JP2004111038A - 磁気記録/再生装置のデッキメカニズム - Google Patents

磁気記録/再生装置のデッキメカニズム Download PDF

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Abstract

【課題】 全体のサイズを縮小でき構成が簡単であり機構的に安定した動作が可能なように改善された磁気記録/再生装置のデッキメカニズムを提供する。
【解決手段】 メインデッキと、メインデッキにローディング/アンローディングするよう設けられ一対のリールディスクが設けられたサブデッキと、サブデッキのローディング時テープを引き出してヘッドドラム側に接触ガイドさせるポールベースローディングユニットと、ピンチローラユニットと、いずれか一つのリールディスクを選択的に制動させるためのブレーキユニットと、メインデッキ上に往復摺動自在に設けられるメイン摺動部材とメインデッキに設けられサブデッキとポールベースローディングユニットとブレーキユニット及びメイン摺動部材を全て連動させるメインカムギアとを含む。
【選択図】   図2

Description

 本発明は磁気記録/再生装置に係り、特に、テープカーセットのテープローディングに関わる磁気記録/再生装置のデッキメカニズムに関する。
 一般に、磁気記録/再生装置は磁気テープのような記録媒体に情報を記録し、記録された情報を再生する装置であって、VCR(video cassette tape recorder)、カムコーダ(camcoder)などがある。
 前述したような磁気記録/再生装置に採用されるデッキメカニズムは、テープカーセットを所定位置に移動させるカーセットローディング手段と、ローディングされるカーセットから磁気テープを引き出させるテープローディング手段と、引き出されたテープを所定テンションで支持してガイドするテープガイド手段と、テープカーセットのテープリールが安着されるリールが安着される二つのテーブルと、該テーブルを選択的に制動するためのブレーキユニットと、テープをキャプスタンとピンチローラとの間に圧着させるピンチローラユニットなどを具備する。
 前述したような構成を有するデッキメカニズムは通常に所定の制御プログラムによって駆動され、各構成要素の複合的な駆動によってテープに情報を記録/再生機能、早送り、巻き戻し、高速サーチ、逆再生などの機能を行なう。
 ところが、近年カムコーダなどのような磁気記録/再生装置が軽薄短小化する傾向に対応するため、構成が簡単であり機構的に安定的な動作を行なえるよう各構成要素及び構成要素間の連結関係がさらに簡単になるよう改善させるべき必要性がある。
 本発明は前述したような問題点を解決するために案出されたもので、全体のサイズを縮小でき、構成が簡単であり機構的に安定化した動作が可能なように改善された磁気記録/再生装置のデッキメカニズムを提供することにある。
 前述した目的を達成するための本発明に係る磁気記録/再生装置のデッキメカニズムは、ヘッドドラムとにキャプスタンモータが設けられるメインデッキと、該メインデッキにローディング/アンローディングされるよう設けられ、テープカーセットのテープリールが安着される一対のリールディスクが設けられたサブデッキと、該サブデッキのローディング時テープを引き出して前記ヘッドドラム側に接触ガイドさせるポールベースローディングユニットと、前記サブデッキのローディング時前記テープを前記キャプスタンモータの軸に圧着させるピンチローラユニットと、前記いずれか一つのリールディスクを選択的に制動させるためのブレーキユニットと、前記メインデッキ上に往復摺動自在に設けられ、前記ピンチローラユニットの駆動を制御するメイン摺動部材と、前記メインデッキに回転自在に設けられ、回転駆動時前記サブデッキとポールベースローディングユニットとブレーキユニット及びメイン摺動部材を全て連動させるメインカムギアとを含むことを特徴とする。
 ここで、前記ポールベースローディングユニットは、前記メインデッキで往復動するよう設けられ、ローディング時テープを前記ヘッドドラムに接触走行させる一対のポールベース組立体と、前記メインデッキに設けられ前記ポールベース組立体の移動をガイドするガイドレールと、該ガイドレールに回転自在に設けられ、互いにギア連結され少なくともいずれか一つは前記メインカムギアに連結される一対のローディングギアと、前記各ローディングギアを前記ポールベース組立体それぞれにリンク連結させる一対のリンクユニットを含むことが望ましい。
 また、前記一対のローディングギアのうち少なくともいずれか一つは前記ガイドレールに直接に結合されるようフックが一体に形成されることが良い。
 また、前記ローディングギアは、前記ガイドレールの下部に回転自在に嵌め込まれる第1ローディングギアと、該第1ローディングギアにギア連結される第1ギア部と、前記メインカムギアに連結される第2ギア部を有し、前記ガイドレールに回転自在に設けられる第2ローディングギアとを含むことが良い。
 また、前記第2ギア部は前記第1ギア部より低い位置に段差あるよう形成され、前記第1ギア部より大きい半径を有することが良い。
 また、前記第2ギア部は前記メインカムギアに所定区間だけギア連結されるよう前記第2ローディングギアの外周面に所定区間にだけギア歯が突出して形成され設けられることが良い。
 また、前記第2ギア部の両端には前記メインカムギアの回転方向に沿ってそのメインカムギアとギア連結開始のために相対的に深い大ギアの谷がそれぞれ形成され、前記メインカムギアには前記大ギアの谷それぞれに対応するよう周囲のギア歯より相対的に大きく突出して形成される一対の大ギア歯が形成されることが良い。
 また、前記一対の大ギア歯は前記メインカムギアの外周全区間に形成されたギア歯より低い位置に形成されることが良い。
 また、前記メインカムギアは、動力を伝達されるよう外周全体に形成されたメインギア部と、該メインギア部より低い位置に前記大ギア部がギア歯に連結されるよう所定区間設けられた連結ギア部と、該連結ギア部の開始及び端部に前記連結ギア部のギア歯より大きく形成され前記大ギア谷それぞれにギア連結される一対が大ギア歯と、前記連結ギア部及び大ギア歯を外れ、前記メインギア部より低い位置に所定距離円弧状に突出して形成され前記大ギア部の外周面に摺動接触される摺動羽根部を有することが良い。
 また、前記ピンチローラユニットは、前記メインデッキに回転自在に設けられ、ローディングされるサブデッキに連動して前記キャプスタンモータの軸側に回動される回動レバーと、該回動レバーの一端に回転自在に設けられ前記キャプスタンモータの軸に密着されるピンチローラと、前記回動レバーに設けられ、前記摺動部材に押されて圧縮しつつ前記サブデッキに一次に押された回動レバーを前記キャプスタンモータの軸に加圧するトーションバネとを含むことが良い。
 また、前記トーションバネの一端は前記メイン摺動部材側に下向きに折り曲げられ、前記メイン摺動部材には前記トーションバネの一端を接触加圧する加圧突起が上方に突出して形成されることが良い。
 また、前記トーションバネが前記回動レバーと共にローディング時、前記メイン摺動部材は前記トーションバネの移動を干渉しないよう所定距離1回繰り返して往復動されることが良い。
 また、前記トーションバネのローディング完了時、前記トーションバネの一端は前記加圧突起の移動区間に位置され、前記メイン摺動部材の移動時接触加圧可能なことが良い。
 また、前記メインカムギアには、前記メイン摺動部材を連動させ往復動を制御するためのメインカムホームが所定長さ及び形状で形成されることが良い。
 また、前記メインカムホームは前記メインカムギアの下面に形成されることが良い。
 また、前記ブレーキユニットは、前記サブデッキ上に回動自在に設けられ、前記リールディスクに接触及び離隔される第1ブレーキと、該第1ブレーキを前記リールディスクに接触されるよう加圧するバネと、前記第1ブレーキと同軸的に設けられ、前記第1ブレーキが前記リールディスクから離隔される方向へは第1ブレーキと共に回動され、逆方向へは独立的に回動しつつ前記リールディスクに接触される第2ブレーキと、前記第2ブレーキが前記リールディスクに接触されるよう加圧するトーションバネを含み、前記第1及び第2ブレーキそれぞれは前記サブデッキのローディング時前記メインカムギアに選択的に接触され連動しつつ前記リールディスクから分離/接触されることが良い。前記第1及び第2ブレーキそれぞれの下側には前記メインカムギアに接触されガイドされる第1及び第2ガイドピンが突出して形成されることが良い。
 また、前記メインカムギアには前記第1及び第2ガイドピンを順次にガイドするガイド溝が前記メインカムギアの回転方向に所定区間設けられることが良い。
 また、前記ガイド溝は前記メインカムギアの上面に所定区間形成され、前記第1及び第2ガイドピンはローディング/アンローディング時前記ガイド溝に順次に進入及び離隔され選択的にガイドされることが良い。
 また、前記リールディスクは前記メインカムギアに隣接したサプライ側リールディスクであることが良い。
 また、前記サブデッキの上部に設けられ、前記ブレーキユニットを支持するリールカバーをさらに含むことが良い。
 また、前記サブデッキには前記メインカムギアのローディング/アンローディング時前記メインカムギアに突出して形成された突出ピンに連動され前記サブデッキを移動させ得るよう所定形状のカムホームが形成されることが良い。
 また、前記メインカムギアに連動して動作されるよう設けられ、前記サブデッキのローディング/アンローディングを含んだ各種動作モードを感知するためのモードスイッチをさらに含むことが良い。
 また、前記モードスイッチは、前記メインカムギアの合に設けられ、複数の接触片を有する弾性ブラシと、該弾性ブラシが接触される所定形状のモード感知パターンが設けられ、前記メインカムギアの下面に対向するよう前記メインデッキ上に設けられるFPCを含むことが良い。
 また、前記メインカムギアの下面には前記弾性ブラシを収容して支持するための収容溝が引込形成されることが良い。
 また、前記メインカムギアは、前記メインデッキの上面に回転自在に設けられる円盤型のボディと、前記ポールベースローディングユニットを連動させるよう前記ボディの外周に所定形状で形成されたギア歯と、前記ボディの下面に形成され、前記メイン摺動部材を連動させ往復動させるカムホームと、前記ボディの上面に形成され前記ブレーキユニットを連動させ駆動させるガイド溝と、前記ボディの上面に突出して形成され前記サブデッキを連動させローディング/アンローディングさせる突出ピンを含むことが良い。
 本発明に係るデッキメカニズムはメインカム部材を基準に別の周囲のユニットが連動するよう構成されることによって部品数を削減でき、構成を簡単にすることができる。従って、製品の軽量化及び小型化が可能になるので全体的な費用を低減できると同時に、優れた品質の製品を生産できる利点がある。
 以下、添付した図面を参照して本発明の実施形態による磁気記録/再生装置のデッキメカニズムを詳述する。
 図1及び図2を参照すれば、本発明の実施形態による磁気記録/再生装置のデッキメカニズムは、ヘッドドラム110とキャプスタンモータ120が設けられるメインデッキ100と、メインデッキ100にローディング/アンローディング自在に設けられるサブデッキ200と、サブデッキ200のローディング時テープ10をテープカーセットから引き出してヘッドドラム110に接触走行させるポールベースローディングユニット300と、引き出されるテープ10をキャプスタンモータ120の軸に接触加圧させるピンチローラユニット400と、サブデッキ200に設けられた一対のリールディスク210、220のうちいずれか一つを制動させるためのブレーキユニット500(図9参照)と、メインデッキ100に往復摺動自在に設けられるメイン摺動部材600、及びサブデッキ200とポールベースローディングユニット300とブレーキユニット500及びメイン摺動部材600を全て連動させるメインカムギア700と、レビューアームユニット800と、テンションポール組立体900を含んで構成される。
 ヘッドドラム110は高速回転しつつ外周に接触走行するテープに情報を記録し、記録された情報を再生する。キャプスタンモータ120は各リールディスク210、220を回転駆動させるための動力を提供する。また、キャプスタンモータ120の軸121はメインデッキ100に直立設置され走行されるテープ10をガイドする。
 また、メインデッキ100にはメインカムギア700を駆動させサブデッキ200を含んだ幾つかのユニット300、400、500、600を動かす動力を提供するための駆動モータ101が設けられる。駆動モータ101の動力は複数の連動ギア102、103を通してメインカムギア700に伝達される。
 サブデッキ200はメインデッキ100上でローディング/アンローディング自在に設けられる。このサブデッキ200にはメインカムギア700の上部に突出して形成された突出ピン710にガイドされるカムホーム201が形成される。従って、メインカムギア700の回転時カムホーム201が突出ピン750によってガイドされることで、サブデッキ200のローディング/アンローディングが可能になる。
 サブデッキ200には一対のリールディスク210、220が設けられる。各リールディスク210、220にはテープカーセットのテープリールがそれぞれ結合される。ここで、左側のリールディスク210はテープを供給する箇所であって、サプライリールディスクと称し、右側のリールディスク220は供給されるテープを巻き取る箇所であって、テークアップリールディスクと称する。また、サブデッキ200の上部にはリールカバー230が設けられる。リールカバー230には後述するブレーキユニット500が支持される。
 図3、図4及び図5を参照すれば、ポールベースローディングユニット300はメインデッキ100上で往復動する一対のポールベース組立体310、320と、メインデッキ100に設けられポールベース組立体310、320の移動をガイドする一対のガイドレール331、333と、一対のローディングギア340、350と、一対のリンクユニット360、370を具備する。
 ポールベース組立体310、320それぞれはガイドレール331、333に沿って往復動され、ローディング時カーセットからテープを引き出してヘッドドラム110に接触走行されるようガイドする。このようなポールベース組立体310、320それぞれはガイドレール331、333に摺動自在に設けられるポールベース311、321と、ポールベース311、321それぞれに設けられるテープガイドローラ312、322及びガイドポール313、323を具備する。このようなポールベース組立体310、320の構成は一般的な構成であり、ガイドポール313、323が省かれる。
 ガイドレール331、333はメインデッキ100上に設けられるレールプレート330に形成される。レールプレート330は金属鋼板であって、ヘッドドラム110が設けられるドラムベースと結合され得る。
 前記一対のローディングギア、すなわち第1及び第2ローディングギア340、350はレールプレート330に回転自在に設けられ、互いにギア連結される。また、第1ローディングギア340はメインカムギア700にギア連結され動力を伝達される。第1ローディングギア340は第1リンクユニット360によってポールベース組立体310に連結され、第2ローディングギア350は第2リンクユニット370によってポールベース組立体320に連結される。第1ローディングギア340は第2ローディングギア350とギア連結される第1ギア部341と、メインカムギア700に選択的にギア連結される第2ギア部343を有する。第1及び第2ギア部341、343は相異なる高さに段差あるよう形成される。すなわち、第1ギア部341が第2ギア部343より高く形成される。そして、第1ギア部341は第2ギア部343より小さい半径を有する。
 ここで、第2ギア部343はメインカムギア700に所定区間だけギア連結されるよう円周方向に所定区間みにだけギア歯343aが形成される。そして、各ギア歯343aの両端部にはメインカムギア700とのギア連結開始のための相対的に深くて大きい大ギアの谷343bが形成される。また、各ローディングギア340、350はレールプレート330に取り付けられる固定軸部334、435に回転自在に嵌め込まれる。また、各ローディングギア340、350は製造が容易であり低価格の合成樹脂材の成形物を使用することが良い。
 第1及び第2リンクユニット360、370それぞれは各ローディングギア340、350に連結される第1リンク部材361、371と、第1リンク部材361、371とポールベース組立体310、320を連結する第2リンク部材363、373を備える。ここで、第1リンク部材361、371それぞれは各ローディングギア340、350と一体に細い棒状に形成される。そして、第1リンク部材361、371と第2リンク部材363、373の一端はヒンジ連結される。すなわち、第1リンク部材361、371それぞれは各ローディングギア340、350の一側から突出して形成されることによって一端が各ローディングギア340、350に固定され、他端は各第2リンク部材363、373にヒンジ結合される。このような第1リンク部材361、371は外力によって曲げ変形及び復元可能な材質で形成されることが望ましい。また、各第2リンク部材363、373の他端は各ポールベース311、321にヒンジ連結される。
 これによれば、各リンク部材361、371は、磁気テープのローディング時、ポールベース組立体310、320がガイドレール331、333の終端に接触された場合にも第2ローディングギア340がローディング方向にさらに回転駆動されても曲げ変形が可能になる。
 また、リンク部材361、371には第1ローディングギア340の過回転によるリンク部材361、371の焼成変形を防止するための弾性補強手段として鉄心365、375がそれぞれ設けられる。このうち第1リンク部材361に設けられた鉄心365を図6を参照して説明すれば、鉄心365は一端が第1リンク部材361の装着孔361aに挿入され、他端は第1ローディングギア340に設けられた装着溝340aに挿入されることによって第1リンク部材361及び第1ローディングギア340に両端が支持される。このような構成の鉄心365は単純に第1ローディングギア340の外周面に一端を固定させ、その他端を装着溝361aに固定させることによって第1リンク部材365の補強手段としての役割を果たす。本実施形態では、固定軸部334が結合される第1ローディングギア340の軸支持部340bにトーションバネ365aをさらに設け、そのトーションバネ365aの一端を延して鉄心365と同様な構成をトーションバネ365aが有し得るようになる。ここで、鉄心375の構成も前述した鉄心365と同様な構成を有する。このような構成によれば、磁気テープ10のローディング時第1ローディングギア340が過回転されることによって第1リンク部材361、371に発生される弾性復元力を増加させ得る。従って、ポールベース組立体310、320をガイドレール331、333の終端にさらに密着させると同時に、第1リンク部材361、371の焼成変形をさらに確実に抑えられる。
 図7A及び図7Bを通してさらに具体的に説明すれば、磁気テープのローディング時メインカムギア700が駆動モータ101の動力を伝達され回転駆動すれば、第1ローディングギア340も回転駆動される。第2ローディングギア350も第1ローディングギア340に連動して回転される。各ローディングギア340、350の回転に伴って第1及び第2リンク部材(361、371)(363、373)が広げられながらポールベース組立体310、320はガイドレール331、333のヘッドドラム110側の終端に移動される。このようにポールベース組立体310、320がガイドレール331、333に沿って移動してから終端に接触すれば、組立体310、320はこれ以上磁気テープがローディングされる方向に移動できない。しかし、メインカムギア700はポールベース組立体310、320をガイドレール331、333の終端に密着させるため所定回転角程さらに回転駆動され、これにより第1及び第2ローディングギア340、350はメインカムギア700に接触された状態で押されて回転方向に回転力をさらに受ける。
 このように各ローディングギア340、350に回転力がさらに加わると、第1リンク部材361、371及び鉄心365、375には荷重が働く。これにより、第1リンク部材361、375は図7Bに示した通り弾性的に曲がり、ポールベース組立体310、320をガイドレール331、333の終端側に密着させることと共に、そのポールベース組立体310、320を弾力的に支持できるようになる。このような効果は鉄心365、375を排除し、弾性復元力が大きい第1リンク部材361、371だけを使用する場合も同一な効果を期することができる。
 また、第1リンク部材361、371と第2リンク部材363、373のヒンジ連結構造を詳述する。本実施形態では図8及び図9に示した通り、第1リンク部材361と第2リンク部材363を例として説明する。図8及び図9を参照すれば、第1リンク部材361の一端にはヒンジ突起366が突出して形成され、第2リンク部材363の一端にはヒンジ突起366に対応するヒンジ孔363aが貫通して形成される。ヒンジ突起366は第1リンク部材361と一体にその第1リンク部材366の上面に突出される。また、第1リンク部材361と第2リンク部材363の相対的な回転範囲を限定するための限定突起367が第1リンク部材361の上面に突出して形成される。前述した構成によれば、ヒンジ突起366がヒンジ孔363aに挿入され所定角度回転できる。この際、ヒンジ突起366がヒンジ孔363aから分離されることを防止できる分離防止手段として、ヒンジ突起366の上端で偏心されるよう突出して形成された分離防止係止爪366aと、ヒンジ孔363aの内周を切開して延びた分離防止溝363bがさらに設けられる。
 前述した構成によれば、第1リンク部材361の分離防止係止爪366aが分離防止溝363bに対向して互いに方向を合わせた状態で、ヒンジ突起366をヒンジ孔363aに挿入する。その後、分離防止係止爪366aと分離防止溝363bが互いに重ならないよう、すなわち図9に示した通り、各リンク部材361、363を回転させれば各リンク部材361、363のヒンジ連結が完了される。この状態では、分離防止係止爪366aが第2リンク部材363の上面に接触され、第2リンク部材363の上下動を規制して分離されることを防止する。そして、各リンク部材361、363が連結された状態で、相互回転範囲内では係止爪366aと分離防止溝363bは互いにオーバーラップされないため、各リンク部材361、363は分離されなくなる。
 以上のように、ヒンジ突起366をリンク部材361に一体に突出して形成させ第2リンク部材363とヒンジ連結させることによって、スタッド部材のような別のヒンジ結合手段を不要とする。従って、部品数を削減して製造コストを低減できる効果を期することができる。
 一方、図面に示されていないが、本実施形態とは違って、ヒンジ突起366とヒンジ孔363aの位置を変えて形成しても同一な期待効果を得られることは当然である。
 図3及び図10を参照すれば、メインカムギア700は円盤型のボディ710と、ボディ710の外周に形成されたギア部720と、ボディ710の下面に形成されたメインカムホーム730と、ボディ710の上面に形成されたガイドレール740及びボディ710の上面に突出して形成された突出ピン750を有する。
 ギア部720は駆動モータ101の動力を伝達されるようボディ710の外周全体に形成されたメインギア部711と、メインギア部711より低い位置に形成される連結ギア部712と、連結ギア部712の開始及び終了部に連結ギア部712のギア歯より大きく形成される一対の大ギア歯713と、連結ギア部712及び大ギア歯713を外れたボディ710の外周に形成された摺動羽根部714を具備する。
 メインギア部711は連結ギア103にギア連結され動力を伝達される。連結ギア部712はメインギア部711より低い位置に所定区間だけ形成され、望ましくはメインギア部711に一体に形成される。この連結ギア部712は第1ローディングギア340の第2ギア部343にギア連結される。一対のギア歯713は所定距離離隔するよう設けられ、第1ローディングギア340の大ギアの谷343a、343bに対応形成される。勿論、大ギア歯713はメインギア部711よりは低い位置、すなわち連結ギア部712と同一位置に形成されることによって連結ギア103とは干渉されない。また、大ギア歯713は第1ローディングギア340の第1ギア部351とは干渉されず、第2ギア部343とは選択的にかみ合いする十分な距離に形成される。摺動羽根部714はメインギア部711より低い位置に、すなわち連結ギア部712と大ギア歯713と同じ高さにボディ710の外周に所定区間形成される。この摺動羽根部714はメインギア部711より大きい半径を有するよう円弧状に突出して形成される。この摺動羽根部714は第2ギア部353の非ギア部343cに摺動接触する。従って、メインギア部711と第1ローディングギア340がギア連結されない状態では摺動羽根部714と非ギア部343cが滑るよう接触された状態を維持する。
 メインカムホーム730はボディ710の下面に回転方向に所定長さに形成される。図9を参照すれば、メインカムホーム730にはメイン摺動部材600のガイドピン610が挿入されガイドされる。従って、メインカムギア700の回転時ガイドピン610がメインカムホーム730に沿ってガイドされることによってメイン摺動部材600が左右に往復動する。ここで、メインカムギア700がローディング方向Aまたは逆方向Bに回転する時毎にメイン摺動部材600が少なくとも1回以上繰り返して左右往復してガイドするため、メインカムホーム730は長手方向にボディ710の回転中心から一定でない長さに可変されるよう形成される。
 ガイドレール740はボディ710の上面に所定形状及び長さに突出して形成される。このガイドレール740は、サブデッキ200のローディング時後述するブレーキユニット500を連動させる。ガイドレール740もボディ710の回転中心から距離が可変されるよう形成される。ガイドレール740は彎曲型の第1ガイド部741、第1ガイド部741の彎曲面から側面に突出して形成された第2ガイド部742を有する。このようなガイド部741、742によるブレーキユニット500の連動関係は後述する。
 また、ボディ710の上部に突出して形成された突出ピン750は、前述したように、サブデッキ200のローディング/アンローディング動作のためのものである。
 また、メインカムギア700の下部にはモードスイッチ770が設けられる。モードスイッチ770はメインカムギア700の回転状態によるサブデッキ200のローディング/アンローディング状態、ポールベース駆動ユニット300の動作状態、ピンチローラユニット400及びブレーキユニット500などの動作状態、すなわち各種動作モードを感知するためのものである。このようなモードスイッチ770はメインカムギア700の下部に設けられる弾性ブラシ771と、弾性ブラシ771が接触されるようメインデッキ100に設けられるFPC773を備える。メインカムギア700の下部には弾性ブラシ771を収容するための収容溝701が引込形成される。収容溝701には弾性ブラシ771を固定するための押込突起702が突出して形成される。押込突起702に弾性ブラシ771に形成された固定ホール771bが強制に挿入工程される。
 弾性ブラシ771は導電性材質で作製され、固定ホール771bを有するプレート型のボディ771aと、ボディ771aから延びた複数の接触片771cを有する。接触片771cは所定形状に折り曲げられてFPC773に弾力的に接触される。
 FPC773は図11に示した通り、メインデッキ100の上面に取付けられる。このFPC773は弾性ブラシ771の接触片771cが選択的に接触される所定形状のモード感知パターン773aを有する。モード感知パターン773aはメインカムギア700の回転中心の周囲に円弧形に配置形成される。従って、弾性ブラシ771がメインカムギア700と共に回転しつつモード感知パターン773aに選択的に接触及び分離されることによって、メインカムギア700の回転状態を感知し、それより各種モードを感知できるようになる。このようにモードスイッチをメインカムギア700の下部に一体に設けることによって、組立てが簡単であり工程を減らせる利点がある。
 図12を参照すれば、ピンチローラユニット400はサブデッキ200のローディング時テープ10をキャプスタンモータ120の軸121に圧着させるためのものである。このようなピンチローラユニット400は、メインデッキ100に回転自在に設けられる回動レバー410と、回動レバー410に回転自在に設けられるピンチローラ420と、回動レバー410に同軸的に設けられるトーションバネ430を具備する。
 回動レバー410は一端がメインデッキ100に回転自在に設けられる。そして、回動レバー410の終端にはピンチローラ420が設けられる。回動レバー410にはトーションバネ430の両端を支持するための係止突起411、412が設けられる。回動レバー410にはローディングされるサブデッキ200に接触され押されるピン413が突出して形成される。このため、サブデッキ200の先端にはピン413を接触加圧するための加圧部203がヘッドドラム110側に突出して形成される。ピンチローラ420はサブデッキ200のローディング時、キャプスタンモータ120の軸121に密着されテープの搬送をガイドする。
 トーションバネ430は回動レバー410の回転中心に同軸的に巻かれるよう設置される。このトーションバネ430は両端が係止突起411、412それぞれに支持されたるみが抑えられる。このトーションバネ430はサブデッキ200のローディング時一次にそのサブデッキ200に押されてキャプスタン120側に加圧され、次いで摺動部材600に押されて2次に圧縮しつつピンチローラ420がキャプスタンモータ120の軸121に密着されるようにする。このように摺動部材600に接触できるようトーションバネ430の一端は回動レバー410を外れるよう十分な長さに延びた後、下方に折り曲げられる。このように形成されたトーションバネ430の折曲部431はメイン摺動部材600に選択的に接触して押される。
 また、回動レバー410をローディングされた状態からアンローディング状態に復帰させるための復帰バネ440が設けられる。復帰バネ440は回動レバー410の回転中心に同軸的に設けられる。そして、復帰バネ440は一端がメインデッキ100に固定され、他端は係止リング412に固定される。
 メイン摺動部材600はメインデッキ100上でB1、B2方向に往復動する。すなわち、メイン摺動部材600はメインカムギア700の回転時、そのメインカムギア700に形成されたメインカムホーム730に沿ってガイドピン610がガイドされることによって、B1、B2方向への移動が制御される。メイン摺動部材600がB1方向に移動する際トーションバネ430の折曲部431を接触加圧するための加圧突起620が上方に折り曲げられて設けられる。
 図13及び図14を参照すれば、ブレーキユニット500はサブデッキ20上に回動自在に設けられサプライ側リールディスク210の回転を選択的に制動させるためのものである。このようなブレーキユニット500は第1ブレーキ510と、第2ブレーキ520と、バネ530と、トーションバネ540を具備する。本発明の実施形態では、ブレーキユニット500はリールカバー230に設けられる。すなわち、第1ブレーキ510はリールカバー230に回動自在に設けられ、回動方向によって一端がリールディスク210に接触及び分離される。バネ530は第1ブレーキ510の他端とリールカバー230に連結され、第1ブレーキ510をリールディスク210に接触されるよう弾性加圧する。第2ブレーキ520は第1ブレーキ510と同軸的に設けられ回動され、回動時リールディスク210のギア歯211に選択的に接触及び分離される。第2ブレーキ520と第1ブレーキ510との間にはトーションバネ540が設けられる。トーションバネ540は第2ブレーキ520がギア歯211に接触されるよう弾性加圧する。
 また、図15に示した通り、リールカバー230の下部にはブレーキ510、520を支持するためのフック231が一体に形成される。第1ブレーキ510に形成された軸孔512にフック231が言わばワンタッチ式で結合される。そして、第2ブレーキ520は第1ブレーキ520の軸支持部513の外周に回転自在に挿入される。
 ここで、リールカバー230には残りテークアップリールディスク210の回転を制動するテークアップ側ブレーキユニット550がさらに設けられる。ブレーキユニット550はメイン摺動部材600に連動して動作される構成であって公知の技術であり、本発明の要旨とは無関係なので詳しい説明は省く。但し、リールカバー230にはテークアップ側ブレーキユニット550を回転自在に支持するためのフック233が一体にさらに形成される。フック233はブレーキユニット550の軸溝に言わばワンタッチ式で押込結合される。以上の構成を通して分かる通り、リールカバー230に先にブレーキユニット510、520、550を組立てた後、リールカバー230をサブデッキ200の上部に組立てるようになる。この際、ブレーキ510、520、550をリールカバー230に一体に形成されたフック231、233に組立てることによって、別の組立部品が不要になる。従って、これによる組立部品及び組立工数を減らして費用を低減できる利点がある。
 一方、前述した構成を有するブレーキユニット500はサブデッキ200のローディング/アンローディング時メインカムギア700に連動して動作される。従って、第1及び第2ブレーキ510、520それぞれは突出して形成された第1及び第2ガイドピン511、521を有する。また、サブデッキ200には第1及び第2ガイドピン511、521が通過され移動可能なガイド孔(図示せず)が形成される。第1ガイドピン511、521はメインカムギア700のガイドレール740によってガイドされることによって、各ブレーキ510、520の動作が制御される。第1ガイドピン511は第1ガイド部741によってガイドされ、第2ガイドピン511は第2ガイド部742によってガイドされ動作が制御される。ガイドピン511、521によるブレーキ510、520の詳しい動作は後述する。
 レビューアームユニット800はサブデッキ200のローディング/アンローディング時そのサブデッキ200に連動され位置移動しつつ、テークアップ側リールディスク220から引き出される磁気テープ10の走行をガイドする。このようなレビューアームユニット800は図16及び図17に示した通り、サブデッキ200に回動自在に連結されるレビューアーム810と、レビューアーム810が終端に直立設置されるレビューポール820を含む。
 レビューアーム810は一端が回転軸811によってサブデッキ200に回転自在に支持される。また、レビューアーム810は回転軸811と並び、メインデッキ100に形成されたガイドスリット100aに沿って移動するガイドピン812を有する。サブデッキ200のローディング/アンローディング時ガイドピン812がガイドスリット100aに沿ってガイドされることによって、レビューアーム810は回転軸811を中心に回転できる。
 レビューポール820は磁気テープ10のローディング状態でテープカーセットから引き出された磁気テープ10の走行経路上に、すなわちキャプスタンモータ120に隣接位置して走行される磁気テープ10をガイドする。このレビューポール820はレビューアーム810の回動によってD1及びD2方向に移動できる。一方、このようなレビューポール820は磁気テープ10と接触しつつ磁気テープ10から発生するテンションをD3方向に受ける。これにより、レビューアーム810はD2方向に回動力を受けるようになって流動できる。また磁気テープ10のテンションの変化によって、レビューポール820がD1及びD2方向に瞬間的に動ける。このようになれば磁気テープ10の走行が不安定になって画面再生時画面のジッターなどが発生する場合がある。この点を勘案して、レビューアーム810がローディングされた状態で流動されることを防止するための手段がさらに具備される。
 すなわち、前記流動防止手段として、レビューアーム810の先端に突出して形成された突起813と、突起813に対応する安着溝131を有するブロック体130を備える。ブロック体130はメインデッキ100の上部に設けられるもので、本実施形態ではデッキの内部とデッキの外部との間に電気信号が通電自在にするFPC20を支持するFPCホルダであることが望ましい。FPCホルダ130にFPC20が支持されることによってそのFPC20がレビューポール820に接触されることが防止される。このようなFPCホルダ130に突起813が嵌込まれる安着溝131が形成される。安着溝131はレビューアーム810と同一な高さに対向するFPCホルダ130の前面130aに形成される。安着溝131は突起813の幅と高さそれぞれに対応する幅と高さを有するよう形成される。
 従って、磁気テープ10のローディング時、レビューアーム810はサブデッキ200と共に移動しつつ回動する。そして、レビューアーム810の突起813が安着溝131に嵌着される。すると、レビューアーム810の突起813はx軸及びy軸それぞれに流動できなくなる。結局、レビューアーム810はローディングされた状態で流動が抑えられD1及びD2方向への流動が抑えられ、レビューポール820が磁気テープ10から働くテンションにも関わらず姿勢が固定される。また、レビューアーム810はy軸方向へも流動されることが抑えられ磁気テープ10を安定的にガイドできるようになる。従って、再生モード時画面ジッターなどの画面不良を防止できる効果が得られる。
 テンションポール組立体900は磁気テープ10のローディング時テープカーセットから磁気テープ10を引き出し、引き出された磁気テープ10をメインデッキ100の外郭側に引っ張って磁気テープ10に所定張力を提供するためのものである。このようなテンションポール組立体900は図18に示した通り、テンションアーム910とテンションアーム910に直立設置されるテンションポール920と、バネ930と、ブレーキバンド940と、バンドホルダ950及び偏心カム部材960を具備する。
 テンションアーム910は回動ピン911を中心に回転自在にサブデッキ200に設けられる。テンションアーム910の終端には磁気テープ10を接触支持してガイドするテンションポール920が設けられる。このテンションアーム910は回動ピン911と並んで下方に突出して形成されたガイドピン912を有する。ガイドピン912はサブデッキ200のローディング及びアンローディング時、メインデッキ100に形成されたガイドスリット100bに沿ってガイドしつつテンションアーム910を回動させる。バネ930はテンションアーム910をF1方向に弾性加圧するよう一端はテンションアーム910に、他端はメインデッキ100に連結される。
 ブレーキバンド940はサプライ側リールディスク210とテンションアーム910とを連結するよう設けられ、リールディスク210の外周の一部を包むよう設けられる。このようなブレーキバンド940は磁気テープ10のローディング時サプライ側リールディスク210に所定サイズの制動力を選択的に提供して磁気テープ10がローディングまたは走行時磁気テープ10のテンションを調節するようになる。このブレーキバンド940は繊維材質または薄膜状の金属材質で形成される。
 一方、ブレーキバンド940のテンションアーム910側はテンションアーム910の回動中心であるヒンジ軸911から所定距離離隔するようテンションアーム910に設けられたバンド支持手段によって支持される。ブレーキバンド940が閉曲線で形成される場合、前記バンド支持手段としてブレーキバンド940のテンションアーム910側を係止して支持できる別の軸部材(図示せず)などが使用でき、本実施形態のように両端が切れた形態のブレーキバンド940を使用する場合、バンドホルダ950のような別の部材が使用されるなど多様な形態のバンド支持手段を構成することができる。
 本実施形態におけるバンドホルダ950はテンションアーム910の回動中心であるヒンジ軸911から所定距離離隔された第1軸913上で回動されるようテンションアーム910に設けられる回動ボディ951と、ブレーキバンド940の両端を支持するよう回動ボディ951の外周面から突出して形成される一対の支持片953を含む。支持片953それぞれの両端内側にはブレーキバンド940の両端それぞれとフック結合されるフック953aが突出して形成される。このような支持片953は本実施形態のように一対に設けられなくてもブレーキバンド940の両端を全て支持できれば単位個当たり回動ボディ951から突出して形成されても良い。この際、バンドホルダ950は回動ボディ951と支持片953が一体に形成しやすくするよう成形物で形成され、その支持片953の弾性変形が可能なように所定サイズの弾性復元力を有する合成樹脂材で形成されることが良い。
 図19を参照すれば、偏心カム部材960はヒンジ軸911及び第1軸913それぞれから離隔された位置の第2軸915上で偏心回転されるようテンションアーム910に設けられる。偏心カム部材960はその側面がバンドホルダ950またはブレーキバンド940に直接に接触設置される。これによれば、偏心カム部材960の偏心回転時第2軸915との距離が線形的に可変される偏心カム部材960の側面がバンドホルダ950またはブレーキバンド940を加圧することによってブレーキバンド940の張力を可変させ得るようになる。本実施形態における偏心カム部材960はバンドホルダ950の支持片953にその外周面が接触されるようテンションアーム910に設けられる。このような構成によれば、偏心カム部材960とバンドホルダ950をテンションアーム910上に同一平面積に配置することが可能になる。従って、テンションポール組立体900の全体の厚さを縮められるようになり、デッキ全体のスリム化が可能になる。
 前述した構成を有するテンションポール組立体900の動作について簡単に説明する。サブデッキ200のローディング時テンションポール組立体900がサブデッキ200上で磁気テープ10を引き出す方向に回動される。
 一方、図20に示した通り、テンションアーム910が完全に回動された状態でテンションポール920の位置が基準位置Pよりメインデッキ100の外側にさらに偏って位置する場合が発生する。この場合は偏心カム部材960を反時計方向に回動させる。前述したように、偏心カム部材960を反時計方向に回転させれば、偏心カム部材960の側面に接触される支持片953が加圧される。このように支持片953が加圧されれば、所定の弾性復元力を有するバンドホルダ950の形状が図20に示された通り弾性変形される。このようなバンドホルダ950の形状変形によって支持片953の終端とサプライ側リールディスク210との間隔が広まる。すると、可変されるブレーキバンド940の張力によってテンションアーム910は図20のF2方向に回動するようになって既に設定されたテンションポール920の基準位置Pにテンションポール920が位置するようになる。
 一方、図21に示した通り、テンションアーム910が回動された状態でテンションポール920の位置が基準位置Pに達しない場合は偏心カム部材960を時計方向に回転させる。すると、偏心カム部材960との接触によりバンドホルダ950の支持片953に働いていた加圧力の大きさが小さくなる。これにより、バンドホルダ950の形状が本来の形状に復元され、かつテンションアーム910はバネ930の弾性復元力によって支持片953と偏心カム部材960との間に所定接触力が発生するまで、図21のF1方向に回動するようになる。これにより、テンションポール920が基準位置Pに位置できるようになる。
 また、前述した本発明の実施形態による磁気記録/再生装置のデッキメカニズムの動作をメインカムギア700の回転駆動を基準にしてさらに詳しく説明すれば次の通りである。
 ここで、メインカムギア700の回転時、サブデッキ200のローディング動作と、ポールベースユニット300のローディング動作と、ピンチローラユニット400のローディング動作と、ブレーキユニット500の動作は同時にまたは時系列的に連続して発生するもので、本発明の実施形態では説明の便宜のために各ユニット別に区分して説明する。また、レビューアームユニット800及びテンションポール組立体900の動作は前述したので、以下では省く。
 まず、ポールベースユニット300の動作を説明すれば次の通りである。
 図3の状態は一対のポールベース組立体310、320がアンローディングされた状態である。このような状態において、未図示のサブデッキ200にテープカーセットが装着される。すると、駆動モータ101の駆動によってメインカムギア700がA1方向に回転し始まる。メインカムギア700の前方の大ギア歯713aは第1ローディングギア340の大ギアの谷53bにかみ合いされる。すると、図22に示した通り、この時から第1ローディングギア340の第2ギア部353がメインカムギア700の連結ギア部712にギア連結され共に連動される。従って、第1ローディングギア340が回転され、第2ローディングギア350も共に連動して回転される。すると、各ローディングギア340、350に一体に連結されたリンク部材361、371が共に回転しつつ広げられ、ポールベース組立体310、320はガイドレール331、333に沿って移動される。それから図23に示した通り、後ろ側大ギア歯713bが第1ローディングギア340の他の大ギア谷343cを外れると、メインカムギア700と第1ローディングギア340のギア連結が分離される。従って、第1ローディングギア340はこれ以上回転されず、メインカムギア700だけ所定角度さらに回転する。この時は、各ポールベース組立体310、320が組立てられたガイドレール331、333の終端に完全に密着された状態である。そして、図24に示した通り、メインカムギア700の摺動羽根部714が第1ローディングギア340の非ギア部343cと第2ギア部343aに同時に接触された状態に維持される。従って、摺動羽根部714に第2ギア部343aが係止され逆方向、すなわちポールベース組立体310、320がアンローディングされる方向に回転されることが抑えられる。そして、メインカムギア700がA1方向にさらに回転されても、羽根部714が非ギア部343cに接触された状態で滑るため追加的な回転が可能になる。
 一方、前述したようにメインカムギア700の回転によってポールベースユニット300がローディングされたことと同じく、図24の状態においてメインカムギア700がA2方向に回転すれば、ローディング時の逆順で第1ローディングギア340を所定区間でだけギア連結させ回転させ得る。従って、簡単な構成でポールベースローディングユニット300のローディング/アンローディング駆動が可能になる。
 次いで、ピンチローラユニット400のローディング動作をメイン摺動部材600の往復動及びサブデッキ200のローディング動作と共に説明する。
 図12はメインカムギア700が所定角度A1方向に回転され、サブデッキ200が所定距離ローディングされた状態である。すなわち、メインカムギア700の回転時突出ピン750によってサブデッキ200のカムホーム210がガイドしつつ、サブデッキ200がローディングされる。サブデッキ200はローディングしつつその先端の加圧部203が回動レバー410のピン413を押し出して回動レバー410をC1方向に回動させる。かつメイン摺動部材600はメインカムギア700のカムホーム730にガイドされ、B2方向に所定距離移動される。
 図25に示した通り、メイン摺動部材600がB2方向に所定距離移動された状態では、メイン摺動部材600の加圧突起620がトーションバネ430の回転半径の内側に位置するようになる。従って、回動レバー410と共にトーションバネ430は図26に示した通り、C1方向にさらに回転する。すると、トーションバネ430の折曲部431は加圧突起620に干渉されずそのまま通過してその加圧突起620の左側に位置するようになる。さらに具体的には、折曲部431は加圧突起620のB1方向への移動区間に位置する。そして、このようにトーションバネ430の折曲部431が位置されれば、サブデッキ200のローディングが完了された状態としてピンチローラ420はキャプスタンモータ120の軸121にテープを挟んで接触される。
 前述したように、サブデッキ200がローディング完了した状態でもメインカムギア700はA1方向にさらに回転駆動される。すると、メイン摺動部材600のガイドピン610がカムホーム730に沿ってガイドされることによって、メイン摺動部材600はB1方向に移動される。すると、図27に示した通り、加圧突起620がトーションバネ430の折曲部431に接触される。このような状態に待機していてからプレイ(play)状態になれば、メインカムギア700はA1方向にさらに回転される。すると、メイン摺動部材600は図28に示した通り、カムホーム730にガイドされB1方向に完全に移動される。この際、加圧突起620がトーションバネ430の折曲部431をB1方向に加圧して移動させる。従って、トーションバネ430は押されたほど圧縮され、その圧縮力によってピンチローラ610はキャプスタンモータ120の軸121に密着される。このようにメインカムギア700の回転力と動作を用いてピンチローラユニット400の動作を制御することによって、構成が簡単であり動作が簡潔になる利点がある。ここで、ピンチローラ410のアンローディング、すなわち復帰動作はサブデッキ200のアンローディング時逆順で進行される。回動レバー420の復帰力は復帰バネ440(図12参照)の弾性復元力によってなされる。
 引き続き、ブレーキユニット500の動作をメインカムギア700及びサブデッキ200の動作と共に説明する。
 図13に示した状態は、テープカーセットが装着されず、サブデッキ200がアンローディングされた状態である。このようなアンローディング状態では、第1及び第2ブレーキ510、520がリールディスク210に接触されている状態である。この状態において、駆動モータ101の駆動によってメインカムギア700がA1方向に回転されれば、サブデッキ200は突出ピン750に引っ張られローディングし始める。そして、サブデッキ200がある程度ローディングされれば、各ブレーキ510、520のガイドピン511、512がガイドレール740に順次に接触されガイドされる。すなわち、図29に示した通り、第2ブレーキ510のガイドピン511が第1ガイド部741に先に進入してガイドされることによって、第1ブレーキ510が回動されリールディスク210から分離される。そして、サブデッキ200が完全にローディングされた後、メインカムギア700だけA方向にさらに回転されれば、図30に示した通り、ガイドピン511は第1ガイド部741に案内され、第2ガイドピン521は第2ガイド部742に案内され第2ブレーキ520を回動させる。こうなれば、第1及び第2ブレーキ510、520はリールディスク210から離隔される。従って、リールディスク210は自由に回転できる状態になる。
 勿論、アンローディング時にはメインカムギア700はローディング時の逆方向に回転され、よって第1及び第2ガイドピン511、521はガイドレール740から分離される。そして、第1及び第2ブレーキ510、520はリールディスク210に再び接触される。
 以上述べたような本発明の実施形態による磁気記録/再生装置のデッキメカニズムは、メインカムギアの回転動作によってポールベースローディングユニット300、ピンチローラユニット400、ブレーキユニット500及びサブデッキ200が同時に駆動される。従って、各ユニットを駆動させるための別の構成が不要であり、部品を最小化しつつ簡単な構成を有する。従って、製品の小型化と軽量化に有用である。
 一方、図31を参照して本発明の他の実施形態によるリールカバー結合装置を説明する。図31を参照すれば、リールカバー結合装置は、サブデッキ200に設けられた支持ホルダ240と、リールカバー250に形成されたホールディング部254を備える。
 支持ホルダ240は図32及び図33に示した通り、サブデッキ200の一部が切開され一次に上部に折り曲げられた直立部241と、直立部241から2次に水平方向に連続して折曲形成された水平部243を有する。すなわち支持ホルダ240は‘Z'字形を有する。
 リールカバー250はリールディスク220を露出させる孔251を有し、テープエンドセンサ270を支持するセンサホルダ252を有し得る。テープエンドセンサ270はテープカーセットからたるんだり巻き取られる磁気テープの終端を感知するためのものである。このテープエンドセンサ270はFPC271を通してサブデッキ200上の回路部(図示せず)と連結される。このため、FPC271の接点部271aを支持するためのリールカバー250の一端253はスクリューS1によってサブデッキ200に固定される。
 また、リールカバー250は他の二つの地点でもスクリューS2、S3によってサブデッキ200に結合される。すなわち、本実施形態ではリールカバー250は三地点でスクリューS1、S2、S3によってサブデッキ200に固定される。
 また、リールカバー250に形成されたホールディング部254はスクリューによらず、言わば嵌合式によってサブデッキ200に結合され固定される。このようなホールディング部254は‘U’字形の嵌込溝254aを有する。このような嵌合溝254aが支持ホルダ240の直立部241に嵌込まれることによって、リールカバー250の水平方向への位置が固定され、水平部243によってリールカバー250の上下方向への位置が固定される。従って、通常四つのスクリューを使用したことに比べて、スクリューを三つに減らした状態でもリールカバー250をサブデッキ200に固定させ得る。従って、部品削減及び組立工程の短縮による費用節減効果を期することができる。
 また、図34、図35及び図36を参照して本発明の他の実施形態によるピンチローラ駆動メカニズムについて説明する。図34、図35及び図36では前述した図面の構成要素と同一な構成要素については同一な参照符号を説明し、それによる詳しい説明は省略する。
 同図を参照すれば、ピンチローラ駆動メカニズムはメインデッキ100にローディング/アンローディングされるよう設けられるサブデッキ200’と、メインデッキ100に設けられ磁気テープ10をキャプスタンモータ120のキャプスタン軸121に密着されるよう移動させるピンチローラ420を支持する回動レバー410’を備える。回動レバー410’にはトーションバネ430が同軸的に設けられる。ここで、回動レバー410’にはカムホーム415が所定長さ及び所定形状で形成される。カムホーム415に挟込まれるカム突起204aがサブデッキ200の先端加圧部204の上面に突出して形成される。カム突起204aは加圧部204のバーリング(burring)加工によって加圧部204の下面を上部に突出して形成させ設けられる。従って、サブデッキ200’のローディング時カム突起204aとカムホーム415の連動によって回動レバー410’が同時に回動される。そして、サブデッキ200のアンローディング時にもカム突起204aとカムホーム415の連動作用によって回動レバー410’が自動に復帰される。従って、図12に示した復帰バネ440を不要にして部品数を削減することができる。
 このような構成を有する本発明の他の実施形態によるピンチローラ駆動メカニズムの動作を簡単に説明する。
 まず、図34の状態においてメインカムギア700の回転によってサブデッキ200’がE1方向にローディングされる。すると、サブデッキ200’のカム突起204aに連動して回動レバー410’がC1方向に回動される。この際、トーションバネ430も共に回動される。すると、図36に示した通り、ピンチローラ420が磁気テープ10を挟んでキャプスタン軸121に接触される。そして、トーションバネ430の折曲部431はメイン摺動部材600の加圧突起620の左側に位置される。
 この状態でメインカムギア700の回転によってメイン摺動部材600がB1方向に移動される。すると、加圧突起620がトーションバネ430の折曲部431を加圧するようになる。従って、トーションバネ430がさらに圧縮され、その圧縮力によってピンチローラ420はキャプスタン軸121側にさらに密着される。
 また、前記状態においてサブデッキ200’をE2方向にアンローディングさせれば、まずトーションバネ430がメイン摺動部材600の加圧突起620で解除される。次いで、サブデッキ200’の移動に連動して回動レバー410’が回動され図34の状態に復帰される。
 以下、本発明の他の実施形態によるテープたるみ防止装置について説明する。本実施形態によるテープたるみ防止装置は、サプライ側リールディスク210に回転負荷を提供し磁気テープがたるみ出る現象を防止するためのものである。このようなテープたるみ防止装置の構成について先に説明し、これによってサプライ側リールディスク210に回転負荷を提供する動作について説明する。また、図37以降の図面においては前述した図面の構成要素と同一な構成要素について同一な参照符号を付し、それによる詳しい説明は省く。
 図37を参照すれば、メインデッキ100にはヘッドドラム110及び駆動モータ101が設けられる。駆動モータ101の動力は減速ギア(図示せず)、連動ギア102、及びモードスイッチギア104を経てメインカムギア(図示せず)に伝達される。
 モードスイッチギア104は所定の動作モードについて各動作モード別信号を制御するモードスイッチ(図示せず)を背面に備える。それで、テープレコーダが所定の動作モードによって順次に動作するようになっている。モードスイッチギア104には、図38Aに示した通り、一面に円周方向に半径の長さが相違に形成されたカム部材105が設けられる。カム部材105には二つの陥没部分が設けられるが、この部分は本発明で大事な構成要素である。前記カムの構造及び役割については後述する。
 サブデッキ200にはサプライ側リールディスク210とテークアップ側リールディスク220が設けられる。サプライ側リールディスク210はカーセットの供給側ハブを支持するもので、未再生/未録画されたテープが巻かれている部分を支持する。テークアップ側リールディスク220はカーセットの巻取側ハブを支持するもので、既再生/既録画されたテープが巻かれている部分を支持する。
 また、サブデッキ200にはテンションポール組立体900’と、リールディスク210に回転負荷を提供する回転負荷提供手段が設けられる。
 図38Aないし図38Dはテープレコーダの動作モードによる動作モードスイッチ
ギア104、テンションポール組立体900’、ブレーキバンド940、サブブレーキ51、レバーブレーキ52及びサプライ側リールディスク210を示す平面図である。図38Aはサブローディングモード段階を示した図である。図38Bはサブローディングモードとストップモードとの段階を示す図である。図38Cはストップモード段階を示す図である。図38Dはプレイバックモード段階を示す図である。
 図38Aに示した通り、モードスイッチギア104にはその一面にカム部材105が形成される。カム部材105には第1陥没部105aと第2陥没部105bが設けられ、その間には突出部105cが設けられる。突出部105cの頂点の半径は第1陥没部105a及び第1陥没部105bを除いた部分の半径長さと同一なサイズを有することが望ましい。
 テンションポール組立体900’はテンションアーム91、テンションポール92、連動部93、ガイドピン94及びバネ95を含む。テンションポール92はテンションアーム91の一端に直立設置され、テンションアーム91はサブデッキ200に回動自在に設けられる。連動部93はモードスイッチギア104のカム部材105と接触してテンションアーム91の回動範囲を限定するようテンションアーム91の一側に形成される。ガイドピン94とバネ95は図18のガイドピン912とバネ930と同一な機能を果たすもので、詳細な説明は省く。
 サプライ側リールディスク210の回転負荷提供手段はサブブレーキ51、レバーブレーキ52及びブレーキバンド940を含む。
 サブブレーキ51の一端にはブレーキバンド940を挟んでリールディスク210の一側を加圧する制動部51aが突出して形成され、他端はサブデッキ200に設けられる引っ張りバネ54と連結される。これによりサブブレーキ51はサブデッキ200上で回動自在であり、引っ張りバネ54の復帰力によって制動部51aがリールディスク210を加圧するようになる。このような加圧力によってリールディスク210には所定の回転負荷が提供される。
 ここで、メイン摺動部材600が図37に示されている通りB1方向に摺動すれば、メイン摺動部材600が制動部51aの下部に突出して形成された突起部51bを接触して押し出す。すると、サブブレーキ51が時計方向に回動され、制動部51aはリールディスク210から離隔されることによってリールディスク210に働いていた回転負荷が解除される。
 レバーブレーキ52はサブブレーキ51と同軸的にサブデッキ200に回動自在に設けられる。レバーブレーキ52の終端には突出部52aが設けられている。また、ブレーキ51、52の回転中心にトーションバネ53が設けられ、そのトーションバネ53の両端は各ブレーキ51、52に弾力的に支持されている。従って、サブブレーキ51が解除される動作と連動してトーションバネ53の弾性復元力が発生し、その弾性復元力によってレバーブレーキ52が加圧され突出部52aがリールディスク210のギア列の溝部分に接触してリールディスク210に回転負荷が提供される。
 また、レバーブレーキ52も下面に突出して形成された突起部52bを有する。従って、メイン摺動部材600がB1方向に移動してサブブレーキ51を干渉した後さらに移動すれば突起部52bに接触するようになる。すると、レバーブレーキ52が反時計方向に回動し、よって突出部52aがリールディスク210から離隔されリールディスク210に働いていた回転負荷が解除される。
 ブレーキバンド940はリールディスク210の外側を一部分巻き付けるよう設けられ、両端はテンションアーム91に設けられたバンドホルダ96に連結される。テンションアーム91が反時計方向に回転すれば、ブレーキバンド940に張力が発生するようになってリールディスク210をぐるぐる巻きながら接触するようになる。このようにブレーキバンド940がリールディスク210に接触することによって、リールディスク210に回転負荷が提供される。逆の場合として、テンションアーム91が時計方向に回動すれば、ブレーキバンド940に働いていた張力が解除されリールディス210から離隔される。従って、リールディスク210に働いていた回転負荷が解除される。
 図39はテープレコーダのエンドセンサモード、エジェクトモード、アンローディングモード、ローディング動作モード、ストップモード、プレイバックモード段階におけるサブブレーキ51、レバーブレーキ52及びブレーキバンド940の作用状態をグラフ化して示した図である。
 以下、前述したような構成を有するテープたるみ防止装置の動作を前記各モード段階と共に説明する。
 図37を参照すれば、エンドセンサモードはサブデッキ200がメインデッキ100についてE2方向に離隔され、ハウジング(図示せず)が開放された状態でテープカーセットに内蔵されたテープの最端部に存する非磁性面を感知してテープのローディングを可能にする動作モードである。
 エジェクトモードはテープカーセットを取出せる動作モードである。
 アンローディングモードはテープがヘッドドラム110に接触されず、ハウジングにテープカーセットが挿入された状態でそのハウジングがサブデッキ200に安着された動作モードである。
 サブローディングモードは駆動モータ101によってサブデッキ200がE1方向に摺動してメインデッキ100とドッキングされ、ポールベース組立体310’、320’は一次にローディングされ、メイン摺動部材600がB1方向に摺動されることによってピンチローラ420がキャプスタン軸121に密着される動作モードである。
 前記エンドセンサモードないしサブローディングモードでは、サブブレーキ51がブレーキバンド940を挟んでリールディスク210の側面を加圧してリールディスク210に所定の回転負荷を提供する。このような作用状態は図39にグラフで示されている。
 特に、サブローディングモードにおいて、テンションポール組立体900’の連動部93は、図38Aに示した通り、モードスイッチギア104のカム部材105の第1陥没部105aが位置した部分の反時計方向の側部に接触するようになる。従って、ブレーキバンド940が図39に示した通り、完全なブレーキ作用状態を示す“オン状態”にならない。しかし、前述したように、サブブレーキ51がリールディスク210に回転負荷を提供しているため、テープの過度なたるみが抑えられる。
 前記ストップモードは再生中の画面を停止させ、ピンチローラ420をキャプスタン軸121から離隔させる動作モードである。この時はメイン摺動部材600がサブブレーキ51と接触しつつB1方向に移動してサブブレーキ51のブレーキ作用が解除される。そして、トーションバネ53の弾性力によってレバーブレーキ52の突出部52aがリールディスク210に接触してリールディスク210に制動力が働くようになることで、テープの過度なたるみが抑えられる。この際、図38Cに示した通り、テンションポール組立体900’の連動部93はカム部材105の突出部105cに接触するようになる。従って、テンションアーム91が時計方向に動く、ブレーキバンド940の張力が緩くなる。従って、ブレーキバンド940は、図39に示した通り、“オン状態”にならない。しかし、この場合も前述したように、レバーブレーキ52がリールディスク210に回転負荷を提供していてテープの過度ななたるみが抑えられる。
 前記サブローディングモードとストップモードとの間である図39のG区間では、サブブレーキ51が解除される一方、サブブレーキ41と連動されるレバーブレーキ52が選択的に働き始める。従って、図38Dに示した通り、サブブレーキ51とレバーブレーキ52が全てリールディスク210に回転負荷を提供しない場合がある。
 この際、図38Bに示した通りテンションポール組立体900’の連動部93はカム部材105の第1陥没部105aに接触するようになる。従って、テンションアーム91が反時計方向に回動するようになってブレーキバンド940の張力が増加する。すると、ブレーキバンド940がリールディスク210に強く接触され、ブレーキバンド940は図39のように“オン状態”にあるJ部分がグラフに現れる。これによりリールディスク210に所定の回転負荷が働くようになる。そして、カーセットから引き出されたテープに所定のテンションが供されるようにする結果となってテープの過度なたるみが抑えられる。勿論、テンションポール組立体900’が反時計方向に回動される場合、テンションポール92も同一な方向に位置移動してテープに張力を提供することによってテープのたるみ防止効果がさらに向上される。
 前記プレイバックモードは画面を再生できるようピンチローラ420をキャプスタン軸121に圧着させながらテープが走行する動作モードである。この際はレバーブレーキ52がリールディスク210から離隔されリールディスク210の回転負荷が解除される。また、図38Dに示した通り、レバーブレーキ52の制動力が解除される前にテンションポール組立体900’の連動部93はカム部材105の第2陥没部105bに接触するようになる。ここで、第2陥没部105bに連動部93が接触される時点は、レバーブレーキ52がリールディスク210に回転負荷が解除される前でなければならない。そのためには第2陥没部105bの陥没開始位置は適切に決定され形成される。
 引き続き、連動部93が第2陥没部105bに接触することによって、テンションアーム91が反時計方向に回動されブレーキバンド940に張力が発生する。従って、図39に示したように、レバーブレーキ52が解除される前にブレーキバンド940が“オン状態”として働くK部分がグラフで現れる。これにより、リールディスク210に所定の回転負荷が提供され、カーセットから引き出された磁気テープに所定のテンションを付するようになる。従って、テープの過度なたるみが抑えられる効果を奏でる。
 本発明はVCRやカムコーダのように磁気テープを記録媒体とする磁気記録/再生装置に適用できる。
本発明の実施形態による磁気記録/再生装置のデッキメカニズムのローディング状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態による磁気記録/再生装置のデッキメカニズムのアンローディング状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態による磁気記録/再生装置のデッキメカニズムのローディング状態を示す平面図である。 図3に示したポールベースローディングユニットを抜粋して示す斜視図である。 図4の要部断面図である。 図4の要部を抜粋して示す分離斜視図である。 図4に示したローディングユニットの動作状態を説明するための概略的な平面図である。 図4に示したローディングユニットの動作状態を説明するための概略的な平面図である。 本発明の他の実施形態によるポールベース組立体のローディングユニットを示す斜視図である。 本発明の他の実施形態によるポールベース組立体のローディングユニットを示す斜視図である。 図3に示したメインカムギアを抜粋して示す分離斜視図である。 図10に示したFPCを抜粋して示す平面図である。 本発明の実施形態による磁気記録/再生装置のデッキメカニズムのピンチローラユニットを説明するための概略的な平面図である。 本発明の実施形態による磁気記録/再生装置のデッキメカニズムのブレーキユニットを説明するための概略的な平面図である。 図13のブレーキユニットを抜粋して示す斜視図である。 図13の要部を切開して示す断面図である。 本発明の実施形態による磁気記録/再生装置のレビューアームユニットを示す概略的な斜視図である。 図16に示したレビューアームユニットの側面図である。 本発明の実施形態による磁気記録/再生装置のテンションポール組立体を示す概略的な平面図である。 図18の要部を示す断面図である。 図18に示したテンションポール組立体の動作を説明するための概略的な平面図である。 図18に示したテンションポール組立体の動作を説明するための概略的な平面図である。 本発明の実施形態による磁気記録/再生装置のデッキメカニズムのポールベースローディングユニットのローディング状態を説明するための平面図である。 本発明の実施形態による磁気記録/再生装置のデッキメカニズムのポールベースローディングユニットのローディング状態を説明するための平面図である。 本発明の実施形態による磁気記録/再生装置のデッキメカニズムのポールベースローディングユニットのローディング状態を説明するための平面図である。 本発明の実施形態による磁気記録/再生装置のデッキメカニズムのピンチローラユニットのローディング動作を説明するための平面図である。 本発明の実施形態による磁気記録/再生装置のデッキメカニズムのピンチローラユニットのローディング動作を説明するための平面図である。 本発明の実施形態による磁気記録/再生装置のデッキメカニズムのピンチローラユニットのローディング動作を説明するための平面図である。 本発明の実施形態による磁気記録/再生装置のデッキメカニズムのピンチローラユニットのローディング動作を説明するための平面図である。 本発明の実施形態による磁気記録/再生装置のデッキメカニズムのブレーキユニットローディング動作を説明するための平面図である。 本発明の実施形態による磁気記録/再生装置のデッキメカニズムのブレーキユニットローディング動作を説明するための平面図である。 本発明の他の実施形態による磁気記録/再生装置のリールカバー結合装置を説明するための概略的な分離斜視図である。 図31に示したリールカバーの概略的な平面図である。 図31に示されたリールカバーがサブデッキに結合された状態を示す断面図である。 本発明の他の実施形態による磁気記録/再生装置のピンチローラ駆動メカニズムを説明するための平面図である。 図34の要部を示す断面図である。 図34の状態でサブデッキがローディングされる状態を示す平面図である。 本発明の他の実施形態による磁気記録/再生装置のテープたるみ防止装置を示す平面図である。 図37に示されたテープたるみ防止装置の動作を説明するための概略的な平面図である。 図37に示されたテープたるみ防止装置の動作を説明するための概略的な平面図である。 図37に示されたテープたるみ防止装置の動作を説明するための概略的な平面図である。 図37に示されたテープたるみ防止装置の動作を説明するための概略的な平面図である。 本発明の実施例によるテープたるみ防止装置を用いたテープレコーダのモード進行状態を示すグラフである。 本発明の実施例によるテープたるみ防止装置の動作と比較するための従来のモード進行グラフである。
符号の説明
100 メインデッキ          
200 サブデッキ
300 ローディングユニット      
400 ピンチローラユニット
500 ブレーキユニット        
600 メイン摺動部材
700 メインカムギア         
800 レビューアームユニット
900 テンションポール組立体

Claims (26)

  1.  ヘッドドラムとキャプスタンモータが設けられるメインデッキと、
     該メインデッキにローディング/アンローディングするよう設けられ、テープカセットのテープリールが安着される一対のリールディスクが設けられたサブデッキと、
     該サブデッキのローディング時テープを引き出して前記ヘッドドラム側に接触ガイドさせるポールベースローディングユニットと、
     前記サブデッキのローディング時前記テープを前記キャプスタンモータの軸に圧着させるピンチローラユニットと、
     前記いずれか一つのリールディスクを選択的に制動させるためのブレーキユニットと、
     前記メインデッキ上に往復摺動自在に設けられ、前記ピンチローラユニットの駆動を制御するメイン摺動部材と、
     前記メインデッキに回転自在に設けられ、回転駆動時前記サブデッキとポールベースローディングユニットとブレーキユニット及びメイン摺動部材を全て連動させるメインカムギアとを含むことを特徴とする磁気記録/再生装置のデッキメカニズム。
  2.  前記ポールベースローディングユニットは、
     前記メインデッキで往復動するよう設けられ、ローディング時テープを前記ヘッドドラムに接触走行させる一対のポールベース組立体と、
     前記メインデッキに設けられ前記ポールベース組立体の移動をガイドするガイドレールと、
     該ガイドレールに回転自在に設けられ、互いにギア連結され少なくともいずれか一つは前記メインカムギアに連結される一対のローディングギアと、
     前記各ローディングギアを前記ポールベース組立体それぞれにリンク連結させる一対のリンクユニットとを含むことを特徴とする請求項1に記載の磁気記録/再生装置のデッキメカニズム
  3.  前記一対のローディングギアのうち少なくともいずれか一つは、前記ガイドレールに直接に結合されるようフックが一体に形成されることを特徴とする請求項2に記載の磁気記録/再生装置のデッキメカニズム。
  4.  前記ローディングギアは、
     前記ガイドレールの下部に回転自在に嵌め込まれる第1ローディングギアと、
     前記第1ローディングギアにギア連結される小ギア部と、前記メインカムギアに連結される大ギア部を有し、前記ガイドレールに回転自在に設けられる第2ローディングギアとを含むことを特徴とする請求項2に記載の磁気記録/再生装置のデッキメカニズム。
  5.  前記大ギア部は、前記小ギア部より低い位置に段差あるよう形成され、前記小ギア部より大きい半径を有することを特徴とする請求項4に記載の磁気記録/再生装置のデッキメカニズム。
  6.  前記大ギア部は、前記メインカムギアに所定区間だけギア連結されるよう前記第2ローディングギアの外周面に所定区間にだけギア歯が突出して形成され設けられることを特徴とする請求項4に記載の磁気記録/再生装置のデッキメカニズム。
  7.  前記大ギア部の両端には、前記メインカムギアの回転方向に沿ってそのメインカムギアとギア連結開始のために相対的に深い大ギアの谷がそれぞれ形成され、前記メインカムギアには前記大ギアの谷それぞれに対応するよう周囲のギア歯より相対的に大きく突出して形成される一対の大ギア歯が形成されることを特徴とする請求項6に記載の磁気記録/再生装置のデッキメカニズム。
  8.  前記一対の大ギア歯は、前記メインカムギアの外周の全区間に形成されるギア歯より低い位置に形成されることを特徴とする請求項7に記載の磁気記録/再生装置のデッキメカニズム。
  9.  前記メインカムギアは、
     動力を伝達されるよう外周全体に形成されるメインギア部と、
     前記メインギア部より低い位置に前記大ギア部がギア歯に連結されるよう所定区間設けられた連結ギア部と、
     前記連結ギア部の開始及び終了部に前記連結ギア部のギア歯より大きく形成され前記大ギアの谷それぞれにギア連結される一対の大ギア歯と、
     前記連結ギア部及び大ギア歯を外れ、前記メインギア部より低い位置に所定距離円弧状に突出して形成され前記大ギア部の外周面に摺動接触される摺動羽根部とを有することを特徴とする請求項6に記載の磁気記録/再生装置のデッキメカニズム。
  10.  前記ピンチローラユニットは、
     前記メインデッキに回転自在に設けられ、ローディングされるサブデッキに連動して前記キャプスタンモータの軸側に回動される回動レバーと、
     前記回動レバーの一端に回転自在に設けられ前記キャプスタンモータの軸に密着されるピンチローラと、
     前記回動レバーに設けられ、前記摺動部材に押されて圧縮されながら前記サブデッキに一次に押された回動レバーを前記キャプスタンモータの軸に加圧するトーションバネとを含むことを特徴とする請求項1に記載の磁気記録/再生装置のデッキメカニズム。
  11.  前記トーションバネの一端は前記メイン摺動部材側に下向きに折り曲げられ、前記メイン摺動部材には前記トーションバネの一端を接触加圧する加圧突起が上方に突出して形成されることを特徴とする請求項10に記載の磁気記録/再生装置のデッキメカニズム。
  12.  前記トーションバネが前記回動レバーと共にローディング時、前記メイン摺動部材は前記トーションバネの移動を干渉しないよう所定距離1回繰り返して往復動することを特徴とする請求項10に記載の磁気記録/再生装置のデッキメカニズム。
  13.  前記トーションバネのローディング完了時、前記トーションバネの一端は前記加圧突起の移動区間に位置され、前記メイン摺動部材の移動時に接触加圧可能なことを特徴とする請求項11に記載の磁気記録/再生装置のデッキメカニズム。
  14.  前記メインカムギアには、
     前記メイン摺動部材を連動させ往復動を制御するためのメインカムホームが所定長さ及び形状で形成されることを特徴とする請求項10に記載の磁気記録/再生装置のデッキメカニズム。
  15.  前記メインカムホームは、前記メインカムギアの下面に形成されることを特徴とする請求項14に記載の磁気記録/再生装置のデッキメカニズム。
  16.  前記ブレーキユニットは、
     前記サブデッキ上に回動自在に設けられ、前記リールディスクに接触及び離隔される第1ブレーキと、
     該第1ブレーキを前記リールディスクに接触するように加圧するバネと、
     前記第1ブレーキと同軸的に設けられ、前記第1ブレーキが前記リールディスクから離隔される方向へは第1ブレーキと共に回動され、逆方向へは独立的に回動しながら前記リールディスクに接触される第2ブレーキと、
     前記第2ブレーキが前記リールディスクに接触するように加圧するトーションバネとを含み、
     前記第1及び第2ブレーキそれぞれは前記サブデッキのローディング時前記メインカムギアに選択的に接触され連動しつつ前記リールディスクから分離/接触されることを特徴とする請求項1に記載の磁気記録/再生装置のデッキメカニズム。
  17.  前記第1及び第2ブレーキそれぞれの下側には、前記メインカムギアに接触されガイドされる第1及び第2ガイドピンが突出して形成されることを特徴とする請求項16に記載の磁気記録/再生装置のデッキメカニズム。
  18.  前記メインカムギアには、前記第1及び第2ガイドピンを順次にガイドするガイド溝が前記メインカムギアの回転方向へ所定区間設けられることを特徴とする請求項17に記載の磁気記録/再生装置のデッキメカニズム。
  19.  前記ガイド溝は前記メインカムギアの上面に所定区間形成され、
     前記第1及び第2ガイドピンは、ローディング/アンローディング時に前記ガイド溝に順次に進入及び離隔され選択的にガイドされることを特徴とする請求項18に記載の磁気記録/再生装置のデッキメカニズム。
  20.  前記リールディスクは、前記メインカムギアに隣接したサプライ側リールディスクであることを特徴とする請求項16に記載の磁気記録/再生装置のデッキメカニズム。
  21.  前記サブデッキの上部に設けられ前記ブレーキユニットを支持するリールカバーをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の磁気記録/再生装置のデッキメカニズム。
  22.  前記サブデッキには、前記メインカムギアのローディング/アンローディング時に前記メインカムギアに突出して形成された突出ピンに連動して前記サブデッキを移動させ得るよう所定形状のカムホームが形成されることを特徴とする請求項1に記載の磁気記録/再生装置のデッキメカニズム。
  23.  前記メインカムギアに連動して動作されるよう設けられ、前記サブデッキのローディング/アンローディングを含む各種動作モードを感知するためのモードスイッチをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の磁気記録/再生装置のデッキメカニズム。
  24.  前記モードスイッチは、
     前記メインカムギアの合に設けられ、複数の接触片を有する弾性ブラシと、
     該弾性ブラシが接触される所定形状のモード感知パターンが設けられ、前記メインカムギアの下面に対向するよう前記メインデッキ上に設けられるFPCと、を含むことを特徴とする請求項23に記載の磁気記録/再生装置のデッキメカニズム。
  25.  前記メインカムギアの下面には、前記弾性ブラシを収容して支持するための収容溝が引込形成されることを特徴とする請求項24に記載の磁気記録/再生装置のデッキメカニズム。
  26.  前記メインカムギアは、
     前記メインデッキの上面に回転自在に設けられる円盤型のボディと、
     前記ポールベースローディングユニットを連動させるよう前記ボディの外周に所定形状に形成されたギア歯と、
     前記ボディの下面に形成され、前記メイン摺動部材を連動させ往復動させるカムホームと、
     前記ボディの上面に形成され前記ブレーキユニットを連動させ駆動させるガイド溝と、
     前記ボディの上面に突出して形成され前記サブデッキを連動させローディング/アンローディングさせる突出ピンとを含むことを特徴とする請求項1に記載の磁気記録/再生装置のデッキメカニズム。
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