JP2010510095A - ブロー成形用金型 - Google Patents

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Abstract

ブロー成形機の生産能力を、ブロー成形機の金型キャビティ用の元の分割ラインを開閉する公称経路の方向で利用することができる空間を使用することによって、高めることができるようにするためのものであり、これによって、金型を開閉する公称経路の方向に平行に配置されることになる、金型キャビティ用の分割ラインのアッセンブリを増すことができるようになり、これを実現するために、ここに開示されているブロー成形用金型は、金型キャビティを構成している等しい側部及び中間の半割ブロックを連結して動かすことができる実施形態を組み込んで、隣接する金型キャビティの半割ブロックを開くのを助長する傾向のある力を無効化し、ブロー成形機の金型支持テーブルを閉じている状態に保つのに必要な圧縮力を変える必要を無くしている。
【選択図】 図10

Description

本説明は、プラスチック成形の技術分野に関する「ブロー成形用金型」に導入される進化に関し、より厳密には、市場に現存するブロー成形機の生産能力に大幅な向上を提供することを目指しながらも、元の構築特性を変えること無く、更にはブロー成形工程の通常の基準に何ら変更を加えることの無い、主に容器を生産することを目的とするプラスチックのブロー成形の技術分野に関する。
ここで提案する「ブロー成形用金型」は、従来型のブロー成形機の生産能力を、その中で利用できる空間を用いることによって向上させるという目標を達成しようとするものであり、より厳密には、従来型のブロー成形機の金型キャビティの分割ラインを開閉するための元の公称経路の方向で利用できる空間を用いて達成しようとするものである。
従来型のブロー成形機の生産性の向上は、金型キャビティラインの中で、金型を開閉するための元の公称経路の方向に平行に配置されることになるもののアッセンブリを改良する可能性によって達成され、その目的のために、ここで提案している「ブロー成形用金型」は、金型キャビティを構成している同じ側部と中間の半割ブロックとを連動して動かすことができるようにして、隣接する金型キャビティの半割ブロックの型開きを促進する傾向のある力を無効化する建設的構成を組み込んでおり、これは、ブロー成形機の金型支承テーブルに対して生じる圧縮力を変える必要無しに、金型キャビティの中に配置されたパリソンの内側のブローピンを通して導入される空気圧によって作り出される。
良く知られているように、ブロー成形機の作用は、基本的に、粒状の原材料で形成された熱可塑性プラスチック材料の押し出し成形を行い、パリソンとも呼ばれる、或る種のホースを形成する柔軟な製品を得て、このパリソンを、それが金型キャビティを構成している半割ブロックに包み込まれた後で、ブローピンを通してパリソンの中へと供給される空気圧によってパリソンを拡張させることのできる温度に加熱し、金型キャビティを構成している前記半割ブロックの中の掘り込み面の形状に沿わせ、そこで、前記半割ブロックに含まれている冷却システムによって凝固させて、生産しようとするブロー成形部品の最終形状を画定することに基づいている。
ブロー成形機の作用の基本概念に経時的に導入されてきた実施例の中には、金型キャビティの数、及びそれに伴うパリソン形成ヘッドの数及びブローピンの数の改良に関係し、機械の作動サイクル、即ち、金型を開いて金型キャビティを構成している半割ブロックを間隔の空いた状態にする段階と、金型支承テーブルをパリソン形成ヘッドの位置まで動かす段階と、金型キャビティを構成している間隔の空いた半割ブロックによってパリソンを包み込む段階と、金型を閉じて金型キャビティを構成している半割ブロックをパリソンの周囲に閉じる段階と、金型支承テーブルをブローピンが金型キャビティ内に配置されているパリソンの内側に受け入れられることになる位置まで動かす段階と、金型キャビティ内に配置されているパリソンの内側にブローを行う段階と、金型キャビティの半割ブロックの掘り込み面にパリソンを沿わせる段階と、金型キャビティ内側の形成された部品を冷却する段階と、金型キャビティ内側の形成された部品をトリミングする段階と、成形部品を最終的に抜き出す段階と、を含む機械の作動サイクルによって生産性を向上することを目指しているものがある。
他の実施例は、両金型支承テーブルの位置決め及びそれに伴うブローピンラインの位置決めに関しており、これらは1つの単一パリソン形成ヘッド上で反対に且つ同期して作動しているので、一方の金型支承テーブルの金型キャビティが、ヘッドによって形成されたばかりのパリソンを包み込んでいる間に、他方の金型支承テーブルは、金型キャビティの中に配置されているパリソンの内側に、対応するブローピンラインからブロー既にを受け入れており、従って、金型キャビティの中にパリソンを受け入れたばかりの金型支承テーブルがそのサイクルを終了する時間間隔の間に、反対の金型支持ターブルは、既に、成形された部品を引き出すところに進み、既に、ヘッドによって形成されている新しいパリソンを受け入れる位置にあり、実質的にブロー成形機の生産能力を倍増している。
パリソン成形ヘッドに関する金型キャビティの運動も、ブロー成形機の生産性を向上させることを目指している技術的解決策の目標になっているので、或る設備では、幾つかの金型支承テーブルは縦方向に動かすように設けられており、一方、他の金型支承テーブルは逆アーチを描いていて、例えば、パリソン供給速度を向上させることができるようになっている。
押し出し成形機に適用される実施形態も提供されており、生産される熱可塑性材料の容量又は多様性を最適化するものであり、目的は、例えば、同じ又は異なる材料によって形成された多層パリソンを、特別の容器に使用するために形成することであり、その用途は、製品及び/又は使用者保護問題によって、或いは美的理由及び容器の外部仕上げのために、確定される。
他の実施形態も、パリソン形成ヘッドの制御を予見しており、例えば、容器に新しい効果を作り出すことを目的として、パルス形態でパリソン形成ヘッドを提供することができるようにしている。
ブロー成形機のより優れた生産性を求めて、双金型とも呼ばれる幾つかの二重金型が作り出されており、そこでは、パリソンは、より高い及びより低い掘り込み面を有する金型キャビティの内側に設置されており、即ち、掘り込み面は鏡のように配置されているが、同じ面を有しており、この解決策は、生産性を向上させてはいるが、幾つかの不都合を呈しており、なぜならば、自身の重量による重力の影響でパリソンが延びることによって、金型キャビティの上部領域の容器は、金型キャビティの下部領域の容器のように重くないからであり、この効果を最小限に抑えるためにパリソンのプログラマーを使用する必要があり、更に、作業の順番の中で、一組のブローピンと切断バンドで喉部を較正することができないという別の大きな不都合を呈しており、そのために、その後の作業は、より低い品質で行わなければならなくなり、更に、この種の金型によって生産されるこの種の容器に制限を課すことになる。
どの様に多様な計画が意図されていても、押し出しブロー成形機としても知られている、市場に現存しているブロー成形機は、基本的に構成部品の運動によって異なっており、中でも我々が強調したいのは、直交軸座標(X、Y及びZ)に従って配置されている、振り子状、滑動的又は直線的な運動をする水平回転テーブル、垂直回転テーブル、平面テーブル、針を用いた連続的な又は蓄積された下方からのブロー、上方からのブロー、及び側方からのブローを行う押し出し成形機、及び1つより多くの押し出し成形機を用いた作業(同時押し出し)によって提供される運動であり、しかしながら、それらの全てにおいて、ブロー成形工程の基本概念は、常に維持されているわけで、即ち、プラスチック材料は、押し出し成形機に材料を供給する漏斗の中に投入され、押し出し成形機は、温度を上昇させることによって粒状プラスチック材料の状態を固体からペースト状に変化させ、それを、常に直線状に設けられていて、材料をパリソンに変化させるために配給する1つ又は複数のヘッドへと送り、このパリソンは、金型キャビティを形成している半割ブロックによって包み込まれるように配置されることになり、半割ブロックは、閉じられた後で、金型キャビティの中に配置されているパリソンの内側に、パリソンの内側に空気圧を導入するピン又はブロー用工作物を受け入れる位置に動かされ、パリソンを拡張させて金型キャビティの半割ブロックの掘り込み面に押し当て、そこには冷却手段が設けられているので、拡張したパリソンを凝固させ、金型の形状に形作り、余分な部分を取り除くためにトリミングし、その後、金型キャビティの半割ブロックは、生産された部品を取り出すために開かれる。
しかしながら、提案される解決策に関わらず、ブロー成形機の生産性の限界は、金型支承テーブルの運動性能と、慣性力の発生に直接関連しており、これらは金型の大きさを制限する傾向にあり、即ち、機械の大きさを越えて金型支承テーブルを動かすには物理的な限界が存在しており、その結果、解決策も制限されることになる。
従来型のブロー成形機の基本的な機能原理から、様々な改良が導入されたことが分かり、その結果、より良い自動化段階と生産能力を提供する技術的な進歩が実現されており、従って、現在の市場には多様な種類と能力を備えた機械があり、それらの機械は、押し出し成形機、パリソン形成ヘッド、ブローピン、金型、金型支承テーブル、トリマー、スタンパ、生産された部品及び他のものを取り出す手段などの多様な装置によって形成されており、それらの装置は、工程品質及び生産性を保証するための進歩した制御システムを用いて統制されている同期化運動を有している。
しかしながら、技術資源の広範囲な多様性及び当分野における技術の最新の状態にも関わらず、全ての既知のブロー成形機は、それらを通して少なくとも1つの共通の特徴、即ち、パリソンの配置に亘る金型の開閉の方向、を維持しており、即ち、金型キャビティの数及び位置を問わず、それら及びそれらのそれぞれのパリソンは、常に、金型を開閉する運動に対して、1つの単一の垂直なラインで継続的に配給されている。
本発明の基本原則
一方では、ブロー成形機は、通常、様々な大きさ及び形状を備えている部品を生産するように設計されており、従って、大きい寸法公差を有する開閉の公称経路を備えている金型支承テーブルを有しており、より小さい部品を生産するときには、この様な金型支承テーブルの開/閉の公称経路は、比較的小さく、而して、遊休公称経路容量を作り出しており、また、より小さい部品の生産では、金型支承テーブルを開閉するこの公称経路は、その寸法公差に近いか又は限界値上にある。
従って、金型支承テーブルを開閉するための公称経路容量に近いか又はその下限値の寸法を備えている部品が生産されている時には、金型を開閉するために必要な寸法は比較的小さく、従って、小さい部品を生産する時には従来型のブロー成形機では使用されない空間が、金型を開閉する方向に存在している。
従って、ここに提示する「ブロー成形用金型」の主な目的は、金型を開閉する方向への遊休公称経路容量の占有を提案することであり、基本的には、金型を開閉する方向に、平行に配置されることになる、より多数の金型キャビティの分割ラインを含んでいることにある。
ここに提示する「ブロー成形用金型」の別の目的は、生産される部品の厚さ又は直径の関数、即ち、ブロー成形機の元の金型の開閉の経路、金型の開閉の経路の方向における金型キャビティ壁の厚さ、及びより多数の金型キャビティラインの導入によってもたらされる金型開閉経路の量及び拡張量の関数として確定される或る量の金型キャビティの分割ラインを提供することである。
ここに提示する「ブロー成形用金型」の別の目的は、元の公称基準を保ちながら、厳密には、金型を開閉する公称経路の方向の金型支承テーブルの大きさと、約8kgf/cmであるブローの間に加えられる力よりも少なくとも僅かに高くなければならない金型キャビティを閉じるのに必要な力とによって確定される、パリソン形成ヘッドの量で金型キャビティ分割ラインの追加を制限して、ブロー成形用金型の生産能力を大幅に向上させることである。
ここに提示する「ブロー成形用金型」の別の目的は、金型を開閉する方向に平行に配置されている2つ又はそれ以上のパリソン形成ラインと、これも金型キャビティの分割ラインを開閉する方向に平行に配置されている2つ又はそれ以上のブローピンラインであって、望ましくは二対のブローラインであり、それぞれの対がヘッドのパリソン形成ラインの各側に配置されている、ブローピンラインと、が設けられている中心パリソン形成ヘッドを提供することである。
提案する「ブロー成形用金型」の別の目的は、ヘッドの各パリソン形成ラインで、且つブローピンの各ラインに関係付けて、金型キャビティの分割用の2つ又はそれ以上の平行なラインを提供することであり、これによって、ブロー成形機のそれぞれの全サイクルで、各金型に適用される実施内容に関わらず、2つ又はそれ以上の部品が生産されるようにすることである。
ここに提示する「ブロー成形用金型」の別の目的は、金型キャビティの分割ラインを、即ち、金型を開閉する方向に測定して、生産される容器の大きさと組み合わせて、ブロー成形機の大きさ及び金型キャビティの分割ラインを開閉する公称経路の寸法の関数として確定される、パリソン形成ラインとブローピンラインを、含むことができるようにすることである。
ここに提示する「ブロー成形用金型」の別の目的は、どの様な型式のブロー成形機においても、望ましくは複数の金型キャビティを有する平面テーブルを備えているブロー成形機において、金型キャビティの2つ又はそれ以上の分割ラインをアッセンブリできるようにすることであり、その際、金型を開閉する方向の大きい寸法公差によって、金型キャビティの中に配置されるパリソンの内側で発生する空気圧によって作り出される圧力を無効化するのに必要な金型キャビティを閉じる力は、変わらない。
ここに提案する「ブロー成形用金型」の別の目的は、ベローズ形の金型キャビティの側部及び中間の半割ブロックを同時に閉じることができるようにすることであり、そうすると、中間の金型キャビティに配置されているパリソンの内側に発生する空気圧によって作り出される力が無効になり、側部金型キャビティを閉じた状態に保ちさえすればよいことになる。
ここに提示する「ブロー成形用金型」は、基本的に及び本質的に、金型を開閉する方向に平行に配置されている金型キャビティの2つ又はそれ以上の分割ラインを備えており、各金型キャビティは、金型キャビティの2つの側部半割ブロックと、金型キャビティの2つ又はそれ以上の中間の半割ブロックから構成されており、金型キャビティの前記側部半割ブロックは、金型キャビティの同じ中間の半割ブロックに堅く連結されているので、金型キャビティの側部半割ブロックが閉じられる時に、金型キャビティの中間の半割ブロックも同時に閉じられることになる。
この実施形態の様に、金型キャビティ用の追加の分割ラインは、元のブロー成形機の金型を開閉するのと同じ方向に平行に且つ継続的に再生されるように、配置されることになる。
従って、金型キャビティの元の数は、ブロー成形機の元の寸法的特徴を変えること無く、金型開閉方向に測定して、金型用の公称開閉経路の寸法と、ブロー成形される部品の大きさとによって許される回数分、倍増させることができ、更に、金型キャビティ内に配置されるパリソンの内側に掛けられる空気圧を支持するように意図されている、金型キャビティの閉じる力を作り出す手段は、本解決策に制限を課すものではなく、何故なら、力の作用及び反作用の概念によって、金型キャビティの側部分割ラインを係止するために必要な力だけが必要となるからであり、金型キャビティ用の中間分割ラインは、平行であり、金型キャビティ用の前記配給側部ライン上に設計されていて、金型開閉方向に垂直な方向にその断面を加えていないからであり、即ち金型キャビティの中間ラインを開閉する力を作り出す手段が作用する方向には、互いにゼロになるので、通常の工程状態に何らかの変更を行う必要性を立証することはない。
従って、提案する「ブロー成形用金型」を適用すると、生産コストを大幅に節減することができ、何故なら、同じブロー成形機を使用することで、パリソンを形成し配置するのに適切なヘッドと、この目的に適切な大きさの金型を使用するだけで、大幅な生産性の向上を達成することができ、この開閉システムは、機械の型式及び製造される製品次第で、機械式、油圧式、空圧式、手動作業との組み合わせ、カーソル、スペーサ、ドラッガー、トランメル、楔、及びその他の様な異なる手段で実行することができ、前記運動は常に同期化されていなければならないので、金型キャビティの分割ラインは同時に開閉され、それは、機械コマンドによって行われる。
最新式の金型支承テーブルの側断面概略図を示しており、金型を開閉する方向に平行な面における、ブロー成形部品を生産するための作業サイクルの一例を示しており、金型は、その両半割ブロックが間隔を空けて配置され、パリソンがその間に配置されている。 最新式の金型支承テーブルの側断面概略図を示しており、金型を開閉する方向に平行な面における、ブロー成形部品を生産するための作業サイクルの一例を示しており、金型は、その両半割ブロックがパリソンを包み込んで閉じられている。 最新式の金型支承テーブルの側断面概略図を示しており、金型を開閉する方向に平行な面における、ブロー成形部品を生産するための作業サイクルの一例を示しており、金型は、その両半割ブロックが間隔を空けて配置された状態に再び開かれ、ブロー成形部品が示されている。 最新式の金型支承テーブルの斜視図で、単一の分割ラインを有する金型キャビティが設けられ、開位置にある状態を示している。 最新式の金型支承テーブルの斜視図で、単一の分割ラインを有する金型キャビティが設けられ、閉位置にある状態を示している。 金型支承テーブルの側断面の概略図を示しており、ここで提案する金型を開閉する方向に平行な面において、ブロー成形部品を生産するための作業サイクルの一例を示しており、各金型は、その両半割ブロックが間隔を空けて配置され、パリソンがそれらの間に配置されている。 金型支承テーブルの側断面の概略図を示しており、ここで提案する金型を開閉する方向に平行な面において、ブロー成形部品を生産するための作業サイクルの一例を示しており、各金型は、その両半割ブロックがパリソンを包み込んで閉じられている。 金型支承テーブルの側断面の概略図を示しており、ここで提案する金型を開閉する方向に平行な面において、ブロー成形部品を生産するための作業サイクルの一例を示しており、各金型は、その両半割ブロックが間隔を空けて配置された状態に再び開かれ、ブロー成形部品が示されている。 本発明の金型支承テーブルの斜視図で、一例として、2つの分割ラインを有する金型キャビティが設けられ、開位置にある状態を示している。 本発明の金型支承テーブルの斜視図で、一例として、2つの分割ラインを有する金型キャビティが設けられ、閉位置にある状態を示している。 本発明の代替的な実施形態の金型支承テーブルの正面斜視概略図で、一例として、2つの分割ラインを有する金型キャビティが設けられ、開位置にある状態を示している。 本発明の代替的な実施形態の金型支承テーブルの背面斜視概略図で、一例として、2つの分割ラインを有する金型キャビティが設けられ、閉位置にある状態を示している。 本発明の代替的な実施形態の金型支承テーブルの正面概略図で、一例として、2つの分割ラインを有する金型キャビティが設けられ、開位置にある状態を示している。 本発明の代替的な実施形態の金型支承テーブルの正面概略図で、一例として、2つの分割ラインを有する金型キャビティが設けられ、閉位置にある状態を示している。 本発明の代替的な実施形態の金型支承テーブルの背面概略図で、一例として、2つの分割ラインを有する金型キャビティが設けられ、開位置にある状態を示している。 本発明の代替的な実施形態の金型支承テーブルの背面概略図で、一例として、2つの分割ラインを有する金型キャビティが設けられ、閉位置にある状態を示している。 本発明の代替的な実施形態の金型支承テーブルの上面概略図で、一例として、2つの分割ラインを有する金型キャビティが設けられ、開位置にある状態を示している。 本発明の代替的な実施形態の金型支承テーブルの上面概略図で、一例として、2つの分割ラインを有する金型キャビティが設けられ、閉位置にある状態を示している。 本発明の代替的な実施形態の金型支承テーブルの側面概略図で、一例として、2つの分割ラインを有する金型キャビティが設けられている。 図19のA−A断面を示している。 図19のB−B断面を示している。
本発明の好適な実施形態
ここで提案する「ブロー成形用金型」をより良く理解頂くために、添付する具体的な図面を参照してゆくが、そうすると、適切な技能によってこれを完全に再現して、その機能の特徴を完全に引き出すことができるようになり、またこれらの図面は、単に例示に過ぎず、ここで提案する機能的な原理から逸脱しない限り、各種変形例を提示することもできるであろう。
図1から図5に示しているものによれば、従来型のブロー成形機で現在使用されているブロー成形用金型(1)には、基本的に金型キャビティ(2)用に1つの単一分割ライン(Z)が設けられており、金型キャビティは、横並びに、金型を開閉する方向(X)に交差するように設けられていて、ブロー成形機の作動サイクルで部品を生産するようになっており、部品の数は、金型キャビティ用の分割ラインに設けられているキャビティの数と同じであり、前記金型は、金型キャビティを構成する2つの半割ブロック(3)によって形成されており、対応する両半割ブロックの相対する面は、生産される容器の表面レリーフを形成するために掘り込まれており、前記金型キャビティの周囲には、金型キャビティを構成している前記半割ブロック用の平坦な支持面(4)が設けられ、支持面の端部は、金型支承テーブルを構成している側部(5)によって支持されることになり、この様に構成されている前記金型は、熱可塑性材料のパリソン(7)を形成する役目のヘッド(6)と協働し、パリソンの数は、金型キャビティ用の分割ラインに設けられているキャビティの数と同じになっている。
ブロー成形機の作動サイクルの開始時、金型キャビティを構成している両半割ブロックは、金型支承テーブルを開くための可動部品によって間隔を空けた状態に配置され、その後、金型支承テーブルは、図1に示す様に、金型キャビティを構成している半割ブロックが、開いた位置で、パリソン形成ヘッドで形成されたばかりのパリソンを包み込み始める位置まで動かされ、次いで、金型キャビティを構成している両半割ブロックは、金型支承テーブルを閉じるための可動部品を用いて近付けられ、而して金型キャビティの内側にパリソンを閉じ込め、すると、続いて、金型支承テーブルを、図2に示す様に、金型キャビティの中に配置されているパリソンの内側にブローピン(8)を受け入れることになる位置まで動かすことができるようになり、このブローピンは、金型キャビティの中に配置されているパリソンの内側に空気圧を噴射し、そして、金型キャビティを構成している両半割ブロックは、ブローピンによって作り出される圧力を支持するために適切な力を供給することによって閉じている状態に維持され、この圧力によって、パリソンは、拡張して、金型キャビティを構成している半割ブロックの掘り込み面に密着することになり、掘り込み面を冷却すると、パリソンは、凝固して、最終の容器形状になり、優れた熱可塑性を有する材料は、次いでトリミングされ、その後、金型支承テーブルの可動部品は、金型キャビティを構成している両半割ブロックを間隔を空けて配置するために再び動かされ、図3に示す様に、ブロー成形部品(9)を取り外すことになるが、その際、金型支承テーブルの可動部品と、金型キャビティを構成している半割ブロックとの運動は、油圧、空圧、機械的手段、又はそれらの複合的な技術によって行われ、装置作動ロジックの制御手段によって、ブロー装置の他の構成部品と同期化される。
図4と図5は、それぞれ、金型キャビティ用の1つの単一分割ラインを備えている、従来型のブロー成形機で使用される金型支承テーブルの開位置と閉位置を示している。
図6から図8に示しているものによれば、本発明の教示によって提案されているブロー成形用金型(1’)には、一例として、平行に、金型の開閉方向(X)に配置されている金型キャビティ(2’)用の2つの分割ライン(Z)、(Z)が設けられており、従って、前記金型は、金型キャビティの側部半割ブロック(3’)と、2つの中間の半割ブロック(3”)とで構成されており、対応する半割ブロックの相対する面は、生産される容器の表面レリーフを形成するために掘り込まれており、前記同じ、側部及び中間の半割ブロックは、楔留め(3a)手段又は何らかの他のこの目的に適する手段を用いて互いに堅く連結されていて、前記側部及び中間の半割ブロックは、一方を他方に対して連動して閉じ、金型を開閉する方向に交差して、横に並んで、金型キャビティを形成することができる様になっており、金型キャビティ用の分割ラインは、平行に配置されており、ブロー成形機の金型支承テーブルの元の直線状の長さを有しており、金型開閉の元の公称経路の方向(X)に伸張しており、金型キャビティ用の分割ラインの金型の前記側部及び中間の半割ブロックの周囲には、前記金型の半割ブロックを支持するための側部(4’)及び中間(4”)の平坦面が設けられており、前記側部平坦面は、側部平坦側が金型支承テーブルを構成している側部(5’)によって支持されており、そして、この様に構成されている金型は、2つのパリソンライン(7’)を形成する役割のヘッド(6’)と協働し、優先的に互いに規定の間隔の中に配置されており、金型キャビティ用の一方の分割ラインのキャビティが望ましくは金型キャビティ用の他方の分割ラインのキャビティと交差するように配置されている、金型キャビティ用の分割ラインの金型キャビティを有することになる。
従って、ブロー成形機の作動サイクルの開始時、金型キャビティの側部及び中間の半割ブロックは、金型支承テーブルを開くための可動部品によって間隔を空けた状態に配置され、その後、金型支承テーブルは、図6に示す様に、金型キャビティを構成している側部及び中間の半割ブロックが、開いた位置で、パリソン形成ヘッドで形成されたばかりのパリソンを包み込み始める位置まで動かされ、次いで、金型キャビティを構成している側部及び中間の半割ブロックは、金型支承テーブルを閉じるための可動部品を用いて近付けられ、而して金型キャビティの内側にパリソンを閉じ込め、すると、続いて、金型支承テーブルを、図7に示すように、金型キャビティの中に配置されているパリソンの内側にブローピン(8)を受け入れることになる位置まで動かすことができるようになり、このブローピンは、金型キャビティの中に配置されているパリソンの内側に空気圧を噴射し、そして、金型キャビティを構成している側部及び中間の半割ブロックは、ブローピンによって作り出される圧力を支持するために適切な力を供給することによって閉じている状態に維持され、この圧力によって、パリソンは、拡張して、金型キャビティを構成している側部及び中間の半割ブロックの掘り込み面に密着することになり、掘り込み面を冷却すると、パリソンは、凝固して、最終の容器形状になり、優れた熱可塑性を有する材料は、続いでトリミングされ、その後、金型支承テーブルの可動部品は、金型キャビティを構成している側部及び中間の半割ブロックを間隔を空けて配置するために再び動かされ、図8に示す様に、ブロー成形部品(9’)を取り外すことになるが、その際、金型支承テーブルの可動部品と、金型キャビティを構成している側部及び中間の半割ブロックとの運動は、油圧、空圧、機械的手段、又はそれらの複合的な技術によって行われ、装置作動ロジックの制御手段によって、ブロー成形装置の他の構成部品と同期化される。
図9と図10は、それぞれ、一例として金型キャビティ用の2つの分割ラインを備えている、本発明を組み込んだ従来型のブロー成形機で使用される金型支承テーブルの開位置と閉位置を示している。
本発明の代替的な実施形態
図11から図21は、本発明の代替的な実施形態を示しており、ブロー成形用金型(1’)には、一例として、平行に、金型を開閉する方向(X)に配置されている金型キャビティ(2’)用の2つの分割ライン(Z)、(Z)が設けられており、従って、前記金型は、金型キャビティの側部半割ブロック(3’)と、金型キャビティの2つの中間の半割ブロック(3”)とで構成されており、対応する半割ブロックの相対する面は、生産される容器の表面レリーフを形成するために掘り込まれており、前記同じ、側部及び中間の半割ブロックは、金型支承テーブルの下側領域に平行に配置され、且つ金型を開閉する方向に交差して配置されている、変位ガイド(3’a)を用いて互いに堅固に連結されており、変位ガイドは、同じく金型支承テーブルの下側領域に平行に、前記変位ガイドの外側に配置され、且つ金型を開閉する方向に交差して配置されている、伸縮管(3’b)と協働して、前記側部及び中間の半割ブロックは、一方を他方に対して、連動して閉じ、金型を開閉する方向に交差して、横に並んで、金型キャビティを形成することができる様になっており、金型キャビティ用の分割ラインは、平行に配置されており、ブロー成形機の金型支承テーブルの元の直線状長さを有しており、金型開閉の元の公称経路の方向(X)に伸張しており、金型キャビティ用の分割ラインの金型の前記側部及び中間の半割ブロックの周囲には、前記金型の半割ブロックを支持するための側部(4’)及び中間(4”)の平坦面が設けられており、前記側部平坦面は、側部平坦側が金型支承テーブルを構成している側部(5’)によって支持されており、そして、この様に構成されている金型は、2つのパリソンライン(図示せず)を形成する役割のヘッド(図示せず)と協働し、優先的に互いに規定の間隔の中に配置されており、金型キャビティ用の一方の分割ラインのキャビティが望ましくは金型キャビティの他方の分割ラインのキャビティと交差するように配置されている、金型キャビティ用の分割ラインの金型キャビティを有することになる。
両方の事例において、金型キャビティ用の分割ラインの数は、実質的に、金型を開閉する方向での元の公称経路の寸法、金型を開閉するための元の公称経路の方向で測定した、ブロー成形される部品の長い方の寸法、金型キャビティ用の分割ラインを追加することに起因する開閉用の公称経路の量と拡張量、及び金型を開閉するための公称経路方向における金型キャビティの側部及び中間の半割ブロックの壁の厚さの関数として定義され、この最後の基準は、ブロー成形に関する作動要件を満たすように制限されるので、金型キャビティ用の分割ラインを形成する、より多くの数の金型キャビティの側部及び中間の半割ブロックの対は、金型を開閉する公称経路の方向に伸張する、金型支承テーブルの元の空間の中に配置される。
従って、ブロー成形機に適用される従来型の金型を開閉する方向での公称経路の測定は、下端公称限界値又はその付近の寸法(d)でブロー成形される部品が、金型の開閉方向に遊休経路セグメントを作り出す時は、金型を閉じるための従来型の力を発生させる手段は、金型を開閉する経路の方向にそしてより高い公称成形ブロー力に対して、より長い交差する区域に適切な閉じる力を作り出すことができるので、生産時には、これも金型を開閉する経路の方向で上端公称限界値又はその付近の寸法(D)の部品を使用してもよいと推定されるので、金型を開閉する方向の経路にその様な遊休セグメントを取ることが、ここに開示する「ブロー成形」の目的であり、ブロー成形される部品が、金型を開閉する経路の方向にddm<Dの間で変化する寸法(d)を有している場合は、金型キャビティ用の分割ラインで金型のキャビティの側部及び中間の半割ブロックの壁の厚さ、及び金型を開閉する経路の方向の金型支承テーブルの構成要素の寸法は、金型の開閉の経路の方向、即ち金型を開閉する公称経路の元の公称方向に測定した時に、ブロー成形される部品の長い方の寸法の関数として確定され、ブロー成形機に追加される金型キャビティ用の分割ラインの側部及び中間の半割ブロックの対の開閉経路の量と拡張量は、金型キャビティ用の分割ラインの限界数を確定することになり、即ち、金型を開閉する経路の方向に配置されている金型キャビティの側部及び中間の半割ブロックの全ての寸法は、前記空間内でより多い数の金型キャビティラインを作り出すことを目指しながら、金型支承テーブル一式及び金型の作動に妥協を強いること無く、元の開閉の経路の方向でブロー成形機の空間をより良く使用するために重要である。
更に、金型支承テーブル用の元の作動手段は、中でも金型キャビティを構成している半割ブロックの相対する面積とブロー成形を支持するのに必要な閉じる力との関数である適切な閉じる力を元の金型へ提供することに適しているので、ここで提案する「ブロー成形用金型」は、金型キャビティ用の一連の分割ラインと金型キャビティの対応する側部及び中間の半割ブロックを有しているが、それらの間に、従来型の金型と全く同じ相対する区域を提供しており、なぜならば、追加される金型キャビティ用の分割ラインは、平行で、相対する金型の側部と中間の半割ブロックの区域の限界の中で作られており、ブロー成形機の元の金型の相対する区域と全く同じになっているからであり、その結果、従来型の金型の作用及び反作用の力と同じシステムとなり、従って、ここで開示する金型作動手段は、ブロー成形機の元の金型で使用されるのと同じであってもよく、しかしながら、前記従来型の金型の何倍かの生産性を提供しており、それは、従来型の金型の金型支承テーブルと同じ作動手段を用いながら、金型キャビティ用の複数の分割ラインを導入していることに因るものであり、而して、従来型のものに勝る本発明の金型の顕著な利点をもたらす結果になっている。
1、1’ ブロー成形用金型
2、2’ 金型キャビティ
3、3’、3” 半割ブロック
3a 、楔
3’a 変位ガイド
3’b 伸縮管
4、4’、4” 支持面
5、5’ 側部
6 ヘッド
7 パリソン
8 ブローピン
9 ブロー成形部品
X 開閉する方向
公称経路の方向
Z、Z 分割ライン(Z)、(Z

Claims (19)

  1. ブロー成形用金型において、従来型のブロー成形機で前記金型を開閉する方向に遊休公称経路容量を確保していることを特徴としており、このことは、金型を開閉する前記方向に平行に配置され、生産される部品の厚さ又は直径、前記ブロー成形機の元の金型を開閉する経路、金型を開閉する前記経路の方向における金型キャビティの壁の前記厚さ、及び、前記ブロー成形機の元の公称規格を変えること無く、厳密には、パリソン形成ヘッドの量によって金型キャビティ用の分割ラインの追加を制限して、維持できるように、追加される金型キャビティラインに起因する金型を開閉する前記経路の量と拡張量の関数として確定される量に配置される、金型キャビティ用の分割ラインを含むことによって実現されており、前記制限は、金型を開閉する前記公称経路の方向における金型支承テーブルの前記大きさと、ブローの空気圧によって掛けられる力より少なくとも僅かに大きくなければならない、金型キャビティを閉じるために必要とされる力とによって確定される、ことを特徴とする、ブロー成形用金型。
  2. 前記金型を開閉する方向に平行に配置されている2つ又はそれ以上のパリソン成形ラインと、これも金型キャビティ用の分割ラインを開閉する方向に平行に配置されている2つ又はそれ以上のブローピンラインとが設けられている、中央のパリソン成形ヘッドを提供することを特徴とする、請求項1に記載のブロー成形用金型。
  3. 好適に二対のブローラインを提供することを特徴とし、各対は、前記ヘッドからのパリソン形成ラインで各側に配置され、更に、前記ヘッドの各パリソン形成ラインに、各ブローピンラインと関係付けて、金型キャビティ配給用の少なくとも2つの平行なラインが設けられているので、前記ブロー成形機のそれぞれの全サイクルで、各金型に適用される実施内容に関わらず、少なくとも2つの部品を生産することができるようになっていることを特徴とする、請求項1に記載のブロー成形用金型。
  4. 前記ブロー成形機の大きさと、前記金型キャビティの分割ラインを開閉する前記公称経路の寸法とを、前記金型を開閉する方向で測定した生産される容器の大きさと組み合わせたものの関数として確定される、金型キャビティ用の分割ライン、パリソン形成ライン及び吹き込みピンラインを含んでいることを特徴とする、請求項1に記載のブロー成形用金型。
  5. アッセンブリは、金型キャビティ用に2つより多い分割ラインを含んでいてもよく、どの様な型式のブロー成形機にも適用することができる、という事実を特徴とする、請求項1に記載のブロー成形用金型。
  6. 平坦なテーブル及び複数の金型キャビティを備えているブロー成形機に好適に作られているキャビティの分割ラインを含んでいることを特徴とし、前記金型を開閉する方向におけるその大きい寸法公差のために、金型キャビティ内に配置されているパリソンの内側に発生する空気圧によって作り出される圧力を無効化するのに必要な、金型キャビティを閉じる力は、変わらないことを特徴とする、請求項1に記載のブロー成形用金型。
  7. 金型キャビティ用の中間のラインに配置されているパリソンの内側に発生する空気圧によって作り出される力を無効化し、金型キャビティの側部ラインを閉じるための維持力を作り出す必要があるだけの、ベローズの形をした金型キャビティの側部及び中間の半割ブロックを同時に閉じることを特徴とする、請求項1に記載のブロー成形用金型。
  8. 前記金型を開閉する方向に平行に配置されており、金型キャビティに相当する中間の半割ブロックに堅く連結されている金型キャビティの側部半割ブロックを有しているので、金型キャビティの側部半割ブロックが閉じられると、金型キャビティの中間の半割ブロックも同時に閉じられることになる、金型キャビティの前記分割ラインを特徴とする、請求項1に記載のブロー成形用金型。
  9. 元のブロー成形機の金型を開閉するのと同じ方向に、平行に且つ継続的に再現されるように配置されている金型キャビティ用の追加の分割ラインを特徴とする、請求項1に記載のブロー成形用金型。
  10. 追加される金型キャビティ用の分割ラインの量は、前記ブロー成形機を開閉する前記元の公称経路の寸法と、前記金型の開閉の方向に測った、ブロー成形される部品の長い方の寸法とに従って変化してもよい、という事実を特徴とする請求項1に記載のブロー成形用金型。
  11. 金型キャビティの前記中間の分割ラインは、平行であり、金型キャビティ用の側部分割ラインの上に突き出しており、前記金型を開閉する方向に交差する方向に断面を追加しておらず、中間の分割ラインの金型キャビティ内に配置されている前記パリソンの内側に掛けられる前記空気圧によって作り出される前記力を無効化することを特徴とする、請求項1に記載のブロー成形用金型。
  12. 金型キャビティ用の前記分割ラインの等しい側部及び中間の半割ブロックは、堅く一体に連結されており、それらを連動させて一体に閉じることができるようになっているという事実を特徴とする、請求項1に記載のブロー成形用金型。
  13. 金型キャビティの前記分割ラインの等しい側部及び中間の半割ブロックは、平行に、金型を開閉する前記方向に交差して配置されている前記金型支承テーブルの下部領域に配置されている、楔、又はこの目的に適切な何らかの他の手段を用いて一体に連結されていることを特徴とする、請求項12に記載のブロー成形用金型。
  14. 金型キャビティの前記分割ラインの等しい側部及び中間の半割ブロックは、平行に、金型を開閉する前記方向に交差して配置されている前記金型支持テーブルの下部領域に配置されている、変位ガイドを用いて一体に連結されていることを特徴とする、請求項12に記載のブロー成形用金型。
  15. 金型キャビティ用の各分割ラインは、分割ラインの間の標準的な空間の下に好適に配置されている金型キャビティを有しており、金型キャビティ用の1つの分割ラインは、金型キャビティ用の別の分割ラインのキャビティと交差するように好適に配置されていることを特徴とする、請求項1に記載のブロー成形用金型。
  16. 前記金型を開閉する公称経路の方向に追加される金型キャビティ用の分割ラインの量は、前記ブロー成形機の運転の要件に合うように制限されていることを特徴とする、請求項1に記載のブロー成形用金型。
  17. 前記金型を開閉する方向に追加される金型キャビティ用の分割ラインの量は、前記ブロー成形機用に元々設計されているか又はその近くの、前記金型を開閉する方向における前記公称経路の前記下限と上限の間で寸法が変動するブロー成形部品を生産できるようにすることを特徴とする、請求項1に記載のブロー成形用金型。
  18. 追加される分割ラインの前記金型キャビティの側部及び中間の半割ブロックの壁の前記厚さと、前記金型を開閉する前記経路の方向における前記金型支承テーブル部品の測定値は、前記金型を開閉する経路の方向に測った前記ブロー成形される部品の前記長い方の寸法、金型を開閉する前記公称経路の方向における元の公称経路、及び追加される金型キャビティ用の分割ラインの前記側部及び中間の半割ブロックを開閉する経路の量と拡張量の関数として確定されることを特徴とする、請求項1に記載のブロー成形用金型。
  19. 追加される金型キャビティの前記分割ラインは、前記元のブロー成形機の金型の相対する面積と正確に同じ金型キャビティの相対する側部及び中間の半割ブロックの面積に制限されるので、前記元のブロー成形機の金型を作動させるのに使用されたのと同じ駆動手段を使用することができるようになっていることを特徴とする、請求項1に記載のブロー成形用金型。
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