JP2010535706A5

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Info

Publication number: JP2010535706A5
Application number: JP2010514016A
Authority: JP
Filing date: 2008-08-01
Publication date: 2011-09-22

Claims

下記式（Ｉ）で表わされる化合物、薬学的に許容される塩、プロドラックおよび／または溶媒和物、および少なくとも一種の薬学的に許容される担体、アジュバンド、および／またはビヒクルを少なくとも含んでなる、アディポネクチンレベルの変化を示す疾患、またはアディポネクチンタンパク質レベルを変更することが必要となる疾患の治療用医薬組成物：

（式中、
Ｒ_１およびＲ_２は、独立して、水素原子、ハロゲン、−ＮＯ_２、−ＮＨ_２、−ＣＮ、置換または非置換のアリール基、好ましくは置換または非置換のフェニル基、直鎖Ｃ_１−Ｃ_６アルキル基、および基（ＣＨ_２）_ｎＣＯ_２Ｒ_８，（ここで、ｎは１、２および３から選択される整数であり、Ｒ_８は水素原子または直鎖Ｃ_１−Ｃ_６アルキル基である）から選択され、
基Ｘは、下記：
−３位で結合している、式（Ａ）のインダゾール：

および
−２位で結合している、式（Ｂ）のピリジン：

（式中、
Ｒ_３は、水素原子および直鎖Ｃ_１−Ｃ_６アルキル基から選択され、
Ｒ_４、Ｒ_５、Ｒ_６およびＲ_７は、独立して、水素原子、Ｃ_１−Ｃ_６アルキル基、Ｃ_１−Ｃ_６アルコキシ基およびハロゲンから選択される）から選択されるものである）。
前記アディポネクチンレベルの変化を示す疾患、またはアディポネクチンタンパク質レベルを変更することが必要となる疾患が、糖尿病、肥満、メタボリック症候群、動脈硬化性心血管病、脂質異常症、および脂肪異栄養症から選択されるものである、請求項１に記載の医薬組成物。
前記疾患が、脂質異常症、および脂肪異栄養症から選択されるものである、請求項２に記載の医薬組成物。
Ｒ_１およびＲ_２が、独立して、水素原子、直鎖Ｃ_１−Ｃ_６アルキル基、および基（ＣＨ_２）_ｎＣＯ_２Ｒ_８（ここで、ｎは１、２、または３であり、Ｒ_８が水素原子または直鎖Ｃ_１−Ｃ_６アルキル基である）から選択されるものでる、請求項１乃至３のいずれか一項に記載の医薬組成物。
Ｒ_１およびＲ_２の少なくとも一つが水素原子である、請求項１乃至４のいずれか一項に記載の医薬組成物。
Ｒ_１およびＲ_２が水素原子である、請求項１乃至５のいずれか一項に記載の医薬組成物。
ｎが１である、請求項１乃至４のいずれか一項に記載の医薬組成物。
Ｒ_１がＣＨ_２ＣＯ_２Ｒ_８（ここでＲ_８は水素原子またはメチルである）である、請求項１乃至４のいずれか一項に記載の医薬組成物。
Ｒ_２がアルキル基であり、好ましくはメチルである、請求項１乃至８のいずれか一項に記載の医薬組成物。
Ｒ_３、Ｒ_４、Ｒ_５、Ｒ_６およびＲ_７が水素原子である、請求項１乃至９のいずれか一項に記載の医薬組成物。
式（Ｉ）の化合物は下記の化合物から選択されるものである、請求項１乃至１０のいずれか一項に記載の医薬組成物：
式（Ｉ）の化合物、その薬学的に許容される塩、プロドラックおよび／または溶媒和物：
請求項１２において定義された式（Ｉ）の化合物、またはその薬学的に許容される塩、プロドラックおよび／または溶媒和物と、および少なくとも一種の薬学的に許容される担体、アジュバンド、および／またはビヒクルとを少なくとも含んでなる、医薬組成物。
請求項１２において定義された式（Ｉ）の化合物、その化粧料において許容できる塩、プロドラックまたは溶媒和物と、少なくとも一つの薬学的に許容しうる担体、アジュバンド、および／またはビヒクルとを含んでなる化粧料組成物。
医薬品としての、請求項１２において定義された式（Ｉ）の化合物。