JP2011001361A - 農薬粒剤 - Google Patents
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Abstract
水田内に農薬活性成分を拡散させる優れた性能を発揮する農薬製剤を提供すること。
【解決手段】
農薬活性成分と、ガラス質中空体と、固体担体とを含有する農薬粒剤であって、
ガラス質中空体が下式を満たすガラス質中空体である農薬粒剤が、水田内に農薬活性成分
を拡散させる優れた性能を発揮し、水田用の農薬製剤として農業の省力化の観点から優れ
たものである。
式:0.85≦短軸/長軸≦1.00
【選択図】なし
Description
このガラス質中空体を含有させた農薬粒剤は、水田に処理した場合に水田の水面に浮遊し水田内に農薬活性成分を拡散させるという性能を発揮する。そして、この農薬粒剤に含有されるガラス質中空体としては、天然ガラス質を粉砕して、その粉砕物を加熱して発砲させたものが一般に使用されている。
本発明は、水田内に農薬活性成分を拡散させる優れた性能を発揮する農薬製剤を提供しようとするものである。
本発明は、以下のものである。
[1] 農薬活性成分と、ガラス質中空体と、固体担体とを含有する農薬粒剤であって、
ガラス質中空体が下式を満たすガラス質中空体である農薬粒剤。
式:0.85≦短軸/長軸≦1.00
(以下、本発明粒剤と記す。)
[2] ガラス質中空体が、本発明粒剤全量に対して15〜25重量%含有される[1]記載の農薬粒剤。
[3] ガラス質中空体が、粒径15〜150μmのガラス質中空体である[1]又は[2]記載の農薬粒剤。
[4] [1]〜[3]いずれか1項記載の農薬粒剤が水溶性フィルムに包装されてなる水田用農薬製剤。
0.85≦短軸/長軸≦1.00
本発明粒剤にはガラス質中空体が本発明粒剤全量に対して通常15〜25重量%、好ましくは18〜22重量%含有される。このガラス質中空体の粒径は通常15〜150μm、好ましくは20〜80μmである。
また、本発明に用いられるガラス質中空体の真密度は、通常0.15〜0.37g/cm3である。本発明に用いられるガラス質中空体の耐圧強度は、通常2.1〜21MPaである。
式(II)で示されるスルホニル尿素化合物。
で表される縮合複素環式基を示し、Y及びZは、同一又は異なって、ハロゲン原子で置換されていてもよい低級アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよい低級アルコキシ基又はハロゲン原子を示す。]
Qで示される縮合複素環式基としては、例えば、式(Q1)で表されるイミダゾ[1,2−b]ピリダジニル基、式(Q2)で表されるイミダゾ[1,2−a]ピリジル基、式(Q3)で表されるピラゾロ[1,5−a]ピリミジニル基、及び式(Q4)で表されるピラゾ[1,5−b]チアゾリル基が挙げられる。
R1としては、ハロゲン原子、又はハロゲン原子で置換されていてもよい低級アルキル基が好ましく、なかでも塩素原子がより好ましい。R2としては、水素原子、ハロゲン原子、又はハロゲン原子で置換されていてもよい低級アルキル基が好ましく、なかでも水素原子より好ましい。R3としては、水素原子、ハロゲン原子、ハロゲン原子で置換されていてもよい低級アルキル基、ハロゲン原子若しくは低級アルキル基で置換されていてもよい3〜6員のシクロアルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよい低級アルコキシ基、低級アルキルチオ基、低級アルキルスルフィニル基、低級アルキルスルホニル基、低級アルキルアミノ基又はジ低級アルキルアミノ基が好ましく、なかでも水素原子、炭素数1〜4のアルキル基、又は3〜6員のシクロアルキル基が好ましい。Y、Zとしては、ハロゲン原子で置換されていてもよい低級アルキル基、又はハロゲン原子で置換されていてもよい低級アルコキシ基が好ましく、中でもメトキシ基がより好ましい。
ヒメキサゾール、パクロブトラゾール、ウニコナゾール−P、イナベンフィド、及びプロヘキサジオンカルシウム。
キャプタン等のポリハロアルキルチオ化合物;
IBP、EDDP、トルクロフォスメチル等の有機リン化合物;
ベノミル、カルベンダジム、チオファネートメチル等のベンズイミダゾール化合物;
メプロニル、フルトラニル、チフルザミド、フラメトピル、テクロフタラム、ペンシクロン、カルプロパミド、ジクロシメット等のカルボキシアミド化合物;
メタラキシル等のアシルアラニン化合物;
トリフルミゾール、イプコナジール、ペフラゾエート、プログロラズ等のアゾール化合物;
アゾキシストロビン、メトミノストロビン等のメトキシアクリル酸化合物;
バリダマイシンA、ブラストサイジンS、カスガマイシン、ポリオキシン等の抗生物質;
フサライド;プロベナゾール;イソプロチオラン;トリシクラゾール;ピロキロン;フェリムゾン;アシベンゾラル−S−メチル;ジクロメジン;オキソリニック酸;フェナジンオキシド;TPN;及びイプロジオン。
フェンチオン、フェニトロチオン、ピリミホスメチル、ダイアジオン、キナルホス、イソキサチオン、ピリダフェンチオン、クロルピリホスメチル、バミドチオン、マラチオン、フェントエート、ジメトエート、ジスルオトン、モノクロトホス、テトラクロルビンホス、クロルフェンビンホス、プロパホス、アセフェート、トリクロルホン、EPN、ピラクロホス等の有機リン化合物。
カルタップ、ベンスルタップ、チオシクラム等のネライストキシン。
イミダクロプリド、ニテンピラム、アセタミプリド、チアメトキサム、チアクロプリド、ジノテフラン、クロチアニジン等のネオニコチノイド化合物。
ブプロフェジン、テブフェノジド、フィプロニル、及びエチプロール。
ヘキシチアゾクス、ピリダベン、フェンピロキシメート、テブフェンピラド、クロルフェナピル、エトキサゾール、及びピリミジフェン。
ノニオン界面活性剤としては、例えば、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル、ポリオキシエチレンラノリンアルコール、ポリオキシエチレンアルキルフェノールホルマリン縮合物、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリルモノ脂肪酸エステル、ポリオキシプロピレングリコールモノ脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンヒマシ油誘導体、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、高級脂肪酸グリセリンエステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックポリマー、ポリオキシエチレン脂肪酸アミド、アルキロールアミド、ポリオキシエチレンアルキルアミン、及びポリオキシエチレンアルカンジオールが挙げられる。カチオン性界面活性剤としては、例えば、ドデシルアミン塩酸塩等のアルキルアミン塩酸塩;ドデシルトリメチルアンモニウム塩、アルキルジメチルベンジルアンモニウム塩、アルキルピリジニウム塩、アルキルイソキノリニウム塩、ジアルキルモルホリニウム塩等のアルキル四級アンモニウム塩;塩化ベンゼトニウム、及びポリアルキルビニルピリジニウム塩が挙げられる。
アニオン性界面活性剤としては、例えば、パルミチン酸ナトリウム等の脂肪酸ナトリウム;ポリオキシエチレンラウリルエーテルカルボン酸ナトリウム等のエーテルカルボン酸ナトリウム;ラウロイルサルコシンナトリウム、N−ラウロイルグルタミン酸ナトリウム等の高級脂肪酸のアミノ酸縮合物;高級アルキルスルホン酸塩、ラウリン酸エステルスルホン酸塩等の高級脂肪酸エステルスルホン酸塩;ジオクチルスルホサクシネート等のジアルキルスルホコハク酸塩;オレイン酸アミドスルホン酸等の高級脂肪酸アミドスルホン酸塩;ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ジイソプロピルナフタレンスルホン酸塩等のアルキルアリールスルホン酸塩;アルキルアリールスルホン酸塩のホルマリン縮合物、ペンタデカンー2―サルフェート等の高級アルコール硫酸エステル塩;ジポリオキシエチレンドデシルエーテルリン酸エステル等のポリオキシエチレンアルキルリン酸エステル;及びスチレンーマレイン酸共重合体が挙げられる。
両性界面活性剤としては、例えば、N−ラウリルアラニン、N,N,N−トリメチルアミノプロピオン酸、N,N,N−トリヒドロキシエチルアミノプロピオン酸、N−ヘキシル−N,N−ジメチルアミノ酢酸、1−(2−カルボキシエチル)ピリミジニウムベタイン、及びレシチンが挙げられる。本発明粒剤に界面活性剤が含有される場合、その含有量は本発明粒剤全量に対して、通常0.1〜20重量%、好ましくは0.5〜10重量%である。
イマゾスルフロン2.3重量部、
ポリオキシエチレンアルカンジオール(商品名「ニューカルゲンTG−310」、竹本油脂株式会社製)3.0重量部、
トリポリリン酸ナトリウム5.0重量部、
ポリアクリル酸ナトリウム(商品名「トキサノンGR−31A」、三洋化成工業社製)2.0重量部、
カルボキシメチルセルロースナトリウム(商品名「セロゲン7A」、第一工業製薬社製)3.0重量部、
ガラス質中空体(短軸/長軸:0.97;商品名「グラスバブルズK1」;住友スリーエム株式会社製)18重量部、
ベントナイト(商品名「クニゲルV1」、クニミネ工業社製)15重量部、及び
炭酸カルシウム51.7重量部を混合し、
水40重量部を加えて混練した。得られた混練物を1.5mmφのスクリーンから押出造粒した。得られた粒子を乾燥して、本発明粒剤を得た。
イマゾスルフロン2.3重量部、
ポリオキシエチレンアルカンジオール(商品名「ニューカルゲンTG−310」、竹本油脂株式会社製)3.0重量部、
トリポリリン酸ナトリウム5.0重量部、
ポリアクリル酸ナトリウム(商品名「トキサノンGR−31A」、三洋化成工業社製)2.0重量部、
カルボキシメチルセルロースナトリウム(商品名「セロゲン7A」、第一工業製薬社製)3.0重量部、
ガラス質中空体(短軸/長軸:0.97;商品名「グラスバブルズK1」;住友スリーエム株式会社製)20重量部、
ベントナイト(商品名「クニゲルV1」、クニミネ工業社製)15重量部、及び
炭酸カルシウム49.7重量部を混合し、
水40重量部を加えて混練した。得られた混練物を1.5mmφのスクリーンから押出造粒した。得られた粒子を乾燥して、本発明粒剤を得た。
ガラス質中空体として、短軸/長軸:0.97のガラス質中空体(商品名「グラスバブルズK15」;住友スリーエム株式会社製)18重量部を用い且つ加えた水の量を38重量部とした以外は実施例1と同じ操作を行い、本発明粒剤を得た。
ガラス質中空体として、短軸/長軸:0.97のガラス質中空体(商品名「グラスバブルズK15」;住友スリーエム株式会社製)20重量部を用いた以外は実施例2と同じ操作を行い、本発明粒剤を得た。
ガラス質中空体として、短軸/長軸:0.98のガラス質中空体(商品名「グラスバブルズK20」;住友スリーエム株式会社製)18重量部を用い且つ加えた水の量を32重量部とした以外は実施例1と同じ操作を行い、本発明粒剤を得た。
ガラス質中空体として、短軸/長軸:0.98のガラス質中空体(商品名「グラスバブルズK20」;住友スリーエム株式会社製)20重量部を用い且つ加えた水の量を35重量部とした以外は実施例2と同じ操作を行い、本発明粒剤を得た。
ガラス質中空体として、短軸/長軸:0.97のガラス質中空体(商品名「グラスバブルズK25」;住友スリーエム株式会社製)18重量部を用い且つ加えた水の量を27重量部とした以外は実施例2と同じ操作を行い、本発明粒剤を得た。
ガラス質中空体として、短軸/長軸:0.97のガラス質中空体(商品名「グラスバブルズK25」;住友スリーエム株式会社製)20重量部を用い且つ加えた水の量を30重量部とした以外は実施例2と同じ操作を行い、本発明粒剤を得た。
ガラス質中空体として、短軸/長軸:0.96のガラス質中空体(商品名「グラスバブルズK37」;住友スリーエム株式会社製)18重量部を用い且つ加えた水の量を26重量部とした以外は実施例2と同じ操作を行い、本発明粒剤を得た。
ガラス質中空体として、短軸/長軸:0.96のガラス質中空体(商品名「グラスバブルズK37」;住友スリーエム株式会社製)20重量部を用い且つ加えた水の量を27重量部とした以外は実施例2と同じ操作を行い、本発明粒剤を得た。
ガラス質中空体として、短軸/長軸:0.98のガラス質中空体(商品名「グラスバブルズK46」;住友スリーエム株式会社製)20重量部を用い且つ加えた水の量を25重量部とした以外は実施例2と同じ操作を行い、本発明粒剤を得た。
プロピリスルフロン2.25重量部、ブロモブチド22.5重量部、
ポリオキシエチレンアルカンジオール(商品名「ニューカルゲンTG−310」、竹本油脂株式会社製)3.0重量部、
トリポリリン酸ナトリウム5.0重量部、
ポリアクリル酸ナトリウム(商品名「トキサノンGR−31A」、三洋化成工業社製)2.0重量部、
カルボキシメチルセルロースナトリウム(商品名「セロゲン7A」、第一工業製薬社製)3.0重量部、
ガラス質中空体として、短軸/長軸:0.97のガラス質中空体(商品名「マイクロバブルズK15」;住友スリーエム株式会社製)20重量部、
ベントナイト(商品名「クニゲルV1」、クニミネ工業社製)15重量部、及び
炭酸カルシウム27.25重量部を混合し、
水40重量部を加えて混練した。得られた混練物を1.5mmφのスクリーンから押出造粒した。得られた粒子を乾燥して、本発明粒剤を得た。
クロチアニジン1.5重量部、
ポリオキシエチレンアルカンジオール(商品名「ニューカルゲンTG−310」、竹本油脂株式会社製)3.0重量部、
トリポリリン酸ナトリウム5.0重量部、
ポリアクリル酸ナトリウム(商品名「トキサノンGR−31A」、三洋化成工業社製)2.0重量部、
カルボキシメチルセルロースナトリウム(商品名「セロゲン7A」、第一工業製薬社製)3.0重量部、
ガラス質中空体として、短軸/長軸:0.97のガラス質中空体(商品名「マイクロバブルズK15」;住友スリーエム株式会社製)20重量部、
ベントナイト(商品名「クニゲルV1」、クニミネ工業社製)15重量部、及び
炭酸カルシウム50.5重量部を混合し、
水40重量部を加えて混練した。得られた混練物を1.5mmφのスクリーンから押出造粒した。得られた粒子を乾燥して、本発明粒剤を得た。
(公序良俗違反につき、不掲載)3.0重量部、
ポリオキシエチレンアルカンジオール(商品名「ニューカルゲンTG−310」、竹本油脂株式会社製)3.0重量部、
トリポリリン酸ナトリウム5.0重量部、
ポリアクリル酸ナトリウム(商品名「トキサノンGR−31A」、三洋化成工業社製)2.0重量部、
カルボキシメチルセルロースナトリウム(商品名「セロゲン7A」、第一工業製薬社製)3.0重量部、
ガラス質中空体として、短軸/長軸:0.97のガラス質中空体(商品名「マイクロバブルズK15」;住友スリーエム株式会社製)20重量部、
ベントナイト(商品名「クニゲルV1」、クニミネ工業社製)15重量部、及び
炭酸カルシウム49重量部を混合し、
水40重量部を加えて混練した。得られた混練物を1.5mmφのスクリーンから押出造粒した。得られた粒子を乾燥して、本発明粒剤を得た。
カルタップ塩酸塩4.0重量部、ジクロシメット3.0部、
ポリオキシエチレンアルカンジオール(商品名「ニューカルゲンTG−310」、竹本油脂株式会社製)3.0重量部、
トリポリリン酸ナトリウム5.0重量部、
ポリアクリル酸ナトリウム(商品名「トキサノンGR−31A」、三洋化成工業社製)2.0重量部、
カルボキシメチルセルロースナトリウム(商品名「セロゲン7A」、第一工業製薬社製)3.0重量部、
ガラス質中空体として、短軸/長軸:0.97のガラス質中空体(商品名「マイクロバブルズK15」;住友スリーエム株式会社製)20重量部、
ベントナイト(商品名「クニゲルV1」、クニミネ工業社製)15重量部、及び
炭酸カルシウム45重量部を混合し、
水40重量部を加えて混練した。得られた混練物を1.5mmφのスクリーンから押出造粒した。得られた粒子を乾燥して、本発明粒剤を得た。
イマゾスルフロン2.3重量部、
ポリオキシエチレンアルカンジオール(商品名「ニューカルゲンTG−310」、竹本油脂株式会社製)3.0重量部、
トリポリリン酸ナトリウム5.0重量部、
ポリアクリル酸ナトリウム(商品名「トキサノンGR−31A」、三洋化成工業社製)2.0重量部、
カルボキシメチルセルロースナトリウム(商品名「セロゲン7A」、第一工業製薬社製)3.0重量部、
ガラス質中空体(短軸/長軸:0.65;商品名「パーライトB−03」;ネオライト興産株式会社製)20重量部、
ベントナイト(商品名「クニゲルV1」、クニミネ工業社製)15重量部、及び
炭酸カルシウム49.7重量部を混合し、
水40重量部を加えて混練した。得られた混練物を1.5mmφのスクリーンから押出造粒した。得られた粒子を乾燥して、比較粒剤を得た。
イマゾスルフロン2.3重量部、
ポリオキシエチレンアルカンジオール(商品名「ニューカルゲンTG−310」、竹本油脂株式会社製)3.0重量部、
トリポリリン酸ナトリウム5.0重量部、
ポリアクリル酸ナトリウム(商品名「トキサノンGR−31A」、三洋化成工業社製)2.0重量部、
カルボキシメチルセルロースナトリウム(商品名「セロゲン7A」、第一工業製薬社製)3.0重量部、
ガラス質中空体(短軸/長軸:0.65;商品名「パーライトB−03」;ネオライト興産株式会社製)40重量部、
ベントナイト(商品名「クニゲルV1」、クニミネ工業社製)15重量部、及び
炭酸カルシウム29.7重量部を混合し、
水40重量部を加えて混練した。得られた混練物を1.5mmφのスクリーンから押出造粒した。得られた粒子を乾燥して、比較粒剤を得た。
イマゾスルフロン2.3重量部、
ポリオキシエチレンアルカンジオール(商品名「ニューカルゲンTG−310」、竹本油脂株式会社製)3.0重量部、
トリポリリン酸ナトリウム5.0重量部、
ポリアクリル酸ナトリウム(商品名「トキサノンGR−31A」、三洋化成工業社製)2.0重量部、
カルボキシメチルセルロースナトリウム(商品名「セロゲン7A」、第一工業製薬社製)3.0重量部、
ガラス質中空体(短軸/長軸:0.65;商品名「パーライトB−03A」;ネオライト興産株式会社製)50重量部、
ベントナイト(商品名「クニゲルV1」、クニミネ工業社製)15重量部、及び
炭酸カルシウム19.7重量部を混合し、
水40重量部を加えて混練した。得られた混練物を1.5mmφのスクリーンから押出造粒した。得られた粒子を乾燥して、比較粒剤を得た。
実施例4、12、13、14、15で得られた本発明粒剤および比較例1、2、3で得られた比較粒剤40gを、ポリビニルアルコールフィルム(商品名「ハイセロンS−660」、日本合成化学工業社製)に包装、農薬製剤を得た。
これを広さ100m2、水深5cmの水田に投下した。
粒剤の拡散性を、下記の基準で評価した。その結果、実施例4、12、13、14、15で得られた本発明粒剤は◎だったが、比較例1、2、3で得られた比較粒剤は×の評価であった
◎:水溶性フィルムが溶解した後、粒剤が水田全体に均一に広がるのに要した時間が30分以内であった。
○:水溶性フィルムが溶解した後、粒剤が水田全体に均一に広がるのに要した時間が30分〜1時間であった。
△:水溶性フィルムが溶解した後、粒剤が水田全体に均一に広がるのに要した時間が1時間以上であった。
×:水溶性フィルムが溶解した後、粒剤が水田全体に均一に広がらなかった。
Claims (4)
- 農薬活性成分と、ガラス質中空体と、固体担体とを含有する農薬粒剤であって、
ガラス質中空体が下式を満たすガラス質中空体である農薬粒剤。
式:0.85≦短軸/長軸≦1.00 - ガラス質中空体が、農薬粒剤全量に対して15〜25重量%含有される請求項1記載の農薬粒剤。
- ガラス質中空体が、粒径15〜150μmのガラス質中空体である請求項1又は請求項2記載の農薬粒剤。
- 請求項1〜請求項3いずれか1項記載の農薬粒剤が水溶性フィルムに包装されてなる水田用農薬製剤。
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