JP6660527B2 - 入力装置 - Google Patents

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Description

本開示は、各種電子機器に用いられる入力装置に関する。
近年、押圧操作型あるいは回転操作型などの入力装置が用いられている。これらの入力装置は、車室内のコントロールパネル部に設置され、車室内のオーディオやエアコンなどの各種電子機器を操作するために用いられる。使い易く、かつ、確実に操作できる入力装置が求められている。
図5は、従来の入力スイッチ60(入力装置)の垂直断面図である。押込部2と、回転部3と、配線部4とが、本体1の内部に配置されている。押込部2が中心軸50に沿って回転部3の方に押し込まれると、押込部2の底面に設けられたカム面5と、回転部3の上面に設けられたカム面55とが互いに接触する。押込部2が回転部3の方向に押し込まれることに応じて、回転部3は中心軸50の周りを回転する。
回転部3が回転することより、回転部3に固定された接続部6も、中心軸50の周りを回転する。そして、接続部6は、配線部4の上面に設けられた配線パターン7と電気的に接続する。図5は押込部2が概ね押し込まれ、接続部6と配線パターン7とが接続された状態を示している。
以上のように、入力スイッチ60は、押込部2が押し込まれることにより接続状態となり、押し込みを解除することにより非接続状態となる。
なお、この出願に関連する先行技術文献としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開2006−294259号公報
入力装置は、押圧部と、スペーサと、回転カムと、センサと、を備える。押圧部は、第1の方向に沿って往復に移動可能である。スペーサは、押圧部に対し、第1の方向に設置され、押圧部の移動に伴い第1の方向に沿って往復に移動可能である。回転カムは、スペーサに対し、押圧部と反対側に配置され、スペーサの移動に伴い、第1の方向に垂直な面内で回転する。センサは、回転カムの回転を検出する。
スペーサにおける回転カムに対向する面に複数の凸部が形成されており、且つ、回転カムは、スペーサの複数の凸部に対向する位置に複数の凹部を有している。あるいは、回転カムにおけるスペーサに対向する面に複数の凸部が形成されており、且つ、スペーサは、回転カムの複数の凸部に対向する位置に、複数の凹部を有している。
複数の凹部の各々は、斜面を有している。
押圧部の押圧により、スペーサが押圧され、複数の凸部のうちの少なくとも一つが、斜面を押圧し、回転カムが回転し、センサが回転カムの回転を検出する。
図1は、本実施の形態における入力装置の側面図である。 図2は、本実施の形態における入力装置の分解斜視図である。 図3は、本実施の形態における入力装置の斜視図である。 図4は、本実施の形態における入力装置の水平断面図である。 図5は、従来の入力装置の垂直断面図である。
従来の入力スイッチ60は、押込部2に加えた押し込み動作を、カム面5とカム面55により、回転部3における回転動作に変換している。そのため、押込部2は、中心軸50に沿って精度よく直線的に押し込まれる必要がある。すなわち、操作者は、押込部2に対して常に的確な方向で押し込む必要があり、この方向が傾くと接続部6と配線パターン7との接続、非接続を切り替えることが容易でなくなる。
図1は、本実施の形態における入力装置100の側面図である。
入力装置100は、押圧部8と、スペーサ9と、回転カム10と、センサ12と、を備える。押圧部8は、第1の方向に沿って往復に移動可能である。スペーサ9は、押圧部8に対し、第1の方向に設置され、押圧部8の移動に伴い第1の方向に沿って往復に移動可能である。回転カム10は、スペーサ9に対し、押圧部8と反対側に配置され、スペーサ9の移動に伴い、第1の方向に垂直な面内で回転する。センサ12は、回転カム10の回転を検出する。
スペーサ9における回転カム10に対向する面に複数の凸部13が形成されており、且つ、回転カム10は、スペーサ9の複数の凸部13に対向する位置に複数の凹部15を有している。あるいは、回転カム10におけるスペーサ9に対向する面に複数の凸部13が形成されており、且つ、スペーサ9は、回転カム10の複数の凸部13に対向する位置に、複数の凹部15を有している。
複数の凹部15の各々は、斜面14を有している。
押圧部8の押圧により、スペーサ9が押圧され、複数の凸部13のうちの少なくとも一つが、斜面14を押圧し、回転カム10が回転し、センサ12が回転カム10の回転を検出する。
(実施の形態)
入力装置100について以下に詳細に説明する。スペーサ9と、回転カム10は、環状に形成されている。スペーサ9は、押圧部8の上下の動きに応じて上下に動く。また、スペーサ9は、押圧部8の傾きを緩和する。回転カム10は、スペーサ9の上下の動きに応じて回転する。センサ12は回転カム10の回転を検出し、ON信号またはOFF信号を出力する。ここで、図1に示すように、上方向とはスペーサ9からみて押圧部8の方向であり、下方向(第1の方向)とはスペーサ9からみて回転カム10の方向である。
複数の凸部13が、スペーサ9に形成されている。複数の凹部15が、回転カム10の、複数の凸部13と対向する位置にそれぞれ形成されている。凸部13と凹部15により変換機構11が構成されている。凹部15は、斜面14と、第1の面34と、斜面14と第1の面34との間の平坦部36とを有する。斜面14と平坦部36とのなす角度は、第1の面34と平坦部36のなす角度よりも小さくてもよい。第1の面34と平坦部36とのなす角度は90°であってもよい。上記の構成にすることにより、押圧動作がスムーズに回転動作に変換される。
スペーサ9は押圧部8の傾きを緩和すると共に、押圧部8の上下の動きに伴い上下に動く。押圧部8の外周部が押圧されて押圧部8が傾いたまま上下に動いても、スペーサ9により、その傾きが緩和される。そのため、入力装置100は、確実に操作される。
また、複数の凸部13のうち少なくとも一部の凸部13が凹部15に対向している。押圧部8が押圧されることにより、凸部13が斜面14を押圧する。これにより、回転カム10が回転する。つまり、変換機構11は、押圧部8に対する押圧動作(上下の動作)を回転動作(回転カム10が回転する動作)へと変換する。
凸部13が凹部15の斜面14を移動することにより、押圧動作が回転動作に変換される。すなわち、変換機構11は、押圧動作をスムーズに回転動作へと変換する。複数の凸部13のうちの一部の凸部13が凹部15に対向して、小さな力で押圧された場合でも、円滑に押圧動作は回転動作へと変換される。センサ12は、非接触で回転カム10の回転状態を検出する。
押圧部8の側面は、ガイドされていない。そのために、押圧部8は、傾いた状態で押圧される場合がある。しかし、変換機構11により押圧操作は回転操作に変換されるため、傾いた状態で押圧部8が押圧されても、安定してONとOFFが切り替えられる。
本実施の形態では、スペーサ9に凸部13が形成されており、凸部13に対向する回転カム10に凹部15が形成されている。しかしながら、回転カム10に凸部13が形成され、スペーサ9に凹部15が形成されていてもよい。
次に図1〜図4を参照して、入力装置100の構成および動作の詳細について説明する。図2は、本実施の形態における入力装置100の分解斜視図である。図3は、本実施の形態における入力装置100の斜視図である。図4は、本実施の形態における入力装置100の水平断面図である。
入力装置100は、センサ12を配置した基板46に、ベース16、回転カム10、スペーサ9、クリックバネ17、回転操作部18、表示部19、押圧部8が順に積み上げられて形成されている。押圧部8は中心軸110に沿って上下に動く。押圧部8の動きがスペーサ9に伝達される。
押圧部8の外周の一部が押圧された場合、押圧部8は傾いた状態で上下に動く。ベース16は、基部40と、ガイド部42とを有している。ガイド部42は、回転カム10の周囲に形成され、基部40からスペーサ16の方向に突出している。スペーサ9はベース16のガイド部42にガイドされているので、その傾きが緩和されている。すなわち、押圧部8が若干大きく傾いて上下に動いても、スペーサ9は、あまり傾かずに上下に動くように構成されている。つまり、スペーサ9が上下に動く際に生じるスペーサ9の傾きは、押圧部8が上下に動く際に生じる押圧部8の傾きよりも小さくなる。
操作者が押圧部8に触れていない状態、つまり、操作者が押圧部8を操作していない状態では、凸部13は斜面14と接していない。
操作者が押圧部8を押圧すると、押圧部8は下方向に動く。押圧部8の動きに伴い、スペーサ9も下方向に動き、凸部13が斜面14を押圧する。回転カム10には、押圧部8の押圧方向の変位に対応して、回転方向の変位が生じる。回転カム10の回転が所定の角度に到達すると、図3に示すように、回転カム10に形成された遮蔽部20がセンサ12に対応する位置に到達する。その結果、センサ12は、操作者が押圧部8を押圧したことを検知し、ON信号を出力する。また、操作者が、押圧部8の押圧を解除すると、遮蔽部20がセンサ12に対応する位置からはずれ、センサ12はOFF信号を出力する。すなわち、遮蔽部20の移動により、センサ12は、ON信号またはOFF信号を出力する。
ここで、センサ12として、フォトインタラプタを用いるのが好ましい。フォトインタラプタを用いることにより、回転カム10の回転動作に対して機械的なストレスや抵抗を与えることなく、回転カム10の回転が検出できる。ただし、センサ12の代わりにプッシュ式またはレバー式の接続部(図示せず)を用いて、遮蔽部20の移動により、接続部がONもしくはOFF(接触もしくは非接触)するようにしてもよい。
操作者が押圧を解除すると(押圧部8から手や指を離すと)、押圧部8は初期位置に戻る。この初期位置とは凸部13が斜面14と接触していない状態であり、図1において、押圧部8が最も上昇した位置である。
このように、斜面14は、押圧部8が押圧されることにより、押圧動作を回転動作に変換する機能を有する。さらに、斜面14は、押圧部8の押圧状態が解放されることにより、回転動作を押圧動作に変換する機能を有する。
斜面14は可逆的動作の機能を果たす。すなわち、凸部13が斜面14上を移動することにより、押圧動作が回転動作になり、凸部13が斜面14から離れることにより、回転動作が押圧動作(直線動作)となる。そのため一つの凹部15には一つの斜面14が存在すればよい。すなわち、図1に示すように、凹部15において第1の面34と平坦部36とのなす角度は90°であってもよい。
先にも述べたように、変換機構11は、凸部13と凹部15により構成されている。そして、凸部13と凹部15は、同一円周上に複数配置されている。これにより、押圧動作から回転動作への変換および回転動作から押圧動作(直線動作)への変換が円滑に行われる。
複数の凸部13が、環状のスペーサ9に形成されている。また、複数の凹部15が、環状の回転カム10に形成されている。したがって押圧部8は、回転カム10をモーメントによって回転させ易くなる。そのため、全ての凸部13が全ての凹部15を押圧する必要はない。つまり、一部の凸部13が一部の凹部15を押圧するだけで、押圧部8は回転カム10を回転させることができる。
すなわち、操作者は押圧部8を偏った位置で押圧しても、押圧力(押圧動作)は容易に回転カム10の回転力(回転動作)へと変換される。図1では、操作者が押圧部8の左側を押した場合を示している。この場合でも、左側に位置する凸部13が凹部15を押圧することにより、押圧力は容易に回転カム10の回転力へと変換される。操作者が仮に不十分な押圧操作を行った場合であっても、入力装置100はその操作を十分に検知できる。そのため、入力装置100は高い操作性を有する。ここで、左側とは図1においてセンサ12が記述されている側である。
また、変換機構11はスペーサ9および回転カム10に概ね均等な間隔で配置されるのが望ましい。
図4に示すように、本実施の形態では、変換機構11は概ね60°の間隔で6箇所に配置されている。しかし、変換機構11が配置される間隔は、多少の偏りがあっても構わない。例えば、回転カム10が任意の中心線によって2つの半円弧状の部分に分割された場合、一方の半円弧状の部分には少なくとも2箇所の変換機構11が配置されていればよい。上記の構成により、操作者が押圧部8を偏った位置で押圧した場合でも、押圧力は容易に回転カム10の回転力へと変換される。
また、柱状の表示部19はベース16に固定されており、押圧部8側に突出している。そして、表示部19は回転しない。そのため、表示部19は、押圧部8が極度に偏った位置や方向に押圧される状態(いわゆる極端な片押し状態)を防止できる。
操作者が押圧部8に対して押圧操作する場合、押圧部8に対応してスペーサ9が中心軸110に沿って下方向に動く。詳細には、操作者が押圧部8を押圧することにより、押圧部8の内周側に配置された回転操作部18の底面の外周がスペーサ9を、下方向に押圧する。
さらに、押圧部8は押圧操作だけでなく回転操作も可能である。操作者が押圧部8を回転した場合、スペーサ9は回転には連動せず、押圧部8の内周側に配置された回転操作部18が連動して回転する。
回転操作部18が回転する場合、回転操作部18の回転に関する変位は表示部19の内部に設けられた検出部(図示せず)によって検出される。
回転操作部18の底面には突起21(第1の突起)が形成されている。クリックバネ17の、回転操作部18に対向する側には、突起22(第2の突起)が形成されている。回転操作部18が一定量回転すると、回転操作部18の突起21が、クリックバネ17の突起22に接触する。これにより、操作者は、押圧部8を回転操作する場合に、クリック感を手や指先から得られる。
また、押圧部8を押圧したときに、回転操作部18を介してクリックバネ17も押圧される。このとき、クリックバネ17により上方向に押し上げる力が生じ、押圧部8への押圧を解除した際に、押圧部8に初期位置に戻る上方向の力が作用する。そのため、押圧部8は確実に初期位置に戻り易くなっている。
押圧操作と回転操作を別にする例として、例えば、入力装置100をエアコンに適用し、設定温度を選択する操作として回転操作を用い、その選択を決定する操作として押圧操作を用いることなどが考えられる。
本実施の形態では、押圧部8と回転操作部18は、別の異なる要素としている。しかし、押圧部8と回転操作部18は、押圧部8に一体化されていても構わない。
本実施の形態では、操作者は押圧部8を偏った位置で押圧しても、凸部13が凹部15を押圧することにより、押圧力は容易に回転カム10の回転力へと変換される。したがって、操作者が不十分な押圧操作を行った場合であっても、入力装置100は、その操作を十分に検知できる。その結果、入力装置100は高い操作性を有する。
次に、入力装置100による切り替えが行われたこと、つまり、操作者が押圧部8を正しく押圧したことを、入力装置100が操作者に伝える構成を説明する。
例えば、図4に示すように、検知機構23がベース16に設けられているのが好ましい。検知機構23は、第1押圧バネ24と、第1接触体25とにより構成されている。第1押圧バネ24は、弾性体で形成されている。第1接触体25は、第1押圧バネ24の回転カム10側の先端に連結されている。ここで図4は、図1の押圧部8が押圧されていない状態(初期状態)を示している。そして、押圧部8が押圧操作されることに伴い、回転カム10は図4のR方向に回転する。
図4に示す初期状態において、第1接触体25は回転カム10の外周に設けられた凹凸部26に係止されている。ここで、凹凸部26は、凸部120、122と、凹部124により構成されている。凸部120、122は、回転カム10の外周側に突出している。凹部124は、凸部120と凸部122との間に形成されている。初期状態において、第1接触体25は、凹凸部26の凹部124に係止されている。
押圧部8が操作者によって押圧され始めると、回転カム10がRの方向に回転を始める。これに伴って凹凸部26の凹部124に係止されていた第1接触体25は、凸部120により第1押圧バネ24の方向へ押圧され始める。その結果、第1押圧バネ24に反発力が蓄えられる。
そして、押圧部8が操作者によってさらに深く押圧されると、第1接触体25は、凹凸部26の凹部124から凸部120を通じて凹凸部26の外側の回転カム10の外周に移動する。
そして、図3に示す遮蔽部20がセンサ12の位置に達すると、センサ12は、回転カム10が回転したことを検知する。つまり、操作者が入力装置100を押圧操作したことをセンサ12が検知する。そして遮蔽部20がセンサ12へ進入し、センサ12が押圧操作を検知した時点で、第1接触体25は、凹凸部26から外れるように構成されている。
凹凸部26の凹部124の反対側の凸部120の傾きは急峻になっている。そのために、第1接触体25が凹凸部26から外れた時点で、第1接触体25が凹凸部26から第1押圧バネ24の方向に受けていた力が急激に無くなる。その結果、これまでに第1押圧バネ24に蓄えられていた反発力が急激に解放され、この反発力によって第1接触体25が回転カム10の外周に衝突する。
このとき、第1接触体25からの衝撃が回転カム10を通じて押圧部8に伝達される。その結果、クリック感が発生する。このクリック感により、操作者は入力装置100の状態を正しく認識できる。そのため、操作者は入力装置100への指示をさらに的確に行える。
すなわち、本実施の形態において、入力装置100のベース16は、ガイド部42から基部40の外周に向けて突出した検知機構23を有している。検知機構23は、第1押圧バネ24と、第1押圧バネ24の先端に設置された第1接触体25とを有している。回転カム10は外周に凹凸部26を有している。初期状態において、第1接触体25は、凹凸部26に係止されており、回転カム10の回転により、第1接触体25は、凹凸部26から外れる。
なお、本実施の形態では、球状の第1接触体25を例示している。しかし、第1接触体25は球状に限らない。第1接触体25は、第1接触体25と回転カム10の凹凸部26とが接触しつつ円滑に位置関係が変化できるような形状であればよい。
また、先に述べたように、操作者が押圧部8を押圧した状態から手や指を離すと押圧部8は初期位置に戻る。この初期位置とは凸部13が斜面14を押圧していない状態(凸部13と斜面14が接触していない状態)であり、図1では押圧部8が最も上昇した位置に相当する。そして例えば、図4に示すようにベース16に復帰機構27を設けることにより、上記の動作を的確に行える。
復帰機構27は、第2押圧バネ28と、第2接触体29により構成されている。第2押圧バネ28は、弾性体で形成されている。第2接触体29は、第2押圧バネ28の回転カム10側の先端に連結されている。先に述べたように、図4は初期状態を示しており、図1の押圧部8が押圧操作されていない状態である。そして、押圧部8を押圧操作することに伴って、回転カム10は図4のR方向に回転する。
図4に示す初期状態において、第2押圧バネ28は、第2接触体29を介して外周突起部30を押圧している。外周突起部30は、回転カム10の外周に設けられている。外周突起部30は、回転カム10がR方向の反対方向へ一定量以上移動しないように、設けられている。すなわち、外周突起部30は、回転カム10のR方向の反対方向への移動を限度位置で止める役目を果たしている。
押圧部8が操作者によって押圧されると、回転カム10がRの方向に回転する。これに伴って外周突起部30は、第2押圧バネ28の方向に第2接触体29を押圧する。その結果、第2押圧バネ28に反発力が蓄えられる。
操作者が押圧を止めると、第2押圧バネ28の反発力により、外周突起部30はR方向の反対方向へ限度位置まで回転して押し戻される。すなわち、操作者が押圧部8を押圧した状態から手や指を離すと押圧部8は初期位置に戻る。なお、上記の動作は、押圧部8への押圧量に関係なく行われる。
すなわち、入力装置100のベース16は、ガイド部42から基部40の外周に向けて突出した復帰機構27を有している。復帰機構27は、第2押圧バネ28と、第2押圧バネ28の先端に設置された第2接触体29とを有している。回転カム10の外周は外周突起部30を有している。外周突起部30が第2接触体29を押圧することにより、回転カム10の回転が制限される。
なお、検知機構23と、復帰機構27とは以下の関係で規定するのが好ましい。復帰機構27が外周突起部30を押圧する力は常に、回転カム10がR方向と反対方向に回転するときに検知機構23から受ける回転に対する抵抗力よりも大きくする。
これにより、操作者が押圧部8を押圧した状態から手や指を離すと、押圧部8は必ず初期位置に戻る。
なお、本実施の形態では、基板46に、発光部(図示せず)と受光部(図示せず)からなる一つのセンサ12を配置している。しかし、複数のセンサ12を基板46に配置しても構わない。また上記の説明では、操作者が入力装置100を押圧することにより、ONもしくはOFFのいずれかの状態を選択する操作について述べた。しかし、複数のセンサ12を基板46に配置することにより、操作者は、入力装置100のONもしくはOFFのみならず、押圧操作を段階的あるいは量的に制御できる。なお、センサ12が設置される場所は、基板46に限らず、ベース16などでもよい。
以上のように本開示によれば、変換機構11により、押圧動作をスムーズに回転動作へと変換できる。よって、操作者は傾いた状態で押圧部8を押圧することが可能となり、操作性の高い入力装置100が得られる。
本発明による入力装置は、操作性を高くする効果を有し、各種電子機器等に有用である。
8 押圧部
9 スペーサ
10 回転カム
11 変換機構
12 センサ
13 凸部
14 斜面
15 凹部
16 ベース
17 クリックバネ
18 回転操作部
19 表示部
20 遮蔽部
21 突起
22 突起
23 検知機構
24 第1押圧バネ
25 第1接触体
26 凹凸部
27 復帰機構
28 第2押圧バネ
29 第2接触体
30 外周突起部
34 第1の面
36 平坦部
40 基部
42 ガイド部
46 基板
100入力装置
110 中心軸
120,122 凸部
124 凹部

Claims (9)

  1. 第1の方向に沿って往復に移動可能な押圧部と、
    前記押圧部に対し、前記第1の方向に設置され、前記押圧部の移動に伴い前記第1の方向に沿って往復に移動可能なスペーサと、
    前記スペーサに対し、前記押圧部と反対側に配置され、前記スペーサの移動に伴い、前記第1の方向に垂直な面内で回転する回転カムと、
    前記回転カムの回転を検出するセンサと、
    前記押圧部の内周側に少なくとも一部が配置された回転操作部と、
    を備え、
    前記スペーサにおける前記回転カムに対向する面に複数の凸部が形成されており、且つ、前記回転カムは、前記スペーサの前記複数の凸部に対向する位置に複数の凹部を有している、あるいは
    前記回転カムにおける前記スペーサに対向する面に複数の凸部が形成されており、且つ、前記スペーサは、前記回転カムの前記複数の凸部に対向する位置に、複数の凹部を有しており、
    前記複数の凹部の各々は、斜面を有しており、
    前記押圧部が押圧された場合、前記回転操作部の底面が前記スペーサを押圧し、前記複数の凸部のうちの少なくとも一つが、前記斜面を押圧し、前記回転カムが回転し、前記センサが前記回転カムの回転を検出し、
    前記押圧部が回転された場合、前記押圧部の回転に連動して、前記回転操作部が回転する、
    入力装置。
  2. 前記複数の凹部の各々は、前記斜面と、前記斜面において前記凸部の突出方向となる一端に繋がる平坦部と、前記平坦部の前記斜面とは反対側の端に繋がる第1の面を有している
    請求項1に記載の入力装置。
  3. 前記斜面と前記平坦部のなす角度は、前記第1の面と前記平坦部のなす角度よりも小さい
    請求項2に記載の入力装置。
  4. 前記回転操作部と前記スペーサとの間にクリックバネをさらに備え、
    前記回転操作部の底面には、第1の突起が形成されており、
    前記クリックバネの前記回転操作部に対向する側には、第2の突起が形成されており、
    前記回転操作部が一定量回転すると、前記第1の突起が前記第2の突起に接触する
    請求項1に記載の入力装置。
  5. 前記回転カムに対し、前記スペーサと反対側に設置されたベースをさらに備え、
    前記ベースは、基部と、前記回転カムの周囲に形成され、前記基部から前記スペーサの方向に突出したガイド部を有しており、
    前記スペーサは前記ガイド部によりガイドされている
    請求項1に記載の入力装置。
  6. 前記ベースは、前記ガイド部から前記基部の外周に向けて突出した検知機構を有し、
    前記検知機構は、第1押圧バネと、前記第1押圧バネの先端に設置された第1接触体とを有し、
    前記回転カムは外周に凹凸部を有し、
    初期状態において、前記第1接触体は、前記凹凸部に係止されており、前記回転カムの回転により、前記第1接触体は、前記凹凸部から外れる
    請求項5に記載の入力装置。
  7. 前記ベースは、前記ガイド部から前記基部の外周に向けて突出した復帰機構を有し、
    前記復帰機構は、第2押圧バネと、前記第2押圧バネの先端に設置された第2接触体とを有し、
    前記回転カムの外周は外周突起部を有し、
    前記外周突起部が前記第2接触体を押圧することにより、前記回転カムの回転が制限される
    請求項5に記載の入力装置。
  8. 前記スペーサと、前記回転カムは環状である
    請求項1に記載の入力装置。
  9. 前記回転操作部と前記押圧部との間に表示部をさらに備える
    請求項1に記載の入力装置。
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