従来の技術に係るLED素子100の最終的な分離は、比較的厚い厚みを有する構造支持層170のダイシングにより行われていたが、本発明の実施の形態では、前記LED素子300の最終的な分離が、従来の構造支持層に比べてはるかに薄い厚みを有する金属シ−ド層360及び第2メッキ層370bのダイシングにより行われるため、前記ダイシング工程時に発光構造物320が壊れること又は損傷することを防止することができる。
すなわち、上記のような工程により製作された本発明の垂直構造窒化ガリウム系LED素子は、図3に示すように、導電性基板370、前記導電性基板370の上面に形成された金属シ−ド層360、及び前記金属シ−ド層360上に形成された発光構造物320で構成されている。
前記導電性基板370は、第1メッキ層370aと第2メッキ層370bからなり、工程過程で上述したように、前記第1メッキ層370aは、Ni及びAuが順次積層された2層構造で形成され、前記第2メッキ層370bは、Au、Ni及びAuが順次積層された3層構造で形成されている。
前記発光構造物320は、n型窒化ガリウム系半導体層321、活性層322、p型窒化ガリウム系半導体層323からなり、前記発光構造物320の外郭部には保護膜340が形成されている。
また、前記p型窒化ガリウム系半導体層323の下面の中央部には、電流阻止層330が形成されている。そして、前記電流阻止層330の両側のp型窒化ガリウム系半導体層323上には、p型電極350が形成され、前記n型窒化物系半導体層321の上面には、n型電極380が形成されている。
そして、前記n型窒化物系半導体層321の上面は、光抽出効率を上げるための凹凸321aが形成されている。
第2の実施の形態
<垂直構造窒化ガリウム系LED素子>
まず、図5〜図8を参照して、本発明の第2の実施の形態に係る垂直構造窒化ガリウム系LED素子について詳細に説明する。
図5は、本発明の第2の実施の形態に係る垂直構造窒化ガリウム系LED素子の構造を示す断面図であり、図6〜図8は、本発明に係る反射電極の形態を示す平面図である。
図5に示すように、本発明の第2の実施の形態に係る垂直構造窒化ガリウム系LED素子400の最上部には、n型電極410が形成されている。
前記n型電極410の下部には、n型窒化ガリウム系半導体層420が形成されており、さらに詳細に、前記n型窒化ガリウム系半導体層420は、n型不純物がドーピングされたGaN層又はGaN/AlGaN層で形成されることができる。
ここで、電流拡散現象を向上させるために、前記n型電極410と前記n型窒化ガリウム系半導体層420との間に透明電極(図示せず)などがさらに形成れていてもよい。
前記n型窒化ガリウム系半導体層420の下部には、活性層430及びp型窒化ガリウム系半導体層440が下へ順次積層されて発光構造物をなす。このとき、前記発光構造物のうち、活性層430はInGaN/GaN層で構成された多重量子井戸型構造で形成されていてもよく、前記p型窒化ガリウム系半導体層440は、前記n型窒化ガリウム系半導体層420と同様に、p型不純物がドーピングされたGaN層又はGaN/AlGaN層で形成されていてもよい。
上記の発光構造物のp型窒化ガリウム系半導体層440の下部には、互いに所定間隔離隔した複数の反射電極450が形成されている。ここで、前述したような従来の技術に係る垂直構造窒化ガリウム系LED素子(図2参照)では、p型窒化ガリウム系半導体層440の全面にわたって反射電極450が形成されたが、本実施の形態に係る垂直構造窒化ガリウム系LED素子(図2、5参照)では、従来の技術に係るLED素子とは異なり、前記p型窒化ガリウム系半導体層440の下部に複数の反射電極450を互いに所定間隔離隔させて形成することによって、素子の動作時に前記反射電極450により発生する分極現象を局部化させて、圧電効果を減少させることができるという長所がある。
このとき、前記反射電極450は、Pd、Ni、Au、Ag、Cu、Pt、Co、Rh、Ir、Ru、Mo、W及びこれらのうち、少なくとも1つを含む合金で構成された群から選択された何れか1つの単層又は何れか2つ以上の多層構造を有することが好ましい。
そして、前記反射電極450は、図6に示すような円形の形態を有することも可能であり、又は、図7に示すような楕円形の形態を有することも可能であり、又は、図8に示すような正四角形の形態を有することも可能である。また、前記反射電極450の形態は、上記の形態にだけ限定されず、本発明の技術思想の範囲内で、例えば、正五角形及び正六角形などの正多角形と、非対称の多角形と、前記円形、楕円形、正多角形及び非対称の多角形の組み合わせなどを含んで多様に変形できる。
また、前記反射電極450は、0.5μm〜500μmの範囲の幅を有することが好ましい。これは、前記反射電極450の幅が0.5μmより小さい場合、反射電極450の大きさがあまりにも小さくなって、反射機能を果たすのに限界があり、500μmより大きい場合には、上述のような圧電効果の減少効果を十分に得がたいので、前記の範囲の幅を有するように形成されることが好ましい。
前記反射電極450を含む前記p型窒化ガリウム系半導体層440の下部には、バリヤ(barrier)層455が形成されている。前記バリヤ層455は、前記反射電極450がp型窒化ガリウム系半導体層440とオーム接触(ohmic contact)を形成することとは反対に、ショットキー接触(schottky contact)特性を有するように形成されて、電流阻止層(current blocking layer)の機能をともに果たし得るように構成されることが好ましい。一方、前記反射電極450がAgなどからなる場合、前記バリヤ層455は、反射電極450を構成するAgなどが拡散されるのを防止する機能を果たすことができる。
このようなバリヤ層455は、Al、Ti、Zr、Hf、Ta、Cr、In、Sn、Pt、Au及びこれらのうち、少なくとも1つを含む合金で構成された群から選択された何れか1つの単層又は何れか2つ以上の多層構造を有する金属からなることができる。また、上記のような金属の代りに、ITO(Indium−Tin−Oxide)、IZO(Indium−Zinc−Oxide)、IO(Indium−oxide)、ZnO及びSnO2などのTCO(transparent conductive oxide、透明導電性酸化物)を適用することもできる。
前記バリヤ層455の下部には、接合層460が形成されている。
前記接合層460の下部には、LED素子の支持層及び電極としての機能を果たす構造支持層470が形成されている。前記構造支持層470は、素子の熱的安定性を考慮して、Si基板、Ge基板、SiC基板、GaAs基板、又は金属層などで形成することが一般的である。
上述のように、本発明の第2の実施の形態によれば、前記p型窒化ガリウム系半導体層440の下部に複数の反射電極450を互いに所定間隔離隔させて形成することによって、素子の動作時に前記反射電極450により発生する分極現象を局部化させて、圧電効果を減少させることができ、これにより素子の信頼性を向上させることができる。
<垂直構造窒化ガリウム系LED素子の製造方法>
すると、以下、本発明の第2の実施の形態に係る垂直構造窒化ガリウム系LED素子の製造方法について、図9A〜図9Eを参照して詳細に説明する。
図9A〜図9Eは、本発明の第2の実施の形態に係る垂直構造窒化ガリウム系LED素子の製造方法を説明するために順次示した工程断面図である。
図9Aに示すように、サファイア基板490上にn型窒化ガリウム系半導体層420、活性層430及びp型窒化ガリウム系半導体層440を順に成長させて発光構造物を形成する。前記n型窒化ガリウム系半導体層420は、上述のように、n型不純物がドーピングされたGaN層又はGaN/AlGaN層で形成されることができ、前記活性層430は、InGaN/GaN層で構成された多重量子井戸型構造に形成されることができ、前記p型窒化ガリウム系半導体層440は、前記n型窒化ガリウム系半導体層420と同様に、p型不純物がドーピングされたGaN層又はGaN/AlGaN層で形成されることができる。
その後、前記発光構造物のp型窒化ガリウム系半導体層440上に、互いに所定間隔離隔した複数の反射電極450を形成する。前記反射電極450は、Pd、Ni、Au、Ag、Cu、Pt、Co、Rh、Ir、Ru、Mo、W及びこれらのうち、少なくとも1つを含む合金で構成された群から選択された何れか1つの単層又は何れか2つ以上の多層構造を有するように形成することが好ましい。そして、前記反射電極450は、正多角形、円形、非対称の多角形、楕円形及びこれらの組み合わせなどを含む多様な形態に形成でき、0.5μm〜500μmの範囲の幅を有するように形成することが好ましい。
ここで、本実施の形態では、前記p型窒化ガリウム系半導体層440上に複数の反射電極450を互いに所定間隔離隔させて形成することによって、素子の動作時に前記反射電極450により発生する分極現象を局部化させて、圧電効果を減少させることができる。
図9Bに示すように、前記複数の反射電極450を含む前記p型窒化ガリウム系半導体層440上にバリヤ層455を形成する。前記バリヤ層455は、前記p型窒化ガリウム系半導体層440とショットキー接触特性を有するように形成されることが好ましく、このために、Al、Ti、Zr、Hf、Ta、Cr、In、Sn、Pt、Au及びこれらのうち、少なくとも1つを含む合金で構成された群から選択される何れか1つの単層又は何れか2つ以上の多層構造を有する金属で形成できる。また、このような金属の代りに、ITO(Indium−Tin−Oxide)、IZO(Indium−Zinc−Oxide)、IO(Indium−oxide)、ZnO及びSnO2などのTCO(transparent conductive oxide、透明導電性酸化物)を適用することもできる。
図9Cに示すように、前記バリヤ層455上に接合層460及び構造支持層470を順に形成する。前記構造支持層470は、Si基板、Ge基板、SiC基板、GaAs基板、又は金属層などで形成することが一般的である。
図9Dに示すように、前記サファイア基板490をLLO工程により除去する。
図9Eに示すように、前記サファイア基板490が除去された前記n型窒化ガリウム系半導体層420上にn型電極410を形成する。ここで、電流拡散現象を向上させるために、前記n型電極410を形成する前に、前記n型窒化ガリウム系半導体層420上に透明電極(図示せず)などをさらに形成することもできる。
第3の実施の形態
<垂直構造窒化ガリウム系LED素子>
すると、次に、図10〜図12を参照して、本発明の第3の実施の形態について説明する。但し、第3の実施の形態の構成のうち、第2の実施の形態と同じ部分についての説明は省略し、第3の実施の形態で変わる構成についてのみ詳述する。
図10〜図12は、本発明の第3の実施の形態に係る垂直構造窒化ガリウム系LED素子の構造を示す断面図である。
図10〜図12に示すように、第3の実施の形態に係る垂直構造窒化ガリウム系LED素子は、第2の実施の形態に係る垂直構造窒化ガリウム系LED素子と大部分の構成が同じであり、但し、前記バリヤ層455が金属又はTCOからならず絶縁膜からなるものの、前記反射電極450の一部を露出させるように形成されているという点において第2の実施の形態と異なる。ここで、前記絶縁膜は、SiO2、Al23、TiO2、ZrO、HfO、SiN及びAlNなどのような酸化物系又は窒化物系物質などからなり得る。
このとき、前記のような絶縁膜からなるバリヤ層455は、図10に示すように、反射電極450の下面の一部を除いた残りの反射電極450とp型窒化ガリウム系半導体層440の表面に沿って形成されることもでき、図11に示すように、複数の反射電極450の間の空間を充填しながら、反射電極450の下面の一部を露出させるように形成されることもでき、図12に示すように、反射電極450の下面全体と側面の一部を露出させるように、前記複数の反射電極450の間のp型窒化ガリウム系半導体層440の下面に前記反射電極450より薄い厚さに形成されることも可能である。
なお、前記絶縁膜からなるバリヤ層455は、図10〜図12に示す構造のみに限定されるものではなく、本発明の技術思想の範囲内で多様に変形できる。
すなわち、第3の実施の形態に係る垂直構造窒化ガリウム系LED素子は、バリヤ層455を絶縁膜で形成するものの、前記反射電極450と構造支持層470とが互いに通電できるように、反射電極450の一部を露出させるように形成することが重要である。
このような第3の実施の形態に係る垂直構造窒化ガリウム系LED素子は、第2の実施の形態と同じ作用及び効果を得ることができる。
<垂直構造窒化ガリウム系LED素子の製造方法>
すると、以下、本発明の第3の実施の形態に係る垂直構造窒化ガリウム系LED素子の製造方法について、図13A〜図13Eを参照して詳細に説明する。
図13A〜図13Eは、本発明の第3の実施の形態に係る垂直構造窒化ガリウム系LED素子の製造方法を説明するために順次示した工程断面図である。
図13Aに示すように、サファイア基板490上にn型窒化ガリウム系半導体層420、活性層430及びp型窒化ガリウム系半導体層440を順に成長させて発光構造物を形成する。
その後、前記p型窒化ガリウム系半導体層440上に、互いに所定間隔離隔した複数の反射電極450を形成する。
図13Bに示すように、前記複数の反射電極450を含む前記p型窒化ガリウム系半導体層440上にバリヤ層455を形成する。このとき、前記バリヤ層455は、SiO2、Al23、TiO2、ZrO、HfO、SiN及びAlNなどのような絶縁膜で形成するものの、前記反射電極450の一部を露出させるように形成して、前記反射電極450が後続的に形成される構造支持層470と通電するようにすることが重要である。
図13Cに示すように、前記バリヤ層455を含む全体構造上に接合層460及び構造支持層470を順に形成する。
図13Dに示すように、前記サファイア基板490をLLO工程により除去する。
図13Eに示すように、前記サファイア基板490が除去された前記n型窒化ガリウム系半導体層420上にn型電極410を形成する。
第4の実施の形態
<垂直構造窒化ガリウム系LED素子>
すると、次に、図14を参照して、本発明の第4の実施の形態について説明する。但し、第4の実施の形態の構成のうち、第2の実施の形態と同じ部分についての説明は省略し、第4の実施の形態で変わる構成についてのみ詳説する。
図14は、本発明の第4の実施の形態に係る垂直構造窒化ガリウム系LED素子の構造を示す断面図である。
図14に示すように、第4の実施の形態に係る垂直構造窒化ガリウム系LED素子は、第2の実施の形態に係る垂直構造窒化ガリウム系LED素子とほとんどの構成が同じであり、但し、前記p型窒化ガリウム系半導体層440の下部に形成される反射電極450とバリヤ層455の形成位置が互いに変わっており、前記バリヤ層455が絶縁膜からなるという点において第2の実施の形態と異なる。ここで、前記バリヤ層455として用いられる絶縁膜は、第3の実施の形態と同様に、SiO2、Al23、TiO2、ZrO、HfO、SiN及びAlNなどと同じ酸化物系又は窒化物系物質などからなり得る。また変形例として、前記バリヤ層455は、前記反射電極450がp型窒化ガリウム系半導体層440とオーム接触(ohmic contact)を形成することとは反対に、ショットキー接触(schottky contact)特性を有するように形成されて、電流阻止層(current blocking layer)の機能をともに果たし得るように構成されていてもよい。このようなバリヤ層455は、Al、Ti、Zr、Hf、Ta、Cr、In、Sn、Pt、Au及びこれらのうち、少なくとも1つを含む合金で構成された群から選択された何れか1つの単層又は何れか2つ以上の多層構造を有する金属からなることができる。また、上記のような金属の代りに、ITO(Indium−Tin−Oxide)、IZO(Indium−Zinc−Oxide)、IO(Indium−oxide)、ZnO及びSnO2などのTCO(transparent conductive oxide、透明導電性酸化物)を適用することもできる。
すなわち、第4の実施の形態に係る垂直構造窒化ガリウム系LED素子は、バリヤ層455を絶縁膜で形成するものの、第4の実施の形態と同様に、前記バリヤ層455が反射電極450の一部を露出させるように形成する代わりに、前記p型窒化ガリウム系半導体層440の下部に、まず、互いに所定間隔離隔した複数のバリヤ層455を形成してから、前記バリヤ層455を含む前記p型窒化ガリウム系半導体層440の下部に反射電極450を形成するものである。
このような第4の実施の形態に係る垂直構造窒化ガリウム系LED素子は、p型窒化ガリウム系半導体層440の下部に所定間隔離隔して形成された複数のバリヤ層455により、前記p型窒化ガリウム系半導体層440に接する反射電極450部分が互いに所定間隔離隔されることにより、第2の実施の形態と同じ作用及び効果を得ることができる。
<垂直構造窒化ガリウム系LED素子の製造方法>
すると、以下、本発明の第4の実施の形態に係る垂直構造窒化ガリウム系LED素子の製造方法について、図15A〜図15Eを参照して詳細に説明する。
図15A〜図15Eは、本発明の第4の実施の形態に係る垂直構造窒化ガリウム系LED素子の製造方法を説明するために順次示した工程断面図である。
図15Aに示すように、サファイア基板490上にn型窒化ガリウム系半導体層420、活性層430及びp型窒化ガリウム系半導体層440を順に成長させて発光構造物を形成する。
その後、前記p型窒化ガリウム系半導体層440上に、互いに所定間隔離隔した複数のバリヤ層455を形成する。前記バリヤ層455は、SiO2、Al23、TiO2、ZrO、HfO、SiN及びAlNなどのような絶縁膜で形成できる。
図15Bに示すように、前記バリヤ層455を含む前記p型窒化ガリウム系半導体層上240に反射電極450を形成する。
図15Cに示すように、前記反射電極450上に接合層460及び構造支持層470を順に形成する。
図15Dに示すように、前記サファイア基板490をLLO工程により除去する。
図15Eに示すように、前記サファイア基板490が除去された前記n型窒化ガリウム系半導体層420上にn型電極410を形成する。
上述した本発明の好ましい実施の形態は、例示の目的のために開示されたものであり、本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲内で、様々な置換、変形、及び変更が可能であり、このような置換、変更などは、特許請求の範囲に属するものである。
従来の技術に係る垂直構造窒化ガリウム系LED素子の製造方法を説明するために順次示した工程断面図である。 従来の技術に係る垂直構造窒化ガリウム系LED素子の製造方法を説明するために順次示した工程断面図である。 従来の技術に係る垂直構造窒化ガリウム系LED素子の製造方法を説明するために順次示した工程断面図である。 従来の技術に係る垂直構造窒化ガリウム系LED素子の製造方法を説明するために順次示した工程断面図である。 従来の技術に係る垂直構造窒化ガリウム系LED素子の製造方法を説明するために順次示した工程断面図である。 従来の技術に係る垂直構造窒化ガリウム系LED素子の製造方法を説明するために順次示した工程断面図である。 従来の技術によって製造されたさらに他の垂直構造窒化ガリウム系LED素子の構造を示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る垂直構造窒化ガリウム系LED素子の構造を示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る垂直構造窒化ガリウム系LED素子の製造方法を説明するために順次示した工程断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る垂直構造窒化ガリウム系LED素子の製造方法を説明するために順次示した工程断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る垂直構造窒化ガリウム系LED素子の製造方法を説明するために順次示した工程断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る垂直構造窒化ガリウム系LED素子の製造方法を説明するために順次示した工程断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る垂直構造窒化ガリウム系LED素子の製造方法を説明するために順次示した工程断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る垂直構造窒化ガリウム系LED素子の製造方法を説明するために順次示した工程断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る垂直構造窒化ガリウム系LED素子の製造方法を説明するために順次示した工程断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る垂直構造窒化ガリウム系LED素子の製造方法を説明するために順次示した工程断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る垂直構造窒化ガリウム系LED素子の製造方法を説明するために順次示した工程断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る垂直構造窒化ガリウム系LED素子の製造方法を説明するために順次示した工程断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る垂直構造窒化ガリウム系LED素子の製造方法を説明するために順次示した工程断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る垂直構造窒化ガリウム系LED素子の製造方法を説明するために順次示した工程断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る垂直構造窒化ガリウム系LED素子の製造方法を説明するために順次示した工程断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る垂直構造窒化ガリウム系LED素子の構造を示す断面図である。 本発明に係る反射電極の形態を示す平面図である。 本発明に係る反射電極の形態を示す平面図である。 本発明に係る反射電極の形態を示す平面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る垂直構造窒化ガリウム系LED素子の製造方法を説明するために順次示した工程断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る垂直構造窒化ガリウム系LED素子の製造方法を説明するために順次示した工程断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る垂直構造窒化ガリウム系LED素子の製造方法を説明するために順次示した工程断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る垂直構造窒化ガリウム系LED素子の製造方法を説明するために順次示した工程断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る垂直構造窒化ガリウム系LED素子の製造方法を説明するために順次示した工程断面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る垂直構造窒化ガリウム系LED素子の構造を示す断面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る垂直構造窒化ガリウム系LED素子の構造を示す断面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る垂直構造窒化ガリウム系LED素子の構造を示す断面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る垂直構造窒化ガリウム系LED素子の製造方法を説明するために順次示した工程断面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る垂直構造窒化ガリウム系LED素子の製造方法を説明するために順次示した工程断面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る垂直構造窒化ガリウム系LED素子の製造方法を説明するために順次示した工程断面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る垂直構造窒化ガリウム系LED素子の製造方法を説明するために順次示した工程断面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る垂直構造窒化ガリウム系LED素子の製造方法を説明するために順次示した工程断面図である。 本発明の第4の実施の形態に係る垂直構造窒化ガリウム系LED素子の構造を示す断面図である。 本発明の第4の実施の形態に係る垂直構造窒化ガリウム系LED素子の製造方法を説明するために順次示した工程断面図である。 本発明の第4の実施の形態に係る垂直構造窒化ガリウム系LED素子の製造方法を説明するために順次示した工程断面図である。 本発明の第4の実施の形態に係る垂直構造窒化ガリウム系LED素子の製造方法を説明するために順次示した工程断面図である。 本発明の第4の実施の形態に係る垂直構造窒化ガリウム系LED素子の製造方法を説明するために順次示した工程断面図である。 本発明の第4の実施の形態に係る垂直構造窒化ガリウム系LED素子の製造方法を説明するために順次示した工程断面図である。
310 サファイア基板
320 発光構造物
321、420 n型窒化ガリウム系半導体層
322、430 活性層
323、440 p型窒化ガリウム系半導体層
330 電流阻止層
340 保護膜
350 p型電極
PR1 第1フォトレジスト
360 金属シ−ド層
PR2 第2フォトレジスト
370、470 構造支持層
370a 第1メッキ層
370b 第2メッキ層
321a 表面凹凸
h コンタクト孔
380、410 n型電極
300、400 LED素子
450 反射電極
455 バリヤ層
460 接合層

Claims (22)

  1. n型電極と、
    前記n型電極の下面に形成された発光構造物と、
    前記発光構造物の外郭面に形成された保護膜と、
    前記保護膜が形成された発光構造物の下面に形成されたp型電極と、
    前記発光構造物の下部に形成され、前記発光構造物及び前記p型電極と接触する金属シ−ド層と、
    前記金属シ−ド層の下部に形成された導電性基板とを含み、
    前記導電性基板は第1メッキ層及び第2メッキ層から成ることを特徴とする垂直構造窒化ガリウム系発光ダイオ−ド素子。
  2. 前記発光構造物は、n型窒化ガリウム系半導体層、活性層、p型窒化ガリウム系半導体層を含むことを特徴とする請求項1に記載の垂直構造窒化ガリウム系発光ダイオ−ド素子。
  3. 前記n型窒化ガリウム系半導体層の上面は、凹凸形態からなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の垂直構造窒化ガリウム系発光ダイオ−ド素子。
  4. 前記発光構造物の下面の中央部に電流阻止層をさらに含むことを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載の垂直構造窒化ガリウム系発光ダイオ−ド素子。
  5. 前記第1メッキ層は、Ni及びAuが順次積層された2層構造に形成されたことを特徴とする請求項1から請求項4の何れか1項に記載の垂直構造窒化ガリウム系発光ダイオ−ド素子。
  6. 前記第2メッキ層は、Au、Ni及びAuが順次積層された3層構造に形成されたことを特徴とする請求項1から請求項5の何れか1項に記載の垂直構造窒化ガリウム系発光ダイオ−ド素子。
  7. 導電性基板と、
    前記導電性基板の上部に形成された金属シ−ド層と、
    前記金属シ−ド層の中央部に形成された電流阻止層と、
    前記金属シ−ド層上の電流阻止層の両側に形成された第1電極と、
    前記第1電極上に形成された発光構造物の外郭面に形成された保護膜と、
    前記発光構造物上に形成された第2電極とを含み、
    前記導電性基板は第1メッキ層及び第2メッキ層から成ることを特徴とする垂直構造窒化ガリウム系発光ダイオ−ド素子。
  8. 前記発光構造物は、p型窒化ガリウム系半導体層、活性層、n型窒化ガリウム系半導体層を含むことを特徴とする請求項7に記載の垂直構造窒化ガリウム系発光ダイオ−ド素子。
  9. 前記n型窒化ガリウム系半導体層の上面は、凹凸形態からなることを特徴とする請求項8に記載の垂直構造窒化ガリウム系発光ダイオ−ド素子。
  10. 前記第1電極は、p型電極であることを特徴とする請求項7から請求項9の何れか1項に記載の垂直構造窒化ガリウム系発光ダイオ−ド素子。
  11. 前記第2電極は、n型電極であることを特徴とする請求項7から請求項10の何れか1項に記載の垂直構造窒化ガリウム系発光ダイオ−ド素子。
  12. 前記第1メッキ層は、Ni及びAuが順次積層された2層構造に形成されたことを特徴とする請求項7から請求項11の何れか1項に記載の垂直構造窒化ガリウム系発光ダイオ−ド素子。
  13. 前記第2メッキ層は、Au、Ni及びAuが順次積層された3層構造に形成されたことを特徴とする請求項7から請求項12の何れか1項に記載の垂直構造窒化ガリウム系発光ダイオ−ド素子。
  14. 基板上にn型窒化ガリウム系半導体層と活性層とp型窒化ガリウム系半導体層とが順次積層されている発光構造物を形成するステップと、
    前記発光構造物をエッチングして、単位LED素子の大きさに分離するステップと、
    前記分離された発光構造物上にp型電極を形成するステップと、
    前記分離された各発光構造物の間に非導電性物質を充填するステップと、
    前記結果の構造物上に金属シ−ド層を形成するステップと、
    前記各発光構造物の間の領域を除いた前記金属シ−ド層上に第1メッキ層を形成するステップと、
    前記第1メッキ層及び前記各第1メッキ層の間の前記金属シ−ド層の表面に第2メッキ層を形成するステップと、
    前記基板を前記発光構造物から分離するステップと、
    前記基板が分離されて露出した前記各発光構造物の間の前記非導電性物質を除去するステップと、
    前記n型窒化ガリウム系半導体層上にn型電極を形成するステップと、
    前記各発光構造物の間の前記金属シ−ド層及び前記第2メッキ層部分を除去するステップと、を含む垂直構造窒化ガリウム系発光ダイオ−ド素子の製造方法。
  15. 前記非導電性物質は、フォトレジストであることを特徴とする請求項14に記載の垂直構造窒化ガリウム系発光ダイオ−ド素子の製造方法。
  16. 前記p型電極を形成するステップの前に、
    前記分離された各発光構造物を含む基板の上部表面に沿って絶縁層を形成するステップと、
    前記絶縁層を選択的にエッチングして、前記発光構造物の上面中央部に電流阻止層を形成すると同時に、前記発光構造物の両側面に保護膜を形成するステップと、をさらに含むことを特徴とする請求項14または請求項15に記載の垂直構造窒化ガリウム系発光ダイオ−ド素子の製造方法。
  17. 前記発光構造物を形成するステップの後に、ラップ(lapping)及び研磨(polishing)工程により前記基板の下部を所定の厚さだけ除去するステップをさらに含むことを特徴とする請求項14から請求項16の何れか1項に記載の垂直構造窒化ガリウム系発光ダイオ−ド素子の製造方法。
  18. 前記各発光構造物の間の領域を除いた金属シ−ド層上に第1メッキ層を形成するステップは、
    前記各発光構造物の間の金属シ−ド層上にフォトレジストを形成するステップと、
    前記各フォトレジストの間の金属シ−ド層上に第1メッキ層を形成するステップと、
    前記フォトレジストを除去するステップと、を含むことを特徴とする請求項14から請求項17の何れか1項に記載の垂直構造窒化ガリウム系発光ダイオ−ド素子の製造方法。
  19. 前記各発光構造物の間の前記金属シ−ド層及び前記第2メッキ層部分を除去するステップは、ダイシング、スクライブ及びウェットエッチングのうち、何れか1つの工程により行うことを特徴とする請求項14から請求項18の何れか1項に記載の垂直構造窒化ガリウム系発光ダイオ−ド素子の製造方法。
  20. 前記n型窒化ガリウム系半導体層上にn型電極を形成するステップの前に、
    前記n型窒化ガリウム系半導体層の表面に表面凹凸を形成するステップと、
    前記n型電極が形成される前記n型窒化ガリウム系半導体層部分を所定の厚さだけ除去してコンタクト孔を形成するステップと、をさらに含むことを特徴とする請求項14から請求項19の何れか1項に記載の垂直構造窒化ガリウム系発光ダイオ−ド素子の製造方法。
  21. 前記第1メッキ層は、Ni及びAuが順次積層された2層構造に形成することを特徴とする請求項14から請求項20の何れか1項に記載の垂直構造窒化ガリウム系発光ダイオ−ド素子の製造方法。
  22. 前記第2メッキ層は、Au、Ni及びAuが順次積層された3層構造に形成することを特徴とする請求項14から請求項21の何れか1項に記載の垂直構造窒化ガリウム系発光ダイオ−ド素子の製造方法。
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