JP2011007329A - 遠心力浮揚型フリーホイール保持リングプレートユニット - Google Patents

遠心力浮揚型フリーホイール保持リングプレートユニット Download PDF

Info

Publication number
JP2011007329A
JP2011007329A JP2010142869A JP2010142869A JP2011007329A JP 2011007329 A JP2011007329 A JP 2011007329A JP 2010142869 A JP2010142869 A JP 2010142869A JP 2010142869 A JP2010142869 A JP 2010142869A JP 2011007329 A JP2011007329 A JP 2011007329A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ring plate
freewheel
plate unit
holding ring
sprag
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010142869A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5660530B2 (ja
Inventor
Siegfried Jackwerth
ジークフリート・ヤックヴェルト
Karlheinz Timtner
カールハインツ・ティムトナー
Ruprecht Maurer
ルプレヒト・マウラー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ringspann Gesellschaf mbH
Ringspann GmbH
Original Assignee
Ringspann Gesellschaf mbH
Ringspann GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ringspann Gesellschaf mbH, Ringspann GmbH filed Critical Ringspann Gesellschaf mbH
Publication of JP2011007329A publication Critical patent/JP2011007329A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5660530B2 publication Critical patent/JP5660530B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D41/00Freewheels or freewheel clutches
    • F16D41/06Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface
    • F16D41/069Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface the intermediate members wedging by pivoting or rocking, e.g. sprags
    • F16D41/07Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface the intermediate members wedging by pivoting or rocking, e.g. sprags between two cylindrical surfaces
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D41/00Freewheels or freewheel clutches
    • F16D41/06Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface
    • F16D41/069Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface the intermediate members wedging by pivoting or rocking, e.g. sprags
    • F16D41/07Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface the intermediate members wedging by pivoting or rocking, e.g. sprags between two cylindrical surfaces
    • F16D41/073Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface the intermediate members wedging by pivoting or rocking, e.g. sprags between two cylindrical surfaces each member comprising at least two elements at different radii

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • One-Way And Automatic Clutches, And Combinations Of Different Clutches (AREA)
  • Mechanical Operated Clutches (AREA)
  • Rolling Contact Bearings (AREA)

Abstract

【課題】フリーホイール保持リングプレートユニットの取り付けスペースを同じままとして伝動可能な最大回転トルクをさらに向上させる。
【解決手段】保持リングプレート1、2と、保持リングプレートの間に配設された多数のスプラグ4とを含んでいるフリーホイール保持リングプレートユニット。スプラグ4は揺動可能に配置されてねじりばねによってクラッチ入り方向に付勢されていると共に、遠心力の作用下でばね付勢に抗してクラッチ切り方向に作用する揺動運動を行い、各スプラグ4には軸方向側端部において少なくとも2つのガイド面5c、5dが組み合わされている。ガイド面はスプラグ4の対向する側端外周領域に作用してガイドする。ガイド面は少なくとも径方向内側に欠落部を有する。ガイド面5c、5dはそれぞれ凹みにより保持リングプレート1、2の互いに対向する内側面に一体的に形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、軸方向に間隙を形成して互いに連結された実質的に径方向に延びる2枚の保持リングプレートと、前記保持リングプレートの間に配設された多数のスプラグとを含んでいるフリーホイール保持リングプレートユニットに関する。
前記スプラグは前記フリーホイール保持リングプレートユニット内に揺動可能に配置されて少なくとも1本のばねによってクラッチ入り方向に付勢され、前記スプラグは遠心力の作用下でばね付勢に抗してクラッチ切り方向に揺動運動可能である。各スプラグには軸方向側端部において少なくとも2つのガイド面が組み合わされており、前記ガイド面は前記スプラグの対向する側端外周領域に作用して前記スプラグを少なくとも前記保持リングプレートの周方向にガイドする。
遠心力浮揚型スプラグフリーホイールにおいて、フリーホイール保持リングプレートユニットは空転時にフリーホイール外輪と共に回転し、他方、フリーホイール内輪は停止していることが知られている。その際、スプラグはスプラグに作用する遠心力によって外側に向かって押されて、クラッチ切り方向に揺動させられ、これによってフリーホイール内輪から浮揚させられる。この場合、スプラグ重心はスプラグ揺動軸に対して周方向に変位させられ、こうして、クラッチ切り揺動時に重心は外側に向かって移動する。フリーホイール保持リングプレートユニットはフリーホイール外輪と同期して回転するため、遠心力浮揚に必要な回転数が越えられると直ちに空転時にいかなる摩耗も生じないことになる。これはスプラグにごく僅かな材料摩耗が生じても早くも不均等な係合に起因する機能障害が起こり、最終的に、フリーホイールの破損と共に危険な結果がもたらされる可能性がある。
また、ドイツ公開特許公報第2004457号明細書から、空転時にスプラグを内輪から浮揚させるのではなく、それに代えて、外輪から浮揚させることも知られている。こうした別法は、空転運転中にフリーホイール内輪が回転し、他方、外輪は停止している場合に必要とされる。そのために、スプラグの重心は、クラッチ切り方向への揺動運動がフリーホイール外輪からのスプラグの浮揚をもたらすようにして、スプラグ傾倒軸に対して変位させられなければならない。この場合には、遠心力の作用に対するスプラグの支保はもはや外輪を介して行われることはできず、公知のケースにおいて、スプラグはフリーホイール内輪と摩擦係止連結された同軸支えリングによって支保される。この支えリングはフリーホイール保持リングプレートユニットの両側の保持リングプレートに設けられた内側に向かって突き出た屈曲縁によって形成されてもよい。
本出願が出発点としているドイツ特許公報第4443723号明細書からのさらなる発展形態として、各スプラグの軸方向側端部にはスプラグの両側端面に作用してスプラグをガイドする別個に製作された2個のポケットが組み合わされていることが公知である。これらのポケットは一般に溶接によって両側の保持リングプレートに結合されている。各スプラグにはそれぞれの軸方向側端部においてポケットに形成された少なくとも2つのガイド面が組み合わされており、これらのガイド面はスプラグの対向する側端外周領域に作用する。これらのガイド面はスプラグを少なくとも保持リングプレートの周方向にガイドすると共に、径方向内側ならび径方向外側にそれぞれ欠落部を有しており、スプラグはこれらの欠落部を経てそれぞれ径方向内側の伝動面ないし径方向外側の伝動面まで延びている。
フリーホイール保持リングプレートユニットの1つの重要な特徴はスプラグ伝動面の軸方向長さである。なぜなら、伝動面の軸方向長さが増大すると共に、フリーホイールによって伝動可能な内外輪間の最大回転トルクを向上させることができるからである。このことは特に径方向内側の伝動面に当てはまるが、それはこの伝動面ではヘルツ応力条件がより不都合なためである。
ドイツ公開特許公報第2004457号明細書 ドイツ特許公報第4443723号明細書
そこで、本発明の目的は、公知のフリーホイール保持リングプレートユニットをさらに改良して、フリーホイール保持リングプレートユニットの取り付けスペースを同じままとして伝動可能な最大回転トルクをさらに向上させると共に、使用される高級スプラグ素材の可能なかぎり最適な利用を達成することである。さらに、本発明によるフリーホイール保持リングプレートユニットは、特に、ガイド面の高度な堅牢性、保持リングプレート内部におけるスプラグポジショニング精度ならびに製造の容易性かつ製造コストの点で、優れている。
軸方向に間隙を形成して互いに連結された径方向に延びる2枚の保持リングプレートと、前記保持リングプレートの間に配設された多数のスプラグとを含んでいるフリーホイール保持リングプレートユニットにおいて、上記課題を解決するため、本発明では、前記スプラグは前記フリーホイール保持リングプレートユニット内に揺動可能に配置されて少なくとも1本のねじりばねによってクラッチ入り方向に付勢されていると共に、前記スプラグは遠心力の作用下でばね付勢に抗してクラッチ切り方向に作用する揺動運動を行い、前記各スプラグには軸方向側端部において少なくとも2つのガイド面が組み合わされており、前記ガイド面は前記スプラグの対向する側端外周領域に作用して前記スプラグを少なくとも前記保持リングプレートの周方向にガイドすると共に、前記ガイド面は少なくとも径方向内側に欠落部を有し、前記スプラグは前記欠落部を経て径方向内側の伝動面まで延びており、任意のスプラグの径方向内側の伝動面の軸方向長さは前記スプラグの全長に等しく形成され、
前記ガイド面はそれぞれ凹みにより前記保持リングプレートの互いに対向する内側面に一体的に形成されている。
本発明によるフリーホイール保持リングプレートユニットにおいて、スプラグの対向する側端外周領域に作用してスプラグを少なくとも保持リングプレートの周方向にガイドするガイド面は、もはや従来のように別個のポケットによって形成されているのではなく、凹みによって保持リングプレートの互いに対向する内側面に直接一体的に形成されている。
これにより、スプラグをガイドするための別個に製作されたポケットを不要にすることができると共に、困難な作業となる保持リングプレートに対するポケットの調節ならびに固定を回避することができる。
さらに、特に保持リングプレートの周方向にスプラグをガイドする点で、とりわけ正確かつ堅牢に形成されたガイド面が得られることになる。またさらに、上記の一体的な形成により、保持リングプレートとガイド面とを、素材を変えることなく、同一の工作機械による旋削・フライス加工によって製作することが可能である。これにより、一方で、製造工程が簡易化されて、いっそうのコスト低下がもたらされると共に、他方で、保持リングプレートに設けられるガイド面のポジショニング精度が高められる。
加えてさらに、フリーホイール保持リングプレートユニットの取り付けスペースはかわらないながらも、伝動可能な最大回転トルクの向上がもたらされるが、これは以下に述べることに基づく。
まず、伝動可能な最大回転トルクにとっての一つの重要な因子は、スプラグの伝動面、特に径方向内側の伝動面の軸方向長さである。ガイド面を保持リングプレートと一体的に形成することにより、従来公知の技術に比較して、別個に製作・取り付けされたポケットが不要になるために、特に、保持リングプレートの内側面に平行に接するポケットの底部領域も存在しなくなる。これにより、別個のポケットを備えたフリーホイール保持リングプレートユニットに比較して、フリーホイール保持リングプレートユニットの軸方向全長が同じであっても、より長い幅のあるスプラグの使用、すなわち、より大きな軸方向長さを有する伝動面を備えたスプラグの使用が可能であるために、より大きな最大回転トルクも伝動可能になる。
代表的なフリーホイール保持リングプレートユニットにおいて、本発明により、伝動面の軸方向長さを6〜8mm延長することが可能になる。これにより、一般に使用されるフリーホイール保持リングプレートユニットにおいて、伝動可能な最大回転トルクが10%〜20%向上させられることになる。
スプラグの径方向内側の伝動面の軸方向長さはスプラグの全長に等しい。これにより、高価なスプラグ材料を回転トルク伝達に最適利用することが実現される。
さらに、ガイド面を保持リングプレートに一体的に形成することにより、スプラグを互いにより近接させて配置することが可能になるため、フリーホイール保持リングプレートユニットの直径が同じであっても、より多数のスプラグを配設することができ、こうして、伝動可能な最大回転トルクはさらに向上させられる。
保持リングプレートの互いに対向するリング面に設けられるガイド面は好ましくは切削加工により、好ましくはフライス切削によって形成される。
本発明によるフリーホイール保持リングプレートユニットの好適な一態様において、各スプラグには対向する側端外周領域の各々に少なくとも2つのガイド面が組み合わされており、これらのガイド面は径方向外側が切り欠かれていると共に径方向内側も切り欠かれて形成されている。この好適な実施形態において、ガイド面はそれぞれ異なるように形成することが可能であるために、スプラグの側端部の当該外周面には異なるガイド面用の異なる半径を対応させることができる。同じく、すでに公知の方法で、保持リングプレートに径方向外側肩部を形成することが可能であり、この肩部に組み合わされたスプラグの側端部外周面がこの肩部に保持されて、上述したように、遠心力浮揚が達成される。
旋削による保持リングプレートの加工は、個々の点状のフライス加工または穴あけ加工による加工に比較してコスト的に好適である。それゆえ、さらに別の好適な態様において、上述した少なくとも2つのガイド面は径方向において最大で保持リングプレートの径方向幅の二分の一、好ましくは最大で三分の一に及んでいる。これによって、フライス作業ないし穴あけ作業は減少する。
側端外周領域に組み合わされて保持リングプレートに設けられた2つのガイド面はそれぞれスプラグ端面の当該側端部外周面よりも短いのが特に好適である。これによっても、保持リングプレートに施されるフライス作業ないし穴あけ作業の割合は大幅に減少させられる。
保持リングプレートがそれらの互いに対向する内側面にそれぞれ互いに同心配置された細い環状リブを有し、上記ガイド面は凹欠部(凹み)によって環状リブに形成されていれば特に好適である。なぜなら、互いに同心的な環状リブは保持リングプレートの中ぐりによって容易に製作できるからである。
さらに別の好適な態様において、各スプラグには対向する側端外周領域にそれぞれ連通ガイド面が組み合わされており、この連通ガイド面は径方向内側が切り欠かれた円形をなして形成されている。この円形のガイド面は穴あけまたはフライス切削によって高精度かつ低コストで製作することが可能である。
径方向内側に配置された各欠落部は、周方向において、この欠落部に組み合わされたスプラグ側端部におけるスプラグの最大断面よりも短いのが好適である。これによって、スプラグが径方向内側に向かって脱落することが防止され、他方、スプラグが径方向外側に向かって逸脱することは保持リングプレートに形成された軸方向内側に突き出た肩部によるかまたは円形のガイド面によって防止される。
スプラグの端面に対向する領域の保持リングプレートの軸方向肉厚は好ましくは3mm〜20mmである。これによって、一方でフリーホイール保持リングプレートユニットの安定性と、スプラグの特に径方向内側の伝動面の軸方向長さの拡大との間の最適化が達成される。
ばねを収容するために、好ましくは、保持リングプレートまたはスプラグあるいはその両方の端面領域にはポケットが形成されている。
上記ばね収容ポケットは保持リングプレートに形成されるのが特に好適である。好ましくは、ばね収容ポケット領域の保持リングプレートの軸方向肉厚は0.2mm〜1mm、好ましくは約0.5mmである。
上記ばねは好ましくは、一方の脚部がスプラグに支保され、他方の脚部がポケット内に形成された当該窪みに支保されるねじりばねとして形成されている。
別の好適な実施形態において、上記ねじりばねはねじりコイルばねであり、双方のばね脚部がコイル軸に対して垂直をなす同一の揺動面内でそれぞれ相対揺動運動を行うように形成されている。これにより、ばね用ポケット内に、一方のばね脚部を収容・支保するための別個の窪みを形成することを不要とすることができ、それによって製造工程はさらに簡易化される。
この好適な態様において、一方のばね脚部はスプラグに保持され、他方のばね脚部は保持リングプレートに設けられたばね用ポケット外部の受け面に保持される。これは別個に形成された保持面であってもよいし、保持リングプレートの肩部であってもよい。
双方のばね脚部を同一面内に配置可能とするには、一方のばね脚部がばねコイル部の外側または内側を経て他方のばね脚部の揺動面に達するようにガイドされているのが好適である。
スプラグはそれ自体公知の方法で、スプラグがクラッチ切り方向に最大限揺動する際に保持リングプレートに設けられた当たり面に当接するストッパピンを有していてよい。これにより、空転運転時に遠心力によって生み出される揺動運動の制限が保証されるため、空転運転時の外輪軌道とスプラグの接触が回避される。
さらに好適な形態として、スプラグがクラッチ切り方向に最大限揺動する際のスプラグ用ストッパを保持リングプレートに形成してもよい。
保持リングプレート同士の連結は好ましくは、複数の軸方向に延びる連結ボルトによって行われる。
さらに、本発明による保持リングプレートユニットは保持リングプレートの外側面に突起や段差などの形状急変部がないようにして形成されるのが好適である。これにより、保持リングプレートが損傷や汚損を受けにくいようにすることが達成される。具体的には、保持リングプレートの外側面が実質的に平坦な面として形成されていれば特に好適である。
一部にスプラグを図示し、破断して示した第1ないし第2の実施形態のフリーホイール保持リングプレートユニットの斜視図である。 図3に示す切断線II−IIないし図8に示す切断線VII−VIIによる保持リングプレートの拡大径方向断面図である。 図2に示す切断線III−IIIないし図7に示す切断線VII−VIIによるフリーホイール保持リングプレートユニットの軸方向断面図である。 ばねの嵌設された保持リングプレートの内側面の1区域の斜視図である。 図1ないし図6に示すスプラグの断面を示す図である。 一部にスプラグを図示し、破断して示した第1ないし第2の実施形態のフリーホイール保持リングプレートユニットの斜視図である。 図3に示した切断線II−IIないし図8に示した切断線VII−VIIによる保持リングプレートの拡大径方向断面図である。 図2に示す切断線III−IIIないし図7に示す切断線VII−VIIによるフリーホイール保持リングプレートユニットの軸方向断面図である。 ばねの嵌設された保持リングプレートの内側面の1区域の斜視図である。 図1や図6に示すスプラグの断面を示す図である。 一方のばね脚部が円筒状コイル部の外側に沿ってガイドされているねじりばねの第1の実施形態を示す図である。 一方のばね脚部が円筒状ばねコイルの内側をガイドされているねじりばねの第2の実施形態を示す図である。 ばね用ポケット内に従来のねじりばねを嵌設するための窪みが形成されている保持リングプレートの内側面の部分拡大図である。
本発明のその他の特徴ならびに好適な構成は以下に述べる実施形態ならびに添付図面から理解できる通りであり、図1〜5は本発明によるフリーホイール保持リングプレートユニットの第1の実施形態に対応しており、図6〜10は第2の実施形態に対応している。
図1〜5は本発明によるフリーホイール保持リングプレートユニットの第1の実施形態を示している。2枚の保持リングプレート1および2は軸方向に延びる複数の連結ボルト3によって互いに平行かつ同軸的に連結されている。いずれの連結ボルト3も、フリーホイール保持リングプレートユニットと図中不図示のフリーホイール内輪との同期化に使用される2本のばね付勢式連行ピン3a、3bを含む。
2枚の保持リングプレートの間には多数のスプラグ4が配設されているが、ただし図1にあっては、図解を明瞭ならしめるため、フリーホイール保持リングプレートユニットの左上四分の一の領域にのみスプラグが図示されている。
2枚の保持リングプレートはそれらの互いに対向する内側面にそれぞれ、ガイド面を形成するための凹欠部によって断続させられた、互いに同心配置された環状リブ5を有している。この断続式環状リブを代表するものとして、図1、2および4には、環状リブ5の、凹欠部を除いた2箇所の残存リブ部分が符号5a、5bで表されている。これらのリブ部分の間には、保持リングプレートの周方向にスプラグをガイドするガイド面(図4の符号5c、5d)が凹欠部によって形成されている。
図5から理解できるように、各スプラグは軸方向に突き出た側端部外周区域8a、8bを有しており、スプラグが組み付けられた状態において、ガイド面5dは外周区域8aに作用し、ガイド面5cは外周区域8bに作用する。さらに、2枚の保持リングプレートは径方向外側にそれぞれ、スプラグ4の側端部外周区域8cに組み合わされる肩部1a、2aを有している。外周区域8cは、外周区域8a、8bと同じだけ軸方向に突き出ている。
リブ部分5aと5bとの間には、ねじりばね6を収容するためのポケット7が形成されている。それゆえ、ねじりばね6はそれぞれスプラグ4の端面側に配置されて、スプラグをクラッチ入り方向に付勢しているため、スプラグ4の径方向外側にある伝動面4aと径方向内側にある伝動面4bとは、内外輪がクラッチ入り方向に回転しようとする場合に、図中不図示の外輪ないし内輪の対応する対抗面に当接して摩擦係止される。他方、内輪が外輪に対してフリーホイール方向に回転する場合には、径方向の当接係止は解除される。
スプラグ4と外周区域8a、8b、8cとの形状は、フリーホイール保持リングプレートユニットが内輪によってフリーホイール方向に連行される場合に、スプラグは外周区域(8c)によって遠心力に対して肩部1aの径方向内側面で支保されるように選択されている。これにより、スプラグを外輪から浮揚させるスプラグの揺動運動が行われる。
図3は、図2に示した切断線III−IIIに沿ったフリーホイール保持リングプレートユニットの断面を示している。同図から、スプラグ4は側端部の外周面8cによって保持リングプレート1の肩部1aと保持リングプレート2の肩部2aで支保されることが見て取れる。またさらに、ねじりばね6のコイル部が保持リングプレート1、2に形成されたポケット内に入り込んでいることが見て取れる。さらに、図4から理解できるように、一方のばね脚部は保持リングプレート1に形成された環状リブの、当該ばね脚部のために設けられた支え面に接して支えられている。他方のばね脚部は同一揺動面内を延びて、単に側端が直角に折り曲げられて、図2に示したように、スプラグ4に係合する。
さらに、図1および図5から理解できるように、スプラグ4の端面は軸方向に突き出た外周面8a、8b、8cからなる領域から発して同領域と面一をなしてスプラグの径方向内側の伝動面4bに達している。これにより、少なくとも径方向内側の伝動面に関して言えば、フリーホイール保持リングプレートユニットの軸方向全長を所与として最大の軸方向伝動面長さが達成され、それに応じて伝動可能な回転トルクの最大化も保証されることになる。加えてさらに、スプラグに使用される高級プロファイル素材の最適利用が行われる。
図6〜10は本発明によるフリーホイール保持リングプレートユニットの第2の実施形態を示している。この実施形態の基本的構造は図1〜5に示した実施形態の構造と同じである。
2枚の保持リングプレート11、12は連結ボルト13を介して互いに連結されており、これらの保持リングプレートの間には、またも、周方向に連続した多数のスプラグ14が揺動可能に支持されている。
図1〜5に示した実施形態とは異なり、この第2の実施形態においては、図7、9から理解できるように、径方向内側が切り欠かれた円形のガイド面15を有する保持リングプレート11、12が使用される。
スプラグ14は、図10から理解できるように、単に円形に形成された側端外周領域18を有しており、この側端外周領域はスプラグ4と同じ外周区域8a、8bを含む一方で、外周区域8cは外周区域8a、8bと同一の半径を有する同一の円の弧をなして形成されている。スプラグの端面は、この場合にも、側端外周領域18から発して同領域と面一をなして径方向内側の伝動面14bに達している。
相応して、保持リングプレート11、12に設けられた凹みは、単に径方向内側が切り欠かれた円筒状のガイド面15を有している。
第1の実施形態の場合と同様に、保持リングプレートに設けられた凹みの内部にはねじりばね16を収容するためのポケット17が形成されている。図9から判明するように、この場合、一方のばね脚部は径方向内側が切り欠かれた凹みの肩部に接して支えられ、他方のばね脚部は、第1の実施形態の場合と同様に、直角に折り曲げられた屈曲部を有し、この屈曲部によってスプラグ14に係合する。
図8には、図7に示した切断線VIII−VIIIによる断面が示されており、同図から、ねじりばね16のコイル部は保持リングプレートに形成されたポケット内に支持されていることが見て取れる。
図11、12は本発明によるフリーホイール保持リングプレートユニットに使用するためのねじりばねの好適な2つの態様を示しており、この場合、両端のばね脚部は1つの共通の揺動面を有している。そのため、図11に示したように、ねじりばねの一方のばね脚部26aはばねコイル部の外側をばねコイル部に対して垂直をなしてガイドされて他方のばね脚部26bの揺動面に達しているため、双方のばね脚部は同一の揺動面を有している。
ねじりばねを図12に示したように形成するのも好適である。この場合、ねじりばね36において、一方のばね脚部36aは、ばねコイル部の内側をばねコイル部に対して垂直をなしてガイドされて他方のばね脚部36bの揺動面に達している。この場合にも、双方のばね脚部は同一の揺動面を有している。
変形例として、本発明によるフリーホイール保持リングプレートユニットにすでに公知のねじりコイルばねを使用することも可能である。図13に示したように、そのために、ねじりばね46を収容するためのポケット内に、第1のばね脚部46aを収容するための補助的な窪みが形成されている。したがって、ばね脚部46aはこの補助的な窪みの内周面に支保されており、第2のばね脚部46bと揺動面を共有していない。
以下に本発明の実施形態を以下に例示する。
(1)保持リングプレート1、2、11、12の外側面には形状急変部がない。
(2)各スプラグ14の対向する側端外周領域には前記保持リングプレート11、12に設けられたそれぞれ1個の連通ガイド面15が組み合わされており、連通ガイド面は径方向内側が切り欠かれた円形をなして形成されている。
(3)各スプラグ4の対向する側端外周領域の各々には少なくとも2つのガイド面5c、5dが組み合わされており、ガイド面5c、5dは径方向外側が切り欠かれていると共に径方向内側も切り欠かれている。
(4)ガイド面5c、5d、15が保持リングプレートの径方向幅の最大で二分の一、好ましくは最大で三分の一に及んで延びている。
(5)ガイド面5c、5dがスプラグ4の側端部外周区域8a、8bの当該弧長よりもそれぞれ短い。
(6)保持リングプレート1、2、11、12がそれらの互いに対向する内側面にそれぞれ互いに同心配置された環状リブを有しており、ガイド面5c、5d、15は前記環状リブに設けられた凹みによって形成されている。
(7)保持リングプレート1、2が径方向外側にそれぞれ肩部1a、2aを有しており、この肩部1a、2aはスプラグ4の側端外周領域8a、8b、8cに組み合わされている。
(8)径方向内側に配置された各欠落部が周方向において、スプラグ4、14の欠落部に組み合わされた側端部におけるスプラグ4、14の最大断面よりも短い。
(9)保持リングプレートまたはスプラグ4、14あるいはその両方の端面部にはねじりばね6、16、26、36を収容するためのポケット7、17が形成されている。
(10)ねじりばね6、16、26、36が2個のばね脚部を有するねじりばねである。
(11)保持リングプレート1、2、11、12に対するスプラグ4、14のクラッチ切り方向への相対最大揺動運動が、ストッパ、好ましくはスプラグに設けられたストッパピンによって制限されている。
(12)保持リングプレートにはスプラグ4、14がクラッチ切り方向へ最大限揺動する際に作用するスプラグ用ストッパが形成されている。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対象を便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造に限定されるものではない。
1、2、11、12:保持リングプレート
1a、2a:肩部
4、14:スプラグ
5c、5d、15:ガイド面
6、16、26、36:ねじりばね
8a、8b、8c:側端外周領域

Claims (15)

  1. 軸方向に間隙を形成して互いに連結された径方向に延びる2枚の保持リングプレート(1、2、11、12)と、前記保持リングプレートの間に配設された多数のスプラグ(4、14)とを含んでいるフリーホイール保持リングプレートユニットであって、前記スプラグは前記フリーホイール保持リングプレートユニット内に揺動可能に配置されて少なくとも1本のねじりばね(6、16、26、36)によってクラッチ入り方向に付勢されていると共に、前記スプラグ(4、14)は遠心力の作用下でばね付勢に抗してクラッチ切り方向に作用する揺動運動を行い、前記各スプラグ(4、14)には軸方向側端部において少なくとも2つのガイド面(5c、5d、15)が組み合わされており、前記ガイド面は前記スプラグ(4、14)の対向する側端外周領域に作用して前記スプラグを少なくとも前記保持リングプレート(1、2、11、12)の周方向にガイドすると共に、前記ガイド面は少なくとも径方向内側に欠落部を有し、前記スプラグ(4、14)は前記欠落部を経て径方向内側の伝動面まで延びており、任意のスプラグの径方向内側の伝動面の軸方向長さは前記スプラグの全長に等しく形成され、
    前記ガイド面(5c、5d、15)はそれぞれ凹みにより前記保持リングプレート(1、2、11、12)の互いに対向する内側面に一体的に形成されていることを特徴とするフリーホイール保持リングプレートユニット。
  2. 前記保持リングプレート(1、2、11、12)の外側面には形状急変部がないことを特徴とする請求項1に記載のフリーホイール保持リングプレートユニット。
  3. 前記各スプラグ(14)の対向する側端外周領域には前記保持リングプレート(11、12)に設けられたそれぞれ1個の連通ガイド面(15)が組み合わされており、前記連通ガイド面は径方向内側が切り欠かれた円形をなして形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のフリーホイール保持リングプレートユニット。
  4. 前記各スプラグ(4)の対向する側端外周領域の各々には少なくとも2つのガイド面(5c、5d)が組み合わされており、前記ガイド面は径方向外側が切り欠かれていると共に径方向内側も切り欠かれていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のフリーホイール保持リングプレートユニット。
  5. 前記ガイド面(5c、5d、15)が前記保持リングプレートの径方向幅の最大で二分の一の長さで延びていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のフリーホイール保持リングプレートユニット。
  6. 前記ガイド面(5c、5d)が前記スプラグ(4)の側端部外周区域(8a、8b)の当該弧長よりもそれぞれ短いことを特徴とする請求項4または5に記載のフリーホイール保持リングプレートユニット。
  7. 前記保持リングプレート(1、2:11、12)がそれらの互いに対向する内側面にそれぞれ互いに同心配置された環状リブを有しており、前記ガイド面(5c、5d、15)は前記環状リブに設けられた凹みによって形成されていることを特徴とする請求項3から6のいずれか一項に記載のフリーホイール保持リングプレートユニット。
  8. 前記保持リングプレート(1、2)が径方向外側にそれぞれ肩部(1a、2a)を有しており、前記肩部は前記スプラグ(4)の側端外周領域(8a、8b、8c)に組み合わされていることを特徴とする請求項4から7のいずれか一項に記載のフリーホイール保持リングプレートユニット。
  9. 前記ガイド面(5c、5d、15)が切削加工によって前記保持リングプレート(1、2、11、12)に形成されていることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載のフリーホイール保持リングプレートユニット。
  10. 前記径方向内側に配置された各欠落部が周方向において、前記スプラグ(4、14)の前記欠落部に組み合わされた側端部における前記スプラグ(4、14)の最大断面よりも短いことを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載のフリーホイール保持リングプレートユニット。
  11. 前記保持リングプレートまたは前記スプラグ(4、14)あるいはその両方の端面部には前記ねじりばね(6、16、26、36)を収容するためのポケット(7、17)が形成されていることを特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載のフリーホイール保持リングプレートユニット。
  12. 前記ねじりばね(6、16、26、36)が2個のばね脚部を有するねじりコイルばねであることを特徴とする請求項1から11のいずれか一項に記載のフリーホイール保持リングプレートユニット。
  13. 前記ばね脚部の一方が前記スプラグの揺動軸に対して垂直に巻回されたばねコイル部の内側または外側をガイドされて他方のばね脚部の揺動面に達していることを特徴とする請求項12に記載のフリーホイール保持リングプレートユニット。
  14. 前記保持リングプレート(1、2、11、12)に対する前記スプラグ(4、14)のクラッチ切り方向への相対最大揺動運動が、ストッパによって制限されていることを特徴とする請求項1から13のいずれか一項に記載のフリーホイール保持リングプレートユニット。
  15. 前記保持リングプレートには前記スプラグ(4、14)がクラッチ切り方向へ最大限揺動する際に作用するスプラグ用ストッパが形成されていることを特徴とする請求項1からの14いずれか一項に記載のフリーホイール保持リングプレートユニット。
JP2010142869A 2009-06-25 2010-06-23 遠心力浮揚型フリーホイール保持リングプレートユニット Active JP5660530B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102009030614.5 2009-06-25
DE102009030614A DE102009030614B4 (de) 2009-06-25 2009-06-25 Freilauf-Käfigring mit Fliehkraftabhebung

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011007329A true JP2011007329A (ja) 2011-01-13
JP5660530B2 JP5660530B2 (ja) 2015-01-28

Family

ID=41461847

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010142869A Active JP5660530B2 (ja) 2009-06-25 2010-06-23 遠心力浮揚型フリーホイール保持リングプレートユニット

Country Status (4)

Country Link
US (1) US8813931B2 (ja)
JP (1) JP5660530B2 (ja)
CN (1) CN101936347B (ja)
DE (1) DE102009030614B4 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015169383A (ja) * 2014-03-07 2015-09-28 株式会社コロナ ヒートポンプ貯湯式給湯装置

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102171480B (zh) * 2008-09-19 2015-03-11 舍弗勒技术股份两合公司 用于变速器、尤其是用于机动车的曲柄式cvt的可转换的空转装置
DE102011108413A1 (de) 2011-07-26 2012-04-12 Ringspann Gmbh Freilauf
US9091312B2 (en) * 2013-01-14 2015-07-28 Scaheffler Technologies AG & Co. KG Symmetrical strut for rocker one-way clutch
FR3013785A1 (fr) * 2013-11-25 2015-05-29 Skf Ab Ebauche de cage pour roue libre, cage de roue libre formee a partir d'une telle ebauche, roue libre comprenant une telle cage et procede de montage d'une telle roue libre
CN104315038A (zh) * 2014-09-03 2015-01-28 洛阳轴研科技股份有限公司 一种单保持架结构的高速超越离合器
DE202017106205U1 (de) 2017-10-12 2019-01-16 Ringspann Gmbh Klemmkörperfreilauf mit Fliehkraftabhebung
DE102019124927B3 (de) * 2019-09-17 2020-07-23 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Freilaufanordnung mit einem tiefgezogenen Flansch
CN112324816B (zh) * 2020-11-06 2022-01-21 洛阳轴承研究所有限公司 一种斜撑式超越离合器
DE102021121373B3 (de) 2021-08-17 2022-07-07 Ringspann Gmbh Käfigfreilauf und E-Bike-Antrieb
DE102022114386A1 (de) 2022-06-08 2023-12-14 Ringspann Gmbh Käfigfreilauf
US11808312B2 (en) 2021-08-17 2023-11-07 Ringspann Gmbh Cage freewheel
DE102022109860B3 (de) 2022-04-25 2023-01-12 Ringspann Gmbh Käfigfreilauf mit lagerrollen

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4913551A (ja) * 1972-03-27 1974-02-06
JPH08254224A (ja) * 1994-12-09 1996-10-01 Ringspann Gmbh フリーホイール用リテーナリング

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3702649A (en) * 1970-01-31 1972-11-14 Ringspann Maurer Kg A One-way clutch having tiltable sprags
DE2014055A1 (de) * 1970-03-24 1971-10-07 Borg Warner Stieber Gmbh Klemmkörper Freilaufkupplung, insbe sondere Ruck lauf sperre
DE2551248A1 (de) * 1975-11-14 1977-05-18 D Applic Mecaniques S I A M Sa Vorrichtung zur kraftuebertragung
DE3151727C2 (de) * 1981-12-29 1986-11-27 Ringspann Albrecht Maurer Kg, 6380 Bad Homburg Freilauf-Käfigring
DE3229685C1 (de) * 1982-08-10 1983-11-03 Ringspann Albrecht Maurer Kg, 6380 Bad Homburg Klemmkoerper-Kaefigring fuer Freilaufkupplungen
DE4424217A1 (de) * 1994-07-09 1996-01-11 Schaeffler Waelzlager Kg Freilaufkupplung mit Klemmkörpern
DE19640608B4 (de) * 1995-10-03 2008-06-12 Jtekt Corp. Einwegkupplung sowie Verfahren zu deren Herstellung
US6059084A (en) * 1999-04-21 2000-05-09 Dana Corporation Sprag clutch assembly
CN201221567Y (zh) * 2008-06-26 2009-04-15 无锡华洋滚动轴承有限公司 组合式单向轴承的滚柱保持架

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4913551A (ja) * 1972-03-27 1974-02-06
JPH08254224A (ja) * 1994-12-09 1996-10-01 Ringspann Gmbh フリーホイール用リテーナリング

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015169383A (ja) * 2014-03-07 2015-09-28 株式会社コロナ ヒートポンプ貯湯式給湯装置

Also Published As

Publication number Publication date
DE102009030614B4 (de) 2011-05-05
JP5660530B2 (ja) 2015-01-28
US20100326783A1 (en) 2010-12-30
CN101936347B (zh) 2014-05-28
US8813931B2 (en) 2014-08-26
DE102009030614A1 (de) 2010-02-04
CN101936347A (zh) 2011-01-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5660530B2 (ja) 遠心力浮揚型フリーホイール保持リングプレートユニット
EP3211265B1 (en) Torsional vibration reducing device
JP5161026B2 (ja) 揺動軸受
JP2010038362A (ja) 減速装置
JPS63235735A (ja) ロ−ラ同期型一方向クラツチ
TW201531634A (zh) 撓曲嚙合式齒輪裝置
KR20150083087A (ko) 기어 장치
CN109996974A (zh) 偏心摆动型齿轮装置
KR20170117876A (ko) 기어 장치
JP4700864B2 (ja) ラチェットワンウェイクラッチ、ラチェットワンウェイクラッチを用いたステータ
JPH11210783A (ja) スプラググループ
US7766141B2 (en) Outer retainer for one-way clutch
JP6119372B2 (ja) ローディングカム装置及び摩擦ローラ式減速機
JP2017214943A (ja) 逆入力防止クラッチ
KR100655244B1 (ko) 일방향 클러치 기능을 가진 니들 롤러 베어링
US3429411A (en) Centrifugal clutch
JP2010007733A (ja) ワンウェイクラッチ
WO2017208843A1 (ja) 逆入力防止クラッチ
KR20240028357A (ko) 캠 및 일 방향 캠 클러치
JP2009014179A (ja) トリポード型等速自在継手
JP2008281182A (ja) トリポード型等速自在継手
JP2017145877A (ja) 一方向クラッチ
JP2017207172A (ja) 逆入力防止クラッチ
JP3749938B2 (ja) 一方向クラッチ
JP2003028204A (ja) ラチェットワンウェイクラッチ及びラチェットワンウェイクラッチを用いたステータ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140206

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140507

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141106

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141125

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5660530

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250