JP2007236948A - 低侵襲内部組織除去用の装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】生検サンプリングまたは他の目的で生検サンプリングまたは他の目的のための低侵襲手技において組織を取り去るための効率的なシステムおよび方法を提供する。
【解決手段】生検サンプリングまたは他の目的で少量の内部組織を切断除去する医療装置が開示される。装置の様式は、突き刺す先端部、組織収容開口部および減圧内腔を有する中空プローブと、組織収容開口部を通過する切断エッジを有する、プローブ内のカッターと、カッター駆動機構とを含む。本明細書に開示した様式で使用するカッターは、傾斜した切断先端部と、凹状研磨部を有する切断エッジとを含みうる。装置の様式はまた、減圧内腔に流体接続された吸引器と、吸引器およびカッター駆動機構の整合された作用、および、流体管理システムを含みうる。記載された様式は、対象の組織塊近傍にプローブを一回挿入している間に、組織の複数のサンプルを取り去るのに使用できる。
【選択図】図1

Description

開示の内容
〔背景〕
中空プローブによる吸引を利用する装置は、生検の目的、または、治療用組織除去という目的のような他の目的のために、低侵襲皮下手技で組織のサンプルを除去および/または取得するのに有用である。
効果的かつ効率的なサンプルの切断、および除去を可能にし、組織除去手技において組織および患者に対する外傷を最小限にし、かつ、構造、製造および用法が比較的簡単である、中空プローブを含む、器具のための追加設計および代替設計を提供することが望ましいと思われる。
このような装置はいろいろと開発され、使用されてきたが、発明者の知る限り、発明者より前に、添付した特許請求の範囲に記載の発明を創造または使用した者はいない。
明細書は、本発明を詳しく示し、明瞭に主張する特許請求の範囲で締めくくられているが、本発明は、以下の説明を、同様の参照符号が同じ要素を示す添付図面とともに考慮することにより、よりよく理解できると考えられる。以下の図面および詳細な説明は、単なる例示であることが意図されており、添付の特許請求の範囲に記載された発明の範囲を限定することは意図されていない。
〔発明の実施形態の詳細な説明〕
本明細書に記載および図示の装置の様式(version)は、生検サンプリングまたは他の目的のために低侵襲手技において組織を取り去るための効率的なシステムおよび方法に向けられている。特に、本明細書の装置の様式は、経皮手技で効率的に組織を引き込み、切断し、取り去るために、収容開口部を備えた中空プローブと、プローブ内にあって切断先端部を有するカッターとを有する装置を対象とする。本明細書の典型的な様式について説明されるように、カッターに傾斜していて丸くなっている切断先端部を設けると、カッターの主に軸方向の動きで、組織を効果的に切断できる。
本明細書に含まれる説明のために、本明細書に記載される部品および部品の動きに関し、「前方へ(forward)」または「遠位の(distal)」(およびこれらの変化形)は、本明細書に記載の装置のプローブ部分の前方の遠位端の前方へ、その遠位端に向かって、または、その遠位端の方向に、ということを意味し、「後方へ(rearward)」または「近位の(proximal)」(およびこれらの変化形)は、本明細書に記載の装置のプローブ部分の前方の遠位端の後方へ、その遠位端の方向とは逆の方向に、という意味である。しかし、当然のことながら、このような用語のこのような用い方は、本明細書の記載および図面に対する参照および方向付けを目的としており、特許請求の範囲の範囲を限定する意図はない。
本明細書に含まれる説明のために、本明細書に記載の部品に関し、用語「一体化した(integral)」は、2つ以上の識別可能な部品であって、単一ユニットとして形成されているか、あるいはそうでなければ、実質的に単一のユニットとして動きおよび/または作用するように共に結合され、または取り付けられた、部品をいう。用語「一体化した」は、連続している、つまり、同質の連続した材料から形成された識別可能な部品に限定することは意図していない。しかし、当然のことながら、実質的に一体化して作用するように共に結合された、個々に識別可能な部品の識別は、別個に識別可能な部品が必須であることを意味せず、また、特許請求の範囲の範囲の限定を意図するものではない。
本明細書に含まれる説明のために、「減圧(vacuum)」は、大気または周囲圧力よりも任意の量だけ低い、ある空間内の圧力を意味し、空間内に空気、流体または他の物質が全くないことにより定義される絶対真空の状態を排除するものではないが、本明細書で使用される場合、この用語は、このような状態を必要とする、または、このような状態に限定する意味はない。
図面を参照すると、図1は、内部組織を切断し、切断された組織を取り去るための装置の一例を図示している。装置20はプローブ24を含み、プローブ24は遠位端および近位端を有し、近位端は、任意の適当な機構によって本体21に取り付けられている。本体21は、示されているように成形されてもよいし、あるいは、美的魅力があるように、および/または、ハンドルまたは他の握りやすい形状を形成するように成形されてもよいし、または、例えば、適当な挿入−案内用、保持用、および/または、安定化用または固定用の装置または取り付け具内に取り付ける、または、これに取り付けるための他の特徴部を有してもよい。プローブ24および本体21の様式は、本明細書で詳述する。
ここで図2から図4を参照すると、示されている典型的な様式では、装置20はプローブ24を含み、プローブ24は、近位端および遠位端を有するプローブシャフト26を有する。プローブシャフト26は、外壁部39を貫通する収容開口部27を有し、この収容開口部27は、示されているように、プローブ24の遠位端の近くに配置することができる。示されている様式では、収容開口部27が楕円形状を有するが、収容開口部27は、後述するように組織の効果的な真空吸引を可能にするのに適した任意の形状を有することができる。収容開口部27の遠位部分または周囲全体は、外壁部39で傾斜した縁部、すなわち、鋭利な縁部によって境界が付けられていてもよい。このような傾斜した、すなわち、鋭利な縁部は、組織を切断しやすいように、(後述する)内部カッターと共に鋏のように協働するように設けるおよび/または配置することができる。
示された典型的な様式において、プローブ24はカッター内腔28をさらに含み、このカッター内腔28は、プローブ24の端から端まで軸方向に延びており、カッター33を収容し、カッター33がカッター内腔を通って軸方向に移動できるように構成されている。カッター内腔28は、一部がプローブシャフト26の外壁部39によって、そして一部がプローブ24内に配置された内壁部40によって形成することができる。
依然として図2から図4を参照すると、示されている典型的な様式では、プローブ24は、プローブシャフト26の中を通る減圧内腔29を含む。内壁部40には、1つ以上の減圧ポート30が設けられている。減圧ポート30は、例えば、空気または他の流体が通過できるように適切な大きさに形成され、配置された1つまたは複数の穴を含むことができる。減圧ポート30は、減圧内腔29を通り、減圧ポート30を通り、そしてカッター内腔28の中へと減圧を伝えることができるように配置されてもよい。図示のバージョンでは、減圧内腔29が減圧源ポート31と流体連通しており、減圧源ポート31は、例えば、(図14に示されている)減圧組立体60を含む適当な任意の減圧源に接続できる。
典型的な様式においてプローブ24は、プローブ先端部32で終端しており、このプローブ先端部32は、対象とする組織塊までのプローブの通り道を確立するために、前もって切開をする必要なく、プローブ24を組織内に挿入することができ、かつ、対象とする組織塊の方へ挿入できるように、適当な形に成形されていて、適切に鋭利である。当然ながら、プローブ先端部32は、組織を通り、対象とする組織塊へ向かうプローブの通り道を作るために組織に貫通するのに効果的な任意の適当な貫通および/または切断する形状を有することができる。
示されている典型的な様式において、カッター33は、中空の管材から形成されており、この管材は組織内腔34を形成している(図5参照)。カッター33は、カッター33の切断先端部35が前方に進んで収容開口部27を通過し、これにより収容開口部27を閉じることができるように、または、後方に後退して、これにより収容開口部27を開くことができるように、カッター内腔28内を長さ方向遠位および近位に動くことができる。
典型的な様式において、カッター33は、その遠位端に切断先端部35が設けられている。図5から図8を参照すると、切断先端部35は切断エッジ37を有する。図5を参照すると、角度Γは、描かれている典型的な様式では約45°である。もっとも、切断先端部は、(切断エッジ37の最遠位域(most distal extent)と、後方傾斜エッジ(receding edge)38の最近位域(most proximal extent)をつないだ線と、カッターの長さ方向軸に垂直な線とによって、図5に図示されているように形成される)角度Γが、約30°から約60°、約40°から約60°、約45°から約60°、約45°から約55°、もしくは、約45°から約50°、または、約50°、約55°、もしくは約60°である他の様式に形成することもできる。図示の様式に示されているように傾斜した、つまり、角度をつけた切断先端部35を設けると、最も遠位の点を有し、その最も遠位の点の両側において後方に湾曲した切断エッジ37になる。
図5から図9を参照すると、切断エッジ37を含む切断先端部35は、適当な形に成形された回転式グラインダー36を使って形成し、および/または、研ぐことができることが分かる。図示されたカッター33の典型的な様式と、形成し、および/または研ぐ典型的な方法とにおいて、回転式グラインダー36は、遠位端に半楕円形状42を有し、かつ、カッター33を形成している管の直径よりも大きな直径を有する。あるいは、グライダーは、カッター33の切断エッジ37に接触するグラインダーの表面(研磨面(grinding surface))の少なくとも遠位端部分に、半球形、半球状体、円形半放物体(circular semi-paraboloid)、または、他の実質的に凸状の遠位端形状42を有してもよい。切断エッジ37を形成し、研ぐために凸状に成形された研磨面を有するグラインダーを利用すると、凹状の研磨部を有する切断エッジ37ができ、薄くて非常に鋭利な切断エッジができる。
あるいは、凹状の研磨部を有する切断エッジが望まれていない場合または必要でないと考えられる場合には、使用するグラインダーの研磨面は円錐形または円筒形を有していてもよい。
薄くて鋭利な切断エッジを作るためのもう一つの技術は、切断エッジ37を研ぐ角度Φ(図5参照)の制御、操作にある。示されている典型的な様式において、研ぎ角Φは約14°である。あるいは、他の様式では、切断エッジ37の研ぎ角Φは、約10°から約14°、約10°から約15°、約10°から約20°、または、約10°から約25°であってもよいし、あるいは、約10°、約11°、約12°、約13°、約14°、または、約15°であってもよい。図5から図8に図示されている例を参照すると、研ぎ角Φは、グラインダーをカッター33の遠位端と接触させる角度θを調整することによって調整できることが分かる。切断エッジの研ぎ角は、グラインダーの直径と、研磨面の具体的な形状および/または角度とによっても影響されることは理解されるであろう。
切断エッジ37の研ぎ角、および研磨部の凹状の程度は、エッジの薄さおよび鋭利さと、組織切断の有効性と、エッジの横方向強度およびエッジの耐久力との間で、装置が置かれるであろう用途に適合しうるよう、好ましいバランスに達するように調整できる。本明細書に例示された典型的な様式について考えられる用途は、プローブを一回挿入している間に複数の胸部組織生検サンプルを採取することであるが、このような応用に必ずしも限定されるわけではない。
当然のことながら、カッター33の切断エッジ37の成形および鋭利化は、関連する装置が主に並進運動の(例えば、実質的に回転しない)切断行程を行う場合に特に重要であろう。このような状況では、薄くて、非常に鋭利なエッジが、特定の種類の軟部組織または器官組織であって、その突出部分を通るように切断エッジが実質的に並進しながら進むと、状況によっては弾性があって捕捉しがたい組織を切断するのにより好ましいこともある。
鋏のように切断エッジ37と協働するように、鋭利なエッジにより部分的に画定された収容開口部27を有するプローブ24とともにカッター33を使用する場合、非常に薄くて、極めて鋭利な切断エッジ37は、特定の状況ではあまり重要でないと考えられることがあり、あるいは、エッジのより強い横方向強度が望ましいと考えられる場合には、非常に薄くて、極めて鋭利な切断エッジ37が望ましくないと考えられることもある。
図に示された典型的な様式における後方傾斜エッジ38の形状およびエッジの鋭利さは、あまり重要でないことがある。これは、本明細書に記載の典型的な例で行われる実質的に並進するカッターの動きの場合、後方傾斜エッジ38が組織の切断に実質的に関係しないことがあるからである。もっとも、楕円形、放物形、円球形、または他の凸状の形状をした研磨面を有し、カッター33を形成する管材の外径よりも大きな直径を有するグラインダーを、カッター33に識別できるような先端エッジまたは後方傾斜エッジを形成しないように、図8を参照すると、軸4Aおよび軸6Aが一直線となって角度θがゼロとなるように管材と接触させてもよいことは理解されるであろう。もっと言えば、図5を参照すると、角度Γはゼロであってもよく、管の端部の全周は、凹状の研磨部を有する、一様で正方形にした切断エッジになっていてもよく、これにより、結果として得られるカッターが、薄く切る動作(slicing action)でより有効に組織を切断できるように、切断行程中に回転させられるようにし、または、装置が動作中に実質的に並進する切断運動しか行わない場合には、適切に構成された装置において、新しい切断エッジが手技の間にプローブの収容開口部の近くの位置まで回転させられるようにする。
カッター33の図示し、説明した様式は、例えば、ステンレススチールから形成することが考えられている。例えば、カッターは、切断エッジを保持するために適切に硬化された、コンディションCH900の、AISI17−7PH、すなわち、タイプ631(UNS17700)のステンレススチールであってもよい。他のステンレススチールも適することがあり、このようなステンレススチールは、限定はしないが、例えば、タイプ304、タイプ316、または、タイプ420のステンレススチール、または、他のマルテンサイト・ステンレススチールを含む。もっとも、適当なカッターは、チタンおよび/または他の金属または金属合金からも形成することができ、他の金属または金属合金は、非鉄金属または合金を含み、例えば、画像化および誘導用の技術または装置とともに用いた場合に、プラスチックまたはセラミック材料のように、不可視であるか、または、ゆがみ効果を最小限にするか、全く起こさないように選択されてもよく、また、適当なカッターは、実質的にかみそりのように鋭いエッジを成形し、研ぐことができ、考えられている応用例に十分な強度と耐久性を与える、材料の組合せを含むあらゆる他の適当な材料から形成することもできる。
描かれている典型的な様式において、カッター33は、例えば、内径約2.159mm(約0.085インチ)および外径約2.6035mm(約0.1025インチ)、または、内径約1.600mm(約0.063インチ)および外径約1.829mm(約0.072インチ)、または、あらゆる他の内径および外径の適切な組み合わせを有する管材から形成できる。
例えば、図5から図9を参照すると、内径が約2.159mm(約0.085インチ)および外径が約2.6035mm(約0.1025インチ)であるカッター33の場合、斜めの切断先端部35および凹状研磨部を有する切断エッジ37は、半楕円形端部形状42を有し、直径が約2.8651mm(約0.1128インチ)であり、楕円形端部形状42の半短径が約1.4326mm(約0.0564インチ)であり、楕円形短部形状42の半長径が約3.4290mm(約0.1350インチ)であるグラインダー36を回転させることによって形成することができる。グラインダー36は、カッター33を形成し、研ぐために、約10°の角度θ(図8参照)で利用でき、この場合、切断エッジ37の最前方域(forwardmost extent)は、グラインダー36の最大直径が始まるところで終端し、半楕円形端部形状42の半短径の交点を示す。
別の例として、図5から図9を参照すると、内径が約1.600mm(約0.063インチ)および外径が約1.829mm(約0.072インチ)であるカッター33の場合、斜めの切断先端部35および凹状研磨部を有する切断エッジ37は、半楕円形端部形状42を有し、直径が約2.032mm(約0.080インチ)であり、楕円形端部形状42の半短径が約1.016mm(約0.040インチ)であり、楕円形短部形状42の半長径が約2.388mm(約0.094インチ)であるグラインダー36を回転させることによって形成できる。グラインダー36は、カッター33を形成し、研ぐために、約10°の角度θ(図8参照)で利用でき、この場合、切断エッジ37の最前方域は、グラインダー36の最大直径が始まるところで終端し、半楕円形端部形状42の半短径の交点を示す。
グラインダー36は、適する任意の微細な研磨材から作られていてもよく、または、適する任意の微細な研磨材が先端に付けられているか、もしくは、そのような研磨材で被覆されていてもよい。適する任意の微細な研磨材としては、限定はしないが、炭化物またはセラミック材料を含む。グラインダーは、選択された材料に外科用の鋭利な切断エッジを作るのに適した比較的高い回転速度で動かすことができ、また、グラインダーおよび/またはカッター用管材は、望みに応じて、研磨中に適当な方法を用いて冷却して、切断エッジを形成し、研いでいる間に、カッター用管材が好ましくない加熱を受けないようにすることができる。
上記は例に過ぎず、当然のことながら、他の寸法を有し、他の材料からなるカッターであって、傾斜した切断先端部および凹状の研磨部がある切断エッジを有するカッターを、上述した手法を用いて製造することができる。
図2から図5に戻って、プローブ24とカッター33の組み合わせの典型的な様式は、以下のように使用できる。胸部組織内の疑わしい塊のような、患者体内の対象となる組織塊の確認後に、使用者は、適当な固定器具と、適当な画像化および/または誘導用の技術および装置とを用いて、収容開口部27が疑わしい組織塊の中または近くにくるまで、プローブ24を皮膚および組織内に挿入し通すことができる。挿入中、カッター33は、収容開口部27が閉じるように前方の位置に保持することができる。収容開口部27が所望の場所にあるとき、適当な作動装置および/またはプローブに関連した他の器具を用いて、使用者は収容開口部27が開くようにカッター33を近位に後退させ、切断する用意ができた位置にカッター33を配置させることができる。同時に、またはその後に、使用者は、(手動によって、または、関連する任意の適当な装置または器具を操作することによって)例えば減圧源ポート31を介して減圧を行うことができる。この減圧は、減圧内腔29および減圧ポート30を介して、または、他の適する任意のポートまたはダクト構造、つまり、通り道を介して、カッター内腔28に伝えることができ、これにより、組織がカッター内腔28の中へ収容開口部27を通って引き込まれる。次に、カッター33を実質的に並進運動で前方へ進めることができ、この結果、カッター33の切断エッジ37がカッター内腔に引き込まれている組織と接触し、切断する。カッター33が前進すると、切断エッジ37により切断された組織はカッター33の組織内腔34内部に取り込まれる。前述したように、収容開口部27の縁部の遠位部分は、カッター33が前進したときに鋏のようにカッター33と協働するように鋭利にして、切断行程中に切断された組織が最後に分離しやすいように、すなわち、切れやすいようにしてもよい。切断された組織は、その後、任意の適当な機構によって組織内腔34から収集することができる。当然のことながら、プローブ24およびカッター33と組み合わせて上述したステップを実現するようにさまざまな装置および機構を設計、製造することができる。
別の様式では、カッターを、円形の管の代わりに、半円形、楕円形または他の形状をした中空部材から形成することができる。あるいは、カッターは、切断エッジを支持し、駆動するのに必要かつ十分である最小の大きさの部材、例えば、開いた半円形または半楕円形の横断面を有する細長い部材から形成してもよい。カッターの大きさを小さくすると、関連するプローブの大きさを小さくすることができ、これにより、手技により引き起こされる患者の不快感および組織の外傷が減る。もっとも、当然のことながら、カッターおよびプローブの組み合わせの大きさを小さくすると、一回の切断行程で取り除くことができる組織の量が減り、このことは、例えば一回の切断行程でもっと多量の組織サンプルが望まれている場合、または、そのカッターおよびプローブの組み合わせが、組織をサンプリングするためだけではなく、治療のために組織を切除することも目的として使用されている場合に、望ましくないことがある。
図10を参照すると、弧状の、または、半円形のカッター133を含む、プローブ124の典型的な代替様式(遠位端または収容開口部がない断面斜視図として示されている)が描かれている。図示の典型的な様式において、プローブシャフト126は断面が円形または楕円形であり、内壁140によってカッター内腔128と減圧内腔129に分割されている。減圧内腔129は、減圧を(不図示の)減圧源から(不図示の)収容開口部まで、例えば、前述した代替様式について説明した方法で伝えるのに用いることができる。カッター内腔128は、例えば、横断面が半円形をしていてもよいし、対応するカッター133を収容し、長さ方向に動けるようにする任意の他の適当な横断面形状をしていてもよい。少なくとも部分的にカッター内腔128を画定している内壁140には、本明細書の代替様式について前述したように(不図示の)減圧ポートを設けることができる。カッター133には、切断エッジ137を有する切断先端部135を設けることができる。切断先端部135は、前述したように、グラインダー36(図9)のようなグラインダーによって形成することができる。図10に示された例のように、カッター133の横断面形状を半円形にすると、プローブ124の断面全体の大きさを小さくすることができ、これにより、そのプローブが用いられる手技によって生じる患者の不快感および組織の外傷が減る。
図11から図12を参照すると、プローブ224のさらに別の代替様式が描かれており、このプローブは、カッター233を含んでおり、カッター233は、半円形、半楕円形または弧状の横断面形状を有する。ある様式において、プローブシャフト226は横断面形状が円形または楕円形であり、カッター233は、それに対応して断面形状が半円形または半楕円形であり、単一の内腔229の内部にはまってその内腔内で軸方向に動くように構成されている。カッター233は、カッター233と一体化した、または、プローブの外壁部239と一体化した(不図示の)トラックまたはガイドのような構造部と組み合わされて、図示のようにカッター233が保持され、外壁部239の近傍で適切に接触しながら、軸方向に動くようにすることができる。プローブ224内で減圧内腔とカッター内腔を別個に画定する内壁がないので、減圧は、プローブ224と関連する器具本体内の適当な構成および密閉構造により、プローブ224の収容開口部(不図示)まで、内腔229、または、中空シャフト内の内腔、あるいは、プローブ224内もしくはプローブ224周りの他の構造部(不図示)によって加えられ、伝えられる。
しかしながら、カッター33,133および233の全ての代替様式、または、具体的に例示していない他の様式において、切断エッジ37、137,237のような切断エッジに、を前述したような、形成し/研ぐ技術およびグラインダーによって、鋭利さ、および、切断能力を与え、実質的に並進する切断行程での組織の切断に適し、有効であるものにすることができるという点にも留意しなければならない。例えば、前述したように、凸状の研磨面を有するグラインダーが、切断エッジ37,137,237を成形するため、または、研ぐために用いられた場合、凹状の研磨部を有し、カッターを実質的に並進させる行程で組織を切断するのに有効な切断エッジを作ることができる。
図1に戻ると、装置20のような装置の様式は、プローブ24を1回挿入するだけで、複数の組織サンプルを切断および収集し、かつ/または組織を切除するように作動可能に構成することができる。装置20のような装置は、外部減圧源または動力源のない状態で作動させ、使用するように作動可能に構成することができる。本明細書で述べた様式では、さまざまな低侵襲内部組織除去手技を行うための、効率がよく、簡単で、多目的に使用できる組織除去器械を使用者に提供するように構成することができる、実質的に回転しない切断機構が提供される。
図1から図2および図13から図15を参照すると、このような装置20の典型的な様式が描かれている。装置20は、本体21内部または本体21に取り付けられたプローブ24と、本体21によって保持されている減圧組立体60と、本体21によって保持されているカッタードライバー機構100と、アクチュエータ96とを含む。
描かれている典型的な様式では、減圧組立体60は、減圧を作るための注射器62を含んでおり、この注射器62は、注射器本体64と、プランジャー先端部67を有するプランジャー66のような作動部材とを有する。注射器62の寸法および/または大きさは、後で詳述するようにプランジャー66をそれぞれ後退または前進させている間に、注射器62の中で約5cm3(約5cc)の空間がそれぞれ作られたり、排出されたりするように選択できる。当然のことながら、注射器(この用語が一般的に理解されているように、例えば、皮下注射器など)は、適当であるが必須ではない。むしろ、円筒形の、または別の適切なあらゆる吸引器、または、作動部材の動きにより減圧を作り出す、他の機構を利用することができる。注射器62のノズル76は、実質的に液密に(fluid-tight manner)プローブ24の減圧源ポート31に、減圧管70または適する任意の他の導管構造体によって接続されている。注射器本体64は、本体21にホルダー82によって取り付けることができる。このように配置すると、注射器62または他の適当な吸引器は、装置のための減圧源を構成できる。
前述したように、描かれている典型的な様式では、カッター33がプローブ24内を長さ方向に通っている。カッター33は、プローブ24内でカッターの遠位端から延び、本体21を近位方向へ通り、図14に見られるように、アクチュエータ96内で長さ方向にスライド可能な、開口した近位部分で終端している。スプリングカラー116がカッター33と一体に動いて、カッター33の軸方向移動を制限するように、カッター33周りに取り付けられている。図14に見られるように、発射ばね118がカッター33と実質的に同軸であり、そのばねの遠位端においてスプリングカラー116に押し付けられ、ばねの近位端において後方ブロック部122に押し付けられて、圧縮された状態で保持されている。後方ブロック部122は、本体21内に取り付けられている。したがって、当然のことながら、発射ばね118は、カッター33を本体21に対して前方へ、スプリングカラー116を介して押し動かすように作用する。展開前の位置では、スプリングカラー116は、発射ばね118に押されて、本体21内の前方停止構造体、または、プローブボス(probe boss)50に押し付けられて静止している。スプリングカラー116は、そこから突出している、一体化された発射ピン114を有する。スプリングカラー116が本体21内を長さ方向に動くと、発射ピン114は、本体21と一体化した発射ピントラック115内を長さ方向に移動する。
描かれている典型的な様式では、注射器62のプランジャー66の近位端が、限定はしないが、はめ合わせ/取り付け式結合構造(mating/fitting geometry)または止めねじのような任意の適当な機構によって、アクチュエータ96に、または、アクチュエータ96内に一体に取り付けられる。したがって、当然のことながら、アクチュエータ96が近位および遠位に動くと、実質的に対応するように、プランジャー66が、本体21に対して、平行かつほぼ同じ範囲を近位および遠位に動く。アクチュエータ96に、または、アクチュエータ96内にさらに一体に取り付けられているのは、後退部材102の近位部分である。後退部材102は、本体21に組み込まれている後退トラック103内を長さ方向に通っており、さらに、アクチュエータ96の動きに実質的に対応するように、平行かつほぼ同じ範囲を近位および遠位にプランジャーに沿って動く。後退部材102は、一体化された制限ピン108を有し、この制限ピン108は、後退部材102から下方に延びていて、本体21内の制限トラック110に入っている。後退部材102が本体21に対して後方にまたは前方に動かされると、後退部材102の後方運動および前方運動は、制限ピン108の制限トラック110との相互作用によって止められる。
描かれている典型的な様式では、後退部材102が遠位端に、2つの可撓性拡張部113で形成されたノック部(nock)112を有する。ノック部112は、スプリングカラー116の発射ピン114とスナップ式に連結、解放するように構成されており、これは、図13から分かるように、可撓性拡張部113が外側に撓むことによって可能となっている。前述したように、後退部材102は、後退トラック103内を長さ方向に通っている。後退トラック103の幅および側部は、後退部材102の周りにぴったりと合うように構成されており、逆もまた同様であり、そして、これにより、ノック部112を形成している可撓性拡張部113が外へ撓まないようにしている。しかしながら、後退トラック103は、連結空洞部(engagement cavity)170と、解放空洞部(disengagement cavity)171とを含む。後退部材102のノック部112が、連結空洞部170または解放空洞部171まで、後退トラック103内での後退部材102の遠位または近位への長さ方向の移動によって動かされると、ノック部112の可撓性拡張部113が横方向外側へ撓むことができ、これにより、後述するように、ノック部112が発射ピン114と連結したり、発射ピン114を解放したりできる。
描かれている典型的な様式では、装置20は着脱可能なサンプル収集組立体をさらに含んでもよく、この着脱可能なサンプル収集組立体は、カッター33の開口した近位端に挿入され、カッター33内に備わっている。サンプル収集組立体130は、収集管134とイジェクターロッド144とを含んでいてもよく、収集管134とイジェクターロッドのいずれも、カッター33に挿入されると、カッター33と同軸となる。収集管134は両端が開いており、近位端は、一体に取り付けられた収集管ノブ136を有する。収集管134は、ポリエチレンのような適当なプラスチック、または、他の適当な材料から形成でき、約0.178mm(約0.007インチ)から約0.279mm(0.011インチ)の壁厚を有する。当然ながら、収集管の壁厚が薄い方が、後述するように、カッター33内の組織サンプルを通過して、その組織サンプルを収集することが容易となるが、薄過ぎる収集管壁部は、適切な強度および剛性がないことがある。イジェクターロッド144は、その近位端に、または、その近位端近くに一体に取り付けられたイジェクターロッド・ノブ146を有し、イジェクターロッド144が収集管134にすっかり挿入されると、イジェクターロッド・ノブ146が収集管ノブ136に当たって静止し、そして、示されているように、収集管ノブ136の凹部内に静止しうる。戻しばね(return spring)138が、収集管ノブ136の遠位側近傍で、収集管134上に配置されている。典型的な様式では、収集管134が、カッター33の長さと実質的に等しいか、カッター33の長さよりも長い長さからなり、使用者が収集管ノブ136を遠位方向に、軸方向/長さ方向に押し込み、この結果戻しばね138がアクチュエータ96に押し付けられて圧縮されると、収集管134の遠位端が、実質的に、カッター33の遠位端近傍にくるようになっている。イジェクターロッド144は、収集管134にすっかり挿入されたときに、収集管134の長さと実質的に等しい長さからなることが好ましい。典型的な様式では、減圧組立体60によって加えられ、カッター内腔28へ伝えられた減圧が、組織を収容開口部27へ引く代わりに、イジェクターロッド144を収集管134内で前方へ引っ張ることがないように、イジェクターロッド144は、収集管134の内径に十分ぴったりと合うような直径からなる。しかしながら、同時に、収集管134の遠位端に入った組織および/または流体の接触および圧力により押された場合に、イジェクターロッド144が収集管134内を後方にスライドできるように、はまり具合(fit)は十分に緩いものでなければならない。これは、後で詳述するように、切断した組織を収集するために、イジェクターロッド144が使用者によって前に進められているからである。収集管134は、減圧組立体60によって加えられ、カッター内腔28に伝えられた減圧が、組織を収容開口部27に引き込む代わりに収集管134をイジェクターロッド144とともに収集管134内で前方に引っ張ることがないように、収集管134が十分ぴったりとカッター33の内径に合うような直径からなる。同時に、収集管134は、後述するように使用者が押してもカッター33内で動かないほどにぴったりとカッター33内にはめ込まれていてはならない。
図14から図16は、展開前の位置にある装置の典型的な様式を描いている。カッター33は、スプリングカラー116に作用している発射ばね118に押されて、その最も前方の位置にあり、そして、このために、プローブ24の収容開口部27がカッター33によって閉じられている。後退部材102のノック部112は、発射ピン114と連結していないが、発射ピン114の近くにある(図16参照)。図14から分かるように、プランジャー66の先端部67と、注射器本体64の内側の遠位の限界との間に十分な隙間があり、後退部材102のノック部112を発射ピン114と連結させるのに十分な距離だけアクチュエータ96を前方に動かすことができる。これも図14から分かるように、ノック部112の可撓性拡張部113は連結空洞部170内に隙間を有し、この隙間では、後退部材102を遠位方向に押し動かしたときに、可撓性拡張部113が横方向外側へ動いて、ノック部112が発射ピン114と連結できるようにする。装置がこの位置にある状態で、プローブ24を組織に、対象とする組織塊へ向けて挿入することができる。
図17から図19は、ノック部112を発射ピン114周りに連結させることにより、後退部材102をカッター33と連結させた後の装置の典型的な様式を描いている。装置の部品をこの位置へ動かすために、使用者は、アクチュエータ96を本体21に対して前方へ押すか、または、他の方法で動かすことができる。後退部材102はアクチュエータ96と一体であるので、アクチュエータ96を本体21に対して前方へ動かすと、それに対応して後退部材102が前方へ動き、ノック部112が発射ピン114に押し付けられる。連結空洞部170の中へと前方へ進められると、ノック部112を形成している可撓性拡張部113は、連結空洞部170により与えられた隙間で横方向外側へ撓むことができ、ノック部112が開いて発射ピン114の上におよびその周りにスナップ式に留まることができ、これにより、発射ピン114を把持する。同時に、アクチュエータ96の本体21に対する前方運動により、それに対応してプランジャー66が注射器本体64に対して前方へ動き、これにより、空気または他の流体を注射器本体64から放出する。放出された空気または他の流体は、例えば、後述する機構または適当な任意の他の機構によって、必要に応じて排出、すなわち、抜くことができる。このようにして、装置は、組織の引き込みと切断のための準備がなされる。後退部材102の前方への動きは、制限ピン108のトラック110との相互作用により最前方域(forwardmost extent)に制限される。発射ピン114が連結する前にプローブ24を組織に挿入する代わりとして、そのように発射ピン114が連結した後に、プローブ24を組織に、そして対象とする組織塊へ向けて挿入してもよい。
図20から図22は、使用者がアクチュエータを後方へ後退させた後で、組織がプローブ24の収容開口部27に引き込まれた後であって、カッター33が後述するように発射される直前の装置の典型的な様式を描いている。装置をこの位置に動かすために、使用者は、アクチュエータ96を引くか、または、他の方法で本体21に対し後方へ動かすことができる。前述したように、後退部材102およびプランジャー66は、アクチュエータ96に一体に取り付けられており、このために、アクチュエータ96を本体21に対して後方に動かすと、それに対応して後退部材102およびプランジャー66が後方に動く。後退部材102が後方へ移動すると、ノック部119が発射ピン114と連結して、発射ピン114を引っ張ることにより、プローブ24内のカッター33が後方へ移動する。発射ピン114が後方へ引っ張られると、発射ピン114が一体となっているスプリングカラー116もまた後方に引っ張られ、これにより、カッター33を後方へ引っ張って、収容開口部27を開き、さらに、発射ばね118を圧縮する。プランジャー66の対応する後方への移動により、注射器本体64内部が減圧され、この減圧は、注射器ノズル76、減圧管70を通って、プローブ24の減圧源ポート31へと伝わり、減圧内腔29、減圧ポート30を通って、カッター内腔28へと伝わり、これにより、図21に描かれているように、組織を収容開口部27に引き込む。
図23から図25は、発射ピン114を解放し、カッター33を発射して、プローブ24内に組織を切断して取り込んだ後の装置の典型的な様式を描いている。発射ピン114を解放してカッター33を解放し発射するために、使用者は、アクチュエータ96をさらに引っ張るか、他の方法で本体21に対してさらに後方へ動かし、後退部材102を図22に示されている位置から図25に示されている位置までの距離をさらに動かすことができる。これにより、ノック部119を形成している可撓性拡張部113が解放空洞部171の遠位側縁部を通過し、可撓性拡張部113が横方向外側へ撓んでノック部112を開き、スプリングカラー116に作用している発射ばね118の押圧を受けて発射ピン114を解放することができる。発射ばね118の押圧によりカッター33およびカッター33の切断先端部35が収容開口部27を通り過ぎて前方へ動き、収容開口部27を通って引き込まれた組織を効果的に切断し、切断された組織を、図24に描かれているように、カッター33の組織内腔34内に取り込む。後退部材102の後方への動き(そして、これに対応して、アクチュエータ96の後方への動き)は、制限ピン108のトラック110との相互作用により最後方域(rearwardmost extent)に制限される。
図17から図19、図20から図22、および図23から図25を比較すると分かるであろうが、描かれている装置の典型的な様式は、切断行程の準備ができる位置までのカッター33の後方への移動、プローブ24の収容開口部27の開口、収容開口部27に組織を引き込むための減圧、および、発射ばね118の圧縮を整合させて行い、全てをアクチュエータ96の後方への移動で達成する。アクチュエータ96の後方への移動量を最後に増やすことにより、後退部材102のノック部112が解放空洞部171に入るので、発射ピン114が放たれ、結果として、スプリングカラー116に対して作用している発射ばね118の押圧を受けてカッター33が前方へ発射される。同時に、注射器62のプランジャー66は、切断行程中にシステム内の減圧を維持するために、プランジャー66の最も後方の位置の方へと後方へ引っ張り続けられる。したがって、当然のことながら、使用者がアクチュエータ96を一回だけ、十分早く、連続的に後方へ動かすと、システムの漏れおよび/または体液をプローブ24へ吸い込んだ結果、装置内の減圧が実質的に消えてしまい、組織を切断できる前に組織がプローブから後退して出てしまう前に短時間で、収容開口部27の開口、減圧による組織のプローブ24への引き込み、および、プローブ24に引き込まれた組織のカッター33による切断を連係して行うことができる。
図26から図27は、収集管134が前方に進められて、切断された組織サンプルを取り込み、収集したときの装置の典型的な様式を描いている。使用者は、収集管ノブ136を本体21に対し前方へ進め、これにより、図27に進行中のところが示されているように、収集管が切断された組織サンプルを取り込むように、収集管134をカッター33内で前方へ進めることができる。収集管134が前進すると、切断された組織サンプルが収集管134の遠位端に入り、この切断された組織か、この切断された組織の近位側部分と、イジェクターロッド144の遠位端との間に捕らえられた少量の空気および/または流体がイジェクターロッド144と接触し、収集管134に対しイジェクターロッド144を後方に押し動かし、収集管134内に組織サンプルのための場所を作る。組織サンプルが収集管134に取り込まれた後、使用者は、収集管ノブ136を放すことができ、戻しばね138の押圧を受けて、収集管ノブ136が予め定められた位置に戻り、また、これに応じて、切断された組織を保持している収集管134が予め定められた位置に戻り、収集管134の遠位端が収集開口部27の近位側にくる。この次に、使用者は、アクチュエータ96を本体21に対して前方に動かすことにより、装置を図17から図19に示した位置にリセットして、上述したステップを繰り返すことにより別の組織サンプルを引き込み、切断する準備を行うことができる。あるいは、使用者は、ノブ136を後方に引っ張ることにより、収集管134を装置から完全に引き抜いて、イジェクターロッド144を収集管134内で前方へ進め、サンプルを収集管134の遠位端から押し出すことにより、収集管134内に入っている切断された組織サンプルを排出することもできる。当然のことながら、1つ以上の組織サンプルを切断した後であるが、収集管134を引き抜き、サンプルを排出する前は、各サンプルが収集管134の遠位端に入る際に、イジェクターロッド144が収集管134に対して後方に移動し、イジェクターロッド144および/またはイジェクターロッド・ノブ146の収集管ノブ136に対する位置が、それ故に、収集管134に入っている切断された組織の量および/または組織サンプルの数の指標として役立ちうる。したがって、イジェクターロッド144には、このような情報を使用者に、より効果的に提供するために、1つ以上の目に見える(不図示の)指標を付けてもよい。
示されている、装置20の典型的な様式では、注射器62内のプランジャー66の後方への動きにより作り出された装置の減圧は、システムの漏れにより、または、組織に加えて体液を収容開口部27に引き込むことにより、装置に空気または他の流体を引き込む原因となりうるものであり、また、このような流体は、減圧開口部30および減圧内腔29(図4参照)を介して減圧システムに入ることがある。このような場合、装置を適切な場所においたまま、連続した組織サンプルを採取するための準備として、このような流体をシステムから排出する、抜く、または、放出する(ただし、患者の中へではない)機構を有することが望ましいであろう。図28は、このような機能に役立ちうるシステムの一様式を概略的に描いている。典型的な流体管理システム150は、注射器62と、プローブ24の減圧内腔29との間の流体連通しているラインにある3方向接合点(three-way junction)152を含む。3方向接合点152の一本の足部は、装置から排出された、抜かれた、または、放出された流体を収容するように適切に構成された容器158に排出する、すなわち、容器158と適当な管または他の導管機構によって流体連通するように配置することができる。クローズドシステムが望ましい場合、容器158内で好ましくない、または、逆効果となるような逆圧が生じることを特に回避するために、流体は、密封した接続部を介して拡張可能な空気袋160に排出、または、放出してもよい。第1の一方向逆止弁154が、流体が減圧内腔29からは流れることができるが、減圧内腔29へは流れないように、減圧内腔29と、3方向接合点152との間のラインにある。第2の一方向逆止弁156は、流体が3方向接合点152からは流れることができるが、3方向接合点152へは流れないように、容器158と、3方向接合点152との間のラインにある。図28から分かるであろうが、このような構造では、流体がプローブ24の減圧内腔29から注射器62の方へ、そして恐らくは注射器62の中へ流れることができるが、逆に流れることはできず、また、このような構造では、注射器62から容器158の方へ、かつ、容器158の中へと流体が流れることができるが、逆に流れることはできない。したがって、注射器62が減圧を生じると、注射器62はプローブ24から流体を引き込むが、容器158からは引き込まない。これは、このような流れが第2の一方向逆止弁156によって防止されるからである。装置の組織切断行程を行った後にシステムに好ましくない流体が存在する場合、この流体は、注射器62内でプランジャー66を前方に動かすことで一部または全部を放出することができる。プランジャー66の前方への移動は、流体を容器158の方へ押すが、減圧内腔29の方へは押さない。これは、このような流れは、第1の一方向逆止弁154によって防止されるからである。一方向弁154,156および3方向接合点152は、例えば注射器62のプランジャー66を遠位へ動かすことにより放出した後に好ましくない流体が最小限の量だけシステムに残ることができるように、適当な流体導管または通過構造体で装置の内部、装置上、または、装置の周りに配列、配置されてもよい。
当然のことながら、流体管理システム150の図示の様式は、例としてのみ開示したものであり、限定をするものではない。流体管理システム150の他の様式は、例えば、流体を除去するために接合点152の1つの足部と連結された出口管を含むことができ、必ずしも必要ではないが、その流体は、容器内に出て行く(vent)、つまり流れ出る(drain)ことができる。容器158は、例えば、あらゆる種類の容器(vessel)もしくは入れ物(container)を含むことができ、または、流体が流し込まれたときに簡単に広がるバルーンのような拡張可能な空気袋であってもよい。拡張可能空気袋160は、例えば、適する任意のバック、バルーン、小袋、または、可撓性の入れ物であってもよい。
描かれている典型的な様式における減圧組立体60に関しては、当然のことながら、減圧を行う任意の適当な機構、例えば、注射器62、他の吸引器、または、外部減圧源などを、本明細書で記載した様式にしたがって減圧を供給して、プローブ24に組織を引き込むことに用いることができる。当然のことながら、本明細書に記載した様式によれば、減圧組立体60をさまざまに構成、向きおよび配置にすることができる。プランジャー66のような吸引器の作動部材を動かすことにより行われ、描かれた典型的な様式では組織を収容開口部27に引き込む減圧は、収容開口部27が開口している間または開口した後に、かつ、切断行程の前または間に行われることは明らかであろう。当然のことながら、組織がプローブに引き込まれ、プローブ内に存在し、切断行程でその組織を切断することができるように、減圧は、収容開口部が開いているときに効果的に行うことができ、また、切断行程において切断エッジがこのような収容開口部を横切る前またはその時間の少なくとも一部の間に効果的に行うことができる。もっとも、駆動機構または他の構造部の構成の目的上、切断行程の前にカッターおよびプランジャーを同時に動かすことが、状況によっては好ましいが、プローブ内で適切なタイミングで減圧を行うことが必ずしも必要でないことは理解されるであろう。したがって、プランジャーまたは他の吸引器作動部材と、カッターとのそれぞれの動きは、切り離し、別個の機構で行って、組織が確実にプローブに引き込まれ、効果的に切断され、関連する装置によって取り去ることができる位置に配置されるように、切断行程に対して適切にタイミングを調整して減圧を行うこともできる。
本明細書に記載され、描かれた典型的な様式は、カッター33のような部品を駆動するために、ばねが力を加える部材を交互に拘束、そして解放する移動機構(trip mechanism)(後退部材102のノック部112と、後退トラック103の解放キャビティ171との相互作用を行う組み合わせ)を含む。当然のことながら、ばね、または、ポテンシャルエネルギーが中に蓄積された他の装置が原動力を与えるために使用された場合、このような装置を交互に拘束、そして解放するのに適した移動機構は、本明細書に記載され、描かれた例に加えて、さまざまな適切な構成を取りうる。
典型的なカッター駆動機構100に関しては、当然のことながら、回転式または非回転式駆動機構のような、適するあらゆるカッター駆動機構を本明細書に記載の様式に従って使用することができる。本明細書に記載の部品および様式では、カッター33を前方へ移動させるための駆動力は、圧縮ばね、すなわち、発射ばね118によって与えられる。しかし、当然のことながら、このような駆動力は、限定はしないが、圧縮されている、引っ張られている、曲げられている、または、ねじられている他の種類のばねのような、適するあらゆる他の駆動機構により与えることができ、また、ポテンシャルエネルギーを蓄積、放出して長さ方向の原動力を与えるように作用可能に構成された、または、他の機構が生成したまたは与えた力を変換および/または伝達することにより長さ方向の原動力を与えるように作用可能に構成された、ガスもしくは流体シリンダ、または、レバー、および/または、歯車駆動式装置のような長さ方向の原動力となる他の装置により与えることができる。例えば、適当な長さ方向の力は、手動またはモータで駆動するレバーおよび/または歯車機構を1つ以上のばね装置と一緒に使用したり、一緒に使用しなかったりすることにより与えることができる。アクチュエータ96のような部品、または、カッター駆動機構にエネルギーを充填するために力および運動を伝達するための他の部品は、使用者が手動で動かしてもよいし、あるいは、例えば、自動化してもよいし、および/または、自動システムの一部であってもよい。
収集組立体130に関しては、当然のことながら、任意の適する組織収集機構を本明細書の様式に従って使用することができ、例えば、組織サンプルは直ちに取り去ってもよいし、収集管以外の内蔵容器に保持してもよい。
本発明のさまざまな様式および概念を示し、説明したが、本明細書に記載の方法およびシステムは、当業者が適切に変更することにより、本発明の範囲から逸脱することなく、さらに改造することができる。このような、可能性のある代替例、変更例および変形例のいくつかは言及されており、他の例は、上記に教示したことを考慮すれば当業者には明らかであろう。したがって、本発明は、添付の特許請求の範囲の趣旨および範囲に入る限り、このような代替例、変更例および変形例を全て包含することが意図されており、明細書および図面に示され、記載された構造および作用の詳細に、当然ながら、限定するものではない。
〔実施の態様〕
(1)内部組織を切断、除去するための装置において、
本体と、
前記本体に取り付けられた中空のプローブであって、前記プローブ上の収容開口部、前記プローブに沿って前記収容開口部と流体連通する減圧内腔、および、突き刺し用先端部を上部に有する遠位自由端を含む、プローブと、
前記プローブ内のカッターであって、前記カッター上に切断エッジを含み、前記切断エッジが前記収容開口部の近くに位置し、前記カッターは、前記切断エッジが前記収容開口部を通過できるように前記収容開口部に対して可動である、カッターと、
前記本体によって保持されており、前記減圧内腔との流体接続部を有する吸引器と、
前記本体によって保持されており、前記カッターと機械的に連絡しているカッター駆動機構であって、前記切断エッジが前記収容開口部を横切るように前記カッターを駆動する、カッター駆動機構と、
を備え、
前記装置は、作動するために、外部の減圧源または外部の動力源に接続する必要がない、
装置。
(2)実施態様1記載の装置において、
前記カッター駆動機構が、前記本体によって保持されたばねをさらに備え、前記ばねは、前記カッターを前記プローブ内で長さ方向に駆動する、装置。
(3)実施態様1記載の装置において、
前記吸引器と前記減圧内腔との間で前記流体接続部に沿って設けられた接合点、
をさらに備え、
前記接合点は、少なくとも第1の足部、第2の足部、および第3の足部を有し、
前記吸引器が、前記第1の足部に流体が流れるように接続されており、
前記減圧内腔が、前記第2の足部に流体が流れるように接続されている、装置。
(4)実施態様3記載の装置において、
前記減圧内腔と前記接合点との間において、前記吸引器と前記減圧内腔との間で前記流体接続部に沿って設けられた第1の一方向逆止弁、
をさらに備える、
装置。
(5)実施態様4記載の装置において、
前記接合点の前記第3の足部が、前記装置から流体を排出する、装置。
(6)実施態様5記載の装置において、
前記接合点の前記第3の足部と流体が流れるように接続されている第2の一方向逆止弁、
をさらに備える、
装置。
(7)実施態様1記載の装置において、
前記吸引器が、注射器である、装置。
(8)実施態様1記載の装置において、
前記吸引器が、作動部材をさらに備え、
前記装置が、前記吸引器の前記作動部材および前記カッター駆動機構と機械的に連絡しているアクチュエータ、
をさらに備え、
前記アクチュエータの運動は、前記吸引器および前記カッター駆動機構の整合された作動をもたらす、装置。
(9)実施態様8記載の装置において、
前記アクチュエータの運動は、前記吸引器の前記作動部材、および前記カッターの同時の運動をもたらす、装置。
(10)実施態様1記載の装置において、
前記カッターが、カッター管をさらに備え、
前記装置が、前記カッター管内に収集管、
をさらに備え、
前記収集管が、前記カッター管内で長さ方向に移動可能である、装置。
(11)実施態様11記載の装置において、
前記収集管内に設けられたイジェクターロッド、
をさらに備え、
前記イジェクターロッドが、前記収集管内で長さ方向に移動可能である、装置。
(12)実施態様1記載の装置において、
前記切断エッジが、凹状研磨部を有し、
前記カッター駆動機構が、前記切断エッジが実質的に前記収容開口部を通過するように、前記プローブ内で前記カッターを長さ方向に駆動し、
前記カッターが、前記プローブ内で実質的に回転しない、装置。
内部組織を切断し、切断された組織を取り去るための装置の一様式の斜視図である。 図1に図示された装置のプローブ部分の斜視図である。 図2のプローブおよび関連するカッターの分解斜視図である。 図2に図示したプローブの線4A−4Aに沿って取った断面斜視図である。 図3に図示したカッターの遠位部分の縦断面図である。 図3に図示したカッターの遠位部分の斜視図である。 図3のカッターの遠位部分の斜視図であり、グラインダーがカッターの遠位先端部に挿入されている状態であり、切断先端部を形成する典型的な方法を例示している図である。 図3のカッターの遠位部分の縦断面図であり、カッターに挿入されたグラインダーとともに示されており、切断先端部を形成する典型的な方法を例示する図である。 図8のグラインダーの側面斜視図である。 カッターの代替様式および代替プローブシャフトの部分横断面斜視図である。 カッターの代替様式および代替プローブシャフトの部分横断面斜視図である。 カッターの代替様式および代替プローブシャフトの部分横断面斜視図である。 図1に示した装置の分解斜視図である。 配置前の位置にある図1の装置の側面縦断面図である。 図14に示したようなプローブの側面縦断面図である。 図14に示したような装置の本体部分の上面断面図である。 連結位置にある図1の装置の側面縦断面図である。 図17に示したようなプローブの側面縦断面図である。 図17に示したような装置の本体部分の上面断面図である。 後退位置にある図1の装置の側面縦断面図である。 図20に示したようなプローブの側面縦断面図であって、組織が収容開口部内に移動した後の図である。 図20に示したような装置の本体部分の上面断面図である。 発射位置にある図1の装置の側面縦断面図である。 図23に示したようなプローブの側面縦断面図であって、組織が切断されプローブに取り込まれた後の図である。 図23に示したような装置の本体部分の上面断面図である。 図1に示した装置の側面縦断面図であって、切断された組織の収集中の図である。 図26に示したようなプローブの側面縦断面図である。 図1に示した装置のような装置と共に使用できる流体管理システムの様式の概略図である。

Claims (10)

  1. 内部組織を切断、除去するための装置において、
    本体と、
    前記本体に取り付けられた中空のプローブであって、前記プローブ上の収容開口部、前記プローブに沿って前記収容開口部と流体連通する減圧内腔、および、突き刺し用先端部を上部に有する遠位自由端を含む、プローブと、
    前記プローブ内のカッターであって、前記カッター上に切断エッジを含み、前記切断エッジが前記収容開口部の近くに位置し、前記カッターは、前記切断エッジが前記収容開口部を通過できるように前記収容開口部に対して可動である、カッターと、
    前記本体によって保持されており、前記減圧内腔との流体接続部を有する吸引器と、
    前記本体によって保持されており、前記カッターと機械的に連絡しているカッター駆動機構であって、前記切断エッジが前記収容開口部を横切るように前記カッターを駆動する、カッター駆動機構と、
    を備え、
    前記装置は、作動するために、外部の減圧源または外部の動力源に接続する必要がない、
    装置。
  2. 請求項1記載の装置において、
    前記カッター駆動機構が、前記本体によって保持されたばねをさらに備え、前記ばねは、前記カッターを前記プローブ内で長さ方向に駆動する、装置。
  3. 請求項1記載の装置において、
    前記吸引器と前記減圧内腔との間で前記流体接続部に沿って設けられた接合点、
    をさらに備え、
    前記接合点は、少なくとも第1の足部、第2の足部、および第3の足部を有し、
    前記吸引器が、前記第1の足部に、流体が流れるように接続されており、
    前記減圧内腔が、前記第2の足部に、流体が流れるように接続されている、装置。
  4. 請求項3記載の装置において、
    前記減圧内腔と前記接合点との間において、前記吸引器と前記減圧内腔との間で前記流体接続部に沿って設けられた第1の一方向逆止弁、
    をさらに備える、装置。
  5. 請求項4記載の装置において、
    前記接合点の前記第3の足部が、前記装置から流体を排出する、装置。
  6. 請求項5記載の装置において、
    前記接合点の前記第3の足部と流体が流れるように接続されている第2の一方向逆止弁、
    をさらに備える、装置。
  7. 請求項1記載の装置において、
    前記吸引器が、注射器である、装置。
  8. 請求項1記載の装置において、
    前記吸引器が、作動部材をさらに備え、
    前記装置が、前記吸引器の前記作動部材および前記カッター駆動機構と機械的に連絡しているアクチュエータ、
    をさらに備え、
    前記アクチュエータの運動は、前記吸引器および前記カッター駆動機構の整合された作動をもたらす、装置。
  9. 請求項8記載の装置において、
    前記アクチュエータの運動は、前記吸引器の前記作動部材、および前記カッターの同時の運動をもたらす、装置。
  10. 請求項1記載の装置において、
    前記カッターが、カッター管をさらに備え、
    前記装置が、前記カッター管内に収集管、
    をさらに備え、
    前記収集管が、前記カッター管内で長さ方向に移動可能である、装置。
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