JP2010529333A5 - - Google Patents

Description

図６５、図６７、図６９、及び図７０に最も明瞭に示されているように、ペア型ウェブ部を構成している２つのウェブ部３５２’、３５３’は、互いに同一形状であり、互いに対向しており、径方向に延在する単一型ウェブ部３５１’の延在平面であるところの仮想平面３６１’に対して平行に延在しており、そして、その仮想平面３６１’の互いに反対側に位置している。それら２つのウェブ部３５２’３５３’はいずれも、軸心３５４’において仮想平面３６１’に垂直に交わる仮想平面３５９’のすぐ外側から延出して、第３フランジ部３４８’及び第４フランジ部３４９’の外周縁のすぐ内側まで延在しており、これは図６５及び図７０に最も明瞭に示されている通りである。ペア型ウェブ部を構成している２つのウェブ部３５２’、３５３’の内側縁３５８’、３５９’には丸みが付けられており、それら内側縁３５８’、３５９’は第３フランジ部３４８’から第４フランジ部３４９’にまで亘って延在しており、それによって、第３フランジ部３４８’と第４フランジ部３４９’との間に、丸みの付いた巻付面３５８’、３５９’が形成されている。更に、２つのウェブ部３５２’、３５３’の外側縁３５５’、３５７’も、丸みの付いた巻付面として形成されている。尚、図６９に示したように、径方向に延在する単一型ウェブ部３５１’と、２枚一組のペア型ウェブ部３５２’、３５３’とは、それらの角度位置に１８０°の位相差をもたせてある。３つのウェブ部３５１’、３５２’、３５３’はいずれも、ドラム部材３３３’に一体に設けられているため、ドラム部材３３３’と一体に回転し、ひいては、このドラム部材３３３’を駆動して回転させる傾動ロッド３２８’と一体に回転する。ウェブ３５１’、３５２’、３５３’の各々も、また、ドラム部材３３３’の回転軸心に対して偏心している。