JP2011006033A - 車両用ブレーキ液圧制御装置の基体および車両用ブレーキ液圧制御装置 - Google Patents

車両用ブレーキ液圧制御装置の基体および車両用ブレーキ液圧制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】支持体を大きくすることなく、バンジョーの回り止めを設けることができ、さらに、支持体の取付部をバランス良く配置することができる車両用ブレーキ液圧制御装置の基体を提供することを課題とする。
【解決手段】基体10であって、前面10a(一側面)には、ブレーキ配管に設けられたバンジョー41が取り付けられる接続部11が突設され、接続部11の周辺部には肉盛り部13が形成されており、接続部11の接続面11aにはバンジョー41を固定するためのバンジョーボルト42が螺合される接続穴11bが形成され、肉盛り部13の第一の取付面13aにはバンジョー41の回り止めを構成する係合部13cが形成され、第一の取付面13aに繋がる第二の取付面13bには、支持体50を取り付けるための側面マウント取付部13dが形成されている。
【選択図】図5

Description

本発明は、車両用ブレーキ液圧制御装置の基体およびその基体を用いた車両用ブレーキ液圧制御装置に関する。
車両用ブレーキ液圧制御装置に用いられる液圧制御ユニットとしては、ブレーキ液路が形成された基体と、この基体の内部に形成されたリザーバからブレーキ液を吸引するポンプを作動させるためのモータと、基体に取り付けられた電磁弁およびモータの作動を制御する制御装置と、を備えているものがある。このような液圧制御ユニットでは、基体の前面にモータが取り付けられ、基体の後面に制御装置が取り付けられている。また、基体は弾性部材であるマウント部材を介して支持体(ブラケット)に取り付けられ、この支持体が車体に取り付けられる。
基体の前面や後面を含む少なくとも一つの面には、マスタシリンダやホイールシリンダに至るブレーキ配管が接続される接続穴が形成されている。この接続穴にブレーキ配管を接続するための接続構造としては、ブレーキ配管の先端部に設けられた環状のバンジョーにバンジョーボルトを挿通させ、バンジョーボルトを接続穴に螺合させることで、基体の側面にバンジョーを固定し、バンジョーを介してブレーキ配管を接続穴に接続するバンジョータイプがある。
前記したバンジョータイプの接続構造では、バンジョーボルトを接続穴に螺合させるときに、バンジョーの共回りを防ぐための回り止めを設けることが望ましい。そこで、支持体の一部を延設してストッパを形成し、バンジョーに設けた突起部を支持体のストッパに係合させることで、バンジョーの回り止めを構成しているものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−113179号公報(段落0033、図6)
前記したバンジョーの回り止め構造では、支持体の一部をバンジョーの近傍まで延設する必要があり、支持体が大きくなるという問題がある。
そこで、本発明では、前記した問題を解決し、支持体を大きくすることなく、バンジョーの回り止めを設けることができ、さらに、支持体の取付部をバランス良く配置することができる基体およびその基体を用いた車両用ブレーキ液圧制御装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は、内部にブレーキ液路が形成され、支持体に取り付けられる基体であって、一側面には、ブレーキ配管に設けられたバンジョーが取り付けられる接続部が突設され、前記接続部の周辺部には、肉盛り部が形成されており、前記接続部は、前記一側面と平行な接続面を有し、前記接続面には前記バンジョーを固定するためのバンジョーボルトが螺合される接続穴が形成され、前記肉盛り部は、前記一側面に平行または前記一側面の延長上に形成された第一の取付面と、前記第一の取付面に繋がる第二の取付面と、を有し、前記第一の取付面には前記バンジョーに係合して前記バンジョーの回り止めを構成する係合部が形成され、前記肉盛り部の前記第二の取付面には、前記支持体を取り付けるための取付部が形成されていることを特徴としている。
前記課題を解決するため、本発明の他の構成としては、車両用ブレーキ液圧制御装置であって、前記基体と、前記基体の前記一側面に取り付けられたモータと、前記基体の前記一側面の反対側の反対面に取り付けられた制御装置と、を備えた液圧制御ユニットを有することを特徴としている。
本発明の基体では、基体の一側面に突設された肉盛り部に係合部が形成されているため、支持体を大きくすることなく、バンジョーの回り止めを構成することができる。
また、基体の一側面に突設された肉盛り部に支持体の取付部が形成されているため、基体の重心位置に対して支持体の取付部をバランス良く配置することができる。
さらに、本発明の基体を用いた車両用ブレーキ液圧制御装置では、重量が大きいモータの近くに支持体の取付部が配置されることになるため、液圧制御ユニットの振動を効果的に抑えることができる。
前記した車両用ブレーキ液圧制御装置において、前記基体は、前記肉盛り部の前記第二の取付面に平行または前記第二の取付面の延長上に形成された第一の側面と、前記一側面および前記第一の側面に繋がる第二の側面と、を有し、前記第二の側面には、前記支持体を取り付けるための他の取付部が形成されており、前記液圧制御ユニットの重心位置よりも前記一側面側に前記肉盛り部の前記取付部が形成され、前記液圧制御ユニットの重心位置よりも前記反対面側に前記第二の側面の前記他の取付部が配置されていることが望ましい。
このように、肉盛り部の取付部と、第二の側面の他の取付部とを液圧制御ユニットの重心位置の両側に配置することで、液圧制御ユニットの振動をより効果的に抑えることができる。
本発明の基体では、支持体を大きくすることなく、バンジョーの回り止めを構成することができるとともに、基体の重心位置に対して支持体の取付部をバランス良く配置することができる。さらに、本発明の基体を用いた車両用ブレーキ液圧制御装置では、液圧制御ユニットの振動を効果的に抑えることができる。
本実施形態の基体を用いた液圧制御ユニットを示した正面図である。 本実施形態の基体を用いた液圧制御ユニットを示した側面図である。 本実施形態の基体に対して接続されるバンジョータイプの接続構造を示した図で、(a)は斜視図、(b)は側断面図である。 本実施形態の基体に対して取り付けられるマウント部材を示した図で、(a)は斜視図、(b)は側断面図である。 本実施形態の基体を用いた液圧制御ユニットに対してバンジョーおよびマウント部材を取り付けた状態を示した正面図である。 他の実施形態におけるバンジョータイプの接続構造を示した図で、(a)は正面図、(b)は側面図である。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
以下の説明では、最初に本実施形態の基体を用いた車両用ブレーキ液圧制御装置の全体構成について説明した後に、本実施形態の基体について詳細に説明する。
なお、以下の説明において、基体の前後方向は、基体を分かり易く説明するために便宜上設定したものであり、基体の構成を限定するものではない。そして、基体の前面は特許請求の範囲における「一側面」に対応し、基体の後面は特許請求の範囲における「反対面」に対応している。
(車両用ブレーキ液圧制御装置の構成)
図1に示す本実施形態の車両用ブレーキ液圧制御装置Uは、自動二輪車、自動三輪車、オールテレーンビークル(ATV)などのバーハンドルタイプの車両に好適に用いられるものであり、車輪ブレーキに装着されたホイールシリンダに付与するブレーキ液圧を適宜制御することで、ホイールシリンダのアンチロックブレーキ制御が可能になっている。
車両用ブレーキ液圧制御装置Uは、図2に示すように、内部にブレーキ液路が形成された基体10と、基体10の前面10aに一体的に固着されたモータ20と、基体10の後面10bに一体的に固着された制御装置30と、を主に備えた液圧制御ユニット1を有している。
モータ20は、基体10の内部に形成されたリザーバ(図示せず)からブレーキ液を吸引するプランジャポンプ(図示せず)を作動させるための電動部品である。モータ20では、円筒状のヨーク21の底部にフランジ部22が形成されており、このフランジ部22が基体10の前面10aに取り付けられている(図1参照)。
制御装置30は、車輪速度センサからの出力に基づいて、基体10に取り付けられた電磁弁(図示せず)やモータ20の作動を制御することで、ブレーキ液路内のブレーキ液圧を変動させるものである。制御装置30では、箱状のハウジング31内に制御基板(図示せず)が収容されており、このハウジング31が基体10の後面10bに取り付けられている。
(基体の構成)
基体10は、図1に示すように、鋳造された略直方体の金属部品であり、前面10aと、前面10aの反対側となる後面10bと、前面10aに繋がる左右の側面10c,10c(特許請求の範囲における「第一の側面」)と、前面10aおよび各側面10c,10cに繋がる上面10dおよび下面10e(特許請求の範囲における「第二の側面」)と、が形成され、内部にはブレーキ液路が形成されている。
基体10の前面10aの中央部分には、モータ20の出力軸が挿入される軸受穴(図示せず)が開口し、基体10の後面10b(図2参照)には、電磁弁が挿入される電磁弁装着穴(図示せず)が複数開口している。
基体10の前面10aにおいて、図1の左右両側の上隅部(角部)には、接続部11,11が突設されている。接続部11は、正面視で略四角形の断面形状であり、前面10aに平行な接続面11aが形成されている。接続面11aには、円形断面のねじ穴である接続穴11bが形成されている。この接続穴11bは、後記するバンジョーボルト42(図3(a)参照)が螺合される部位である。
各接続部11,11の下側には、前面10aから突出した肉盛り部13,13が、各接続部11,11に連続して形成されている(図2参照)。
肉盛り部13には、前面10aに平行な第一の取付面13aと、第一の取付面13aに繋がる第二の取付面13bとが形成されている。本実施形態では、肉盛り部13の第二の取付面13bと、基体10の左右の側面10c,10cとは同一平面となっている。
肉盛り部13の第一の取付面13aには、円形断面の穴部である係合部13cが形成されている。この係合部13cは、後記するバンジョー41(図3(a)参照)の突起部41dが挿入される部位である。
また、図1の右側の肉盛り部13の第二の取付面13bには、図2に示すように、円形断面のねじ穴である側面マウント取付部13d(特許請求の範囲における「取付部」)が形成されている。この側面マウント取付部13dは、後記するマウントボルト62(図4(a)参照)が螺合される部位である。
図1に示すように、基体10の下面10eには、円形断面のねじ穴である下面マウント取付部10f,10f(特許請求の範囲における「他の取付部」)が左右両端部にそれぞれ形成されている。二つの下面マウント取付部10f,10fは、前記した側面マウント取付部13dと同様に、後記するマウントボルト62(図5参照)が螺合される部位である。
また、下面マウント取付部10fは、図2に示すように、基体10の下面10eにおいて、前後方向(図2の左右方向)の半分よりも後面10b側に配置されている。そして、肉盛り部13の側面マウント取付部13dの中心を通過して前面10aと平行な面と、下面10eの下面マウント取付部10fの中心を通過して前面10aに平行な面との間に、液圧制御ユニット1の重心位置Gが配置されている。すなわち、液圧制御ユニット1の重心位置Gよりも前面10a側に肉盛り部13のマウント取付部13dが配置され、液圧制御ユニット1の重心位置Gよりも後面10b側に下面10eのマウント取付部10fが配置されている。
(ブレーキ配管の接続構造)
次に、図1に示す基体10の接続穴11bにブレーキ配管を接続するためのバンジョータイプの接続構造について説明する。
バンジョータイプの接続構造は、図3(a)に示すように、ブレーキ配管Hの先端部に設けられた環状のバンジョー41にバンジョーボルト42を挿通させ、このバンジョーボルト42のねじ部42aを接続穴11bに螺合させることで、接続部11の接続面11aにバンジョー41が固定され、バンジョー41を介してブレーキ配管Hが接続穴11bに接続される。
バンジョー41は、円筒状の取付部41aを有する接続金具であり、取付部41aの外周面には、ブレーキ配管Hの先端部に内嵌される接続管41bが突出している。図3(b)に示すように、取付部41aには、その内周面から接続管41bの内部に通じる液路41cが形成されており、液路41cおよび接続管41bを通じて、取付部41aの内部空間がブレーキ配管Hに連通している。
図3(a)に示すように、取付部41aの外周面において、接続管41bの反対側には、突起部41dが設けられている。この突起部41dは、円形断面の部材であり、取付部41aの外周面から取付部41aの半径方向に突出し、先端部が基体10側に折り曲げられている。図3(b)に示すように、突起部41dの先端部は、バンジョー41を接続部11に取り付けたときに、肉盛り部13の係合部13cに挿入される。
バンジョーボルト42は、図3(a)に示すように、基端側にフランジ部42bが形成されたボルトであり、中心部には液路42cが形成されている。この液路42cは、図3(b)に示すように、フランジ部42bよりも先端側でねじ部42aの外周面の二箇所に開口するとともに、ねじ部42aの先端面に開口している。なお、液路42cの基端側の各開口部は、バンジョーボルト42によってバンジョー41を基体10の接続部11に取り付けたときに、バンジョー41の取付部41aの内部に収容される位置に形成されている。
前記したバンジョータイプの接続構造を用いてブレーキ配管Hを接続穴11bに接続するときには、図3(a)に示すように、バンジョー41の取付部41aの両面に金属製の環状のシール部材43,44を介した状態で、取付部41aにバンジョーボルト42のねじ部42aを挿通させ、ねじ部42aを接続穴11bに螺合させる。
これにより、図3(b)に示すように、バンジョー41の取付部41aは、接続部11の接続面11aとバンジョーボルト42のフランジ部42bとの間に挟まれた状態で、接続部11の接続面11aに固定される(図5参照)。
バンジョー41が接続部11の接続面11aに固定された状態では、バンジョー41の取付部41aの内周面と、バンジョーボルト42のねじ部42aの外周面との間には隙間45が形成されており、この隙間45は各シール部材43,44によって水密性が確保されている。
そして、ブレーキ配管Hから供給されたブレーキ液は、接続管41bおよびバンジョー41の液路41cを通じて隙間45に排出され、隙間45からバンジョーボルト42の液路42cを通じて接続穴11bに排出される。
(液圧制御ユニットの取付構造)
次に、図5に示す液圧制御ユニット1を支持体50に取り付けるための取付構造について説明する。
本実施形態の液圧制御ユニット1では、基体10が三体のマウント部材60・・・を介して支持体50に取り付けられる。
支持体50は、図5における基体10の右側の側面10cおよび下面10eに沿って形成された板状の部材であり、内面が基体10の側面10cおよび下面10eに対して一定の間隔で平行に配置されている。この支持体50は、液圧制御ユニット1を車体に取り付けるためのブラケットであり、車体に固着される複数の固定部(図示せず)が設けられている。
また、支持体50には、基体10の側面マウント取付部13dおよび二つの下面マウント取付部10f,10fに対応させて、三つの支持孔51・・・(図4(a)参照)が形成されている。
マウント部材60は、図4(a)に示すように、中心部に貫通孔60aが形成された円筒状の弾性部材であり、その外周面の略中央部には、支持体50の支持孔51の縁部に嵌合する凹溝60bが全周に亘って形成されている。
マウント部材60の一端側には、基体10に当接する第一平面60cが形成され、他端側には、ワッシャ61と当接する第二平面60dが形成されている。さらに、他端側の外周面には、凹溝60b側から第二平面60d側に向かうに連れて縮径していくテーパ部60eが形成されており、マウント部材60の他端側を支持体50の支持孔51に挿入し易くなっている。
また、マウント部材60の貫通孔60aには、図4(b)に示すように、硬質な金属材料や樹脂材料などを用いた円筒状のカラー60fが内嵌されており、マウント部材60が必要以上に変形するのを防いでいる。
基体10の側面マウント取付部13dに支持体50を取り付けるときには、まず、図4(a)に示すように、支持体50の支持孔51に対してマウント部材60の他端側を挿入し、マウント部材60の凹溝60bを支持孔51の開口縁部に嵌合させることで、支持孔51にマウント部材60を取り付ける。
続いて、マウント部材60の貫通孔60aにワッシャ61を介してマウントボルト62を挿通させ、図4(b)に示すように、マウントボルト62のねじ部62aを側面マウント取付部13dに螺合させる。
これにより、基体10の肉盛り部13の第二の取付面13bに対して、マウント部材60を介して支持体50が取り付けられる。
なお、図5に示す二つの下面マウント取付部10f,10fに支持体50を取り付ける構成は、前記した側面マウント取付部13dに支持体50を取り付ける構成と同じであるため、その説明は省略する。
(基体および車両用ブレーキ液圧制御装置の作用効果)
本実施形態の基体10および車両用ブレーキ液圧制御装置Uでは、図3(b)に示すように、基体10の前面10aに突設された肉盛り部13に係合部13cが形成されており、この係合部13cにバンジョー41の突起部41dの先端部を挿入することで、バンジョー41の回り止めが構成されている。したがって、図5に示す支持体50にバンジョー41の回り止めを設ける必要がなくなり、支持体50を軽量化することができる。
また、図2に示すように、基体10の前面10aに突設された肉盛り部13に側面マウント取付部13dが形成されており、重量が大きいモータ20の近くにマウント部材60(図5参照)が配置されている。すなわち、液圧制御ユニット1の重心位置Gに対してマウント部材60がバランス良く配置されるため、液圧制御ユニット1の振動を効果的に抑えることができる。
さらに、本実施形態では、基体10の前後方向において、肉盛り部13の側面マウント取付部13dと、下面10eの下面マウント取付部10fとの間に液圧制御ユニット1の重心位置Gが配置されているため、液圧制御ユニット1の振動をより効果的に抑えることができる。
(変形例)
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変更が可能である。
例えば、図6(a)および(b)に示すように、バンジョータイプの他の構成としては、肉盛り部13の係合部13cに円筒状のピン45の基部を挿入し、肉盛り部13の第一の取付面13aから突出したピン45に対して、バンジョー41の外周面から直線状に突出させた突起部41eを当接させることで、バンジョー41の回り止めを構成することもできる。
また、本実施形態では、図2に示すように、肉盛り部13の第一の取付面13aは、基体10の前面10aに平行に形成されているが、第一の取付面13aを前面10aに連続した傾斜面に形成し、第一の取付面13aを前面10aの延長上に形成することもできる。
さらに、本実施形態では、図1に示すように、肉盛り部13の第二の取付面13bを基体10の側面10cと同一平面に形成することで、第二の取付面13bを側面10cの延長上に形成しているが、第二の取付面13bを側面10cに連続した傾斜面に形成してもよい。また、第二の取付面13bは基体10の側面10cと平行な面に形成することもできる。
また、本実施形態では、図5に示すように、基体10はマウント部材60を介して支持体50に取り付けられているが、マウント部材60を設けることなく、基体10を支持体50に直接取り付けてもよく、その構成は限定されるものではない。
また、本実施形態では、基体10の前面10aにおいて、図1の左右両側の上隅部に接続部11,11を突設しているが、接続部11や肉盛り部13の配置や形状は限定されるものではなく、モータ20の取り付け位置などを考慮して適宜に設定することができる。
また、本実施形態の基体10および車両用ブレーキ液圧制御装置Uは、バーハンドルタイプの車両に適用しているが、自動四輪車などの各種の車両に適用可能である。
1 液圧制御ユニット
10 基体
10a 前面(一側面)
10b 後面(反対面)
10c 側面
10e 下面
10f 下面マウント取付部(他の取付部)
11 接続部
11a 接続面
11b 接続穴
13 肉盛り部
13a 第一の取付面
13b 第二の取付面
13c 係合部
13d 側面マウント取付部(取付部)
20 モータ
30 制御装置
41 バンジョー
41a 取付部
41b 接続管
41d 突起部
42 バンジョーボルト
50 支持体
51 支持孔
60 マウント部材
60a 貫通孔
60b 凹溝
62 マウントボルト
H ブレーキ配管
U 車両用ブレーキ液圧制御装置

Claims (3)

  1. 内部にブレーキ液路が形成され、支持体に取り付けられる基体であって、
    一側面には、ブレーキ配管に設けられたバンジョーが取り付けられる接続部が突設され、前記接続部の周辺部には、肉盛り部が形成されており、
    前記接続部は、前記一側面と平行な接続面を有し、前記接続面には前記バンジョーを固定するためのバンジョーボルトが螺合される接続穴が形成され、
    前記肉盛り部は、前記一側面に平行または前記一側面の延長上に形成された第一の取付面と、前記第一の取付面に繋がる第二の取付面と、を有し、前記第一の取付面には前記バンジョーに係合して前記バンジョーの回り止めを構成する係合部が形成され、
    前記肉盛り部の前記第二の取付面には、前記支持体を取り付けるための取付部が形成されていることを特徴とする車両用ブレーキ液圧制御装置の基体。
  2. 請求項1に記載された前記基体と、
    前記基体の前記一側面に取り付けられたモータと、
    前記基体の前記一側面の反対側の反対面に取り付けられた制御装置と、を備えた液圧制御ユニットを有することを特徴とする車両用ブレーキ液圧制御装置。
  3. 前記基体は、前記肉盛り部の前記第二の取付面に平行または前記第二の取付面の延長上に形成された第一の側面と、前記一側面および前記第一の側面に繋がる第二の側面と、を有し、
    前記第二の側面には、前記支持体を取り付けるための他の取付部が形成されており、
    前記液圧制御ユニットの重心位置よりも前記一側面側に前記肉盛り部の前記取付部が形成され、前記液圧制御ユニットの重心位置よりも前記反対面側に前記第二の側面の前記他の取付部が配置されていることを特徴とする請求項2に記載の車両用ブレーキ液圧制御装置。
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