JP2010519109A5

JP2010519109A5 -

Info

Publication number: JP2010519109A5
Application number: JP2009550222A
Authority: JP
Filing date: 2008-01-23
Publication date: 2011-01-13
Anticipated expiration: 2028-01-23

Claims

スタンドユニット（３）と、該スタンドユニット（３）に旋回軸（Ｂ）により連結されている座席フレーム（１０）と、該座席フレーム（１０）に取り付けられて衝突発生時または誤使用時に座席フレーム（１０）にトルクを作用させる背もたれ（２０）とを備えている車両座席（１）において、
前記スタンドユニット（３）に設けられた第１キャッチ部分（３１；１３１）と前記座席フレーム（１０）に設けられた第２キャッチ部分（３２；１３２）とが、通常時に相互作用することなく相互に離間しているとともに衝突発生時または誤使用時に相互に接近して相互作用することにより力の流れの追加的な経路を形成するように設計されていることを特徴とする車両座席（１）。
前記座席フレーム（１０）が、傾斜調整取り付け具（１２）を有する直線状調整器または歯車装置により前記スタンドユニット（３）に対する傾斜を調整されるように設計されていることを特徴とする請求項１に記載の車両座席（１）。
前記座席フレーム（１０）が、前記スタンドユニット（３）に対して直接連結されているとともに、前記スタンドユニット（３）に対してトリプルジョイント機構により関節式に接続されていることを特徴とする請求項１または請求項２に記載の車両座席（１）。
前記トリプルジョイント機構を構成する傾斜調整取り付け具（１２）が、前記座席フレーム（１０）またはスタンドユニット（３）とトリプルジョイント機構のリンク部材（１４）との間で作動するように設計されていることを特徴とする請求項２または請求項３に記載の車両座席（１）。
前記背もたれ（２０）が、前記座席フレーム（１０）または座席フレーム（１０）に締結された背もたれアダプタ部材（１６）に対して背もたれ取り付け具（２２）により旋回自在に取り付けられていることを特徴とする請求項１乃至請求項４のいずれか一つに記載の車両座席（１）。
前記傾斜調整取り付け具（１２）及び／又は背もたれ取り付け具（２２）が、構造的にディスク状ユニットを形成し、
及び／又は、
前記傾斜調整取り付け具（１２）及び／又は背もたれ取り付け具（２２）が、自動ロック偏心遊星歯車装置を用いてラッチ式取り付け具またはギア式取り付け具として構成されていることを特徴とする請求項１乃至請求項５のいずれか一つに記載の車両座席（１）。
シザース型スタンドユニットとして形成されたスタンドユニット（３）が、下側フレーム（５）と、該下側フレーム（５）の上側に配置される上側フレーム（７）と、前記下側フレーム（５）に対する上側フレーム（７）の高さを調整する相互に交差した少なくとも一対のロッカー部材（８）とを備えていることを特徴とする請求項１乃至請求項６のいずれか一つに記載の車両座席（１）。
前記第１キャッチ部分（１３１）および第２キャッチ部（１３２）が、衝突発生時に、力の流れの主方向に対して横方向に追加的に相互作用するように設計されていることを特徴とする請求項１乃至請求項７のいずれか一つに記載の車両座席（１）。
前記第１キャッチ部分（３１、１３１）および第２キャッチ部（３２、１３２）のうちの少なくとも一方が、前記衝突発生時に、力の流れの主方向に対して横方向で、第１キャッチ部分（３１、１３１）および第２キャッチ（３２、１３２）の他方に対して割り当てられたフレーム（７、１０）またはスタンドユニット（３）と相互作用するように設計されていることを特徴とする請求項１乃至請求項８のいずれか一つに記載の車両座席（１）。
前記第１キャッチ部分（１３１）および第２キャッチ部（１３２）のうち少なくとも一方が、力の流れの主方向に対して横方向に作動する側部固定手段（１３１ｂ）を有していることを特徴とする請求項１乃至請求項９のいずれか一つに記載の車両座席（１）。
前記第１キャッチ部分（３１、１３１）および第２キャッチ部（３２、１３２）のうちの少なくとも一方である第１キャッチ部分（３１；１３１）が、２つの屈曲部を有するキャッチフックまたはボルト（１３１ａ）として形成され、または、ボルトを有していることを特徴とする請求項１乃至請求項１０のいずれか一つに記載の車両座席（１）。
前記座席フレーム（１０）またはスタンドユニット（３）の材料が、細長い穴または他の開口部または受入部を有し、
前記細長い穴または他の開口部または受入部を縁取る座席フレーム（１０）またはスタンドユニット（３）の縁領域が、前記第１キャッチ部分（３１、１３１）および第２キャッチ部（３２、１３２）のうち第２キャッチ部分（３２；１３２）としての機能を果たしていることを特徴とする請求項１乃至請求項１１のいずれか一つに記載の車両座席（１）。
前記第１キャッチ部分（３１、１３１）および第２キャッチ部（３２、１３２）が、座席の長手方向における座席フレーム（１０）の中心またはその近傍に設けられた旋回軸（Ｂ）によるスタンドユニット（３）と座席フレーム（１０）との連結ポイントから離間配置されているとともに、前記座席フレーム（１０）およびスタンドユニット（３）の後端に設けられていることを特徴とする請求項１乃至請求項１２のいずれか一つに記載の車両座席（１）。