JP2005174806A - 多機能スイッチ - Google Patents

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Abstract

【課題】 部品点数を増加させることなく、操作機能を増やした多機能スイッチを提供する。
【解決手段】 回転操作および押下操作可能な操作部Aを有する多機能スイッチ1において、操作部Aと一体に設け、周方向所定間隔で列設したスリット52を有するジョグダイアル・ベース50と、スリット52の回転軌跡に面し、スリット52を検出し、所定時間内に検出されたスリット52の数に応じて操作部Aの回転操作量を検出するとともに、スリット52の上下方向移動に基づいて操作部Aの押下操作を検出するスリット検出部Bと、を有することとした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、多機能スイッチの技術分野に属する。
従来、各種電子機器などの操作スイッチには、多くのスイッチ機能を集中した多機能スイッチがあるが、それぞれのスイッチは単一の選択機能しか持っていないことから、多くの選択機能が必要な場合には多数のスイッチを配置しなければならず、スイッチが大型化してしまい、また多数のスイッチが平面状に並んで配置されることから、操作時にユーザーが押し間違えるおそれがあった。
よって、この問題を解決するため、従来の多機能スイッチでは、回転板の回動に伴ってスイッチの接点が回動し、基板上の固定接点に摺接することで入力切り換えを行う回転スイッチとすることで、スイッチの大型化や押し間違いによる誤動作を回避している(例えば、特許文献1参照。)。
特開平2002−025394号公報
しかしながら、上記従来技術にあっては、各機能ごとにスイッチを設ける必要があるため、部品点数が増加してしまうという問題があった。
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、その目的とするところは、部品点数を増加させることなく、操作機能を増やした多機能スイッチを提供することにある。
上述の目的を達成するため、本発明の多機能スイッチでは、回転操作および押下操作可能な操作部と、前記操作部と一体に設け、周方向所定間隔で列設した被検出パターンを有する被検出部と、前記被検出パターンの回転軌跡に面し、被検出パターンを検出する検出部と、所定時間内に検出された被検出パターン数に応じて前記操作部の回転操作量を検出するとともに、前記被検出パターンの上下方向移動に基づいて前記操作部の押下操作を検出する操作検出部と、を有することとした。
よって、本発明にあっては、部品点数を増加させることなく、操作機能を増やした多機能スイッチを提供することができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態を、実施例1に基づいて説明する。
まず、構成を説明する。
図1は実施例1の多機能スイッチの斜視図、図2は多機能スイッチの分解斜視図、図3は、ジョグダイアル・ベース50の詳細図である。
実施例1の多機能スイッチは、
(1) スイッチ上面に配置されたジョイパッド・ノブ20とジョグダイアル・ノブ30とからなる操作部Aと、
(2) 多数のスリット52と凹凸部53とを設け、操作部Aを下方から支持するジョグダイアル・ベース50と、
(3) ジョグダイアル・ベース50のスリット52に光を照射し、その光を検出するスリット検出部Bと、
(4) ジョグダイアル・ベース50の凹凸部53に接するクリック感発生部Cと、
を主要な構成としている。
前記ジョイパッド・ノブ20は凹面状に形成され、中心部から外周へ向かうに従って漸次せり上がり、中心から一定距離以上の外周部分には、下方へ垂れ下がる傘状部21が形成されている。ジョイパッド・ノブ20の中心部分には、円形孔22が設けられており、この円形孔22には、プッシュ・ノブ40が嵌め込まれている。
このプッシュ・ノブ40は、下方が開口した円筒状に形成され、底面を上方に向けた状態で円形孔22に嵌め込まれ、円形孔22を塞いでいる。プッシュ・ノブ40の最頂部は、ジョイパッド・ノブ20の最頂部よりも低い位置に設定されている。
前記ジョイパッド・ノブ20の外周部分には、スイッチ外周を覆うカバーであるジョグダイアル・ノブ30が設けられ、スイッチのニュートラル時において、ジョグダイアル・ノブ30の上端円周部分は、ジョイパッド・ノブ20の傘状部21の下部を覆っている。
前記ジョグダイアル・ノブ30は、半球殻の上部を水平平面で切断した形状をなし、ジョグダイアル・ノブ30の最上部の円周内径は前記ジョイパッド・ノブ20の外径よりも小さく形成されているため、ジョイパッド・ノブ20がジョグダイアル・ノブ30上部から外れることはない。
前記ジョグダイアル・ベース50は円筒状に形成され、上部はジョグダイアル・ノブ30と嵌合する嵌合部51が設けられ、下部にはスリット52が円筒全周にわたって等間隔で設けられている。嵌合部51とスリット52の間には、凹凸部53が円筒内周の全周にわたって等間隔に設けられている。
前記ジョグダイアル・ベース50の下方にはコア60が設けられている。このコア60は円板状に形成されており、上面に溝61、前記スリット検出部B、およびクリック感発生部Cを備えている。
前記溝61は円周形の溝であり、ジョグダイアル・ベース50を嵌め込むことができる径幅となっている。嵌め込み時にジョグダイアル・ベース50が回転可能となるよう、嵌め込みには余裕をもたせてある。
この溝61には径を同じくする第1スプリング(非表示)が嵌め込まれ、ジョグダイアル・ベース50はこの第1スプリング(非表示)とスライダ(非表示)を介して嵌合し、上下移動可能に支持される。
前記スライダ(非表示)は中空円筒状の薄板であり、第1スプリング(非表示)およびジョグダイアル・ベース50と径を同じくする。このスライダ(非表示)とジョグダイアル・ベース50は、互いに回転自由に嵌合する。
前記スリット検出部Bは発光ダイオード62および2つの光センサ63(図6参照)からなり、発光ダイオード62はコア60上面で溝61よりも内側に設けられ、コア60の外周方向に発光するよう設置されている。また、2つの光センサ63はコア60上面で溝61よりも外側に設けられており、発光ダイオード62の光を検出できる位置に設けられている。
また、前記ジョグダイアル・ノブ30は、光センサ63が外来光による影響を受けないようにするため、ジョグダイアル・ベース50との嵌合によりジョグダイアル・ベース50を完全に覆う。
前記クリック感発生部Cは支持部64、ボール65、第2スプリング66からなり、支持部64はコア60上面の溝61よりも内側に固定されている。
前記第2スプリング66は横方向に伸縮可能な状態で一端を支持部64により支持され、他端はボール65を支持する。
前記ボール65は球体であり、ジョグダイアル・ベース50の凹凸部53と常に接するよう、第2スプリング66により付勢されている。
前記ボール65が凹部53a(図4参照)に付勢されているときは、発光ダイオード62の光は必ずスリット52の開口部を通過するよう設けられている。
前記コア60の下方には基板70(制御手段)が設けられており、コア60は基板70上に固定されている。この基板70は、スリット検出部Bの光センサ63が検出した受光情報を処理し、回転操作開始および終了の検出と、押下操作の検出を行うプログラムが実装されている。
図4は、ジョグダイアル・ベース50の断面図、図5は、ジョグダイアル・ベース50の凹凸部53の詳細な斜視図である。
図4および図5に示すように、円筒形であるジョグダイアル・ベース50の凹凸部53の上部開口は、上方に進むに従って徐々に狭くなるような傾斜部分を有している。
その傾斜部分には凹凸を持つ下部スライド面54が設けられており、下部スライド面凹部54a、下部スライド面凸部54bを形成している。
下部スライド面54の上部には、下部スライド面54よりも傾斜の大きい上部スライド面55が設けられ、この上部スライド面55も凹凸を持ち、上部スライド面凹部55a、上部スライド面凸部55bを形成している。これにより、下部スライド面54と上部スライド面55の境界には段部56が形成される。
これらの凹凸部53、下部スライド面54、上部スライド面55の凹凸は一定角度ごとに設けられている。
凹部53aの真上には下部スライド面凹部54a、その真上には上部スライド面凹部55aとなるよう設けられている。凸部も同様に、凸部53bの真上に下部スライド面凸部54b、その真上に上部スライド面55bが設けられている。
よって、これらの凹凸は、ジョグダイアル・ベース50の中心から見て、各凹部、各凸部はそれぞれ同一直線上にある。
また、上部スライド面55の上部には、ボール65の上方移動を規制し、上部スライド面55からの脱落を防止する止め部57が設けられている。
次に、作用を説明する。
[回転操作時]
図6は、多機能スイッチ1を回転操作したときのジョグダイアル・ベース50とスリット検出部Bの詳細図である。
図6に示すように、スリット検出部Bの発光ダイオード62は、ジョグダイアル・ベース50のスリット52に向けて発光している。
このとき、ジョグダイアル・ノブ30が回転操作を受けると、ジョグダイアル・ノブ30と嵌合しているジョグダイアル・ベース50も回転し、スリット52は、発光ダイオード62が発する光を次々と横切る。その際、スリット52の回転移動に伴い、2つの光センサ63のいずれか、あるいは両方が受光し、受光・遮光を連続して検出する。
光センサ63は、検出した光の情報を基板70に伝達し、この基板70が回転操作を認識し、操作通りの表示および動作の指令を他の車載機器に伝達する。
[押下操作時]
図7は、多機能スイッチ1を押下操作したときのジョグダイアル・ベース50とスリット検出部の詳細図である。
ジョグダイアル・ノブ30が押下操作されると、ジョグダイアル・ノブ30と嵌合しているジョグダイアル・ベース50も押圧される。
上述のように、ジョグダイアル・ベース50は第1スプリングによって支持されているため、操作者による押下操作に伴って第1スプリングが弾性変形し、ジョグダイアル・ベース50は溝61に沈み込む。
その際、ジョグダイアル・ベース50の沈み込みに伴ってスリット52も下方に移動し、発光ダイオード62が発する光はスリット52から外れてジョグダイアル・ベース50の円筒部分に遮られ、光センサ63は発光ダイオード62からの光を検出できなくなる。
光センサ63は光を検出しない情報を基板70に伝達し、これにより基板70は押下操作であることを認識する。
図8は、回転操作時におけるジョグダイアル・ベース50の凹凸部53とクリック感発生部Bの詳細図である。
回転操作がなされる前には、クリック感発生部Bのボール65は、第2スプリング66によってジョグダイアル・ベース50の凹凸部53側に付勢され、凹部53aに嵌り込んでいる。
回転操作によるジョグダイアル・ベース50の回転に伴って、凹凸部53はクリック感発生部Bのボール65に付勢されたまま回転する。
その際、凹凸部53とボール65は接したままであるので、ジョグダイアル・ベース50の回転に伴ってボール65は、嵌り込んでいた凹部53aを脱し、凸部53bを乗り越えて次の凹部53aに嵌り込む。回転が続けばこれを繰り返す。
ボール65は第2スプリング66によって付勢されているので、ボール65が凸部53bを乗り越え、次の凹部53aに嵌り込むときに振動が発生し、この振動がジョグダイアル・ノブ30に伝達し、クリック感となって操作者に伝わる。
図9は、押下操作時におけるジョグダイアル・ベース50の凹凸部53とクリック感発生部Bの詳細図である。
ジョグダイアル・ノブ30が押下操作されると、ジョグダイアル・ノブ30と嵌合しているジョグダイアル・ベース50も押圧される。
図7における場合と同様に、操作者による押下操作に伴って第1スプリングが弾性変形し、ジョグダイアル・ベース50は溝61に沈み込む。
その際、ジョグダイアル・ベース50の沈み込みに伴って凹凸部53も下方に移動し、第2スプリング66によって凹部53aに付勢されていたボール65は、凹凸部53の下方移動に伴って、付勢されながら凹部53aから下部スライド面凹部54aを通って上部スライド面凹部55aへスライドし、止め部57に当
接して停止する。
ボール65は、下部スライド面凹部54aから上部スライド面凹部55aに至る際に段部56を通過する。ボール65は第2スプリング66により付勢されているため、この段部56を通過するときに振動が発生し、この振動がジョグダイアル・ノブ30に伝達して、押下操作時におけるクリック感となって操作者に伝わる。
図10(a)は操作部Aに入力される回転力と操作部Aの回転角の関係を示しており、図10(b)は光センサ63(a)、63(b)のON、OFF状態と操作部Aの回転角の関係を示している。
図10(a)において、グラフが凸の部分は、凹凸部53に付勢されたボール65が凹凸部53の凸部53bを乗り越えるときに回転操作力が最大となることを示しており、グラフが凹の部分は、回転操作力が小さいときはボール65が凹部53aに嵌り込むことを示している。
上述のように、ボール65が凹部53aに付勢されているときは、発光ダイオード62の光は必ずスリット52の開口部を通過するよう設けられている。そのため、図10(b)に示す領域Dのように、ボール65が凹部53aに完全に嵌り込んでいる、もしくはほぼ嵌り込んでいるときは、2つの光センサ63a、63bはともにONとなる。
この領域Dにおいて2つの光センサ63a、63bが同時にOFFとなったとき、基板70上のソフトウェアは、押下操作が行われたと認識する。
[押下操作認識制御]
図11は、操作部Aの押下操作を認識するフローチャートである。
操作者が操作部Aの回転操作を行ったとき、スリット52の回転移動に伴い、2つの光センサ63は受光・遮光を連続して検出し、基板70に伝達する。これにより、基板70にインストールされたソフトウェアが回転操作を検出する。
回転操作を行った後、操作者がクリック感を得て回転操作を終了し、または初期状態で操作を終了した場合、ボール65は凹部53aにあることから、発光ダイオード62の光はスリット52の開口部を通過し、光センサ63のいずれかが受光し、基板70に伝達する。これにより、ソフトウェアは回転操作終了を検出する。
操作者が操作部Aを押下操作した場合、上述のように、光はジョグダイアル・ベース50に遮られ、光センサ63は光を検出せず、この情報を基板70に伝達する。これにより、ソフトウェアが押下操作を検出する。
[押下操作非認識制御]
図12は、操作終了時に光センサ63が受光した場合における操作部Aの押下操作を非検出とするフローチャートである。
操作者が操作部Aの回転操作を行ったとき、スリット52の回転移動に伴い、2つの光センサ63は受光・遮光を連続して検出し、基板70に伝達する。これにより、基板70にインストールされたソフトウェアが回転操作を検出する。
回転操作を行った後、操作者がクリック感を得ずに回転操作を終了し、または初期状態で操作を終了した場合、光センサ63のいずれかが受光し、基板70に伝達する。これにより、ソフトウェアは回転操作終了を非検出とする。
その後、操作者が操作部Aを押下操作した場合、上述のように、光はジョグダイアル・ベース50に遮られ、光センサ63は光を検出せず、この情報を基板70に伝達する。これにより、ソフトウェアが押下操作を非検出とする。
図13は、操作終了時に光センサ63が受光しない場合における操作部Aの押下操作を認識しないフローチャートである。
操作者が操作部Aの回転操作を行ったとき、スリット52の回転移動に伴い、2つの光センサ63は受光・遮光を連続して検出し、基板70に伝達する。これにより、基板70にインストールされたソフトウェアが回転操作を検出する。
回転操作を行った後、操作者がクリック感を得ずに回転操作を終了し、または初期状態で操作を終了した場合、光センサ63はいずれも受光せず、基板70に伝達する。これにより、ソフトウェアは回転操作終了を非検出とする。
その後、操作者が操作部Aを押下操作した場合、上述のように、光はジョグダイアル・ベース50に遮られ、光センサ63は光を検出せず、この情報を基板70に伝達する。これにより、ソフトウェアが押下操作を非検出とする。
次に効果を説明する。
実施例1の多機能スイッチ1にあっては、次に列挙する効果を得ることができる。
(1) 操作部Aと一体に設け、周方向所定間隔で列設したスリット52を有するジョグダイアル・ベース50と、スリット52の回転軌跡に面し、スリット52を検出し、所定時間内に検出されたスリット52の数に応じて操作部Aの回転操作量を検出するとともに、スリット52の上下方向移動に基づいて操作部Aの押下操作を検出するスリット検出部Bと、を設けたことで、スリット検出部Bにおける発光ダイオード62と光センサ63によって操作部Aの回転操作と押下操作の双方を検出することができ、部品点数を増加させることなく、操作機能を増やした多機能スイッチを提供することが可能となる。
(2) 円筒形状のジョグダイアル・ベース50の側面に被検出パターンたるスリットを等間隔で設け、スリット検出部Bを、スリット52を挟んで円筒の内外に対向する発光ダイオード62と2つの光センサ63a、63bとし、2つの光センサ63a、63bを90度の位相ずれを設けて配置したことで、操作部Aの回転方向を特定することができ、回転方向に拘束されずに操作可能な多方向スイッチとすることが可能となる。また、操作部Aの回転中に片方の光センサ63が受光できない領域にあっても、他方の光センサ63が受光できるため、操作部Aの回転を確実に検出することができる。
(3) スリット52を操作部Aの回転操作時においては前記光センサ63から検出可能に設けられ、操作部Aの押下操作時においては、ジョグダイアル・ベース50が溝61に沈み込むことで光センサ63からは検出不可能とすることで、発光ダイオード62と光センサ63によって操作部Aの押下操作を確実に認識でき、他に専用の検出装置を用いる必要がないため、スイッチの簡略化が可能となる。
(4) 基板70にインストールされたソフトウェアにより光センサ63a、63bのいずれかが光を検出している場合は回転操作であると認識し、2つともに光を検出しない場合は押下操作であると認識することで、回転操作と押下操作を明確に区別して検出することができ、スイッチ操作の確実性を確保できる。
(5) 操作部Aの押下操作による位置変化に応じた操作反力を出力し、操作部を入力方向と反対方向へ付勢する第1スプリングを設けたことで、安価なコイルスプリングを用いて良好な操作反力を得ることができる。
(6) ボール65を常に凹凸部53に付勢する第2スプリング66を設けたことで、回転操作と押下操作に伴うクリック感を得ることができるため、良好な操作感を持つスイッチを提供することが可能となる。
(他の実施例)
以上、本発明を実施するための最良の形態を、実施例1に基づいて説明してきたが、本発明の具体的な構成は実施例1に限定されるものではない。
多機能スイッチの斜視図である。 多機能スイッチの分解斜視図である。 ジョグダイアル・ベースの詳細な斜視図である。 ジョグダイアル・ベースの断面図である。 ジョグダイアル・ベース凹凸部の詳細な斜視図である。 2つの光センサが受ける光の位相差を示す図である。 多機能スイッチを回転操作したときのジョグダイアル・ベースとスリット検出部の詳細図である。 多機能スイッチを押下操作したときのジョグダイアル・ベースとスリット検出部の詳細図である。 回転操作時におけるジョグダイアル・ベースの凹凸部とクリック感発生部の詳細図である。 押下操作時におけるジョグダイアル・ベースの凹凸部とクリック感発生部の詳細図である。 操作部の押下操作を認識するフローチャートである。 操作部の押下操作を認識しないフローチャートである。 操作部の押下操作を認識しないフローチャートである。
符号の説明
1 多機能スイッチ
A 操作部
B スリット検出部
C クリック感発生部
20 ジョイパッド・ノブ
21 傘状部
22 円形孔
30 ジョグダイアル・ノブ
40 プッシュ・ノブ
50 ジョグダイアル・ベース
51 嵌合部
52 スリット
53 凹凸部
53a 凹部
53b 凸部
54 下部スライド面
54a 下部スライド面凹部
54b 下部スライド面凸部
55 上部スライド面
55a 上部スライド面凹部
55b 上部スライド面凸部
56 段部
57 止め部
60 コア
61 溝
62 発光ダイオード
63 光センサ
63a 第1光センサ
63b 第2光センサ
64 支持部
65 ボール
66 第2スプリング
70 基板

Claims (5)

  1. 回転操作および押下操作可能な操作部を有する多機能スイッチにおいて、
    前記操作部と一体に設け、周方向所定間隔で列設した被検出パターンを有する被検出部と、
    前記被検出パターンの回転軌跡に面し、被検出パターンを検出する検出部と、
    所定時間内に検出された被検出パターン数に応じて前記操作部の回転操作量を検出するとともに、前記被検出パターンの上下方向移動に基づいて前記操作部の押下操作を検出する操作検出部と、
    を有することを特徴とする多機能スイッチ。
  2. 請求項1に記載の多機能スイッチにおいて、
    前記被検出部は、円筒の側面に被検出パターンたるスリットを等間隔で設けた形状であり、
    前記検出部は、前記スリットを挟んで円筒の内外に対向する光源と2つの光センサからなり、
    その2つの光センサは90度位相ずれして配置してあること特徴とする多機能スイッチ。
  3. 請求項1または請求項2に記載の多機能スイッチにおいて、
    前記被検出部は、前記操作部の回転操作時においては前記光センサから検出可能に設けられ、
    前記操作部の押下操作時においては、前記光センサからは検出不可能となることを特徴とする多機能スイッチ。
  4. 請求項1に記載の多機能スイッチにおいて、
    前記制御手段は、2つの光センサのいずれかが光を検出している場合は回転操作であると認識し、2つともに光を検出しない場合は押下操作であると認識することを特徴とする多機能スイッチ。
  5. 請求項1に記載の多機能スイッチにおいて、
    前記操作部の押下操作による位置変化に応じた操作反力を出力する反力発生手段を設け、
    前記反力発生手段を、操作部を入力方向と反対方向へ付勢するコイルスプリングとしたことを特徴とする多機能スイッチ。
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