JPH11111118A - 2軸式コントローラと編集装置 - Google Patents

2軸式コントローラと編集装置

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JPH11111118A
JPH11111118A JP9266877A JP26687797A JPH11111118A JP H11111118 A JPH11111118 A JP H11111118A JP 9266877 A JP9266877 A JP 9266877A JP 26687797 A JP26687797 A JP 26687797A JP H11111118 A JPH11111118 A JP H11111118A
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JP
Japan
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dial
reset
shuttle
tape
video editing
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JP9266877A
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English (en)
Inventor
Jinko Yoshinari
仁子 吉成
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薄型で、操作性の高い2軸式ジョグ/シャト
ルダイアルを実現すること。 【解決手段】 ジョグ及びシャトルダイアル87、88
が共に任意の回転位置で停止できる摩擦トルクを有し、
ジョグダイアル87を圧縮コイルバネ108、112に
抗して軸方向に押し下げると、リセット回転子89を回
転復帰手段118によってリセット位置へ自動復帰させ
るようにしたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばビデオを用
いてニュース(映像/音声)を撮影するニュース取材を
行った際に、ビデオカメラの生テープに撮影されている
映像/音声を編集して、放映用のテープを作るためビデ
オ編集作業を、そのニュース取材後に、その取材現場に
て直ちに実行することができるように、取材現場まで簡
単に持ち運びすることができるようにした新規な携帯型
ビデオ編集装置に適用するのに最適な2軸式コントロー
ラと編集装置の技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えば放送局の編集スタジオ
内等に設置されているビデオ編集装置には、テープの走
行速度を制御するジョグ/シャトルダイアルを用いたコ
ントローラである1軸式及び2軸式ジョグ/シャトルダ
イアルが使用されている。
【0003】そして、従来の1軸式ジョグ/シャトルダ
イアルは業務用として採用されており、丁度、自動車の
シフトノブに似た形状の1本のダイアルを軸方向に上下
操作することによってジョグモード/シャトルモードの
切り換えを行うようにしたものであり、ダイアルから手
を離してもシャトルスピードを任意の設定値に保つ機能
を有している。
【0004】また、従来の2軸式ジョグ/シャトルダイ
アルには主に民生用として採用されており、外輪である
シャトルダイアルと内輪であるジョクダイアルの2重構
造に構成されている。そして、この2軸式ジョグ/シャ
トルダイアルには、シャトルダイアルを任意の位置まで
回して手を離してもその位置を保つようにしたタイプ
と、シャトルダイアルから手を離すと、シャトルダイア
ルがリセット位置へ自動的に戻るようにしたタイプの2
種類がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の1軸式
ジョグ/シャトルダイアルは、操作性が高い反面、構造
が複雑であり、更に、全体の高さが45〜70mmと非
常に高くなるために、ビデオ編集装置の薄型化に対応で
きないと言う問題があった。
【0006】また、従来の2軸式シャトルダイアルのう
ち、シャトルダイアルを任意の位置まで回して手を離し
ても、その位置を保つようにしたタイプは、シャトルダ
イアルをその都度リセット位置まで手で戻さないと、ジ
ョグモードに移ることができず、ジョグ/シャトルモー
ドの切り換えに不便さがあり、操作性が低かった。ま
た、シャトルダイアルから手を離すと、シャトルダイア
ルがリセット位置へ自動的に戻るようにしたタイプは、
任意のテープ速度を保つためには、シャトルダイアルを
その任意の位置で常に手で押さえておく必要があり、手
が疲れ易かった。従って、2軸式のジョグ/シャトルダ
イアルは1軸式のジョグ/シャトルダイアルに比べて、
ビデオ編集の作業性が劣ると言う問題があった。
【0007】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたものであって、高い操作性を有し、ビデオ編集装
置等の薄型化を実現することができる2軸式コントロー
ラを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の2軸式コントローラは、任意の回転位置で
停止可能に構成された外側ダイアルの内側に、回転と軸
方向への移動が可能な内側ダイアルを配置し、これら外
側及び内側ダイアルの回転位置検出手段をそれぞれ設
け、内側ダイアルを上昇付勢手段によって上昇位置へ上
昇付勢することによってリセット手段を外側ダイアルに
連結してその外側ダイアルと一体に回転可能に構成し、
内側ダイアルが上昇付勢手段に抗して下降位置へ下降さ
れることによってリセット手段の外側ダイアルに対する
連結を解除して、そのリセット手段を回転復帰手段によ
ってリセット位置へ回転復帰させて、外側ダイアルの回
転位置検出手段をリセットするように構成したものであ
る。
【0009】上記のように構成された本発明の2軸式コ
ントローラは、外側ダイアルを任意の位置まで回して手
を離してもその位置を保つので、手が疲れ難い。そし
て、外側ダイアルを任意の位置まで回した状態から、内
側ダイアルを手で押し下げるだけで、その瞬間に、リセ
ット手段が回転復帰手段によってリセット位置へ回転復
帰されて、外側ダイアルの回転位置検出手段を自動的に
リセットすることができるので、ジョグ/シャトルモー
ドの切り換えを瞬時に行える。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した携帯型ビ
デオ編集装置の実施の形態を図1〜図40を参照しなが
ら、次の(1)〜(7)の項目順序で説明する。 (1)・・・ビデオ編集システムの構成説明 (2)・・・2台の携帯型ビデオ編集装置の概要説明 (3)・・・携帯型ビデオ編集装置の表示パネルの説明 (4)・・・携帯型ビデオ編集装置の操作パネルの説明 (5)・・・ビデオ編集作業の説明 (6)・・・2台の携帯型ビデオ編集装置の結合方法の
説明 (7)・・・バッテリー装着部の説明 (8)・・・ジョグ/シャトルダイアルの説明 (9)・・・表示パネル、操作パネルの開閉機構の説明 (10)・・カセットコンパーメントの説明 (11)・・カセットコンパーメントのオートイジェク
ト機構の説明 (12)・・ビデオテープレコーダのメンテナンス方法
の説明 (13)・・操作パネルとカセットコンパーメントの連
結手段の説明 (14)・・テープローディング機構の説明
【0011】(1)・・・ビデオ編集システムの構成の
説明 まず、図1はこの携帯型ビデオ編集装置を用いてビデオ
編集を行うためのシステムの構成を示したものであっ
て、ビデオカメラの一例であってカメラ一体型記録再生
装置に該当するベータカムコーダ(ソニー株式会社の商
標)と称されるカメラ一体型ビデオテープレコーダ1を
用いてニュース取材等を行う際に、その取材現場まで簡
単に持ち運びすることが可能な2台の携帯型ビデオ編集
装置2、3が使用される。そして、この2台の携帯型ビ
デオ編集装置2、3のうち、1台目の携帯型ビデオ編集
装置2は記録専用機であるレコーダーに構成されてい
て、2台目の携帯型ビデオ編集装置3は再生専用機であ
るプレーヤーに構成されている。そして、これら2台の
携帯型ビデオ編集装置2、3は記録媒体としてテープカ
セット4を使用するが、このテープカセット4はカメラ
一体型ビデオテープレコーダ1と共用される。しかし、
この2台の携帯型ビデオ編集装置2、3にはその他のテ
ープカセットも使用することが可能である。なお、テー
プカセット4にはデジタルカセット、アナログカセット
の2種類がある。また、これらカメラ一体型ビデオテー
プレコーダ1及び2台の携帯型ビデオ編集装置2、3に
はこれらに共通に着脱可能なバッテリー5が使用され
る。但し、使用可能な電源はバッテリー及びAC電源を
切り換えて使用する2電源方式が採用されている。
【0012】そして、カメラ一体型ビデオテープレコー
ダ1を用いてニュース(映像/音声)を撮影するニュー
ス取材を行った際に、その取材現場で、取材者自身が2
台の携帯型ビデオ編集装置2、3のうちの1台或いは2
台を操作して、カメラ一体型ビデオテープレコーダ1の
生テープ(テープカセット4)に撮影されている映像/
音声を編集して、放映用のテープ(テープカセット4)
を作るためのビデオ編集作業を直ちに実行することがで
きる。なお、このビデオ編集作業には、レコーダー側の
携帯型ビデオ編集装置2によってカメラ一体型ビデオテ
ープレコーダ1の再生制御を行い、そのカメラ一体型ビ
デオテープレコーダ1で生テープを再生して、その再生
される映像/音声をレコーダ側の携帯型ビデオ編集装置
2の表示部或いはプレーヤー側の携帯型ビデオ編集装置
3の表示部でモニターしながら、その携帯型ビデオ編集
装置2にセットした記録テープ(テープカセット4)に
編集した映像/音声を記録する方法と、カメラ一体型ビ
デオテープレコーダ1の生テープをプレーヤー側の携帯
型ビデオ編集装置3にセットして再生しながら、レコー
ダー側の携帯型ビデオ編集装置2にセットした記録テー
プ(テープカセット4)に編集した映像/音声を記録す
る方法の2つの方法を選択することができる。なお、プ
レーヤー側の携帯型ビデオ編集装置3もレコーダー側の
携帯型ビデオ編集装置2によって再生制御することがで
きる。
【0013】そして、図39は、2台の携帯型ビデオ編
集装置2、3の何れか一方で、カメラ一体型ビデオテー
プレコーダ1を再生制御する場合のカメラ一体型ビデオ
テープレコーダ1と携帯型ビデオ編集装置2、3間にお
けるビデオ信号と制御信号の伝送系を示したものであっ
て、2台の携帯型ビデオ編集装置2、3間と、これらの
携帯型ビデオ編集装置2、3の何れか一方とカメラ一体
型ビデオテープレコーダ1との間を接続ケーブルである
VTR−9ピンプロトコル対応のRS−422ケーブル
6によって接続する。そして、そのケーブル6を通して
2台の携帯型ビデオ編集装置2、3の何れか一方からカ
メラ一体型ビデオテープレコーダ1に再生制御信号S1
を送って、カメラ一体型ビデオテープレコーダ1内で生
テープを再生する。そして、その生テープで再生された
コンポジットビデオ信号であるビデオデータ(映像/音
声)S2 を2台の携帯型ビデオ編集装置2、3の何れか
一方で受け取ってビデオ編集作業を行うが、この際、ビ
デオデータS2 はSDI変換器7で変換されたSDI
(Serial・Digital・Interface)規格に基づいたSDIビ
デオ信号S3 が使用されていて、カメラ一体型ビデオテ
ープレコーダ1と携帯型ビデオ編集装置2、3間のデー
タ伝送を高速で行えるので、ビデオ編集作業を高能率に
行える。なお、2台の携帯型ビデオ編集装置2、3間で
伝送されるビデオデータ等も、当然SDIビデオ信号S
3 となる。
【0014】そして、図1に示すように、このような携
帯型ビデオ編集装置2、3によるビデオ編集作業によっ
て作られたニュース放映用のテープのビデオデータもS
DIビデオ信号S4 によってMW送出システム8やデジ
タルモジュレーター9を用いて衛星回線等を利用して送
出するシステム等によって放送局10へ高速で伝送する
ことができ、放送局10ではビデオ編集済みのニュース
(映像/音声)をそのまま直ちに放映することができ
る。従って、ニュース取材からニュース放映までに要す
る時間を従来に比べて大幅に短縮することが可能とな
り、ニュースの高い速報性を確立することができる。
【0015】(2)・・・2台の携帯型ビデオ編集装置
の概要説明 次に、図2及び図3に示すように、編集装置に該当する
2台の携帯型ビデオ編集装置2、3は、操作ボタンやス
イッチ類等の一部を除いて同形状、同寸法に構成されて
いて、各携帯型ビデオ編集装置2、3の外形寸法は、前
後方向の長さL1 =約443mm、左右方向の幅W1
約211mm、最大厚さ(後端側が最も厚い)T1 =約
149mmの小型形状に構成されている。そして、これ
ら2台の携帯型ビデオ編集装置2、3は後述するよう
に、結合手段11によって左右に並べて結合して持ち運
びすることができるように構成されていて、その2台の
携帯型ビデオ編集装置2、3の結合状態でも、全体の左
右方向の幅W2 =約422mmと小型なものである。従
って、これら各携帯型ビデオ編集装置2、3を1台づつ
に分離して持ち運びすることは非常に容易であることは
言うまでもなく、2台の携帯型ビデオ編集装置2、3を
結合した状態でも容易に持ち運びすることができるもの
である。
【0016】そして、このように同形状、同寸法の2台
の携帯型ビデオ編集装置2、3のビデオ編集装置本体1
2には、その上面パネル12aの前端側に凹部13が形
成されていて、その凹部13内に表示パネル14と操作
パネル15が収納され、このビデオ編集装置本体12内
で操作パネル15の下部位置に記録再生部に該当するビ
デオテープレコーダ16が収納されている。そして、上
面パネル12aの後端側の上部にはバッテリー装着部1
7が設けられている。そして、表示パネル14及び操作
パネル15は共に上下方向への回転方式を採用した開閉
式に構成されていて、携帯時等の非使用時には、図2に
示すように、操作パネル15の上部に表示パネル14を
折り畳むようにして、これら表示パネル14及び操作パ
ネル15を凹部13内にコンパクトに収納することがで
きる。
【0017】そして、ビデオ編集作業時には、図3に示
すように、表示パネル14を上方に開いて使用するもの
である。この際、操作パネル15は後述するロック手段
によって図2に示す閉位置でビデオ編集装置本体12に
対してロックされ、表示パネル14は後述するロック手
段によって図2に示す閉位置で操作パネル15に対して
ロックされるように構成されている。そして、その表示
パネル14の前端面に取り付けられているロック解除つ
まみ18を矢印方向にスライドすることによってそのロ
ックを解除して、この表示パネル14を図3に示す開位
置まで開くことができるように構成されている。
【0018】(3)・・・携帯型ビデオ編集装置2、3
の表示パネルの説明 次に、図4に示すように、携帯型ビデオ編集装置2、3
の表示パネル14の前面には、表示部に該当し、再生画
像やE−E画像を表示し、更にはタイムデータ及びこの
携帯型ビデオ編集装置のセントアップメニュー等をスー
パーインポーズするLCD(液晶)モニター21を始め
として、BRIGHT/CONTRAST(明るさ/コ
ントラスト)つまみ22、タイムコード操作ボタン2
3、オーディオレベルメーター24、サブLCD25、
オーディオモニタースピーカー26等が設けられてい
る。そして、この表示パネル14を図2に示す閉位置へ
折り畳めば、これら21〜25等は全て閉塞されること
になる。なお、上記操作つまみやボタン類及び後述する
操作つまみやボタン類は全て自照式に構成されている。
なお、図5に示すように、サブLCD25には、チャネ
ルコンディション・入力ビデオレベル表示、タイムコー
ド表示、VITC/LTC表示、525/625表示、
カセット種類・テープ残量表示、バッテリー残量表示、
オーディオ設定ページ選択、VITC/AUTO表示、
VITCON/OFF表示、ソースビデオ信号表示等の
ビデオ編集作業に必要なLCDメニューのホームページ
が表示されている。そして、このサブLCD25の周辺
には上記のホームページの希望項目を設定するための複
数の操作ボタン27及びその設定を変更するためのUP
/DOWNボタン28が設けられている。
【0019】(3)・・・携帯型ビデオ編集装置2、3
の操作パネルの説明 次に、図6に示すように、携帯型ビデオ編集装置2、3
の操作パネル15の上面には、テープ走行系制御部3
0、編集操作部31、オーディオコントロール部32、
タイムコード/セットアップメニュー操作部33等が設
けられていて、レコーダーである携帯型ビデオ編集装置
2側にはRECINHI(記録禁止)スイッチ34が設
けられている。
【0020】そして、図7及び図8に示すように、携帯
型ビデオ編集装置2、3のテープ走行系制御部30は2
軸式コントローラに該当する2軸式ジョグ/シャトルダ
イアル36、PREROLL(プリロール)ボタン3
7、REC(記録)ボタン38、EDIT(編集)ボタ
ン39、PLAY(再生)ボタン40、FFWD(早送
り)ボタン41、サーチボタン42、STOPボタン4
3、REW(巻き戻し)ボタン44、EJECT(イジ
ェクト)ボタン45、PLAYER(プレーヤー)/R
ECORDER(レコーダー)ボタン46等が設けられ
ている。なお、EJECTボタン45はビデオテープレ
コーダ16内のテープカセット4のイジェクトを行う。
そして、PLAYER/RECORDERボンタ46
は、PLAYERボタン46aとRECORDERボタ
ン46bを有していて、PLATERボタン46aを押
すと、レコーダーである携帯型ビデオ編集装置2のテー
プ走行系制御部30及び編集操作部31の操作ボタンが
プレーヤー側であるカメラ一体型ビデオテープレコーダ
1や携帯型ビデオ編集装置3側に対して機能する状態と
に切り換えられ、RECORDERボタン46bを押す
と、レコーダー側である携帯型ビデオ編集装置2自身に
対して機能する状態に切り換えられるように構成されて
いる。従って、このPLAYER/RECORDERボ
タン46はレコーダーである携帯型ビデオ編集装置2の
テープ走行系制御部30及び編集操作部31の操作ボタ
ンに該当する再生制御手段の制御対象を切り換えるため
の再生対象切換え手段に構成されている。
【0021】また、図7及び図8に示すように、携帯型
ビデオ編集装置2、3の編集操作部31には、ASSE
MBLE(アッセンブル)ボタン49、INSERT
(インサート)ボタン50、TRIM(微修正)ボタン
51、ENTRY(エントリー)ボタン52、IN/O
UT(編集開始点/編集終了点)ボタン53、REVI
EW(レビュー)ボタン54、AUTOEDIT(自動
編集)ボタン55、PREVIEW(プレビュー)ボタ
ン56、DELETE(削除)ボタン57、AUDIO
IN(オーディオ編集開始点指定)ボタン58等が設け
られていて、プレーヤー側である携帯型ビデオ編集装置
3側には、上記操作ボタン49、50、54、55、5
6等は設けられていない。
【0022】(5)・・・ビデオ編集作業の説明 次に、図9はビデオ編集作業の概要を説明するものであ
って、このビデオ編集作業には、カメラ一体型ビデオテ
ープレコーダ1によってニュース内容が撮影(記録)さ
れている生テープT1 の記録内容(映像/音声)のうち
の希望する編集箇所をタイムコードと共に放映用の新し
いテープT2 の先頭から順次記録して行くアッセンブル
編集と、記録済みのテープT3 の任意の位置に、生テー
プT1 の記録内容の希望する編集箇所をタイムコードと
共にはめ込むインサート編集とがある。なお、このイン
サート編集には、記録済みテープT3 の不要な部分を、
別の映像/音声に入れ換えたり、映像を編集したテープ
3 に音楽やナレーションを入れたり、音声を編集した
テープT3 に映像を入れたり、タイムコードの書き直し
等の手法が採用される。
【0023】そして、このビデオ編集作業時には、まず
プレーヤーであるカメラ一体型ビデオテープレコーダ1
又は携帯型ビデオ編集装置3によって生テープT1 を再
生制御し、その再生画像/音声をレコーダーである携帯
型ビデオ編集装置3のLCDモニター21やオーディオ
モニタースピーカー26によってモニターしながら、そ
の生テープT1 の再生画像/音声の希望する編集箇所の
設定、即ち、生テープT1 の再生−停止を繰り返しなが
ら、編集開始点であるIN点と編集終了点であるOUT
点を順次設定して生テープT1 に記録する。そして、生
テープT1 の再生画像/音声の希望する全ての編集箇所
の設定が終了したら、その生テープT1を一度巻き戻し
てから再度再生しながら、レコーダーである携帯型ビデ
オ編集装置2のテープT1 (T3 )に先に設定した編集
箇所を順次記録して行く。なお、この際、AUTOED
IT(自動編集)ボタン54を押せば、IN点−OUT
点間の編集箇所を順次自動編集することができ、手動編
集時にはEDIT(編集)ボタン39を押し、REC
(記録)ボタン38の操作によってIN点−OUT点間
の編集箇所を順次編集する。
【0024】ところで、このビデオ編集作業を行う上
で、レコーダーである携帯型ビデオ編集装置2にはPL
AYER(プレーヤー)/RECORDER(レコーダ
ー)ボタン46が設けられていて、そのPLAYERボ
タン46aを押せば、この携帯型ビデオ編集装置2のテ
ープ走行系制御部30及び編集操作部31の操作ボタン
の制御対象をプレーヤー側であるカメラ一体型ビデオテ
ープレコーダ1又は携帯型ビデオ編集装置3側に切り換
えることができるので、そのレコーダー側の上記操作ボ
タンによってプレーヤー側のテープ走行系制御及び編集
制御を行え、非常に便利である。なお、RECORDE
Rボタン46bを押せば、上記操作ボタンの制御対象が
レコーダーである携帯型ビデオ編集装置2の側に切り換
えられる。
【0025】また、上記した編集箇所を探すためのテー
プ走行制御は、ジョグ/シャトルダイアル36によるジ
ョグモード/シャトルモード/バリアブルモードで行わ
れる。そして、ジョグモードでは−1〜+1倍速の再生
が可能であり、シャトルモードでは−24〜+24倍速
(21ステップ)の再生が可能である。更にバリアブル
モードでは−1〜+1倍速(47ステップ)の再生が可
能である。また、上記した編集箇所のIN点/OUT点
の設定及び記録は、IN/OUTボタン53を押すこと
によって行われるが、後述するようにジョグダイアルの
プッシュ動作(押し下げること)によっても行うことが
できる。
【0026】なお、図40は、レコーダーである携帯型
ビデオ編集装置2の制御回路を示したものであって、操
作パネル15からの各制御信号がパネルCPU55を介
してシステムコントロール回路56に入力され、システ
ムコントロール回路56はRS−422プロトコル変換
器57で変換したリモートコントロール信号をインター
フェース58を介してレコーダーであるカメラ一体型ビ
デオテープレコーダ1又は携帯型ビデオ編集装置3へ出
力し、これらカメラ一体型ビデオテープレコーダ1又は
携帯型ビデオ編集装置3のテープ走行系制御部30及び
編集制御部31を制御する。一方、システムコントロー
ル回路56は携帯型ビデオ編集装置2のサーボIC59
を通してビデオテープレコーダ16のキャプスタンサー
ボ回路60及びリールサーボ回路61にキャプスタンサ
ーボ信号及びリールサーボ信号を出力してキャプスタン
モータ232及びリールモータ230を回転制御すると
共に、回転ヘッドドラム224を回転制御する。そし
て、携帯型ビデオ編集装置2のテープT1 (T3 )の走
行制御を行いながら、システムコントロール回路56は
ビデオ信号処理回路65を制御して、カメラ一体型ビデ
オテープレコーダ1又は携帯型ビデオ編集装置3からイ
ンターフェース66を介して入力される生テープT1
編集箇所をテープT1 (T3 )に記録するための編集作
業を行うことになる。
【0027】(6)・・・2台の携帯型ビデオ編集装置
の結合方法の説明 次に、図2、図3、図10は2台の携帯型ビデオ編集装
置2、3を左右に並べて一体に結合する結合手段68を
示したものであって、この結合手段68は、一対のコイ
ンネジ69によって2台の携帯型ビデオ編集装置2、3
の前端面間に跨がるように着脱可能に取り付けられるキ
ャリング用ハンドル70と、それぞれ4個の止ネジ71
によって2台の携帯型ビデオ編集装置2、3の下面及び
上面等に着脱可能に取り付けられる複数の連結板72と
によって構成されている。そして、2台の携帯型ビデオ
編集装置2、3を一体に連結した状態で、ハンドル70
によって手で下げて持ち運びすることが可能である。な
お、2台の携帯型ビデオ編集装置2、3を個別或いは一
体に結合した状態で肩に吊り下げて持ち運びするための
ショルダーベルト(図示せず)を着脱可能に取り付ける
ことができるショルダーベルト取付用フック73が、こ
れらの携帯型ビデオ編集装置2、3の前端側の左右両側
面に着脱可能に取り付けられている。
【0028】(7)・・・携帯型ビデオ編集装置のバッ
テリー装着部の詳細説明 次に、図11〜図13に示すように、携帯型ビデオ編集
装置2、3のバッテリー装着部17には、バッテリー端
子76と、バッテリー着脱機構77が設けられている。
そして、この着脱機構77は、バッテリー5の一側面5
aとの間に形成された凹凸嵌合部78、79によるあり
つぎ構造によって、図13にL型矢印で示すように、バ
ッテリー5をバッテリー装着部17上でスライドさせる
ことによって凹凸嵌合部78、79を相互に着脱可能に
嵌合させると共に、バッテリー5の一端面5bに設けら
れている複数の端子ピン80をバッテリー端子76に着
脱可能に接続させて、バッテリー5をバッテリー装着部
17上に自動ロックするように構成されている。そし
て、このバッテリー装着部17の側面に設けられている
ロック解除レバー81を矢印方向に押すことによってバ
ッテリー5のロックを解除して、そのバッテリー5のバ
ッテリー装着部17上からL型矢印の逆方向に簡単に取
り外すことができる。そして、カメラ一体型ビデオテー
プレコーダ1の後端面にも同様のバッテリー装着部17
が形成されていて、共通のバッテリー5をカメラ一体型
ビデオテープレコーダ1と、2台の携帯型ビデオ編集装
置2、3との間で交換できるように構成されている。な
お、携帯型ビデオ編集装置2、3の携帯時等の非使用時
には、図11に示すようにバッテリー装着部17にカバ
ー82を着脱可能に取り付けておく。
【0029】なお、図14及び図22に示すように、2
台の携帯型ビデオ編集装置2、3の後端面に形成されて
いるコネクターパネル83間で、これら2台の携帯型ビ
デオ編集装置2、3はケーブルレコード84及びコネク
ター85によって電気的に着脱可能に接続される。そし
て、これらのケーブル84にはリセットコントロール用
のRS−422ケーブルが使用されている。
【0030】(8)・・・ジョグ/シャトルダイアルの
説明 次に、図15〜図20に示すように、2軸式コントロー
ラに該当するジョグ/シャトルダイアル36は、内側ダ
イアル及びジョグ制御手段に該当するジョグダイアル8
7と外側ダイアル及びシャトル制御手段に該当するシャ
トルダイアル88を備え、リセット手段に該当するリセ
ット回転子89がシャトルダイアル88の下部の内周に
組み込まれている。
【0031】この際、まず、操作パネル15の下面を構
成している板金製の操作パネルシャーシ90の上部に両
面プリント基板で構成された回路基板91及び合成樹脂
等にて成形されたダイアルホルダー92が複数の止ネジ
93、94によって水平で、上下2層状態に固着されて
いて、そのダイアルホルダー92の中央上部に一体成形
された軸受部92aにダイアル軸95が垂直に挿通され
ている。そして、このダイアル軸95はダイアルホルダ
ー92に対して軸周りである矢印a1 、a2 方向に回転
自在であると共に、軸方向である矢印b1 、b2 方向に
移動(昇降)自在に構成されている。そして、このダイ
アル軸95の上端に合成樹脂等で成形されたジョグダイ
アル87がその中央下部に一体成形された軸受部87a
によって圧入等にて水平に固着されていて、そのダイア
ル軸95の下端には回転検出板96が止ネジ97及び接
着によって水平に固着されている。そして、この回転検
出板96は回路基板91より下方に配置されていて、ジ
ョグダイアル87と回転検出板96はダイアル軸95を
介して一体に矢印a1 、a2 方向に回転自在であると共
に、矢印b1 、b2 方向に移動自在に構成されている。
そして、ダイアルホルダー92の中央下面に接着された
フエルト等の摩擦板98に回転検出板96が下方から圧
着されるように構成されている。
【0032】そして、リセット回転子89が合成樹脂等
にて成形された回転子本体100と、その板金等にて成
形された回転子スライダー101とによって構成されて
いる。そして、このリセット回転子89の回転子本体1
00がその中央上部に一体成形された軸受部100aに
よってダイアル軸95の外周で、かつ、ジョグダイアル
87の軸受部87aの外周位置に挿入されていて、これ
ら両軸受部87a、100a間には2個のラジアルベア
リング102が嵌合されている。従って、リセット回転
子89はジョグダイアル87に対してラジアルベアリン
グ102を矢印a1 、a2 方向に相対回転自在である。
一方、このリセット回転子87はジョグダイアル87と
一体に矢印b1 、b2 方向に移動自在に構成されてい
る。
【0033】そして、シャトルダイアル88は合成樹脂
等によって成形されていて、水平な円板部88aと、そ
の円板部88aの外周上部に同心円形状に一体成形され
たリング状のリブである回転つまみ部88bと、その回
転つまみ部88bより更に外周下部に段差部88cを介
して同心円形状に一体成形された外周フランジ部88d
と、円板部88aの中央に一体成形された軸受部88e
とを有している。そして、このシャトルダイアル88は
その軸受部88eによってリセット回転子89の回転子
本体100の上部でその軸受部100aの外周に矢印a
1 、a2 方向に相対回転自在及び矢印b1 、b2 方向に
相対移動自在に遊嵌されている。従って、このシャトル
ダイアル88の円板部88aがジョグダイアル87とリ
セット回転子89との間に水平に配置されていて、ジョ
グダイアル87がシャトルダイアル88の回転つまみ8
8bの内側に遊嵌された形になっている。そして、シャ
トルダイアル88の段差部88cの下面に接着されたフ
エルト板等の摩擦板103がダイアルホルダー92の外
周に同心円形状に一体成形された外周フランジ部92b
上に水平に載置されている。そして、このダイアルホル
ダー92の外周フランジ部92bの外周の3箇所に一体
成形されたアーム92cの上部に押えリング104が3
本の止ネジ105によって水平に固着されていて、シャ
トルダイアル88の外周フランジ部88dの上部に水平
に接着されたフエルト板等の摩擦板106の上部をこの
押えリング104が下方へ押え込んでいる。
【0034】そして、シャトルダイアル88の軸受部8
8eの外周で、ジョグダイアル87とこのシャトルダイ
アル88との間に、初期圧縮応力が与えられたバネ力の
強い圧縮コイルバネ108がスリップリング109を介
して挿入されている。また、リセット回転子89の回転
子本体100の軸受部100aの下端の内周にスラスト
ベアリング110及びワッシャー111が嵌合されてい
て、ダイアルホルダー92の軸受部92aの外周で、ワ
ッシャー111との間に初期圧縮応力が与えられたバネ
力が弱い圧縮コイルバネ112が挿入されている。
【0035】従って、両圧縮コイルバネ108、112
のバネ力によって、ジョグダイアル87がシャトルダイ
アル88に対して上方である矢印b1 方向に移動付勢さ
れていて、このジョグダイアル87と一体に矢印b1
向に上昇付勢されるリセット回転子89の回転子本体1
00と、シャトルダイアル88との間に矢印b1 、b2
方向から連結及び解除可能な連結手段114が設けられ
ている。そして、この連結手段114はシャトルダイア
ル88の円板部88aの下面に同心円形状に一体成形さ
れたリングギア115と、回転子本体100の上面に同
心円形状の配置に一体成形された3箇所の部分ギア11
6とによって構成されている。
【0036】そして、その連結手段114の連結が解除
された時に、リセット回転子89を任意の回転位置から
リセット位置P1 へ自動的に回転復帰させるための回転
復帰手段118がシャトルダイアル88の段差部88c
の内周と、ダイアルホルダー92の内周との間に組み込
まれている。そして、この回転復帰手段118は、ダイ
アルホルダー92の内周に形成された2段階状のカム1
19、120と、リセット回転子89の回転子スライダ
ー101の先端の下部に取り付けられたベアリングから
なるカム従動ローラ121とによって構成されている。
そして、2段階状のカム119、120はリセット位置
1 に対して左右対称形状に構成されていて、かつ、こ
れらのカム119、120はリセット位置P1 から回転
両方向(矢印a1 方向)に遠ざかるに従って次第に半径
が小さくなる偏心カムに構成されている。そして、これ
らのカム119、120の間に段差部122が形成され
ていて、カム120の終端にはカム従動ローラ121の
ストッパー123が形成されている。
【0037】そして、リセット回転子89の回転子本体
100の下面に回転子スライダー101が2個のフラン
ジ付ガイドピン124と2個の平行なガイド溝125か
らなるガイド機構によってダイアル軸95に対して直角
な方向である矢印c1 、c2方向にスライド自在に取り
付けられている。そして、回転子本体100と回転子ス
ライダー101とに形成された各一対のバネ係止部12
6、127間に付勢手段である2本の引張コイルバネ1
28が初期引張り応力を与えられた状態で水平な平行状
に取り付けられている。そして、これらの引張コイルバ
ネ128によって回転子スライダー101が回転子本体
100に対して矢印c1 方向にスライド付勢されて、カ
ム従動ローラ121がカム119、120に対して矢印
1 方向から圧着されるように構成されている。なお、
回転子スライダー101の中央部にはダイアル軸95及
び圧縮コイルバネ112に対する逃げ穴129が形成さ
れている。
【0038】そして、ジョグダイアル87の回転位置検
出手段131が、回転検出板96の上面の外周にシール
接着等にて同心円形状に形成されたFGパターン132
と、回路基板91の下面にマウントされた光反射型の2
個のフォトカプラ133とによって構成されている。ま
た、シャトルダイアル88の回転位置検出手段134
が、シャトルダイアル88の外周フランジ部88dの下
面にシール接着等にて同心円形状に形成されたFGパタ
ーン135と、回路基板91の上面にマウントされた光
反射型の2個のフォトカプラ136とによって構成され
ている。
【0039】そして、ジョグダイアル87の下方(矢印
2 方向)への押し下げを検出する押下げ検出手段13
7が回路基板91の上面にマウントされた光透過型のフ
ォトカプラ138と、リセット回転子89の回転子本体
100の下面の外周に同心円形状に一体成形された光シ
ャッター用リブ139とによって構成されている。そし
て、リセット回転子89をリセット位置P1 で位置決め
する位置決め手段140が、回路基板91上に垂直にマ
ウントされた通電用の2本の検出ピン141と、金属の
カム従動ローラ121とによって構成されていて、リセ
ット回転子89がリセット位置P1 へ復帰して、カム従
動ローラ121が2本の検出ピン141間で位置決めさ
れた時に、その2本の検出ピン141間がカム従動ロー
ラ121によってショートされることによって、そのリ
セット回転子89のリセット位置P1 を検出できるよう
に構成されている。
【0040】このジョグ/シャトルダイアル87は以上
のように構成されていて、2個の圧縮コイルバネ10
8、112のバネ力によってジョグダイアル87が図1
6に実線で示す上昇位置まで矢印b1 方向に上昇されて
いる。そして、この時、回転検出板96が摩擦板98に
矢印b1 方向から圧着されると共に、連結手段114の
シャトルダイアル88のリングギア115にリセット回
転子89の部分ギア116が矢印b1 方向から係合され
て、リセット回転子89がシャトルダイアル88に連結
される。そして、バネ力の強い圧縮コイルバネ108の
バネ力によってシャトルダイアル88の摩擦板103が
ダイアルホルダー92の外周フランジ部92b上に矢印
2 方向から圧着されている。
【0041】従って、ジョグダイアル87は摩擦板98
による摩擦トルクによって任意の回転位置で停止できる
ように構成されていて、シャトルダイアル88は摩擦板
103の摩擦トルクによって任意の回転位置で停止でき
るように構成されている。
【0042】そして、PLAY、FF、ジョグモード等
の各モードからシャトルモードへの移行は、シャトルダ
イアル88の正逆方向の回転により行われ、PLAY、
FF、ジョグモード等の各モードからジョグモードへの
移行は、ジョグダイアル87の正逆方向の回転により行
われる。但し、このジョグモードへの移行はシャトルモ
ードがリセットされている時のみであり、そのシャトル
モードのリセットはジョグダイアル87を図16に実線
で示す上昇位置から1点鎖線で示す下降位置まで手で軽
く押し下げることにより行われる。
【0043】そして、ジョグダイアル87を手で矢印a
1 、a2 方向に正回転及び逆回転することにより、回転
位置検出手段131によってそのジョグダイアル87の
回転位置が検出されて、−1〜+1倍速の再生が行われ
る。そして、任意の回転位置にてジョグダイアル87か
ら手を離せば、ジョグダイアル87はその位置にて停止
する。
【0044】次に、シャトルダイアル88を手で矢印a
1 、a2 方向に正回転及び逆回転することにより、回転
位置検出手段134によってそのシャトルダイアル88
の回転位置が検出されて、−24〜+24倍速の再生が
行われる。この際、図17における回転位置P2 が±5
倍速に設定され、回転位置P3 が±24倍速に設定され
ている。そして、任意の回転位置にてシャトルダイアル
88から手を離せば、シャトルダイアル88はその位置
にて停止する。
【0045】そして、シャトルダイアル88に連結手段
114によって連結されているリセット回転子89がリ
セット位置P1 に位置している時がシャトルモードのリ
セット状態であり、このシャトルモードのリセット状態
からシャトルダイアル88を矢印a1 、a2 方向に正回
転及び逆回転すると、リセット回転子89もシャトルダ
イアル88と一体に正回転及び逆回転される。そして、
回転復帰手段118のカム従動ローラ121がリセット
位置P1 からカム119、120側へ回転され、これら
のカム119、120によってカム従動ローラ121は
2本の引張コイルバネ128に抗して矢印c2 方向に次
第に後退する。そして、その2本の引張コイルバネ12
8の反発力が次第に増大し、その反発力によって与えら
れるシャトルダイアル88の回転負荷が次第に増大して
行く。つまり、シャトルダイアル88の回転が次第に重
くなる。そして、±5倍速の位置で、カム従動ローラ1
21が段差部122を乗り越えてカム119からカム1
20側へ移行し、その段差部122を乗り越える瞬間に
シャトルダイアル88の回転負荷が大きくなることから
使用者は±5倍速〜±24倍速の臨界点を指先の感覚で
認識することができる。なお、シャトルダイアル88を
最大回転角まで回すと、カム従動ローラ121がストッ
パー123に当接して、そのシャトルダイアル88の回
転が止まる。
【0046】そして、シャトルダイアル88を任意の回
転位置まで回した状態で、ジョグダイアル87を図16
に1点鎖線で示す下降位置まで矢印b2 方向に手で押し
下げると、光シャッター用リブ139がフォトカプラ1
38内に矢印b2 方向から挿入されて、押下げ検出手段
137によってジョグダイアル87の押し下げが検出さ
れる。
【0047】そして、ジョグダイアル87を矢印b2
向に押し下げると、リセット回転子89もそのジョグダ
イアル87と一緒に押し下げられて、連結手段114の
リングギア115から部分ギア116が矢印b2 方向に
離脱される。すると、その瞬間に、回転復帰手段118
のカム119、120によるカム従動ローラ121の戻
し機能(2本の引張コイルバネ128によってカム11
9、120にカム従動ローラ121を矢印c1 方向から
圧着しているその圧着力の分力による回転モーメントの
働き)によって、リセット回転子89がその任意の回転
位置からリセット位置P1 まで矢印a2 、a1 方向に自
動的に回転復帰される。そして、カム従動ローラ121
が2本の検出ピン141間で位置決めされて、リセット
回転子89がリセット位置P1 に停止されると共に、2
本の検出ピン141によってそのリセット位置P1 への
復帰が検出される。
【0048】従って、このジョグ/シャトルダイアル3
6によれば、シャトルダイアル88を任意の回転位置か
らいちいちリセット位置P1 まで手で戻さなくても、ジ
ョグダイアル87を手で軽く押し下げるだけで、押下げ
検出手段137によってシャトルモードを瞬時にリセッ
トすることができる。そして、この際、シャトルモード
中におけるジョグダイアル87の1回目の押し下げ操作
が押下げ検出手段137によって検出された場合には、
シャトルモードのリセットモードとなり、ジョグダイア
ル87の2回目以降の押し下げ操作を押下げ検出手段1
37によって検出された場合には、その2回目以降の押
し下げ操作が前述した編集点であるIN点、OUT点を
決定するための操作となる。従って、ビデオ編集作業中
にジョグダイアル87又はシャトルダイアル88によっ
て再生速度を制御して編集点を探しながら、編集点のI
N点/OUT点をそのジョグダイアル87の押し下げ操
作によって素早く行うことができる。
【0049】(9)・・・表示パネル、操作パネルの開
閉構造の説明 次に、図22〜図26に示すように、表示パネル14及
び操作パネル15はそれぞれ左右一対の回転支点14
3、144によってビデオ編集装置本体12に対して上
下方向である矢印d1 、d2 方向及び矢印e1 、e2
向に回転自在に取り付けられている。そして、表示パネ
ル14は図23に1点鎖線で示す閉位置と実線で示す開
位置との間でほぼ120°の回転角θ1 で開閉できるよ
うに構成されている。そして、操作パネル15は図23
に実線で示す閉位置と図24に実線で示すカセットイジ
ェクトのための開位置との間で回転角θ2 で開閉できる
と共に、そのカセットイジェクトのための開位置から更
に上方のメンテナンスのための開位置まで回転角θ3
開閉できるような2段階開閉構造に構成されている。な
お前述したように、表示パネル14を図23に1点鎖線
で示す閉位置まで矢印d2 方向に回転してロックする場
合には、その表示パネル14の前面14aの前端面14
b側の端部に取り付けられるロック爪145を操作パネ
ル15の上面15aの前端面15b側の端部に形成され
ているロック穴146内に挿入することによってロック
することができる。そして、表示パネル14の前端面1
4bに取り付けられるロック解除つまみ18はロック爪
145をロック穴146内で一方向にスライドして表示
パネル14のロックを解除するように構成されている。
【0050】そして、操作パネル15を図23に実線で
示す閉位置にてロックするロック手段147は、ビデオ
編集装置本体12の垂直な前端壁12aの肉厚内に垂直
状に配置され、回転支点148を中心に左右方向である
矢印f1 、f2 方向に回転自在に取り付けられたロック
レバー149と、そのロックレバー149がストッパー
150に当接して垂直姿勢で停止する位置までロック方
向(矢印f1 方向)に回転付勢する付勢手段である引張
コイルバネ151と、操作パネル15の前端面15bの
内側で、操作パネルシャーシ90に固着された被ロック
ピン152とによって構成されている。そして、ロック
レバー149の上端部149aにロック爪153が形成
されていて、そのロック爪153の上端面が被ロックピ
ン152を誘導するカム154に形成されている。ま
た、ビデオ編集装置本体12の前端壁12bの上端面に
は被ロックピン152をガイドする左右一対のガイド突
起155が形成されている。そして、表示パネル14の
ロック爪145が挿入される操作パネル15のロック穴
146がこの操作パネル15の上下方向(厚さ方向)に
貫通された長孔に構成されていて、このロック穴146
がマニアル用ロック解除操作部に兼用されている。
【0051】そして、操作パネル15を図23に示す閉
位置へ矢印e2 方向から閉じると、被ロックピン152
がロックレバー149のカム154に矢印e2 方向から
当接され、このカム154によってロックレバー149
が引張コイルバネ151に抗して一度矢印f2 方向に逃
げた後、矢印f1 方向に回転復帰して、そのロック爪1
53が被ロックピン152の上側に係合されて、操作パ
ネル15を閉位置にてロックするように構成されてい
る。そして、操作パネル15を閉じた後、その操作パネ
ル15の上部に表示パネル14を折り重ねるように、そ
の表示パネル14を図23に1点鎖線で示す閉位置へ矢
印d2 方向から閉じると、そのロック爪145がロック
穴146内に挿入されて、操作パネル15の被ロックピ
ン152にロックレバー149のロック爪153とは反
対側からスライド係合して、表示パネル14がその閉位
置にロックされるように構成されている。従って、被ロ
ックピン152は表示パネル14のロックピンを兼用し
ている。
【0052】(10)・・・カセットコンパーメントの
説明 次に、図27〜図32に示すように、ビデオテープレコ
ーダ16にはカセット着脱手段に該当するポップアップ
式のカセットコンパーメント160が用いられている。
このカセットコンパーメント160は左右一対のポップ
アップレバー161で支持され、これら左右一対のポッ
プアップレバー161の後端が、板金等で構成されたビ
デオテープレコーダシャーシ162に左右一対の回転支
点163を介して上下方向である矢印g1 、g2 方向に
アップ/ダウン(昇降)自在に取り付けられている。そ
して、左右一対のポップアップレバー161の後端側の
下部とビデオテープレコーダシャーシ162との間に形
成された左右各一対のバネ係止部164、165間に初
期引張り応力を与えられて取り付けられたアップ付勢手
段に該当する左右一対の引張コイルバネ166によって
左右一対のポップアップレバー161が図27に示すダ
ウン位置から図28に示すアップ位置まで矢印g1 方向
にアップ付勢されている。なお、前述した左右各一対の
回転支点143、144、163が互いに近接されて配
置されている。
【0053】なお、実際には、カセットコンパーメント
160の前端側が左右一対のポップアップレバー161
の前端側の内側に左右一対の回転支点167を介して回
転自在に取り付けられていて、そのカセットコンパーメ
ント160の後端に左右一対の回転支点168を介して
回転自在に取り付けられた左右一対の姿勢制御レバー1
69の下端がビデオテープレコーダシャーシ162に左
右一対の回転支点を介して回転自在に取り付けられてい
る。そして、左右一対の姿勢制御レバー169の上端に
取り付けられた左右一対のガイドピン171が左右一対
のポップアップレバー161にほぼV型に形成された左
右一対のガイド溝172内に遊嵌されている。
【0054】従って、カセットコンパーメント160が
左右一対のポップアップレバー161によって図27に
示すダウン位置と図28に示すアップ位置との間で矢印
1、g2 方向にアップ/ダウンされる際、左右一対の
姿勢制御レバー169によってそのカセットコンパーメ
ント160が左右一対の回転支点167の周りに回転制
御されて、ダウン位置ではこのカセットコンパーメント
160が左右一対のポップアップレバー161と平行な
水平姿勢となり、アップ位置ではこのカセットコンパー
メント160が左右一対のポップアップレバー161の
傾斜角度より小さい傾斜角度に制御され、そのカセット
コンパーメント160上部に重ねられている操作パネル
15がカセットコンパーメント160に対するテープカ
セット4の矢印h1 、h2 方向の出し入れの障害になら
ないように構成されている。
【0055】なお、ビデオテープレコーダシャーシ16
2の一方の側面に取り付けられた一方向性を有するダン
パー173のピニオン174が一方のポップアップレバ
ー161に回転支点163を中心とした円弧状に形成さ
れたラック175に噛合されていて、カセットコンパー
メント160を左右一対の引張コイルバネ166に抗し
てアップ位置からダウン位置まで手で矢印g2 方向に押
し下げる時には負荷を小さくし、カセットコンパーメン
ト160が左右一対の引張コイルバネ166によってダ
ウン位置からアップ位置まで矢印g1 方向にアップされ
る時には負荷を大きくするように構成されている。
【0056】そして、ビデオテープレコーダシャーシ1
62の一方の側面の内側には、カセットコンパーメント
160をダウン位置でロックするロック手段177が取
り付けられている。このロック手段177は、ビデオテ
ープレコーダシャーシ162に回転支点178を介して
前後方向である矢印i1 、i2 方向に回転自在に取り付
けられたロックレバー179と、そのロックレバー17
9の上端に取り付けられたロックピン180と、ビデオ
テープレコーダシャーシ162にバネ係止ピン181を
介して取り付けられて、ロックレバー179を停止位置
まで矢印i1 方向に回転付勢する付勢手段であるトーシ
ョンバネ182と、カセットコンパーメント160側で
あるポップアップレバー161の一方の側面の下部に形
成されたカム183を有するロック爪184とによって
構成されている。そして、このロック手段177はロッ
ク解除手段に該当するロック解除レバー185が取り付
けられている。このロック解除レバー185はガイドピ
ン186によってビデオテープレコーダシャーシ162
のガイド溝187に遊嵌されていて、前後方向である矢
印j1 、j2 方向に移動自在に構成されていて、このロ
ック解除レバー185の一端185aがロックピン18
0に回転自在に連結されている。
【0057】従って、カセットコンパーメント160が
図27に示すダウン位置まで矢印g 2 方向にダウンされ
ると、図31に示すようにロック爪184のカム183
がロックピン180に当接されて、このロックピン18
0を一度図32に示すようにトレーションバネ182に
抗して矢印i2 方向に逃がした後、このロックピン18
0が図31に示すように矢印i1 方向に回転復帰され
て、ロック爪184がロックピン180の下側に係合さ
れ、カセットコンパーメント160をそのダウン位置に
ロックする。そして、カセットコンパーメント160に
よってテープカセット4がビデオテープレコーダ16に
装着される。
【0058】次に、携帯型ビデオ編集装置2、3の前述
したEJECTボタン45を押すと、ビデオテープレコ
ーダ16内での磁気テープTのアンローディング後に、
後述する自動解除手段によって図32に示すように、ロ
ック解除レバー185が矢印j2 方向に押される。する
と、ロックピン180がトーションバネ182に抗して
矢印i2 方向に逃がされてロック爪184から外れるの
で、カセットコンパーメント160のダウン位置でのロ
ックが自動的に解除される。そして、カセットコンパー
メント160が2本の引張コイルバネ166によって図
27のダウン位置から図28のアップ位置へ自動的にポ
ップアップされる。
【0059】(11)・・・カセットコンパーメントの
オートイジェクト機構の説明 次に、図33に示すように、カセットコンパーメント1
60のオートイジェクト機構190は、ビデオテープレ
コーダシャーシ162内に取り付けられた複数のレバー
によって構成されていて、操作パネル15及びカセット
コンパーメント160のそれぞれのロック解除手段に該
当する2つのロック解除レバー191、192がそれぞ
れ回転支点193、194を介して回転自在に取り付け
られていて、これら両ロック解除レバー191、192
間が連動リンク195によって連動されている。そし
て、後述するテープローディング機構のローディングモ
ータ197によってギアトレイン198等の伝動手段を
介して正逆回転駆動されるファンクションカム199が
駆動手段に構成されていて、このファンクションカム1
99に形成されたカム溝200と、それに遊嵌されたカ
ム従動ピン201とからなるカム機構によって回転支点
202を中心に回転駆動されるカム従動レバー203の
先端が一方のロック解除レバー192に直結されてい
る。
【0060】そして、前述したビデオ編集作業中は、図
23に示すように、カセットコンパーメント160がダ
ウン位置へダウンされてロックされ、テープカセット4
がビデオテープレコーダ16に装着されて、磁気テープ
Tがテープ走行経路上にローディングされている。ま
た、操作パネル15も閉位置へ閉じられてロックされて
いる。そこで、ビデオ編集作業終了後に、操作パネル1
5上のEJECTボタン45を押すと、図33に示すよ
うに、テープローディング機構のローディングモータ1
97によってファンクションカム199が例えば矢印k
1 方向に回転駆動されて、磁気テープTのアンローディ
ング動作が行われる。そのアンローディング動作終了後
のオーバーストローク動作によってカム溝200とカム
従動ピン201からなるカム機構によってカム従動レバ
ー203が矢印k2 方向に回転駆動され、一方のロック
解除レバー192が矢印k3 方向に回転駆動されると同
時に、連動リンク195が矢印k4 方向に移動して、他
方のロック解除レバー191も矢印k5 方向に回転駆動
される。
【0061】すると、図25に示すように、ロック解除
レバー191が操作パネル15を閉位置でロックしてい
るロック手段147のロックレバー149の下端部14
9bを矢印k5 方向に押し、そのロックレバー149を
引張コイルバネ151に抗して矢印f2 方向に回転駆動
して、操作パネル15の閉位置でのロックを解除する。
そして、これと同時に、図32に示すように、ロック解
除レバー192がカセットコンパーメント160をダウ
ン位置でロックしているロック手段177のロック解除
レバー185の他端185bを矢印j2 方向に押し、そ
のロック解除レバー185によってロックレバー197
をトーションバネ182に抗して矢印i2 方向に回転駆
動して、カセットコンパーメント160のダウン位置で
のロックを解除する。
【0062】すると、図24及び図28に示すように、
カセットコンパーメント160が2本の引張コイルバネ
166によってダウン位置からアップ位置へ矢印g1
向に自動的にポップアップされて、そのカセットコンパ
ーメント160によって操作パネル15が閉位置から開
位置まで矢印e1 方向に自動的に押し上げられる。そし
て、テープカセット4がビデオ編集装置本体12の上方
に自動的にイジェクトされる。この際、合成樹脂等にて
成形されていて、カセットコンパーメント160の上面
の左右両端に取り付けられているほぼ半円形状の左右一
対の押し上げ用突起205によって操作パネル15が矢
印e1 方向に押し上げられる。
【0063】次に、カセットコンパーメント160に対
するテープカセット4の交換後に、カセットコンパーメ
ント160を再度ダウン位置へダウンしてロックする際
には、操作パネル15を手で矢印e2 方向に押し下げ、
その操作パネル15によってカセットコンパーメント1
60をダウン位置まで押し下げる。その際、操作パネル
15をカセットコンパーメント160上の左右一対の押
し上げ用突起205上に平行に当接して、カセットコン
パーメント160をダウン位置まで平行精度を保って確
実に押し下げることができるので、ダウン位置でのカセ
ットコンパーメント160のロックを常に確実に行うこ
とができると共に、カセットコンパーメント160自身
の平行精度を剛性の高い操作パネル15で矯正できるの
で、カセットコンパーメント160の剛性を低くするこ
とが可能になり、低コスト化を促進できる。
【0064】(12)・・・ビデオテープレコーダのメ
ンテナンス方法の説明 図22及び図26に示すように、カセットコンパーメン
ト160をダウン位置へダウンしてロックした状態で、
操作パネル15のロック穴146内にドライバー等の簡
単な工具206を上方から挿入して、ロックレバー14
9を引張コイルバネ151に抗して矢印f2 方向に逃が
せば、操作パネル15の閉位置でのロックを簡単に解除
することができる。そして、ロック解除後に、操作パネ
ル15を図23の閉位置から図22及び図24に1点鎖
線で示すメンテナンスのための開位置まで、θ2 +θ3
の大きな開角度に開くことができる。
【0065】すると、ビデオテープレコーダ16のカセ
ットコンパーメント160より後方側に配置されている
テープローディング機構部分の上部が大きく開放される
ので、後述する回転ヘッドドラムや固定ヘッド、テープ
ガイド類等のテープ走行経路上の各種部分をクリーニグ
クロス等を用いてマニアルクリーニングするような日常
保守点検をユーザーが簡単に行うことができる。なお、
磁気テープTがテープ走行経路上にスラックしたような
時にも、操作パネル15をメンテナンスのための開位置
まで大きな開角度に開いて、マニアルでテープ取り出し
を行うこともできる。
【0066】(13)・・・操作パネルとカセットコン
パーメントの連結手段の説明 ところで、上記のようにカセットコンパーメント160
をオートイジェクトする方式では、図24及び図28に
示すように、カセットコンパーメント160をダウン位
置からアップ位置まで矢印g1 方向にポップアップした
時、カセットコンパーメント160がアップ位置で停止
した瞬間の衝撃による慣性力によって、操作パネル15
がカセットコンパーメント160より上方へ矢印e1
向に跳ね上った後に、再びカセットコンパーメント16
0上に落下するような「パタン」と言う衝撃音を伴う跳
ね返り現象が発生し易い。
【0067】そこで、図27〜図30に示すように、操
作パネル15とカセットコンパーメント160との間
に、これら両者間を連結及び解除可能に連結する連結手
段208を取り付けて、カセットコンパーメント160
のポップアップ時に操作パネル15が跳ね返り動作を発
生しないように構成している。
【0068】この連結手段208は、カセットコンパー
メント160の一方の側面に回転支点209を介して前
後方向である矢印m1 、m2 方向に回転自在に取り付け
られた連結レバー210と、操作パネル15の一方の側
面の下部に取付板211を介して取り付けられた被連結
ピン212と、連結レバー210をストッパー213に
当接して停止する位置まで矢印m1 方向に回転付勢する
付勢手段である引張コイルバネ214とによって構成さ
れている。なお、連結レバー210、連結ピン212及
び214の取付位置を操作パネル15とカセットコンパ
ーメント160との間で反転させても良い。
【0069】そして、連結レバー210の遊端部である
上端側には、被連結ピンに対する喰い込み角θ4 を有す
る第1の係合部215と、逃げ角θ5 を有する第2の係
合部216が階段状に形成されている。そして、この連
結レバー210の上端には被連結ピン212をガイドす
るカム217が形成されている。
【0070】この連結手段208によれば、図22に示
すように、カセットコンパーメント160がダウン位置
へダウンされてロックされている状態で、操作パネル1
5を図23に示す閉位置まで矢印e2 方向に閉じると、
図27に示すように、被連結ピン212が連結レバー2
10に自動的に係合される。即ち、図29に示すよう
に、被連結ピン212が連結レバー210のカム217
に矢印e2 方向から当接して、この連結レバー210が
引張コイルバネ214に抗して一度矢印m2 方向に逃げ
た後に、矢印m1 方向に回転復帰して、この連結レバー
210の第2の係合部216に被連結ピン212が自動
的に係合され、連結手段208は解除可能状態となる。
【0071】即ち、この時には、第2の係合部217が
被連結ピン212に対する逃げ角θ5 を有していること
から、前述したメンテナンス時のように、操作パネル1
5のロックをマニアルで解除して、この操作パネル15
を矢印e1 方向に引き上げれば、連結レバー210は引
張コイルバネ214に抗して矢印m2 方向に簡単に逃げ
る。従って、操作パネル15のカセットコンパーメント
160の連結状態を簡単に解除して、操作パネル15だ
けを閉位置と開位置との間で自由に開閉することができ
る。
【0072】一方、前述したオートイジェクト時には、
図28に示すように、カセットコンパーメント160に
よって操作パネル15を矢印e1 方向に押し上げること
になり、カセットコンパーメント160と操作パネル1
5の回転支点144と163の違いにより、カセットコ
ンパーメント160がアップ位置まで矢印g1 方向にア
ップされた時には、図30に示すように、被連結ピン2
12が連結レバー210の第2の係合部217から第1
の係合部215へ移行し、連結手段208は解除禁止状
態となる。
【0073】即ち、この時には、その第2の係合部21
5が被連結ピン212に対する喰い込み角θ4 を有して
いるために、カセットコンパーメント160に対する操
作パネル15の矢印e1 方向への跳ね上り現象が発生し
ても、被連結ピン215が第1の係合部215から矢印
1 方向へ外れることがない。従って、連結手段208
はカセットコンパーメント160に対する操作パネル1
5の矢印e1 及びe2方向の跳ね返り現象を防止するこ
とができる。
【0074】そして、カセットコンパーメント160に
よって操作パネル15が図24に実践で示すカセットイ
ジェクトのための開位置まで角度θ2 だけ押し上げられ
ると、連結手段208がビデオ編集装置本体12の外部
に完全に露出される。そして、図29に示されている連
結レバー210を指先で矢印m2 方向に軽く回して、カ
セットコンパーメント160に対する操作パネル15の
連結を解除すれば、この操作パネル15を図24に1点
鎖線で示すメンテナンスのための開位置まで、更に角度
θ3 だけ矢印e1 方向に回転して大きく開くことができ
る。
【0075】(14)・・・テープローディング機構の
説明 次に、図34〜図38に示すように、ビデオテープレコ
ーダ16にはテープローディング手段に該当するテープ
ローディング機構221が設けられていて、このテープ
ローディング機構221のテープ走行経路は、供給リー
ル台222、巻取リール台223、回転ヘッドドラム6
4、キャプスタン225、フルイレーズヘッド226、
CTLヘッド227、オーディオヘッド228及び複数
のテープガイド229によって構成されている。そし
て、供給リール台221を回転制御するリールモータ2
30、回転ヘッドドラム224を 回転制御するドラム
モータ231、キャプスタン225及び巻取リール台2
22を回転制御するキャプスタンモータ232が付設さ
れている。
【0076】そして、このテープローディング機構22
1のテープ引出し手段が、傾斜ガイドと垂直ガイドを搭
載した供給スライダー233、巻取スライダー234、
供給テンションレギュレータアーム235及び巻取テン
ションレギュレータアーム236やピンチローラ237
等によって構成されていて、これら及び前述したファン
クション199を駆動するローディングモータ197等
が付設されている。
【0077】そして、前述したように、カセットコンパ
ーメント160によってテープカセット4がダウン位置
へ装着されると、図35及び図38に示すように、その
テープカセット4内の左右一対のテープリールSR、T
Rが供給及び巻取リール台221、222上に水平に係
合される。そして、この後、図33に示したローディン
グモータ197によってファンクションカム199が駆
動されて、テープローディングモードとなり、供給及び
巻取スライダー233、234、供給及び巻取テンショ
ンレギュレータ235、236及びピンチローラ237
等によって、テープカセット4内の磁気テープTが引き
出されてテープ走行経路上にローディングされる。そし
て、ドラムモータ231によって回転ヘッドドラム22
4を回転制御しながら、リールモータ230による供給
リール台222の回転制御、キャプスタンモータ232
によるキャプスタン225及び巻取リール台233の回
転制御及びキャプスタン231に対するピンチローラ2
37の圧着、離間の制御を行うことによって磁気テープ
Tをテープローディング経路上で走行制御(定速走行、
早送り走行、巻戻し走行、ジョグ/シャトルモード走行
その他)を行って、前述した磁気テープTのビデオ編集
作業を行うものである。
【0078】そして、ビデオ編集作業終了後に、EJE
CTボタン45が押されると、ローディングモータ19
7によってファンクションカム199を逆回転駆動し
て、テープアンローディングモードを実行し、供給絵及
び巻取スライダー233、234、供給及び巻取テンシ
ョンレギュレータ235、236及びピンチローラ23
7等をテープカセット4内に引き戻すと共に、磁気テー
プTを供給リールSR等に巻き戻す。そして、このテー
プアンローディングモードのオーバーストローク動作に
よって前述したカセットコンパーメント160及び操作
パネル15の自動ロック解除動作を行って、テープカセ
ット4をアッフ位置へイジェクトするものである。
【0079】ところで、前述した日常保守点検等は、図
36及び図37に示されている回転ヘッドドラム22
4、フルイレーズヘッド226、CTLヘッド227や
オーディオヘッド228等の固定ヘッド及びテープガイ
ド229等をクリーニングクロス等を用いてクリーニン
グすることになる。
【0080】また、磁気テープTがテープローディング
機構221中にスラックしてアンローディングを行えな
くなった時には、図37に示したマニアルイジェクト手
段241のマニアルイジェクトつまみ242をマニアル
操作で矢印n1 方向に押し下げながら反時計方向である
矢印n2 方向に回転操作する。するとファンクションカ
ム199が自動で回転されて、磁気テープTがテープの
弛みと共に負荷が小さくなるので、後は、キャプスタン
キャップ244をつまんで同じマニアル操作でキャプス
タンキャップ223をつまんでキャプスタン225を直
接反時計方向である矢印n3 方向に順次回転操作する。
すると、磁気テープTが巻取リールTRに次第に巻き取
られ、磁気テープTがTRに完全に巻き取られた後に、
カセットコンパーメント160及び操作パネル15のロ
ック手段177、147がロック解除され、カセットコ
ンパーメント160によってテープカセット4がイジェ
クトされることになる。
【0081】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明は上記した実施の形態に限定されることな
く、本発明の技術的思想に基づいて各種の変更が可能で
ある。例えば、記録媒体は磁気テープを収納したテープ
カセットに限定されることなく、光ディスクを収納した
光ディスクカセット等であっても良い。また、上記した
実施の形態では、操作パネルを上下方向への回転方式の
開閉式に構成したが、上部に表示パネルを取り付けた操
作パネルを前後方向等の水平方向にスライドして開閉す
るものであっても良い。更に、カセットコンパーメント
1はホップアップ式の他にもスロットインタイプ等を採
用することもできる。
【0082】
【発明の効果】以上のように構成された本発明の2軸式
コントローラと編集装置は、次のような効果を奏する。
【0083】請求項1の2軸式コントローラは、外側ダ
イアルを任意の位置まで回して手を離してもその位置を
保つので、手が疲れ難く、外側ダイアルを任意の位置ま
で回した状態から、内側ダイアルを手で押し下げるだけ
で、その瞬間に、リセット手段が回転復帰手段によって
リセット位置へ回転復帰されて、外側ダイアルの回転位
置検出手段を自動的にリセットすることができるように
して、ジョグ/シャトルモードの切り換えを瞬時に行え
るようにしたので、従来の2軸式コントローラに比べ
て、高い操作性を確保することができる。そして、この
2軸式コントローラをビデオ編集装置に採用することに
より、そのビデオ編集装置の薄型化を実現することがで
きる。
【0084】請求項2の2軸式コントローラは、任意の
回転位置で停止可能に構成された外側ダイアルの内側
に、回転と軸方向への移動が可能に構成され、かつ、任
意の回転位置で停止可能に構成された内側ダイアルを配
置し、これら外側及び内側ダイアルの回転位置検出手段
とは別に、内側ダイアルが上昇付勢手段に抗して上昇位
置から下降位置へ下降されたことを検出する下降位置検
出手段を設けたので、内側ダイアルを任意の位置まで回
して手を離しても、その位置を保つので、手が疲れ難い
上に、その内側ダイアルを任意の位置で押し下げるだけ
で、その内側ダイアルの回転位置検出手段をリセットす
ることができるので、内側ダイアルをいちいちリセット
位置まで手で戻さなくても、ジョグ/シャトルモードの
切り換えを瞬時に行えて、高い操作性を確保できる。
【0085】請求項3の2軸式コントローラは、外側ダ
イアルとリセット手段の連結手段をギアで構成したの
で、構造が簡単でありながら、これら外側ダイアルとリ
セット手段の連結及び解除を機械的に確実に行えて、動
作の信頼性が高い。
【0086】請求項4の2軸式コントローラは、回転復
帰手段を外側ダイアルの内周に形成されたカムと、リセ
ット手段に設けられて付勢手段によってカムに圧着され
るカム従動ローラとによって構成したので、この回転復
帰手段を外側ダイアルの内周にコンパクトに組み込むこ
とができて、2軸式コントローラ全体の薄型化を損なう
ことがない上に、外側ダイアルの何れの回転位置からで
も、リセット手段をリセット位置に回転復帰させること
ができて、動作の信頼性が高い。
【0087】請求項5の2軸式コントローラは、リセッ
ト手段のリセット位置での位置決め手段を金属のカム従
動ローラと、そのカム従動ローラの位置決めと位置検出
を兼用する検出ピンで構成したので、構造が簡単である
上に、リセット手段をリセット位置に正確に位置決めす
ることができて、動作の信頼性が高い。
【0088】請求項6の編集装置は、外側ダイアルをシ
ャトルダイアルに構成し、内側ダイアルをジョグダイア
ルに構成したので、ビデオ編集作業等に最適な2軸式ジ
ョグ/シャトルダイアルの操作性を著しく向上させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の携帯型ビデオ編集装置の実施の形態に
おけるビデオシステムの構成を説明する図面である。
【図2】同上の実施の形態における2台の携帯型ビデオ
編集装置の斜視図である。
【図3】図2の携帯型ビデオ編集装置の表示パネルを開
いた状態の正面図である。
【図4】図3の表示パネルの構成を説明する正面図であ
る。
【図5】図4の一部を拡大して示した正面図である。
【図6】図3の操作パネルを示した平面図である。
【図7】図6のレコーダー側の操作パネルの構成を説明
する平面図である。
【図8】図6のプレーヤー側の操作パネルの構成を説明
する平面図である。
【図9】ビデオ編集作業の概要を説明する図面である。
【図10】図2のキャリング用手段と2台の携帯型ビデ
オ編集装置の結合手段を説明する分解斜視図である。
【図11】図2のバッテリー装着部を説明する斜視図で
ある。
【図12】図11のバッテリー装着部のバッテリーの着
脱構造を説明する分解斜視図である。
【図13】図13のバッテリー装着部にバッテリーを装
着した様子を示す斜視図である。
【図14】図10の2台の携帯型ビデオ編集装置を電気
的に接続する接続コードを示した斜視図である。
【図15】同上の携帯型ビデオ編集装置のジョグ/シャ
トルダイアルの分解斜視図である。
【図16】同上のジョグ/シャトルダイアルの使用状態
の断面側面図である。
【図17】同上のジョグ/シャトルダイアル内のリセッ
ト回転子を説明する図16のA−A矢視での一部切欠き
下面図である。
【図18】同上のジョグ/シャトルダイアルにおけるジ
ョグの回転検出手段を説明する平面図である。
【図19】同上のジョグ/シャトルダイアルにおけるシ
ャトルダイアルの回転検出手段を説明する下面図であ
る。
【図20】同上のジョグ/シャトルダイアルにおけるシ
ャトルダイアルと回転子の連結ギアを展開して示した断
面側面図である。
【図21】1台の携帯型ビデオ編集装置と、そのコネク
ター部分を説明する斜視図である。
【図22】同上の携帯型ビデオ編集装置の操作パネルの
開状態を示した斜視図である。
【図23】同上の携帯型ビデオ編集装置における表示パ
ネルの開状態と、カセットコンパーメントのダウン状態
を示した側面図である。
【図24】図23の携帯型ビデオ編集装置のカセットコ
ンパーメントのポップアップ状態を示した側面図であ
る。
【図25】図22の操作パネルのロック機構を説明する
正面図である。
【図26】図25のロック機構のマニアルロック解除を
説明する一部切欠き正面図及びB−B矢視での断面側面
図である。
【図27】図23のダウン状態のポップアップ式カセッ
トコンパーメントを示した側面図である。
【図28】図24のポップアップ状態のポップアップ式
カセットコンパーメントを示した側面図である。
【図29】図27のカセットコンパーメントと操作パネ
ルの連結手段を示した側面図である。
【図30】図28のカセットコンパーメントと操作パネ
ルの連結手段を示した側面図である。
【図31】図27のカセットコンパーメントのロック機
構を内側から見た側面図である。
【図32】図31のロック機構のロック及びロック解除
動作を説明する側面図である。
【図33】カセットコンパーメントと操作パネルの2つ
のロック機構を同時に自動解除する解除機構を示した斜
視図である。
【図34】同上の携帯型ビデオ編集装置のビデオテープ
レコーダのローディング機構を示した平面図である。
【図35】同上のテープローディング機構のテープロー
ディング状態を示した斜視図である。
【図36】同上のテープローディング機構のドラム入口
側を示した斜視図である。
【図37】同上のテープローディング機構のドラム出口
側を示した斜視図である。
【図38】同上のテープローディング機構を概略的に示
した平面図である。
【図39】カメラ一体型ビデオテープレコーダと携帯型
ビデオ編集装置間におけるビデオ信号と制御信号の伝送
系を説明する回路ブロック図である。
【図40】同上の携帯型ビデオ編集装置のビデオ編集の
ための制御回路を説明する回路ブロック図である。
【符号の説明】
36は2軸式コントローラであるジョグ/シャトルダイ
アル、87は内側ダイアルであるジョグダイアル、88
は外側ダイアルであるシャトルダイアル、89はリセッ
ト手段であるリセット回転子、91はダイアルホルダ
ー、95はダイアル軸、98、103は摩擦板、10
8、112は上昇手段である圧縮コイルバネ、114は
連結手段、118は回転復帰手段、131、134は回
転位置検出手段である。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】任意の回転位置に停止可能に構成された外
    側ダイアルと、 上記外側ダイアルの内側に配置されて、回転と軸方向へ
    の移動が可能に構成された内側ダイアルと、 上記外側ダイアル及び内側ダイアルのそれぞれの回転位
    置を検出する2つの回転位置検出手段と、 上記内側ダイアルを上昇位置へ移動付勢する上昇付勢手
    段と、 上記内側ダイアルが上記上昇付勢手段に抗して上昇位置
    へ上昇されることによって上記外側ダイアルに連結され
    て一体に回転され、上記内側ダイアルが上記上昇付勢手
    段に抗して下降位置に下降されることによって、上記外
    側ダイアルに対する連結が解除されるリセット手段と、 上記外側ダイアルに対する上記リセット手段の連結が解
    除された瞬間に、そのリセット手段をリセット位置へ回
    転復帰させて、上記外側ダイアルの回転位置検出手段を
    リセットする回転復帰手段を備えたことを特徴とする2
    軸式コントローラ。
  2. 【請求項2】任意の回転位置に停止可能に構成された外
    側ダイアルと、 上記外側ダイアルの内側に配置されて、回転と軸方向へ
    の移動が可能に構成され、かつ、任意の回転位置に停止
    可能に構成された内側ダイアルと、 上記外側ダイアル及び内側ダイアルのそれぞれの回転位
    置を検出する2つの回転位置検出手段と、 上記内側ダイアルを上昇位置へ移動付勢する上昇付勢手
    段と、 上記内側ダイアルが上記上昇付勢手段に抗して下降位置
    へ下降されたことを検出して上記内側ダイアルの回転位
    置検出手段をリセットする下降位置検出手段を備えたこ
    とを特徴とする2軸式コントローラ。
  3. 【請求項3】上記外側ダイアルと上記リセット手段との
    連結手段をギアで構成したことを特徴とする請求項1に
    記載の2軸式コントローラ。
  4. 【請求項4】上記回転復帰手段を上記外側ダイアルの内
    周に形成されたカムと、上記リセット手段に設けられて
    付勢手段によって上記カムに圧着されるカム従動ローラ
    とによって構成したことを特徴とする請求項1に記載の
    2軸式コントローラ。
  5. 【請求項5】上記リセット手段のリセット位置での位置
    決め手段を金属のカム従動ローラと、そのカム従動ロー
    ラの位置決めと位置検出を兼用する検出ピンで構成した
    ことを特徴とする請求項3に記載の2軸式コントロー
    ラ。
  6. 【請求項6】請求項1又は請求項2又は請求項3又は請
    求項4又は請求項5に記載の2軸式コントローラにおけ
    る上記外側ダイアルをシャトルダイアルに構成し、上記
    内側ダイアルをジョグダイアルに構成したことを特徴と
    する編集装置。
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