JP2010506952A5

JP2010506952A5 -

Info

Publication number: JP2010506952A5
Application number: JP2009533509A
Authority: JP
Filing date: 2007-10-17
Publication date: 2010-12-02
Anticipated expiration: 2027-10-17

Claims

（ｉ）ジクロフェナクなどの、非ステロイド性抗炎症薬（ＮＳＡＩＤ）又は薬学的に許容可能なその塩；
（ｉｉ）ＤＭＳＯ；
（ｉｉｉ）エタノール；
（ｉｖ）プロピレングリコール；
（ｖ）場合によりグリセロール；
（ｖｉ）セルロースポリマー、カルボマーポリマー、カルボマー誘導体、セルロース誘導体、ポリビニルアルコール、ポロキサマー、多糖類、及びその混合物からなる群から選択される、増粘剤；並びに
（ｖｉｉ）水
を含む、ゲル製剤。
前記ジクロフェナクがジクロフェナクナトリウムであり、そして１〜５％ｗ／ｗで存在し；ＤＭＳＯが３０〜６０％ｗ／ｗで存在し；エタノールが１〜５０％ｗ／ｗで存在し；プロピレングリコールが１〜１５％ｗ／ｗで存在し；増粘剤が存在し；及び水が添加され１００％ｗ／ｗとなり、前記ゲル製剤が１０〜５０，０００センチポアズの粘度を有する、請求項１に記載のゲル製剤。
ジクロフェナクナトリウムが２％ｗ／ｗで存在し；ＤＭＳＯが４５．５％ｗ／ｗで存在し；エタノールが２３〜２９％ｗ／ｗで存在し；プロピレングリコールが１１％ｗ／ｗで存在し；増粘剤がヒドロキシプロピルセルロース（ＨＹ１１９）であり、そして０〜６％ｗ／ｗで存在し、並びに水が添加され１００％ｗ／ｗとなり、前記ゲル製剤が約５００〜５０００センチポアズの粘度を有する、請求項２に記載のゲル製剤。
前記ゲル製剤がｐＨ６．０〜１０．０を有する、請求項１〜３のいずれか一項に記載のゲル製剤。
前記ＮＳＡＩＤがジクロフェナク又は薬学的に許容可能なその塩である、請求項１に記載のゲル製剤。
前記ジクロジェナク塩がナトリウム、カリウム、及びジエチルアミン塩からなる群から選択される、請求項５に記載のゲル製剤。
請求項１〜６のいずれか一項に記載のゲル製剤を含む医薬。
関節の痛みに苦しむ対象者における痛み又は変形性関節症を治療するための、請求項７に記載の医薬。
関節の痛みに苦しむ対象者における変形性関節症の治療用医薬の製造のための、ジクロフェナクナトリウムなどの非ステロイド性抗炎症薬又は薬学的に許容可能なその塩の使用であって、前記医薬が請求項１〜６のいずれか一項に記載のゲル製剤であり、治療的有効量のゲル製剤を前記対象者の苦痛関節域へ局所投与するために製剤化される、前記使用。
前記ゲル製剤が、１〜５％グリセロールを含み、皮膚に適用される場合、比較液体製剤より大きい乾燥速度と経皮フラックスの両方を有する、請求項９に記載の使用。
前記ゲル製剤が１日２回適用用である、請求項９に記載の使用。
痛みの治療のための医薬の製造における、ジクロフェナクナトリウムなどの、非ステロイド性抗炎症薬（ＮＳＡＩＤ）又は薬学的に許容可能なその塩の使用であって、前記医薬が請求項１〜６のいずれか一項に記載のゲル製剤を含む、前記使用。
ジクロフェナク溶液並びにセルロースポリマー、カルボマーポリマー、カルボマー誘導体、セルロース誘導体、及びその混合物からなる群から選択される少なくとも１つの増粘剤を含むゲル製剤。
前記ジクロフェナク溶液が：
（ｉ）ナトリウム、カリウム、及びジエチルアミン塩からなる群から選択されるジクロフェナク塩；
（ｉｉ）ＤＭＳＯ；
（ｉｉｉ）エタノール；
（ｉｖ）プロピレングリコール；
（ｖ）場合によりグリセロール；及び
（ｖｉ）水
を含む、請求項１３に記載のゲル製剤。
ジクロフェナクナトリウムが１〜５％ｗ／ｗで存在し；ＤＭＳＯが３０〜６０％ｗ／ｗで存在し；エタノールが１〜５０％ｗ／ｗで存在し；プロピレングリコールが１〜１５％ｗ／ｗで存在し；増粘剤が存在し；及び水が添加され１００％ｗ／ｗとなり、前記ゲル製剤が１０〜５０，０００センチポアズの粘度を有する、請求項１４に記載のゲル製剤。