JP2011005951A - 押上装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】フューエルリッドの開放動作等に供される押上装置において、操作者がプッシュロッドを操作した際にクリック感を発生させることにより、操作フィーリングを向上させる。
【解決手段】押上装置は、プッシュロッド2に形成された係止片18と、係止片18を駆動するカムアッパ22およびカムロア24とを備え、プッシュロッド2は、その係止片18が第1カム面と第2カム面とのガイド間隙Gに保持された状態で、カムアッパ22およびカムロア24に対して相対回転可能であり、また、ガイド間隙Gには係止片18の通過可能幅よりも小さい狭小部N1が設けられ、カムアッパ22は、係止片がガイド間隙の狭小部N1を通過する際に狭小部N1を拡げるように変位する構成とする。
【選択図】図4B

Description

本発明は、プッシュロッドを引込位置と突出位置とに切り替えるプッシュ・プッシュ機構を備えた押上装置に係り、特に、車体に設けられるフューエルリッドの開放動作を行うのに好適な押上装置に関するものである。
自動車には、給油口を保護する蓋として、ボディシェルの開口部にヒンジ部を介して開閉自在にフューエルリッドが取り付けられている。この種のフューエルリッドの開放動作を行う装置として、プッシュ・プッシュ機構を備え、ロック状態が解除されたフューエルリッドをプッシュロッドにより開放側へ駆動する押上装置が開発されている。
例えば、プッシュ・プッシュ機構として、プッシュロッドがその周囲に固定側の複数のガイド部に順に係脱するカム部を有し、フューエルリッドが閉状態から車体側へ押されると、引込位置にあるプッシュロッドは、その回転によってガイド部及びカム部による保持が解放された後、バネの付勢力により突出してフューエルリッドを押し出す突出位置に移動する回転カム式を採用した押上装置が知られている(特許文献1参照)。
特開2007−290573号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された押上装置では、プッシュロッドの位置の切り替え時に音やクリック感を発生させる機構が設けられておらず、操作者は操作を適切に行ったという実感を得難いという課題があった。また、従来の押上装置では、プッシュロッドを突出側に付勢するバネの付勢力が比較的小さな接触面に作用するため、プッシュロッドの円滑な回転動作が阻害される場合があった。
本発明は、このような従来技術の課題を鑑みて案出されたものであり、操作者がプッシュロッドを操作した際にクリック感を発生させることにより、操作フィーリングを向上させた押上装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた第1の発明は、プッシュロッド(2)を引込位置と突出位置とに切り替えるプッシュ・プッシュ機構を備えた押上装置(1)であって、前記プッシュロッドに形成されたカムフォロア(18)と、前記プッシュロッドの突出位置側において前記カムフォロアを駆動する環状の第1カム面(21)を有する突出側カム(22)と、前記第1カム面に対向して配置された環状の第2カム面(23)を有し、前記プッシュロッドの引込位置側において当該第2カム面が前記カムフォロアを駆動する引込側カム(24)とを備え、前記プッシュロッドは、その移動の際に、前記カムフォロアが前記第1カム面と前記第2カム面との間に形成されるガイド間隙(G)に保持された状態で、前記突出側カムおよび前記引込側カムに対して相対回転可能であり、前記ガイド間隙には前記カムフォロアの通過可能幅よりも小さい狭小部(N1,N2)が設けられ、前記突出側カムと前記引込側カムとの少なくとも一方は、前記カムフォロアが前記ガイド間隙の狭小部を通過する際に当該狭小部を拡げるように変位する構成とする。
また、第2の発明として、前記プッシュロッドを前記突出位置側に付勢する第1付勢手段(12)と、前記突出側カムと前記引込側カムとの一方を他方に向けて付勢する第2付勢手段(34)とを更に備え、前記第2付勢手段は、前記第1付勢手段よりも小さな付勢力を有することを特徴とする構成とすることができる。
また、第3の発明として、前記突出側カムと前記引込側カムとは、前記プッシュロッドが前記突出位置と前記引込位置との間で移動する際に回転動作する構成とすることができる。
上記第1の発明によれば、カムフォロアがガイド間隙の狭小部を通過する際に、当該狭小部を拡げるように突出側カムと引込側カムとの少なくとも一方が変位する構成としたため、操作者がプッシュロッドを操作した際にクリック感を発生させることができ、操作フィーリングが向上するという優れた効果を奏する。
また、上記第2の発明によれば、突出側カムと引込側カムとの一方を他方に向けて付勢する第2付勢手段を設け、しかも第2付勢手段の付勢力を、プッシュロッドを付勢する第1付勢手段の付勢力よりも小さくしたため、操作者がプッシュロッドを操作した際に、突出側カムおよび引込側カムに対するプッシュロッドの円滑な相対回転が阻害されることなく、クリック感を発生させることができる。
また、上記第3の発明によれば、プッシュロッドに必要な押上力を容易に確保することができるとともに、操作者がプッシュロッドを操作した際に、突出側カムおよび引込側カムの回転動作が阻害されることなく、クリック感を発生させることができる。
実施形態に係る押上装置の分解斜視図である。 実施形態に係る押上装置の取付状態を示す正面図である。 実施形態に係る押上装置の断面図である。 実施形態に係る押上装置の一動作を示す模式図である。 実施形態に係る押上装置の一動作を示す模式図である。 実施形態に係る押上装置の一動作を示す模式図である。 実施形態に係る押上装置の一動作を示す模式図である。 実施形態に係る押上装置の一動作を示す模式図である。 実施形態に係る押上装置の一動作を示す模式図である。 実施形態に係る押上装置の一動作を示す模式図である。 実施形態に係る押上装置の一動作を示す模式図である。 実施形態に係る押上装置の一動作を示す模式図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態に係る押上装置の構成について説明する。説明にあたり、押上装置およびその構成要素は、図2,図3における上下方向にしたがって「上(側)」および「下(側)」を定めるものとする。
押上装置1は、プッシュロッド(押上体)2を引込位置(図2中に2点鎖線で示す)と突出位置(図2中に実線で示す)とに切り替えるプッシュ・プッシュ機構を備え、自動車のフューエルリッドR(図2参照)を開放側に駆動する装置として用いられる。押上装置1は、その本体を構成する略円筒状の合成樹脂製のボディ3を有し、このボディ3に収容されたプッシュロッド2の上端側が、ボディ3の頭部4の端面に形成された挿通孔4aから突出する。ボディ3には、その外周面から一対の固定片5,5が上端側に斜めに突設されており、これらの固定片5,5は車体の板状部材6に対する押上装置1の取り付けに供される。
板状部材6に対する押上装置1の取り付けは、押上装置1の下端側を取付孔6aに挿入することにより行われる。このとき、固定片5,5は、取付孔6aを通過する際にボディ3の中心側に折り畳まれるように弾性変形し、取付孔6aを通過した後に回復して頭部4の下端縁との間に板状部材6を挟持する。これにより、図2に示すように、押上装置1が板状部材6に対して強固に固定される。
ボディ3の頭部4の外側には、キャップ状のゴム製のボディカバー7が取り付けられており、このボディカバー7の端面には、挿通孔4aと同様の形状を有する挿通孔7a(図1参照)が形成されている。また、ボディ3の下端側の開口にはこれを閉鎖する閉鎖部材8が嵌装されている。閉鎖部材8は、その複数の係止爪9がボディ3の係止孔10に内側から挿入されることによりボディ3に対して固定される。また、閉鎖部材8の上端側にはバネ固定ロッド11が突設されており、このバネ固定ロッド11は、圧縮バネからなるメインスプリング12に挿入された状態で、メインスプリング12の下端側を固定する。
プッシュロッド2は、合成樹脂材料によって形成され、キャップ状のゴム製のロッドカバー15が取り付けられた頭部16と、筒状をなす本体部17とを有する。本体部17の下端には3つの係止片18が形成さている。これら係止片18は、方形の板状部材からなり、互いに周方向に均等な間隔で、プッシュロッド2の径方向に沿ってそれぞれ配置されている。係止片18の外周側は、本体部17の外周面よりも外側に突出し、後述するカムアッパ22およびカムロア24との係合部として機能する。本体部17の外周形状ならびにこれに適合した形状を有する挿通孔4aは、完全な円形ではなく複数の凹凸を有しており、これにより、ボディ3に対するプッシュロッドの相対回転が規制される。また、プッシュロッド2は、その本体部17に下端側から挿入されるメインスプリング12により突出位置側に付勢される。
また、ボディ3には、プッシュロッド2の突出位置側において係止片18を駆動する環状の第1カム面21が内周に形成されたカムアッパ22と、プッシュロッド2の引込位置側において係止片18を駆動する環状の第2カム面23が上端に形成されたカムロア24とが収容されている。カムアッパ22およびカムロア24は、係止片18を駆動することにより、プッシュロッド2を引込位置と突出位置との間で移動可能とする。
カムアッパ22は、プッシュロッド2が遊嵌される円筒状の部材からなる。また、カムアッパ22の内周面における段差として形成された縦溝31および2つの三角状の突起部32,33(ともに図4,図5参照)によって第1カム面21が構成されている。また、カムアッパ22は、図3に示すように、プッシュロッド2を囲繞した状態でボディ3の頭部4に収容されたサブスプリング34によって、スリーブ35を介して下側(カムロア24側)に付勢されている。スリーブ35の中央には、挿通孔4aと同様の形状を有する挿通孔35a(図1参照)が形成されている。
カムロア24は、バネ固定ロッド11およびメインスプリング12が遊嵌される筒状の部材からなる。また、カムロア24の上端縁に形成された2つの凸部41,42および2つの縦溝43,44(ともに図4,図5参照)によって第2カム面23が構成されている。カムロア24は、その第2カム面23をカムアッパ22の第1カム面21と対向させるようにして、カムアッパ22の下側に配置され、閉鎖部材8のフランジ部45上に支持される。また、カムロア24の外周に形成された複数の規制片46は、カムアッパ22の下端縁に形成された複数の切欠き部47にそれぞれ挿入され、これにより、カムアッパ−22とカムロア24との相対回転が規制される。
次に、上記構成の押上装置の動作について図4A〜E,図5A〜Dを参照して説明する。
図4A〜E,図5A〜Dは、カムアッパ22およびカムロア24を展開し、第1カム面21および第2カム面23の一部を仮想的な平面視で示すものである。図4A〜Eは、プッシュロッド2が突出位置から引込位置まで移動する動作を示し、図5A〜Dは、プッシュロッド2が引込位置から突出位置まで移動する動作を示している。なお、図4A〜E,図5A〜Dでは、説明の便宜上、プッシュロッド2の係止片18が第1カム面21および第2カム面23にガイドされて移動する態様で示されているが、実際には、係止片18(プッシュロッド2)は上下方向にのみ移動し、カムアッパ22およびカムロア24の回転動作により、第1カム面21および第2カム面23が回転移動(図4,図5中では横方向に移動)する。
第1カム面21は、その構成単位となる縦溝31および2つの三角状の突起部32,33を複数連ねることによって形成されている。突起部32は2つの傾斜面32a,32bを有しており、また、突起部33は2つの傾斜面33a,33bを有している。第2カム面23は、構成単位となる2つの凸部41,42および2つの縦溝43,44を複数連ねることによって形成されている。第1カム面21と第2カム面23との間に形成されるガイド間隙Gには、プッシュロッド2の係止片18が保持されている。
図4Aはプッシュロッド2が突出位置にある場合を示しており、係止片18は、カムアッパ22の縦溝31の上部(底面)に係止された状態にある。縦溝31は、軸方向(図4A中の上下方向)において、凸部41の頂部に形成された傾斜面41aに対向して配置されている。このとき、サブスプリング34(図3参照)の付勢力は、メインスプリング12に比べて小さく設定されているため、カムアッパ22は、係止片18(すなわち、メインスプリング12の付勢力)により上方に付勢されて上限位置に移動する。
プッシュロッド2を図4Aの突出位置から引込位置へと移動させる場合には、まず、操作者は、メインスプリング12の付勢力に抗してプッシュロッド2を押下する。これにより、図4Bに示すように、係止片18は、縦溝31内を下方に移動してその下端が凸部41の傾斜面41aに当接する。その後、係止片18は、図4Cに示すように、この傾斜面41a上を摺動して斜め下方に移動する。このとき、カムアッパ22は、メインスプリング12の付勢が解除されることにより、サブスプリング34により下方に付勢されて下限位置に移動する。
ここで、図4Bに示すように、ガイド間隙Gにおいて、突起部32の頂部とこれに対向する凸部41の傾斜面41aとの間の部位は、係止片18の通過可能幅よりも小さい狭小部N1を構成する。したがって、係止片18は、狭小部N1を通過する際には、狭小部N1を拡げるようにサブスプリング34の付勢力に抗してカムアッパ22を上方に一旦移動させる。係止片18が狭小部N1を通過した後は、カムアッパ22は、図4Cに示すように、再び下限位置に移動する。
このようにして係止片18が狭小部N1を通過する際には、カチッという音が発生するとともに、操作者がプッシュロッド2側から受ける反力の変化(すなわち、係止片18が狭小部N1を通過する前後で反力が増減少すること)により、クリック感が生じる。
その後、係止片18は、図4Dに示すように、カムロア24の縦溝43に収容される。続いて、操作者がプッシュロッド2の押下を解除すると、係止片18は、上昇して突起部32の傾斜面32bに当接し、その後、この傾斜面32b上を摺動して斜め上方に移動する。最終的に、図4Eに示すように、係止片18がカムアッパ22の突起部32,33の境界に保持され、プッシュロッド2の引込位置への移動が完了する。このとき、カムアッパ22は、係止片18により上方に付勢されて上限位置に移動する。
一方、プッシュロッド2を図4Eの引込位置から突出位置へと移動させる場合には、操作者は、メインスプリング12の付勢力に抗してプッシュロッド2を再び押下する。これにより、係止片18は、図5Aに示すように、下方に移動してその下端が凸部41の傾斜面41aに当接する。その後、係止片18は、図5Bに示すように、この傾斜面41a上を摺動して斜め下方に移動する。
ここで、図5Bに示すように、ガイド間隙Gにおいて、突起部33の頂部とこれに対向する凸部41の傾斜面41aとの間の部位は、係止片18の通過可能幅よりも小さい狭小部N2を構成する。したがって、係止片18は、狭小部N2を通過する際には、上述の狭小部N1の場合と同様に、狭小部N2を拡げるようにカムアッパ22を上方に一旦移動させる。係止片18が狭小部N2を通過した後は、図5Bに示すように、カムアッパ22は再び下限位置に移動する。このようにして係止片18が狭小部N2を通過する際には、上述の狭小部N1の場合と同様に、音およびクリック感が生じる。
その後、係止片18は、図5Cに示すように、カムロア24の縦溝44に収容される。続いて、操作者がプッシュロッド2の押下を解除すると、係止片18は、上昇して突起部33の傾斜面33bに当接し、その後、この傾斜面32b上を摺動して斜め上方に移動する。最終的に、図5Dに示すように、係止片18がカムアッパ22の縦溝31に保持され、プッシュロッド2の突出位置への移動が完了する。
なお、上記のような押上装置1の移動動作により、フューエルリッドRの閉鎖および開放動作が実行される。すなわち、上記図4A〜図4Dでは、操作者が、開放状態にあるフューエルリッドR(図2中の実線で示す)を介してプッシュロッド2を押下する。これにより、図2中の2点鎖線で示すように、フューエルリッドRが閉鎖状態となる。また、上記図5A〜図5Dでは、操作者が、閉鎖状態にあるフューエルリッドRを介してプッシュロッド2を押下する。これにより、フューエルリッドRが再び開放状態となる。
上記構成の押上装置1では、係止片18がガイド間隙Gの狭小部N1,N2を通過する際に、カムアッパ22がサブスプリング34の付勢力に抗して狭小部N1,N2を拡げるように上方に変位する構成としたため、操作者がプッシュロッドを操作した際に音およびクリック感を発生させることができ、操作フィーリングが向上する。
また、上記押上装置1では、カムアッパ22を下方に付勢するサブスプリング34の付勢力を、プッシュロッド2を上方に付勢するメインスプリング12の付勢力よりも小さくしたため、操作者がプッシュロッド2を操作した際に、カムアッパ22およびカムロア24の円滑な回転が阻害されることがないという利点もある。
さらに、上記押上装置1では、カムアッパ22およびカムロア24を回転させる構成としたため、メインスプリング12の付勢力を増大させてもカムアッパ22およびカムロア24の円滑な回転が阻害されることはなく、必要な駆動力を容易に確保できるという利点もある。
本発明を特定の実施形態に基づいて詳細に説明したが、上記実施形態はあくまでも例示であって、本発明はこれらの実施形態によって限定されるものではない。例えば、本発明に係る押上装置は、フューエルリッドに限らず、任意の対象を駆動するために用いることができる。また、係止片の狭小部の通過時に当該狭小部を拡げる動作は、上述のカムアッパの移動に限らず、カムロアの移動や、カムアッパまたはカムロア自身の弾性変形により実現することもできる。
1 押上装置
2 プッシュロッド
3 ボディ
6 板状部材
6a 取付孔
8 閉鎖部材
12 メインスプリング(第1付勢手段)
18 係止片(カムフォロア)
21 第1カム面
22 カムアッパ(突出側カム)
23 第2カム面
24 カムロア(引込側カム)
31 縦溝
32,33 突起部
34 サブスプリング(第2付勢手段)
41 凸部
43,44 縦溝
G ガイド間隙
N1,N2 狭小部
R フューエルリッド

Claims (3)

  1. プッシュロッドを引込位置と突出位置とに切り替えるプッシュ・プッシュ機構を備えた押上装置であって、
    前記プッシュロッドに形成されたカムフォロアと、
    前記プッシュロッドの突出位置側において前記カムフォロアを駆動する環状の第1カム面を有する突出側カムと、
    前記第1カム面に対向して配置された環状の第2カム面を有し、前記プッシュロッドの引込位置側において当該第2カム面が前記カムフォロアを駆動する引込側カムと
    を備え、
    前記プッシュロッドは、その移動の際に、前記カムフォロアが前記第1カム面と前記第2カム面との間に形成されるガイド間隙に保持された状態で、前記突出側カムおよび前記引込側カムに対して相対回転可能であり、
    前記ガイド間隙には前記カムフォロアの通過可能幅よりも小さい狭小部が設けられ、前記突出側カムと前記引込側カムとの少なくとも一方は、前記カムフォロアが前記ガイド間隙の狭小部を通過する際に当該狭小部を拡げるように変位することを特徴とする押上装置。
  2. 前記プッシュロッドを前記突出位置側に付勢する第1付勢手段と、
    前記突出側カムと前記引込側カムとの一方を他方に向けて付勢する第2付勢手段と
    を更に備え、
    前記第2付勢手段は、前記第1付勢手段よりも小さな付勢力を有することを特徴とする、請求項1に記載の押上装置。
  3. 前記突出側カムと前記引込側カムとは、前記プッシュロッドが前記突出位置と前記引込位置との間で移動する際に回転動作することを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の押上装置。
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