JP2001163705A - 水田用自己拡散型粒状農薬組成物およびその施用方法 - Google Patents

水田用自己拡散型粒状農薬組成物およびその施用方法

Info

Publication number
JP2001163705A
JP2001163705A JP2000188875A JP2000188875A JP2001163705A JP 2001163705 A JP2001163705 A JP 2001163705A JP 2000188875 A JP2000188875 A JP 2000188875A JP 2000188875 A JP2000188875 A JP 2000188875A JP 2001163705 A JP2001163705 A JP 2001163705A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
parts
manufactured
generic name
active ingredient
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000188875A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Maeda
勝 前田
Koji Kikukawa
弘司 菊川
Manabu Shimizu
学 清水
Kengo Nishimura
研吾 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ishihara Sangyo Kaisha Ltd
Original Assignee
Ishihara Sangyo Kaisha Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ishihara Sangyo Kaisha Ltd filed Critical Ishihara Sangyo Kaisha Ltd
Priority to JP2000188875A priority Critical patent/JP2001163705A/ja
Publication of JP2001163705A publication Critical patent/JP2001163705A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 湛水下水田に投入後水面に浮遊
し、農薬活性成分を拡散し、投入地点の土壌表面には薬
剤処理跡が残らず、薬効の偏りが無い水田用自己拡散型
粒状農薬組成物を提供する。 【解決手段】 農薬活性成分、嵩比重が1未満の
閉鎖型中空体、および界面活性剤より成る水田用自己拡
散型粒状農薬組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水田における様々
な雑草、害虫および植物の病気を効果的にコントロール
する水田用自己拡散型粒状農薬組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、農薬活性成分の効果を高める
目的で、水田の水面に浮遊させるタイプの農薬組成物の
研究が行われてきており、焼成パーライト、シラスバル
ーンなどの無機浮遊性物質や合成樹脂発泡体などの浮遊
性を利用した各種農薬組成物が数多く提案されている。
また、こういった農薬組成物を水溶性高分子の袋に入れ
るか、発泡剤を配合して大型の錠剤に成型するなどし
て、手で水田中に投げ込むなどの方法なども提案されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記した水田の水面に
浮遊させる従来の農薬組成物は、水面に施用した直後は
浮遊するが、ある程度の時間がたつと水中に沈んでしま
い、所期の目的が十分達成できない或は水面に浮遊して
も水中への農薬活性成分の広がりが十分でなく、期待す
る効果が得られないなどの問題点が依然としてあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、これらの
問題点を解決すべく鋭意検討し、本発明を完成させた。
すなわち、本発明は農薬活性成分、嵩比重が1未満の閉
鎖型中空体および界面活性剤より成る水田用自己拡散型
粒状農薬組成物に関する。また、本発明は、前記農薬組
成物を、湛水下水田に直接施用する方法にも関する。さ
らに、前記農薬組成物は、水溶性のフィルムで覆い、パ
ック剤としても使用できる。
【0005】次に本発明の水田用自己拡散型粒状農薬組
成物(以下単に農薬組成物と略す)について具体的に説明
する。
【0006】本発明の農薬組成物で用いる農薬活性成分
としては、通常水田に使用されるものであればいずれの
ものでもよく、例えば除草剤有効成分、植物成長調整剤
有効成分、殺菌剤有効成分、殺虫剤有効成分があげられ
る。これらにつき、具体的に例示するが、本発明におけ
る農薬活性成分はこれらに限定されない。尚、特に記載
がない場合であってもこれら有効成分化合物に塩、アル
キルエステル等が存在する場合は、当然それらも含まれ
る。
【0007】除草剤有効成分としては、例えばS−(4
−クロロベンジル)−N,N−ジエチルチオカーバメー
ト〔一般名:ベンチオカーブ〕、O−3−tert-ブチル
フェニル 6−メトキシ−2−ピリジル(メチル)チオ
カルバマート〔一般名:ピリブチカルブ〕等のカーバメ
ート系有効成分;1−(α,α−ジメチルベンジル)−
3−(パラトリル)尿素〔一般名:ダイムロン〕、1−
(2−クロロベンジル)−3−(α,α−ジメチルベン
ジル)尿素〔一般名:クミルロン〕等の尿素系有効成
分;2−クロロ−N−エトキシメチル−6’−エチルア
セト−o−トルイダイド〔一般名:アセトクロール〕、
2−クロロ−2’,6’−ジエチル−N−(ブトキシメ
チル)アセトアニリド〔一般名:ブタクロール〕、2−
クロロ−N−(3−メトキシ−2−テニル)−2’,
6’−ジメチルアセトアニリド〔一般名:テニルクロー
ル〕、2−クロロ−2’,6’−ジエチル−N−(2−
プロポキシエチル)アセトアニリド〔一般名:プレチラ
クロール〕、(RS)−2−ブロモ−N−(α,α−ジ
メチルベンジル)−3,3−ジメチルブチルアミド〔一
般名:ブロモブチド〕、2−ベンゾチアゾール−2−イ
ルオキシ−N−メチルアセトアニリド〔一般名:メフェ
ナセット〕等のアミド系有効成分;2,4−ジクロロフ
ェノキシ酢酸〔一般名:2,4−D〕、2−メチル−4
−クロロフェノキシ酢酸〔一般名:MCP〕、2−メチ
ル−4−クロロフェノキシ酪酸〔一般名:MCPB〕、
(RS)−2−(2,4−ジクロロ−m−トリルオキ
シ)プロピオンアニリド〔一般名:クロメプロップ〕等
のフェノキシ系有効成分;2−〔4−(2,4−ジクロ
ロベンゾイル)−1,3−ジメチルピラゾール−5−イ
ルオキシ〕アセトフェノン〔一般名:ピラゾキシフェ
ン〕、4−(2,4−ジクロロベンゾイル)−1,3−
ジメチル−5−ピラゾリル−p−トルエンスルホネート
〔一般名:ピラゾレート〕、2−〔4−(2,4−ジク
ロロ−m−トルオイル)−1,3−ジメチルピラゾール
−5−イルオキシ〕−4’−メチルアセトフェノン〔一
般名:ベンゾフェナップ〕等のピラゾール系有効成分;
2−メチルチオ−4,6−ビス(エチルアミノ)−s−
トリアジン〔一般名:シメトリン〕、2−メチルチオ−
4−エチルアミノ−6−(1,2−ジメチルプロピルア
ミノ)−s−トリアジン〔一般名:ジメタメトリン〕等
のトリアジン系有効成分;5−(2,4−ジクロロフェ
ノキシ)−2−ニトロアニソール〔一般名:クロメトキ
シフェン〕、5−(2,4−ジクロロフェノキシ)−2
−ニトロ安息香酸メチル〔一般名:ビフェノックス〕
等のジフェニルエーテル系有効成分; ブチル(R)
2−〔4−(2−フルオロ−4−シアノフェノキシ)フ
ェノキシ〕プロピオナート〔一般名:シハロホップブチ
ル〕等のアリールオキシフェノキシプロピオン酸系有効
成分;2−アミノ−3−クロロ−1,4−ナフトキノン
〔一般名:ACN〕、(RS)−2−〔2−(3−クロ
ロフェニル)−2,3−エポキシプロピル〕−2−エチ
ルインダン−1,3−ジオン〔一般名:インダノファ
ン〕、〔3−(2−クロロ−4−メチルスルホニルベン
ゾイル)−4−フェニルチオ〕ビシクロ〔3.2.1〕
オクト−3−エン−2−オン〔一般名:ベンゾビシクロ
ン〕、7−(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル
スルファニル)−3−メチル−3H−イソベンゾフラン
−1−オン〔一般名:ピリフタリド〕等の縮合環系有効
成分;O,O−ジイソプロピル−2−(ベンゼンスルホ
ンアミド)エチルジチオホスフェート〔一般名:SA
P〕、S−4−クロロ−N−イソプロピルカルバニルメ
チル O,O−ジメチルホスホロジチオエート〔一般
名:アニロホス〕等のリン系有効成分;N−(1−エチ
ルプロピル)−3,4−ジメチル−2,6−ジニトロア
ニリン〔一般名:ペンディメタリン〕等のジニトロアニ
リン系有効成分;メチル α−(4,6−ジメトキシピ
リミジン−2−イルカルバモイルスルファモイル)−o
−トルアート〔一般名:ベンスルフロンメチル〕、エチ
ル 5−(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イルカ
ルバモイルスルファモイル)−1−メチルピラゾール−
4−カルボキシレート〔一般名:ピラゾスルフロンエチ
ル〕、メチル 3−クロロ−5−(4,6−ジメトキシ
ピリミジン−2−イルカルバモイルスルファモイル)−
1−メチルピラゾール−4−カルボキシレート〔一般
名:ハロスルフロンメチル〕、1−(2−クロロイミダ
ゾ〔1,2−a〕ピリジン−3−イルスルホニル)−3
−(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)尿素
〔一般名:イマゾスルフロン〕、1−〔2−(シクロプ
ロピルカルボニル)フェニルスルファモイル〕−3−
(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)尿素〔一
般名:シクロスルファムロン〕、1−(4,6−ジメト
キシピリミジン−2−イル)−3−〔1−メチル−4−
(2−メチル−2H−テトラゾール−5−イル)ピラゾ
ール−5−イルスルホニル〕尿素〔一般名:アジムスル
フロン〕等のスルホニルウレア系有効成分;N,N−ジ
エチル−3−メシチルスルホニル−1H−1,2,4−
トリアゾール−1−カルボキサミド〔一般名:カフェン
ストロール〕、メチル 2−〔(4,6−ジメトキシピ
リミジン−2−イル)オキシ〕−6−〔1−(メトキシ
イミノ)エチル〕ベンゾエート〔一般名:ピリミノバッ
クメチル〕、5−tert−ブチル−3−〔2,4−ジクロ
ロ−5−(プロプ−2−イニルオキシ)フェニル〕−
1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オン〔一
般名:オキサジアルギル〕、3−(4−クロロ−5−シ
クロペンチルオキシ−2−フルオロフェニル)−5−
(1−メチルエチリジン)オキサゾリジン−2,4−ジ
オン〔一般名:ペントキサゾン〕、3−〔1−(3,5
−ジクロロフェニル)−1−メチルエチル〕−2,3−
ジヒドロ−6−メチル−5−フェニル−4H−1,3−
オキサジン−4−オン〔一般名:オキサジクロメホ
ン〕、4−(2−クロロフェニル)−N−シクロヘキシ
ル−4,5−ジヒドロ−N−エチル−5−オキソ−1H
−テトラゾール−1−カルボキシアミド〔一般名:フェ
ントラザミド〕、S,S’−ジメチル 2−ジフルオロ
メチル−4−イソブチル−6−トリフルオロメチルピリ
ジン−3,5−ジカルボチオエート〔一般名:ジチオピ
ル〕等の複素環系有効成分などがあげられる。
【0008】植物成長調整剤有効成分としては、例えば
(2RS,3RS)−1−(4−クロロフェニル)−
4,4−ジメチル−2−(1H−1,2,4−トリアゾ
ール−1−イル)ペンタン−3−オール〔一般名:パク
ロブトラゾール〕等の複素環系有効成分などがあげられ
る。
【0009】殺菌剤有効成分としては、例えばO,O−
ジイソプロピル−S−ベンジルチオホスフェート〔一般
名:IBP〕等の有機リン系有効成分;α,α,α−ト
リフルオロ−3’−イソプロポキシ−o−トルアニリド
〔一般名:フルトラニル〕等のアミド系有効成分;3−
アリルオキシ−1,2−ベンゾイソチアゾール−1,1
−ジオキシド〔一般名:プロベナゾール〕、1,2,
5,6−テトラヒドロピロロ〔3,2,1−ij〕キノ
リン−4−オン〔一般名:ピロキロン〕等の複素環系有
効成分などがあげられる。
【0010】殺虫剤有効成分としては、例えばO,O−
ジエチル O−(2−イソプロピル−6−メチルピリミ
ジン−4−イル)ホスホロチオエート〔一般名:ダイア
ジノン〕等の有機リン系有効成分;1−ナフチル−N−
メチルカーバメート〔一般名:NAC〕等のカーバメー
ト系有効成分;(RS)−α−シアノ−3−フェノキシ
ベンジル (RS)−2,2−ジクロロ−1−(4−エ
トキシフェニル)シクロプロパンカルボキシレート〔一
般名:シクロプロトリン〕、2−(4−エトキシフェニ
ル)−2−メチルプロピル 3−フェノキシベンジル
エーテル〔一般名:エトフェンプロックス〕等のピレス
ロイド系有効成分;1−(6−クロロ−3−ピリジルメ
チル)−N−ニトロイミダゾリジン−2−イリデンアミ
ン〔一般名:イミダクロプリド〕、N,N−ジメチル−
1,2,3−トリチアン−5−イルアミン〔一般名:チ
オシクラム〕等の複素環系有効成分;S,S’−2−ジ
メチルアミノトリメチレン ジ(ベンゼンチオスルホナ
ート)〔一般名:ベンスルタップ〕等の芳香環系有効成
分などがあげられる。
【0011】農薬活性成分は一種又は二種以上混合して
使用してもよく、混合する場合の比率も適宜選択でき
る。農薬組成物中の農薬活性成分の配合割合は、それら
の種類、使用目的毎に適宜選択できるが、通常0.01
〜80重量%の範囲である。一般に、農薬活性成分が固
体の場合、水への溶解性又は分散性を高めるために予め
粉砕することにより、粒径を1〜200μm、望ましくは1〜
100μmの微細粒子として使用する。また、農薬活性成分
が室温で液状である場合は、後記する閉鎖型中空体、担
体、結合剤、物理性改良剤等に適宜吸着或は担持させる
ことにより本発明の農薬組成物から漏れ出さないように
する。また、農薬活性成分が室温で固形状且つ有機溶媒
に高度に可溶性である場合、農薬活性成分を安定化させ
るため、有機溶媒に溶解して室温で液状の農薬活性成分
と同様に取り扱うことができる。
【0012】室温で固形状且つ有機溶媒に高度に可溶性
な農薬活性成分を溶解する有機溶媒としては、種々のも
のを用いることができる。具体的に使用できる溶媒とし
ては、例えばキシレン、エチルベンゼン、トリメチルベ
ンゼン、プロピルベンゼン、イソプロピルベンゼン、ジ
エチルベンゼン、sec-ブチルベンゼン、tert-ブチルベ
ンゼン、ペンチルベンゼン、トリエチルベンゼン、tert
-ブチルトルエン、ポリエチルベンゼン、ジアミルベン
ゼン、ジイソプロピルベンゼン、シメン、アミルナフタ
レン、テトラリン、デカリン、芳香族石油ナフサ、軽ソ
ルベントナフサ、重ソルベントナフサ等の炭化水素類;
クロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素類;メチルアル
コール、エチルアルコール、プロピルアルコール、イソ
プロピルアルコール、ペンタノール、ヘキサノール、オ
クタノール、ミリスチルアルコール、セチルアルコー
ル、ステアリルアルコール、オレイルアルコール、デカ
ノール、ドデシルアルコール等のアルコール類;アニソ
ール、フェネトール、ブチルフェニルエーテル、メチル
アニソール、ジヘキシルエーテル等のエーテル類;酢
酸、オレイン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチ
ン酸、アジピン酸、アジピン酸ジイソデシル、アジピン
酸イソデシル、マレイン酸、セバシン酸、フタル酸、ト
リメリット酸等のカルボン酸類の各種エステル類、具体
的にはベンジルエステル、メチルエステル、エチルエス
テル、プロピルエステル、イソプロピルエステル、ブチ
ルエステル、2−エチルヘキシルエステル、オレイルエ
ステル、デシルエステル、イソブチルエステル、イソデ
シルエステル、オクチルエステル、ノニルエステル、イ
ソノニルエステル、ドデシルエステル、トリデシルエス
テル等のエステルなどを挙げることができる。有機溶媒
は一種又は二種以上を混合して使用してもよく、混合す
る場合の比率も適宜選択できる。農薬組成物中の有機溶
媒の配合割合は適宜選択できるが、通常0.5〜40重量%
の範囲である。
【0013】本発明の農薬組成物で用いる嵩比重が1未
満の閉鎖型中空体としては、セラミック製で、平均粒子
径が400μm以下であるものが望ましく、例えば、商
品名イースフィアーズSL-150、イースフィアーズSL-350
(共にオーストラリアエンバイロスフィアーズ社製)な
どが挙げられる。閉鎖型中空体は一種又は二種以上を混
合して使用してもよく、混合する場合の比率も適宜選択
できる。農薬組成物中の閉鎖型中空体の配合割合は適宜
選択できるが、少なくとも10重量%、好ましくは25
〜90重量%の範囲である。
【0014】本発明の農薬組成物で用いる界面活性剤と
しては、例えば脂肪酸塩、アルキルスルホコハク酸塩、
ジアルキルスルホコハク酸塩、ポリカルボン酸塩、アル
キル硫酸エステル塩、アルキル硫酸塩、アルキルアリー
ル硫酸塩、アルキルジグリコールエーテル硫酸塩、アル
コール硫酸エステル塩、アルキルスルホン酸塩、アルキ
ルアリールスルホン酸塩、アリールスルホン酸塩、リグ
ニンスルホン酸塩、アルキルジフェニルエーテルジスル
ホン酸塩、ポリスチレンスルホン酸塩、アルキルリン酸
エステル塩、アルキルアリールリン酸塩、スチリルアリ
ールリン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫
酸エステル塩、ポリオキシエチレンアルキルアリールエ
ーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルアリールエ
ーテル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンアルキルエ
ーテルリン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルアリール
リン酸エステル塩、ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮
合物の塩、ポリアクリル酸塩、アクリル酸ナトリウムホ
モポリマー、イソブチレン無水マレイン酸コポリマー等
の陰イオン系界面活性剤;ソルビタン脂肪酸エステル、
グリセリン脂肪酸エステル、脂肪酸ポリグリセライド、
脂肪酸アルコールポリグリコールエーテル、アセチレン
グリコール、アセチレンアルコール、オキシアルキレン
ブロックポリマー、ポリオキシエチレンアルキルエーテ
ル、ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル、ポ
リオキシエチレンスチリルアリールエーテル、ポリオキ
シエチレングリコールアルキルエーテル、ポリオキシエ
チレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン
脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸
エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキ
シプロピレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンポリ
オキシプロピレングリコール、ポリアルキレングリコー
ル等の非イオン系界面活性剤などをあげることができ
る。界面活性剤は一種又は二種以上混合して使用しても
よく、混合する場合の比率も適宜選択できる。農薬組成
物中の界面活性剤の配合割合は適宜選択できるが、通常
0.1〜40重量%の範囲である。これらの界面活性剤
は、通常、農薬活性成分の田水中での拡散を補助する機
能を有するものが用いられるが、中には結合剤(農薬組
成物の強度を向上させるもの)、或いは崩壊剤としての
機能を果たすものもある。
【0015】本発明の農薬組成物においては、所望によ
り担体、結合剤、物理性改良剤、安定化剤などの補助剤
を添加してもよい。
【0016】担体としては、通常の農薬組成物に使用さ
れるものであれば、特に限定されることはないが、例え
ばパーライト、タルク、ベントナイト、炭酸カルシウ
ム、酸性白土、珪石、ジークライト、ケイソウ土、カオ
リン、セリサイト、ホワイトカーボンなどの無機担体;
デンプン、グルコース、ラクトース、シュクロース、大
鋸屑、藁、パルプ、モミガラなどの有機担体等が挙げら
れる。担体は一種又は二種以上を混合して使用してもよ
く、混合する場合の比率も適宜選択できる。農薬組成物
中の担体の配合割合は適宜選択できるが、通常0.1〜50
重量%の範囲である。
【0017】結合剤としては、例えばグアーガム、ロー
カストビーンガム、トラガカントガム、ザンサンガム、
アラビアガム等の各種ガム類;アルギン酸ナトリウム、
アルギン酸アンモニウム、アルギン酸プロピレングリコ
ールエステル等のアルギン酸誘導体;ポリビニルアルコ
ール、ポリビニルピロリドン、ポリビニルメ夕アクリレ
―ト、ポリエチレンオキシド、ポリアクリル酸、ポリア
クリル酸ナトリウム、ポリアクリル酸アミド等の有機高
分子化合物;卵白、アルブミン、カゼイン、ゼラチン等
の動物性又は植物性の水溶性蛋白質;メチルセルロー
ス、カルボキシメチルセルロース、カルボキシメチルセ
ルロースナトリウム、カルボキシエチルセルロース、ヒ
ドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロ
ース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース等のセルロ
ース誘導体;デキストリン、デンプン、カルボキシメチ
ルスターチナトリウム、ヒドロキシエチルスターチ、ヒ
ドロシキプロピルスターチ等のデンプン類;リグニンス
ルホン酸ナトリウム、リグニンスルホン酸カルシウム等
のリグニンスルホン酸誘導体などが挙げられる。結合剤
は一種又は二種以上を混合して使用してもよく、混合す
る場合の比率も適宜選択できるが、例えば前記カゼイン
やリン酸二水素ナトリウムと、水酸化マグネシウム、水
酸化カルシウムのような無機塩類との混合が可能であ
る。農薬組成物中の結合剤の配合割合は適宜選択できる
が、通常0.1〜50重量%の範囲である。
【0018】物理性改良剤としては、農薬組成物の流動
性を改良して水面拡展性を増強し得る物質であればよ
く、例えばホワイトカーボン類、パラフィン粉末類、ポ
リエチレンワックス等の高分子粉末類等の水不溶性また
は難溶性粉末などが挙げられる。物理性改良剤は一種又
は二種以上を混合して使用してもよく、混合する場合の
比率も適宜選択できる。農薬組成物中の物理性改良剤の
配合割合は適宜選択できるが、通常0.5〜40重量%の範
囲である。
【0019】安定化剤は、農薬組成物の保存安定性を向
上させるものである。例えば加水分解を起こし易い農薬
活性成分(スルホニルウレア系有効成分等)を含有させた
場合においては、該農薬活性成分と、空気中の水分や農
薬組成物中に混入している水分との接触を抑えることに
より、農薬活性成分の経時変化(分解)を抑制する乾燥剤
がそれに該当する。安定化剤としては、具体的には無水
ホウ酸(B2O3)、メタホウ酸(HBO2)、生石灰(CaO)、酸化ハ
゛リウム(BaO)、ホウ酸(H3BO3)、酸化アルミニウム(Al 2O3)、
酸化マク゛ネシウム(MgO)、アルミン酸ナトリウム(NaAlO2)、酸化鉄
(FeO、α-Fe2O3、γ-Fe2O3、Fe3O4)、シリカケ゛ル、無水塩
化カルシウム、水素化カルシウム(CaH2)、水素化アルミニウムリチウム(Li
AlH4)、無水硫酸ナトリウム、無水硫酸銅、無水硫酸カルシウム、
無水硫酸マク゛ネシウム、セ゛オライト、無水ケイ酸カルシウム、酸化チタン、
二酸化ケイ素、活性炭、アルミン酸ナトリウムのような乾燥剤など
が挙げられる。安定化剤は、一種又は二種以上を混合し
て使用してもよく、混合する場合の比率も適宜選択でき
る。農薬組成物中の安定化剤の配合割合は適宜選択でき
るが、通常0.1〜40重量%の範囲である。
【0020】本発明の農薬組成物は、以下に説明するよ
うな方法によって製造することができる。農薬活性成
分、嵩比重が1未満の閉鎖型中空体、界面活性剤、必要
に応じ担体、結合剤、物理性改良剤、安定化剤などの補
助剤を混合し、所望により加水混練した後、造粒し、乾
燥、整粒する。造粒する際には、押し出し造粒機、転動
造粒機、噴霧造粒機、流動層造粒機等を用いることがで
きる。
【0021】整粒された個々の粒の粒径は、取り扱いの
便宜、組成物の崩壊性を考慮すると一般的には0.1〜10m
m、好ましくは0.3〜6mm、さらに好ましくは0.3〜2mm
の範囲である。また、粒1個当たり重量は1g未満であ
る。
【0022】本発明の農薬組成物はそのまま水田に10
アール当たり10〜3000g、好ましくは100〜1
000gの範囲で処理する方法や水溶性フィルムで10
〜100gずつ包装してパック剤とし、該パック剤を1
0アール当たり10〜30000g、好ましくは100
〜1000gの範囲で水田畦畔から投げ込み施用する方
法または水口若しくは給水筒に施用する方法等の簡便な
方法で使用することができる。
【0023】前記のように本発明の農薬組成物を包装し
てパック剤として使用するときの水溶性フィルムとして
は、本発明の農薬組成物を水田中に投入したときに、速
やかに、例えば数秒〜24時間程度で溶解するものであれ
ば、何れのものでも使用できる。例えば、ポリビニルア
ルコール、変性ポリビニルアルコール、水溶性ビニロ
ン、水溶性デキストリン、ポリエチレングリコール、カ
ルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロー
ス、メチルセルロース、アルギン酸塩、ゼラチン、ペク
チン、プルラン、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル
酸塩、ポリエチレンオキサイド、澱粉などを素材とした
高分子フィルム;紙や繊維などに前記水溶性フィルムを
塗布又は含浸処理したものなどが挙げられ、これら水溶
性フィルムの膜厚は、10〜50μm、望ましくは20
〜40μmが適当である。
【0024】本発明の農薬組成物は、嵩比重が1未満の
閉鎖型中空体が包含されているので、水田に施用された
際、水面に浮遊し、界面活性剤の効力が中心となって農
薬活性成分を極めて効果的に水田全域に拡散させること
ができる。なお、本発明の農薬組成物をパック剤として
施用すると、そのバルク密度によっては一旦水中に沈む
場合があるが、そのような場合であっても嵩比重が1未
満の閉鎖型中空体が包含されているので、パック剤自体
がその後水面に浮遊するか、或いはパック剤から放出さ
れた農薬組成物が水面に浮遊し、上記同様所望の効果を
達成することができる。
【0025】このように、本発明の農薬組成物は、局所
散布するだけで、農薬活性成分が局所に残留することな
く水田全体に拡散し、イネに対する薬害を発生すること
なく有害生物を防除することができ、散布作業が大幅に
省力化されたものである。また、浮遊性にすぐれた本発
明の農薬組成物は、農薬活性成分が全て田水に溶解乃至
効率良く拡散するため、薬剤の処理地点にその痕跡が残
らないという利点も有する。さらに本発明の農薬組成物
は、前記したように簡便な方法で製造でき、製造コスト
も低く抑えられる。前述した種々の特徴、利点を有する
本発明の農薬組成物は、極めて実用性の高いものであ
る。
【0026】
【実施例】本発明をより詳しく述べるため、以下に実施
例を記載するが、これらは本発明を限定するものではな
い。 実施例1 (1)農薬活性成分としてベンスルフロンメチル(一般
名)1.16重量部;界面活性剤としてニューカルゲン
-SX-C(竹本油脂株式会社製、ドデシルベンゼンスルホ
ン酸Na塩)2重量部、ソカランPA30CL(BASF社製、ポリ
アクリル酸Na塩)3重量部;担体としてパーライト#36
(東興パーライト工業株式会社製)20重量部;嵩比重が
1未満の閉鎖型中空体としてイースフィアーズSL150
(オーストラリアエンバイロスフィアーズ社製、粒度範
囲20〜150ミクロン、平均粒径100ミクロン)29.69重量
部を用い、それらを均一の粉末状混合物とした。 (2)農薬活性成分としてのシハロホップブチル(一般
名)4.12重量部に、有機溶媒としてのビニサイザー50
(花王株式会社製、アジピン酸ジイソデシル)24.72重
量部を加え、60℃で加熱溶解し液状とした後、農薬活性
成分としてのプレチラクロール(一般名)10.31重量部
を加え均一な混合溶液とした。 (3)(1)の粉末状混合物に、(2)の混合溶液およ
び界面活性剤としてのオルフィンSTG(日信化学工業株
式会社製、アセチレングリコール系)3重量部を加え十
分に混合した後、結合剤としてのゼラチン(ナカライテ
スク株式会社製)20%水溶液10重量部を加えて混練し、
1.2mmスクリーンを装着したドームグラン造粒機(不二
パウダル株式会社製、DG-L1型)で押し出し造粒した。
この造粒物を60℃の温風下で2時間乾燥、整粒(12〜24
メッシュ)し、粒剤を得た。
【0027】実施例2 パーライト#36の使用量を10重量部に、イースフィアー
ズSL150の使用量を47.93重量部に、ビニサイザー50の使
用量を16.48重量部にそれぞれ変更すること以外は実施
例1と同様にして、粒剤を得た。
【0028】実施例3 パーライト#36の使用量を10重量部に、イースフィアー
ズSL150の使用量を50.93重量部に、ビニサイザー50の使
用量を16.48重量部にそれぞれ変更し、オルフィンSTGを
使用しないこと以外は実施例1と同様にして、粒剤を得
た。
【0029】実施例4 イースフィアーズSL150の使用量を32.69重量部に変更
し、オルフィンSTGを使用しないこと以外は実施例1と
同様にして、粒剤を得た。
【0030】実施例5 (1)農薬活性成分としてベンスルフロンメチル(一般
名)1.16重量部;界面活性剤としてニューカルゲン-SX-
C(竹本油脂株式会社製、ドデシルベンゼンスルホン酸N
a塩)2重量部;担体としてパーライト#36(東興パーラ
イト工業株式会社製)10重量部;結合剤としてアミコー
ル6H(日澱化学株式会社製、酵素変性デキストリン)3
重量部;嵩比重が1未満の閉鎖型中空体としてイースフ
ィアーズSL150(オーストラリアエンバイロスフィアー
ズ社製、粒度範囲20〜150ミクロン、平均粒径100ミクロ
ン)47.93重量部を用い、それらを均一の粉末状混合物
とした。 (2)農薬活性成分としてのシハロホップブチル(一般
名)4.12重量部に、有機溶媒としてのビニサイザー50
(花王株式会社製、アジピン酸ジイソデシル)16.48重
量部を加え、60℃で加熱溶解し液状とした後、農薬活性
成分としてのプレチラクロール(一般名)10.31重量部
を加え均一な混合溶液とした。 (3)(1)の粉末状混合物に、(2)の混合溶液およ
び界面活性剤としてのオルフィンSTG(日信化学工業株
式会社製、アセチレングリコール系)3重量部を加え十
分に混合した後、結合剤としてのゼラチン(ナカライテ
スク株式会社製)20%水溶液10重量部を加えて混練し、
1.2mmスクリーンを装着したドームグラン造粒機(不二
パウダル(株)社製、DG-L1型)で押し出し造粒した。こ
の造粒物を60℃の温風下で2時間乾燥、整粒(12〜24メ
ッシュ)し、粒剤を得た。
【0031】実施例6 イースフィアーズSL150の使用量を50.93重量部に変更
し、オルフィンSTGを使用しないこと以外は実施例5と
同様にして、粒剤を得た。
【0032】実施例7 (1)農薬活性成分としてベンスルフロンメチル(一般
名)1.16重量部;界面活性剤としてニューカルゲン-SX-
C(竹本油脂株式会社製、ドデシルベンゼンスルホン酸N
a塩)3重量部;結合剤としてアミコール6H(日澱化学
株式会社製、酵素変性デキストリン)3重量部;担体と
してグラフローM(日澱化学株式会社製、トウモロコシ
澱粉造粒物)26.5重量部;嵩比重が1未満の閉鎖型中空
体としてイースフィアーズSL150(オーストラリアエン
バイロスフィアーズ社製、粒度範囲20〜150ミクロン、
平均粒径100ミクロン)39.67重量部を用い、それらを均
一の粉末状混合物とした。 (2)農薬活性成分としてのシハロホップブチル(一般
名)4.12重量部を有機溶媒としてのビニサイザー50(花
王株式会社製、アジピン酸ジイソデシル)8.24重量部に
加え60℃で加熱溶解し液状とした後、農薬活性成分とし
てのプレチラクロール(一般名)10.31重量部を加え均
一な混合溶液とした。 (3)(1)の粉末状混合物に、(2)の混合溶液およ
び界面活性剤としてのオルフィンSTG(日信化学工業株
式会社製、アセチレングリコール系)2重量部を加え十
分に混合した後、結合剤としてのゼラチン(ナカライテ
スク株式会社製)20%水溶液10重量部を加えて混練し、
1.2mmスクリーンを装着したドームグラン造粒機(不二
パウダル株式会社製、DG-L1型)で押し出し造粒した。
この造粒物を60℃の温風下で2時間乾燥、整粒(12〜24
メッシュ)し、粒剤を得た。
【0033】実施例8 グラフローMの使用量を23.5重量部に、イースフィアー
ズSL150の使用量を34.43重量部に、ビニサイザー50の使
用量を16.48重量部に、それぞれ変更すること以外は実
施例7と同様にして、粒剤を得た。
【0034】実施例9 イースフィアーズSL150の使用量を42.67重量部に変更
し、アミコール6Hを使用しないこと以外は実施例7と同
様にして、粒剤を得た。
【0035】実施例10 グラフローMの使用量を20重量部に、イースフィアーズS
L150の使用量を46.17重量部にそれぞれ変更すること以
外は実施例7と同様にして、粒剤を得た。
【0036】実施例11 グラフローMの使用量を26.8重量部に、イースフィアー
ズSL150の使用量を40.37重量部にそれぞれ変更し、オル
フィンSTG及びニューカルゲンSX-Cを使用せず、界面活
性剤としてニューカルゲン-EX-70(竹本油脂株式会社
製、ジオクチルスルホサクシネートNa塩70%)1重量部
及びイソバン600(クラレ株式会社製、イソブチレン無
水マレイン酸コポリマー)3重量部を使用すること以外
は、 実施例7と同様にして、粒剤を得た。
【0037】実施例12 グラフローMの使用量を26.8重量部に、イースフィアー
ズSL150の使用量を40.37重量部にそれぞれ変更し、オル
フィンSTGを使用せず、界面活性剤としてニューカルゲ
ン-EX-70を1重量部使用すること以外は、 実施例7と
同様にして、粒剤を得た。
【0038】実施例13 (1)農薬活性成分としてベンスルフロンメチル(一般
名)1.08重量部;界面活性剤としてニューカルゲン-EX-
70(竹本油脂株式会社製、ジオクチルスルホサクシネー
トNa塩70%)2重量部;結合剤としてアミコール6H(日
澱化学株式会社製、酵素変性デキストリン)3重量部、
カゼイン(ナカライテスク株式会社製)5重量部および
水酸化マグネシウム(ナカライテスク株式会社製)5重
量部;担体としてパーライト#36(東興パーライト工業
株式会社製)10重量部;嵩比重が1未満の閉鎖型中空体
としてイースフィアーズSL150(オーストラリアエンバ
イロスフィアーズ社製、粒度範囲20〜150ミクロン、平
均粒径100ミクロン)42.38重量部を用い、それらを均一
の粉末状混合物とした。 (2)農薬活性成分としてのシハロホップブチル(一般
名)3.94重量部を、有機溶媒としてのビニサイザー50
(花王株式会社製、アジピン酸ジイソデシル)15.76重
量部に加え、60℃で加熱溶解し液状とした後、農薬活性
成分としてのプレチラクロール(一般名)9.84重量部を
加え均一な混合溶液とした。 (3)(1)の粉末状混合物に、(2)の混合溶液を加
え十分に混合した後、結合剤としてのゼラチン(ナカラ
イテスク株式会社製)20%水溶液10重量部を加えて混練
し、1.2mmスクリーンを装着したドームグラン造粒機
(不二パウダル株式会社製、DG-L1型)で押し出し造粒
した。この造粒物を60℃の温風下で2時間乾燥、整粒(1
2〜24メッシュ)し、粒剤を得た。
【0039】実施例14 カゼイン5重量部を、りん酸2水素ナトリウム(ナカラ
イテスク株式会社製)5重量部に変更すること以外は、
実施例13と同様にして、粒剤を得た。
【0040】実施例15 (1)農薬活性成分としてベンスルフロンメチル(一般
名)1.08重量部;界面活性剤としてニューカルゲン-EX-
70(竹本油脂株式会社製、ジオクチルスルホサクシネー
トNa塩70%)2重量部;結合剤としてアルギン酸ナトリ
ウム(ナカライテスク株式会社製)5重量部;担体とし
てパーライト#36(東興パーライト工業株式会社製)10
重量部;嵩比重が1未満の閉鎖型中空体としてイースフ
ィアーズSL150(オーストラリアエンバイロスフィアー
ズ社製、粒度範囲20〜150ミクロン、平均粒径100ミクロ
ン)52.38重量部を用い、均一な粉末状混合物とした。 (2)農薬活性成分としてのシハロホップブチル(一般
名)3.94重量部を有機溶媒としてのビニサイザー50(花
王株式会社製、アジピン酸ジイソデシル)15.76重量部
に加え60℃で加熱溶解し液状とした後、農薬活性成分と
してのプレチラクロール(一般名)9.84重量部を加え均
一な混合溶液とした。 (3)(1)の粉末状混合物に、(2)の混合溶液を加
え十分に混合した後、水を加えて混練し、1.2mmスクリ
ーンを装着したドームグラン造粒機(不二パウダル株式
会社製、DG-L1型)で押し出し造粒した。この造粒物を6
0℃の温風下で2時間乾燥、整粒(12〜24メッシュ)し、
粒剤を得た。
【0041】実施例16 アルギン酸ナトリウム5重量部をサンエキスC(日本製
紙株式会社製、リグニンスルホン酸Ca塩)2重量部に、
イースフィアーズSL150の使用量を55.38重量部にそれぞ
れ変更すること以外は、実施例15と同様にして、粒剤
を得た。
【0042】実施例17 アルギン酸ナトリウム5重量部をカゼイン(ナカライテ
スク株式会社製)5重量部および水酸化マグネシウム
(ナカライテスク株式会社製)5重量部に、イースフィ
アーズSL150の使用量を47.38重量部にそれぞれ変更する
こと以外は、実施例15と同様にして、粒剤を得た。
【0043】実施例18 アルギン酸ナトリウム5重量部をりん酸2水素ナトリウ
ム(ナカライテスク株式会社製)5重量部および水酸化
マグネシウム(ナカライテスク株式会社製)5重量部
に、イースフィアーズSL150の使用量を47.38重量部にそ
れぞれ変更すること以外は、実施例15と同様にして、
粒剤を得た。
【0044】実施例19 アルギン酸ナトリウム5重量部をアラビアガム(岩城製
薬株式会社製)2重量部に、イースフィアーズSL150の
使用量を55.38重量部にそれぞれ変更すること以外は、
実施例15と同様にして、粒剤を得た。
【0045】実施例20 (1)農薬活性成分としてピラゾキシフェン(一般名)
16.0重量部、テニルクロール(一般名)2.15重量部及び
ブロモブチド(一般名)10.73重量部;界面活性剤とし
てのニューカルゲン-EX-70(竹本油脂株式会社製、ジオ
クチルスルホサクシネートNa塩70%)5.0重量部及びニュ
ーカルゲン-WG-4(竹本油脂株式会社製、リク゛ニンスルホン酸Na
塩)3.0重量部;結合剤としてアミコール6H(日澱化学
株式会社製、酵素変性テ゛キストリン)10.0重量部;嵩比重が
1以下の閉鎖型中空体としてイースイアーズSL150(オ
ーストラリアエンバイロスフィアーズ社製、粒度範囲20
〜150ミクロン、平均粒径100ミクロン)53.02重量部を
用い、それらを均一の粉末状混合物とした。 (2)(1)の粉末状混合物に結合剤としてセロゲン70
3A(第一工業製薬株式会社製、カルホ゛キシメチルセルロースNa)10%
水溶液を1.0重量部加え加水混練し、1.2mmスクリーンを
装着したドームグラン造粒機(不二パウダル(株)社製、
DG-L1型)で押し出し造粒した。この造粒物を60℃の温
風下で2時間乾燥、整粒(12〜24メッシュ)し、粒剤を
得た。
【0046】実施例21 ニューカルゲン-WG-4をニューカルゲン-WG-1(竹本油脂
株式会社製、アルキルナフタレンスルホン酸金属塩)に変更すること
以外は、実施例20と同様にして、粒剤を得た。
【0047】実施例22 (1)農薬活性成分としてベンスルフロンメチル(一般
名)1.16重量部;界面活性剤としてニューカルゲン-EX-
70(竹本油脂株式会社製、ジオクチルスルホサクシネー
トNa塩70%)2重量部及びイソバン600(クラレ株式会
社製、イソブチレン無水マレイン酸コポリマー)1.5重
量部;結合剤としてアミコール6H(日澱化学株式会社
製、酵素変性デキストリン)3重量部;担体としてパー
ライト#36(東興パーライト工業株式会社製)10重量
部;嵩比重が1未満の閉鎖型中空体としてイースフィア
ーズSL150(オーストラリアエンバイロスフィアーズ社
製、粒度範囲20〜150ミクロン、平均粒径100ミクロン)
47.56重量部を用い、それらを均一の粉末状混合物とし
た。 (2)農薬活性成分としてのシハロホップブチル(一般
名)4.12重量部を、有機溶媒としてのビニサイザー50
(花王株式会社製、アジピン酸ジイソデシル)16.48重
量部に加え、60℃で加熱溶解し液状とした後、農薬活性
成分としてのプレチラクロール(一般名)10.18重量部
を加え均一な混合溶液とした。 (3)(1)の粉末状混合物に、(2)の混合溶液を加
え十分に混合した後、界面活性剤としてのアグリゾール
G-200(花王株式会社製、アクリル酸ナトリウムホモポ
リマー)2重量部;結合剤としてのゼラチン(ナカライ
テスク株式会社製)20%水溶液10重量部を加えて混練
し、1.2mmスクリーンを装着したドームグラン造粒機
(不二パウダル株式会社製、DG-L1型)で押し出し造粒
した。この造粒物を60℃の温風下で2時間乾燥、整粒(1
2〜24メッシュ)し、粒剤を得た。
【0048】実施例23 (1)農薬活性成分としてベンスルフロンメチル(一般
名)1.08重量部;界面活性剤としてニューカルゲン-EX-
70(竹本油脂株式会社製、ジオクチルスルホサクシネー
トNa塩70%)2重量部;結合剤としてアミコール6H(日
澱化学株式会社製、酵素変性デキストリン)10重量部;
担体としてパーライト#36(東興パーライト工業株式会
社製)14.94重量部;嵩比重が1未満の閉鎖型中空体と
してイースフィアーズSL150(オーストラリアエンバイ
ロスフィアーズ社製、粒度範囲20〜150ミクロン、平均
粒径100ミクロン)49.82重量部を用い、それらを均一の
粉末状混合物とした。 (2)農薬活性成分としてのシハロホップブチル(一般
名)3.94重量部を、有機溶媒としてのビニサイザー50
(花王株式会社製、アジピン酸ジイソデシル)7.88重量
部に加え、60℃で加熱溶解し液状とした後、農薬活性成
分としてのプレチラクロール(一般名)9.84重量部を加
え均一な混合溶液とした。 (3)(1)の粉末状混合物に、(2)の混合溶液を加
え十分に混合した後、結合剤としてのセロゲン703A(第
一工業製薬株式会社製、カルボキシメチルセルロースナ
トリウム)5%水溶液10重量部を加えて混練し、1.2mm
スクリーンを装着したドームグラン造粒機(不二パウダ
ル株式会社製、DG-L1型)で押し出し造粒した。この造
粒物を60℃の温風下で2時間乾燥、整粒(12〜24メッシ
ュ)し、粒剤を得た。
【0049】試験例1 1/3000aバットに土を詰め、入水し、代掻きをした後、
ノビエの種子を播種し、水深を4cmに保持した。ノビエ
が2.5〜3葉期となった時期に前記実施例1および実
施例7で得られた粒剤を500g/10aとなるように水
面に投下した。処理2週間後および4週間後にノビエの
生育抑制程度を肉眼で観察し、0(無処理区と同等)〜
100(完全枯殺)で評価した。試験は2連制で実施
し、その平均値をだした。結果を表1に示した。
【0050】
【表1】
【0051】試験例2 縦0.15m×横4mの雨樋に土を詰め、入水し、代掻
きをした後、ノビエ、ホタルイ、コナギ、ウリカワの各
種子を播種し、水深を4cmに保持した。代掻き1日後
にウリカワの塊根を移植した。ノビエが2.3〜3葉
期、ホタルイが2〜2.3葉期、コナギが0.5〜1.
3葉期、ウリカワが1.7〜2.2葉期となったときに
前記実施例1および実施例7で得られた粒剤を500g
/10aとなるように樋の片端の水面に投下した。処理2
週間後および4週間後に各雑草の生育抑制程度を肉眼で
観察し、0(無処理区と同等)〜100(完全枯殺)で
評価した。調査地点は樋の片端から他端までを0.8m
間隔で区分した。試験は2連制で実施し、その平均値を
だした。処理2週間後の結果を表2に、処理4週間後の
結果を表3に各々示した。
【0052】
【表2】
【0053】
【表3】
【0054】試験例3 縦0.12m×横4mの雨樋に土を詰め、入水し、代掻きをし
た後ノビエ、ホタルイ、コナギ、アゼナの各種子を播種
し、水深を3.5cmに保持した。ノビエが0.3〜1.1葉期、
ホタルイが0.5〜0.8葉期、コナギが0.3〜0.5葉期、アゼ
ナが子葉1対期となった時期に、前記実施例20で得られ
た粒剤を500g/10aとなるように樋の片端の水面に
投下した。処理2週間後及び4週間後に各雑草の生育抑
制程度を肉眼で観察し、0(無処理区と同等)〜100
(完全枯殺)で評価した。調査地点は樋の片端から他端ま
でを0.8m間隔で区分した。処理2週間後の結果を表4
に、処理4週間後の結果を表5に各々示す。
【0055】
【表4】
【0056】
【表5】
【0057】
【発明の効果】本発明の農薬組成物は、組成物中に閉鎖
型中空体を含有することから、田水中に沈むことなく浮
遊し、界面活性剤によって農薬活性成分が広範囲にわた
って拡散するので、局所散布するだけで農薬活性成分が
局所に残留することなく水田全域に拡散し、イネに対す
る薬害を発生することなく有害生物を防除することがで
き、散布作業が大幅に省力化される。また、優れた浮遊
性をもった本発明の農薬組成物は、薬剤の処理地点にそ
の痕跡が残らない。さらに本発明の農薬組成物は、簡便
な方法で製造でき、製造コストも低く抑えられる。この
ように、本発明の農薬組成物は、極めて実用性の高いも
のである。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A01N 39/04 A01N 39/04 A 47/36 101 47/36 101E (72)発明者 西村 研吾 滋賀県草津市西渋川二丁目3番1号 石原 産業株式会社中央研究所内 Fターム(参考) 2B121 AA19 CC05 CC27 EA26 FA02 4H011 AA01 AB02 AB03 AC01 BA01 BB06 BB11 BC03 BC07 BC08 BC18 BC19 BC20 DA02 DC05 DC06 DD02 DF04 DG15 DG16 DH10 DH11

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】農薬活性成分、嵩比重が1未満の閉鎖型中
    空体および界面活性剤より成る水田用自己拡散型粒状農
    薬組成物。
  2. 【請求項2】水溶性フィルムで覆われた請求項1の農薬
    組成物。
  3. 【請求項3】嵩比重が1未満の閉鎖型中空体が、セラミ
    ック製である請求項1または2の農薬組成物。
  4. 【請求項4】農薬活性成分が、除草剤の有効成分である
    請求項1、2または3の農薬組成物。
  5. 【請求項5】安定化剤を含有する請求項1、2、3また
    は4の農薬組成物。
  6. 【請求項6】農薬活性成分、嵩比重が1未満の閉鎖型中
    空体および界面活性剤より成る水田用自己拡散型粒状農
    薬組成物を、湛水下水田に直接施用する方法。
JP2000188875A 1999-06-30 2000-06-23 水田用自己拡散型粒状農薬組成物およびその施用方法 Pending JP2001163705A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000188875A JP2001163705A (ja) 1999-06-30 2000-06-23 水田用自己拡散型粒状農薬組成物およびその施用方法

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18655699 1999-06-30
JP27361699 1999-09-28
JP11-186556 1999-09-28
JP11-273616 1999-09-28
JP2000188875A JP2001163705A (ja) 1999-06-30 2000-06-23 水田用自己拡散型粒状農薬組成物およびその施用方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001163705A true JP2001163705A (ja) 2001-06-19

Family

ID=27325765

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000188875A Pending JP2001163705A (ja) 1999-06-30 2000-06-23 水田用自己拡散型粒状農薬組成物およびその施用方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001163705A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005272442A (ja) * 2004-02-26 2005-10-06 Ishihara Sangyo Kaisha Ltd 除草組成物
JP2010059150A (ja) * 2008-08-06 2010-03-18 Ishihara Sangyo Kaisha Ltd 水田用農薬組成物
JP2010059151A (ja) * 2008-08-07 2010-03-18 Ishihara Sangyo Kaisha Ltd 水田用農薬組成物
JP2011001361A (ja) * 2009-05-21 2011-01-06 Sumitomo Chemical Co Ltd 農薬粒剤
JP2012217960A (ja) * 2011-04-12 2012-11-12 Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd マイクロカプセルの製造方法
KR101470641B1 (ko) * 2007-08-27 2014-12-08 닛폰고세이가가쿠고교 가부시키가이샤 농약 포장용 수용성 필름
WO2016129466A1 (ja) * 2015-02-09 2016-08-18 クミアイ化学工業株式会社 粒状農薬組成物およびその製造方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002536385A (ja) * 1999-02-11 2002-10-29 アメリカン・シアナミド・カンパニー 軽量で押出可能なセラミック担体を含有する軽量な押出組成物、その使用方法およびその製造方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002536385A (ja) * 1999-02-11 2002-10-29 アメリカン・シアナミド・カンパニー 軽量で押出可能なセラミック担体を含有する軽量な押出組成物、その使用方法およびその製造方法

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005272442A (ja) * 2004-02-26 2005-10-06 Ishihara Sangyo Kaisha Ltd 除草組成物
KR101470641B1 (ko) * 2007-08-27 2014-12-08 닛폰고세이가가쿠고교 가부시키가이샤 농약 포장용 수용성 필름
JP2010059150A (ja) * 2008-08-06 2010-03-18 Ishihara Sangyo Kaisha Ltd 水田用農薬組成物
JP2010059151A (ja) * 2008-08-07 2010-03-18 Ishihara Sangyo Kaisha Ltd 水田用農薬組成物
JP2011001361A (ja) * 2009-05-21 2011-01-06 Sumitomo Chemical Co Ltd 農薬粒剤
JP2012217960A (ja) * 2011-04-12 2012-11-12 Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd マイクロカプセルの製造方法
WO2016129466A1 (ja) * 2015-02-09 2016-08-18 クミアイ化学工業株式会社 粒状農薬組成物およびその製造方法
JPWO2016129466A1 (ja) * 2015-02-09 2017-11-30 クミアイ化学工業株式会社 粒状農薬組成物およびその製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100690462B1 (ko) 무논용 수면 부유성 농약 조성물, 그의 사용 방법 및 그의제조 방법
JP2001163705A (ja) 水田用自己拡散型粒状農薬組成物およびその施用方法
JP5031501B2 (ja) 水中への溶出性が改善された農薬粒剤
JP2004352711A (ja) 粒状農薬組成物、その製造方法及び使用方法
KR20030026816A (ko) 균일한 확산성 입상 농약 제제 및 그의 살포방법
JP4988110B2 (ja) 均一拡散性粒状農薬製剤およびその散布方法
JP4603797B2 (ja) 粒状農薬組成物
JPH09249504A (ja) 水面施用農薬組成物、製造方法及びその包装物並びにその使用方法
JPH10109905A (ja) 粒状農薬組成物及びその散布方法
JP4919662B2 (ja) 均一拡散性粒状農薬製剤
JP2003040702A (ja) 農薬粒状組成物の散布方法および粒状農薬合剤
JP4621328B2 (ja) 水田用農薬組成物、その製造方法およびその散布方法
JP4919663B2 (ja) 粒状農薬製剤
JP2003261401A (ja) 水田用農薬固形剤
JP2001158703A (ja) 水田用水面浮遊性錠剤農薬組成物、その使用方法及びその製造方法
JPH07233002A (ja) 農薬製剤
JPH09118602A (ja) 水面浮上性農薬製剤
JP2000239103A (ja) 水面施用農薬組成物
JP4410322B2 (ja) 無水硫酸ナトリウム含有粒状組成物およびその製造法
WO1999057979A1 (fr) Granules de pesticide pour application a la surface de l'eau
JP3215683B2 (ja) 水田除草用錠剤またはカプセル
JP2002029903A (ja) 溶出制御された農薬粒剤およびその製造方法
JP3263690B2 (ja) 水田除草用錠剤またはカプセル
JP2003026504A (ja) 尿素含有農薬固形剤ならびにその製造方法
JP3245574B2 (ja) 水田除草方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070328

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101221

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110510