JP5276533B2 - 液圧制御ユニットおよび車両用ブレーキ液圧制御装置 - Google Patents

液圧制御ユニットおよび車両用ブレーキ液圧制御装置 Download PDF

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    • B60T8/3685Electromagnetic valves specially adapted for anti-lock brake and traction control systems integrated in modulator units combined with other mechanical components, e.g. pump units, master cylinders characterised by the mounting of the modulator unit onto the vehicle

Description

本発明は、液圧制御ユニットおよびその液圧制御ユニットを用いた車両用ブレーキ液圧制御装置に関する。
車両用ブレーキ液圧制御装置に用いられる液圧制御ユニットとしては、ブレーキ液路が形成された基体と、この基体の内部に形成されたリザーバからブレーキ液を吸引するポンプを作動させるためのモータと、を備え、モータが基体の前面に取り付けられているものがある。
従来の液圧制御ユニットでは、モータのフランジ部が取り付けられる複数の取付部が基体の前面に形成されており、基体の前面において、各取付部を結んだ線によって囲まれた多角形領域の図心位置が、モータの出力軸の軸心位置を通過する上下方向の線上に配置されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−088720号公報(段落0024、図1)
ここで、モータに組み込まれた各種の電気部品やヨークは、モータの出力軸の軸心位置を通過する上下方向の線に対して対称に配置または構成されているわけではなく、モータの出力軸の軸心位置を通過する上下方向の線とモータの重心位置とが離れている場合がある。
したがって、前記した従来の液圧制御ユニットでは、基体の前面において、各取付部を結んだ線によって囲まれた多角形領域の図心位置と、モータの重心位置とが基体の左右方向に離れている場合があり、この場合には、モータを駆動させたときに基体に生じる振動や騒音が大きくなる可能性がある。
そこで、本発明では、前記した問題を解決し、モータを駆動させたときに生じる振動や騒音を低減することができる液圧制御ユニットおよび車両用ブレーキ液圧制御装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は、ブレーキ液路が形成された基体と、前記基体の一面に取り付けられるモータと、を備えている液圧制御ユニットであって、前記モータの出力軸の軸心位置を通過する上下方向の基準線と、前記モータの重心位置と、が離れており、前記基体の一面には、前記モータが取り付けられる取付部が三つ以上形成され、前記基体の一面において、前記各取付部を結んだ線によって囲まれた多角形領域の図心位置は、前記基準線に対して、前記モータの重心位置側に配置されていることを特徴としている。
この構成では、各取付部を結んだ線によって囲まれた多角形領域の図心位置が、モータの重心位置の近くに配置され、モータの重心位置に対して、各取付部がバランス良く配置されるため、モータを駆動させたときに生じる振動を低減することができる。
前記した液圧制御ユニットにおいて、前記多角形領域は、前記基準線に対して前記モータの重心位置側の面積が、前記基準線に対して前記モータの重心位置側の反対側の面積よりも大きいように構成することができる。
この構成では、取付部の配置がモータの重心位置側に偏った配置になるため、モータを駆動させたときに生じる振動や騒音を低減することができる。
前記した液圧制御ユニットにおいて、前記基準線に対して前記モータの重心位置側に配置された前記取付部から前記基準線までの距離の総和が、前記基準線に対して前記モータの重心位置側の反対側に配置された前記取付部から前記基準線までの距離の総和よりも大きいように構成することができる。
ここで、距離の総和とは、基準線に対して一方側の領域に一つの取付部が配置されている場合には、その取付部から基準線までの距離であり、基準線に対して一方側の領域に複数の取付部が配置されている場合には、各取付部から基準線までの距離を加算したものである。
前記した構成では、モータの重心位置側に配置された取付部が基準線に対して遠くに配置されるため、モータを駆動させたときに生じる振動や騒音を低減することができる。
前記した液圧制御ユニットにおいて、前記基準線に対して前記モータの重心位置側に配置されている前記取付部の数は、前記基準線に対して前記モータの重心位置側の反対側に配置されている前記取付部の数よりも多いように構成することができる。
この構成では、基準線に対してモータの重心位置側に配置される取付部の数が多くなるため、モータを駆動させたときに生じる振動や騒音を低減することができる。
前記した液圧制御ユニットにおいて、複数の前記取付部のうち、一つの前記取付部は、前記基準線に対して前記モータの重心位置側に配置され、他の少なくとも二つの偶数個の前記取付部は、前記基準線を対称軸として線対称となる位置に配置することができる。
また、前記した液圧制御ユニットにおいて、複数の前記取付部のうち、一つの前記取付部は、前記基準線に平行で前記モータの重心位置を通過する線上に配置され、他の少なくとも二つの偶数個の前記取付部は、前記基準線を対称軸として線対称となる位置に配置することができる。
さらに、前記基体の一面には、三つの前記各取付部を形成することができる。
これらの構成では、一つの取付部を基準線に対してモータの重心位置側にオフセットさせることで、各取付部を線で結んで形成された多角形領域の図心位置を、モータの重心位置側に配置することができる。
前記した液圧制御ユニットにおいて、前記基準線に対して前記モータの重心位置側に配置されている前記取付部の数と、前記基準線に対して前記モータの重心位置側の反対側に配置されている前記取付部の数とが同じになるように構成してもよい。
この構成では、基体の一面において、基準線の両側に同数ずつの取付部が配置されるため、取付部を形成するスペースを確保し易くなる。
前記した液圧制御ユニットにおいて、複数の前記取付部のうち、二つの前記取付部は、前記基準線を挟んで配置され、一方の前記取付部は他方の前記取付部よりも前記基準線から離れて配置され、他の少なくとも二つの偶数個の前記取付部は、前記基準線を対称軸として線対称となる位置に配置してもよい。
この構成では、一つの取付部を基準線に対してモータの重心位置側にオフセットさせることで、各取付部を線で結んで形成された多角形領域の図心位置を、モータの重心位置側に配置することができる。
前記した液圧制御ユニットにおいて、前記各取付部は、前記基体の一面に形成されたねじ穴であり、前記モータのフランジ部に形成された孔部に挿通させた固定ねじを前記取付部に螺合させることで、前記モータが前記基体の一面に取り付けられるように構成してもよい。この構成では、モータを基体に対して簡単に取り付けることができる。
前記した液圧制御ユニットを用いた車両用ブレーキ液圧制御装置であって、前記基体には、一方の車輪を制動するための独立ブレーキ系統のブレーキ液路と、他方の車輪を制動するとともに、他方の車輪の制動に連動して前記一方の車輪を制動するための連動ブレーキ系統のブレーキ液路と、が形成されており、前記基準線に対して前記モータの重心位置側には、前記独立ブレーキ系統のブレーキ液路が配置され、前記基準線に対して前記モータの重心位置側の反対側には、前記連動ブレーキ系統のブレーキ液路が配置されているように構成してもよい。
ここで、基体内のブレーキ液路は、独立ブレーキ系統よりも連動ブレーキ系統の方が複雑である。また、基体の側面に装着される電磁弁も独立ブレーキ系統よりも連動ブレーキ系統の方が多くなっている。すなわち、連動ブレーキ系統側よりも独立ブレーキ系統側の方が基体のスペースに余裕がある。
前記した構成では、各取付部を結んだ線によって囲まれた多角形領域の図心位置が、基準線に対して独立ブレーキ系統側に配置されるため、基体の一面に対する各取付部のレイアウトの自由度を高めることができる。
本発明の液圧制御ユニットでは、モータの重心位置に対して、各取付部がバランス良く配置されるため、モータを駆動させたときに生じる振動や騒音を低減することができる。
本発明の液圧制御ユニットを用いた車両用ブレーキ液圧制御装置では、基体の独立ブレーキ系統側のスペースを有効に利用することで、基体の一面に対する各取付部のレイアウトの自由度を高めることができる。
第一実施形態の液圧制御ユニットを示した正面図である。 第一実施形態の液圧制御ユニットを示した側面図である。 第一実施形態の基体の前面を示した図である。 第一実施形態の基体の後面を示した図である。 第一実施形態の車両用ブレーキ液圧制御装置における液圧回路図である。 (a)〜(d)は第一実施形態の液圧制御ユニットの変形例における取付部の配置を示した説明図である。 (a)は第二実施形態の液圧制御ユニットにおける取付部の配置を示した説明図、(b)〜(d)は第二実施形態の液圧制御ユニットの変形例における取付部の配置を示した説明図である。 (a)は第三実施形態の液圧制御ユニットにおける取付部の配置を示した説明図、(b)および(c)は第三実施形態の液圧制御ユニットの変形例における取付部の配置を示した説明図である。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
なお、各実施形態の説明において、同一の構成要素に関しては同一の符号を付し、重複した説明は省略するものとする。
<第一実施形態>
まず、第一実施形態の液圧制御ユニットおよび車両用ブレーキ液圧制御装置について説明する。
(車両用ブレーキ液圧制御装置の構成)
図5に示す第一実施形態の車両用ブレーキ液圧制御装置Uは、自動二輪車、自動三輪車、オールテレーンビークル(ATV)などのバーハンドルタイプの車両に好適に用いられるものである。そして、車両用ブレーキ液圧制御装置Uは、マスタシリンダM1,M2とホイールシリンダB1,B2,B3とを接続するブレーキ液路A,Bを有するブレーキ系統K1,K2と、ホイールシリンダB1,B2,B3に作用するブレーキ液圧を制御する制御装置30と、を備えている。
車両用ブレーキ液圧制御装置Uでは、前輪ブレーキに装着された第一ホイールシリンダB1および第三ホイールシリンダB3と、後輪ブレーキに装着された第二ホイールシリンダB2とに付与するブレーキ液圧を適宜制御することによって、各ホイールシリンダB1,B2,B3のアンチロックブレーキ制御が可能になっている。
一方のブレーキ系統K1(以下、「独立ブレーキ系統K1」という)は、前輪を制動するためのものであり、入口ポート11から出口ポート12に至る系統である。なお、入口ポート11には、液圧源であるマスタシリンダM1に至る配管が接続され、出口ポート12には、前輪ブレーキの第一ホイールシリンダB1に至る配管が接続される。
なお、独立ブレーキ系統K1のマスタシリンダM1には、ブレーキ操作子としてブレーキレバーL1が接続されている。
また、独立ブレーキ系統K1には、前輪ブレーキの第一ホイールシリンダB1に対応して入口弁2および出口弁3が設けられている。さらに、独立ブレーキ系統K1には、リザーバ5およびプランジャポンプ4が設けられている。
他方のブレーキ系統K2(以下、「連動ブレーキ系統K2」という)は、後輪を制動するとともに、後輪の制動に連動して前輪を制動するためのものであり、入口ポート13から二つの出口ポート14,14に至る系統である。なお、入口ポート13には、マスタシリンダM1とは別の液圧源であるマスタシリンダM2に至る配管が接続されている。また、一方の出口ポート14には、後輪ブレーキの第二ホイールシリンダB2に至る配管が接続され、他方の出口ポート14には、前輪ブレーキの第三ホイールシリンダB3に至る配管が接続されている。連動ブレーキ系統K2では、マスタシリンダM2で発生したブレーキ液圧が、第二ホイールシリンダB2および第三ホイールシリンダB3に伝達される。
なお、連動ブレーキ系統K2のマスタシリンダM2には、ブレーキ操作子としてブレーキペダルL2が接続されている。
また、連動ブレーキ系統K2には、後輪ブレーキの第二ホイールシリンダB2に対応して入口弁2および出口弁3が設けられ、前輪ブレーキの第三ホイールシリンダB3に対応して入口弁2および出口弁3が設けられている。さらに、連動ブレーキ系統K2には、リザーバ5およびプランジャポンプ4が設けられている。
プランジャポンプ4は、モータ20の回転力によって駆動し、リザーバ5に貯溜されたブレーキ液を吸入してブレーキ液路A,BのマスタシリンダM1,M2側に吐出するものである。
モータ20は、独立ブレーキ系統K1および連動ブレーキ系統K2のプランジャポンプ4,4の共通の動力源であり、制御装置30からの指令に基づいて出力軸が作動する電動部品である。
制御装置30は、前輪用の車輪速度センサおよび後輪用の車輪速度センサからの出力に基づいて、入口弁2、出口弁3およびモータ20の作動を制御することで、ブレーキ液路A,B内のブレーキ液圧を変動させるように構成されている。
(液圧制御ユニットの構成)
前記した車両用ブレーキ液圧制御装置Uに用いられる液圧制御ユニット1は、図2に示すように、ブレーキ液路が形成された基体10と、この基体10の前面10a(特許請求の範囲における「一面」)に一体的に固着されたモータ20と、基体10の後面10bに一体的に固着された制御装置30と、を主に備え、基体10の上面10eには、ブレーキ液路の出口ポート14(図3参照)が開口している。
基体10は、図1に示すように、略直方体に形成された金属部品であり、内部にはブレーキ液路A,B(図5参照)が形成されている。
また、図3に示すように、基体10の前面10aの中央部分には、モータ20の出力軸21(図2参照)が挿入される有底の円形断面の軸受穴20aが開口している。
図3中の縦線Y(特許請求の範囲における「上下方向の基準線」)は、軸受穴20aに挿入された出力軸21の軸心位置G1を通過し、図3の左右方向を法線とする平面を示しており、基体10において図3の左右方向の略中央部を通過している。
図3中の横線Xは、軸受穴20aに挿入された出力軸21の軸心位置G1を通過し、図3の上下方向を法線とする平面を示しており、基体10において図3の上下方向の略中央部を通過している。
基体10において、図3の左半分(基体10を正面視したときに図3中の縦線Yよりも左側の領域)には、独立ブレーキ系統に対応する独立ブレーキ用の液路構成部K10が形成され、図3の右半分(基体10を正面視したときに図3中の縦線Yよりも右側の領域)には、連動ブレーキ系統に対応する連動ブレーキ用の液路構成部K20が形成されている。
このように、モータ20の出力軸21の軸心位置G1を通過する縦線Yは、独立ブレーキ系統に対応する独立ブレーキ用の液路構成部K10と、連動ブレーキ系統に対応する連動ブレーキ用の液路構成部K20との境界面を示しており、この縦線Yによって基体10の向きを限定するものではない。
図4に示すように、基体10の後面10bにおいて、基体10の上半分(横線Xよりも上側の領域)には、三つの入口弁装着穴2a・・・および三つの出口弁装着穴3a・・・が開口している。
三つの入口弁装着穴2a・・・は、入口弁2(図5参照)が装着される有底の円形断面の穴部であり、図4の左右方向に並べられている。三つの入口弁装着穴2a・・・のうち、一つは縦線Yに対して独立ブレーキ系統K1側(図4の右側)の液路構成部K10に形成され、他の二つは縦線Yに対して連動ブレーキ系統K2側(図4の左側)の液路構成部K20に形成されている。
三つの出口弁装着穴3a・・・は、出口弁3(図5参照)が装着される有底の円形断面の穴部であり、各入口弁装着穴2a・・・の下方にそれぞれ並べられている。
基体10の後面10bにおいて、各出口弁装着穴3a・・・の下方には、二つのリザーバ穴5a,5aが開口している。
二つのリザーバ穴5a,5aは、リザーバ5(図5参照)が装着される有底の円形断面の穴部であり、図4の左右方向に並べられている。一方のリザーバ穴5aは縦線Yに対して独立ブレーキ系統K1側(図4の右側)の液路構成部K10に形成され、他方のリザーバ穴5aは縦線Yに対して連動ブレーキ系統K2側(図4の左側)の液路構成部K20に形成されている。
基体10の左右の両側面10c,10dにおいて、図4の上下方向の中央部(横線Xを含む領域)には、シリンダ孔4a,4aがそれぞれ形成されている。
二つのシリンダ孔4a,4aは、プランジャポンプ4(図5参照)を構成する各部品が装着される円形断面の孔部である。
図3に示すように、基体10の前面10aにおいて、縦線Yに対して連動ブレーキ系統K2側(図3の右側)の上隅部には、連動ブレーキ系統の入口ポート13が開口している。この入口ポート13は有底の円形断面の穴部である。また、基体10の前面10aにおいて、縦線Yに対して独立ブレーキ系統K1側(図3の左側)の上隅部には、独立ブレーキ系統の入口ポート11が開口している。
基体10の上面10eにおいて、縦線Yに対して連動ブレーキ系統K2側(図3の右側)には、連動ブレーキ系統K2の二つの出口ポート14,14が開口している。また、基体10の上面10eにおいて、縦線Yに対して独立ブレーキ系統K1側(図3の左側)には、独立ブレーキ系統K1の出口ポート12が開口している。
基体10に設けられた各穴は、直接に、或いは基体10の内部に形成されたブレーキ液路を介して互いに連通している。
図5に示すように、基体10には、独立ブレーキ系統K1のブレーキ液路Aと、連動ブレーキ系統K2のブレーキ液路Bと、が形成されており、基体10内のブレーキ液路A,Bは、独立ブレーキ系統K1よりも連動ブレーキ系統K2の方が複雑になっている。また、基体10に装着される入口弁2および出口弁3も独立ブレーキ系統K1よりも連動ブレーキ系統K2の方が多くなっている。すなわち、図3に示すように、連動ブレーキ系統K2側(図3の右側)よりも独立ブレーキ系統K1側(図3の左側)の方が基体10のスペースに余裕がある。
モータ20は、図2に示すように、円筒状のヨーク22の底部から出力軸21が突出した電動部品であり、出力軸21は基体10の軸受穴20aに挿入され、ヨーク22の底部の外周縁部に形成されたフランジ部23が基体10の前面10aに取り付けられている。
図1に示すような電動式のモータ20では、ヨーク22の内部に組み込まれた各種の電気部品やヨーク22が出力軸21(図2参照)の軸心位置G1に対して対称に配置または構成されているわけではない。したがって、モータ20の重心位置G2は、出力軸21の軸心位置G1に対して独立ブレーキ系統K1側(図1の左側)にずれており、独立ブレーキ系統の液路構成部K10にモータ20の重心位置G2が配置されている。
(モータの取付構造)
図1に示すように、基体10の前面10aには、モータ20のフランジ部23が取り付けられる三つの取付部6a,6b,6cが形成されている。図3に示すように、取付部6a,6b,6cは、前面10aに形成されたねじ穴であり、基体10の上半分(横線Xよりも上側の領域)に一つの取付部6aが形成され、他の二つの取付部6b,6cは基体10の下半分(横線Xよりも下側の領域)に形成されている。
基体10の上半分に形成された取付部6aは、縦線Yに対して独立ブレーキ系統K1側(図3の左側)で、前面10aの上部に形成されている。さらに、基体10の上半分に形成された取付部6aは、図1に示すように、縦線Yに平行でモータ20の重心位置G2を通過する平行線Y1上に配置されている。
基体10の下半分に形成された二つの取付部6b,6cは、図3に示すように、縦線Yの左右両側で、各シリンダ孔4a,4aよりも下側にそれぞれ形成されており、縦線Yを対称軸として線対称となる位置に配置されている。
図1に示すように、三つの取付部6a,6b,6cを結んだ線によって囲まれた三角形の領域の図心位置G3は、出力軸21(図2参照)の軸心位置G1よりも図1の左上側にずれている。すなわち、三つの取付部6a,6b,6cを頂点とする三角形の領域の図心位置G3は、縦線Yに対してモータ20の重心位置G2側に配置されている。
モータ20のフランジ部23には、三つの取付部6a,6b,6cに対応させて、三つの孔部23a,23b,23cが形成されている。そして、フランジ部23の表側から三本の固定ボルト24・・・を各孔部23a,23b,23cにそれぞれ挿通させ、各固定ボルト24・・・を各取付部6a,6b,6cにそれぞれ螺合させることで、モータ20が基体10の前面10aに取り付けられている(図2参照)。
このように、モータ20の各孔部23a,23b,23cに挿通させた固定ボルト24・・・を、基体10の各取付部6a,6b,6cに螺合させることで、モータ20を基体10に対して簡単に取り付けることができる。
(液圧制御ユニットおよび車両用ブレーキ液圧制御装置の作用効果)
前記した第一実施形態の液圧制御ユニット1では、図1に示すように、基体10の各取付部6a,6b,6cを結んだ線によって囲まれた三角形の領域の図心位置G3が、モータ20の重心位置G2の近くに配置され、モータ20の重心位置G2に対して、各取付部6a,6b,6cがバランス良く配置されている。このように、モータ20と基体10との支持構造を構成した場合には、支持構造の剛性を高めることができ、基体10に生じる振動や騒音を低減することができる。
また、三つの取付部6a,6b,6cを結んだ線によって囲まれた三角形の領域は、縦線Yに対してモータ20の重心位置G2側(図1の左側)の面積が、縦線Yに対してモータ20の重心位置G2側の反対側(図1の右側)の面積よりも大きくなっている。この構成では、取付部6a,6b,6cの配置がモータ20の重心位置G2側に偏った配置になり、モータ20の重心位置G2に対して、各取付部6a,6b,6cをバランス良く配置することができる。
また、縦線Yに対してモータ20の重心位置G2側(図1の左側)に二つの取付部6a,6bが配置され、縦線Yに対してモータ20の重心位置G2側の反対側(図1の右側)に一つの取付部6cが配置されている。このように、縦線Yに対してモータ20の重心位置G2側に配置される取付部6a,6bの数を多くすることで、モータ20の重心位置G2に対して、各取付部6a,6b,6cをバランス良く配置することができる。
また、三つの取付部6a,6b,6cのうち、一つの取付部6aは、縦線Yに平行でモータ20の重心位置G2を通過する平行線Y1上に配置され、他の二つの取付部6b,6cは縦線Yを対称軸として線対称となる位置に配置されている。この構成では、一つの取付部6aを縦線Yに対してモータ20の重心位置G2側にオフセットさせることで、各取付部6a,6b,6cを線で結んで形成された三角形の領域の図心位置G3を、モータ20の重心位置G2側に配置することができる。
また、第一実施形態の車両用ブレーキ液圧制御装置では、図3に示すように、連動ブレーキ系統K2側の液路構成部K20よりも独立ブレーキ系統K1側の液路構成部K10の方が基体10のスペースに余裕がある。前記した液圧制御ユニット1では、図1に示すように、三つの取付部6a,6b,6cを結んだ線によって囲まれた三角形の領域の図心位置G3が、縦線Yに対して独立ブレーキ系統K1側の液路構成部K10側に配置されるため、基体10の前面10aに対する各取付部6a,6b,6cのレイアウトの自由度を高めることができる。
(第一実施形態の変形例)
以上、本発明の第一実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変更が可能である。
例えば、図6(a)に示すように、基体10の下半分に形成された二つの取付部6b,6cは、縦線Yを対称軸として非対称な位置に配置してもよい。また、基体10の上半分に形成された取付部6aは、縦線Yに平行でモータ20の重心位置G2を通過する平行線Y1上に配置されていなくてもよい。
また、図6(b)に示すように、前面10aにおいて、縦線Yに対して独立ブレーキ系統K1側(図6(b)の左側)に配置された二つの取付部6a,6bから縦線Yまでの距離X1,X2の総和が、縦線Yの連動ブレーキ系統K2側(図6(b)の右側)に配置された取付部6cから縦線Yまでの距離X3よりも大きくなるように設定してもよい。
この構成では、縦線Yに対して独立ブレーキ系統K1側に配置された二つの取付部6a,6bが縦線Yから遠くに配置される。また、三つの取付部6a,6b,6cを結んで形成された三角形の領域は、縦線Yに対してモータ20の重心位置G2側(図6(b)の左側)の面積が、その反対側(図6(b)の右側)の面積よりも大きくなっている。したがって、取付部6a,6b,6cの配置がモータ20の重心位置G2側に偏った配置になるため、モータ20の重心位置G2に対して、各取付部6a,6b,6cをバランス良く配置することができる。
また、図6(c)に示すように、基体10の上半分に形成された取付部6aを縦線Y上に配置し、基体10の下半分に形成された二つの取付部6b,6cを縦線Yの左右両側に配置した場合には、前面10aにおいて、縦線Yの左右両側に同数ずつの取付部6b,6cが配置されるため、取付部6a,6b,6cを形成するスペースを確保し易くなる。
さらに、図6(d)に示すように、基体10の上半分に二つの取付部6a,6bを配置し、基体10の下半分に一つの取付部6cを形成してもよい。
前記した第一実施形態の液圧制御ユニット1では、基体10の前面10aに三つの取付部6a,6b,6cを形成した場合について説明したが、後記する第二実施形態や第三実施形態の液圧制御ユニットのように、四つまたは五つの取付部を形成してもよく、取付部の数は三つ以上であれば限定されるものではない。そして、複数の取付部を結んだ線によって囲まれた多角形の領域の図心位置G3が、縦線Yに対してモータ20の重心位置G2側に配置されていればよい。
また、第一実施形態の液圧制御ユニット1および車両用ブレーキ液圧制御装置Uは、バーハンドルタイプの車両に適用しているが、自動四輪車などの各種の車両に適用可能である。
<第二実施形態>
次に、第二実施形態の液圧制御ユニットについて説明する。第二実施形態の液圧制御ユニット1Aは、図7(a)に示すように、四つの取付部6a,6b,6c,6dが形成されている点で、第一実施形態の液圧制御ユニット1(図1参照)と異なっている。
第二実施形態の液圧制御ユニット1Aでは、基体10の表側の上半分において縦線Yの左右両側に取付部6a,6bをそれぞれ配置し、基体10の下半分においても縦線Yの左右両側に取付部6c,6dをそれぞれ配置している。
上下方向に配置された二つの取付部6a,6cを結んだ線と、上下方向に配置された二つの取付部6b,6dを結んだ線とは、縦線Yに対して平行に配置されている。
また、縦線Yの左側(独立ブレーキ系統K1側)に配置された二つの取付部6a,6cから縦線Yまでの距離と、縦線Yの右側(連動ブレーキ系統K2側)に配置された二つの取付部6b,6dから縦線Yまでの距離とが同じになっている。
また、縦線Yの左側に配置された二つの取付部6a,6cの離間距離は、縦線Yの右側に配置された二つの取付部6b,6dの離間距離よりも大きいため、四つの取付部6a,6b,6c,6dを結んだ線によって囲まれた台形の領域の図心位置G3は、縦線Yの左側、すなわち、縦線Yに対してモータ20の重心位置G2側(図7(a)の左側)に配置されていることになる。
したがって、第二実施形態の液圧制御ユニット1Aでは、四つの取付部6a,6b,6c,6dを結んだ線によって囲まれた台形の領域の図心位置G3と、モータ20の重心位置G2とが近くに配置され、モータ20の重心位置G2に対して、各取付部6a,6b,6c,6dがバランス良く配置されているため、モータ20を駆動させたときに生じる振動を低減することができる。
また、前面10aにおいて、縦線Yの左右両側に同数ずつの取付部6a,6b,6c,6dが配置され、取付部6a,6b,6c,6dが前面10a上に分散されるため、取付部6a,6b,6c,6dを形成するスペースを確保し易くなる。
第二実施形態の液圧制御ユニット1Aの他の構成としては、図7(b)に示すように、各取付部6a,6b,6c,6dが長方形の頂点を形成するように配置したものがある。縦線Yの左側(独立ブレーキ系統K1側)に配置された二つの取付部6a,6cは、横線Xを対称軸として線対称となる位置に配置され、同様に、縦線Yの右側(連動ブレーキ系統K2側)に配置された二つの取付部6b,6dも横線Xを対称軸として線対称となる位置に配置されている。
この構成では、縦線Yの左側に配置された二つの取付部6a,6cから縦線Yまでの距離を、縦線Yの右側に配置された二つの取付部6b,6dから縦線Yまでの距離よりも大きくすることで、四つの取付部6a,6b,6c,6dを結んだ線によって囲まれた長方形の領域の図心位置G3を、縦線Yに対してモータ20の重心位置G2側に配置することができる。
また、図7(c)に示すように、基体10の上半分に形成された二つの取付部6a,6bは、縦線Yを対称軸として線対称となる位置に配置し、基体10の下半分に形成された二つの取付部6c,6dは、縦線Yを対称軸として非対称となる位置に配置しているものがある。
この構成では、基体10の下半分に形成された二つの取付部6c,6dのうち、縦線Yの左側(独立ブレーキ系統K1側)に配置された取付部6cから縦線Yまでの距離を、縦線Yの右側(連動ブレーキ系統K2側)に配置された取付部6dから縦線Yまでの距離よりも大きくすることで、四つの取付部6a,6b,6c,6dを結んだ線によって囲まれた四角形の領域の図心位置G3を、縦線Yに対してモータ20の重心位置G2側に位置させている。
また、図7(d)に示すように、基体10の上半分において、縦線Y上に取付部6aを配置し、横線X上で縦線Yの左右両側に二つの取付部6b,6cをそれぞれ配置し、さらに、基体10の下半分には、縦線Yの左側(独立ブレーキ系統K1側)に取付部6dを配置しているものがある。
この構成では、三つの取付部6a,6b,6cは、モータ20の出力軸の軸心位置G1を中心として90度間隔で配置され、他の一つの取付部6dを縦線Yに対してモータ20の重心位置G2側にオフセットさせることで、四つの取付部6a,6b,6c,6dを線で結んで形成された四角形の図心位置G3を、縦線Yに対してモータ20の重心位置G2側に位置させている。
<第三実施形態>
次に、第三実施形態の液圧制御ユニットについて説明する。第三実施形態の液圧制御ユニット1Bは、図8(a)に示すように、五つの取付部6a,6b,6c,6d,6eが形成されている点で、第一実施形態の液圧制御ユニット1(図1参照)と異なっている。
第三実施形態の液圧制御ユニット1Bでは、基体10の上半分において、縦線Yを対称軸として線対称となる位置には二つの取付部6a,6bをそれぞれ配置し、この二つの取付部6a,6bよりも上側で縦線Yの左側(独立ブレーキ系統K1側)に取付部6cを配置している。また、基体10の下半分において、縦線Yを対称軸として線対称となる位置には二つの取付部6d,6eをそれぞれ配置している。また、最も上側の取付部6cは、縦線Yに平行でモータ20の重心位置G2を通過する平行線Y1上に配置されている。
この構成では、縦線Yよりも左側に配置される取付部6a,6c,6dの数が多くなり、五つの取付部6a,6b,6c,6d,6eを線で結んで形成された五角形の図心位置G3が、縦線Yに対してモータ20の重心位置G2側に配置されるため、モータ20の重心位置G2に対して、各取付部6a,6b,6c,6d,6eをバランス良く配置することができる。
なお、図8(b)に示すように、最も上側の取付部6cは、縦線Yに平行でモータ20の重心位置G2を通過する平行線Y1上に配置されていなくてもよい。
また、第三実施形態の液圧制御ユニット1Bの他の構成としては、図8(c)に示すように、基体10の上半分において、縦線Yを対称軸として線対称となる位置には二つの取付部6a,6bをそれぞれ配置し、この二つの取付部6a,6bよりも上側で縦線Y上に取付部6cを配置している。また、基体10の下半分には、縦線Yを挟んで左右両側に二つの取付部6d,6eを配置し、縦線Yの左側(独立ブレーキ系統K1側)に配置された取付部6dから縦線Yまでの距離を、縦線Yの右側(連動ブレーキ系統K2側)に配置された取付部6eから縦線Yまでの距離よりも大きくすることで、五つの取付部6a,6b,6c,6d,6eを結んだ線によって囲まれた五角形の領域の図心位置G3を、縦線Yに対してモータ20の重心位置G2側に位置させている。
1 液圧制御ユニット(第一実施形態)
1A 液圧制御ユニット(第二実施形態)
1B 液圧制御ユニット(第三実施形態)
2 入口弁
2a 入口弁装着穴
3 出口弁
3a 出口弁装着穴
4 プランジャポンプ
4a シリンダ孔
5 リザーバ
5a リザーバ穴
6a,6b,6c,6d,6e 取付部
10 基体
10a 前面(一面)
11 入口ポート
12 出口ポート
13 入口ポート
14 出口ポート
20 モータ
20a 軸受穴
21 出力軸
23 フランジ部
23a 孔部
24 固定ボルト
30 制御装置
A ブレーキ液路
B ブレーキ液路
B1 第一ホイールシリンダ
B2 第二ホイールシリンダ
B3 第三ホイールシリンダ
G1 出力軸の軸心位置
G2 モータの重心位置
G3 多角形領域の図心位置
K1 独立ブレーキ系統
K2 連動ブレーキ系統
K10 液路構成部
K20 液路構成部
U 車両用ブレーキ液圧制御装置
X 横線
Y 縦線(基準線)
Y1 平行線

Claims (11)

  1. ブレーキ液路が形成された基体と、前記基体の一面に取り付けられるモータと、を備えている液圧制御ユニットであって、
    前記モータの出力軸の軸心位置を通過する上下方向の基準線と、前記モータの重心位置と、が離れており、
    前記基体の一面には、前記モータが取り付けられる取付部が三つ以上形成され、
    前記基体の一面において、前記各取付部を結んだ線によって囲まれた多角形領域の図心位置は、前記基準線に対して、前記モータの重心位置側に配置されていることを特徴とする液圧制御ユニット。
  2. 前記多角形領域は、
    前記基準線に対して前記モータの重心位置側の面積が、前記基準線に対して前記モータの重心位置側の反対側の面積よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の液圧制御ユニット。
  3. 前記基準線に対して前記モータの重心位置側に配置された前記取付部から前記基準線までの距離の総和が、前記基準線に対して前記モータの重心位置側の反対側に配置された前記取付部から前記基準線までの距離の総和よりも大きいことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の液圧制御ユニット。
  4. 前記基準線に対して前記モータの重心位置側に配置されている前記取付部の数は、前記基準線に対して前記モータの重心位置側の反対側に配置されている前記取付部の数よりも多いことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の液圧制御ユニット。
  5. 複数の前記取付部のうち、
    一つの前記取付部は、前記基準線に対して前記モータの重心位置側に配置され、
    他の少なくとも二つの偶数個の前記取付部は、前記基準線を対称軸として線対称となる位置に配置されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の液圧制御ユニット。
  6. 複数の前記取付部のうち、
    一つの前記取付部は、前記基準線に平行で前記モータの重心位置を通過する線上に配置され、
    他の少なくとも二つの偶数個の前記取付部は、前記基準線を対称軸として線対称となる位置に配置されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の液圧制御ユニット。
  7. 前記基体の一面には、三つの前記取付部が形成されていることを特徴とする請求項5または請求項6に記載の液圧制御ユニット。
  8. 前記基準線に対して前記モータの重心位置側に配置されている前記取付部の数と、前記基準線に対して前記モータの重心位置側の反対側に配置されている前記取付部の数とが同じであることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の液圧制御ユニット。
  9. 複数の前記取付部のうち、
    二つの前記取付部は、前記基準線を挟んで配置され、一方の前記取付部は他方の前記取付部よりも前記基準線から離れて配置され、
    他の少なくとも二つの偶数個の前記取付部は、前記基準線を対称軸として線対称となる位置に配置されていることを特徴とする請求項8に記載の液圧制御ユニット。
  10. 前記各取付部は、前記基体の一面に形成されたねじ穴であり、
    前記モータのフランジ部に形成された孔部に挿通させた固定ねじを前記取付部に螺合させることで、前記モータが前記基体の一面に取り付けられていることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の液圧制御ユニット。
  11. 請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の液圧制御ユニットを用いた車両用ブレーキ液圧制御装置であって、
    前記基体には、一方の車輪を制動するための独立ブレーキ系統のブレーキ液路と、他方の車輪を制動するとともに、他方の車輪の制動に連動して前記一方の車輪を制動するための連動ブレーキ系統のブレーキ液路と、が形成されており、
    前記基準線に対して前記モータの重心位置側には、前記独立ブレーキ系統のブレーキ液路が配置され、
    前記基準線に対して前記モータの重心位置側の反対側には、前記連動ブレーキ系統のブレーキ液路が配置されていることを特徴とする車両用ブレーキ液圧制御装置。
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