JP2011001042A - 頭部保護エアバッグ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】アシストグリップの近傍にインフレーターと接続される接続口部を配置させた構成であっても、エアバッグの展開膨張時に、アシストグリップにダメージを与えることを防止可能な頭部保護エアバッグ装置の提供。
【解決手段】頭部保護エアバッグ装置では、エアバッグ26が、インフレーターからの膨張用ガスを内部に流入させて膨張する膨張本体部30と、膨張本体部30の上縁側から上方に突出してインフレーターと接続される接続口部35と、を備える。膨張本体部30が、折畳収納時に、接続口部35から延びて、アシストグリップの下方に配置されるグリップ近傍部位58を、備える。グリップ近傍部位58が、膨張完了時の上縁側に配置されて膨張用ガスを流入させない周縁部38に、膨張本体部30における他の部位の上縁側に配置される周縁部38より下方にオフセットさせたオフセット部40を、配設させている。
【選択図】図5

Description

本発明は、窓の上縁側にアシストグリップを配置させた車両に搭載されて、窓の上縁側であってアシストグリップの下方の領域に折り畳まれて収納されるエアバッグを備えた頭部保護エアバッグ装置に関する。
従来、アシストグリップを配置させた車両に搭載される頭部保護エアバッグ装置としては、エアバッグが、内部に膨張用ガスを流入させて、窓の車内側を覆うように膨張する膨張本体部を、備え、前席の側方に配置される窓の上方に配置されるアシストグリップ近傍となる位置に、膨張完了時の膨張本体部の上縁側から上方に突出して、エアバッグ内に膨張用ガスを供給するインフレーターと接続される接続口部を、配設させた構成のものがあった(例えば、特許文献1参照)。この従来の頭部保護エアバッグ装置では、接続口部は、アシストグリップの後方に、隣接して配設されていた。
特開2005−14633公報
この種の頭部保護エアバッグ装置において、膨張本体部における接続口部近傍の部位は、インフレーターから吐出された膨張用ガスが高速で流れ込むことから、膨張する接続口部近傍の部位が、近傍に位置するアシストグリップのボディ側部材への取付部位と干渉する場合があり、アシストグリップに与えるダメージを抑える点に、改善の余地があった。
本発明は、上述の課題を解決するものであり、アシストグリップの近傍にインフレーターと接続される接続口部を配置させた構成であっても、エアバッグの展開膨張時に、アシストグリップにダメージを与えることを防止可能な頭部保護エアバッグ装置を提供することを目的とする。
本発明に係る頭部保護エアバッグ装置は、窓の上縁側にアシストグリップを配置させた車両に搭載されて、窓の上縁側であってアシストグリップの下方の領域に折り畳まれて収納されるエアバッグと、エアバッグに膨張用ガスを供給するインフレーターと、を備える構成とされ、
エアバッグが、膨張完了時の上縁側を窓の上縁側におけるボディ側部材に連結されるとともに、インフレーターから吐出される膨張用ガスを内部に流入させて、窓の上縁側から、下方に向かって突出し、窓の車内側を覆うように膨張する膨張本体部と、
膨張本体部の上縁側から上方に突出してインフレーターと接続される接続口部と、
を備える構成とされ、
接続口部が、膨張完了時のエアバッグの前後両端側を除いた中間部位であって、アシストグリップのボディ側部材への取付部位近傍に、配設され、
膨張本体部が、折畳収納時に、接続口部から延びて、アシストグリップの下方に配置されるグリップ近傍部位を、備える構成の頭部保護エアバッグ装置において、
グリップ近傍部位が、膨張完了時において、膨張する領域の上端を、膨張本体部における他の部位より下方にずらすように、膨張完了時の上縁側に配置されて膨張用ガスを流入させない周縁部に、膨張本体部における他の部位の上縁側に配置される周縁部より下方にオフセットさせたオフセット部を、配設させていることを特徴とする。
本発明の頭部保護エアバッグ装置では、窓の車内側を覆うように膨張するエアバッグの膨張本体部において、アシストグリップの下方に配置されるグリップ近傍部位が、膨張完了時における膨張する領域の上端を他の部位より下方にずらすように構成されている。詳細には、グリップ近傍部位の上縁側に配置されて膨張用ガスを流入させない周縁部に、他の部位より下方にオフセットされたオフセット部を、配設させている構成である。そのため、エアバッグにおけるインフレーターとの接続口部が、アシストグリップのボディ側部材への取付部位近傍に、配設される構成であっても、エアバッグの展開膨張時に、インフレーターから吐出され、接続口部を経て膨張本体部内に流入する膨張用ガスが、このオフセット部によって、迂回されるような態様となって、ダイレクトに、アシストグリップのボディ側部材への取付部位に向かうように、膨張本体部内を流れず、アシストグリップのボディ側部材への取付部位を、下方から上方へ強く押圧することを抑えて、アシストグリップへ大きなダメージを与えることを防止できる。
したがって、本発明の頭部保護エアバッグ装置では、アシストグリップの近傍にインフレーターと接続される接続口部を配置させた構成であっても、エアバッグの展開膨張時に、アシストグリップにダメージを与えることを防止することができる。
また、本発明の頭部保護エアバッグ装置において、アシストグリップが、前後方向に略沿った2箇所で、ボディ側部材に取り付けられる構成の場合、オフセット部を、アシストグリップにおける接続口部側の取付部位近傍のみに、形成させる構成としてもよく、このような構成の場合、アシストグリップにおける接続口部から離れた側の取付部位近傍の部位には、オフセット部が設けられず、膨張本体部の領域を広くすることができることから、膨張完了時の膨張エリアを広く確保することができて、好ましい。
また、上記構成の頭部保護エアバッグ装置において、接続口部を、上端側を開口させた略筒状とされるとともに、軸方向を前後方向に対して傾斜させるように構成し、
オフセット部を、接続口部の開口から離れた側に、形成させる構成とすることが好ましい。
上記構成の頭部保護エアバッグ装置では、接続口部が、軸方向を前後方向に対して傾斜させる構成であることから、エアバッグの展開膨張時に、接続口部を経て膨張本体部内に流入する膨張用ガスは、接続口部の開口から離れた側に向かうような流速を速くして膨張本体部内を流れることとなるが、この接続口部の開口から離れた側に、オフセット部を有していることから、接続口部の開口から離れた膨張用ガスの流速の速い側にアシストグリップを配設させた構成であっても、アシストグリップのボディ側部材との取付部位に、大きなダメージを与えることを的確に防止することができる。
さらに、上記構成の頭部保護エアバッグ装置において、エアバッグを、膨張本体部を平らに展開した状態から、下縁を上縁に接近させるようにして折り畳むとともに、少なくとも上縁近傍の部位を、前後方向に沿った複数の折目を付けて蛇腹折りされて、折り畳んで収納する構成とし、
膨張本体部におけるオフセット部の下端を、膨張本体部における膨張領域の最上端に位置する折目より下方に配置させるように、構成することが好ましい。
上記構成の頭部保護エアバッグ装置では、エアバッグの展開膨張時において、インフレーターから吐出された膨張用ガスが、接続口部を経て、膨張本体部内に流入する際に、まず、膨張用ガスは、膨張本体部における膨張領域の最上端に位置する折目より上方に位置する領域に、前後方向に沿って、流入し、この折目の折りを解消するようにして、展開することとなる。そして、上記構成の頭部保護エアバッグ装置では、グリップ近傍部位に形成されるオフセット部が、膨張本体部における膨張領域の最上端に位置する折目より下方まで延設される構成であることから、グリップ近傍部位においてオフセット部を配置させた領域が、この折目の解消前には、内部に膨張用ガスを流入させず、他の部位の膨張に伴って、折りを解消され、下方に展開した後に、内部に膨張用ガスを流入させて膨張することとなる。そのため、グリップ近傍部位が、上方に位置するアシストグリップを強く押圧することを防止できて、アシストグリップに与えるダメージを一層小さくすることができる。
本発明の一実施形態である頭部保護エアバッグ装置の車両搭載状態を示す概略正面図である。 図1の頭部保護エアバッグ装置における前側のアシストグリップ近傍部位を示す部分拡大正面図である。 図2におけるIII−III部位の概略断面図である。 図2におけるIV−IV部位の概略断面図である。 実施形態の頭部保護エアバッグ装置に使用されるエアバッグを平らに展開した状態の正面図である。 実施形態の頭部保護エアバッグ装置において、グリップ近傍部位の膨張過程を示す概略断面図である。 実施形態の頭部保護エアバッグ装置において、アシストグリップから離れた一般部の領域の膨張過程を示す概略断面図である。 実施形態の頭部保護エアバッグ装置において、エアバッグが膨張を完了させた状態を示す正面図である。 図8において、前側のアシストグリップ近傍部位を示す部分拡大正面図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。実施形態の頭部保護エアバッグ装置Mは、窓W1,W2の上縁側にアシストグリップ8F,8Bを配置させた車両Vに搭載されるもので、車両Vの車内側における窓W1,W2の上縁側であってアシストグリップ8F,8Bの下方の領域に配置されている。頭部保護エアバッグ装置Mは、図1に示すように、エアバッグ26と、インフレーター17と、取付ブラケット19,22と、エアバッグカバー12と、を備えて構成されている。実施形態の場合、エアバッグ26は、図1〜4に示すように、窓W1,W2の上縁側であってアシストグリップ8F,8Bの下方の領域において、フロントピラー部FPの下縁側から、ルーフサイドレール部RRの下縁側を経て、リヤピラー部RPの上部付近にかけての範囲に、折り畳まれて収納され、膨張用ガスの流入時に、窓W1,W2の車内側を覆うように、窓W1,W2の上縁側から下方側へ展開膨張する。
エアバッグカバー12は、実施形態の場合、図1に示すように、ルーフヘッドライニング4と窓W1,W2との間に配設されて、ルーフヘッドライニング4と別体としたルーフサイドレールガーニッシュとしての役目を果たすものであり、図1,3,4に示すように、折り畳まれたエアバッグ26の車内側を覆うように、窓W1,W2の上縁側周縁におけるフロントピラー部FPから、センターピラー部CPの上方のルーフサイドレール部RRを経て、リヤピラー部RPの上部と後縁とにかけて、配設されている。実施形態の場合、エアバッグカバー12は合成樹脂製として、各アシストグリップ8F,8Bをボディ1側のインナパネル(ボディ側部材)2に固定させる固定部10(取付部位)と、図示しない所定のクリップ等と、を利用して、インナパネル2に固定されるもので、エアバッグ26の展開膨張時に、下縁側を車内側に開かせるように構成されている。エアバッグカバー12は、フロントピラー部FPの車内側を覆うフロントピラーガーニッシュ部13、ルーフサイドレール部RRの車内側を覆うルーフレールガーニッシュ部14、及び、リヤピラー部RPの上部側における車内側を覆うリヤピラーガーニッシュ部15を、備えている。実施形態において、センターピラー部CPとリヤピラー部RPにおける下部側の領域とは、それぞれ、車内側を、センターピラーガーニッシュ5と、リヤピラーガーニッシュ6と、により、覆われている。
アシストグリップ8F,8Bは、それぞれ、窓W1,W2の上縁側であって、エアバッグカバー12の配置領域内に配設されるもので、詳細には、アシストグリップ8Fは窓W1の後端近傍であって、センターピラー部CP近傍となる位置の上縁側に配設され、アシストグリップ8Bは、窓W2における前後方向の中央よりやや後方側となる位置の上縁側に配設されている(図1参照)。各アシストグリップ8F,8Bは、それぞれ、乗員が把持するための把持部9と、把持部9の前後方向の両端側に配置されてアシストグリップ8F,8Bをインナパネル(ボディ側部材)2へ取り付ける取付部位としての固定部10,10と、を備えている。
インフレーター17は、エアバッグ26に膨張用ガスを供給するもので、図1,2に示すように、略円柱状のシリンダタイプとして、先端側(実施形態の場合前端側)に、膨張用ガスを吐出可能な図示しないガス吐出口を、配設させている。実施形態の場合、インフレーター17は、センターピラー部CPの近傍となる窓W2の前端付近の上縁側に、軸方向を前後方向に略沿わせるようにして、配設されている。そして、インフレーター17は、ガス吐出口付近を含めた前端側を、エアバッグ26における後述する接続口部35内に、開口35bを経て挿入させ、接続口部35の後端35a側に外装されるクランプ18を利用して、エアバッグ26に対して連結されている。また、インフレーター17は、インフレーター17を保持する取付ブラケット19と、取付ブラケット19をボディ1側のインナパネル2に固定するためのボルト20と、を利用して、インナパネル2に、取り付けられている。
エアバッグ26において後述する取付部43,54を、ボディ1側のインナパネル2に取り付ける取付ブラケット22は、2枚重ねの板金製のプレートから構成されるもので、図4に示すように、エアバッグ26の各取付部43,54を挟むようにして、取付部43,54に取り付けられ、ボルト23を利用して、インナパネル2に取り付けられている。
エアバッグ26は、図5に示すごとく、インフレーター17からの膨張用ガスGを流入させて、折り畳み状態から展開して、図1の二点鎖線及び図8に示すように、窓W1,W2や、センターピラー部CPの車内側に配置されるセンターピラーガーニッシュ5、リヤピラー部RPの車内側に配置されるリヤピラーガーニッシュ6の車内側を覆うように、膨張を完了させる構成とされている。実施形態の場合、エアバッグ26は、窓W1,W2及びセンターピラーガーニッシュ5,リヤピラーガーニッシュ6の車内側を覆い可能に膨張完了形状を略長方形板状として構成される膨張本体部30と、膨張本体部30の上縁30a側から上方に突出してインフレーター17と接続される接続口部28と、膨張本体部30の前縁下端近傍から延びる連結ベルト53と、を備えている。
実施形態の場合、エアバッグ26は、連結ベルト53を除いて、ポリアミド糸等を使用した袋織りにより製造されるもので、図5に示すように、膨張完了時に車内側に配置される車内側壁部26aと、車外側に配置される車外側壁部26bと、を有して、車内側壁部26aと車外側壁部26bとを離隔させるように内部に膨張用ガスを流入させて膨張するガス流入部27と、車内側壁部26aと車外側壁部26bとを結合させるように構成されて内部に膨張用ガスを流入させない非流入部37と、から構成されている。
ガス流入部27は、実施形態の場合、膨張本体部30を構成するガス供給路部31、前席用膨張部32、及び、後席用膨張部33と、接続口部35と、を備えて構成されている。
ガス供給路部31は、図5に示すように、膨張本体部30の上縁30a側で、車両の前後方向に沿うように、膨張本体部30の前後の略全域にわたって、配設されている。このガス供給路部31は、接続口部35と連通するように構成されるもので、インフレーター17から吐出されて接続口部35を経て内部に流入する膨張用ガスGを、ガス供給路部31の下方に配設される前席用膨張部32と後席用膨張部33とに案内する構成である。
前席用膨張部32は、エアバッグ26の膨張完了時に、窓W1からセンターピラー部CPにかけての領域の車内側を覆うように配置されるもので、図5に示すように、その領域内に、後述する区画部46,47,48と厚さ規制部45とを配置させることにより、前後方向に沿って並設される3つのセル32a,32b,32cに区画されている。前側に配置されるセル32aは、窓W1の車内側を覆う領域であり、前後方向の略中央であって、ガス供給路部31との境界部位付近に、厚さ規制部45を配置させることにより、膨張完了時の厚さを規制されている。このセル32aは、上端側を、区画部46に区画される前側の領域を除いて、ガス供給路部31に連通されている。セル32aの後方に配置される2つのセル32b,32cは、センターピラー部CPの車内側を覆う領域であり、前後方向に沿って配置される区画部47の横棒部47aによって、ガス供給路部31と区画されて、上端側を閉塞されている。セル32bは、セル32aと下端側で連通されて、セル32aを経由して、下端側から内部に膨張用ガスGを流入可能に構成され、セル32cは、セル32bと上端側で連通されて、セル32bを経由して上端側から内部に膨張用ガスを流入可能に構成されている。
後席用膨張部33は、エアバッグ26の膨張完了時に、窓W2の後半分からリヤピラー部RPにかけての領域の車内側を覆うように配置されるもので、図5に示すように、その領域内に、後述する区画部49,50を配置させて、2つのセル33a,33bを、前後方向に沿って並設させた構成とされている。前側に配置されるセル33aは、前後方向に沿って配置される区画部49によって、ガス供給路部31と区画されるとともに、この区画部49と、セル33a,33b間を区画する区画部50と、の間の隙間から、セル33bを経由して、内部に膨張用ガスGを流入可能に構成されている。後側に配置されるセル33bは、上端側をガス供給路部31に連通されて、上端側から内部に膨張用ガスを流入させるように構成されている。
接続口部35は、エアバッグ26(膨張本体部30)の前後両端側を除いた中間部位に形成されるもので、実施形態の場合、前後方向の中央よりやや前方となる位置に、形成されている。詳細に説明すれば、接続口部35は、車両搭載時に、窓W1の上方に配置されるアシストグリップ8Fにおける後側に位置する固定部10Bの近傍であって、センターピラー部CPの上方となる領域に、配設されている(図2参照)。この接続口部35は、ガス供給路部31と連通されており、前席用膨張部32の後側となるセル32b,32cの上方の領域から、斜め後ろ上方に向かって離れて突出するような筒状として、形成されている。すなわち、接続口部35は、軸方向を、前後方向に対して傾斜させるように構成されている。そして、接続口部35は、上端側(後端35a側)を開口させて構成され、この開口35bからインフレーター17を挿入させる構成である。
非流入部37は、実施形態の場合、周縁部38、取付部43、厚さ規制部45、区画部46,47,48,49,50、及び、板状部51を、備えて構成されている。
周縁部38は、エアバッグ26におけるガス流入部27の周囲を、接続口部35における後端35a側の開口の領域を除いて、全周にわたって囲むように形成されている。周縁部38において、前席用膨張部32の上縁側を構成する上縁側部位39における接続口部35との境界部位付近には、周囲の残部41よりも、下端40aを下方にオフセットさせるようなオフセット部40が、形成されている。このオフセット部40は、エアバッグ26の車両への搭載時に、折り畳んで収納される膨張本体部30において、接続口部35から延びて、アシストグリップ8Fの下方に配置されるグリップ近傍部位58の領域に、形成されている。実施形態の場合、グリップ近傍部位58は、エアバッグ26の折り畳み収納時において、アシストグリップ8Fにおける後側(接続口部35側)の固定部10Bの近傍(下方)に配置される部位であり、実施形態の場合、アシストグリップ8Fにおける後半分の下方に配置される領域から、構成されている(図2,3参照)。そして、具体的には、オフセット部40は、上縁側部位39における残部41よりも、下端40aを下方に位置させるような段差状として形成されており、後縁側を、周縁部38において、既述したごとく前後方向に対して軸方向を傾斜させて形成される接続口部35の前縁側の部位38aからなだらかに連ならせるように、後上がり状に傾斜させて、形成されている。実施形態では、エアバッグ26は、平らに展開した状態から、上側に位置するガス供給路部31の領域を、前後方向に沿った折目C1,C2を付けて蛇腹折りされ、下側に位置する前席用膨張部32,後席用膨張部33の領域を、車外側に向かって巻くようにロール折りされることにより、折り畳まれて収納されている。そして、オフセット部40は、下端40aを、エアバッグ26の折畳収納時に、上端側に形成される折目C1より、下方に配置させるように、構成されている。上縁側部位39における残部41は、下端41aを、上端側に形成される折目C1より、上方に配置されるように構成されている(図5参照)。この上縁側部位39における残部41は、周縁部38における膨張本体部30の上縁側を構成する部位38bと、幅寸法を一定として、構成されており、オフセット部40のみが、膨張本体部30の上縁30a側において、幅寸法を大きくするように構成されている。ちなみに、実施形態の場合、オフセット部40の下端40bは、エアバッグ26の膨張完了時において、開いたエアバッグカバー12の下端よりも若干下方に位置するように、設定されている(図6のC及び図9参照)。
すなわち、実施形態のエアバッグ26では、膨張本体部30において、グリップ近傍部位58の領域(アシストグリップ8Fにおける固定部10Bの近傍の領域)が、オフセット部40の下方へのオフセット量t1分(図5参照)だけ、膨張用ガスGを内部に流入させて膨張する領域(ガス流入部27)であるガス供給路部31の上端を、部分的に下方にずらすように、構成されている。
取付部43は、膨張本体部30の上縁30a側において、周縁部38から上方に突出するように形成されるもので、前後方向に沿って複数箇所(実施形態の場合、5箇所)に、形成されている。この取付部43は、膨張本体部30の上縁30a側を車両Vのボディ1側に連結させて、エアバッグ26をボディ側部材としてのインナパネル2に連結固定させる部位であり、それぞれ、取付ブラケット22をインナパネル2に固定させるためのボルト23を挿通可能な挿通孔43aを、備えている。そして、各取付部43は、取付ブラケット22とボルト23とを利用して、ボディ側部材であるインナパネル2に取付固定されることとなる。
厚さ規制部45は、前席用膨張部32におけるセル32aの領域内において、ガス供給路部31との境界部位付近に配置されるもので、実施形態の場合、長手方向を前後方向に略沿わせた長円状とされている。区画部46は、前席用膨張部32の領域内において、周縁部38における前縁側の部位から後方に延びて、ガス供給路部31とセル32aの前側の領域とを部分的に区画するように、配置されている。区画部47は、前席用膨張部32の領域内に配置されるもので、前席用膨張部32の後方に配置される板状部51の前上縁から前方に延びてガス供給路部31とセル32b,32cとを区画する横棒部47aと、横棒部47aの前端から先端を前方に向けるように斜め下方に向かって延びてセル32a,32b間を区画する縦棒部47bと、を備えている。区画部48は、前席用膨張部32の領域内に配置されるもので、周縁部38における膨張本体部30の下縁側の部位から上方に延びて、セル32b,32c間を区画するように、配置されている。区画部49は、後席用膨張部33の領域内に配置されるもので、板状部51の後上縁から後方に延びて、ガス供給路部31とセル33aとを区画している。区画部50は、後席用膨張部33の領域内に配置されるもので、周縁部38における膨張本体部30の下縁側の部位から上方に延びて、セル33a,33b間を区画するように、配置されている。板状部51は、ガス供給路部31の下方であって、前席用膨張部32と後席用膨張部33との間に配置されて、外形形状を略長方形状とされている。
連結ベルト53は、膨張本体部30と別体として、実施形態の場合、ポリアミド糸等の織布から形成されている。この連結ベルト53は、元部(後端)側を膨張本体部30における前縁下端近傍に結合させて、前後方向に沿って延びるように形成され、前端(先端)側に、インナパネル2に取り付けられる取付部54を有している。この取付部54は、膨張本体部30の上縁30a側に形成される取付部43と同様に、取付ブラケット22とボルト23とを使用してインナパネル2に固定されるもので、ボルト23を挿通可能な挿通孔54aを、備えている。
また、実施形態のエアバッグ26では、接続口部35の内部に、インナチューブ56を配設させている。このインナチューブ56は、接続口部35と、ガス供給路部31における接続口部35の下方の領域と、の内周側を覆うように構成されており、ガス供給路部31の領域内に、インフレーター17から吐出された膨張用ガスを前方側と後方側とに向かって流す2つのガス流出孔56a,56bを、配設させて構成されている。実施形態のエアバッグ26では、接続口部35が、前後方向に対して後上がりで傾斜した筒状として後端側を開口させて構成されるとともに、前席用膨張部32の上方に位置して、後席用膨張部33までの距離を、前席用膨張部32までの距離より大きくしていることから、前側に形成されるガス流出孔56aの開口面積を、後側に形成されるガス流出孔56bの開口面積より小さくして、後席用膨張部33側(後側)への膨張用ガスの流量を、前席用膨張部32側(前側)への膨張用ガスの流量より多くするように設定されている。
次に、実施形態の頭部保護エアバッグ装置Mの車両への搭載について説明する。まず、予め連結ベルト53を結合させ、接続口部35の内部にインナチューブ56を挿入させておいたエアバッグ26を、折り畳む。具体的には、エアバッグ26は、車内側壁部26aと車外側壁部26bとを重ねて平らに展開した状態から、膨張本体部30における上縁30a近傍の領域であるガス供給路部31の領域を、前後方向に沿った複数の折目C1,C2を付けて蛇腹折りするとともに、ガス供給路部31より下方となる膨張本体部30における下縁30b側の領域である前席用膨張部32と後席用膨張部33との領域を、下縁30b側を車外側に向かって巻くようにロール折りすれば、折り畳むことができる。このエアバッグ26の折り畳み完了後には、破断可能な図示しない折り崩れ防止用のラッピング材により、所定箇所をくるんでおく。次いで、各取付部43,54に、取付ブラケット22を取り付け、クランプ18を利用しつつ、接続口部35にインフレーター17を接続させる。そして、インフレーター17の周囲に、取付ブラケット19を取り付け、エアバッグ組付体を形成しておく。
その後、取付ブラケット19,22を、インナパネル2の所定位置に配置させて、ボルト20,23を利用して取付固定し、エアバッグ組付体をボディ1に取り付ける。次いで、インフレーター17に、所定のインフレーター作動用の制御装置から延びる図示しないリード線を結線し、エアバッグカバー12をボディ1側のインナパネル2に取り付け、アシストグリップ8F,8Bの各固定部10をインナパネル2に取り付ける。さらに、ルーフヘッドライニング4、センターピラーガーニッシュ5、及び、リヤピラーガーニッシュ6を、ボディ1側のインナパネル2に取り付ければ、頭部保護エアバッグ装置Mを車両Vに搭載することができる。
頭部保護エアバッグ装置Mの車両Vへの搭載後、インフレーター17が作動されれば、インフレーター17からの膨張用ガスが、エアバッグ26内に流入し、エアバッグ26が、図示しないラッピング材を破断させ、さらに、エアバッグカバー12を押し開いて下方へ突出しつつ、図1の二点鎖線及び図8に示すように、窓W1,W2、センターピラー部CP、及び、リヤピラー部RPの車内側を覆うように、大きく膨張することとなる。
そして、実施形態の頭部保護エアバッグ装置Mでは、窓W1,W2の車内側を覆うように膨張するエアバッグ26の膨張本体部30において、アシストグリップ8Fの下方に配置されるグリップ近傍部位58が、膨張完了時における膨張する領域の上端(ガス供給路部31の上端31a)を他の部位である一般部59の領域より下方にずらすように構成されている。詳細には、グリップ近傍部位58の上縁側に配置されて膨張用ガスを流入させない周縁部38に、他の部位より下方にオフセットされたオフセット部40を、配設させている構成である。そのため、エアバッグ26におけるインフレーター17との接続口部35が、アシストグリップ8Fのインナパネル2(ボディ側部材)への取付部位である固定部10B近傍に、配設される構成であっても、エアバッグ26の展開膨張時に、インフレーター17から吐出され、接続口部35を経て膨張本体部30内に流入する膨張用ガスGが、このオフセット部40によって、迂回されるような態様となって、ダイレクトに、アシストグリップ8Fをインナパネル2に固定させる固定部10Bに向かうように、膨張本体部30内を流れず、アシストグリップ8Fをインナパネル2に固定させる固定部10Bを、下方から上方へ強く押圧することを抑えて、アシストグリップ8Fへ大きなダメージを与えることを防止できる。
したがって、実施形態の頭部保護エアバッグ装置Mでは、アシストグリップ8Fの近傍にインフレーター17と接続される接続口部35を配置させた構成であっても、エアバッグ26の展開膨張時に、アシストグリップ8Fにダメージを与えることを防止することができる。
また、実施形態の頭部保護エアバッグ装置Mが搭載される車両Vでは、アシストグリップ8Fが、前後方向に略沿った2箇所に設けられる固定部10A,10Bにおいて、インナパネル2に取り付けられる構成とされているが、実施形態の頭部保護エアバッグ装置Mでは、オフセット部40を、アシストグリップ8Fにおける接続口部35側(後側)の固定部10B近傍のみに、形成している。すなわち、実施形態の頭部保護エアバッグ装置Mでは、アシストグリップ8Fにおける接続口部35から離れた側である前側に配置される固定部10Aの近傍の部位には、オフセット部が設けられておらず、上縁側部位39における残部41が、オフセット部40よりも下端41aを上側に位置させるように、構成されている。換言すれば、実施形態の頭部保護エアバッグ装置Mでは、アシストグリップ8Fにおける前側の固定部10A近傍の領域では、オフセット部40の配置領域と比較して、ガス供給路部31の上下の幅寸法を広くすることができ、膨張本体部30の領域を広くすることができることから、膨張完了時の膨張エリアを広く確保することができる。勿論、このような点を考慮しなければ、オフセット部を、アシストグリップの下方全域となる後側の固定部から前側の固定部にかけて、配設させるように構成してもよい。
また、実施形態の頭部保護エアバッグ装置Mでは、接続口部35が、上端(後端)35a側を開口させた略筒状とされるとともに、軸方向を前後方向に対して傾斜させるように構成されているものの、オフセット部40を、接続口部35の開口35bから離れた側(接続口部35の前側)に、形成させている。すなわち、実施形態の頭部保護エアバッグ装置Mでは、接続口部35が、軸方向を前後方向に対して傾斜させる構成であることから、エアバッグ26の展開膨張時に、接続口部35を経て膨張本体部30内に流入する膨張用ガスGは、接続口部35の開口35bから離れた側(前方側)に向かうような流速を速くして、膨張本体部30内を流れることとなるが、この接続口部35の開口35bから離れた側に、オフセット部40を有していることから、接続口部35の開口35bから離れた膨張用ガスGの流速の速い側にアシストグリップ8Fを配設させた構成であっても、アシストグリップ8Fのインナパネル2との固定部10Bに、大きなダメージを与えることを的確に防止することができる。また、実施形態の頭部保護エアバッグ装置Mでは、このオフセット部40が、後縁側を、周縁部38における接続口部35の前縁側の部位38aからなだらかに連ならせるように、傾斜させて形成されていることから、接続口部35から流入する膨張用ガスが、オフセット部40の後縁側にむかって、斜め下方に流れることとなり、アシストグリップ8F側に向かうように流れることを一層的確に抑制できる。
さらに、実施形態の頭部保護エアバッグ装置Mでは、膨張本体部30におけるオフセット部40の下端40aを、エアバッグ26の折畳収納時において、膨張本体部30における膨張領域の最上端に位置する折目C1より下方に配置させるように、構成している。実施形態の頭部保護エアバッグ装置Mでは、エアバッグ26の展開膨張時において、インフレーター17から吐出された膨張用ガスが、接続口部35を経て、膨張本体部30内に流入する際に、まず、膨張用ガスGは、グリップ近傍部位58を構成しない一般部59の領域において、前後方向に沿って配設されるとともに、膨張本体部30における膨張領域を構成するガス供給路部31における最上端に位置する折目C1より上方に位置する領域に、前後方向に沿って、流入し、この折目C1の折りを解消するようにして、展開することとなる。このとき、オフセット部40の配設されるグリップ近傍部位58の領域では、オフセット部40が、ガス供給路部31の最上端に位置する折目C1より下方まで延設される構成であることから、図6に示すように、この上端側に位置する折目C1の解消前には、内部に膨張用ガスを流入させず、他の部位の膨張に伴って、折りを解消され、下方に展開した後に、内部に膨張用ガスを流入させて膨張することとなる。ちなみに、オフセット部40を配設させていない一般部59の領域では、図7に示すように、折目C1より上方に位置する領域に膨張用ガスが流入されて膨張し、折目C1の折りを解消しつつ展開膨張することとなる。そのため、実施形態の頭部保護エアバッグ装置Mでは、グリップ近傍部位58が、上方に位置するアシストグリップ8Fを強く押圧することを防止できて、アシストグリップ8Fに与えるダメージを一層小さくすることができる。
なお、実施形態の頭部保護エアバッグ装置Mでは、グリップ近傍部位58と一般部59とにおいて、上縁側部位39は、上縁を前後方向に沿った直線状として、オフセット部40は、上下の幅寸法を、残部41の上下の幅寸法より大きくするようにして、膨張する領域の上端を、下方にずらすように構成しているが、オフセット部及び残部の形状はこれに限られるものではなく、オフセット部と残部とを幅寸法を一定として、オフセット部の領域を周縁部自体下方に凹ませるように構成し、膨張する領域の上端を、下方にずらすように構成してもよい。
また、実施形態の頭部保護エアバッグ装置Mでは、接続口部35は、エアバッグ26を平らに展開した状態で、軸方向を前後方向に対して傾斜させた形状とされているが、接続口部の形状はこれに限られるものではなく、前後方向に対して略直交するように上方に延びて、上端側を開口させた接続口部を有するエアバッグに、本発明を適用してもよい。
さらに、実施形態の頭部保護エアバッグ装置Mでは、エアバッグ26は、ガス供給路部31の領域のみを蛇腹折りされ、ガス供給路部31の下方に位置する前席用膨張部32,後席用膨張部33の領域は、車外側に向かってロール折りされているが、エアバッグの折畳形状はこれに限られるものではなく、上下の全域にわたって前後方向に略沿った折目を付けて蛇腹折りして、車両に搭載するタイプの頭部保護エアバッグ装置に、本発明を適用してもよい。
1…ボディ、
2…インナパネル(ボディ側部材)、
8F,8B…アシストグリップ、
10(10A,10B)…固定部(取付部位)、
17…インフレーター、
26…エアバッグ、
30…膨張本体部、
35…接続口部、
35b…開口、
38…周縁部、
39…上縁側部位、
40…オフセット部、
40a…下端、
58…グリップ近傍部位、
59…一般部、
C1…折目、
G…膨張用ガス、
W1,W2…窓、
M…頭部保護エアバッグ装置。

Claims (4)

  1. 窓の上縁側にアシストグリップを配置させた車両に搭載されて、前記窓の上縁側であって前記アシストグリップの下方の領域に折り畳まれて収納されるエアバッグと、該エアバッグに膨張用ガスを供給するインフレーターと、を備える構成とされ、
    前記エアバッグが、膨張完了時の上縁側を前記窓の上縁側におけるボディ側部材に連結されるとともに、前記インフレーターから吐出される膨張用ガスを内部に流入させて、前記窓の上縁側から、下方に向かって突出し、前記窓の車内側を覆うように膨張する膨張本体部と、
    該膨張本体部の上縁側から上方に突出して前記インフレーターと接続される接続口部と、
    を備える構成とされ、
    該接続口部が、膨張完了時の前記エアバッグの前後両端側を除いた中間部位であって、前記アシストグリップの前記ボディ側部材への取付部位近傍に、配設され、
    前記膨張本体部が、折畳収納時に、前記接続口部から延びて、前記アシストグリップの下方に配置されるグリップ近傍部位を、備える構成の頭部保護エアバッグ装置において、
    前記グリップ近傍部位が、膨張完了時において、膨張する領域の上端を、前記膨張本体部における他の部位より下方にずらすように、膨張完了時の上縁側に配置されて膨張用ガスを流入させない周縁部に、前記膨張本体部における他の部位の上縁側に配置される前記周縁部より下方にオフセットさせたオフセット部を、配設させていることを特徴とする頭部保護エアバッグ装置。
  2. 前記アシストグリップが、前後方向に略沿った2箇所で、前記ボディ側部材に取り付けられる構成とされ、
    前記オフセット部が、前記アシストグリップにおける前記接続口部側の取付部位近傍のみに、形成されていることを特徴とする請求項1に記載の頭部保護エアバッグ装置。
  3. 前記接続口部は、上端側を開口させた略筒状とされるとともに、軸方向を、前後方向に対して傾斜させるように構成され、
    前記オフセット部が、前記接続口部の開口から離れた側に、形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の頭部保護エアバッグ装置。
  4. 前記エアバッグが、前記膨張本体部を平らに展開した状態から、下縁を上縁に接近させるようにして折り畳まれるとともに、少なくとも上縁近傍の部位を、前後方向に沿った複数の折目を付けて蛇腹折りされて、折り畳まれて収納され、
    前記オフセット部が、下端を、前記膨張本体部における膨張領域の最上端に位置する折目より下方に配置させるように、構成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の頭部保護エアバッグ装置。
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