JP2010540173A - 外科用装置 - Google Patents

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Abstract

外科用装置が開示されている。外科用装置は、ハウジング、切削要素、スプール、ピストン、及びばねを備えている。切削要素は、ハウジングの遠位端で、ハウジングから伸びている。切削要素は、外側カニューレと内側カニューレを備えている。スプールは、外側カニューレと係合している。ピストンは、内側カニューレと係合している。ばねは、スプールとピストンの間に配置されている。スプールは、外側カニューレを遠位端に向けて並進させるように、遠位方向に並進する。また、ピストンは、組織を切離するために、内側カニューレを遠位端に向けて並進させる。
【選択図】図1

Description

本開示は、バイオプシー器具及びバイオプシーを行う方法に関する。特に、本開示は、1回の刺入で数個の組織検体を摘出するための使い捨て式バイオプシー装置に関する。
乳癌の診断と治療では、疑わしいしこりから複数の組織検体を摘出することが必要である場合が多い。疑わしいしこりは、普通、視診、心悸亢進、X線、MRI、超音波画像、又は他の検出法が関わる予備検査中に発見される。この予備検査で疑わしいしこりが発覚すると、それが悪性か良性かを判定するためにバイオプシーを行うことによってしこりを評定しなくてはならない。乳癌、また他の形態の癌であっても、早期に診断を下せれば、癌細胞が身体の他の部分に広がるのを防ぎ、究極的には致命的な結果を防ぐことができる。
乳房のバイオプシーは、例えば、観血的処置又は経皮的方法の何れかによって施行することができる。観血的外科バイオプシー処置では、先ず、X線又は超音波の様な視覚化技法を使用しながらワイヤーループを挿入することによって病変部の位置測定を行うことが必要になる。次に、患者は手術室に運ばれ、そこで乳房に大きな切開が入れられ、ワイヤーループを取り囲んでいる組織が摘出される。この処置は、乳房の組織に深刻な外傷をもたらし、外観が損なわれる結果になったり、患者が回復するのに相当な時間を要したりする場合が多い。そのせいで、往々にして、患者は自らが必要とする医療を受けることを思いとどまることもある。観血的技法は、経皮的方法と比べると、検体採取部位の感染と出血の危険性が高くなる。これらの不都合のせいで、経皮的方法が好まれる場合が多い。
経皮的バイオプシーは、細針吸引バイオプシー又はコアバイオプシーの何れかを、超音波、マンモグラフィー(X線)、MRI、PET、CT、テラヘルツ技術などの様なリアルタイム視覚化技法と併用して施行されている。細針吸引には、吸引針を使用して少数の細胞を摘出することが伴う。次いで、細胞のスミアが細胞学的技法を使用して分析される。細針吸引は、観血的処置より侵襲性が低いが、分析には少量の細胞しか利用できない。加えて、この方法では、癌が発見された場合に癌の進行段階のより徹底した評価を提供することができる組織の病理学的評価を考慮していない。対照的に、コアバイオプシーでは、より大きな組織片を組織の構造を破壊することなく摘出することができる。その結果、コアバイオプシーの検体は、より包括的な組織学的技法を使用して分析することができ、これにより癌の進行段階を示すことができる。病変部が小さい場合は、コアバイオプシー法を使用して、しこり全体を摘出してもよい。これらの理由からコアバイオプシーが好まれ、より詳細な像を疾患の進行及びタイプの病理検査によって構築することができるようにと、コアバイオプシー法へ向かう傾向が見られた。
最初のコアバイオプシー装置は、組織の栓子を得るために乳房に挿入される尖った刃先を有する中空管から構成されたばね前進式「Tru-Cut」様式であった。この装置は、幾つかの不都合を呈した。第1に、時として装置が検体を摘出し損ない、追加の刺入が必要になることがあった。これは、概して、組織が検体採取用ノッチの中へうまく脱出できないことが原因であった。第2に、1回検体を採る毎に装置を刺入し抜去する必要があり、従って、病理検査に十分な組織を入手するためには数回刺入する必要があった。
その次に、バイオプシー部位に1回刺入するだけで複数の組織検体を摘出できる陰圧補助コアバイオプシー装置が開発された。陰圧補助コアバイオプシー装置の或る例では、組織を穿刺するための尖った端部を有する外側穿刺針を含んでいる、管の中に管を配した設計を取り入れている。外側管は、組織を受け入れるための開口を有している。内側管は、外側管内に摺動式に配置されており、外側カニューレの開口の中へ脱出してきた組織を切り取る働きをする。組織を外側カニューレの開口の中へ引き入れるのに陰圧が使用されている。
陰圧補助コアバイオプシー装置は、手持ち式(超音波と共に使用)と定位固定式(X線と共に使用)が利用可能である。定位固定装置は、病変部の位置を突き止め刺入用の針を位置決めする定位固定ユニットに取り付けられている。定位固定装置を使用したバイオプシーの前処置では、患者は台にうつ伏せになり乳房を台の開口から突き出させる。次に乳房は2枚のマンモグラフィープレートによって圧迫され動けなくされる。マンモグラフィープレートは、画像を作成し、作成された画像はリアルタイムで定位固定ユニットに伝えられる。すると、定位固定ユニットは、バイオプシー装置に信号を送り、施行者による病変部への刺入に備えて装置を位置決めする。
対照的に、手持ちモデルを使用した場合、乳房は不動にされない。それどころか、患者は仰向けになり、医師が超音波装置を使用して病変部の位置を突き止める。医師は、この時、手持ち式バイオプシー装置と超音波装置を同時に操作しなければならない。
陰圧補助コアバイオプシー装置は、バイオプシー装置の分野では進歩を示したとはいえ、現在市場に出回っている装置の中には幾つかの不都合が依然そのままになっているものもある。例えば、現在のバイオプシー装置を使用した場合、医師は組織の切離において多大な困難に遭遇している。一例を挙げると、内側カッターは、往々にして組織を完全に切離するのに失敗することがある。内部切削針を引き抜いて組織検体が無ければ(ドライタップ)再刺入が必要になる。上述の陰圧補助コアバイオプシー装置の場合、内側カッターを1回前進させて組織の完全な切離がうまくいかなかったら、内側カッターの2回目の前進が必要になる。この様な場合、処置が長引くことになり、組織への外傷、そして究極的には患者への外傷の量は、処置時間の長さに大いに影響されることから、このことは重大である。従って、組織を切り取ろうとする際、毎回首尾よく完全に切り取ることができるようにすることによって、処置時間をできる限り短縮することが患者の最大の利益になる。
以上の不都合を鑑みて、血液や体液で塞がれることなく陰圧を確実に印加する組織摘出装置の必要性が依然として存在する。利便性を最大化しながら、生物学的有害物質への暴露と洗浄時間の両方が有意に最小化されるように、完全に使い捨て式になった組織摘出装置の必要性も依然として存在する。更に、組織を切り取る際に何度も試行を重ねる必要なく最大量の組織を完全に切離する組織摘出装置の必要性も依然として存在する。また、複数の画像化法に対応できる組織摘出装置の必要性も依然として存在する。最後に、使い易く、使用時に外科医に負担を強いず、但し、バイオプシー施行対象の病変部への十分なアクセスを提供するバイオプシー組織摘出装置の必要性が依然として存在する。
外科用装置が開示されている。外科用装置は、ハウジング、切削要素、スプール、ピストン、及びばねを備えている。切削要素は、ハウジングの遠位端で、ハウジングから延びている。切削要素は、外側カニューレと内側カニューレを備えている。スプールは、外側カニューレと係合している。ピストンは、内側カニューレと係合している。ばねは、スプールとピストンの間に配置されている。スプールは、外側カニューレを遠位端に向けて並進させるように、遠位方向に並進する。また、ピストンは、組織を切離するために、内側カニューレを遠位端に向けて並進させる。
本発明の上記及び他の特徴と利点は、以下の詳細な説明及び付随の特許請求の範囲を添付図面を併せて参照することにより明白になるであろう。
本開示の代表的な実施形態による外科用装置の斜視図である。 図1の外科用装置と共に使用するための外科用システムの概略図である。 図1の外科用装置の遠位端の代わりの実施形態の拡大図である。 外科用装置の一部の、図1の線2−2に沿う断面図である。 図1に示されている外科用装置の斜視断面図である。 図1の外科用装置の外側カニューレの発射準備位置(上)と発射位置(下)での断面図である。 異なる長さの導入器カニューレの側面図を示している。 異なる長さの導入器カニューレを使用し図4に示されている外側カニューレに形成されている検体採取用孔を通して組織を脱出させたところの断面図を示している。 異なる長さの導入器カニューレを使用して組織が切除されたところの断面図を示している。 図1の外科用装置の断面図である。 図7の円で囲まれた区域7Aから取った外科用装置の前部の部分拡大断面図である。 図7の円で囲まれた区域7Bから取った外科用装置の中央区間の部分拡大断面図である。 図7の円で囲まれた区域7Cから取った外科用装置の後部の部分拡大断面図である。 図7に示されているシールの断面図である。 図1の外科用装置と共に使用される回転子の斜視図である。 図7Eの回転子の断面図である。 図7Eの回転子と共に使用するための陰圧アタッチメントの斜視図である。 導入器ハブの断面図である。 図1の外科用装置と共に使用するための導入器システムの断面図である。 導入器システム、導入器カニューレ、及び導入器ハブの部分断面図である。 図1の外科用装置と共に使用するためのアダプタの斜視図である。 図9Aのアダプタの側面図である。 図1の外科用装置と共に使用するためのトロカールホルダの斜視図である。 図9Cのトロカールホルダの側面図である。 図9Cのトロカールホルダと図9Aのアダプタの斜視図である。 図9Eのトロカールホルダとアダプタの側面図である。 図9Eのトロカールホルダとアダプタの側面図であり、トロカールは、トロカールホルダ内に配置されている。 導入器が図9Aのアダプタに取り付けられている状態の斜視図である。 圧迫時の乳房の側面図である。 空気圧モーターの斜視断面図である。 図10Aの空気圧モーターの側面断面図である。 或る実施形態による遠隔弁の斜視図である。 図1の外科用装置と共に使用するための管材配列での図11Aの遠隔弁の斜視図である。 発射準備位置にある遠隔弁の断面図である。 中間位置にある遠隔弁の断面図である。 発射位置にある遠隔弁の断面図である。 発射準備位置にある遠隔弁の代わりの実施形態の断面図である。 発射位置にある遠隔弁の代わりの実施形態の断面図である。 発射位置で内側カニューレが後退した状態の、図1の外科用装置の断面図である。 発射位置で内側カニューレが前進した状態の、図1の外科用装置の断面図である。 図1の外科用装置を使用するための一般的なプロセスフローを示している。 図9のトロカールホルダと図1の外科用装置を使用するための一般的なプロセスフローを示している。
図面を参照すると、例示的な実施形態が詳細に示されている。図面は実施形態を表してはいるが、必ずしも縮尺を合わせているわけではなく、或る実施形態の画期的な態様をより分かり易く例示し説明するために、或る特定の特徴が誇張されていることもある。更に、ここに説明されている実施形態には、余すところなく説明しようという意図も、また別に本発明を図面に示され以下の詳細な説明に開示されている厳密な形態と構成に限定又は拘束しようという意図もない。
乳房バイオプシーに使用される組織摘出装置は、位置決め用の定位固定台に取り付けられている。患者の組織摘出目標区域(例えば、乳房)は、組織摘出装置との関係において不動化される。定位固定台は、バイオプシー装置又は何れの他の装置でも、既知の目標区域に正確に位置決めできるようにする。更に、定位固定台は、確認のための既知の位置の視覚化、又は三次元位置の今後の分析及び/又は治療手段の提供を可能にする。多くの場合、組織摘出装置は、以下及び図面に詳細に説明されている様な外科用装置である。
本装置は、外科用装置を定位固定台の様な位置決めシステムに取り付けるためのアダプタを含んでいてもよい。しかしながら、外科用装置は、他の位置決めシステムと共に使用することもできる。その様な場合、アダプタは、位置決めシステムと外科用装置の両方に係合するように構成されていてもよい。一例として、装置は、Lorad(登録商標)ブラケットを使用してLorad(登録商標)台に取り付けられてもよい。
外科用装置に位置決めシステムが据え付けられている場合、位置決めシステムを動かせば組織検体の正確な摘出が行える。加えて、外科医は、更に、目標区域を識別し、その上で外科用装置を正確に位置決めして目標区域の組織を摘出するために、1つ又は多くの視覚化システム(即ち、画像化法)を使用してもよい。画像化法には、例えば、MRI、PET、CT、超音波、テラヘルツ技術などが含まれる。位置決めシステム及び外科用装置を手動又は自動で動かすために、目標区域の位置が確定され、その位置が記録される。
導入器カニューレは、目標位置までの経路を提供するため、1つの例では患者の組織を穿刺する別体の「スタイレット」を使用して、患者体内へ配置及び挿入される。スタイレットは、導入器カニューレに挿通され、導入器カニューレと共に患者体内へ進められるわけであるが、経路作成後は導入器カニューレから取り出される。導入器カニューレには、次いで、外科用装置が挿通されて、目標部位への経路に入れられる。外科用装置が配置されると、その結果、外科用装置の一部である装置の組織切削部分が患者体内で目標部位に近接して配置される。外科用装置の鈍先端の実施形態では、ひとたび外科用装置が経路内に配置されると、装置はいつでも組織検体を切除できる態勢にある。
トロカール先端を有する別の実施形態では、導入器カニューレは、外科用装置の外側カニューレに外挿されてもよい。外科用装置のための経路を作成するのにトロカール先端が使用されてもよい。代わりに、上述のように、スタイレットを使用することもできる。患者体内に挿入されると、次に、組織切削部分が目標部位までの最終距離に向けて発射(fired)され、組織が切除される(即ち、患者から切離して摘出される)。切除された組織は、予想される病態の診断に使用されてもよいし、組織を減量させて目標区域をそっくり摘出できるようにしてもよい。
外科用装置は、使用時に、例えば、遠隔弁を使用することによって起動させてもよい。もう1つの例では、外科用装置は、組織切削部分を患者体内へと最終位置へ向けて発射する場合は遠隔弁を使用して操作され、バイオプシー機能を果たさせる場合はコンソールペダルが使用されている。
組織が摘出される前、その間、又はその後に、1つ又はそれ以上の治療手段を目標部位に導入してもよい。その様な治療手段には、近接照射療法及び他の補助治療手段(例えば、組織アブレーション、組織加温、組織凍結、組織への化学薬品添加、外部ビームによるHIFU療法、間質HIFU療法、電気穿孔療法、超音波穿孔療法、間質マイクロ波療法など)が含まれる。その様な補助治療手段の例は、Joseph L. Markによって2006年10月17日に出願されている同時係属の米国特許出願第11/550,209号「低侵襲性疾病療法のためのシステムと方法」に記載されており、その内容の全体は、参照により本明細書に包含される。
これより図面を参照してゆくが、図1は外科用装置100を示している。外科用装置100は、外側スリーブ102と、導入器カニューレ104と、回転子106を含んでいる。更に、外科用装置100は、クレードルトップ114に位置決めされている。アダプタ112がクレードルトップ114をブラケット110に接続している。或る実施形態では、外科用装置100は、外側スリーブ102、導入器カニューレ104、回転子106、及びクレードルトップ114を含めて使い捨てである。アダプタ112は、外科用装置100の下方に配置されており(図7、図9A、及び図9Eに関連付けて以下に詳しく説明する)、通常は、別の外科用装置100と共に再使用するために位置決め台に取り付けられたままにされる。ラッチレバー108を操作すればクレードルトップ114をアダプタ112から解放することができる。外側スリーブ102は、外科用装置100の内側の近位キャップ120と前方キャップ124の間の可動構成要素類とシール類を保持するために提供されているハウジングである。導入器カニューレ104は、導入器ハブ126に固定されており、同ハブは、切削要素132とアダプタ112を取り外し可能に取り付けている。処置時、導入器カニューレ104は、外科用装置100を目標部位付近に挿入できるように配置される。外科用装置が配置されると、導入器カニューレ104の遠位端130で切削要素132が突き出る(ここでは、発射位置にある状態が示されており、図4に関連付けて以下に詳しく説明する)。1つの実施形態では、切削要素132は、最小限の損傷で組織を簡単に穿つように設計されているトロカール先端134も含んでいる。
代わりに、1つの実施形態では、切削要素132は、鋭利ではない(即ち、先端が尖っていない)鈍先端部(図1B参照)を含んでいてもよい。鈍先端の実施形態、これは概ね半球状の形状を含んでいてもよく、これなら、関心部位が圧迫装置の裏プレートに近接していて、トロカール先端だと(図9Iに見られるように)遠くに伸びすぎて乳房の挿入点とは反対側から出てしまうかもしれない場合に好都合である。鈍先端部を有する切削要素132の使用については、図9に関連付けて以下に更に詳しく説明してゆく。
次に図1Aを参照すると、外科用装置100と共に使用するための外科用システム192の概略図が示されている。外科用システム192は、コンソール194、遠隔弁800、ユーザー196、及び外科用装置100を含んでいる。ユーザー196は、普通は、外科医であり、コンソール194、遠隔弁800、及び外科用装置100のそれぞれを制御することができる。コンソール194は、空気圧と陰圧に加え制御論理も外科用装置100に提供する。外科用装置100は、(遠位端がトロカール先端になっている実施形態では)カニューレ発射で患者の緊張が高まっている時は、主として、ユーザー196によって遠隔弁800で制御され、同弁は外科用装置100とコンソール194の間に設置されているのが好都合である。
図1に戻るが、外科用装置には、生理食塩水ライン154、発射ライン152、モーターライン150、及びバイオプシーライン156が取り付けられている。ライン150−156は、外科用装置100を制御するための制御コンソール(図示せず)にも取り付けられている。クレードルトップ114は、生理食塩水ライン154、発射ライン152、モーターライン150、及びバイオプシーライン156の内部アタッチメントを受け入れ、固定し、覆うハウジングである。クレードルトップ114は、プラスチック又は他の適した材料で作ることができる。図示の代表的な実施形態では、ブラケット110は、「Fisher」様式のブラケットとして構成されており、ねじでアダプタ112に取り付けられている。図示のブラケット110は、取付ホイール142を回すことによって定位固定台に係合又は係合解除される。しかしながら、ブラケット110は、外科用装置を他の外科用台と共に使用できるようにする他の適した構成であってもよいと考えられる。
回転子106は、切削要素132に陰圧を提供するために陰圧ラインを取り付ける取付具140を含んでいる。切削要素132の回転位置を表す回転表示器122が設けられていてもよい。回転表示器122は、回転子106と共に回転する表示を有している内側部分が露出されるように外側スリーブ102を切り抜いた窓である。概して言えば、回転子106がユーザーによって回された時、切削要素132の回転位置が回転表示器122によって示される。通常は、回転表示器122には、時計の文字盤と同様のやり方で切削要素132の位置を表す数字が示されている。例えば、回転表示器122の表示は、1時から12時までの様な数字を含んでいてもよい。こうすれば、外科医は、回転表示器122を見れば切削要素132の回転位置を瞬時に直観的に判断することができる。更に、回転表示器122は、視認性が高く、切削要素132の角度位置を判断するのに特別な訓練を要しない。代わりに、切削要素132の位置を表示する回転表示器122にはどんな表示を使用してもよい。
外科用装置100の構成要素は、回転子106を回転させるのに、施行者(例えば、外科医)に過剰な負担が課されないように構成されている。よって、回転子106と、必然的に検体採取孔250(図4参照)を含んでいる切削要素132とを回すのに必要なトルクは低い。よって、回転子106と切削要素132を回すには、低い把持力と低いトルクで済む。低いトルクしか必要でないことは、一部には、内部構成要素の浮動Oリング設計(図7Dに関連付けて以下に詳しく説明する)、カップシール設計、又は両者の組み合わせのおかげである。
図2は、導入器カニューレ104の図1の線2−2に沿う断面図である。示されている様に、外側カニューレ160と内側カニューレ162は、導入器カニューレ104内に配置されている。切削要素132(図1参照、図6に関連付けて以下に詳しく説明する)は、外側カニューレ160と内側カニューレ162を含む、管に管を入れた配列である。組織を切離する時、内側カニューレ162の検体採取内腔166では内部から陰空が引かれ、体液と組織が持ち去られ、取付具140の所で吐き出されて組織フィルタ容器に回収される。更に、外側カニューレ160と内側カニューレ162の間の間隙164を通して生理食塩水又は他の治療薬を目標部位に導入することもできる。
図3は、図1に示されている外科用装置100の斜視断面図である。保持用ねじ170がブラケット110をアダプタ112に接続している。ユーザーが取付ホイール142を回せば、ブラケット110を位置決めシステム又は定位固定台に締め付けることができる。しかしながら、ブラケット110は、外科用装置100の随意的構成要素である。よって、アダプタ112は、位置決めシステム又は定位固定台に直接取り付けられていてもよく、その場合は、従ってアダプタは外科用装置100を受け入れることができるようになっている。ブラケット110が使用されている場合、ブラケット110には設置用ピン172が取り付けられており、保持用ねじ170と共に、ブラケット110に対してアダプタ112を設置するのに使用される。アダプタ112は、設置用ピン172上に確実に設置される。保持用ねじ170がアダプタ112と密に係合すると、2つの部品は固着される。よって、ブラケット110が動かされると(通常は、可動台に取り付けられている)、アダプタ112と外科用装置100も一体に動く。
外科用装置100自体は、ラッチレバー108を引き上げ、それによりラッチ180を外すことによりアダプタ112から係合を解くことができる(図7Cに関連付けて以下に詳しく説明する)。普通に使用している場合は途中でアダプタ112を位置決めシステム又は定位固定台から取り外すことはせず、複数の外科用装置100を取り付け、使用し、また他の患者用に新しい外科用装置100と交換してもよい。
外側スリーブ102内には内側本体190が収納されており、その中に外科用装置100の可動要素が収容されている。内側本体190内で、外科用装置100は、内側カニューレ162(図2参照、図3には符号表示無し)に固定接続されている空気圧モーター200を更に含んでいる。概観を述べれば、空気圧モーター200は、内側本体190内を横走(traverse)し、内側カニューレ162をその軸に沿って動かすピストンの役目を果たす(図14と図15に関連付けて以下に詳しく説明する)。更に、空気圧モーター200は、組織切り取り行為の向上を図るために、内側カニューレ162を回転させる。内側カニューレ162の横走と回転は共に流体圧力(例えば、空気圧)を使用して実行され、それについては図14と図15に関連付けて以下に詳しく説明する。
外側カニューレ160にはスプール202が接続されている。スプールは、図4に関連付けて以下に詳しく説明されている様に、外側カニューレ160を発射させたり後退させたりする。スプール202は、ばね力を介して内側本体190内で遠位方向に横走し、その結果、外側カニューレ160が導入器カニューレ104内で遠位方向に横走する(図14と図15に関連付けて以下に詳しく説明する)。スプール202は、近位方向には空気圧を使用して横走させる。
流体圧力は、外側スリーブ102に沿った、バイオプシーポート210、モーター吸気ポート212、及び発射ポート216の各位置で選択的に提供される。それぞれのポート210、212、216の働きについては、図7−図7Cに関連付けて以下に詳しく説明する。概して言えば、発射ライン152が発射ポート216に接続されており、モーターライン150がモーター吸気ポート212に接続されており、バイオプシーライン156がバイオプシーポート210に接続されている。
取付具140は、遠隔組織回収キャニスタ(図11B参照)又は他の組織回収システムへ通じている管材に接続するのに使用されるにかわ接着剤受け部220又はあご部を含んでいる。内側カニューレ162に陰圧が印加されると、切除組織は、内側カニューレ162の中を通ってその長さを切削要素132から管材そして上で言及した遠隔組織回収キャニスタまで引かれてゆく。適した回収キャニスタ及びフィルタ媒体の一例が、Joseph L. Markらによって2005年12月16日に出願されている同時係属の米国特許出願第11/132,034号「選択的に開放可能な組織フィルタ」に記載されており、その内容の全体が、参照により本明細書に包含される。
図4は、発射準備(cocked)位置240(上図)と発射(fired)位置242(下図)にある外側カニューレ160の断面図を示している。最初に目標部位付近に配置する場合には、外側カニューレ160を発射準備位置240に挿置した導入器カニューレ104が使用される。目標部位の位置が、通常は上で論じられている画像化法を使用して突き止められると、外側カニューレ160が速やかに遠位方向に発射位置242まで突き出される。外側カニューレ160を目標部位に素早く突き出させることによって、組織はトロカール先端134できれいに切り取られ、目標組織は動かされも押されもせず、実質的に損傷を受けることもない。外側カニューレ160が発射位置242にある時は、検体採取孔250も目標部位に位置している。図1に関連付けて述べた様に、回転子106を回転させれば切削要素132の一部である検体採取孔250も回転することになる。こうすれば、外科医は、どの角度方向から検体採取することもできるし、複数位置で組織を切除することもできる。明解さを期して内側カニューレ162は図示していないが、図6Aと図6Bに関連付けて詳しく説明する。
図5は、第1の導入器カニューレ260と第2の導入器カニューレ262を含む、異なる長さの導入器カニューレ104(図1に図示されている)の側面図を示している。第1の導入器カニューレ260は、所定の長さL1を有している。第2の導入器カニューレ262は、全体的により長く、所定の長さL2を有している。導入器カニューレ260又は262が外科用装置100に取り付けられた時、遠位端272、280は、外科用装置100から遠ざかる方向にカニューレそれぞれの長さL1とL2に基づく異なる距離だけ延びている。異なる長さの導入器カニューレを提供することにより、異なる孔長さを作り出すことができる。
図6Aは、異なる長さの導入器カニューレ260と262を使用し検体採取用孔250を通して組織を脱出させたところの断面図を示している。長さL1を有する第1の導入器カニューレ260を使用している実施形態268では、遠位端272は、検体採取孔250の上に極僅かしか突き出ていない。内側カニューレ162に陰圧が引かれると、第1の量の組織274が検体採取孔250を通って脱出するが、この時、組織は実質的に導入器カニューレ260によって妨げられない。
第2の実施形態270では、長さL1より長い長さL2を有する第2の導入器カニューレ262が使用されている。外側カニューレ160に沿う距離は一定であるため、第2の導入器カニューレ262では、遠位端280が部分的に検体採取孔250の上に突き出て検体採取孔250のサイズを縮小する効果を発揮しており、その結果、外側カニューレ160に進入してくる脱出組織282の体積は小さくなっている。よって、外科医は、異なる長さの導入器カニューレ260、262を使用することで検体採取孔250へのアクセスを選択的に制限することによって、外科用装置100の有効な検体採取孔を確定することができる。導入器カニューレ104の長さは、検体採取孔250を一杯に開口しておく長さにすることもできるし、同長さは検体採取孔250を実質的に閉鎖するように設定してもよいし、或いはそれらの間の任意の長さで検体採取孔250の有効サイズを制御するようにしてもよいと考えられる。
理解されるように、組織の検体274/282の採取に先立ち、内側カニューレ162を検体採取孔250と実質的に面一になるように配置してもよい。しかしながら、(様々な要因によって異なるが)状況によっては、内側カニューレ162がこの位置にあれば、内側カニューレ162からの陰圧によって組織が切り取り行程前に検体採取孔250に引き入れられてしまうかもしれない。そして、そうなった場合、引き入れられた組織は内側カニューレ162と外側カニューレ160それぞれの間の間隙164を封じてしまい、それにより、カニューレ又は同様の直径の管材に在る組織にはどれも、陰圧による閉じ込め(vacuum lock)が引き起こされる可能性がある。よって、そうなった場合、切り出された組織は、内側カニューレ162を自由に通過することができなくなるかもしれない。
図6Bは、異なる長さの導入器カニューレ260と262を使用して組織が切除されたところの断面図を示している。第1の実施形態268と第2の実施形態270では共に、検体採取孔250を通って脱出している組織の切離を支援するため、内側カニューレ162を遠位方向に横走させて回転させている。第1の導入器カニューレ260を使用している第1の実施形態268では、大量の切除組織284が、内側カニューレ162内に在る。第2の実施形態270では、少量の切除組織286が、内側カニューレ162内に在る。切除された組織の体積の差は、検体採取孔250の有効サイズの大小や、その結果脱出した組織のサイズに関係している。よって、異なる長さの導入器カニューレ260、262を使用して、切除される組織のサイズ、及び患者体内に挿入させる装置の長さを調整してもよい。(例えば、270は、痩せた乳房の女性に使用できる「プチサイズ」孔である)。
図7は、図1の外科用装置100の断面図である。外科用装置100の内側構成要素の更なる詳細事項については、図示されている区域を拡大した図7A−図7Cを参照されたい。一例を挙げると、モーター吸気ポート212は、モーター吸気口圧力溝314を介して内側本体190の内部に圧力を提供する。モーター吸気口圧力溝314と、印加圧力は、外側スリーブ102に取り囲まれている第1環状シール310と第2環状シール312を使用して、内側本体190の残り部分からシールされている。シール310、312は、一般的にはOリングであり、浮動Oリングとして構成されている。その様な溝とリングシール設計は、図7Dに関連付けて以下に詳しく説明されている様に、バイオプシーポート210、モーター排気口214、及び発射ポート216にも適用されている。
図7Aは、図7の円で囲まれた区域7Aから取った外科用装置100の前部の部分拡大断面図である。アダプタ112は、外科用装置100を外科用装置100の前面に沿って所定の位置に保持するための壁部分408を更に含んでいる。壁部分408は、ラッチレバー108と協働して外科用装置100を保持する。更に、壁部分408は、導入器ハブ126のための取り付け点も提供している。導入器ハブ126はシール410を含んでおり、外側カニューレ160と内側カニューレ162は、同シールを貫いて突き出ている。加えて、導入器ハブ126は、壁部分408に係合しているハブスナップ留め要素412を有する下部分411を含んでいる。図7Aに示されている様に、ハブスナップ留め要素412は、下部分411から延びており、延びて壁部分408にスナップ留めされている。ハブスナップ留め要素412は、壁部分408が導入器カニューレ104(導入器ハブ126に取り付けられている)と導入器ハブ126を所定の位置に保持することができるように、壁部分408に干渉するか、壁部分内へスナップ留めされるか、又は壁部分と選択的に係合するように構成することができる。
下部分411を壁部分408に近接して配置すると、導入器ハブ126とアダプタ112の位置が合う。更に、外科用装置100がアダプタ112に選択的に取り付けられ、そして導入器ハブ126が所定の位置に納まると、アダプタ112、外科用装置100、導入器ハブ126、遠位端130、及び切削要素132の相互間の位置合わせ及び配置が固定される。その様な位置合わせのおかげで、切削要素132をアダプタ112及び目標区域に対して正確に配置することができる。通常は、アダプタ112は、アダプタ112と外科用装置100を正確に配置できるようにする位置決め台に連結されている。導入器ハブ126は、外科用装置がアダプタ112から係合を解かれアダプタ112から取り去られた時、導入器ハブ126が壁部分408に取り付けられた状態で残るように、壁部分408に、独立して取り付け可能になっていることに注目されたい。
第1シール420と第2シール422は、外科用装置100からの圧力又は流体類の漏れが防止されるように外側カニューレ160に係合している。外側カニューレ160は、以下に説明されている様に他にもシールはあるが中でも第1シール420と第2シール422に対して、自身の軸に沿って摺動自在及び回転自在に動くことができる。生理食塩水ライン150は、外科用装置100の前部分の付近でコネクタ424に係合している。コネクタ424は、生理食塩水チャネル426と係合しており、生理食塩水Oリング428によってシールされている。生理食塩水チャネル426は、更に第1シール420と第2シール422の間でシールされており、外側カニューレ160の周囲に生理食塩水が流れるようになっている。
外側カニューレ160が発射位置にある時(図6では遠位方向に並進した状態を図示)は、生理食塩水ポート430は、第1シール420と第2シール422の間まで進められている。よって、生理食塩水は、陰圧によって押し出され又は引かれて、生理食塩水ライン154を通り、コネクタ424、生理食塩水チャネル426を通ってゆくと、生理食塩水ポート430から外側カニューレ160に進入する。生理食塩水は、加圧下で、外側カニューレ160と内側カニューレ162の間の間隙164に沿って遠位方向に移動する(図2に関連付けて先に説明した)。生理食塩水は、孔250(図6に関連付けて先に詳しく示した)に到達すると、孔250を出て、設置状況にもよるが通常は目標部位で流れる。ここに論じられている様に、生理食塩水ライン154は、限定するわけではないが、生理食塩水、薬物、又は治療薬を含め、液類を目標部位に送達するのに使用されてもよい。1つの実施形態では、生理食塩水は生理食塩水ライン154に注入される。もう1つの実施形態では、生理食塩水は陰圧ラインからの陰圧を介して内側カニューレに引き入れられ生理食塩水ラインに戻されるように、閉鎖システムが使用されている。
図7Bは、図7の円で囲まれた区域7Bから取った外科用装置100の中央区間の部分拡大断面図である。外側カニューレ160は、にかわ(又は他の適した接着剤、超音波溶接、挿入成形など)によってスプール202に固定して取り付けられている。よって、スプール202が動くと、外側カニューレ160も動く。スプール202には、ばねガイド460も取り付けられている。ばね462は、ばねキャビティ464内に着座しており、ばねガイド460は、ばねが圧縮される時のばね462の座屈を防ぎ、内側カニューレ162との干渉を防止する。図7Bに示されている様に、ばね462は、スプール202と空気圧モーター200の間に圧縮されている。ばね462の機能については、図14と図15に関連付けて以下に詳しく説明する。
排気チャンバ440は、スプール202が前方へ動いた時に空気圧モーター200が遠位方向に動けるようにする、内側本体190内の空き空間である。空気圧モーター200が(モーター部分に圧力が流れることによって)活動状態になると、空気がモーター排気口214を通って出てゆくために流れが生まれる。更に、第1シール450と第2シール452が、モーター排気口からの空気圧が環状チャネル454を越えて逃げてゆくのを防止している。
遠位側で排気チャンバ440はシールされている。1つの実施形態では、カップシールが使用されている。もう1つの実施形態では、リング442がスプール202の環状溝444に内側カニューレシール468によって着座させられている。空気圧モーター200のシール754が近位側で排気チャンバ440をシールしている。内側カニューレシール468は、生理食塩水の流れが機構に逆流するのを防いでおり、生理食塩水を外側カニューレ160の遠位端に向けて押し進める(図2と図7に関連付けて詳しく論じた)。
図7Cは、図7の円で囲まれた区域7Cから取った外科用装置100の後部の部分拡大断面図である。ラッチ180は、アダプタ112の近位端に形成されているラッチスロット472に選択的に係合するラッチタング(tongue)470を更に備えている。ラッチレバー108を引き上げると、ラッチタング470がラッチスロット472から係合を解かれ、ユーザーが外科用装置100をアダプタ112から取り外せるようになる。ユーザーが空気圧モーター200を遠位方向に動かしたい時(図15に関連付けて詳しく説明する)は、空気圧をバイオプシーポート210から進入させてバイオプシーキャビティ808を満たす。シール762と内側カニューレシール772(図10A参照)は、圧力が遠位側から逃げるのを防ぎ、近位キャップ120のシール816、818は、圧力が近位側から逃げるのを防いでいる。よって、バイオプシーキャビティ808が加圧されると、空気圧モーター200は、外科用装置100内で遠位方向に並進する(例えば、動く)。
内側カニューレ162は、近位キャップ120の所でOリング818によってシールされている。以上で論じられている様に、内側カニューレ162は空気圧モーター200に接着されている(又は、他のやり方で固着されている)。よって、空気圧モーター200を並進させると、内側カニューレ162も動く。Oリング818は、近位キャップ120とバイオプシーキャビティ808と内側カニューレ162の間のシールがなお維持されながらも、内側カニューレ162が動けるようにしている。更に、取付具140がOリング820によってシールされている。取付具140の端部は、陰圧ラインの遠位端内にシールして受け入れられている。よって、陰圧ラインに陰圧が印加されると、陰圧は閉じ込められ、内側カニューレ162の検体採取内腔166(図2参照)を通って引かれ、組織と流体類が目標部位から取り出される。
図7に戻るが、排気ピストン320は、シール322を含んでおり、発射ポート216に係合する。排気ピストン320は、前方チャンバ434のスプール202より遠位側を脱気するのに使用されており、従って、必要時にスプール202が素早く動けるようになる。排気ピストン320は、更に、ピストンの頂部に、空気を通して加圧できるようにする小さい穴(図示せず)を含んでいる。スプール202より遠位側の開いたキャビティ内の圧力がピストンの底部側の圧力より大きくなると、排気ピストン320は発射ポート216から遠ざかる方向に動き、ガスが素早く排出されるようにする。この様にピストンの底部側の圧力が下がった状態は、遠隔弁の発射によって作り出される(図11−図13B参照)。
図7Dは、シール310の断面図である(図7も参照)。シール310は、内側本体190の外側で溝830の中に着座するカップシールである。代わりの実施形態では、シール310は、浮動Oリングとして構成されていてもよい。その様な或る実施形態では、横空間832と縦空間834が浮動Oリングを溝830内で動けるようにしている。
圧力が印加されると、シール310が溝830内で動いて、内側本体190と外側スリーブ102に対してシールする。シール310と浮動Oリングの実施形態は共に、内側本体190が過度の摩擦無しに外側スリーブ102内で回転できるようにしている。よって、ユーザーは、回転子106(図1参照)を使用して軽い力で切削要素132と内側本体190を回すことができる。シール310に加えて、シール312(図7参照)、450、452(図7Bに図示)、シール814(図7C参照)、並びに内側本体190と外側スリーブ102の間の他のシールでも浮動Oリングを使用することができる。また、標準的なOリングを使用することもできる。
図7Eは、外科用装置100と共に使用されている回転子106の斜視図である。近位キャップ120は、外科用装置100の近位端を閉鎖するのに使用されており、シール816は、どんな圧力も内側スリーブ102から逃げないようにしている(図1と図7C参照)。受け入れ部分870は、外科用装置100を可撓吸入ライン及び最終的には組織回収システムに接続するため、受け入れ部分870内に押圧/スナップ式に嵌め込まれる取付具140(図1、図3、及び図7G参照)を受け入れている。
図7Fは、回転子106の断面図である。シール818は、内側カニューレ162の外周の周囲からの圧力の漏出を防止する(図2と図7C参照)。受け入れ部分870は、取付具140を受け入れ且つその回転を許容するサイズである。回転できることで、吸入ラインが捩れても混乱が生じることなく、切削要素132を自在に回すことが可能になる。
図7Gは、図7Eの回転子106と共に使用するための取付具140の斜視図である。にかわ接着剤受け部又はあご部220は、目標部位から液類、組織などを取り出すのに使用される可撓性の陰圧ラインを受け入れる。
図8Aは、外側本体700、内側本体726、及びシーリング部材710を含んでいる導入器ハブ126の或る実施形態の断面図である。外側本体700と内側本体726は、一般的に、概ね剛性を有するプラスチック材料で構成されている。シーリング部材710は、トロカール先端134(図1参照)で穿孔された時にシールするのに適した可撓性シート材料である。外側本体700では、内側干渉部分702が外側干渉部分722と内側本体726の針ガイド720の間に保持されている。そこでシーリング部材710は針ガイド720と内側干渉部分702の間に設置されている。外側本体700と内側本体726の分離を防ぐのに、にかわ接着剤、超音波溶接、スナップ嵌め、又は他の適した取付機構が使用される。
図8Bは、導入器システム640の断面図である。導入器システム640は、外科用装置100との単一アッセンブリとして使用すれば、医療装置、治療手段、及び/又はマーカーを患者体内へ入れて、位置決めし、設置することができる。接合領域650は、導入器ハブ126を導入器カニューレ104にシール接続して、概ね剛性を有する単一ユニットを形成している。施行時、トロカール先端134は、患者体内への刺入に際し導入器カニューレ104の遠位端130を越えたばかりの所まで突き出ている(図4参照)。切削要素132は、発射されると、組織切除、洗浄、生理食塩水又は治療薬の送達などのために遠位端130を越えて伸びている(図4参照)。また、切削要素132が導入器システム640から取り外されると、導入器カニューレ104は遠位端130が目標区域に正確に配置された状態で患者体内に留まる。外科用システム100が導入器カニューレ104から取り外されると、導入器システム640は目標区域への汎用アクセスポートとして使用されてもよい。また、シーリング部材710は、患者からの液類が導入器カニューレ104を通って漏出するのを低減又は防止する弁として機能している。クリップ留め要素652が、導入器システム640を位置決め台に取り外し可能に設置できるようにしている。
図8Cは、導入器システム640、導入器カニューレ104、及び導入器ハブ126の拡大部分断面図である。クリップ留め要素652は、フィンガアクチュエータ654と保持クリップ656を含んでいる。これらは、ユーザーが、導入器システム640の配置とアダプタ112からの選択的な取り外しを簡単に行えるようにしている。アダプタ112との相互作用については、図9A−図9Iに関連付けて以下に詳しく説明されている。導入器システム640がアダプタ112上に配置された後、トロカール先端134が、近位開口660を通して押し出され、シーリング部材710に刺入して同部材を簡単に突き抜ける。この時、シーリング部材710は、外側カニューレ160の外周に対して閉じられる。外科用部材100が、外側カニューレ160を含めて、取り外されると、シーリング部材710は、液類がシーリング部材を通って逃げてゆかないように常閉位置(normally closed position)に付勢される。1つの実施形態では、シーリング部材には、トロカール先端134をシーリング部材に挿通させる前に、事前にスリットが入れられてもよい。
図9Aは、図1の外科用装置100と共に使用するためのアダプタ112の斜視図である。図9Bは、アダプタ112の側面図である。アダプタ112は、表面480とレール部分476を含んでいる。外科用装置100の底縁部は、レール部分476と係合する。そこで、外科用装置100は、アダプタ112と係合させる又はアダプタ112から取り外す際は、表面480に沿って滑らせる。外科用装置100のラッチタング470は、ラッチスロット472に選択的に係合する(図7C参照)。ラッチレバー108を引き上げると、ラッチタング470がラッチスロット472から係合を解かれ、ユーザーが、外科用装置100を、その近位端が係止されているアダプタ112(図7C参照)から取り外せるようになる。ユーザーが外科用装置100をアダプタ112に載せると、ラッチタング470は、上向きに移動しランプ(ramp)474を乗り越えてラッチスロット472に係合し、外科用装置100をアダプタ112に確実に保持する。壁部分408は、外科用装置100が装着された時に、ストッパとして働いて外科用装置がそれ以上遠位方向に動かないようにし、ラッチ180(ラッチタング470とラッチスロット472を含む)は、ラッチ180の係合が解かれるまで外科用装置100が近位方向に動かないようにしている。
導入器取付システム490は、導入器システム640を受け入れ、導入器ハブ126のクリップ留め要素652用の安定した取付点を提供する壁部分408を含んでいる(図8Cに関連付けて先に詳しく説明されており、更に図9Hにも図示)。導入器システム640が壁部分408に取り付けられると、保持クリップ656が取付柱492周囲に係止され、導入器カニューレ104が壁部分408の上方の固定台494に載る。導入器システム640を導入器取付システム490から取り外す場合、ユーザーは、フィンガアクチュエータ654を一斉に押すと、それにより保持クリップ656が取付柱492から係止を解かれる。
アダプタ112は、ブラケット110によって位置決め台に取り付けられてもよい(図1と図3参照)。アダプタ112のブラケット110への取り外し可能な取り付けを容易にするために、アダプタ112に沿って穴482、484、486が配置されている。例えば、保持用ねじ170は穴486と接続され(図3参照)、設置用ピン172は穴484及び488と接続される。アダプタを定位固定台に取り付ける際に、アダプタを過剰に拘束しないようにするため、スロット488を使用してもよい。
図9Cは、外科用装置100と共に使用するためのトロカールホルダ540の斜視図である。図9Dは、トロカールホルダ540の側面図である。患者体内への進入と外科用装置100のための経路作成がやり易くなるようにトロカール装置575(図9G参照)を保持するため、トロカールホルダ540を使用してもよい。トロカール575は、トロカール先端134ではなくて鈍先端を含んでいる切削要素132を有する外科用装置100の実施形態には特に有用である。
トロカールホルダ540は、トロカールホルダ540をアダプタ112に沿って摺動させる一対の受け入れ溝542、544を含んでいる(図9Eと図9F参照)。係合部材545はアダプタの溝488の中に選択的に受け入れ可能である。トロカール575は、外科用装置100とは別体であって、外科用装置100がアダプタ112に取り付けられる前に、ユーザーが患者の皮膚を穿刺して導入器システム640を目標部位に配置できるようにしている。トロカール575は、例えば、乳房が圧迫されている時に外科用装置100を発射モードにすると乳房を完全に刺し貫いてしまう危険性がある圧迫時痩型乳房の場合、及び関心病変部が定位固定台の裏板付近に位置している場合(図9I参照)に使用することができる。その様な場合は、外科用装置100は、(図1のトロカール先端134ではなく)鈍先端を含んでいる。図9Gに示されている様に、施行時、トロカール575は、トロカールホルダ540上に装着される。トロカールは、488でアダプタ上に係止されている(アダプタ112の端部に対して係止されている)導入器システム640を通って押し出されてゆき、患者の組織を刺し貫くように手動で動かされる。
外側のトロカールは、一対の座部550、552及びばねクリップ570(図9C参照)に係止され、軸方向に所定位置に保持される(図9G参照)。ホルダ本体560は、外側トロカールが導入器カニューレ104と整合できる正しい高さに保持されるように、溝542、544(トロカールホルダ540の底部に位置する)と座部550、552を隔てている。ホルダ本体560をどちら向きにアダプタ112に載せるかをユーザーに示すために方向表示器562を設けてもよい(例えば、矢印が患者の方向を指す)。
図9Eは、アダプタ112と共に使用するトロカールホルダ540の斜視図である。図9Fは、アダプタ112と共に使用するトロカールホルダ540の側面図であり、図9Gは、トロカール575が中に挿入されているトロカールホルダ540の側面図である。クリップ570が外側トロカールを所定位置に確実に保持するためにキー554内に着座している。よって、ユーザーが、トロカールをクリップ570の上から押して挿入すると、クリップはトロカール575に形成されている溝573に嵌って固定される。1つの実施形態では、トロカールホルダ540とトロカール575は、トロカール575が所望の相対配置でしかトロカールホルダ540に嵌らないように設計されている。トロカール575を取り出す場合、ユーザーは、トロカールを引き上げてクリップ570の係合を解く。使用時、外側トロカール575をトロカールホルダ540上に着座させ、固定台494の上に着座する導入器カニューレ104の内側内腔と整列させる。押しボタン式解除部572は、後で外科用装置100をアダプタ112上に取り付けて使用できるように、ユーザーがトロカールホルダ540の係合部材545をアダプタ112から外せるようにしている。
図10Aは、空気圧モーター200の斜視断面図である。空気圧モーター200の一例とその機能については、Michael E. Millerによって2005年2月15日に出願されている同時係属の米国特許出願第11/058,128号「単一モーター手持ち式バイオプシー装置」に関連付けて詳しく記載されており、その内容の全体を参照により本明細書に包含する。概して言えば、空気圧モーター200は、シーリングキャップ750A、750B、モーター羽根752、前方シール754、第1後方シール760、及び第2後方シール762を含んでいる。前方シール754は、前方環状チャネル756に着座しており、シーリングキャップ750Aを内側本体190とシールし、第1後方シール760と共に空気圧モーター供給キャビティ768を作り出すのに使用されている。第2後方シール762は、後方環状チャネル764に着座しており、シーリングキャップ750Bを内側本体190とシールして、バイオプシーキャビティ808を作り出す(図7C参照)。シール754、760、及び762は、運動時の摩擦を低く保ちながらも一定の圧力下でのシール性を高めるためにカップシールとして実施されている。しかしながら、Oリングの様な他の既知のシールを使用することもできる。
第1後方シール760と前方シール754が空気圧モーター200の作動によって圧力を受けると、シール760と754は、カップシール構成であるために拡張しようとする。よって、空気圧モーター200が加圧されている時のシール性が向上する。バイオプシーキャビティ808も選択的に加圧されるので、第2後方シール762も拡張することになり、シール性が向上する。
空気圧モーター200は、内側カニューレ162を挿通させる貫通部770を更に含んでいる。内側カニューレ162は、切削要素132(図1参照)から空気圧モーター200を通り抜けて取付具140まで延びている。更に、内側カニューレ162は、貫通部770内のにかわ接着剤又は他の適した材料によって空気圧モーター200に固着されている。更に、空気圧モーター200を内側カニューレ162とシールするのに内側カニューレシール772が使用されている。シーリングキャップ750Aは、ばねガイド778を更に含んでおり、シーリングキャップ750Bは、後面774を更に含んでいる。空気圧モーター200は、図10Bに関連付けて以下に詳しく説明されているが、内側カニューレ162に回転運動を与える回転子780も含んでいる。図7Cに示されている様に、後面774は、バイオプシーキャビティ808の可動境界を形成している。よって、バイオプシーキャビティ808が十分に加圧されると、後面774に印加される力が空気圧モーター200を遠位方向に並進させる。代わりに、バイオプシーキャビティ808が脱気されると、ばね462(図7B参照)が空気圧モーター200を近位方向に並進させる。よって、空気圧モーター200は、内側カニューレ162に、回転運動に加え、遠位方向及び近位方向への並進運動を与える。
図10Bは、図10Aの空気圧モーターの側面断面図である。モーターの外側ハウジング790の中には、動力源としての空気圧の追加によってスピンするように構成されている回転子780が収容されている。回転子780は、羽根752を含んでいる。回転子は、にかわ接着剤又は圧入によって内側カニューレ162に取り付けられている。空気圧モーター200に空気圧が供給されると、羽根752と回転子が内側カニューレ162の軸回りに回転し、それらが固着されていることによって、内側カニューレ162も回転する。例えばボールベアリング又はローラーベアリングである遠位ベアリング793と近位ベアリング795は、回転子と羽根752がモーターの外側ハウジング790内で回転できるようにしている。遠位側のモーター端キャップ792Aと近位側のモーター端キャップ792Bは、遠位ベアリング793と近位ベアリング795を間に載せるための支持を提供している。遠位側のモーター端キャップ792Aと近位側のモーター端キャップ792Bは、更に、モーターの外側ハウジング790の各端をシールして、中で羽根752が回転する気密キャビティを提供している。
図11Aは、遠隔弁800の斜視図である。遠隔弁800は、発射ボタン802、発射準備ボタン804、アクチュエータロッド806、遠隔弁本体810、及びフィンガバー812を含んでいる。コンソール(図示せず)からの空気圧は、コンソール吸気口814から遠隔弁800に進入する。発射ライン152(図1参照)は、発射ポート828にシール係合されている。バイオプシーライン156(図1参照)は、バイオプシーポート826にシール係合されている。発射ボタン802が遠隔弁本体810に向けて押されると、発射ポート828及び発射ライン152から圧力が抜けて、外側カニューレ160が遠位方向に急速に伸長する(図4、図14、及び図15に関連付けて詳しく説明した)。すると、圧力がバイオプシーポート826とバイオプシーライン156に掛かる。発射準備ボタン804が遠隔弁本体810に向けて押されると、バイオプシーポート826及びバイオプシーライン156からは圧力が抜け、今度は発射ポート828と発射ライン152に圧力が掛かる。
図11Bは、外科用装置100と共に使用するための管材配列での遠隔弁800の斜視図である。吸引ライン920がにかわ接着剤受け部220そして最終的に内側カニューレ162に接続されている(図3参照)。吸引ライン920は、コンソール194から陰圧を提供し、液類、組織を引き、及び/又は一般的には目標部位から灌流を除去するために用いられる。取り外し可能な組織フィルターキャニスタ922が吸引ライン920と直列に接続されており、捕集された組織はそこに回収されて分析に回される。コンソール吸気口814(図11Aも参照)は、コンソール194によって制御されている圧力ライン928に接続されている。
生理食塩水ライン154は、外科用装置100(図1参照)と、選択的に閉鎖可能な弁とに接続されており、選択的に閉鎖可能な弁は選択的に開閉させることができる止め栓890又は継手(即ち、ルアーロック)を含んでいてもよい。生理食塩水ポート892は、止め栓890と関係付けられている。生理食塩水ポート892は、生理食塩水供給源(例えば、生理食塩水袋)に接続されているが、治療液が入った袋の様な他の種類の液体供給源に接続されていてもよい。生理食塩水ライン150は、ユーザーが、目標部位まで輸送したい物質を注入できるようにする注入ポート894を更に含んでいてもよい。1つの例では、ユーザーは麻酔薬を注入ポート894に注入してもよく、麻酔薬は目標部位へ生理食塩水と共に輸送されてもよいし単独で輸送されてもよい。また、止め栓890は、生理食塩水供給源を生理食塩水ポート892から閉め切って生理食塩水ライン150の空気が大気ライン896を通して大気中に抜けられるように、選択的に起動させてもよい。これにより、ユーザーは、例えば組織が切除された後、システムから液類を除去するために、目標部位、吸引ライン920、及び回収キャニスタ922を選択的に吸引することができる。
図12Aは、発射準備位置840にある遠隔弁800の断面図である。遠隔弁800は、第1ポート850、第2ポート852、第3ポート854、第4ポート856、及び第5ポート858を含んでいる。第1ポート850と第5ポート858は、発射ポート828と発射ライン152に接続されている。第1ポート858は、発射ライン152からの圧力を遠隔弁800に流入させない一方向逆止弁を更に含んでいる(図13Aと図13Bとの関連でも説明した)。例えば、コンソールがオフにされるか又は遠隔弁800への吸気が取り除かれると、逆止弁は装置を発射準備位置に維持しようとする。第2ポート852は、コンソール吸気口814と圧力供給源に接続されている。第3ポート854は、バイオプシーポート826とバイオプシーライン156に接続されている。第4ポート856は、大気に開口しており、通気口の役目を果たす。
アクチュエータロッド806は、遠隔弁800を貫いて延びており、第1シール848、第2シール846、第3シール844、及び第4シール842を含んでいる。シール846と848は、Oリングとして構成されていてもよい。シール842と844は、シール842、844が第1ポート850と第3ポート854の上方を通過する時に、加圧された空気がそこから抜けないように、クワドリング(quad−ring)(即ちシーリング面から離れる方向に線が分岐しているXリング)として構成されていてもよい。アクチュエータロッド806が遠隔弁本体810の中を横走すると、シール842、844、846、848は、ポート858、856、854、852、850毎に空気流れ領域を作り出して、選択的に、それらを互いに接続するか又は大気中に脱気して、外科用装置100の動作を制御する。図12Aで示されている様に、遠隔弁800は発射準備位置840にあり、この時、第2ポート852は、シール842及び844と、アクチュエータロッド806と遠隔弁本体810の間のキャビティ857とによって、第1ポート850に接続されている。発射準備位置840では、空気圧モーター200とスプール202に外科用装置100内でそれらの最も近位側の位置を取らせている(図3参照)。外科用装置100を発射準備位置に入れておいてコンソールを切ると、空気は排気チャンバ440(図7B参照)の中に留まったままになり、外科用装置は、遠隔弁800が逆止弁によって更に操作されるまでは発射準備位置に入ったままになる。
図12Bは、発射準備位置840(図12A参照)と発射位置870(図12C参照)の間の中間位置860にある遠隔弁800の断面図である。シール842は、第1ポート850上に位置している。第2ポート852は、第1シール842と第2シール844によって有効に隔離されている。更に、第1シール848は、遠隔弁本体810の内周囲との係合を解かれ、周囲大気に対して自由になる(以下の図12C参照)態勢にある。
図12Cは、発射位置870にある遠隔弁800の断面図である。第1シール848は大気に対して開いており、その結果、第5ポート858、発射ポート828、及び発射ライン152が排気されている。例えば、第1シール848がもはや遠隔弁本体810に接触していないので、ポート858は大気に対し通路874を介して開口している。発射位置870は、第1シール848が遠隔弁本体810とシール接触にあり、第2シール846と第1シール848がそれらの間のポート858をシールしている状態の図12Aの実施形態とは対照的である。
第1シール848は、Oリングであり、ポート(図12A及び図12B参照)を通してではなくOリングの全周に亘って直接大気に排気されるので、大量の空気を排出させることができる。その様な急激な排気は、スプール202と外側カニューレ160(図4と図14参照)の急速配備又は発射を支援する。
次いで、第3ポート854が、第2ポート852、コンソール吸気口814、及びコンソールからの圧力供給源(図示せず)に接続される。第3ポート854と第2ポート852が第1シール842、第2シール844、及びキャビティ872のおかげで接続されている時は、圧力がバイオプシーキャビティ808に掛かり、スプール202が前方に発射された少し後、空気圧モーター200がバイオプシーモードで前方に動かされる(図15に関連付けて以下に詳しく説明する)。
図13Aは、発射準備位置にある遠隔弁880の代わりの実施形態の断面図である。遠隔弁880は、親指トリガ882、圧力ポート888、及び圧力チャネル886を含んでいる。親指トリガ882は、弁本体884を遠隔弁880内で動かすのに使用される。弁本体884は、第1シール904、第2シール902、及び第3シール900を更に含んでいる。ポート912と逆止弁910は、発射ライン152に接続されている。通気ポート892と894は、大気中に開いている。逆止弁910は、発射ライン152からの圧力が遠隔弁880に進入するのを防止する。しかしながら、逆止弁910は、圧力ポート888(コンソールに接続されている)からの圧力が発射ライン152を加圧できるようにする。発射準備位置にある時、シール900と902は、圧力ポート888からの圧力が、逆止弁910を通過する以外にどこからも逃げないようにしている。シール902と904は、ポート912から発射ライン152の圧力が抜けないようにしている。
図13Bは、発射位置にある遠隔弁880の代わりの実施形態の断面図である。親指トリガ882が前方へ動かされ、その結果、弁本体884が動く。ポート912は、通気口892を介して大気に開口する。よって、発射ライン152も大気に抜ける。すると、圧力ポート888がここでバイオプシーライン156を加圧し、シール900と902によってシールされる。シーケンスが逆転して発射位置から発射準備位置へ移る。
図14は、発射位置510で内側カニューレ162が後退した状態の外科用装置100の断面図である。発射ライン152から空気圧が取り除かれ、それにより排気ピストン320下の圧力が減少する。排気ピストン320はそこで下向きに動き、スプールキャビティ434が大気に抜ける。発射ポート216の圧力が急激に逃げるので、ばね462がスプール202を遠位方向に押しやり外側カニューレ160を目標部位に発射させる(図4参照)。ばね462は伸展位置522に入ったままで、スプール202は発射位置512に入ったままになる。空気圧モーター200は近位位置514にあり、バイオプシーライン156とバイオプシーポート210には空気圧が印加されていない。よって、内側カニューレ162も遠位側に位置している。外科用装置100を発射させる行為は、遠隔弁800によって行われる(図11−図12Cに関連付けて詳しく説明され、図12Cに関しては発射位置にある状態が示されている)。
図15は、発射位置530で内側カニューレ162が前進した状態の外科用装置100の断面図である。空気圧がバイオプシーポート210とバイオプシーキャビティ808に印加され、この圧力で空気圧モーター200を遠位方向に動かす。空気圧モーター200が遠位方向に動いたことで、バイオプシーキャビティ811が広くなる。内側カニューレ162も、空気圧モーター200に固定されていることにより、遠位方向に動く。遠位位置では、目標部位で組織が切離される(図6B参照)。組織は、Oリングシール816によってシールされたままの内側カニューレ162に沿って近位方向に引き寄せられる。空気圧モーター200が前進している時、モーター吸気口212に印加された圧力が空気圧モーター200を回転させ内側カニューレ162を回転させることができる。バイオプシー切取動作が行われている最中に内側カニューレ162が回転することは、きれいな切り口を提供する上で助けとなる。空気圧モーター200が回転するように起動されると、空気圧がモーター吸気口212から空気圧モーター200を通って流れてゆきモーター排気口214で大気に抜ける。モーター吸気口212に印加される圧力は、モーターライン154を経由しており、フットスイッチ(図示せず)によって制御されるか又は直接コンソール(図示せず)から制御される。空気圧モーター200が遠位方向に駆動されると、ばね462が圧縮状態538まで圧縮される。バイオプシーでは、孔が開いている状態(図14)と孔が閉じている状態(図15)が反復される。
図16は、外科用装置100の或る実施形態を使用するための一般的なプロセスフロー2000を示している。プロセスフローは、外科用装置100が病院及び/又は医院でどの様に使用できるかの一例である。ステップのそれぞれとステップ順序は、外科用装置100の典型的な使用法の単なる例示であり、臨床上の必要性又は他の判断基準に基づき、ステップの追加、ステップの省略、ステップの順序変更、ステップの繰り返しに関して、一般的プロセスフロー2000からの逸脱が行われてもよいものと理解される。別体のトロカール575を使用して切削要素132用の経路を作成するための一般的なプロセスフロー3000は、図17に示されている。
これより図16を参照してゆくが、ステップ2010で、滅菌外科用装置100はシールされた滅菌出荷/保存包装を解かれる。パッケージは、保存区域から取り出され、使用に先立ち、外科用装置100並びに関係付けられている管材とコネクタを保持するように設計されているコンソールトレイの中に置かれる。コンソールトレイは、通常は、パッケージと一致するフットプリントを有するように設計されている。プロセスは次にステップ2015に続く。
ステップ2015で、外科用装置100はコンソール194に接続される(図1A参照)。概して言えば、コンソール194は、外科用装置100のために、空気圧と陰圧に加えて制御論理を提供している。ユーザーは、生理食塩水ライン150、発射ライン152、モーターライン154、及びバイオプシーライン156をコンソール194に接続する。生理食塩水ライン150は、コンソール194から外部的に生理食塩水バッグに接続されていてもよい。プロセスは次にステップ2020に続く。
ステップ2020で、コンソール194の動力供給が入れられる。コンソール194は、外科用装置100と共に使用するための準備として自身の内部システムについて自己テストを行う。例えば、入力、出力、陰圧、及び圧力システムが正しく機能するかテストされる。プロセスは次にステップ2025に続く。
ステップ2025で、コンソール194を使用して外科用装置100がテストされる。保護シース(図示せず)は、通常は、プラスチック管であり、導入器カニューレ104が設置されていない外側カニューレ160に外挿されている(図4参照)。保護シースのおかげで、外科用装置100は生理食塩水の送達システムと吸引システムに呼び水を差してテストできるようになっている。概して言えば、保護シースはシステム内で陰圧を実現できるようにしている。保護シースは、通常、出荷時には既に外側カニューレ160に外挿されている。よって、ユーザーは、通常、保護シースを別途設置するのではなくて、それが所定位置にあることを確認する。コンソール194側の「セットアップ」モードボタンを押してテストプロセスを開始させる。すると、外科用装置100を含めシステム全体に生理食塩水が差される。生理食塩水は、吸引陰圧を使用して外側カニューレ160の中を引き通され内側カニューレ162内へ吸い込まれる。生理食塩水は、次いで、取り外し可能フィルタ/回収キャニスタ922を引き通される(図11B参照)。そこで、ユーザーは、回収キャニスタ922が生理食塩水で満たされたことを目視して、システムと外科用装置100が正しく作動していることを確認する。プロセスは次にステップ2030に続く。
外科用装置100、コンソール194、及び生理食塩水システムの試験が完了すると、ステップ2030で、外側カニューレを覆っているシースが取り外される。プロセスは次にステップ2035に続く。
ステップ2035で、導入器カニューレ104と導入器ハブ126を含む導入器システム(図1参照)が、外側カニューレ160に外挿される。導入器カニューレ104の一例は、Joseph L. Markらによって2003年8月27日に出願されている同時係属の米国特許出願第10/649,068号「低侵襲性外科用器具のための導入システム」に記載されており、その内容の全体が参照により本明細書に包含される。代わりに、導入器システムは、アダプタ112の垂直部分408(図7Aと図17参照)内へ係止させてもよい。プロセスは次にステップ2040に続く。
ステップ2040で、外科用装置100は発射準備状態に入る。遠隔弁800が発射準備位置(図12Aに図示)に設定される。プロセスは次にステップ2045に続く。前記ステップは、ステップ2045で外科用装置100が取り付けられた後に行われてもよい。
ステップ2045で、外科用装置100がアダプタ112に取り付けられると、今度はアダプタが定位固定台の可動部分に取り付けられる。外科用装置100はアダプタ112上に固定され、積極的に固着させるためにアダプタ112にラッチ180が係合させられる(図3参照)。取り付けは、外科用装置100を滑らせてアダプタ112のレール部分476(図17参照)上へ載せることによって行われる。プロセスは次にステップ2050に続く。
ステップ2050で、針ガイド(導入器カニューレ104を安定させるのに使用)が患者に向けて進められる。例えば、乳房バイオプシーの場合、針ガイドは患者の乳房に向けて進められる。これは、手動で行うこともできるし、定位固定台位置決め制御を使用することによって行うこともできる。例えば、針ガイドを前進させるのに台制御を使用するということには、台のモーターを有効にし、次いで適切なX/Y位置を入力することが含まれる。プロセスは、次いで、ステップ2055に続く。
ステップ2055で、目標部位の位置が確認される。通常、目標部位に対する導入器カニューレ104の位置を確認するのに定位固定位置ペア(例えば、異なる角度から撮影された2つ又はそれ以上の画像)が使用される。目標位置が確認されると、プロセスは、次いで、ステップ2060に続く。
ステップ2060で、目標部位のZ位置が与えられたことを前提に外科用装置100が位置決めされる。通常、Z位置はユーザーによって行われる手動調節である。Z方向の位置決めは、外科用装置100の正確な発射行程距離だけ手前に止められる。つまり、導入器カニューレ104の位置は、外側カニューレ160が発射した時に、孔250の中心(図4参照)が正確に目標部位に来る位置まで進められる。プロセスは次にステップ2065に続く。
ステップ2065で、外側カニューレ160が、目標部位に向けて発射される。外科用装置100は、遠隔弁800を使用して発射される。外側カニューレ160が発射されると、トロカール先端134が患者の組織を速やかに穿刺し、切削要素132を目標部位に残す(図1と図4に関連付けて先に説明した)。プロセスは、次に、ステップ2070に続く。
ステップ2070で、バイオプシープロセスが実行される。バイオプシーコアは切離され、吸引陰圧によりシステムの中を引き通されて回収キャニスタ922に運ばれる。ユーザーは、通常は、孔250を、目標部位周りの所定の角度数で検体採取のための所定のパターンで回転させる。例えば、ユーザーは、孔250を10時の位置から12時の位置へ2時の位置へと回し、それぞれの位置でバイオプシー検体を採取してもよい。更に、ユーザーは、目標位置の周囲で連続的に検体採取してもよい。一般的な検体採取では、ユーザーは、2時、4時、6時、8時、10時、及び12時の位置でバイオプシー検体を採取する。その際、ユーザーは、可聴アラーム又は点滅光又はそれらの組み合わせの様な注意喚起機構によって指し示されたら、回転子106(図1参照)を使用して孔250を回転させる。可聴アラームを用いた実施形態では、アラームが聞こえたら、ユーザーには、次のバイオプシー検体が採取される前に、回転子106と孔250を回すための所定の時間(調整可能)が与えられる。例えば、コンソール194は、5秒毎に自動検体採取をトリガするバイオプシーモードに入れられていてもよい。その場合、コンソール194がアラーム音を発すると、医師は、音が発せられる都度、孔250を該当位置まで回転させる。プロセスは次にステップ2075に続く。
ステップ2075で、バイオプシープロセスは完了し、ユーザーは、組織が患者から切除されて回収キャニスタ922に捕捉されたことを確かめる。プロセスは次にステップ2080に続く。
ステップ2080では、バイオプシーキャビティが洗浄される。洗浄機能は、清潔なキャビティにマーカーを入れることを考慮している。それは、また、回収キャニスタ922を取り外して採取されたコアを捕集する前に、キャニスタから体液を洗い流すことを考慮している。バイオプシーキャビティを洗浄するため、コンソール194は洗浄モードに入れられ、孔250が開かれて生理食塩水がシステムと目標部位を約30秒間洗い流す。ユーザーは、洗浄時間を選択的に短縮又は延長することができ、最終的にはきれいな液が回収キャニスタ922を通過するのが確認されればよい。プロセスは次にステップ2085に続く。
ステップ2085で、生理食塩水の供給が無効にされ、目標部位/バイオプシーキャビティの吸引が施される。外科用装置100にも吸引が施され、液類、例えば生理食塩水及び体液がシステムから除去される。システムに吸引を施すには、止め栓890(図11B参照)又は選択的に操作可能なルアーロックを動かし、生理食塩水供給を閉じて生理食塩水ライン150を大気に開放する。よって、コンソール194が洗浄モードにある時は、システムの中には陰圧が引かれ生理食塩水が無い状態であり、即ちシステムのどんな液も吸引が除去してしまう。回収キャニスタ922は、生理食塩水が一掃されると、生理食塩水又は体液の不当な漏出無しに取り外すことができるようになり、液流出が低減されることによって更に清潔な作業環境がユーザーに提供される。更に、遠隔回収キャニスタ922の取り外しにより、標本を放射線機械に取り込むことができるようになるので、患者が定位固定台の上にうつ伏せになっている間にリアルタイム又はほぼリアルタイムで画像を撮影することができる。プロセスは次にステップ2090に続く。
ステップ2090で、回収キャニスタ922(図11B参照)からバイオプシーコアが捕集される。プロセスは次にステップ2095に続く。
ステップ2095で、バイオプシーキャビティに治療薬が投入される。治療薬として、例えば、生理食塩水洗浄液、止血剤、薬剤を含んでいてもよいし、或いは、他の療法を生理食塩水ライン150と外側カニューレ160を通して目標部位に投入又は導入してもよい。プロセスは次にステップ2100に続く。
ステップ2100で、外科用装置100はアダプタ112と定位固定台から取り外される。取り外しでは、ユーザーがラッチレバー108を押し上げて外科用装置100をアダプタ112から係止解除する。ユーザーは、次いで、外科用装置100を滑らせてレール476から離す(図9A参照)。導入器はアダプタ112に係止されたままにされる。導入器と針ガイドはそのままである。ステップ2100で、外科用装置100は、アダプタ112から取り外されると廃棄のために適切に包装され、コンソール194(図1A参照)への動力供給が切られる。導入器カニューレ104は部分的に患者体内に留置されており、ハブスナップ留め要素412(図7と図7A参照)によって垂直部分408に取り付けられている。こうして、導入器カニューレ104は、治療薬、物質、及び/又はマーカーの挿入のために、導入器カニューレ104の遠位端130(図1参照)で目標部位へアクセスできるようにしている。シール410は、導入器カニューレ104が、目標部位からの物質(例えば、血液、生理食塩水、補助治療薬など)を漏出させるのを実質的に防いでいる。プロセスは次にステップ2110に続く。
ステップ2110では、必要に応じ、外科処置部位マーカーが導入器カニューレ104を通して配備される。導入器の内径と長さにサイズを合わせたマーカー送達システム(図示せず)が使用される。こうすると、マーカーを配備する時、導入器カニューレ104からの漏出が低減され、マーカーは目標部位の組織が切除された位置に正確に設置することができる。適したマーカー送達システムの一例は、Terry D. Hardenらによって2005年12月16日に出願されている同時係属の米国特許出願第11/305,141号に開示されており、その内容の全体が、参照により本明細書に開示される。配備用押し出しロッドを導入器ハブ126内へスナップ留めして、配備用押し出しロッドの端を正確に位置付け、検体採取に使用された正確な孔位置でマークを付ける。外科処置部位マーカーは、通常は、先々目標部位の位置を確定する位置突き止めの機構を提供できるように、導入器カニューレ104の内腔を下って押し出される。プロセスは次にステップ2115に続く。
ステップ2115で、マーカー送達システムは導入器カニューレ104から取り外される。代わりに、導入器ハブ126をアダプタ112から係止解除してマーカーシステムと導入器カニューレ104を同時に取り外してもよい。プロセスは次にステップ2020に続く。
ステップ2120では、画像化法(例えば、定位固定X線写真又は超音波)を使用してマーカー位置が確認される。プロセスは次にステップ2025に続く。
ステップ2125で、導入器カニューレ104はアダプタ112から取り外されて廃棄される。しかしながら、ユーザーが上述のステップ2115と同じステップでマーカー送達システムと導入器カニューレ104を取り外すことを選択した場合は、ステップ2125を抜かす。プロセスは次にステップ2030に続く。
ステップ2130で、針ガイドは取り外されて廃棄される。アダプタ112は定位固定台に取り付けられたままであり、必要なら洗浄してもよい。ここでプロセスは終了する。
場合によっては、外科用装置100のユーザーは、外科用装置100のための経路を作成するのに別体のトロカールを使用することを望むかもしれない。例えば、外科用装置100がトロカール先端134ではなくて鈍先端を含んでいるような実施形態では、経路の作成がやり易くなるようにトロカール575を使用するのが望ましい。トロカール575を利用するための一般的なプロセスフローは図17に記載されている。
ステップ3010で、滅菌トロカール575がシールされた滅菌出荷/保存包装を解かれる。プロセスは、次に、ステップ3015に続く。
ステップ3015で、トロカール575がトロカールホルダ540に接続される。トロカールホルダ540は、体液と接触することのない永久部品である。よって、それは複数回の処置に再利用することができる。トロカール575の一部を座部550、552と係合させる。1つの実施形態では、トロカールホルダ540には、トロカール575の側壁に形成されている溝573にスナップ式に係合させてトロカール575をトロカールホルダ540に固着させるクリップ570が設けられている。トロカール575がトロカールホルダ540と係合されたら、プロセスは次にステップ3020に続く。
ステップ3020で、導入器カニューレ104と導入器ハブ126を含む導入器システムが、アダプタ112の垂直部分408(図7Aと図17参照)内へ係止される。プロセスは次にステップ3025に続く。
次に、ステップ3025で、トロカール575が固定されているトロカールホルダ540がアダプタ112に取り付けられると、今度はアダプタが定位固定台の可動部分に取り付けられる。より具体的には、受け入れ溝542、544をアダプタ112の縁746と係合させ、トロカールホルダ540の底部分がスロット488に到達するまでアダプタ112に沿って滑らせる。スロット488の所で、トロカールホルダは所定の位置にスナップ式に留り、トロカールホルダ540がアダプタ112に固定される。更に、トロカールホルダ540をアダプタ112に沿って滑らせゆくと、トロカールホルダ540に固定されているトロカール575の先端が導入器カニューレ104に進入し貫通伸張する。トロカールホルダ540がアダプタ112に固定されると、プロセスはステップ3030に進む。
図16に関連付けて説明されているプロセスフローと同じ様に、ステップ3030で、針ガイドが患者に向けて進められる。プロセスは次にステップ3035に続く。
ステップ3035で、トロカール575は、周囲に導入器カニューレ104が配置された状態で、針ガイドを通して患者に向けて進められ、経路が作成される。これは、定位固定台位置決め制御を使用することにより行ってもよい。プロセスは次にステップ3040に続く。
ステップ3040で、トロカール575によって作成された経路が所望の目標部位に通じていることを裏付けるため、トロカール575及び/又は導入器カニューレ104の配置が確認される。1つの実施形態では、トロカール575及び/又は導入器カニューレ104の位置を確認するのに、定位固定位置ペア(例えば、異なる角度から撮影された2つ又はそれ以上の画像)が使用される。目標が確認されると、プロセスは、次にステップ3045に続く。
ステップ3045で、トロカール575は導入器カニューレ104から抜去される。1つの実施形態では、トロカールホルダ540をスロット488から解放し、アダプタ112の縁746に沿って後ろ向きに、トロカールホルダ540(なおトロカール575を担持したまま)がアダプタ112から係合解除されるまで滑らせる。係合解除できたら、トロカールホルダ540のクリップ570を動かしてトロカール575を解放する。
もう1つの実施形態では、トロカール575は、トロカールホルダ540から(クリップ570を動かすことにより)解放され、導入器カニューレ104から抜去される。次いで、トロカールホルダ540をスロット488から解放し、アダプタ112の縁746に沿って後ろ向きに、ホルダがアダプタ112との係合を解除されるまで滑らせる。両方の実施形態では、導入器カニューレ104は目標部位と位置が合ったままである。血液及び他の液類は、通常は中で閉じているシールによって導入器ハブ126を通って流れないようにされている。プロセスは次にステップ3050に進む。
トロカール575が取り外された後、ステップ3050で、外科用装置100が、定位固定台の可動部分に既に固定されているアダプタ112に取り付けられる。外科用装置100のアダプタ112への取り付けに先立ち、図16に関連付けて説明されているプロセスフローによるステップ2010−2030、2040が実行される。
外科用装置100をアダプタ112に取り付ける場合は、外科用装置100のクレードル114をアダプタ112の縁746に沿って、外科用装置100前面が壁部分408に係合しラッチタング470がラッチスロット472に係合するまで滑らせる。更に、外科用装置100をアダプタ112に沿って滑らせながら、外側カニューレ160を導入器カニューレ104に挿入して、その中を進める。外科用装置100をアダプタ112上の所定の位置まで動かして係止させた時、外側カニューレ160の切削要素132は、導入器カニューレ104の遠位端(図1参照)から外向きに延びている。外科用装置100がアダプタ112に取り付けられてしまえば、プロセスは、図16に関連付けて説明されているステップ2070−2130に従う。
本発明を以上の実施形態に関連付けて具体的に示し説明してきたが、それらは本発明を実施するための最良の形態を例示しているに過ぎない。当業者には理解されるはずであるが、本発明を実践する際は、以下の特許請求の範囲に定義されている本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、ここに記載されている本発明の実施形態に対する様々な修正を利用してもよい。本発明の範囲は以下の特許請求の範囲の各請求項によって定義され、これら請求項並びにそれらの等価物の範囲内の方法と装置はその適用の対象になるものとする。本発明の上記説明は、ここに記載されている要素のあらゆる新規及び非自明的な組合せを含むものと理解されるべきであり、また本出願並びに今後の出願においてこれら要素の何らかの新規及び非自明的な組合せに対する請求項が提起される可能性もある。更に、以上の実施形態は例示であり、特徴又は要素はどれ1つとして、本出願又は今後の出願において請求されるかもしれないあらゆる可能な組み合わせに必須というわけではない。
ここに記載されているプロセス、方法、経験則などに関しては、その様なプロセスなどのステップは、特定の順序で続くシーケンスに基づいて起こっているものとして説明されているが、その様なプロセスは、記載されているステップをここに記載されている以外の順序で行って実践することもできるものと理解されたい。更に、特定のステップを同時に実行すること、他のステップを追加すること、又はここに記載されている特定のステップを省略することもできるものと理解されたい。換言すると、ここに記載されているプロセスの説明は、特定の実施形態を例示的に説明するために提供されているのであり、どの点においても特許請求されている本発明を限定するものと考えられてはならない。
従って、上記説明は、例示説明を目的としたものであり制限を課すものではないことを理解されたい。当業者には、以上の説明を読んで頂ければ、提供されている実施例以外の多くの実施形態及び適用が自明になるであろう。本発明の範囲は、以上の説明との関連付けから判断されるのではなく、むしろ、付随の特許請求の範囲の各請求項並びにその様な請求項によって権利が認められる最大等価範囲に関連付けて判断されるべきである。ここに論じられている技術には将来的な発展が起こるであろうこと、及び開示されているシステム及び方法がその様な将来の実施形態に組み入れられるであろうことは予想され、またそうあるべきと考えている。要約すると、本発明は、修正及び変更が可能であり、以下の特許請求の範囲によってのみ限定されるものと理解されるべきである。
特許請求の範囲で使用されている全ての用語は、ここにそれとは反対に明示的指摘がなされない限り、当業者に理解されている最も広義な合理的解釈と一般的意味が与えられるものとする。特に、英文の「a」、「the」、「said」などの単数形冠詞に対応する「或る」、「当該」、「前記」が使用されている場合、それらは、請求項においてそれとは反対に明示的限定が述べられていない限り、1つ又はそれ以上の指し示されている要素を述べているものと読まれるべきである。
100 外科用装置
102 外側スリーブ
104 導入器カニューレ
106 回転子
108 ラッチレバー
110 ブラケット
112 アダプタ
114 クレードルトップ
120 近位キャップ
122 回転表示器
124 前方キャップ
126 導入器ハブ
130 導入器カニューレ遠位端
132 切削要素
134 トロカール先端
140 取付具
142 取付ホイール
150 モーターライン
152 発射ライン
154 生理食塩水ライン
156 バイオプシーライン
160 外側カニューレ
162 内側カニューレ
164 間隙
166 検体採取内腔
170 保持用ねじ
172 設置用ピン
180 ラッチ
190 外科用装置の内側本体
192 外科用システム
194 コンソール
196 ユーザー
200 空気圧モーター
202 スプール
210 バイオプシーポート
212 モーター吸気ポート
214 モーター排気口
216 発射ポート
220 にかわ接着剤受け部又はあご部
240 発射準備位置
242 発射位置
250 検体採取孔
260、262 導入器カニューレ
268、270 実施形態
272、280 導入器カニューレの遠位端
274、282、284、286 組織
314 モーター吸気口圧力溝
310、312 環状シール
320 排気ピストン
322 シール
408 アダプタの壁部分
410、420、422 シール
411 導入器ハブの下部分
412 ハブスナップ留め要素
424 コネクタ
426 生理食塩水チャネル
428 生理食塩水Oリング
430 生理食塩水ポート
434 前方チャンバ
440 排気チャンバ
442 リング
444 スプールの環状溝
450、452 シール
454 環状チャネル
460 ばねガイド
462 ばね
464 ばねキャビティ
468 内側カニューレシール
470 ラッチタング
472 ラッチスロット
474 ランプ
476 アダプタのレール部分
480 アダプタの表面
482、484、486 穴
488 スロット、溝
490 導入器取付システム
492 取付柱
494 固定台
510、530 発射位置
512 スプールの発射位置
514 空気圧モーターの近位位置
522 ばねの伸展位置
538 ばねの圧縮した状態
540 トロカールホルダ
542、544 受け入れ溝
545 トロカールホルダの係合部材
550、552 座部
554 キー
560 ホルダ本体
562 方向表示器
570 ばねクリップ
572 押しボタン式解除部
573 トロカールに形成されている溝
575 トロカール
640 導入器システム
650 接合領域
652 クリップ留め要素
654 フィンガアクチュエータ
656 保持クリップ
660 近位開口
700 導入器ハブの外側本体
702 外側本体の内側干渉部分
710 シーリング部材
722 外側本体の外側干渉部分
720 内側本体の針ガイド
726 導入器ハブの内側本体
746 アダプタの縁
750A、750B シーリングキャップ
752 モーターの羽根
754、760、762 シール
756、764 環状チャネル
768 空気圧モーター供給キャビティ
770 空気圧モーターの貫通部
772 内側カニューレシール
774 シーリングキャップの後面
778 ばねガイド
780 回転子
790 モーターの外側ハウジング
792A、792B モーター端キャップ
793、795 ベアリング
800 遠隔弁
802 発射ボタン
804 発射準備ボタン
806 アクチュエータロッド
808 バイオプシーキャビティ
810 遠隔弁本体
812 フィンガバー
814 シール、コンソール吸気口
816 シール
818 シール、Oリング
826 バイオプシーポート
828 発射ポート
830 溝
832 横空間
834 縦空間
840 発射準備位置
842、844、846、848 シール
850、852、854、856、858 ポート
857 キャビティ
860 中間位置
870 発射位置、回転子の受け入れ部分
874 通路
880 遠隔弁
882 親指トリガ
884 弁本体
886 圧力チャネル
888 圧力ポート
890 止め栓
892 生理食塩水ポート
894 注入ポート
896 大気ライン
900、902、904 シール
910 逆止弁
912 ポート
920 吸引ライン
922 回収キャニスタ
928 圧力ライン
L1、L2 導入器カニューレの長さ

Claims (64)

  1. 外科用装置を備えている外科用システムにおいて、
    前記外科用装置は、
    遠位端を含んでいるハウジングと、
    前記遠位端で前記ハウジングから延びている切削要素であって、選択的に回転及び並進させることのできる切削要素と、
    アダプタであって、前記外科用装置を選択的に取り外し可能に受け入れ、前記外科用装置が前記アダプタから独立して動くことのないように前記アダプタに固定するように構成されているアダプタと、を備えている、外科用システム。
  2. 前記外科用装置の一部を受け入れ、前記アダプタと協働して前記外科用装置を前記アダプタに固定するクレードルトップを更に備えている、請求項2に記載のシステム。
  3. 前記アダプタは、前記クレードルトップの底部分を受け入れる基部と、前記基部から上向きに延びている壁部分と、を含んでいる、請求項3に記載のシステム。
  4. 前記クレードルトップは、前記アダプタの前記基部の一部に形成されているラッチ部材と協働し、前記クレードルトップを前記アダプタに選択的に取り外し可能に固定するラッチを更に備えている、請求項4に記載のシステム。
  5. 前記アダプタは、選択的に動かすことができるステージに前記アダプタを固定するように形成されている、少なくとも1つの取付穴を更に含んでいる、請求項1に記載のシステム。
  6. 導入器ハブと導入器カニューレを備えた導入器アッセンブリを更に備えている、請求項1に記載のシステム。
  7. 前記導入器アッセンブリは、前記導入器アッセンブリが前記アダプタから独立して動くことのないように、前記アダプタの一部に取り外し可能に固定されている、請求項6に記載のシステム。
  8. 前記導入器アッセンブリは、前記アダプタの基部から上向きに延びている前記アダプタの壁部分に固定されている、請求項7に記載のシステム。
  9. 前記導入器ハブは、前記外科用装置の切削要素の一部を導入することによって選択的に開くことのできる、常閉型のシールを含んでいる、請求項6に記載のシステム。
  10. 動力と陰圧を前記外科用装置に供給するコンソールを更に備えている、請求項1に記載のシステム。
  11. 前記外科用装置によって切除された組織検体を受け入れるための、前記外科用装置に作動的に接続されている組織回収キャニスタを更に備えている、請求項10に記載のシステム。
  12. 前記組織回収キャニスタは、前記外科用装置から遠隔に配置され、吸引ラインによって前記外科用装置に作動的に接続されている、請求項11に記載のシステム。
  13. 前記吸引ラインの一端は、前記外科用装置の部分に接続されている、請求項12に記載のシステム。
  14. 前記外科用装置に作動的に接続されている回転子を更に備えており、前記回転子は、前記切削要素を位置決めするように選択的に回転可能である、請求項1に記載のシステム。
  15. 前記切削要素の位置を示す回転表示器を更に備えている、請求項14に記載のシステム。
  16. 前記回転表示器は、前記回転子と共に回転する表示を有する内側部分が露出されるように、前記外科用装置の前記ハウジングの一部に形成された窓部である、請求項15に記載のシステム。
  17. 前記外科用装置に作動的に接続されている遠隔弁を更に備えており、前記遠隔弁は、前記外科用装置の前記切削要素を操作するように選択的に作動させることができる、請求項1に記載のシステム。
  18. 流体を前記切削要素に送達するための流体経路を更に備えている、請求項1に記載の装置。
  19. トロカールホルダとトロカールを更に備えており、前記トロカールホルダは、前記トロカールを位置決めするように前記アダプタと選択的に取り外し可能に係合させることができる、請求項1に記載の装置。
  20. 前記トロカールは、前記トロカールホルダとの係合を選択的に解除されることができる、請求項19に記載の装置。
  21. 近位端と遠位端を有する外科用装置において、
    ハウジングと、
    前記遠位端で、前記ハウジングから延びている切削要素であって、外側カニューレと内側カニューレを備えている切削要素と、
    前記外側カニューレと係合しているスプールと、
    前記内側カニューレと係合しているピストンと、
    前記スプールと前記ピストンの間に配置されているばねと、を備えており、
    前記スプールは、前記外側カニューレを前記遠位端に向けて並進させるように遠位方向に並進させられ、前記ピストンは、組織を切離するように前記内側カニューレを前記遠位端に向けて並進させる、装置。
  22. 前記ピストンは、前記内側カニューレを回転させるための回転モーターを備えている、請求項21に記載の装置。
  23. 前記回転モーターは、空気圧モーターである、請求項22に記載の装置。
  24. 前記スプール及びピストンは、空気圧によって作動する、請求項21に記載の装置。
  25. 空気圧によって作動する前記スプールとピストンの並進運動を制御するための遠隔弁を更に備えており、前記遠隔弁は、圧力を提供して前記空気圧式スプールとピストンを動かし前記スプールとピストンを発射準備位置に入れるように、第1位置で選択的に作動させることができ、前記遠隔弁は、圧力を抜いて前記空気圧式スプールと内側カニューレを発射位置へ動かすように、第2位置で選択的に作動させることができる、請求項24に記載の装置。
  26. 前記スプールとピストンを所定の時まで前記発射準備位置に保持する保持機構を更に備えている、請求項25に記載の装置。
  27. 流体を前記切削要素に送達するための流体経路を更に備えている、請求項21に記載の装置。
  28. 前記外側カニューレは、前記ハウジングに対して回転させることができる、請求項21に記載の装置。
  29. 前記ハウジングは、前記外側カニューレの前記組織受け入れ孔の半径方向位置を確認するための表示器を含んでいる、請求項28に記載の装置。
  30. 前記表示器は、視覚的フィードバック又は触覚的フィードバックの何れか一つとして構成されている、請求項29に記載の装置。
  31. 前記ハウジングの一部を受け入れるクレードルを更に含んでいる、請求項21に記載の装置。
  32. 前記切削要素と吸入ラインとに作動的に接続されている回転子を更に含んでおり、前記回転子は、少なくとも前記吸入ラインの捩れを制限するように回転自在である、請求項21に記載の装置。
  33. 前記内側カニューレと作動的に接続されている回収ポートを更に備えており、前記回収ポートは、前記切削要素により切除された組織を受け入れる、請求項21に記載の装置。
  34. 前記内側カニューレと前記外側カニューレの間に位置する間隙に流体を提供するための流体ポートを更に備えている、請求項21に記載の装置。
  35. 前記ピストンと前記スプールの間に配置され、前記ピストンと前記スプールに作動的に接続されているばねを更に備えており、前記ばねは、前記外側カニューレを発射位置に入れるために前記スプールを前記遠位端に向けて並進させ、前記ピストンを後退位置へ押圧して前記組織孔を開いた状態にする、請求項21に記載の装置。
  36. 外科用装置を位置決め用ステージに固定するためのアダプタにおいて、
    遠位端と近位端によって画定されている本体部材を備えており、
    前記本体部材は、前記アダプタを位置決め用ステージに選択的に固定するための少なくとも1つのコネクタ要素を含んでおり、
    前記本体部材の前記遠位端と前記近位端のうち一方は、外科用装置の一部を前記本体部材に固定するための取付部材を更に含んでいる、アダプタ。
  37. 前記少なくとも1つのコネクタ要素は、締結要素を受け入れるための1つ又はそれ以上の穴を含んでいる、請求項36に記載のアダプタ。
  38. 前記本体部材を貫通して配置されている1つ又はそれ以上の穴を更に含んでおり、前記穴は、外科用装置を前記アダプタに配置するための設置用ピンを受け入れるようになされている、請求項36に記載のアダプタ。
  39. 前記1つ又はそれ以上の穴は、細長いスロットを含んでいる、請求項38に記載のアダプタ。
  40. 前記本体部材の側縁に沿って配置されているレールを更に備えており、前記レールは、外科用装置の一部に嵌合する形状である、請求項36に記載のアダプタ。
  41. 前記取付部材は、前記本体部材の前記近位端に配置されている、請求項36に記載のアダプタ。
  42. 前記取付部材は、外科用装置のラッチタングを協働的に受け入れるためのラッチ溝を含んでいる、請求項36に記載のアダプタ。
  43. 前記ラッチ溝は、上向きに延びているランド部分により画定されている、請求項42に記載のアダプタ。
  44. 前記上向きに延びているランド部分の上縁は斜角が付けられている、請求項43に記載のアダプタ。
  45. 前記近位端と前記遠位端のうち一方の、前記取付部材とは反対側に配置されている上向きに延びている壁部分を更に含んでいる、請求項36に記載のアダプタ。
  46. 前記上向きに延びている壁部分は、取付柱を更に含んでいる、請求項45に記載のアダプタ。
  47. 前記本体部材の一部に形成されているスロットを更に備えており、前記スロットは、前記本体部材の長さに対して横方向に延びている、請求項36に記載のアダプタ。
  48. 導入器カニューレと、前記本体部材の一部に協働的に係合する保持機構と、を備えた導入器アッセンブリを更に備えている、請求項36に記載のアダプタ。
  49. 前記導入器アッセンブリは、導入器ハブを更に備えており、前記導入器カニューレは、前記導入器ハブに接続されている近位端と、開口している遠位端と、を含んでいる、請求項48に記載のアダプタアッセンブリ。
  50. 前記導入器ハブには、常閉型の弁が配置されている、請求項49に記載のアダプタアッセンブリ。
  51. 前記保持機構は、一対の選択的に解放可能なクリップ部材を含んでいる、請求項48に記載のアダプタアッセンブリ。
  52. 前記導入器アッセンブリの前記保持機構は、上向きに延びている壁部分の取付柱に接続されている、請求項48に記載のアダプタアッセンブリ。
  53. 前記導入器アッセンブリの前記取付機構は、前記導入器ハブの下方に配置されている、請求項48に記載のアダプタアッセンブリ。
  54. トロカールホルダアッセンブリを更に備えており、前記トロカールホルダアッセンブリは、トロカールホルダとトロカールを更に備えており、前記トロカールホルダは、前記トロカールが前記導入器カニューレと軸方向に整列するように、前記本体部材の一部と選択的に嵌合することができる、請求項48に記載のアダプタアッセンブリ。
  55. 前記トロカールホルダは、前記トロカールを受け入れる少なくとも1つの座部を更に備えている、請求項48に記載のアダプタアッセンブリ。
  56. 前記トロカールホルダは、前記トロカールを前記少なくとも1つの座部内に固定する保持機構を更に備えている、請求項55に記載のアダプタアッセンブリ。
  57. 前記トロカールホルダは、前記本体部材の外縁に摺動可能に係合する一対の溝を更に含んでいる、請求項54に記載のアダプタアッセンブリ。
  58. 前記本体部材に対する前記トロカールアッセンブリの軸方向運動が防止されるように前記トロカールホルダアッセンブリを前記本体部材に摩擦固定する係合部材と、作動すると前記トロカールホルダアッセンブリを前記本体部材から解放する、選択的に作動可能な解除部材と、を更に備えている、請求項54に記載のアダプタアッセンブリ。
  59. 外側カニューレを含む外科用システムを使用する方法において、
    外科用装置をアダプタに取り外し可能に取り付ける段階と、
    前記アダプタをステージに固定する段階と、
    前記外科用装置の前記外側カニューレを体内の目標部位に向けて挿入するように、前記外科用装置とアダプタを所定の位置に配置する段階と、
    前記外科用装置の前記外側カニューレを前記目標部位へ発射する段階と、
    前記外科用装置を使用して、少なくとも1つの組織検体を採取する段階と、
    前記組織検体を前記外科用装置から捕集する段階と、から成る方法。
  60. 前記外側カニューレの一部を導入器カニューレ内に設置する段階を更に備えており、前記導入器カニューレは、前記目標部位への経路を提供するように作用する、請求項59に記載の方法。
  61. 前記導入器カニューレの部分は、前記外側カニューレの一部を前記導入器カニューレ内に設置する段階に先立ち、前記アダプタに取り付けられる、請求項60に記載の方法。
  62. 前記外側カニューレを発射させる段階は、前記外科用装置から離間されている遠隔発射機構を起動させることによって実行される、請求項59に記載の方法。
  63. 前記外科用装置の前記外側カニューレを発射させる段階に先立ち、前記外側カニューレを発射前位置に入れて発射準備させる段階を更に含んでいる、請求項59に記載の方法。
  64. 前記外側カニューレを発射準備させるように及び前記外側カニューレを発射させるように遠隔弁を起動させる段階を更に備えている、請求項63に記載の方法。
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