JP2010522595A - 超吸収性材料を含有する拡大可能な凹部を備える衛生物品用の吸収体および製造方法 - Google Patents

超吸収性材料を含有する拡大可能な凹部を備える衛生物品用の吸収体および製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 超吸収性材料を含有する拡大可能な凹部を備える衛生物品用の吸収体および製造方法を提供する。
【解決手段】 衛生物品において体液を吸収する吸収体であって、それぞれ開口部分を持つ中空部分(16)のアレイを有する、第1のシート材料層と、中空部分(16)内に配置されており、体液を吸収することによって拡張可能な超吸収性材料の集合体(18)とを備える吸収体を提供する。第2のシート材料層(12)は、第1のシート材料層(10)に設けられており、中空部分(16)の開口部分を被覆している。第1のシート材料層および第2のシート材料層(10、12)のうち少なくとも1つは、体液に対して浸透性を有し、体液を中空部分(16)へと浸透させて、中空部分(16)内で拡張する超吸収性材料の集合体(18)に吸収させており、体液の吸収の第1レベルを実現している。第2のシート材料層(12)は、中空部分(16)の開口部分に対応する領域においてコンプライアンスを有しているので、中空部分(16)を超えて超吸収性材料の集合体(18)がさらに拡張可能となり、体液の吸収の第2レベルを実現している。第1のシート材料層(10)および第2のシート材料層(12)は、接着部分(14c)によって互いに結合されており、接着部分(14c)は、中空部分(16)の開口部分を少なくとも部分的に開放状態としておく。
【選択図】 図3

Description

本発明は、吸収性の衛生物品に関する。特に、この種の物品用の吸収体に関する。
「吸収性の衛生物品」という用語は一般的に、例えば、乳児および幼児用のオムツ、失禁用ナプキン、女性用のおりものシート、タンポン等の体液を吸収するためにユーザの会陰部に配置されることが好ましい物品を意味する。
添付図面のうち図1に概略的に示すように、このような物品は階層構造になっていることが多く、肌と接触するようにセットされる、液体不浸透性の外側シートB(通常は「バックシート」と呼ばれる)と、液体浸透性の内側シートT(通常「トップシート」と呼ばれる)と、体液を捕獲および蓄積する機能を持つ吸収性の中心挿入部分またはコア部分Cとを備える。また、図1の図示内容からは、正にオムツまたはナプキンのようにパンツとして着用することができる吸収性の衛生物品は通常、砂時計状の形状を持っていることが分かり、ウエスト部分で閉じるようにラベルEが設けられている。
当業者には公知であるが、何年にもわたって、このような基本構造を基礎として、ほとんど無限といってもよいほど多くの方法で当該構造が、統合および変更されてきた。しかし、このような統合および変更は、本明細書で扱う主題に関して特に重要なものではない。本明細書で扱う主題は主に、吸収性コア部分Cである。
1950年代の終わりごろに市場に登場した最初の工業生産されたオムツでは、吸収性コア部分Cは基本的に、さまざまに異なる形状を持ちつつ特定の重量(単位面ごとの重量)を持つ、いわゆる毛玉状のセルロースから成っていた。その後、毛玉状のセルロースに超吸収性の粒状材料を加える流れとなり、液体を逃がさない性能が高くなった。
このような超吸収性材料は、例えばSAP(超吸収性ポリマー)またはAGM(吸収性ゲル化材料)等の別の名称で知られている。大半の場合、これらは略安定して液体を吸収および捕獲することができるヒドロゲル化材料である。
参照までに、1グラムの毛玉状セルロースは8〜10グラムの0.9%生理食塩水を吸収することができるが、そのうち保持するのは非常にわずかな部分にすぎず、通常は2〜3グラムである。
一方、1グラムの超吸収性材料は、約50グラムの生理食塩水を吸収することができ、遠心分離後でもそのうち約30グラムを保持することができ(EDANA441.1−99の方法を用いる場合)、0.7psiの負荷の場合は約22グラムを保持することができる(EDANA442.1−99の方法を用いる場合)。
このような特性を鑑みると、衛生物品用に吸収性コア部分として、それだけでないのであれば、主に、超吸収性材料から成るものを形成することは、言うまでもなく利点が多い。
尚、ここで、毛玉状の部分は、吸収性コア部分内で、液体を得ると共に運搬する機能を持つことに留意されたい。一方、超吸収性材料の機能はまず第1に液体を留めておくことにある。このため、超吸収性材料は当初は低濃度で利用された(70%が毛玉状の部分で、30%が超吸収性材料)。実際には、濃度が40%を超えると「ゲルブロック」と呼ばれる現象が発生し得ることが分かった。具体的には、超吸収性材料の粒子が、膨張することによって、液体に対して障壁を形成し、さらに液体を取り込む余地を小さくしてしまい、最終的には液体を取り込む余地がほとんどなくなってしまう。
この欠点は、最近市場で利用可能となった、浸透性を持つ超吸収性材料を用いることによって少なくとも部分的に克服され得る。これに代えて、毛玉状の部分/超吸収性材料の空間的な分布を調整することも可能であるし、または、コア部分の材料に、液体を取り込んで分配する特性を与えることも可能である。こういった解決方法によれば、コア部分全体に対して、約60重量%まで超吸収性材料の濃度を上げることが可能となる。
さまざまな特許文献で、従来の種類の毛玉状部分(通常はセルロース製)を用いることなく、セルロース繊維に代えて別の材料(例えば、セルロースアセテート)によって、吸収性コア部分を形成する可能性について述べている。このような文献の例を挙げると、米国特許出願公開第2003/0208174号明細書、米国特許第6,068,620号明細書、および米国特許第6,832,905号明細書がある。また、超吸収性の材料とさまざまな特性の材料の抽出物とから成り、ほかの材料をほとんど含まない、吸収性コア部分を得る方法を教示している特許文献もある。これについては、米国特許第4,578,078号明細書、米国特許第4,600,458号明細書、米国特許第4,658,914号明細書、米国特許第4,681,577号明細書、米国特許第4,685,914号明細書、米国特許第5,643,238号明細書、米国特許第5,938,650号明細書、または国際公開第2005/004939号等の文献を参照されたい。
上述の先行技術文献で記載されている解決方法は、適用することによる利点の特徴を述べているが、どれも満足のいく解決方法とは言えない。
実際、満足いく水準の性能を実現するためには、基礎として超吸収性材料を備える吸収性コア部分は、添付図面のうち図2に示す理想的なモデルに対応する構造でなければならない。この理想的なモデルは、超吸収性材料の粒子10から成る規則的な格子を有し、粒子10同士は「手段」Xによって互いに分離している。「手段」Xは以下の機能を持つ。
格子内において割り当てられた位置で粒子10を保持して、物品が利用された着用される場合に所望されないのに粒子が変位しないようにする。
体液を取り込んで粒子10に完全に該体液を渡すことによって、粒子10自体に体液を吸収させて膨張させる。
粒子10の膨張を制限せず、逆に、「手段」Xは、粒子10が膨張するにつれて、体液の吸収が完了すると吸収性コア部分が膨張した粒子10のみからなるように、実質的に消失すべきである。
粒子10が膨張している間も体液を取り込み続けて、吸収性材料の集合体全体にわたって取り込んだ体液を分配して、集合体の一部が体液を吸収せずに未使用のままとなるようなことがないようにする。
本発明は、前述した先行技術に係る解決方法よりも、上述した理想的なモデルに近い吸収体を提供することを目的とする。
本発明によると、上記の目的は、本願請求項に具体的に記載されている特徴を持つ、衛生物品用の吸収体によって実現される。本発明はさらに、対応する衛生物品、および、該吸収体の製造方法に関する。
請求項は、本明細書に記載される本発明の開示内容に一部として組み込まれる。
添付図面を参照しつつ、限定ではなく例示を目的として、本発明を説明する。添付図面は以下の通りである。
吸収性の衛生物品を示す概略図である。 吸収性コア部分が含む超吸収性材料の理想的なモデルを示す図である。
本明細書に記載する種類の吸収体を示す一部切り欠き斜視図である。
図3のラインIV−IVに沿った断面を示す図である。
矢印Vで指し示す図4の一部を示す拡大図である。
図3のラインVI−VIに沿った断面を示す図である。
図6と略同様の図で、本明細書で記載する吸収体の働きを示す図である。 図6と略同様の図で、本明細書で記載する吸収体の働きを示す図である。
本明細書に記載する吸収体の製造方法の連続した工程を示す概略図である。
本明細書に記載する吸収体を製造するデバイスの構造を示す概略図である。
上述した図1の場合と同様に、図3において、参照符号「C」は、本明細書の導入部分で言及したのと同様の種類の衛生物品で用いられる吸収体全体を指し示す。
本明細書に記載する実施形態例によると、吸収体Cは基本的に、全体的に矩形状の平坦な形状の本体を有する。このような構造は、例えば、吸収体Cがオムツまたは失禁用ナプキン等に挿入される場合に利用可能である。しかし、必ずしも矩形状でなければならないというわけではなく、特に、例えば、吸収性コア部分として、物品を着用する人の生体構造により適応している、骨または砂時計のような形状が好まれることが多い物品である女性用のおりものシート、等の別の製品において利用される場合には、矩形状でなくてもよい。以下の説明を参照することによって、本明細書に記載する解決方法が、多岐にわたる形状での利用に適しているか容易に理解されるであろう。
図4の断面図からより明らかであるが、吸収体Cは、シート材料10および12という2つの薄層要素または層を有する階層構造を持つ。シート材料10および12は、接着層14によって、互いに結合されている(結合の様子はより詳細に後述する)。接着層14は、例えば、衛生物品の製造において広く利用されている熱溶解性の接着剤によって形成されている。
層10および12のうち、少なくとも一方、好ましくは両方は、吸収体Cが吸収する対象である体液に対して浸透性を持つ。現時点において好ましい実施形態によると、シート材料10および12の層は、10g/mから30g/mの範囲内の特定の重量を持つ(単位面積あたりの重量について)繊維の混合体およびポリプロピレンを含む不織布によって形成されている。
この種の材料は、衛生物品の製造において広く用いられている。説明の便宜上、本明細書の以下の部分では、層10および層12をそれぞれ「下層」および「上層」と呼ぶ。このような用語は、単に参考のために用いられるに過ぎず、決して本発明の範囲を限定するものと解されるべきではない。実際のところ、吸収体Cは、配向に略関係なく利用するのに適している。
吸収体が吸収する対象である体液に対して層10および12のうち「少なくとも一方」が浸透性を有する、と述べる意図は、層10および12のうち「他方」(例えば、下層10)が体液に対して非浸透性である可能性があることを指摘することにある。このように、非浸透性の層は吸収性物品の外側に面して、バックシートと共に体液を留める役割を持つことに適しているか、または、非浸透性の層自体でバックシートを構成することに適している。
シート材料10からなる下層は基本的に、蜂の巣状の層として形成されている。具体的には、2つの側方帯状部分10aおよび2つの端部帯状部分10b(上側シート12の同様の帯状部分12aおよび12bとしっかりと結合されて、吸収体Cの側方をしっかりと止めるべく、滑らかにしておくのが好ましい)を除いて、層10には、中空部分または井戸状部分16が設けられている。中空部分または井戸状部分16は、より詳細に後述する基準に従って設けられる。
好ましくは、図3の斜視図からよりよく分かるように、上述の中空部分または井戸状部分16は、深さがおよそ1mmから10mmで、直径が5mmから30mmの範囲内にある(これらのデータは、言うまでもなく、目安に過ぎない)六角形のセルが連続して並べられたアレイの形状を取るのが好ましい。
この「ハニカム」構造により、好ましい解決方法が実現され、層10の面積のうちセル16が占める部分と、層10の総面積との比を最適化する。
しかし、この構造、特に、中空部分(簡単に言えば、孔)16の形状が六角形(ハニカム配置に従って互いに貫通しているセルのアレイによって設定されている)であることは、必須ではない。孔または井戸16は、実際には、どのような形状を持つとしてもよく(例えば、円形に開口していてもよい)、および/または、互いから任意の距離で設けられているとしてもよいし、および/または、添付図面に図示した連続したアレイとは違って、不連続なアレイ、つまり、層10のうち孔または井戸16が設けられていない部分があり、穴または井戸16が吸収体Cの中央領域に対応する領域にのみ局所的に設けられているアレイを形成するとしてもよい。
再度言及すると、本明細書で説明する例において孔または井戸16は均等に配分されているが、孔または井戸16の寸法および配分についてはどちらに関しても、不均一な配分であってもよく、そのような構成も本発明の範囲内に含まれることは言うまでもない。すなわち、例えば、以下のように配分されるとしてもよい。
孔または井戸16は、吸収体Cの中央ではより寸法が大きく、吸収体Cの縁ではより寸法が小さくなる。および/または、
孔または井戸16の密度(つまり、単位面積毎の数)は、吸収体Cの中央と吸収体Cの縁では異なる。例えば、中央の方が縁よりも数が多くなっている。
当業者であれば、この種の不均一な配分が、体液の排出が、多くの場合は、吸収体Cの中央に近接している「沈着領域」に対応する領域において局所的であることを考慮して決定されているものであることに想到するであろう。このような領域は、ユーザの性別に応じて異なるとしてよい。
孔または井戸16の内部には(通常は、層10に設けられている孔または井戸16の全ての内部には)、体液を吸収することができる材料を適切な量18だけ設けている。このような材料は、膨張することによって、大量の水および体液を保持することができるSAP(超吸収性ポリマー)またはAGM(吸収性ゲル化材料)として公知である材料そのものである。
(例として前述したセルの寸法を参照しつつ説明すると)方向性を示すに過ぎないが、量18はそれぞれ、例えば、0.05gから0.40gの超吸収性材料によって構成され得る。超吸収性材料の量または集合体18はそれぞれ、多くの場合、所定の量のこの材料の粒子から構成されている。超吸収性材料の粒子は対応する孔または井戸16の内部に自由に沈着させるべきではなく、超吸収性材料に対して所定の結合度を与える所定の量の接着剤20によって内部に保持されるべきであることが好ましい場合が多い。これは通常、水溶性の接着剤である。例えば、ナショナル・スターチ(National Starch、米国)社の「サイクロフレックス(Cycloflex)」という商品名で入手可能な接着剤であってよい。当該水溶性接着剤は、体液と接触すると、少なくとも部分的に接着性を失うので、吸収体Cが液体を吸収し始めると、超吸収性材料18の集合体は、配置されている孔または井戸16の壁面から分離して、自由度が増すので液体を吸収して膨張し、ほかの孔または井戸16に設けられている同様の集合体18も共に膨張して、崩壊しない格子を形成する。
より詳細に後述するが、水溶性の接着剤はさらに、吸収体Cが乾燥した状態である限り孔または井戸16を閉じたままで維持する役割も持つ。
上記の説明では、少なくとも黙示的に、超吸収性材料の集合体18はどれも吸収特性が同一で、複数の孔または井戸16に均一に与えられると仮定していた。しかし、本発明によると、集合体18の吸収特性が互いに異なること(例えば、時間が経過すると共に吸収が早くなったり、または、遅くなったりする)、および/または、複数の孔または井戸16に与える超吸収性材料の集合体18を不均一とすること(つまり、超吸収性材料の集合体18を分配する量を、吸収体の部分毎に、異なる量とする)も網羅される。これは、吸収体Cの複数の領域の吸収特性を時間的および/または空間的に変更することを目的とする構成である。
図3および図4を同時に参照しつつ、層10と層12とを結合する接着剤層14の構造に注目されたい。接着剤層14は以下を有する。
2つの側方長尺部分14aは、側方帯状部分10aおよび12aに対応する領域で、層10および12を互いに結合する。
2つの端部長尺部分14bは、端部帯状部分10bおよび12bに対応する領域で、層10および12を互いに結合する。
2つの層であるシート10とシート12との間に吸収体Cの境界に沿って延伸する封止外部ラインを形成するための、上述した側方長尺部分および端部長尺部分に加えて、接着剤層14はさらに、複数の長尺部分14cを有する。長尺部分14cは、互いに分離して配置され(例えば、最小で1mmから最大で30mmの範囲内の距離だけ分離している)、層10と層12とを、孔または井戸16が設けられている領域において、結合するべく延伸している。
接着剤層14は、安定した、非水溶性の接着剤から成り、例えば通常は、熱溶解性接着剤から形成される。長尺部分14c(本明細書では、連続的な長尺部分として説明されているが、複数の別個の延伸部分を含むとしてもよい)が互いから離れて配置されているのは、層12によって被覆されている孔または井戸16の開口部分が、接着剤によってふさがれてしまわないようにすることを目的とする。例えば、長尺状部分14c間の距離を上述した値に設定すると、孔または井戸16の開口部分の形状および寸法に応じて、孔または井戸16の開口表面は、全表面の3分の1から全表面まで(すなわち、33%から100%)の範囲内の割合について、接着剤14cを設けずにすむ。
ここで説明する構成は、吸収体Cの主な延伸方向に配向している接着剤の長尺状部分14cが設けられており、所望の効果を達成できる(孔または井戸16の開口部分を完全に被覆することなく、層10と層12との接続を分散させる)さまざまな解決方法候補のうちの1つに過ぎない。
同様の効果は、例えば、図3に図示されている長尺状部分14cのように「長手方向」ではなく、吸収体Cに対して正確に直交する方向(すなわち、横手方向)に延伸する、接着剤の長尺状部分を設けることによって得ることができる。
その他の代替的な解決方法によると、吸収体Cに対して斜めの方向に延伸する接着剤の長尺状部分を考案することも可能であり、または、ジグザグ方向に従って延伸する接着剤の長尺状部分としてもよいし、または、孔または井戸16の開口部分の経路を少なくとも局所的に再生するひし形の形状または経路等を始めとするさまざまな形状で塗布される接着剤は連続的または断続的に形成されるとしてもよい。
再度言及すると、接着剤層14(形状はどのようなものであってもよい)の分布面は、吸収体Cの展開面上において不均一であってよい。このような構成とすることによって、吸収体Cには、ユーザの体に対する生体構造上の密着度を改善するべく、領域毎に異なる柔軟性および/または変形性が与えられる。
ここで一例として説明される構成は(接着剤の長尺状部分14cは吸収体Cの主な延伸方向に配向されていること)、以下に記載する少なくとも2つの理由から、現時点において好まれている。
このような構成とすることによって、一般的なチャネル状の構成にしたがって、吸収体Cを横方向に屈曲させることができる(または、少なくとも、当該方向における屈曲を顕著に妨げない)。このような構成とすることによって、より容易に流体を取り込むと共に閉じ込めることができるので、吸収体Cおよび吸収体Cを備える物品の生体構造上の適応性という観点から見て、同様に、より高い効果を奏することが分かる。
層10と層12との間の遷移領域または界面領域において、中央部分(貯留部分)から吸収体Cの端部へ向かう液体の分散チャネルが構築される。
層12は、滑らかにしておくことが好ましい(層10の側方長尺状部分10aおよび端部長尺状部分10bとの接着剤による結合を容易にするための)側方帯状部分12aおよび端部帯状部分12bを有することに加えて、コンプライアンス特性を持つ層である。
このような特性は、層12を形成するシート材料に元々備わっている特性であってよい。
しかし、このような特性は、当該シート材料に、当該特性を与えるか、または当該特性を高めるような処理を施すことによって得られる場合が多い。
このような効果は、一の可能な実施形態によると、トップシート12の中央部分、つまり帯状部分12aおよび12b以外の部分に対して、「活性化」動作を実行することによって得られる。ここで、「活性化」とは、吸収体Cに対して横方向(つまり、接着部分14cのラインに対して横方向)に層12の不織布の繊維間の接続を弱める/壊すための処理である。
「活性化」という用語は、対応する処理が通常は、弾性が与えられた不織布材料を「活性化」、つまり、より容易に弾性的に拡張可能とするべく実行されるということから利用されている。
上述の中央部分に対応する領域においてシート12にコンプライアンス特性を与える等のその他の処理の内容は、当業者であれば十分に想到する範囲内である。例えば、層12の材料に対して、吸収体Cに対して横方向および/または長手方向に(マイクロ)プリーツ加工処理を実行するとしてもよい。
このため、添付図面のうち図4から図8で図示している部分12cの一般的なプリーツパターンは、コンプライアンス特性を付与するための様相を具体的に説明しているのではなく、コンプライアンス特性を比喩的に表現したものと解釈されるべきである。
採用される具体的な解決方法は何であっても、層12は、層12と下層10とが接着剤の長尺状部分14cによって接着剤で接続されていない領域である、部分12cに対応する領域では、孔または井戸16の開口部分に対して逆の方向に変形可能である。
この定量的データに基づいて結合特性を求めたいわけではないが、部分12cについて推奨されるコンプライアンスの程度は、集合体18の推力に降伏して、部分12cは、初期値に対して約1.5:1から約3:1の比率で線形延長する程度となる。つまり、集合体18の推力に降伏して、部分12cが、層12の隣り合う領域に比べて2倍または3倍まで拡張可能である。
このように上層12が変形できる点は、体液を徐々に吸収した結果、それぞれの孔16が完全に充填されて、孔16の開口端縁を越えて超吸収性材料18の集合体が拡張する(図5で点線によって概略的に図示している)場合に、層12が変形できるように設計されている。
接着剤14の長尺状部分14c(または、一般的には、断続的な部分)は、前述した超吸収性材料18の集合体が自由に拡張できるように正確に設計される。集合体18は、層10および12のうち少なくとも一方の層または好ましくは両方の層を通過して吸収体Cに浸透する液体を吸収して膨張することによって、それぞれの孔または井戸16を完全にまたは略完全に充填すると、接着剤14にはさらなる変形を止める大きな障害はなく、層12を圧迫するようになる。
超吸収性材料18の集合体は層12を圧迫し、コンプライアンス領域12cがあるために、層12は集合体18の推力に降伏する。超吸収性材料の集合体18の拡張現象(および、流体の吸収)はこのため、以下のような形態を取り得る。
「第1レベル」では、それぞれの孔または井戸16を充填する。
「第2レベル」では、それぞれの孔または井戸16の開口端縁を越えて集合体18がさらに拡張する。
既に上述したように、水溶性接着剤の利用は、吸収体Cが乾燥状態にある限り、孔または井戸16が閉じた状態を維持するためである。特に(超吸収性材料18の集合体を留める接着剤20を塗布する際に通常は同時に)、水溶性接着剤から成る別の部分20aを、吸収体Cの長手方向に隣り合う孔または井戸16を互いから分離する「橋状」部分に塗布するとしてよい。この構成については図3を参照されたい。
図6の断面図を参照するとより分かりやすいと思われるが、吸収体Cが乾燥状態にある限り(つまり、体液の吸収が始まる前は)、孔または井戸16を被覆している層12の部分が実質的に孔または井戸16を閉じており、このため、内部に設けられている超吸収性材料18の集合体と同様に、孔または井戸16は以下のような状態にある。
接着剤の長尺状部分14c(永続的に存在)によって吸収体Cの横方向に隣り合う孔または井戸16から分離されている。
接着剤部分20a(水溶性のため一時的に存在するのみ)によって吸収体Cの長手方向に隣り合う孔または井戸16から分離されている。
吸収体Cが流体を吸収し始めると、水溶性の接着剤部分20aは接着力を失う。そして層12は、接着剤部分20a(図7を参照)によって2つの層10および層12が互いに接続されていた箇所において、層10から離れ出す。このように離れるのは、拡張する超吸収性材料18の推力が原因である。このように、拡張の「第2レベル」において、超吸収性材料の集合体18(拡張の「第1レベル」では、孔16の内部に格納されている)は、吸収体Cの長手方向で隣り合う孔16にまであふれてしまう可能性があり、図8においてより分かりやすく図示されているように、かなりの程度であふれてしまう。
一例を挙げると、上述した2段階拡張メカニズムによると、超吸収性材料の集合体が拡張する程度は、超吸収性材料の総拡張体積を理想的に100とすると、拡張のうち約70〜90%が「第1レベル」で達成されて(つまり、孔または井戸16内にある)、接着剤部分20aによって与えられる結合が失われた後で、残りの30〜10%は拡張の「第2レベル」で達成される。
ここで以下のように考えられる。
まず、孔または井戸16が、六角形状のセルから成る密度の高いハニカム構造として得られる場合には、超吸収性材料18の集合体が完全に拡張すると、吸収体Cの体積は、体積を吸収した超吸収性材料によって(側方帯状部分および端部帯状部分を除いて)略一体的に形成される。
また、第2レベルにおいて体液が吸収されている際、集合体18はそれぞれの孔または井戸16に固定されたままである。このため、互いに対して崩れ落ちることはなく(例えば、股部分の吸収体Cの中心において、望ましくない方法で、重力によって累積される)、体液に対して露出度が高いままであるので、ゲルブロック現象の開始を最低限に抑える。
図9は、上述した吸収体Cを製造するためのさまざまな動作の実行順序を示す概略図である。
具体的に説明すると、参照番号100は、滑らかな材料(例えば、約10〜30g/mの材料から形成される不織布)のシートに基づいて、孔または井戸16の形成工程が実行されるワークステーションを指す。このため、当該シートは、形成用の型の上を通過させられる。形成用の型は基本的に、孔または井戸16の開口端縁を生成する形状(例えば、六角形状)を持つ開口を備えたメッシュ102によって構成されている。
シート材料10は、パンチ部分を備える押圧ローラ104によって、上述した形成用メッシュ102に対して押し当てられる。押圧ローラ104のパンチ部分は、シート材料10をメッシュ102の孔に入れ込んで、孔または井戸16を形成する。この形成工程は、シート材料10およびローラ104とは反対側のメッシュ102の面に、吸引源106によって大気圧以下の圧力が形成されることによって、容易となる。
型102において孔16の深さ(例えば、10mm)を形成することによって、孔または井戸16を正確な形状で作成することができ、シート材料10(長手方向および横手方向における引っ張り強さが非等方性を持ち得る)が破れてしまったり、または、穴が開いてしまったりという望ましくない事態が避けられる。特に、多角形状、例えば、六角形状が穴16に与えられる場合には、この効果が得られる。
このようにして形成される蜂の巣状の層10は、ステーション114に進められる。ステーション114では、孔または井戸16内に、水溶性接着剤20の集合体が公知の方法で注ぎ込む。さらにステーション114では、公知の方法で、接着剤部分20aを堆積させる。
さらに図9を参照しつつ説明すると、参照番号108は、超吸収性材料18の集合体を孔16内で測定するワークステーションを指している。好ましい方法によると、分配ステーション108は、粉末化した超吸収性材料を含み、分配「車輪」112と協働する振動型分配器として機能する容器またはタンク110を有している。分配「車輪」112は基本的には、太鼓状のもので、外面には、シート材料10に形成される孔または井戸16の分布と同様のパターンで分布している分配孔が設けられている。
粉末化された超吸収性材料を分配ローラ112に搭載して、穴または井戸16に超吸収性材料を分配することは、空気圧式機構を用いて実行されるのが好ましい。
具体的には、分配ローラ112の外面の回転経路は、容器110を向いて分配ローラ112の孔が配置されている搭載領域において、分配ローラ112の孔を、大気圧以下の圧力にして、容器110から超吸収性材料を吸着して充填することを考慮している。
孔において大気圧以下の圧力の状態を維持することによって、抑制長尺状部分115を用いてもよいが、超吸収性材料が分配ローラの孔から出てこないようにする。
ローラ112が回転動作した結果、既に超吸収性材料が搭載された孔が下向きになると、つまりシート材料10の方を向くと、ローラ112内から空気が噴出されて、孔から、粉末化された超吸収性材料が放出され、シート材料10の孔または井戸16に堆積される。
再度ローラ112が回転した結果、孔にある超吸収性材料が放出された後であれば、孔は上側に戻って、容器またはタンク110と向かい合うような位置に再度到達する。このような容器110への戻り動作において、孔をイオン化空気および加熱空気の流動によって清掃して、汚染を防ぐ。
測定用ローラ112に通常付随して、軸方向および接線方向の両方向において動作する封止素子が設けられる。封止素子は、粉末化された超吸収性材料が分散しないようにすると共に、孔または井戸16の堆積領域を超えて引き込まれないようにする。軸方向の封止素子は、上側に設けられている容器110の垂直方向の肩部分の上に設けられる加圧スロットによって構成されるとしてよく、漏れ出し得る粒子を捉えるための吸着孔を追加で設けるとしてもよい。接線方向の封止素子は、分配ローラの外面に関してドクターブレードとして実質的に機能するスクレーパー素子によって構成されるのが好ましい。このようなスクレーパー素子は、漏れ出し得る超吸収性材料の粉末粒子を集めるべく、空気を噴出させ、吸着孔を有するとしてよい。
参照番号116は、上側シート材料12のいわゆる「活性化」処理を実行するワークステーションを指し示す。「活性化」処理は、超吸収性材料18の集合体によって与えられる推力の影響下で上層12にコンプライアンスを持たせて、「第2レベル」で集合体18が拡張できるようにするためのものである。
公知の技術によると、ステーション116は、互いに補完し合う周方向の溝を持つ2つの二重反転ローラを有する。これらの溝は、両者間で層12の材料を保持して、所望の「活性化」処理を実現させるべく高精度に調節され得る間隔または間隙に互いに係合している。上述したローラのうち少なくとも1つは、層12の活性化は、側方帯状部分12aおよび端部帯状部分12b(図3を参照のこと)に対応する領域には実行されないように、端部に帯状の滑らかな部分を持ち、溝が断続している部分を有する。そのような領域では、層12の材料は最初の靭性を残したままとするのが望ましい。ステーション116は通常さらに、シート材料12に対して長手方向に引張り力を加える。
参照番号118および120は、公知の種類の接着剤(例えば、熱溶解性の接着剤)を塗布して、接着剤部分14a、14b、および14cを層10および12に設けるための2つのステーションを指し示している。
シート材料10および12の2つの層に対して別々に動作する2つのワークステーションを用意するのは、そのこと自体、必須ではない。接着剤14は、後で共に接合し合うことを考慮して、これら2つの層のうち一方のみのシート材料に塗布されるとしてもよい。図9および図10は、好ましい実施形態を示す図であって、ステーション118が、下層10に対して外部に側方長尺状部分114aおよび端部長尺状部分14bを塗布して、ユニット120が、層12のシート材料に長尺状部分14cを塗布する。
言うまでもなく、接着剤の塗布方法は、必要に応じて、特に吸収体Cの全体的な形状が変更されると、変更することができる。これは、水溶性接着剤についても同様で、例えば、部分20aは(本明細書で仮定されているように、ステーション114で塗布されることに代えて)長尺状部分14cと同時に塗布されるとしてもよい。
2つの層10および12は、接着剤14の層が塗布されると、互いに重ね合わせられて、押圧ステーション126(例えば、ローラ型押圧ステーション)へ渡される。押圧ステーション126は、接着剤の長尺状部分14a、14b、および14cに対応する領域において、層10および12を互いに押し付け合う。こうして、接着剤の長尺状部分14a、14b、および14cは凝固して、2つの層10および12を接合して、吸収体Cに最終的な密着性を与える。
そして、このように得られた半製品が、分割ステーション128に進められる。分割ステーション128では、この時点では互いに接合されている複数の吸収体Cを分割する。つまり、接着剤の長尺状部分14bによって互いに接合されている端部領域10bおよび12bを処理して、個々の吸収体Cを得る。
図10(図9を参照して既に説明したデバイスおよび構成要素と同一または均等なものについては、同じ参照番号を付与している)は、特定の好ましい実施形態において、前述した処理ステーションの大半の部分が回転式構造200の周囲にどのように配置されるのが好ましいかを示す図である。回転式構造200は、車輪またはローラに非常に類似しており、その外面は、層10を構成するシート用、そして層12用の屈曲経路を定めている。当該外面は、形状が整えられた層10に対して押し当てられて、孔または井戸16を形成し、超吸収性材料18の集合体が充填され、最終的には層10と層12とを接合することによって半製品を製造する経路である。
利点として挙げられるのは、回転式構造200を構成している車輪またはローラは、孔または井戸16と相補的な孔が外面に設けられており、屈曲経路の伸張に応じて圧力が異なるレベルに設定され得る1以上の孔を内部に有する。
このように、回転式構造200の外面は、孔または井戸16を形成するための孔が設けられた型(図9に示す型102)の役割を果たすことができると共に、層10(後に層12に接合される)をしっかりと保持することができる。このように、最終的な複合製品(ステーション126で得られるもので、接着剤層14をその間に介在させつつシート材料12の層をシート材料10の層に対して押し当てるローラによって実質的に構成される)が、参照番号130で指し示されているように、孔または井戸16を回転式構造200の外面の孔から取り外すことによって、回転式構造200の表面から分離されるまでは、孔または井戸16が回転式構造200の外面の孔に係合し続けている。
言うまでもなく、本発明の原理の権利を侵害することなく、詳細な構成および実施形態を、本明細書で本発明を限定することなく例示するために説明した内容から、請求項によって定められる本発明の範囲を逸脱することなく、大きく変更するとしてよい。これは特に、しかし以下のケースに限定されるわけではないが、本明細書で説明する解決方法を再現して、本明細書で記載および説明した種類の吸収体を多数重ねて構成され、吸収特性が異なる(例えば、時間が経過するにつれて吸収がより早くなったりより遅くなったりする)超吸収性材料を有する多重型吸収体Cを得る可能性について、当てはまる文言である。このような多重型吸収体は、本明細書に記載したものと同様の層10であって、蜂の巣構造を利用しており、層10の両面に超吸収性材料を入れる孔を設けている層10(必要であれば、対向する面において吸収特性を異ならせる)を設けて、さらに、本明細書で説明した種類の層12を層10の2つの対向する表面に形成された孔を被覆するように2つ設けることによって簡単に構成され得る。

Claims (54)

  1. 衛生物品において体液を吸収する吸収体であって、
    それぞれ開口部分を持つ中空部分(16)のアレイを有する、第1のシート材料層(10)と、
    前記中空部分(16)内に配置されており、体液を吸収することによって拡張可能な超吸収性材料の集合体(18)と、
    前記第1のシート材料層(10)に設けられており、前記中空部分(16)の前記開口部分を被覆している、第2のシート材料層(12)と
    を備え、
    前記第1のシート材料層および前記第2のシート材料層(10、12)のうち少なくとも1つは、体液に対して浸透性を有し、前記体液を前記中空部分(16)へと浸透させて、前記中空部分(16)内で拡張する前記超吸収性材料の前記集合体(18)に吸収させており、
    前記第2のシート材料層(12)が、前記中空部分(16)の前記開口部分に対応する領域においてコンプライアンスを有することにより、前記中空部分(16)を超えて前記超吸収性材料の前記集合体(18)がさらに拡張可能となる
    吸収体。
  2. 前記第1のシート材料層(10)および前記第2のシート材料層(12)は、接着部分(14c)によって互いに結合されており、前記接着部分(14c)は、前記中空部分(16)の前記開口部分を少なくとも部分的に開放状態としておく
    請求項1に記載の吸収体。
  3. 前記接着部分(14c)は、前記中空部分(16)の前記開口部分の領域のうち33%から100%の範囲内の割合で、前記開口部分を開放状態としておく
    請求項2に記載の吸収体。
  4. 前記第1のシート材料層および前記第2のシート材料層(10、12)の両方は、前記体液に対して浸透性を有する
    請求項1から3のうちいずれか一項に記載の吸収体。
  5. 前記第1のシート材料層(10)では、境界の少なくとも一部(10a、10b)に対応する領域において、前記中空部分(16)が設けられていない
    請求項1から4のうちいずれか一項に記載の吸収体。
  6. 前記中空部分(16)は、前記第1のシート材料層(10)において、連続的なアレイを形成している
    請求項1から5のうちいずれか一項に記載の吸収体。
  7. 前記中空部分は、均一なアレイを定めている
    請求項1から6のうちいずれか一項に記載の吸収体。
  8. 前記中空部分は、形状が六角形であって、前記アレイはハニカム構造を持つ
    請求項1から7のうちいずれか一項に記載の吸収体。
  9. 前記第1のシート材料層(10)および前記第2のシート材料層(12)のうち少なくとも一方の層、好ましくは両方の層が、不織布によって形成されている
    請求項1から8のうちいずれか一項に記載の吸収体。
  10. 前記第1のシート材料層の前記中空部分(16)の前記開口部分に対応する領域において少なくとも、前記第2のシート材料層(12)は、前記第2のシート材料層(12)の隣り合う領域よりも高いコンプライアンス特性を持つ領域(12c)を有する
    請求項1から9のうちいずれか一項に記載の吸収体。
  11. より高いコンプライアンス特性を持つ前記領域(12c)は、弱体化した領域またはプリーツ加工が施された領域である
    請求項10に記載の吸収体。
  12. より高いコンプライアンス特性を持つ前記領域(12c)は、前記第2のシート材料層(12)の前記隣り合う領域に比べて、1.5倍から3倍の拡張能力を持つ
    請求項10または11に記載の吸収体。
  13. 前記第2のシート材料層(12)では、境界の少なくとも一部分(12a、12b)に対応する領域において、より高いコンプライアンス特性を持つ前記領域(12c)が設けられていない
    請求項10から12のうちいずれか一項に記載の吸収体。
  14. 前記中空部分(16)に対応する領域において少なくとも、前記接着部分(14c)は長尺形状を持つ
    請求項2に記載の吸収体。
  15. 長尺形状の前記接着部分(14c)は、前記吸収体(C)に対して長手方向に延伸している
    請求項14に記載の吸収体。
  16. 長尺形状の前記接着部分(14c)は、間隙によって互いから離間している
    請求項14または15に記載の吸収体。
  17. 前記間隙は、幅が1mmから30mmの間である
    請求項16に記載の吸収体。
  18. 前記接着部分(14c)は、熱溶解性接着剤によって形成されている
    請求項2に記載の吸収体。
  19. 前記超吸収性材料の前記集合体(18)は、前記体液で溶解可能な水溶性接着剤(20)によって前記中空部分(16)内に固定されている
    請求項1から18のうちいずれか一項に記載の吸収体。
  20. 前記第1のシート材料層および前記第2のシート材料層(10、12)を結合して、互いに隣り合う前記中空部分(16)を互いから分離する水溶性接着部分(20a)
    を備え、
    前記水溶性接着部分(20a)は、前記体液によって溶解可能で、前記中空部分(16)を超えて前記超吸収性材料の前記集合体(18)をさらに拡張可能とする
    請求項1から19のうちいずれか一項に記載の吸収体。
  21. 前記第1のシート材料層および前記第2のシート材料層(10、12)は、安定した接着部分(14c)と、前記水溶性接着部分(20a)とによって互いに結合されており、前記安定した接着部分(14c)は、前記中空部分(16)の前記開口部分を少なくとも部分的に開放状態としている
    請求項2および20に記載の吸収体。
  22. 前記超吸収性材料の前記集合体(18)は、前記吸収体の領域によって量を異ならせて分配されている
    請求項1から21のうちいずれか一項に記載の吸収体。
  23. 体液を吸収すると、前記超吸収性材料の前記集合体(18)は、
    前記中空部分(16)内で、総拡張体積の70%から90%まで拡張して、
    前記中空部分(16)を超えて、前記総拡張体積の残りの30%から10%だけ拡張する
    請求項1から22のうちいずれか一項に記載の吸収体。
  24. 互いに対向する面の両方において、それぞれ開口部分を有する中空部分(16)のアレイを複数有する、一の前記第1のシート材料層(10)と、
    前記第1のシート材料層(10)の前記対向する面に、前記中空部分(16)の前記開口部分を被覆するように設けられる、一対の前記第2のシート材料層(12)と
    を備え、
    前記中空部分(16)は、体液を吸収することによって拡張可能な超吸収性材料の集合体(18)を持つ
    請求項1から23のうちいずれか一項に記載の吸収体。
  25. 前記中空部分(16)には、前記第1のシート材料層(10)の2つの前記対向する面について、体液の吸収特性を互いに異ならせて、超吸収性材料の前記集合体(18)を設ける
    請求項24に記載の吸収体。
  26. 請求項1から25のうちいずれか一項に記載の吸収体を1つ備える衛生物品。
  27. 請求項1から25のうちいずれか一項に記載の吸収体を複数備える衛生物品。
  28. 前記複数の吸収体は、互いに、吸収特性が異なっている
    請求項27に記載の衛生物品。
  29. 衛生物品において体液を吸収する吸収要素を製造する方法であって、
    それぞれ開口部分を持つ中空部分(16)のアレイを有する、シート材料から形成される第1の層を準備する(100)段階と、
    体液を吸収することによって拡張可能な超吸収性材料の集合体(18)を前記中空部分(16)内に配置する(108)段階と、
    前記シート材料から形成される前記第1の層(10)の前記中空部分(16)の前記開口部分を被覆する、前記中空部分(16)の前記開口部分に対応する領域においてコンプライアンスを有することにより、前記中空部分(16)を超えて前記超吸収性材料の前記集合体(18)をさらに拡張可能にする、シート材料から形成される第2の層(12)を設ける段階と、
    体液を前記中空部分(16)へと浸透させて、前記中空部分(16)内で拡張する前記超吸収性材料の前記集合体(18)に吸収させるべく、前記シート材料から形成される前記第1の層および前記第2の層のうち少なくとも1つとして、前記体液に対して浸透性を有するシート材料から形成される層(10、12)を利用する段階と、
    を備える方法。
  30. 前記シート材料から形成される前記第1の層(10)および前記第2の層(12)を、前記中空部分(16)の前記開口部分を少なくとも部分的に開放状態としておく接着部分(14c)によって互いに結合する段階
    を備える請求項29に記載の方法。
  31. 前記中空部分(16)の前記開口部分の領域のうち33%から100%の範囲内の割合で、前記開口部分を開放状態としておく段階
    を備える請求項30に記載の方法。
  32. 前記第1のシート材料層および前記第2のシート材料層(10、12)の両方として、前記体液に対して浸透性を有する材料を利用する段階
    を備える請求項29から31のうちいずれか一項に記載の方法。
  33. 前記第1のシート材料層(10)では、境界の少なくとも一部(10a、10b)に対応する領域において、前記中空部分(16)を設けない段階
    を備える請求項29から32のうちいずれか一項に記載の方法。
  34. 前記中空部分(16)は、前記第1のシート材料層(10)において、連続的なアレイを形成している
    請求項29から33のうちいずれか一項に記載の方法。
  35. 前記中空部分は、均一なアレイを定めている
    請求項29から34のうちいずれか一項に記載の方法。
  36. 前記中空部分は、形状が六角形であって、前記アレイはハニカム構造を持つ
    請求項29から35のうちいずれか一項に記載の方法。
  37. 前記第1のシート材料層(10)および前記第2のシート材料層(12)のうち少なくとも一方の層、好ましくは両方の層として、不織布を利用する段階
    を備える請求項29から36のうちいずれか一項に記載の方法。
  38. 前記第1のシート材料層の前記中空部分(16)の前記開口部分に対応する領域において少なくとも、前記第2のシート材料層(12)には、前記第2のシート材料層(12)の隣り合う領域よりも高いコンプライアンス特性を持つ領域(12c)を設ける段階
    を備える請求項29から37のうちいずれか一項に記載の方法。
  39. 弱体化処理またはプリーツ加工処理によって、より高いコンプライアンス特性を持つ前記領域(12c)を形成する段階
    を備える請求項38に記載の方法。
  40. 前記第2のシート材料層(12)の前記隣り合う領域に比べて、1.5倍から3倍の拡張能力を持つ、より高いコンプライアンス特性を持つ前記領域(12c)を形成する段階
    を備える請求項38または39に記載の方法。
  41. 前記第2のシート材料層(12)では、境界の少なくとも一部分(12a、12b)に対応する領域において、より高いコンプライアンス特性を持つ前記領域(12c)を設けない段階
    を備える請求項38から40のうちいずれか一項に記載の方法。
  42. 前記中空部分(16)に対応する領域において少なくとも、長尺形状を持つ前記接着部分(14c)を形成する段階
    を備える請求項30に記載の方法。
  43. 前記中空部分(16)に対応する領域において少なくとも、前記吸収体(C)に対して長手方向に延伸している長尺形状の前記接着部分(14c)を形成する段階
    を備える請求項42に記載の方法。
  44. 前記中空部分(16)に対応する領域において少なくとも、間隙によって互いから離間している長尺形状の前記接着部分(14c)を形成する段階
    を備える請求項42または43に記載の方法。
  45. 前記間隙は、幅が1mmから30mmの間である
    請求項44に記載の方法。
  46. 前記接着部分(14c)は、熱溶解性接着剤によって形成されている
    請求項30に記載の方法。
  47. 前記超吸収性材料の前記集合体(18)を、前記体液で溶解可能な水溶性接着剤(20)によって前記中空部分(16)内に固定する段階
    を備える請求項29から46のうちいずれか一項に記載の方法。
  48. 互いに隣り合う前記中空部分(16)を互いから分離する水溶性接着部分(20a)によって、前記第1のシート材料層および前記第2のシート材料層(10、12)を結合する段階
    を備え、
    前記水溶性接着部分(20a)は、前記体液によって溶解可能で、前記中空部分(16)を超えて前記超吸収性材料の前記集合体(18)をさらに拡張可能とする
    請求項29から47のうちいずれか一項に記載の方法。
  49. 前記第1のシート材料層(10)および前記第2のシート材料層(12)を、安定した接着部分(14c)と、前記水溶性接着部分(20a)とによって互いに結合する段階
    を備え、
    前記安定した接着部分(14c)は、前記中空部分(16)の前記開口部分を少なくとも部分的に開放状態としている
    請求項30および48に記載の方法。
  50. 前記吸収体の領域によって量を異ならせて、前記超吸収性材料の前記集合体(18)を分配する段階
    を備える請求項29から49のうちいずれか一項に記載の方法。
  51. 体液を吸収すると、前記超吸収性材料の前記集合体(18)は、
    前記中空部分(16)内で、総拡張体積の70%から90%まで拡張して、
    前記中空部分(16)を超えて、前記総拡張体積の残りの30%から10%だけ拡張する
    請求項29から50のうちいずれか一項に記載の方法。
  52. 互いに対向する面の両方において、それぞれ開口部分を有する中空部分(16)のアレイを複数有する、一の前記第1のシート材料層(10)を準備する段階と、
    体液を吸収することによって拡張可能な超吸収性材料の集合体(18)を、前記中空部分(16)に配置する段階と、
    前記第1のシート材料層(10)の前記対向する面に、前記中空部分(16)の前記開口部分を被覆するように、一対の前記第2のシート材料層(12)を設ける段階と
    を備える請求項29から51のうちいずれか一項に記載の方法。
  53. 前記中空部分(16)に、前記第1のシート材料層(10)の2つの前記対向する面について、体液の吸収特性を互いに異ならせた超吸収性材料を設ける段階
    を備える請求項52に記載の方法。
  54. 少なくとも、前記第1のシート材料層(10)内にそれぞれ開口部分を持つ中空部分(16)のアレイを準備する段階と、前記中空部分(16)に前記超吸収性材料の前記集合体(18)を配置する段階と、前記第1のシート材料層(10)上に前記第2のシート材料層(12)を設ける(126)段階とが、前記第1のシート材料層(10)を引き込むための回転式構造(200)の周囲に設けられるワークステーション(100、108、126)において実行される
    請求項29から53のうちいずれか一項に記載の方法。
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