JP2010528710A5 - - Google Patents

Claims (10)

1. 基端および先端を有するステントであって、
   第１の領域、第２の領域および第３の領域を含む管状本体からなり、管状本体は、その長さ方向において互いに隣接するように配置された複数の蛇行状のバンドによって画成され、各蛇行状のバンドは、先端側に折り返して形成された先端側折り返し部と、基端側に折り返して形成された基端側折り返し部とを周方向において交互に並べて形成され、全バンドの各先端側折り返し部と基端側折り返し部は、ステントの外周に沿って互いに対応して整列されており、
   第２の領域において、最基端側のバンドを除く全バンドは、基端側折り返し部が基端側に隣接するバンドの対応する基端側折り返し部の中に進入するように配置され、また、最先端側のバンドを除く全バンドは、先端側折り返し部が先端側に隣接するバンドの対応する先端側折り返し部の中に進入するように配置されることと、
   第１の領域および第３の領域において、蛇行状のバンドは、ステントの長さ方向において互いに間隔をおいて配置され、隣接する蛇行状のバンド同士は、その間においてステントの長さ方向軸線に対して角度をなすように配置された少なくとも１つのコネクタ・ストラットによって、互いに接続されることとからなるステント。
2. 第２の領域の蛇行状のバンドはそれぞれ、各基端側折り返し部と先端側折り返し部とを連結する部分において少なくとも１つの湾曲部を有する、請求項１に記載のステント。
3. 第１の領域と第２の領域との間に第１の移行領域を有するとともに、第２の領域と第３の領域との間に第２の移行領域を有する、請求項１に記載のステント。
4. 第１の移行領域において、第１の領域と第２の領域とを接続する少なくとも１つのコネクタを有し、さらに、第２の移行領域において、第２の領域と第３の領域とを接続する少なくとも１つのコネクタを有する、請求項３に記載のステント。
5. 第１の移行領域および第２の移行領域の少なくとも一方において、複数の付属部をさらに有し、各付属部は第２の領域に位置する自由端を含む、請求項４に記載のステント。
6. 各付属部は接続端で、第１の領域および第３の領域の少なくとも一方の蛇行状のバンドに接続されている、請求項５に記載のステント。
7. 付属部は放射性不透過性材料を含む、請求項５に記載のステント。
8. 各付属部の幅はその長さに沿って一定である、請求項５に記載のステント。
9. 複数のリンク部材をさらに含み、リンク部材はそれぞれ２つの隣接する付属部の間を接続する、請求項５に記載のステント。
10. ステントは自己拡張型であり、第２の領域の拡張形態は第１の領域の拡張形態よりも大きい直径からなる、請求項１に記載のステント。