JP2013542980A5 - - Google Patents

Download PDF

Info

Publication number
JP2013542980A5
JP2013542980A5 JP2013539392A JP2013539392A JP2013542980A5 JP 2013542980 A5 JP2013542980 A5 JP 2013542980A5 JP 2013539392 A JP2013539392 A JP 2013539392A JP 2013539392 A JP2013539392 A JP 2013539392A JP 2013542980 A5 JP2013542980 A5 JP 2013542980A5
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compound
pharmaceutically acceptable
acceptable salt
trifluoromethyl
alkyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013539392A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013542980A (ja
JP6061346B2 (ja
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority claimed from PCT/IB2011/055209 external-priority patent/WO2012066518A1/en
Publication of JP2013542980A publication Critical patent/JP2013542980A/ja
Publication of JP2013542980A5 publication Critical patent/JP2013542980A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6061346B2 publication Critical patent/JP6061346B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Description

本発明は、下記一般式(1)で表される化合物および/または薬学的に許容されるその塩に関する。
Figure 2013542980
ここで、
は、NO、NH、NHOR、COOR、CONR、またはCHOであり、
は、ハロゲン、SONR、低級アルコキシ、COOR、CONR、CHO、OCF、モノフルオロメチル、ジフルオロメチル、または、トリフルオロメチルであり、
は、3−12個の炭素原子を有する、飽和または不飽和であり、ハロゲン化または非ハロゲン化された、直鎖型、分岐型、または環状型のアルキルであって、メチレン基が存在する場合、1つまたは2つのメチレン基がO、S、若しくはNR で置換されたアルキル、または
Figure 2013542980
あってよく、
ここで、
Xは、1−6個の炭素原子を有する、飽和または不飽和の直鎖型または分岐型の脂肪族ラジカルであり、
Yは、O、S、またはNRであり、
Zは、直接結合、又は、1−3個の炭素原子を有す直鎖型または分岐型の肪族であり、
Qは、フェニル、ナフチル、ピリジル、キノリル、ピラジニル、ピリミジル、ピラゾリル、トリアジニル、イミダゾリル、フラニル、または、チエニルであって、1−3個の水素原子がR基で置換されていてもよく、
は、HまたはC1−3アルキルであって、n=0、1、2、3、または4であり、
およびRは、H、C1−4アルキル、OC1−4アルキル、ハロゲン、COOR、CONR、OCF、CF、またはCNから、互いに独立に選択され、
基は、ハロゲン、1−3個の炭素原子を有する飽和または不飽和であって直鎖型または分岐型の脂肪族ラジカル、SONR、低級アルコキシ、COOR、CONR、CHO、OCF、モノフルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、またはフェニルである。
第1の側面によれば、本発明は、一般式(1)で示される化合物および/または薬学的に許容されるその塩を提供する。
Figure 2013542980
ここで、
は、NO、NH、NHOR、COOR、CONR、またはCHOであり、
は、ハロゲン、SONR、低級アルコキシ、COOR、CONR、CHO、OCF、モノフルオロメチル、ジフルオロメチル、または、トリフルオロメチルであり、
は、3−12個の炭素原子を有する、飽和または不飽和であり、ハロゲン化または非ハロゲン化された、直鎖型、分岐型、または環状型のアルキルであって、メチレン基が存在する場合、1つまたは2つのメチレン基がO、S、若しくはNR で置換されたアルキル、または
Figure 2013542980
あってよく、
ここで、
Xは、1−6個の炭素原子を有する、飽和または不飽和の直鎖型または分岐型の脂肪族ラジカルであり、
Yは、O、S、またはNRであり、
Zは、直接結合、又は、1−3個の炭素原子を有す直鎖型または分岐型の肪族であり、
Qは、フェニル、ナフチル、ピリジル、キノリル、ピラジニル、ピリミジル、ピラゾリル、トリアジニル、イミダゾリル、フラニル、または、チエニルであって、1−3個の水素原子がR基で置換されていてもよく、
は、HまたはC1−3アルキルであって、n=0、1、2、3、または4であり、
およびRは、H、C1−4アルキル、OC1−4アルキル、ハロゲン、COOR、CONR、OCF、CF、またはCNから、互いに独立に選択され、
基は、ハロゲン、1−3個の炭素原子を有する飽和または不飽和であって直鎖型または分岐型の脂肪族ラジカル、SONR、低級アルコキシ、COOR、CONR、CHO、OCF、モノフルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、またはフェニルである。

Claims (12)

  1. 一般式(1)
    Figure 2013542980

    [式中、
    は、NO、NH、NHOR、COOR、CONR、またはCHOであり、
    は、ハロゲン、SONR、低級アルコキシ、COOR、CONR、CHO、OCF、モノフルオロメチル、ジフルオロメチル、または、トリフルオロメチルであり、
    は、
    3−12個の炭素原子を有する、飽和または不飽和であり、ハロゲン化または非ハロゲン化された、直鎖型、分岐型、または環状型のアルキルであって、メチレン基が存在する場合、1つまたは2つのメチレン基がO、S、若しくはNR で置換されたアルキル、または
    Figure 2013542980

    であってよく、
    Xは、1−6個の炭素原子を有する、飽和または不飽和の直鎖型または分岐型の脂肪族ラジカルであり、
    Yは、O、S、またはNRであり、
    Zは、直接結合、又は、1−3個の炭素原子を有す直鎖型または分岐型の脂肪族であり、
    Qは、フェニル、ナフチル、ピリジル、キノリル、ピラジニル、ピリミジル、ピラゾリル、トリアジニル、イミダゾリル、フラニル、または、チエニルであって、1−3個の水素原子がR基で置換されていてもよく、
    は、HまたはC1−3アルキルであって、n=0、1、2、3、または4であり、
    およびRは、H、C1−4アルキル、OC1−4アルキル、ハロゲン、COOR、CONR、OCF、CF、またはCNから、互いに独立に選択され、
    は、ハロゲン、1−3個の炭素原子を有する飽和または不飽和であって直鎖型または分岐型の脂肪族ラジカル、SONR、低級アルコキシ、COOR、CONR、CHO、OCF、モノフルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、またはフェニルである]
    で表される化合物および/または薬学的に許容されるその塩。
  2. 前記化合物は2−(4−R−ピペラジン−1−イル)−8−ニトロ−6−(トリフルオロメチル)−4H−1,3−ベンゾチアジン−4−オンである請求項1に記載の一般式(1)の化合物および/または薬学的に許容されるその塩。
  3. 前記化合物は2−(4−アルキル−ピペラジン−1−イル)−8−ニトロ−6−R−4H−1,3−ベンゾチアジン−4−オンであり、Rがハロゲンである請求項1に記載の一般式(1)の化合物および/または薬学的に許容されるその塩。
  4. 前記化合物は2−[4−(シクロヘキシルメチル)ピペラジン−1−イル]−8−ニトロ−6−(トリフルオロメチル)−4H−1,3−ベンゾチアジン−4−オンである請求項2に記載の一般式(1)の化合物および/または薬学的に許容されるその塩。
  5. 前記化合物は2−{4−[3−(4−フルオロフェノキシ)プロピル]ピペラジン−1−イル}−8−ニトロ−6−(トリフルオロメチル)−4H−1,3−ベンゾチアジン−4−オンである請求項1に記載の一般式(1)の化合物および/または薬学的に許容されるその塩。
  6. 前記化合物は2−(4−ヘプチルピペラジン−1−イル)−8−ニトロ−6−(トリフルオロメチル)−4H−1,3−ベンゾチアジン−4−オンである請求項2に記載の一般式(1)の化合物および/または薬学的に許容されるその塩。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載の一般式(1)の化合物および/または薬学的に許容されるその塩を含む薬剤組成物。
  8. 薬学的に許容される担体および/または添加剤をさらに含む請求項7に記載の薬剤組成物。
  9. 病気の治療および/または予防的治療に使用される請求項1から6のいずれか1項に記載の化合物および/または薬学的に許容されるその塩。
  10. 前記病気は、細菌感染によって引き起こされる病気である請求項9に記載の化合物および/または薬学的に許容されるその塩。
  11. 細菌感染によって引き起こされる前記病気は、結核、ハンセン病、またはブルーリ潰瘍を含むグループから選択される請求項9または10に記載の化合物および/または薬学的に許容されるその塩。
  12. 前記細菌感染は、マイコバクテリウム属、コリネバクテリウム属、またはノカルジア属に属するバクテリアによって引き起こされる請求項10に記載の化合物および/または薬学的に許容されるその塩。
JP2013539392A 2010-11-19 2011-11-21 2−ピペラジン−1−イル−4h−1,3−ベンゾチアジン−4−オン誘導体、および哺乳類の感染症治療へのその使用 Active JP6061346B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
RUPCT/RU2010/000688 2010-11-19
RU2010000688 2010-11-19
PCT/IB2011/055209 WO2012066518A1 (en) 2010-11-19 2011-11-21 2-piperazin-1-yl-4h-1,3-benzothiazin-4-one derivatives and their use for the treatment of mammalian infections

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2013542980A JP2013542980A (ja) 2013-11-28
JP2013542980A5 true JP2013542980A5 (ja) 2016-03-31
JP6061346B2 JP6061346B2 (ja) 2017-01-18

Family

ID=45349249

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013539392A Active JP6061346B2 (ja) 2010-11-19 2011-11-21 2−ピペラジン−1−イル−4h−1,3−ベンゾチアジン−4−オン誘導体、および哺乳類の感染症治療へのその使用

Country Status (19)

Country Link
US (1) US8796264B2 (ja)
EP (1) EP2640712B1 (ja)
JP (1) JP6061346B2 (ja)
KR (2) KR101851774B1 (ja)
CN (2) CN107011287A (ja)
AU (1) AU2011330742B2 (ja)
BR (1) BR112013012280B1 (ja)
CA (1) CA2817931C (ja)
EA (1) EA023879B1 (ja)
ES (1) ES2690728T3 (ja)
GE (1) GEP201606545B (ja)
HU (1) HUE040152T2 (ja)
IL (1) IL226289A (ja)
LT (1) LT2640712T (ja)
PL (1) PL2640712T3 (ja)
TR (1) TR201815010T4 (ja)
UA (1) UA109557C2 (ja)
WO (1) WO2012066518A1 (ja)
ZA (1) ZA201303829B (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103508980B (zh) * 2012-06-14 2016-07-06 四川大学 苯并噻嗪-4-酮衍生物及其制备方法和用途
CN104211708B (zh) * 2013-05-29 2018-08-24 中国医学科学院药物研究所 苯并噁嗪酮衍生物及其作为抗菌剂的应用
WO2015112888A1 (en) * 2014-01-24 2015-07-30 Lam Therapeutics, Inc. Apilimod compositions and methods for using same
DE102014012546A1 (de) * 2014-09-26 2016-03-31 Martin-Luther-Universität Halle-Wittenberg Antimykobakteriell wirksame Substanzen, Verfahren zu ihrer Herstellung und deren Verwendung
PL3215158T3 (pl) 2014-11-07 2019-11-29 Ai Therapeutics Inc Apilimod do zastosowania do leczenia raka nerki
EP3072889A1 (en) 2015-03-23 2016-09-28 Ecole Polytechnique Federale De Lausanne (Epfl) 2-Homopiperazine-1-yl-4H-1,3-benzothiazine-4-one derivatives and process for the preparation of 2-(homo)piperazine 1,3-benzothiazine-4-one hydrochlorides
EP3515920B1 (en) 2016-09-22 2021-08-25 Leibniz-Institut für Naturstoff-Forschung und Infektionsbiologie e.V. -Hans-Knöll-Institut- (HKI) New antimicrobial compounds, their use for the treatment of mammalian infections and a new metabolic mechanism
CN108929329B (zh) * 2017-05-24 2020-12-11 中国医学科学院药物研究所 2-氮杂环-5-三氟甲基-8-硝基苯并(硫代)吡喃-4-酮类化合物
RU2751163C9 (ru) * 2020-04-06 2021-10-20 Общество С Ограниченной Ответственностью "Ниармедик Плюс" Фармацевтическая композиция на основе макозинона для лечения туберкулеза, включая его формы с множественной и широкой лекарственной устойчивостью.
CN111303075A (zh) * 2020-04-08 2020-06-19 苏州大学 苯并噻嗪酮衍生物及其制备方法与作为抗结核药物的应用
KR102409518B1 (ko) 2020-06-22 2022-06-17 조은바이오주식회사 대량의 하천수를 저장하여 인공양어장을 조성함과 동시에 미세먼지 발생량을 줄여주도록 유도시켜서 대기중의 오염된 공기를 개선시킴과 동시에 비중이 무거운 깨끗한 물 분자를 우선적으로 배출하여 오염된 하천수를 깨끗한 하천수로 정화시키도록 구성되는 자연친화적인 친환경 저수시스템을 이용하여 대량의 전기를 생산하면서 저수지, 호수,댐, 석호,하천,강의 수질을 자연정화시키는 자연친화적인 수질정화 친환경공법

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3470168A (en) 1967-03-31 1969-09-30 American Home Prod 2-substituted-4h-1,3-benzothiazin-4-one derivatives
US3522247A (en) 1967-11-07 1970-07-28 Pfizer & Co C 2-amino-6,7-disubstituted-4h-1,3-benzothiazine-4-ones as bronchodilators
JP5068813B2 (ja) 2006-05-24 2012-11-07 ライブニッツ インスティトゥート フォー ナチュラル プロダクト リサーチ アンド インフェクション バイオロジー エー.ファウ. ハンス−クネル−インスティトゥート(ハーカーイー) 新規なベンゾチアジノン誘導体、及び抗菌剤としてのその使用
EP2020406A1 (en) 2007-07-16 2009-02-04 Leibniz-Institut für Naturstoff-Forschung und Infektionsbiologie e.V. Hans-Knöll-Institut New antimicrobial compounds, their synthesis and their use for treatment of mammalian infection
EP2380886A1 (en) * 2010-04-23 2011-10-26 Vadim A. Makarov Process for the preparation of 2-aminosubstituted 1,3-benzothiazine-4-ones
CN102367239B (zh) * 2011-07-20 2015-10-28 沈阳药科大学 2-芳基-2,3-二氢-4h-1,3-苯并噻嗪-4-酮衍生物及其用途

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2013542980A5 (ja)
JP2013540713A5 (ja)
JP2011513305A5 (ja)
JP2014508811A5 (ja)
JP2011527334A5 (ja)
JP2013505969A5 (ja)
JP2013537203A5 (ja)
JP2012236838A5 (ja)
JP2014507464A5 (ja)
JP2018135343A5 (ja)
JP2011519854A5 (ja)
JP2009143956A5 (ja)
JP2014525420A5 (ja)
MEP9208A (en) Quinoline derivatives and their use as mycobacterial inhibitors
JP2013510120A5 (ja)
JP2016501250A5 (ja)
MY148375A (en) Delta and epsilon crystal forms of imatinib mesylate
JP2004516314A5 (ja)
JP2011527335A5 (ja)
JP2013544860A5 (ja)
JP2010155827A5 (ja)
JP2015521156A5 (ja)
JP2014505723A5 (ja)
JP2010511635A5 (ja)
JP2010535706A5 (ja)