JP2011005181A - 遊技機用操作スイッチ及びそれを備えた遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 操作手段の回転と移動とが順次又は同時に操作されても円滑に作動し、操作手段が長時間にわたり連続操作されても誤作動や故障を発生しにくく、操作時の耐久性に優れた遊技機用操作スイッチとそれを備えた遊技機を提供する。
【解決手段】 上部ユニット10は、中心軸線O周りでの回転可能、かつ中心軸線O方向への移動可能な、ダイアルプッシュノブ11と拡散レンズ12とを有し、また、中心軸線O周りでの回転不能、かつ中心軸線O方向への移動可能な、軸受ホルダ13と発光基板16とホルダケース17とを有している。符号14は、ダイアルプッシュノブ11を中心軸線O周りで回転可能に保持(軸支)するための転がり軸受を示している。下部ユニット30は、中心軸線O周りでの回転不能、かつ中心軸線O方向への移動不能な、固定ケース31と蓋体32と中継基板33とを有している。圧縮コイルばね20は、ホルダケース17の底壁と固定ケース31の底壁との間に介装される。
【選択図】 図4

Description

本発明は、遊技機用操作スイッチとその操作スイッチを備えた遊技機に関する。
従来から、パチンコ機、アレパチ機等の弾球遊技機やスロットマシン、パチスロ機等の回胴式遊技機を含む種々の遊技機では、遊技領域に設ける液晶表示部(可変表示手段)や機枠(台枠)に設けるランプ、LED等の発光部(発光手段)を用いた表示演出、あるいは機枠(台枠)に設けるスピーカー(音声・音響出力手段)を用いた効果音・合成音声等の音演出によって、遊技者の興趣を高め遊技が単調になるのを防ぐ工夫がなされている。さらに近年では、遊技機側(すなわち遊技店側)から遊技者側に一方的に提供されるこれらの演出機能に加え、例えば遊技者の操作に基づき演出表示パターンを選択したり変更したりすることによって遊技環境に変化をもたらすことができるように、プレイヤー参加型の演出機能を備えるものも登場している(非特許文献1,2参照)。
このようなプレイヤー参加型演出機能の一類型として、遊技者による中心軸線周りでの回転操作(ダイアル操作)と中心軸線方向への押圧移動操作(プッシュ操作)とが可能な、いわゆるダイアルプッシュ式の操作スイッチを備える場合がある。例えば、液晶表示部や操作スイッチの表示画面でのナビゲーション表示(告知表示)に従って遊技者が操作スイッチを回転操作することにより、液晶表示部に一覧表示された複数の演出表示パターン(モード)の中から特定のパターンを選択し、押圧操作することにより選択したパターンを決定することができる(特許文献1,2参照)。具体的には、特許文献1の操作部(操作手段)は、中心軸線周りでの回転と中心軸線方向への移動とが可能な円盤にて一体構成され、一方、特許文献2の操作部は、互いに独立操作可能な回転ダイアルと押しボタンにて別体に構成されている。これらの操作スイッチを備えることにより、遊技者の興趣を高め遊技が単調になるのを防いでいる。
特許庁監修「平成18年度標準技術集 遊技機及びその関連技術」"第1部パチンコ 4−3−5−1 入力装置"(2007年3月14日特許庁ホームページにて公表) 特許庁監修「平成18年度標準技術集 遊技機及びその関連技術」"第2部パチスロ 2−3−4−3 プレイヤー参加型"(同上)
特開2006−311905号公報(図4,図5,図16) 特開2008−220763号公報(図9,図24)
ところで、遊技機の操作スイッチは、遊技中には長時間にわたって(場合によっては待機中であっても)操作されるものであり、さらに操作部を回し続けたり、叩き続けたりする過酷な使用態様にも晒される。これに対して、特許文献1,2の操作スイッチでは、いずれも傾斜した状態での押圧操作が想定され、傾斜押圧状態をも検知できるように、複数の押圧検知スイッチが周方向に沿って配置されている。そのため、操作部の回転と移動(押圧)とが順次又は同時に操作される場合には、一方又は両方が円滑に作動しなくなる(正確な検知ができなくなる)おそれがある。また、長時間の連続操作、とりわけ操作部を回し続けたり、叩き続けたりすると誤作動や故障が発生しやすくなり、操作時の耐久性が問題となる。
本発明の課題は、操作手段の回転と移動とが順次又は同時に操作されても円滑に作動し、操作手段が長時間にわたり連続操作されても誤作動や故障を発生しにくく、操作時の耐久性に優れた遊技機用操作スイッチとそれを備えた遊技機を提供することにある。
課題を解決するための手段及び発明の効果
上記の課題を解決するために、本発明の遊技機用操作スイッチは、
遊技機に装着され、その遊技機での待機状態を含む遊技状態に応じて、回転操作と押圧移動操作とが可能とされたダイアルプッシュ式の遊技機用操作スイッチであって、
軸状又は筒状に形成された中心軸を含み、人為的な操作により中心軸線周りでの回転と中心軸線方向への移動とが可能な操作手段と、
前記中心軸を回転可能に保持(又は軸支)するための筒状部又は軸状部が形成されるとともに、前記中心軸の回転を検知するための(例えば一対の)回転検出手段を(例えば、径方向の内部領域に)有し、前記中心軸線周りでの回転不能、かつ前記操作手段の移動操作に基づく前記中心軸線方向への移動可能形態にて配置された保持体と、
少なくとも前記操作手段の中心軸と前記保持体とを収容するとともに、前記中心軸の移動を検知するための(例えば単一の)移動検出手段を内部に有し、前記中心軸線周りでの回転不能、かつ前記中心軸線方向への移動不能形態にて、前記遊技機に固定されるケース体と、を備え、
前記操作手段を前記中心軸線周りで回転操作することにより、前記操作手段の中心軸は前記保持体にて保持されつつ回転し、その中心軸の回転が前記回転検出手段によって検知される一方、
前記操作手段を前記中心軸線方向へ移動操作することにより、前記ケース体の内部にて前記操作手段の中心軸と前記保持体とは一体的に前記中心軸線方向へ移動し、その中心軸の移動が前記移動検出手段によって検知されることを特徴とする。
このように、操作手段(例えばダイアルプッシュノブ)の中心軸を回転可能に保持するとともに、中心軸と一体的に中心軸線方向へ移動する保持体(例えば軸受ホルダ)を備えている。したがって、操作手段の回転と、操作手段及び保持体の移動とが順次又は同時に操作される場合であっても、いずれの操作に対しても円滑に作動することができるから、両検出手段(例えばフォトセンサ)による正確な検知が可能となる。また、操作手段の長時間にわたる連続操作、とりわけ操作手段を回し続けたり、叩き続けたりしても誤作動や故障を発生しにくく、操作時の耐久性が向上する(丈夫で長寿命となる)。例えば、保持体全体を高分子材料にて一体成形する場合、中心軸を保持するための軸受部分である上記筒状部又は軸状部は、潤滑性や耐摩耗性に優れた合成樹脂(ポリアセタール樹脂(POM)、フッ素入りポリカーボネート樹脂(PC)等)製の樹脂軸受として形成される。
しかも、操作スイッチは、回転可能かつ移動可能な操作手段と、回転不能かつ移動可能な保持体と、回転不能かつ移動不能なケース体とを備え、回転検出手段(例えば一対のフォトセンサ)が保持体の内部に配置され、移動検出手段(例えば単一のフォトセンサ)がケース体(例えば固定ケース)の内部に配置されている。したがって、両検出手段を中心軸線方向に離した上で各々中心軸線寄りに配置でき、操作スイッチの小型化・コンパクト化(スリム化)を図ることができる。その結果、操作手段を中心軸線周りで回転操作すると、操作手段の中心軸は保持体にて保持されつつ円滑に回転し、回転検出手段によって高精度で検知される。一方、操作手段を中心軸線方向へ移動操作すると、操作手段の中心軸と保持体とは一体的に中心軸線方向へ円滑に移動し、移動検出手段によって高精度で検知される。
なお、回転検出手段及び移動検出手段として、次のような角度・変位センサを用いることができる。
(1)非接触センサ:フォトセンサ,レーザセンサ,近接スイッチ,ロータリエンコーダ[リニアエンコーダ]等;
(2)接触センサ:ポテンショメータ,マイクロスイッチ等。
そして、保持体には、中心軸を保持するために、操作手段の中心軸線周りでの回転に伴うラジアル荷重と、操作手段及び保持体の中心軸線方向への移動に伴うアキシャル荷重とに対して負荷能力を有する転がり軸受が設けられ、
回転検出手段は転がり軸受から見て中心軸線方向における操作手段側に配置される一方、移動検出手段は同じく操作手段とは反対側に配置されていることが望ましい。
これによって、回転検出手段と移動検出手段とが転がり軸受を挟んで中心軸線方向に振り分け状に配置されるので、ルーレットのように操作手段の軽負荷連続回転(ジョグダイアリング)を可能にするとともに、回転量及び移動量の検知誤差をともに小さく(検知精度を向上)することができる。したがって、操作手段の長時間にわたる連続操作、とりわけ操作手段を回し続けたり、叩き続けたりしても検知誤差が拡大(検知精度が低下)せず、回転及び移動を安定して検知できる。
なお、ラジアル荷重と双方向のアキシャル荷重とに負荷能力を有する転がり軸受として、例えば次のような軸受を推奨できる。
(1)深溝玉軸受;
(2)アンギュラ玉軸受(複列又は組合せ);
(3)4点接触玉軸受;
(4)円すいころ軸受(複列);
(5)円筒ころ軸受(NUP形又はNH形);
(6)自動調心玉軸受;
(7)自動調心ころ軸受。
例えば、回転検出手段は、保持体に固定された保持体配線基板に実装されるとともに、
操作手段又はそれと一体回転する部材には、回転検出手段で回転検知される回転被検知部が中心軸線方向に形成される場合がある。
このように、保持体配線基板に回転検出手段が実装(例えばフォトセンサが立設固定)され、操作手段側に回転被検知部が形成(例えば回転突起が保持体配線基板に対向する面から保持体配線基板に向って突出形成)されるので、回転検出手段や回転被検知部の取り付けが簡素化され、これらの取付部品・取付工数を削減することができる。なお、操作手段と一体回転する部材として、操作手段に光照射するための拡散透過部材(例えば拡散レンズ)等を例示することができる。
具体的には、保持体配線基板は、操作手段を照射するための発光手段が実装された発光基板であり、
それら操作手段と発光基板との間には、発光手段からの光を透過しつつ拡散して操作手段に到達させるために、その操作手段と一体回転する拡散透過部材が配置され、
回転被検知部を、拡散透過部材から発光基板に向って一体的に突出形成された回転突起で構成することができる。
このように、発光基板に回転検出手段(例えばフォトセンサ)と発光手段(例えば発光素子)とが実装され、拡散透過部材(例えば拡散レンズ)に回転突起が突出形成されることになるので、構成が一層簡素化されることにより操作スイッチの小型・コンパクト化を図り、また部品点数の減少によりコスト削減を図ることができる。
また、複数の発光体が中心軸線を取り囲む形態にて、周方向に沿って環状に配置された発光手段を採用する場合には、
回転検出手段を、拡散透過部材の回転に伴う回転突起の通過を光学的に検知するフォトセンサで構成し、
拡散透過部材には、フォトセンサと複数の発光体との間に位置し中心軸線を環状に取り巻く遮光壁を、発光基板に向けて一体的にかつ周方向に沿って連続的に突出形成してもよい。
複数の発光体(例えば発光素子)を配置することにより、操作手段における演出表示パターン(モード)の多様化を図りつつ、発光体からの光がフォトセンサへ達しないように遮るための遮光壁の設置により、フォトセンサにおける回転突起の誤検知防止が容易に行える。複数の発光体をフォトセンサよりも半径方向外側に配置する場合には、拡散透過部材から一体的に突出形成される遮光壁は、フォトセンサよりも半径方向外側であって、発光体よりも半径方向内側に位置することになる。なお、このような場合、複数の発光体(発光手段)からの光を透過しつつ拡散して操作手段に到達させるために、第二の拡散透過部材として、非透光性で孔あきのレフレクタを拡散レンズとともに用いることができる。
他方、移動検出手段は、ケース体に固定されたケース体配線基板に実装されるとともに、
保持体又はそれに一体固定された部材には、移動検出手段で移動検知される移動被検知部が中心軸線方向に形成される場合がある。
このように、(例えば上記保持体配線基板と電気的に接続された)ケース体配線基板に移動検出手段が実装(例えばフォトセンサが立設固定)され、保持体側に移動被検知部が形成(例えば移動突起がケース体配線基板に対向する面からケース体配線基板に向って突出形成)されるので、移動検出手段や移動被検知部の取り付けが簡素化され、これらの取付部品・取付工数を削減することができる。なお、保持体に一体固定された部材として、保持体を収容して保持体とともに中心軸線方向へ移動する移動ケース(例えばホルダケース)等を例示することができる。
また、保持体と操作手段の中心軸との間であって転がり軸受の近傍には、操作手段の回転に伴い断続的又は連続的な音を生じる音発生機構を配置することができる。
このように、転がり軸受の近傍に音発生機構を配置することにより、操作手段の軽負荷連続回転(ジョグダイアリング)中に音を発生させて、遊技に対する興趣と爽快感を遊技者に付与することができる。
具体的には、上記音発生機構は、中心軸又はそれと一体回転する部材を回転移動体とし、保持体又はそれに一体固定された部材を非回転移動体としたとき、それら回転移動体と非回転移動体とのうちいずれか一方に配置された複数の被打撃部(例えば起立ピン)と、他方に配置された単一の打撃部(例えば板ばね)と、を含み、
複数の被打撃部は、中心軸線を環状に取り囲む形態にて、周方向に沿って断続的に配置され、
単一の打撃部は、(例えば保持体の周壁側から)中心軸線と交差(例えば直交)する半径方向(例えば内側)に延設され、被打撃部と接触したときに弾性変形して弾発力を発生した後弾性復帰することにより断続的な音を発生し、
操作手段又はそれと一体回転する部材には、回転検出手段で回転検知される回転被検知部として被打撃部と同数の回転突起を、中心軸線を環状に取り囲む形態にて、周方向に沿って断続的に配置することができる。
これによって、操作手段を軽負荷連続回転(ジョグダイアリング)するとき、回転量検知と音発生とが同じ周期で行われるから、演出態様の選択タイミングと音の発生タイミングとを関連付けることができる。なお、回転突起と被打撃部とを周方向において等間隔で同期配列する場合には、操作手段を軽負荷連続回転(ジョグダイアリング)するとき、回転量検知と音発生とが同時に等間隔で行われるから、演出態様の選択タイミングと音の発生タイミングとを同期(同調)させることができる。
さらに、ケース体又はそれに一体固定された部材には、保持体の中心軸線方向への移動に伴って、保持体配線基板とケース体配線基板とを接続する配線に発生する撓みを収容するための配線収容部が形成される場合がある。
このように、保持体の中心軸線方向への移動により生じる配線の撓み(伸縮)をケース体の内部に形成される配線収容部にて吸収できるので、ケース体の外側を迂回して架け渡さなくても両配線基板間を配線接続することができる。したがって、操作手段を叩き続けるような過酷な使用態様においても、配線同士が絡み合ったり他物に引っ掛かったりすることによる損傷を受けにくくなる。なお、ケース体に一体固定された部材として、ケース体を塞ぐための蓋体等を例示することができる。
そこで、上記課題を解決するために、本発明の遊技機は、
以上のような遊技機用操作スイッチが、待機状態を含む遊技状態に応じて実行される人為的な操作により、前記操作手段の前記中心軸線周りでの回転可能かつ前記中心軸線方向への移動可能な形態にて、装着されることを特徴とする。
このように、操作手段の回転操作と操作手段及び保持体の移動操作とのいずれに対しても円滑に作動でき、操作手段が長時間にわたり連続操作されても誤作動や故障を発生しにくく、耐久性に優れた操作スイッチを備えることにより、遊技機の信頼性をさらに高めることができる。
なお、本発明の遊技機には、(1)パチンコ機等の弾球遊技機、(2)スロットマシンやパチスロ機等の回胴式遊技機、(3)ポーカーゲーム機、雀球遊技機等の各種ゲーム機、等が含まれる。
本発明に係る操作スイッチを備えたパチンコ機を例示する斜視図。 本発明に係る操作スイッチの一例を示す全体斜視図。 図2の操作スイッチの平面図及び正面図。 図2の操作スイッチを上部ユニットと下部ユニットとに分解して示す中央断面図。 図4の上部ユニットを分解して示す斜視図。 図4の操作スイッチから下部ユニットを分解して示す斜視図。 図3(a)に示す操作スイッチのA−A断面図。 図3(a)に示す操作スイッチのB−B断面図。 図3(a)に示す操作スイッチのC−C断面図。 ダイアルプッシュノブの回転操作を説明する平面図。 音発生機構を説明する平面図。 ダイアルプッシュノブの押圧操作を説明する断面図。 本発明に係る操作スイッチの他の例を一部分解して示す斜視図。 図13の上部ユニットの断面図。
(実施例1)
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。図1は本発明に係る遊技機用操作スイッチ(以下、単に操作スイッチともいう)を備えたパチンコ機を例示する斜視図である。図1に示すように、パチンコ機1(遊技機)には遊技盤2が設けられ、前面側(遊技者に対面する側)の盤面に遊技領域2aが形成されている。遊技盤2(遊技領域2a)のほぼ中央には液晶表示部3が搭載され、その周辺には大入賞口(アタッカー)、電動チューリップ(電チュー)にて構成される始動口をはじめとする役物や、障害釘、風車等(いずれも図示せず)が配置されている。
遊技盤2は内枠4に固定され、ヒンジ(図示せず)により外枠5に対して回動開閉可能に支持されている。また、遊技盤2は手前側(遊技者側)に位置するガラス板(図示せず)で覆われ、ガラス板は前面枠6(ガラス枠)に固定され、前面枠6はヒンジ(図示せず)により内枠4に対して回動開閉可能に支持されている。なお、外枠5はヒンジ5aにより固定枠(図示せず)に対して回動開閉可能に支持されている。さらに、内枠4の下部には、発射用の遊技球を貯留しておくための球受皿7が前方側に膨出する形で左右方向に延設され、内枠4の右側下端部には、球受皿7から供給された遊技球を遊技領域2aに発射するための発射ハンドル8が前方側に突出形成されている。
上記液晶表示部3では、パチンコ機1が遊技状態(発射ハンドル8により遊技球が遊技領域2aに発射されている状態)であるか、待機状態(遊技球が発射されていない状態)であるかにかかわらず、種々の演出表示が可能である。そして、球受皿7の中央前端部には、例えば、液晶表示部3の表示画面におけるナビゲーション表示(告知表示)に従って遊技者が操作することにより、複数の演出表示パターン(モード)の中から特定のパターンを選択したり決定したりすることのできる操作スイッチ100が設置されている。操作スイッチ100は、上下方向の中心軸線Oを有し、遊技者による中心軸線O周りでの回転操作(ダイアル操作)と中心軸線O方向への押圧移動操作(プッシュ操作)とが可能な、いわゆるダイアルプッシュ式に構成されている。
なお、本明細書において、上下方向とは遊技盤2の盤面に沿う形で遊技球が流下する方向(例えば、鉛直方向)を意味する。また、左右方向とは遊技盤2の盤面に沿う形で上下方向と交差する方向(例えば、水平方向)を意味し、遊技者側からみて左側、右側をいう。さらに、前後方向とは遊技盤2と交差(例えば、直交)する方向を意味し、遊技者に対面する側(手前側)が前面側(前方側)であり、その反対側(奥側)が後面側(後方側)となる。
図2は本発明に係る操作スイッチの一例を示す全体斜視図、図3は平面図及び正面図、図4は上部ユニットと下部ユニットとに分解して示す中央断面図、図5は上部ユニットの分解斜視図、図6は下部ユニットの分解斜視図である。また、図7は図3の平面図におけるA−A断面図、図8は同じくB−B断面図、図9は同じくC−C断面図を表す。図2〜図4に示すように、この操作スイッチ100は、全体が中心軸線O方向(上下方向)へ移動可能な上部ユニット10と、上部ユニット10に対して上方への弾発力(付勢力)を作用させるための圧縮コイルばね20(弾発片)と、上部ユニット10及び圧縮コイルばね20を内部に収容し球受皿7(図1参照)に固定配置される下部ユニット30と、を備えている。
図4及び図5に示すように、上部ユニット10は、主要構成部品として、中心軸線O周りでの回転可能、かつ中心軸線O方向への移動可能な、ダイアルプッシュノブ11(操作手段)と拡散レンズ12(拡散透過部材)とを有し、また、中心軸線O周りでの回転不能、かつ中心軸線O方向への移動可能な、軸受ホルダ13(保持体)と外輪押え15と発光基板16(保持体配線基板)とホルダケース17(移動ケース)とを有している。なお、符号14は、ダイアルプッシュノブ11を中心軸線O周りで回転可能に保持(軸支)するための転がり軸受を示し、外輪は軸受ホルダ13、内輪はダイアルプッシュノブ11とそれぞれ一体化されている。すなわち、転がり軸受14の外輪を上方から押さえる円環状の外輪押え15は、複数(例えば3本)のビス15a(締結部材)により軸受ホルダ13に固定されている。
一方、図4及び図6に示すように、下部ユニット30は、主要構成部品として、中心軸線O周りでの回転不能、かつ中心軸線O方向への移動不能な、固定ケース31(ケース体)と蓋体32と中継基板33(ケース体配線基板)とを有している。なお、図8に示すように、圧縮コイルばね20は、ホルダケース17の底壁と固定ケース31の底壁との間に介装され、中心軸線Oに沿って下方へ押下げられた上部ユニット10を上方へ押し戻すための戻しばねとして機能する。
図4(及び図7)に示すように、上部ユニット10のダイアルプッシュノブ11は、二重円筒状に形成され下向きに開口する操作部11aの中心から下方に延びる中空丸軸状の中心軸11bが、スリーブ状の中継中心軸11cの円筒部に挿入され、中継中心軸11cのフランジ部が円筒状の先端中心軸11dに着座し、これら3つの中心軸11b,11c,11dを貫通するビス11e(締結部材)により一体化されている。このとき、ダイアルプッシュノブ11の操作部11aと発光基板16との間には円盤状の拡散レンズ12が配置され、中心軸11bは、拡散レンズ12の中心に形成された摺動固定孔12bに挿通(摺動)され、かつ操作部11aと中継中心軸11cとで挟み込むことによって固定される(図9参照)。これによって、遊技者は操作部11aを操作して、ダイアルプッシュノブ11を中心軸線O(中心軸11b,11c,11d)周りで回転したり、中心軸線O方向へ移動(押圧)したりすることができる。また、拡散レンズ12はダイアルプッシュノブ11と一体回転及び一体移動し、発光基板16の上面に実装された複数(例えば3個)の発光素子16b(発光体;発光手段)からの光を透過しつつ拡散して操作部11aに到達させる。
軸受ホルダ13は、先端中心軸11dを回転可能に保持(軸支)するために、上向きに開口する有底円筒状に形成され、周壁(筒状部)内面で転がり軸受14の外輪を嵌入保持し、外輪押え15によりその外輪を上方から押圧固定している。また、軸受ホルダ13の底壁に貫通形成された底孔13aにて、転がり軸受14の内輪に嵌入保持される先端中心軸11dを軸支している。
転がり軸受14には、ダイアルプッシュノブ11、拡散レンズ12等の中心軸線O周りでの回転に伴うラジアル荷重と、ダイアルプッシュノブ11、拡散レンズ12、軸受ホルダ13、外輪押え15、発光基板16、ホルダケース17等の中心軸線O方向への移動に伴う上下方向(双方向)のアキシャル荷重とに対して負荷能力を有するもの(例えば深溝玉軸受)が選定される。これによって、操作部11aをルーレットのように軽負荷連続回転(ジョグダイアリング)することができ、また操作部11aを長時間回し続けたり叩き続けたりしても誤作動や故障を発生しにくく、操作時の耐久性が向上する。
図10に示すように、円板状の発光基板16は、転がり軸受14の上方(操作部11a側)において軸受ホルダ13の上端開口に水平状に蓋をする形態で、中心部に貫通形成された貫通孔16cに中心軸11b及び中継中心軸11cを挿通し(図5参照)、複数(例えば2本)のビス16d(締結部材;図5参照)により軸受ホルダ13に固定されている。発光基板16の上面であって軸受ホルダ13の周壁よりも内側(径方向の内部領域)において、ダイアルプッシュノブ11(中心軸11b,11c,11d)の回転を検知するための一対の上部フォトセンサ16a,16a(回転検出手段)が実装(立設固定)されている。拡散レンズ12の下面には、上部フォトセンサ16aで回転検知される複数(例えば9個)の回転突起12a(回転被検知部)が発光基板16に向って(中心軸線O方向に)突出形成(一体成形)されている。各々の上部フォトセンサ16a,16aが、ダイアルプッシュノブ11(拡散レンズ12)の回転に伴う各回転突起12aの通過順及び通過時間間隔を光学的に検知することによって、ダイアルプッシュノブ11(拡散レンズ12)の回転方向(時計回り又は反時計回り)及び回転速度(角速度)を検出できる。
具体的には、回転突起12aと発光素子16bとは、中心軸線Oをほぼ等しい直径で円環状に取り囲む形態にて、それぞれ周方向に沿って等間隔で断続的に配置されている。そして、回転突起12aの個数(9個)は発光素子16bの個数(3個)の倍数(整数倍)に設定されている。つまり、隣接する発光素子16b,16bの挟角(120°)は隣接する回転突起12a,12aの挟角(40°)の倍数(整数倍)に設定されている。さらに、一対の上部フォトセンサ16a,16aの挟角(例えば100°)は、隣接する回転突起12a,12aの挟角(40°)よりも大きく、かつその倍数と一致しないように設定されている。したがって、一対の上部フォトセンサ16a,16aは同時に異なる回転突起12a,12aを検知しないため、回転方向の検出がきわめて容易である。また、上部フォトセンサ16aが回転突起12aを検知するときの発光素子16bと回転突起12aとの位置関係が一定(変化しない)であるので、回転突起12aと発光素子16bとが同一円周上に配置されている場合であっても発光素子16bからの光を誤検出しにくい。
図4(及び図7)に戻り、ホルダケース17は上向きに開口する有底円筒状に形成され、軸受ホルダ13を内部に収容して、底壁の外側(下側)から複数(例えば3本)のビス13b(締結部材;図5参照)により軸受ホルダ13と固定されている。これによって、ホルダケース17は軸受ホルダ13とともに中心軸線O方向へ移動する。
図6及び図8に示すように、下部ユニット30の固定ケース31は上向きに開口する有底円筒状に形成され、上記した圧縮コイルばね20と、ダイアルプッシュノブ11の操作部11aを除く上部ユニット10とを内部に収容している。固定ケース31の底壁からさらに下方へ延長された周壁の下端部には、複数(例えば2個)の固定爪31a(固定凸部)が半径方向外側へ突出形成されている。一方、蓋体32の周縁部には、複数(例えば2個)の固定溝32a(固定凹部)が起立形成されている。固定ケース31の固定爪31aに蓋体32の固定溝32aを嵌合させることにより、蓋体32は固定ケース31の下側に固定される。このとき、擬似矩形状の中継基板33は、転がり軸受14の下方(操作部11aとは反対側)において、固定ケース31の底壁と蓋体32との間に水平状に挟み込み固定される。
図6及び図7に示すように、中継基板33の上面であって、中心軸線Oを含む形で貫通形成された配線挿通孔33bの近傍に、ダイアルプッシュノブ11(中心軸11b,11c,11d)の押圧移動を検知するための単一の下部フォトセンサ33a(移動検出手段)が実装(立設固定)されている。中心軸線Oの近傍におけるホルダケース17の底壁下面には、下部フォトセンサ33aで移動検知される単一の移動突起17a(移動被検知部)が中継基板33に向って(中心軸線O方向に)突出形成(一体成形)されている。下部フォトセンサ33aが移動突起17aを光学的に検知することによって、ダイアルプッシュノブ11(中心軸11b,11c,11d)を含む上部ユニット10の押圧移動を検出できる(図12参照)。なお、ホルダケース17の移動突起17aは、固定ケース31の底壁に貫通形成された移動孔31cと圧縮コイルばね20とを挿通している。
蓋体32には、ホルダケース17(軸受ホルダ13)の中心軸線O方向への移動に伴って、発光基板16と中継基板33とを電気的に接続する配線Wに発生する撓みを収容するために、下方(外側)へ半球状に膨出する膨出部32b(配線収容部)が形成されている(図12参照)。なお、中継基板33には、その配線Wを挿通させるための配線挿通孔33bが貫通形成されている。上記配線Wは、配線挿通孔33bを経由することにより、膨出部32bの内面に沿って滑らかに湾曲でき、基板16,33間での配線Wの折れ曲がりを防止できる。
図6及び図9に示すように、ホルダケース17の底壁下面から複数(例えば2個)のスライド爪17b(案内凸部)が半径方向外側へ突出形成されている。一方、固定ケース31の底壁からさらに下方へ延長された周壁の内周面には、複数(例えば2本)のスライド溝31b(案内凹部)が上下方向(中心軸線O方向)に形成されている。ホルダケース17のスライド爪17bと固定ケース31のスライド溝31bとを係合させることにより、ダイアルプッシュノブ11(操作部11a)を押圧したとき、スライド爪17bはスライド溝31bに沿って上下移動する。
図5,図7及び図11に示すように、軸受ホルダ13とダイアルプッシュノブ11(中継中心軸11c)との間であって転がり軸受14の近傍には、ダイアルプッシュノブ11(中心軸11b,11c,11d)の回転に伴い断続的な音を生じる音発生機構40が配置されている。この音発生機構40は、中継中心軸11cに配置された複数(例えば回転突起12aと同数の9本)の起立ピン41(被打撃部)と、軸受ホルダ13に配置された単一の板ばね42(打撃部)とを含む。
具体的には、起立ピン41は、中継中心軸11cのフランジ部において、中心軸線Oを円環状に取り囲む形態にて上方へ突出形成され、周方向に沿って等間隔で断続的に配置されている。板ばね42は、軸受ホルダ13において、軸受ホルダ13の周壁側から中心軸線Oと交差(例えば直交)する半径方向内側に延設されている。これによって、板ばね42は、起立ピン41と当接(接触)したときに弾性変形して弾発力を発生した後弾性復帰することにより断続的な音を発生する。そこで、起立ピン41と回転突起12aとを同数(例えば9本)とし、かつ周方向において等間隔で同期配列する場合には、ダイアルプッシュノブ11(操作部11a)を軽負荷連続回転(ジョグダイアリング)するとき、上部フォトセンサ16aによる回転量検知と音発生機構40による音発生とが同時に等間隔で行われるから、演出態様の選択タイミングと音の発生タイミングとを同期(同調)させることができる。
以上のように構成された操作スイッチ100の作動(操作)について、主として図10〜図12により説明する。
<中心軸線O周りの回転操作>(図10,図11)
遊技者がダイアルプッシュノブ11の操作部11aを中心軸線O周りで回転操作すると、ダイアルプッシュノブ11(中心軸11b,11c,11d)は軸受ホルダ13(転がり軸受14)で保持されながら回転する。上部フォトセンサ16aが回転突起12aを検知することによって、ダイアルプッシュノブ11(中心軸11b,11c,11d)の回転方向及び回転速度が検出される。また、上部フォトセンサ16aによる回転突起12aの検知と同期(同調)して、板ばね42による起立ピン41の打撃音が発生する。
<中心軸線O方向への移動操作>(図7,図12)
遊技者がダイアルプッシュノブ11の操作部11aを中心軸線O方向へ押圧操作すると、上部ユニット10(すなわち、ダイアルプッシュノブ11,拡散レンズ12,軸受ホルダ13,転がり軸受14,外輪押え15,発光基板16,ホルダケース17)は、圧縮コイルばね20をその弾発力に抗して圧縮しながら、全体が一体的に中心軸線O方向へ移動する。下部フォトセンサ33aが移動突起17aを検知することによって、ダイアルプッシュノブ11(上部ユニット10)の下方移動が検出される。遊技者が操作部11aの押圧操作を中断すると、圧縮コイルばね20の弾発力によって上部ユニット10はもとの上昇位置に復帰し、下部フォトセンサ33aは移動突起17aを検知しなくなる。
操作スイッチ100(操作部11a)は遊技状態・待機状態を問わず操作可能であり、回転操作と押圧(移動)操作とを種々使い分けることも可能である。操作スイッチ100の使用態様の一例を表1に示す。
Figure 2011005181
(A)回転操作+押圧操作
例えば、液晶表示部3にメニュー選択画面を表示し、画面表示に従って操作部11aを回転操作することによりメニュー選択を行い、操作部11aを押圧操作することにより決定することができる。遊技状態では演出表示パターンの選択・決定、待機状態ではキャラクターの選択・決定のように、使い分けをしてもよい。
(B)回転操作のみ
例えば、液晶表示部3にルーレット画面を表示し、画面を見ながら操作部11aを回転操作することによりルーレットの疑似体験を行うことができる。遊技状態ではルーレットの結果を遊技に反映させ、待機状態では無償ゲームを楽しめるように、使い分けをしてもよい。
(C)押圧操作のみ
例えば、遊技状態において、液晶表示部3に「押せ!」等の指示画面を表示し、画面表示に従って操作部11aを連打(連続押圧操作)させることができる。
表1の(A)のように回転操作と押圧操作とが可能とする場合、回転と押圧とがほぼ同時に操作されたときには、タイミングの早い方を優先することも、優先順位を予め決めておくことも、いずれも可能である。
表1以外の使用態様として、「押し回し」(押圧操作してから回転操作)も可能である。例えば、押圧操作したときにラッチ機構の作動により押圧状態を保持し、押圧状態でのみ回転操作を可能とする場合には、操作手順を単純化することができる。
このように、両フォトセンサ16a,33aが転がり軸受14を挟んで中心軸線O方向の上下に振り分け状に配置されるので、ルーレットのように操作部11aの軽負荷連続回転(ジョグダイアリング)を可能にするとともに、回転量及び移動量の検知誤差をともに小さく(検知精度を向上)することができる。したがって、操作部11aを長時間にわたり回し続けたり、叩き続けたりしても誤作動や故障を発生しにくく、操作時の耐久性が向上する。
(実施例2)
図13は本発明に係る遊技機用操作スイッチ(以下、単に操作スイッチともいう)の他の例を一部分解して示す斜視図、図14はその上部ユニットの断面図である。図13に示す操作スイッチ200の上部ユニット10では、多数(例えば10個)の発光素子16b(発光体;発光手段)が上部フォトセンサ16a(回転検出手段)よりも半径方向外側に配置されている。
これに伴って、拡散レンズ12(拡散透過部材)には、上部フォトセンサ16a(回転検出手段)と各発光素子16bとの間に位置し中心軸線Oを円環状に取り巻く遮光壁12cを、発光基板16(保持体配線基板)に向けて一体的にかつ周方向に沿って連続的に突出形成している。したがって、この遮光壁12cは上部フォトセンサ16aよりも半径方向外側であって、発光素子16bよりも半径方向内側に位置している。
このように、多数の発光素子16bを配置することにより、操作部11aにおける演出表示パターン(モード)の多様化を図りつつ、発光素子16bからの光が上部フォトセンサ16aへ達しないように遮るための遮光壁12cの設置により、上部フォトセンサ16aにおける回転突起12a(回転被検知部)の誤検知防止が容易に行える。
なお、発光素子16bからの光を透過しつつ拡散して操作部11aに到達させるために、上記拡散レンズ12と発光基板16との間に、中心軸線O方向に貫通形成されかつ上方ほど拡がるテーパー面を含む複数(例えば10個)の窓孔112aを有する非透光性のレフレクタ112(第二の拡散透過部材)が設けられている。また、拡散レンズ12には、遮光壁12cから半径方向外側へ向かって複数(例えば10個)の区画壁が放射状に突出することにより、レフレクタ112の窓孔112aと同数の窓孔12dが形成されている。両窓孔112a,12dは、各々の発光素子16bに対応する形で中心軸線O方向に並設され、かつレフレクタ112側の窓孔112aのテーパー面には蒸着等によりめっきが施されているので、操作部11aの照度が向上する。この場合、窓孔112a,12dに対応して発光素子16bを配置できるので、各窓孔112a,12d毎に発光態様(発光色、点灯状態等)を変化させることにより、発光パターン(演出表示パターン)の多様化を図ることができる。
なお、実施例2(図13,図14)において実施例1(図2〜図12)と共通の機能を有する部分には同一符号を付して説明を省略した。
以上の実施例では操作スイッチ100,200をパチンコ機1の球受皿7に取り付けた場合のみについて説明したが、その他の部位に取り付けてもよい。その際、中心軸線O方向は上下方向以外に設定してもよい。また、パチンコ機に取り付けた場合のみについて説明したが、アレパチ機等の他の弾球遊技機やスロットマシン、パチスロ機等の回胴式遊技機に取り付けてもよい。
1 パチンコ機(遊技機)
2 遊技盤
2a 遊技領域
3 液晶表示部
4 内枠
5 外枠
5a ヒンジ
6 前面枠(ガラス枠)
7 球受皿
8 発射ハンドル
10 上部ユニット
11 ダイアルプッシュノブ(操作手段)
11a 操作部
11b 中心軸
11c 中継中心軸
11d 先端中心軸
12 拡散レンズ(拡散透過部材)
12a 回転突起(回転被検知部)
12b 摺動固定孔
13 軸受ホルダ(保持体)
13a 底孔
14 転がり軸受
15 外輪押え
16 発光基板(保持体配線基板)
16a 上部フォトセンサ(回転検出手段)
16b 発光素子(発光体;発光手段)
16c 貫通孔
17 ホルダケース(移動ケース)
17a 移動突起(移動被検知部)
17b スライド爪(案内凸部)
20 圧縮コイルばね(戻しばね;弾発片)
30 下部ユニット
31 固定ケース(ケース体)
31a 固定爪(固定凸部)
31b スライド溝(案内凹部)
31c 移動孔
32 蓋体
32a 固定溝(固定凹部)
32b 膨出部(配線収容部)
33 中継基板(ケース体配線基板)
33a 下部フォトセンサ(移動検出手段)
33b 配線挿通孔
40 音発生機構
41 起立ピン(被打撃部)
42 板ばね(打撃部)
100 操作スイッチ(遊技機用操作スイッチ)
O 中心軸線
W 配線

Claims (10)

  1. 遊技機に装着され、その遊技機での待機状態を含む遊技状態に応じて、回転操作と押圧移動操作とが可能とされたダイアルプッシュ式の遊技機用操作スイッチであって、
    軸状又は筒状に形成された中心軸を含み、人為的な操作により中心軸線周りでの回転と中心軸線方向への移動とが可能な操作手段と、
    前記中心軸を回転可能に保持するための筒状部又は軸状部が形成されるとともに、前記中心軸の回転を検知するための回転検出手段を有し、前記中心軸線周りでの回転不能、かつ前記操作手段の移動操作に基づく前記中心軸線方向への移動可能形態にて配置された保持体と、
    少なくとも前記操作手段の中心軸と前記保持体とを収容するとともに、前記中心軸の移動を検知するための移動検出手段を内部に有し、前記中心軸線周りでの回転不能、かつ前記中心軸線方向への移動不能形態にて、前記遊技機に固定されるケース体と、を備え、
    前記操作手段を前記中心軸線周りで回転操作することにより、前記操作手段の中心軸は前記保持体にて保持されつつ回転し、その中心軸の回転が前記回転検出手段によって検知される一方、
    前記操作手段を前記中心軸線方向へ移動操作することにより、前記ケース体の内部にて前記操作手段の中心軸と前記保持体とは一体的に前記中心軸線方向へ移動し、その中心軸の移動が前記移動検出手段によって検知されることを特徴とする遊技機用操作スイッチ。
  2. 前記保持体には、前記中心軸を保持するために、前記操作手段の前記中心軸線周りでの回転に伴うラジアル荷重と、前記操作手段及び保持体の前記中心軸線方向への移動に伴うアキシャル荷重とに対して負荷能力を有する転がり軸受が設けられ、
    前記回転検出手段は前記転がり軸受から見て前記中心軸線方向における操作手段側に配置される一方、前記移動検出手段は同じく前記操作手段とは反対側に配置されている請求項1に記載の遊技機用操作スイッチ。
  3. 前記回転検出手段は、前記保持体に固定された保持体配線基板に実装されるとともに、
    前記操作手段又はそれと一体回転する部材には、前記回転検出手段で回転検知される回転被検知部が前記中心軸線方向に形成されている請求項2に記載の遊技機用操作スイッチ。
  4. 前記保持体配線基板は、前記操作手段を照射するための発光手段が実装された発光基板であり、
    それら操作手段と発光基板との間には、前記発光手段からの光を透過しつつ拡散して前記操作手段に到達させるために、その操作手段と一体回転する拡散透過部材が配置され、
    前記回転被検知部は、前記拡散透過部材から前記発光基板に向って一体的に突出形成された回転突起で構成されている請求項3に記載の遊技機用操作スイッチ。
  5. 前記発光手段は、複数の発光体が前記中心軸線を取り囲む形態にて、周方向に沿って環状に配置され、
    前記回転検出手段は、前記拡散透過部材の回転に伴う前記回転突起の通過を光学的に検知するフォトセンサで構成され、
    前記拡散透過部材には、前記フォトセンサと複数の発光体との間に位置し前記中心軸線を環状に取り巻く遮光壁が、前記発光基板に向けて一体的にかつ周方向に沿って連続的に突出形成されている請求項4に記載の遊技機用操作スイッチ。
  6. 前記移動検出手段は、前記ケース体に固定されたケース体配線基板に実装されるとともに、
    前記保持体又はそれに一体固定された部材には、前記移動検出手段で移動検知される移動被検知部が前記中心軸線方向に形成されている請求項2ないし5のいずれか1項に記載の遊技機用操作スイッチ。
  7. 前記保持体と前記操作手段の中心軸との間であって前記転がり軸受の近傍には、前記操作手段の回転に伴い断続的又は連続的な音を生じる音発生機構が配置されている請求項2ないし6のいずれか1項に記載の遊技機用操作スイッチ。
  8. 前記音発生機構は、前記中心軸又はそれと一体回転する部材を回転移動体とし、前記保持体又はそれに一体固定された部材を非回転移動体としたとき、それら回転移動体と非回転移動体とのうちいずれか一方に配置された複数の被打撃部と、他方に配置された単一の打撃部と、を含み、
    前記複数の被打撃部は、前記中心軸線を環状に取り囲む形態にて、周方向に沿って断続的に配置され、
    前記単一の打撃部は、前記中心軸線と交差する半径方向に延設され、前記被打撃部と接触したときに弾性変形して弾発力を発生した後弾性復帰することにより断続的な音を発生し、
    前記操作手段又はそれと一体回転する部材には、前記回転検出手段で回転検知される回転被検知部として前記被打撃部と同数の回転突起が、前記中心軸線を環状に取り囲む形態にて、周方向に沿って断続的に配置されている請求項7に記載の遊技機用操作スイッチ。
  9. 前記ケース体又はそれに一体固定された部材には、前記保持体の前記中心軸線方向への移動に伴って、前記保持体配線基板とケース体配線基板とを接続する配線に発生する撓みを収容するための配線収容部が形成されている請求項1ないし8のいずれか1項に記載の遊技機用操作スイッチ。
  10. 請求項1ないし9のいずれか1項に記載の遊技機用操作スイッチが、待機状態を含む遊技状態に応じて実行される人為的な操作により、前記操作手段の前記中心軸線周りでの回転可能かつ前記中心軸線方向への移動可能な形態にて、装着されることを特徴とする遊技機。
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