JP2010533519A - 車両座席の構造 - Google Patents

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ベルント エンゲルス、
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ジョンソン・コントロールズ・ゲー・エム・ベー・ハー
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Abstract


本発明は、背もたれ(3)及び座部(2)を備える車両座席に関し、この背もたれ又は座部は、空洞を有する少なくとも1つの構造要素を有し、空洞の少なくとも一部の中に背もたれ及び/又は座部の安定性及び/又は変形性に影響を与えるための充填物が導入される。充填物は、発泡支持材及び発泡材料を有し、発泡材料は、発泡支持材を少なくとも部分的に取り囲む。発泡材料が電子被覆炉で膨張されることによって発泡構造(112)を製造する。

Description

本発明は、車両座席の構造に関する。この構造は、空洞を形成する剛性の構造要素及び空洞を少なくとも部分的に充填する発泡構造を備える。
このような車両座席は一般に知られている。例えば、独国公開第DE 102 14 476 A1号明細書及び独国公開第DE 103 21 289 A1号明細書はそれぞれ、中空の外形から構成されるフレーム及び車両座席の背もたれを開示しており、いずれの場合も構造要素の空洞内に発泡体が配置される。さらに、独国公開第DE 10 2004 043 860 A1号明細書及び独国公開第DE 197 46 164 A1号明細書はそれぞれ、座席の背もたれ及び少なくとも部分的に中空の外形を有する材料の組み合わせを開示しており、構造要素の空洞内に発泡体が配置される。さらに、独国公開第DE 42 08 150 A1号明細書及び独国公開第DE 197 27 907 A1号明細書はそれぞれ、車両座席の背もたれ及び製造工程にある製品又は半仕上げの部品における空洞を充填する方法を開示する。さらに、独国特許文献第DE 40 28 895 C1号及び欧州特許出願第EP 1 591 224 A1号はそれぞれ、本体の空洞を分割する発泡体、並びに車両の空洞内の雑音減衰の装置及び方法を開示する。さらに、特許第DE 10 2006 014 538 B3号は、自動車座席の管の内部のケーブルの配置を開示しており、文献第DE 198 17279 A1号からはラインブッシング用の弾性体が知られている。さらに、文献第DE 36 36 113 A1号は、空洞内に発泡塊を形成する方法を開示し、独国特許第23 03 289号は、シートバックパッドを支持する外郭を有する車両座席を開示し、且つ文献第DE 37 14 588 A1号は、樹脂から構成される安全シートバック桁を開示する。
周知の車両座席は、1つには、空洞が常に完全に充填され、或は空洞の部分的充填が音響特性の改善のみを目的としているに過ぎない点で不都合である。
従って、本発明の目的は、車両座席の機械的特性を改善するために、車両座席の構造要素の空洞に又はその中に目標とする充填物を形成し又は導入することである。
この目的は、背もたれ及び座部を有する車両座席によって達成される。この背もたれ又は座部は、空洞を有する少なくとも1つの構造要素を有する。この空洞の少なくとも一部はその中に提供される充填物を有する。この充填物は背もたれ及び/又は座部の安定性及び/又は変形性に影響を与えるためにその中に提供されて導入される。この充填物は、発泡支持材及び発泡材料を有する。この発泡材料は、発泡支持材を少なくとも部分的に取り囲む。この発泡材料は、好ましくは発泡支持材を完全に取り囲む。このようにして、発泡材料から発泡体の形成中(すなわち発泡材料の膨張中)に、第1に、構造要素の内部表面又は内壁との良好な接続、特に粘着接続(adhesive connection)が得られるように、且つ第2に、空洞内への充填物の容易な挿入を確実にして、本発明による車両座席の組み立てを容易にするように、充填物が配置され且つ形成される単純なやり方で、車両座席の機械的特性を改善することができる。
本発明によれば、発泡材料が電子被覆炉で膨張するように提供されることが特に好ましい。このようにして、車両座席の発泡補強が迅速に、且ついずれの場合にも実行される1つの作業工程によって組み立てに関して単純なやり方で統合され得る。
以下の場合が特に好ましい。
− 構造要素が背もたれ又は座部においてフレーム状に伸びる中空チャンバを空洞として形成し、中空チャンバが車両側部領域に対向する領域において発泡材料を有し、発泡材料が中空チャンバに沿って特には実質的にC字状に延びる場合、並びに/又は、
− 構造要素が背もたれ若しくは座部における管として形成され、且つフレーム状に延びる中空チャンバを形成し、この中空チャンバが車両側部領域に対向する領域において発泡材料を有し、この発泡材料が中空チャンバに沿って特には実質的にC字状に延びる場合、並びに/又は、
− 構造要素が背もたれに設けられる一体ベルトのベルトローリング装置の領域において、特に背もたれの上部横部材の領域において発泡材料によって補強される場合、並びに/又は、
− 構成要素が背もたれの荷重通過開口(through−loading opening)の周囲の領域において発泡材料によって補強される場合、並びに/又は
− 車両座席がベルト統合型座席として設計され、構造要素がベルト偏向点又はベルトローリング装置を有する背もたれの側部桁の領域において発泡材料によって補強される場合、である。
このようにして、本発明によれば、車両座席又は背もたれ及び/若しくは座部の高荷重点において目標とする補強を得ることができる。また、本発明によれば、上記点の1つより多くの点において発泡補強の組み合わせが行われることが好ましい。本発明によれば、例えば使用される金属材料の壁厚、例えば鋼板、或は樹脂材料は、車両座席の機械的に高荷重の部分又は領域が発生荷重に耐えるように設計され又は選択されることが必ずしも必要でなく、むしろ使用される材料の壁厚が減少されてもよく、且つとりわけ発泡材料を用いた充填物の形式での補強が車両座席の機械的に高荷重の部分又は領域において提供される点で、この種類の車両座席の重量及び費用を有利に減少させることができる。
本発明のさらなる主題は、背もたれ及び座部を有する車両座席に関する。この背もたれ又は座部は、空洞を有する少なくとも1つの構造要素を有する。この空洞の少なくとも一部はその中に提供される充填物を有する。この充填物は背もたれ及び/又は座部の安定性及び/又は変形性に影響を与えるためにその中に提供されて導入される。この充填物は、発泡材料を有しており、
− 構造要素が背もたれ又は座部においてフレーム状に伸びる中空チャンバを空洞として形成し、中空チャンバが車両側部領域に対向する領域において発泡材料を有し、発泡材料が中空チャンバに沿って特には実質的にC字状に延び、又は
− 構造要素が背もたれ若しくは座部における管として形成され且つフレーム状に延びる中空チャンバを形成し、この中空チャンバが車両側部領域に対向する領域において発泡材料を有し、この発泡材料が中空チャンバに沿って特には実質的にC字状に延び、又は
− 構造要素が背もたれに設けられる一体ベルトのベルトローリング装置の領域において、特に背もたれの上部横部材の領域において発泡材料によって補強され、又は
− 構成要素が背もたれの荷重通過開口の周囲の領域において発泡材料によって補強され、又は
− 車両座席がベルト統合型座席として設計され、構造要素がベルト偏向点又はベルトローリング装置を有する背もたれの側部桁の領域において発泡材料によって補強される。このようにして、本発明によればまた、代替的に、空洞内に充填材料を導入すること、例えば空洞内に発泡体の形成のための樹脂材料を注入することが有利に可能である。
本発明のさらなる主題は、
− 本発明による車両座席を製造する方法であって、第1のステップで、空洞を有する構造要素が形成され、第2のステップで、発泡支持材及び発泡材料を有する未膨張の充填物が空洞内に導入され、第3のステップで、電子被覆が実行され、その間に発泡材料が膨張する方法、及び
− 本発明による車両座席を製造する方法であって、第1のステップで、発泡支持材及び発泡材料を有する未膨張の充填物が構造要素の一部に対して配置及び/又は固定され、第2のステップで、空洞が形成され、第3のステップで、電子被覆が実行され、その間に発泡材料が膨張する方法、に関する。
図面は、例示目的で本発明の実施形態を概略的に示す。
本発明による車両座席又はその部品の1つの第1の実施形態を示す。 本発明による車両座席又はその部品の1つの第1の実施形態を示す。 本発明による車両座席又はその部品の1つの第2の実施形態を示す。 本発明による車両座席又はその部品の1つの第3の実施形態を示す。 本発明による車両座席又はその部品の1つの第3の実施形態を示す。 本発明による車両座席又はその部品の1つの第4の実施形態を示す。 本発明による車両座席又はその部品の1つの第4の実施形態を示す。 本発明による車両座席又はその部品の1つの第5の実施形態を示す。 本発明による車両座席又はその部品の1つの第5の実施形態を示す。 本発明による車両座席又はその部品の1つの第6の実施形態を示す。 本発明による車両座席又はその部品の1つの第6の実施形態を示す。 全実施形態に一致する本発明による車両座席の概略的な例を示す。 全実施形態に一致する本発明による車両座席の概略的な例を示す。
図12及び13は、本発明の全実施形態によって共有される特徴を有する本発明による車両座席を示す。この種類の車両座席は、座部2及び背もたれ3を備える。座部2及び同様に背もたれ3は共に、以下でシートバック部、シートバック構造、縦桁、横桁、管構造、側部桁、プレス部又は構造部品とも呼ばれる構造要素4の少なくとも1つをいずれの場合にも有する。空洞5が、この構造要素4の少なくとも一部の領域に提供され、この空洞5は以下で中空チャンバとも呼ばれる。空洞5は、背もたれ3又は座部2の外形又は周囲に実質的に沿うフレームの形態であり、且つ例えば、円形又は楕円形又は曲線的であり(例えば管構造又は管状構造の場合)、或は実質的に角度があり、長方形であり、三角形であり又は断面において角を有する(例えばベースプレートに接続されるU字状の外形の場合)。本発明によれば、空洞5の少なくとも一部の領域、及び好ましくは空洞5の一部の領域のみがまた、発泡材料8を備える充填物6をその中に配置されて有する。充填物6又は発泡材料8は、以下では発泡構造とも呼ばれる。充填物6又は発泡材料8は、容易に変形可能な又は発泡する材料を注入することによって(例えば空洞5の開口を通じて)外側から適時に注入されてもよい。しかし、本発明によれば、充填物6が未膨張且つ実質的に硬質の若しくはいずれにしても実質的に非粘着性の発泡材料8の形態で空洞5の中に導入されることが好ましい。発泡材料8は、発泡支持材7に接続され、或は空洞壁を形成する構造部に固定され又は配置される。次に空洞5は、別の構造部との接続によって形成される。次に後続のステップにおいて、発泡材料8が膨張される。次にその結果として、発泡材料8が少なくとも部分的に、又は好ましくは完全に発泡支持材7を取り囲む。これを説明するために、図13は、構造要素4に形成される空洞5の詳細を示す。充填物6、すなわち発泡支持材7及び発泡材料8は、実線によって空洞5内に発泡材料8の未膨張状態で示される。さらに、破線又は点線は、発泡状態の発泡材料8の限界を示す。本発明によれば、発泡材料8の膨張は、特にはKTLバストリートメント(KTL bath treament)(図示せず)によって行われてもよい。これは、車両座席の構造要素4が例えば約5分から約15分、好ましくは約10分にわたって、例えば約160度から約180度の温度に上昇させされる、陰極浸漬被覆(cathodic dip coating)工程又は電子被覆炉における処理を意味することが理解されるべきである。
図1は、本発明による車両座席の第1の実施形態の分割シートバック構造の背面図を示す。図2は、図1によるシートバック構造を通しての断面A−Aを示す。車両後部シートベンチの分割背もたれのシートバック構造11は、例えば60:40の比率で分割される第1のシートバック部12及び第2のシートバック部12’から構成される。各シートバック部は、ベースプレート13、13’及びその上に配置され且つ環状U字状の外形を形成するプレス部14、14’を備える。ベースプレート13、13’及びプレス部14、14’は、例えば金属、特に鋼鉄又はアルミニウム板から構成され、又は樹脂、例えばガラス繊維強化樹脂から構成される。ここで、異なる材料が互いと組み合わされてもよい。シートバック部12、12’は、側部取り付け具15、15’、及び中央取り付け具16によって互いから独立して回転可能となるように車両に取り付けられる。シートバック構造11の上側部領域の横方向に配置される回転ラッチロック17、17’は、シートバック部12、12’を直立使用位置で車両本体に、特にCピラーに固定する機能を有する。ベースプレート13、13’及びプレス部14、14’はフレーム状にそれぞれ延びる中空チャンバ18、18’を共に形成する。本発明によれば、少なくとも比較的大きなシートバック部12の外側部桁19及び上部横桁110と底部横桁111との隣接領域が、強化発泡構造112で充填されることが提供される。背面図において、中空チャンバ18の該当する充填領域は、略C字状の設計を有する(図1)。発泡構造112の導入は、仕上げ発泡部を挿入することによって行われてもよく、これはベースプレート13及びプレス部14の溶接の前又はその間に、中空チャンバ18に対応して成形される。代替的に、発泡構造112は、第1に、中空チャンバ18内への発泡可能塊の注入によって、溶接工程の後に導入される。しかし、特に好ましくは、三次元形状を有する特にひも状発泡前駆体(strand−like foam precursor)が中空チャンバ18の中に挿入される。この発泡前駆体は、溶接工程の前、その間又はその後に中空チャンバ18の中に挿入され、且つ活性化後に発泡構造112を形成するために発泡する。活性化は、例えばシートバック構造11の塗装中の熱供給の結果として行われてもよい。この目的で、例えばエポキシドに基づく、強固に架橋結合させる発泡システム(rigidly cross−linking foam system)が好ましくは使用される。これによって、シートバック構造11は、一方で、例えば所謂衝撃ボルト(shot bolt)又はトルクロック(torque lock)等の追加の固定装置が省略され得るように、事故時に大きく荷重される領域において強化される。
図3は、本発明による車両座席又はその部品の1つの第2の実施形態を示す。後部シートベンチ21は、背もたれ3の回転可能シートバック部22、22’(例えば60:40の比率で分割される)及び車両フロアに固定され且つ管状構造部品25、25’を有するブラケット24、24’を別々に備える。シートバック部22、22’は、各々連結されるブラケット24、24’に回転可能に取り付けられる。強化発泡構造26は、管状構造部品25、25’の機械的に特に高荷重の領域A、B及びCに、すなわち特に移動方向に伸びる比較的小さなシートバック部22’(領域A、B)のブラケット24’の縦桁27、27’の中に、及び中央取り付け具28に対向する比較的大きなシートバック部22に割り当てられるブラケット24の横桁29の該当部分の中に導入される。発泡構造26の導入は、例えば発泡可能塊を管状構造部品25、25’の中に注入することによって行われてもよい。しかし、特に好ましくは、三次元形状を有する特にひも状発泡前駆体が管状構造部品25、25’の中に挿入される。この発泡前駆体は、活性化後に発泡構造26を形成するために発泡する。活性化は、例えばブラケット24、24’の塗装中の熱供給の結果として行われてもよい。この目的で、例えばエポキシドに基づく、強固に架橋結合させる発泡システムが好ましくは使用される。第2の実施形態において、少なくとも部分的に発泡充填された構造部は、管状設計を有する。
図4は、本発明による車両座席の第3の実施形態による分割シートバック構造の背面図を示す。図5は、図4によるシートバック構造を通しての断面A−Aを示す。車両後部シートベンチの分割背もたれのシートバック構造31は、例えば60:40の比率で分割される第1のシートバック部32及び第2のシートバック部32’から構成される。各シートバック部32、32’は、ベースプレート33、33’及びその上に配置され且つ実質的にフレーム状に延びる管構造34、34’を備える。ベースプレート33、33’及び管構造34、34’は、例えば金属、特に鋼鉄又はアルミニウムから構成される。ここで、異なる材料が互いと組み合わされてもよい。シートバック部32、32’は、側部取り付け具35、35’、及び中央取り付け具36によって互いから独立して回転可能となるように車両に取り付けられる。シートバック構造31の上側部領域の横方向に配置される回転ラッチロック37、37’は、シートバック部32、32’を直立使用位置で車両本体に、特にCピラーに固定する機能を有する。管構造34、34’は、各々がフレーム状の設計を有する実質的に環状の中空チャンバ38、38’を形成する。本発明によれば、少なくとも比較的大きなシートバック部32の外側部桁39及び適切な場合には上部横桁310と底部横桁311との隣接領域も、強化発泡構造312で充填されることが提供される。背面図において、中空チャンバ38の該当する充填領域は、基本的にC字状の設計を有する(図4)。発泡構造312は、例えば発泡可能塊を中空チャンバ38の中に注入することによって導入されてもよい。しかし、特に好ましくは、三次元形状を有する特にひも状発泡前駆体が中空チャンバ38の中に挿入される。この発泡前駆体は、活性化後に発泡構造312を形成するために発泡する。活性化は、例えばシートバック構造31の塗装中の熱供給の結果として行われてもよい。この目的で、例えばエポキシドに基づく、強固に架橋結合させる発泡システムが好ましくは使用される。これによって、シートバック構造31は、追加の固定装置が省略され得るように、事故時に大きく荷重される領域において強化される。
図6は、車両座席の第4の実施形態の分割シートバック構造の背面図を示す。図7は、図6によるシートバック構造を通しての断面A−Aを示す。車両後部シートベンチの分割背もたれのシートバック構造41は、例えば60:40の比率で分割される第1のシートバック部42及び第2のシートバック部42’から構成される。各シートバック部42、42’は、ベースプレート43、43’及びその上に配置され且つ環状U字状の外形を形成するプレス部44、44’を備える。ベースプレート43、43’及びプレス部44、44’は、例えば金属、特に鋼鉄若しくはアルミニウム板から構成され、又は樹脂、例えばガラス繊維強化樹脂から構成される。ここで、異なる材料が互いと組み合わされてもよい。シートバック部42、42’は、側部取り付け具45、45’、及び中央取り付け具46によって互いから独立して回転可能となるように車両に取り付けられる。シートバック構造1の上側部領域の横方向に配置される回転ラッチロック47、47’は、シートバック部42、42’を直立使用位置で車両本体に、特にCピラーに固定する機能を有する。ベースプレート43、43’及びプレス部44、44’はフレーム状にそれぞれ延びる中空チャンバ48を共に形成する。一体ベルトのベルトローリング装置410が、上部横桁9の中央に設けられる。さらなる強化のために、プレス部44の中に配置される垂直桁411がさらに、中央取り付け具46の方向に当該一体ベルトに対してオフセットして延びる。本発明によれば、上部横桁49が、ベルトローリング装置410の領域において強化発泡構造412で充填されることが提供される。発泡構造412の導入は、仕上げ発泡部を導入することによって行われてもよく、これはベースプレート43及びプレス部44の溶接の前又はその間に、中空チャンバ8に対応して成形される。代替的に、発泡構造412は、第1に、中空チャンバ48内への発泡可能塊の注入によって、溶接工程の後に導入される。しかし、特に好ましくは、三次元形状を有する特にひも状発泡前駆体が中空チャンバ48の中に挿入される。この発泡前駆体は、溶接工程の前、その間又はその後に中空チャンバ48の中に配置され、且つ活性化後に発泡構造412を形成するために発泡する。活性化は、例えばシートバック構造41の塗装中の熱供給の結果として行われてもよい。この目的で、例えばエポキシドに基づく、強固に架橋結合させる発泡システムが好ましくは使用される。これによって、第1に、シートバック構造41が、事故時に大きく荷重される領域において強化される。第2に、頭部衝撃時の当該シートバック構造41の特性が改善される。特に、頭部衝撃試験中のテストボール(test ball)の減速が改善される。
図8は、本発明による車両座席の第5の実施形態の分割シートバック構造の背面図を示す。図9は、図8によるシートバック構造を通しての断面A−Aを示す。車両後部シートベンチの分割背もたれのシートバック構造51は、60:40の比率で分割される第1のシートバック部52及び第2のシートバック部52’から構成される。各シートバック部52、52’は、ベースプレート53、53’及びその上に配置され且つ環状U字状の外形を形成するプレス部54、54’を備える。ベースプレート53、53’及びプレス部54、54’は、例えば金属、特に鋼鉄若しくはアルミニウム板から構成され、又は樹脂、例えばガラス繊維強化樹脂から構成される。ここで、異なる材料が互いと組み合わされてもよい。シートバック部52、52’は、側部取り付け具55、55’、及び中央取り付け具56によって互いから独立して回転可能となるように車両に取り付けられる。シートバック構造51の上側部領域の横方向に配置される回転ラッチロック57、57’は、シートバック部52、52’を直立使用位置で車両本体に、特にCピラーに固定する機能を有する。ベースプレート53、53’及びプレス部54、54’はフレーム状にそれぞれ延びる中空チャンバ58、58’を共に形成する。また、荷重通過開口59が、比較的大きなシートバック部52に設けられる。荷重通過開口59は、上部横桁510、底部横桁511、中央取り付け具側垂直桁512及びプレス部54の中央垂直桁513によって取り囲まれる。ここで、後部シートベンチにおいて可能な限り中央に荷重通過開口59を配置出来るように、且つ、例えば当該荷重通過開口59がスノーボードの横幅よりも大きくなるように可能な限り大きく当該荷重通過開口59を設計出来るように、中央取り付け具側垂直桁512は特に細い設計を有する。本発明によれば、少なくとも中央取り付け具側垂直桁512、適切であれば上部横桁510と底部横桁511との隣接領域が、強化発泡構造514で充填されることが提供される。発泡構造514の導入は、仕上げ発泡部を挿入することによって行われてもよく、これはベースプレート53及びプレス部54の溶接の前又はその間に、中空チャンバ58に対応して成形される。代替的に、発泡構造514は、第1に、中空チャンバ58内への発泡可能塊の注入によって、溶接工程の後に導入される。しかし、特に好ましくは、三次元形状を有する特にひも状発泡前駆体が中空チャンバ58の中に挿入される。この発泡前駆体は、溶接工程の前、その間又はその後に中空チャンバ58の中に配置され、且つ活性化後に発泡構造514を形成するために発泡する。活性化は、例えばシートバック構造51の塗装中の熱供給の結果として行われてもよい。 これによって、シートバック構造51は、事故時に大きく荷重される領域530において相当に強化される。
図10は、第6の実施形態による本発明による車両座席の斜視図を示す。図11は、図10による車両座席を通しての断面A−Aを示す。図10に示される車両座席61は、座部62及び背もたれ63を有し、且つベルト偏向点64又はベルトローリング装置が背もたれ63の上端に固定されるベルト統合型座席として設計される。従って、背もたれ63は、シートバック傾斜調節器65及び座部62を介してベルトの力を車両フロアの中に分散させなければならない。背もたれ63の側部桁66、66’は、U字状の又は中空のチャンバの外形として形成される。例示的な実施形態において、図11に示される側部桁66、66’は、中空チャンバ69を形成するためにその肢端において互いに溶接される2つのU字状プレスのシートメタル部67、68から構成される。ベルト偏向点に割り当てられる少なくともこの側部桁66は、その縦幅の大幅な領域にわたり中空チャンバ67の内側に、側部桁66の曲げ剛性及び/又はねじり剛性を増加させる発泡構造610が提供される。従って、シートメタル部67、68は、シートメタルの厚みが比較的薄く形成される。発泡構造610の導入は、仕上げ発泡部を挿入することによって行われてもよく、これはシートメタル部67、68の溶接の前又はその間に、中空チャンバ69に対応して成形される。代替的に、発泡構造610は、第1に、中空チャンバ69内への発泡可能塊の注入によって、溶接工程の後に中空チャンバの中に導入される。しかし、特に好ましくは、三次元形状を有する特にひも状の又はシート状の発泡前駆体が中空チャンバ69の中に挿入される。この発泡前駆体は、溶接工程の前、その間又はその後に中空チャンバ69の中に配置され、且つ活性化後に発泡構造610を形成するために発泡する。U字状の外形の発泡中に、発泡可能塊又は発泡前駆体の発泡方向は、適切な発泡手段及び/又は発泡前駆体の形状によってあらかじめ定義される。活性化は、例えばシートバック構造61の塗装中の熱供給の結果として行われてもよい。この目的で、例えばエポキシドに基づく、強固に架橋結合させる発泡システムが好ましくは使用される。
本発明によれば、好ましくは、実施形態のうちの1つで特定された手段が同様に他の実施形態の1つ以上で使用されてもよいことが提供される。よって、本発明によれば、特に管状構造部が車両座席の背もたれ及び車両座席の座部の両方に提供されることが可能である(第2の実施形態と第3の実施形態との組み合わせ)。また、第4及び/又は第5の実施形態が第1、第2又は第3の実施形態と組み合わされることが可能である。
2 座部
3 背もたれ
4 構造要素
5 空洞
6 充填物
7 発泡支持材
8 発泡材料
11 シートバック構造
12, 12’ シートバック部
13, 13’ ベースプレート
14, 14’ プレス部
15, 15’ 側部取り付け具
16 中央取り付け具
17, 17’ 回転ラッチロック
18, 18’ 中空チャンバ
19 側部桁
110 横桁 (上部)
111 横桁 (下部)
112 発泡構造
21 後部シートベンチ
22, 22’ シートバック部
23 背もたれ
24, 24’ ブラケット
25, 25’ 構造部品
26 発泡構造
27, 27’ 縦桁
28 中央取り付け具
29 横桁
31 シートバック構造
32, 32’ シートバック部
33, 33’ ベースプレート
34, 34’ 管構造
35, 35’ 側部取り付け具
36 中央取り付け具
37, 37’ 回転ラッチロック
38, 38’ 中空チャンバ
39 側部桁
310 横桁 (上部)
311 横桁 (下部)
312 発泡構造
41 シートバック構造
42, 42’ シートバック部
43, 43’ ベースプレート
44, 44’ プレス部
45, 45’ 側部取り付け具
46 中央取り付け具
47, 47’ 回転ラッチロック
48, 48’ 中空チャンバ
49 横桁 (上部)
410 ベルトローリング装置
411 垂直桁
412 発泡構造
51 シートバック構造
52, 52’ シートバック部
53, 53’ ベースプレート
54, 54’ プレス部
55, 55’ 側部取り付け具
56 中央取り付け具
57, 57’ 回転ラッチロック
58, 58’ 中空チャンバ
59 荷重通過開口
510 横桁 (上部)
511 横桁 (下部)
512 垂直桁 (中央取り付け具側)
513 垂直桁 (中央部)
514 発泡構造
61 車両座席
62 座部
63 背もたれ
64 ベルト偏向点
65 シートバック傾斜調節器
66, 66’ 側部桁
67 シートメタル部
68 シートメタル部
69 中空チャンバ
610 発泡構造

Claims (11)

  1. 背もたれ(3)及び座部(2)を有する車両座席であって、
    前記背もたれ(3)又は前記座部(2)が、空洞(5)を有する少なくとも1つの構造要素(4)を有し、
    前記空洞の少なくとも一部が、その中に提供される充填物(6)であって、前記背もたれ(3)及び/又は前記座部(2)の安定性及び/又は変形性に影響を与えるために導入される充填物(6)を有し、
    前記充填物(6)が、発泡支持材(7)及び発泡材料(8)を有し、
    前記発泡材料(8)が、前記発泡支持材(7)を少なくとも部分的に取り囲む
    ことを特徴とする、車両座席。
  2. 前記発泡材料(8)が、前記発泡支持材(7)を完全に取り囲むことを特徴とする、請求項1に記載の車両座席。
  3. 前記発泡材料(8)が、電子被覆炉で膨張するように提供されることを特徴とする、請求項1又は2に記載の車両座席。
  4. 前記構造要素(4)が、前記背もたれ又は前記座部においてフレーム状に伸びる中空チャンバ(18, 18’, 38, 38’, 69) を空洞(5)として形成し、前記中空チャンバ (18, 18’, 38, 38’, 69) が、車両側部領域に対向する領域において前記発泡材料(8)を有し、前記発泡材料(8)が、前記中空チャンバ (18, 18’, 38, 38’, 69)に沿って特には実質的にC字状に延びることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の車両座席。
  5. 前記構造要素(4)が、前記背もたれ(3)若しくは前記座部(2)における管(25, 25’, 34, 34’) として形成され、且つフレーム状に伸びる中空チャンバ(38, 38’) を形成し、前記中空チャンバ(38, 38’) が、車両側部領域に対向する領域において前記発泡材料(8)を有し、前記発泡材料(8)が、前記中空チャンバ(38, 38’) に沿って特には実質的にC字状に延びることを特徴とする、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の車両座席。
  6. 前記構造要素(4)が、前記背もたれ(3)に設けられる一体ベルトのベルトローリング装置(410)の領域において、特に前記背もたれ(3)の上部横部材の領域において前記発泡材料(8)によって補強されることを特徴とする、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の車両座席。
  7. 前記構造要素(4)が、前記背もたれ(3)の荷重通過開口(59)の周囲の領域において前記発泡材料(8)によって補強されることを特徴とする、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の車両座席。
  8. 前記車両座席が、ベルト統合型座席として設計され、前記構造要素(4)が、ベルト偏向点(64)又はベルトローリング装置を有する前記背もたれ(3)の側部桁(66, 66’)の領域において前記発泡材料(8)によって補強されることを特徴とする、請求項1乃至7のいずれか1項に記載の車両座席。
  9. 背もたれ(3)及び座部(2)を有する車両座席であって、
    前記背もたれ(3)又は前記座部(2)が、空洞(5)を有する少なくとも1つの構造要素(4)を有し、
    前記空洞の少なくとも一部が、その中に提供される充填物(6)であって、前記背もたれ(3)及び/又は前記座部(2)の安定性及び/又は変形性に影響を与えるために導入される充填物(6)を有し、
    前記充填物(6)が、発泡材料(8)を有し、
    前記構造要素(4)が、前記背もたれ又は前記座部においてフレーム状に伸びる中空チャンバ(18, 18’, 38, 38’, 69) を空洞(5)として形成し、前記中空チャンバ (18, 18’, 38, 38’, 69) が、車両側部領域に対向する領域において前記発泡材料(8)を有し、前記発泡材料(8)が、前記中空チャンバ (18, 18’, 38, 38’, 69)に沿って特には実質的にC字状に延び、又は
    前記構造要素(4)が、前記背もたれ(3)若しくは前記座部(2)の中の管(25, 25’, 34, 34’) として形成され、且つフレーム状に伸びる中空チャンバ(38, 38’) を形成し、前記中空チャンバ(38, 38’) が、車両側部領域に対向する領域において前記発泡材料(8)を有し、前記発泡材料(8)が、前記中空チャンバ(38, 38’) に沿って特には実質的にC字状に延び、又は
    前記構造要素(4)が、前記背もたれ(3)に設けられる一体ベルトのベルトローリング装置(410)の領域において、特に前記背もたれ(3)の上部横部材の領域において前記発泡材料(8)によって補強され、又は
    前記構造要素(4)が、前記背もたれ(3)の荷重通過開口(59)の周囲の領域において、前記発泡材料(8)によって補強され、又は
    前記車両座席が、ベルト統合型座席として設計され、前記構造要素(4)が、ベルト偏向点(64)又はベルトローリング装置を有する前記背もたれ(3)の側部桁の領域において前記発泡材料(8)によって補強される
    ことを特徴とする、車両座席。
  10. 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の車両座席を製造する方法であって、
    第1のステップで、前記空洞(5)を有する前記構造要素(4)が形成され、
    第2のステップで、前記発泡支持材(7)及び前記発泡材料(8)を有する未膨張の充填物(6)が前記空洞内に導入され、且つ、
    第3のステップで、電子被覆が実行され、その間に前記発泡材料(8)が膨張する
    ことを特徴とする、方法。
  11. 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の車両座席を製造する方法であって、
    第1のステップで、前記発泡支持材(7)及び前記発泡材料(8)を有する未膨張の充填物(6)が前記構造要素(4)の一部に対して配置及び/又は固定され、
    第2のステップで、前記空洞(5)が形成され、且つ
    第3のステップで、電子被覆が実行され、その間に前記発泡材料(8)が膨張する、
    ことを特徴とする、方法。
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