JP2010503724A - 化粧品 - Google Patents

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Abstract

(a)二酸化チタン、酸化亜鉛、及びこれらの混合物からなる群から選択される高カバー力顔料をファンデーションの約15重量%未満含むファンデーションと、(b)二酸化チタン、酸化亜鉛、及びこれらの混合物からなる群から選択される高カバー力顔料をコンシーラーの少なくとも約25重量%含むコンシーラーと、を含む化粧品であって、(c)ファンデーション色及びコンシーラー色のCMC DEは、1.5未満であり、(d)ファンデーション及びコンシーラーは、同一の製品形態のものである、化粧品が開示される。

Description

本発明は、ファンデーションとコンシーラーとを含む化粧品であって、ファンデーション及びコンシーラーが同一の色のものであり、またさらに同一の製品形態のものである化粧品に関する。本発明は、さらに、そのような化粧品を使用するメークアップの方法に関する。本発明は、さらに、そのようなファンデーション及びコンシーラーを同一のパッケージ内に収める化粧品に関する。本発明は、さらに、多数のアプリケータを含むパーソナルケア製品に関する。
ファンデーション組成物は、顔及び体のその他の部分に適用して皮膚の色調及びきめを均一にし、毛穴、欠陥、小じわなどを隠すことができる。ファンデーション組成物はまた、皮膚に潤いを与え、皮膚の油分を整え、日光、風、及びその他の環境要因の悪影響から皮膚を守るためにも適用される。
コンシーラーは、特に関心のある領域で高いカバー力(coverage)を得るため、またファンデーションの機能を補うために使用される。コンシーラーは、通常、液体、ペースト、又は半固体の形態であり、二酸化チタンなど、不透明性を有する高濃度の顔料を含有し、通常、ファンデーションを適用する前に使用される。
コンシーラーユーザーにとって不満足な点の1つは、コンシーラーが適用される皮膚の部分が、不自然な外観をもたらすことである。すなわち、コンシーラーによってもたらされる異なる質感又は異なる色を考慮すると、コンシーラーが適用される皮膚の領域は、目立つ。皮膚の特定の関心領域を周囲の領域から目立たないものにすることを望んでコンシーラーが使用されることを考えると、そのような不自然な外観は、望まれていることに反する。
コンシーラーユーザーにとって不満足な他の点は、コンシーラー製品が、通常は液体形態であり、ファンデーションの適用前に皮膚に適用するように設計されていることである。ゆえに、コンシーラー製品は、持ち運ぶのが不便であり、また日中に化粧直しとして使用するのが不便である。
異なる処方の組成物を提供する化粧品キット製品は、例えば、日本特許公報(Japanese Patent Publication)H10−87471、2002−114638、2000−281529、10−87471、6−157263、6−145022、6−128122、及び5−58840に開示されている。しかし、コンシーラーに、そのコンシーラーが併せて使用されるべきファンデーションと同一の色合いを与える利益を認識している参考文献は、存在しない。
日本特許公報(Japanese Patent Publication)H10−87471 日本特許公報(Japanese Patent Publication)2002−114638 日本特許公報(Japanese Patent Publication)2000−281529 日本特許公報(Japanese Patent Publication)10−87471 日本特許公報(Japanese Patent Publication)6−157263 日本特許公報(Japanese Patent Publication)6−145022 日本特許公報(Japanese Patent Publication)6−128122 日本特許公報(Japanese Patent Publication)5−58840
以上に基づいて、ファンデーションとの組合せで、皮膚の欠陥を自然にカバーし、途切れのない外観を提供することができるコンシーラーが必要である。さらに、コンシーラーを用いて皮膚の欠陥の改善された自然なカバーをもたらすメークアップの方法を提供することが必要である。さらに、使用及び持ち運びに便利な製品形態でコンシーラーを提供することが必要である。既存の技術分野には、本発明の利点及び効果の全てを提供するものはない。
本発明は、
(a)二酸化チタン、酸化亜鉛、及びこれらの混合物からなる群から選択される高カバー力顔料をファンデーションの約15重量%未満含むファンデーションと、
(b)二酸化チタン、酸化亜鉛、及びこれらの混合物からなる群から選択される高カバー力顔料をコンシーラーの少なくとも約25重量%含むコンシーラーと、を含む化粧品であって、
(c)ファンデーション色及びコンシーラー色のCMC DEは、1.5未満であり、
(d)ファンデーション及びコンシーラーは、同一の製品形態のものである、化粧品を対象とする。
本発明は、また、上記の化粧品を用いて皮膚をメークアップする方法も対象とする。
本発明は、さらに、個人の表面をケアするための組成物と、個人の表面に組成物を適用するための多数のアプリケータと、ユーザーへの他の便利要素とを含む、パーソナルケア製品を対象とする。
添付の特許請求の範囲とともに本明細書の開示内容を読むことによって、本発明におけるこれら並びにその他の特徴、態様、及び利点が当業者に明らかになる。
本明細書は、本発明を特に指摘し明確に請求する請求項をもって結論とするが、本発明は、以下の好ましい非限定的な実施形態の説明及び添付図面と併せた描写からさらなる理解が得られると考えられる。
本発明の製品とともに使用するのに好適なパッケージの好ましい一実施形態の概略図。 本発明の製品とともに使用するのに好適な交換可能なアプリケータトレイの好ましい一実施形態の概略図。
本明細書は、本発明を具体的に指摘しかつ明確に請求する特許請求の範囲をもって結論とするが、本発明は、以下の説明からよりよく理解されるものと考えられる。
百分率、部及び比は全て、特に指定のない限り、本発明の組成物の総重量に基づく。提示した成分に関するこのような重量は全て活性物質の濃度に基づいており、したがって市販材料に含まれる場合があるキャリア又は副生成物を含まない。
本明細書に有用な活性物質及び他の成分のようなすべての成分は、美容的及び/若しくは治療的な効果、又はそれらが要求される作用様式によって分類又は記述することができる。ただし、本明細書に有用な活性物質及び他の成分が、場合によっては美容的及び/若しくは治療的な複数の効果をもたらすこと、又は複数の作用様式で作用することもあることを理解すべきである。したがって、本明細書での分類は便宜上実施されるものであって、成分を具体的に規定した用途又は列挙した用途に制限しようとするものではない。
ファンデーション及びコンシーラー
本化粧品は、ファンデーションの約15重量%未満の高カバー力顔料を含むファンデーションと、コンシーラーの少なくとも約25重量%の高カバー力顔料を含むコンシーラーとを含む。本明細書では、ファンデーションは、皮膚の自然なカバーをもたらし、皮膚の色に似た特定の色を有する組成物である。したがって、ファンデーションの機能は、それが適用される皮膚、通常は顔の皮膚の表面全体の皮膚の色調及び質感を均一にすることである。本明細書では、コンシーラーは、ファンデーションよりも高いカバー力を提供し、通常、外観の特定のケアが望まれる皮膚の特定の領域に使用される組成物である。本発明のコンシーラーの特徴は、コンシーラーもまた色を有することである。ファンデーション及びコンシーラー組成物中の高カバー力顔料の量の相違が、かかるカバー力の相違をもたらす。ファンデーションの色は、通常、顔の皮膚に似ている。コンシーラーもまた色を有しており、ファンデーション色及びコンシーラー色のCMC DEは、1.5未満である。したがって、一般消費者の目には、ファンデーションとコンシーラーの色の差は、ほとんどない。ファンデーション及びコンシーラー組成物の色は、後述する色粉末、染料、及び他の着色剤材料によって作り出すことができる。
本ファンデーション及びコンシーラーは、ルースパウダー(loose powder)、固形パウダー(pressed powder)、半固体、ペースト、及び液体を含めた、いかなる製品形態のものであることもできる。ファンデーション及びコンシーラーの製品形態は、同一である。理論に束縛されるものではないが、ファンデーション及びコンシーラーの製品形態を一致させることによって、2つの組成物の質感は、皮膚に適用されたときに非常に類似しており、その結果、コンシーラーは、より高いカバー力が必要とされる皮膚の部分に自然なカバーをもたらすと考えられている。好ましくは、ファンデーション及びコンシーラーは、ともに液体形態又はともに粉末形態である。粉末製品形態は、通常、少なくとも約75%の総粉末含有量を有する。液体製品形態は、通常、約50%以下の総粉末含有量を有する。ファンデーション及びコンシーラーを、約50%〜約75%の総粉末含有量を有する製品形態で提供することが可能である。ただし、両方の組成物をともに液体形態又はともに粉末形態で提供することが好ましい。
本発明のファンデーション及びコンシーラーは、色の差がほとんどなく、同一の製品形態のものである。そのような共通の色及び製品形態を有することによって、本製品は、皮膚に途切れのない外観をもたらす、すなわち、コンシーラーが適用された部分は、見分けがつかない。
好ましい一実施形態では、ファンデーション及びコンシーラーは、ともに粉末形態であり、同一のパッケージ内で提供される。
本ファンデーション及びコンシーラー組成物は、所望の製品形態をもたらすための適切なキャリアをさらに含有する。そのようなキャリアとしては、不揮発性油、親油性界面活性剤、湿潤剤、水、揮発性シリコーン油、並びに、脂肪族化合物、固形ワックス、ゲル化剤、無機増粘剤、及びシリコーンエラストマーなどの増粘剤を挙げることができる。粉末形態を提供するには、粉末は、不揮発性油、親油性界面活性剤、及び湿潤剤のうちの1つ以上を含む結合剤と混合される。乳化された組成物を提供するには、不揮発性油、親油性(liphophilic)界面活性剤、水、並びに任意の界面活性剤及び増粘剤を使用することができる。増粘剤は、粘度を制御するため又は組成物を固化させるために使用することができる。揮発性シリコーン油は、皮膚に清涼感を与えるために使用することができ、液体製品形態で有利に使用される。
高カバー力顔料
本化粧品は、ファンデーションの約15重量%未満の高カバー力顔料を含むファンデーションと、コンシーラーの少なくとも約25重量%の高カバー力顔料を含むコンシーラーとを含む。好ましくは、高カバー力顔料の量は、自然な外見をもたらすために、コンシーラーの少なくとも約25%で、約50%以下である。
本明細書の高カバー力顔料は、二酸化チタン、酸化亜鉛、及びこれらの混合物からなる群から選択され、約100nm〜約500nm、好ましくは約200nm〜約350nmの平均粒径を有する。二酸化チタンは、ルチル型又はアナターゼ型であることができる。コンシーラーの場合、高カバー力顔料は、好ましくは、少なくとも部分的に、他の有機/無機構成成分とともに複合顔料として使用され、また好ましくは疎水性コーティングされる。複合顔料の高カバー力顔料の量を計算するには、高カバー力顔料含有量又はコーティングだけが考慮される。
コンシーラー用の有用な複合顔料としては、タルク、雲母、絹雲母、合成雲母、酸化アルミニウム、シリカ、窒化ホウ素、及びこれらの混合物からなる群から選択されるコア顔料で製造される、チタンコーティングされた顔料が挙げられ、該コア顔料は、粒径約100nm〜約500nmを有する二酸化チタンでコーティングされ、二酸化チタンコーティングは、チタンコーティングされた顔料の少なくとも33%、好ましくはチタンコーティングされた顔料の少なくとも40%を占める。こうしたより多くのコーティングによって、前記のチタンコーティングされた顔料は、二酸化チタンだけから製造される同一の重量の顔料に比べて高いカバー効果を提供する。
本明細書できわめて有用な市販の高カバー力顔料は、触媒化成(Shokubai Kasei)から入手可能な商標名ファンシーベールS−3060SW(Fancyveil S-3060SW)の、メチコンでさらにコーティングされた57.3%二酸化チタンコーティングされた絹雲母、及び、三好化成(Miyoshi Kasei)から入手可能な商標名SI二酸化チタンIS(SI Titanium Dioxide IS)の、メチコンでコーティングされた二酸化チタンを含む。
他の粉末
本ファンデーション及びコンシーラー組成物は、皮膚の色調に似た色を提供するために、高カバー力顔料以外の粉末を含有する。本明細書の他の粉末は、また、他の外観及び肌触り効果を提供することができる。粉末形態の製品を提供するには、総粉末含有量は、ファンデーション組成物又はコンシーラー組成物の少なくとも約75%である。液体形態の製品を提供するには、総粉末含有量は、ファンデーション組成物又はコンシーラー組成物の約50%以下である。本明細書では、総粉末は、高カバー力顔料を含めたいかなる粉末構成成分をも意味する。
本発明では、粉末は、ファンデーション及びコンシーラーの色がほぼ同一となるように選択される。高カバー力顔料の含有量が異なる組成物に類似の色を与えることは、当業者の技術範囲内である。
本明細書で有用な他の粉末としては、色を与える又は色調を変化させるもの、またさらに、特定の肌触りをもたらすものが挙げられる。本明細書で有用な粉末としては、タルク、雲母、絹雲母、ベントナイト、及びモンモリロナイト(montomorilonite)などの粘土鉱物粉末が挙げられ、本明細書で有用な着色粉末としては、酸化鉄、チタン酸鉄(iron titate)、ウルトラマリンブルー、プルシアンブルー、酸化クロム、水酸化クロム、酸化コバルト、チタン酸コバルト、酸化チタンコーティングされた雲母、レーキ化されたタール有色染料(laked tar color dyes)、及びレーキ化された天然有色染料(laked natural color dyes)が挙げられ、本明細書の有機粉末としては、メチルメタクリレートコポリマー及びメチルメタクリレートクロスポリマーなどのポリアクリレート、セルロース、ポリエチレン及びポリプロピレンなどのポリアルキレン、ビニルアセテート、スチレン−アクリル酸コポリマーなどのポリスチレン、ナイロン−12及びナイロン−6などのポリアミド、アクリル酸メチルエーテル及びアクリル酸エチルエーテルなどのアクリル酸エーテル、ポリビニルピロリドン;塩化ビニルポリマー、ポリオルガノシルセスキオキサン樹脂及び固体シリコーンエラストマーなどのシリコーン、テトラフルオロエチレンポリマー、及び魚鱗グアニン(fish scale guanine);硫酸バリウム、第二リン酸カルシウム、ヒドロキシアパタイト、ケイ酸カルシウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸バリウム、及びケイ酸アルミニウムなどのシリケート、シリカビーズ、酸化ジルコニウム及び水酸化アルミニウムなどの二酸化金属、炭酸カルシウム及び炭酸マグネシウムなどのカーボネート、窒化ホウ素、及び合成フッ素金雲母などの無機粉末が挙げられる。
好ましい一実施形態では、ポリオルガノシルセスキオキサン樹脂及び固体シリコーンエラストマーは、皮膚の毛穴を隠す効果を高めるために、ファンデーション又はコンシーラーのいずれかで使用することができる。
他の好ましい実施形態では、コンシーラーは、絹雲母、タルク、雲母、二酸化チタン、合成雲母、酸化アルミニウム、シリカ、窒化ホウ素、及びこれらの混合物からなる群から選択されるコア顔料で製造される金属石鹸コーティングされた顔料を含むことができ、該コア顔料は、ジミリスチン酸アルミニウム、ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸マグネシウム、ミリスチン酸亜鉛、ミリスチン酸マグネシウム、パルミチン酸亜鉛、ラウリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム、及びこれらの混合物など、1つ以上の金属石鹸でコーティングされており、金属石鹸コーティングは、金属石鹸コーティングされた顔料の少なくとも1%、好ましくは金属石鹸コーティングされた顔料の少なくとも3%を占める。こうしたより多くのコーティングによって、前記の金属石鹸コーティングされた顔料は、それ自体と皮膚との間、並びに顔料自体の間の良好な接着をもたらす。
本明細書の粉末は、疎水性の特徴又は疎油性疎水性の特徴を有するコーティング材料でコーティングされた表面であることができる。本明細書の有用な疎水性コーティング材料としては、メチルポリシロキサン、メチル水素ポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン(methyl phenyl polysilxoane)、n−オクチルトリエトキシシラン、メチル−α−スチレンポリシロキサン、アクリルシリコーンコポリマー、及びこれらの混合物が挙げられる。有用な疎油性疎水性コーティング材料は、パーフルオロオクチルトリエトキシシラン、パーフルオロアルキルリン酸、これらの塩、及びこれらの混合物などのフッ素化合物である。
本明細書できわめて有用な市販の粉末としては、ガンツ・ケミカル社(Ganz Chemical Co., Ltd.)から入手可能な商標名GANZ PEARLシリーズのメチルメタクリレートコポリマー、及び富士シリシア化学(Fuji Sylysia Chemical)から入手可能なSYLYSIAシリーズ、東レ・ダウ・コーニング(Toray Dow Corning)から入手可能な商標名NYLON POWDERシリーズのナイロン−12、信越化学工業株式会社(ShinEtsu Chemical Co., Ltd.)(日本、東京)から入手可能な商標名KSPシリーズのビニルジメチコン/メチコンシルセスキオキサンクロスポリマー、東レ・ダウ・コーニングから入手可能な商標名TREFILシリーズの硬化ポリオルガノシロキサンエラストマー、水島合金鉄株式会社(Mizushima Ferroalloy Co., Ltd.)から入手可能な商標名SHPシリーズの窒化ホウ素、以下すべて三好化成(Miyoshi Kasei)から入手可能な、名称5MI MICA M−102の5%ジミリスチン酸アルミニウムコーティングされた雲母、名称5MI SERICITEの5%ジミリスチン酸アルミニウムコーティングされた絹雲母、及び名称5MI TALC JA−46Rの5%ジミリスチン酸アルミニウムコーティングされたタルクが挙げられる。
パッケージ
好ましい一実施形態では、ファンデーション及びコンシーラーは、ともに粉末形態であり、同一のパッケージ内で提供される。図1は、そのようなパッケージについての好ましい一実施形態を描く。パッケージは、ファンデーション11用の受皿と、コンシーラー21用の受皿と、アプリケータとを収納するコンパクト10である。好ましくは、ファンデーション及びコンシーラーを別個のアプリケータによって使用できるように、2つのアプリケータがパッケージ内に収められる。ファンデーションに適しているのは、広範囲適用のためのスポンジ12であり、コンシーラーに適しているのは、集中的な適用のためのチップ22である。
さらに好ましい一実施形態では、アプリケータは、交換可能なトレイ内で提供することができる。使用済みファンデーション受皿を新しいものに交換することによって、ファンデーションが消耗したときにコンパクトを再使用することが、高級志向消費者(prestige segment consumers)の習慣である。また、そのような消費者が使用済みアプリケータを同時に新しいものに交換することも、一般的である。1つよりも多くのアプリケータが使用される本パッケージでは、消費者が一度に1つではなく複数のアプリケータを一挙に交換できるように、複数のアプリケータを交換可能な1つのトレイで提供することが便利である。図2は、そのような交換可能なアプリケータトレイ31を描く。トレイ31は、スポンジ12及びチップ22をそれらの指定された位置で保持するための壁32を有し、消費者への利便性を高めている。交換可能なアプリケータトレイは、アプリケータとともに、キット20として提供することができる。
他の態様では、本発明は、
(a)個人の表面をケアするための組成物と、
(b)個人の表面に組成物を適用するための多数のアプリケータと、
(c)多数のアプリケータを収納するための交換可能なトレイと、を含むパーソナルケア製品であって、
上記の要素が同一のパッケージ内で提供される、パーソナルケア製品に関する。
他の態様では、本発明は、
(a)個人の表面をケアするための組成物と、
(b)個人の表面に組成物を適用するための多数のアプリケータと、
(c)多数のアプリケータそれぞれを指定された位置に保持するための分割手段と、を含むパーソナルケア製品であって、
上記の要素が同一のパッケージ内で提供される、パーソナルケア製品に関する。
本明細書のパーソナルケア製品は、これらに限定するものではないが、ファンデーション、コンシーラー、頬紅、アイシャドー、アイブロー、アイライナー、唇用の口紅、及びハイライターなどの顔用化粧品、スキンケア製品、整髪製品、並びにヘルスケア製品を含め、アプリケータによって好適に適用されるいずれかのものとすることができる。
本発明のパーソナルケア製品は、組成物を個人の表面に適用するための、同一又は異なるタイプのアプリケータを有することができる。多数のアプリケータは、パーソナルケア組成物を個人の表面の様々な部分に適用する目的で、又は様々なタイプ若しくは色のパーソナルケア組成物を使用する目的で、或いは衛生上の目的で使い捨てるために、提供することができる。
多数のアプリケータは、多数のアプリケータを収納するために、パッケージにかみ合せる交換可能なトレイ内で提供することができる。この方法で、多数のアプリケータを容易に交換することができる。アプリケータは、1回若しくは特定の回数使用後、又はパーソナルケア組成物の交換時に交換するのが望ましいことがある。ファンデーション及びコンシーラー製品についてのそのような一実施形態は、上述されている。
多数のアプリケータは、多数のアプリケータそれぞれを指定された位置に保持するための分割手段を含むパッケージ内で提供することができる。分割手段は、ファンデーション及びコンシーラー製品について上述したような壁の実施形態であることができる。分割手段は、多数のアプリケータが1箇所に集まる又はその所望の位置から著しく置き間違えられるのを防ぎ、それによってユーザーへの利便性を増大させる。この好ましい実施形態でも言えることだが、パッケージは、好ましくは、組成物及び多数のアプリケータを同時にディスプレイできるような配置を提供する。このような配置も、ユーザーへの利便性を増大させる。きわめて好ましい一実施形態では、パッケージは、鏡と、組成物及び多数のアプリケータが同時にディスプレイされるような配置とを有する、化粧コンパクトである。そのようなきわめて好ましい実施形態では、ユーザーは、アプリケータのうちの1つだけを使用することができ、組成物をアプリケータに適用するとき、又は鏡を見ながら皮膚に適用するときに、パッケージをある角度に傾けることができる。そのような使用時、分割手段は、パッケージ内に残っているアプリケータがパッケージから落ちるのを防ぐこともできる。
本発明のパーソナルケア製品は、少なくとも2つのタイプの組成物を有することができる。多数のアプリケータは、様々なタイプの組成物に適した様々なタイプのアプリケータであることができる。ファンデーション及びコンシーラーについてのそのような一実施形態は、上述されている。他の実施形態としては、いくつか例を挙げれば、ファンデーションと頬紅、頬紅とアイシャドー、アイブローとアイライナーなど、上記の化粧品の他の多くの可能な組合せが挙げられる。
交換可能なトレイ及び多数のアプリケータは、交換可能なアプリケータキットとして提供することができ、パーソナルケア製品とは別個に提供又は販売することができる。
皮膚をメークアップする方法
本発明は、上記の本ファンデーション及び本コンシーラーを使用して皮膚をメークアップする方法に関する。従来、コンシーラーは、ファンデーションの適用前の使用が推奨される。本コンシーラーは、ファンデーションの適用前又は適用後に使用することができる。そのような「適用後」は、本ファンデーションと本コンシーラーの色がほぼ同一であるので可能である。さらに、本コンシーラーは、日中に化粧直しとして使用することができる。
きわめて好ましい一実施形態では、本ファンデーション及び本コンシーラーは、同一のパッケージ内で提供される粉末形態のものであり、そのようなパッケージは、ファンデーション及びコンシーラーのための別個のアプリケータを含むコンパクトである。そのようなコンパクトは、持ち運びすることができ、日中に使用することができる。そのようなデリバリーシステムは、ファンデーション及びコンシーラーが異なるアプリケータで適用され、したがって組成物の混入を回避する、効果的なメークアップ方法を提供する。さらに、そのようなデリバリーシステムは、ファンデーション及びコンシーラーを日中に化粧直しのために単独で使用できるメークアップ方法を提供するのにきわめて便利である。
以下の実施例は、本発明の範囲内にある実施形態をさらに説明及び実証する。これらの実施例は、説明の目的のためのみに提示するものであって、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、多くの変更が可能であるので、本発明を限定するものと解釈すべきではない。成分は、適用可能な場合は、化学名又はCTFA名称で識別し、そうでない場合には以下で定義する。
Figure 2010503724
構成成分の定義
*1 メチコンでコーティングされたタルク:三好化成(Miyoshi Kasei)から入手可能なSI TALC
*2 メチコンでコーティングされた雲母:三好化成(Miyoshi Kasei)から入手可能なSI SERICITE
*3 メチコンでコーティングされた二酸化チタン:三好化成(Miyoshi Kasei)から入手可能なSI二酸化チタンIS(SI Titanium Dioxide IS)
*4 メチルメタクリレートクロスポリマー:ガンツ・ケミカル社(GANZ CHEMICAL CO., LTD)から入手可能なGANZ PEARL GMX−0610
*5 ナイロン−6:宇部興産(Ube Kosan)から入手可能なPOMP610
*6 メチコンでコーティングされた黄酸化鉄:大東化成(Daito Kasei)から入手可能なSI MAPICO YW LIGHT LEMON XLO
*7 メチコンでコーティングされた黒酸化鉄:大東化成(Daito Kasei)から入手可能なSI BLACK IRON OXIDE NO.247
*8 メチコンでコーティングされたベンガラ:大東化成(Daito Kasei)から入手可能なSI PURE RED IRON OXIDE R−3098
*9 ナイアシンアミド:ライリー・インダストリーズ社(Reilly Industries Inc)から入手可能なナイアシンアミド
*10 パンテノール:アルプス薬品工業株式会社(Alps Pharmaceutical Inc)から入手可能なDL−パンテノール
*11 ジメチコン:ダウ・コーニングから入手可能なSILICONE OIL SH200C−50CS
*12 エチルヘキシルメトキシシンナメート:ロシュ・ビタミンズ・ジャパン(ROCHE VITAMINS JAPAN K.K)から入手可能なPARSOL MCX
*13 D−δ−トコフェロール:エーザイ株式会社(EISAI CO., LTD)から入手可能なD−DELTA−TOCOPHEROL
調製方法
構成成分番号1〜10及び15をミキサーによって混合して、顔料構成成分を製造した。別個に、構成成分番号11〜14を混合して、結合剤構成成分を製造した。結合剤構成成分を顔料構成成分に加え、ミキサーによって混合した。得られた組成物を受皿内で押し固めた。
Figure 2010503724
構成成分の定義
*1 ジミリスチン酸アルミニウムでコーティングされたタルク:三好化成(Miyoshi Kasei)から入手可能な5MI−TALC JA−46R
*2 ジミリスチン酸アルミニウムでコーティングされた絹雲母:三好化成(Miyoshi Kasei)から入手可能な5MI−SERICITE
*3 ジミリスチン酸アルミニウムでコーティングされた雲母:三好化成(Miyoshi Kasei)から入手可能な5MI−MICA M−102
*4 57.3%二酸化チタン及びメチコンでコーティングされた絹雲母:触媒化成(Shokubai Kasei)から入手可能なファンシーベールS−3060SW(Fancyveil S-3060SW)
*5 メチコンでコーティングされた二酸化チタン:三好化成(Miyoshi Kasei)から入手可能なSI二酸化チタンIS(SI Titanium Dioxide IS)
*6 メチルメタクリレートクロスポリマー:ガンツ・ケミカル社(GANZ CHEMICAL CO.)から入手可能なGANZ PEARL GMX−0610
*7 メチコンでコーティングされた黄酸化鉄:大東化成(Daito Kasei)から入手可能なSI MAPICO YW LIGHT LEMON XLO
*8 メチコンでコーティングされた黒酸化鉄:大東化成(Daito Kasei)から入手可能なSI BLACK IRON OXIDE NO.247
*9 メチコンでコーティングされたベンガラ:大東化成(Daito Kasei)から入手可能なSI PURE RED IRON OXIDE R−3098
*10 ナイアシンアミド:ライリー・インダストリーズ社(Reilly Industries Inc.)から入手可能なナイアシンアミド
*11 パンテノール:アルプス薬品工業株式会社(Alps Pharmaceutical Inc)から入手可能なDL−パンテノール
*12 ジメチコン:ダウ・コーニングから入手可能なSILICONE OIL SH200C−50CS
*13 エチルヘキシルメトキシシンナメート:ロシュ・ビタミンズ・ジャパン(ROCHE VITAMINS JAPAN K.K)から入手可能なPARSOL MCX
*14 D−δ−トコフェロール:エーザイ株式会社(EISAI CO., LTD)から入手可能なD−DELTA−TOCOPHEROL
調製方法
構成成分番号1〜11及び16をミキサーによって混合して、顔料構成成分を製造した。別個に、構成成分番号12〜15を混合して、結合剤構成成分を製造した。結合剤構成成分を顔料構成成分に加え、ミキサーによって混合した。得られた組成物を受皿内で押し固めた。
Figure 2010503724
構成成分の定義
*1 ジメチコンでコーティングされた二酸化チタン:三好化成(Miyoshi Kasei)から入手可能なSA二酸化チタンIS(SA Titanium Dioxide IS)
*2 ビニルジメチコン/メチコンシルセスキオキサン(Methicone Silesquioxane)クロスポリマー:信越シリコーン(Shinetsu Silicone)から入手可能なKSP−100
*3 メチコンでコーティングされた黄酸化鉄:大東化成(Daito Kasei)から入手可能なSI MAPICO YW LIGHT LEMON XLO
*4 メチコンでコーティングされた黒酸化鉄:大東化成(Daito Kasei)から入手可能なSI BLACK IRON OXIDE NO.247
*5 メチコンでコーティングされたベンガラ:大東化成(Daito Kasei)から入手可能なSI PURE RED IRON OXIDE R−3098
*6 ソルビタンモノイソステアレート:クローダ(Croda)から入手可能なクリル6(Crill 6)
*7 ジメチコンコポリオール:ダウ・コーニングから入手可能なDC5225C
*8 シクロペンタシロキサン:ダウ・コーニング(Dow Corning)から入手可能なSH245
*9 D−δ−トコフェロール:エーザイ株式会社(EISAI CO., LTD)から入手可能なD−DELTA−TOCOPHEROL
*10 クワ根抽出物:マルゼン・ファーマスーティカルズ(Maruzen Pharmaceuticals)から入手可能なマルベリーBG(Mulberry BG)
*11 サッカロミコプシス発酵素ろ液:カシワヤマ(Kashiwayama)から入手可能なSK−IIピテラ(SK-II Pitera)
*12 ナイアシンアミド:ライリー・インダストリーズ社(Reilly Industries Inc.)から入手可能なナイアシンアミド
*13 パンテノール:アルプス薬品工業株式会社(Alps Pharmaceutical Ind.)から入手可能なDL−パンテノール
*14 ブチレングリコール:協和発酵工業(Kyowa Hakko Kogyo)から入手可能な1,3ブチレングリコール
調製方法
構成成分番号6〜9及び16を、均質になるまで好適なミキサーによって混合して、親油性混合物を製造した。構成成分番号1〜5を、均質になるまで好適なミキサーによって混合して、粉末混合物を製造した。粉末混合物を、粉砕機を使用して粉砕した。粉末混合物を均質になるまで好適なミキサーによって親油性混合物に添加した。構成成分番号10〜15及び17を、すべての構成成分が完全に溶解するまで、好適なミキサーによって溶解させて、水相を作った。水相を、粉末を加えた親油性混合物の生成物に加えて、ホモジナイザーを使用して室温で乳化をもたらした。
Figure 2010503724
構成成分の定義
*1 ジメチコンでコーティングされた二酸化チタン:三好化成(Miyoshi Kasei)から入手可能なSA二酸化チタンIS(SA Titanium Dioxide IS)
*2 57.3%二酸化チタン及びメチコンでコーティングされた絹雲母:触媒化成(Shokubai Kasei)から入手可能なファンシーベールS−3060SW(Fancyveil S-3060SW)
*3 メチコンでコーティングされた黄酸化鉄:大東化成(Daito Kasei)から入手可能なSI MAPICO YW LIGHT LEMON XLO
*4 メチコンでコーティングされた黒酸化鉄:大東化成(Daito Kasei)から入手可能なSI BLACK IRON OXIDE NO.247
*5 メチコンでコーティングされたベンガラ:大東化成(Daito Kasei)から入手可能なSI PURE RED IRON OXIDE R−3098
*6 ソルビタンモノイソステアレート:クローダ(Croda)から入手可能なクリル6(Crill 6)
*7 ジメチコンコポリオール:ダウ・コーニングから入手可能なDC5225C
*8 イソトリデシルイソノナノエート:クローダ(Croda)から入手可能なクローダモルTN(Crodamol TN)
*9 D−δ−トコフェロール:エーザイ株式会社(EISAI CO., LTD)から入手可能なD−DELTA−TOCOPHEROL
*10 クワ根抽出物:マルゼン・ファーマスーティカルズ(Maruzen Pharmaceuticals)から入手可能なマルベリーBG(Mulberry BG)
*11 サッカロミコプシス発酵素ろ液:カシワヤマ(Kashiwayama)から入手可能なSK−IIピテラ(SK-II Pitera)
*12 ナイアシンアミド:ライリー・インダストリーズ社(Reilly Industries Inc.)から入手可能なナイアシンアミド
*13 パンテノール:アルプス薬品工業株式会社(Alps Pharmaceutical Ind.)から入手可能なDL−パンテノール
*14 ブチレングリコール:協和発酵工業(Kyowa Hakko Kogyo)から入手可能な1,3ブチレングリコール
調製方法
構成成分番号6〜9及び16を、均質になるまで好適なミキサーによって混合して、親油性混合物を製造した。構成成分番号1〜5を、均質になるまで好適なミキサーによって混合して、粉末混合物を製造した。粉末混合物を、粉砕機を使用して粉砕した。粉末混合物を均質になるまで好適なミキサーによって親油性混合物に添加した。構成成分番号10〜15及び17を、すべての構成成分が完全に溶解するまで、好適なミキサーによって溶解させて、水相を作った。水相を、粉末を加えた親油性混合物の生成物に加えて、ホモジナイザーを使用して室温で乳化をもたらした。
使用法
製品1は、実施例1の粉末形態ファンデーションと、実施例2の粉末形態コンシーラーとを含む。製品2は、実施例1の粉末形態ファンデーションと、実施例3の粉末形態コンシーラーとを含む。実施例1は、適切な薄づきのカバー力(sheer coverage)を有する粉末形態ファンデーションとして有用である。顔全体に適用することによって、ファンデーションは、均一な皮膚の色調及び質感をもたらす。実施例2及び3は、高いカバー力を有する粉末形態コンシーラーとして有用であり、染み(spots)など、皮膚の欠点の上に部分的に適用される。
製品3は、実施例4の液体形態ファンデーションと、実施例5の液体形態コンシーラーとを含む。実施例4は、適切な薄づきのカバー力(sheer coverage)を有する液体形態ファンデーションである。顔全体に適用することによって、ファンデーションは、均一な皮膚の色調及び質感をもたらす。実施例5は、高いカバー力を有する液体形態コンシーラーであり、染みなど、皮膚の欠点の上に部分的に適用される。
製品1〜3のファンデーションとコンシーラーとの間の色の差(CMC DE)を、それぞれ、後述するように比色計によって測定した。実施例1〜3では、ケーキ表面を測定した。実施例4及び5では、薄い透明フィルムによって包まれたバルク表面を測定した。
Figure 2010503724
製品1〜3のファンデーションとコンシーラーとの間の色の差(CMC DE)は、1.5以内であった。製品1〜3は、コンシーラーがファンデーションの前に適用されるか後に適用されるかにかかわらず、ファンデーションとコンシーラーとの間の不自然さを与えることなく、類似の色及び質感を有することによって途切れのない外観を提供する。
本明細書に開示される寸法及び値は、列挙された正確な数値に厳しく限定されるものとして理解されるべきではない。それよりむしろ、特に指定されない限り、こうした各寸法は、列挙された値とその値周辺の機能的に同等の範囲との両方を意味することを意図する。例えば、「40mm」として開示される寸法は、「約40mm」を意味することを意図している。
「発明を実施するための形態」で引用した全ての文献は、関連部分において本明細書に参照により組み込まれるが、いずれの文献の引用も、それが本発明に対する先行技術であることを容認するものと解釈されるべきではない。本書における用語のいずれかの意味又は定義が、参照により組み込まれた文献における用語のいずれかの意味又は定義と相反する範囲では、本書においてその用語に与えられた意味又は定義が適用されるものとする。
本発明の特定の実施形態が説明及び記載されてきたが、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく他の様々な変更及び修正を行えることが当業者には明白であろう。したがって、本発明の範囲内にあるそのような全ての変更及び修正を添付の特許請求の範囲で扱うものとする。

Claims (15)

  1. (a)二酸化チタン、酸化亜鉛、及びこれらの混合物からなる群から選択される高カバー力顔料をファンデーションの約15重量%未満含むファンデーションと、
    (b)二酸化チタン、酸化亜鉛、及びこれらの混合物からなる群から選択される高カバー力顔料をコンシーラーの少なくとも約25重量%含むコンシーラーと、
    を含む化粧品であって、
    (c)前記ファンデーション色及び前記コンシーラー色のCMC DEは、1.5未満であり、
    (d)前記ファンデーション及び前記コンシーラーは、同一の製品形態のものである、化粧品。
  2. 前記ファンデーション及び前記コンシーラーは、粉末形態のものである、請求項1に記載の化粧品。
  3. 前記ファンデーション及び前記コンシーラーは、同一のパッケージ内で提供される、請求項2に記載の化粧品。
  4. 多数のアプリケータが、同一のパッケージ内で提供される、請求項3に記載の化粧品。
  5. 少なくとも2つのタイプのアプリケータが、同一のパッケージ内で提供される、請求項4に記載の化粧品。
  6. 前記アプリケータは、パッケージにかみ合せる交換可能なトレイ内に収納される、請求項4又は5に記載の化粧品。
  7. 交換可能なトレイと多数のアプリケータとを含む、請求項6に記載の化粧品用の交換可能なアプリケータキット。
  8. 前記ファンデーション及び前記コンシーラーは、液体形態のものである、請求項1に記載の化粧品。
  9. (1)請求項1に記載のファンデーションを皮膚に適用する工程と、
    (2)請求項1に記載のコンシーラーを皮膚に適用する工程と、を含む皮膚をメークアップする方法。
  10. (a)個人の表面をケアするための組成物と、
    (b)個人の表面に前記組成物を適用するための多数のアプリケータと、
    (c)前記多数のアプリケータを収納するための交換可能なトレイと、を含むパーソナルケア製品であって、
    上記の要素は、同一のパッケージ内で提供される、パーソナルケア製品。
  11. (a)個人の表面をケアするための組成物と、
    (b)個人の表面に前記組成物を適用するための多数のアプリケータと、
    (c)前記多数のアプリケータそれぞれを指定された位置に保持するための分割手段と、を含むパーソナルケア製品であって、
    上記の要素は、同一のパッケージ内で提供される、パーソナルケア製品。
  12. 前記パッケージは、前記組成物及び前記多数のアプリケータが同時にディスプレイされるような配置を提供する、請求項10又は11に記載のパーソナルケア製品。
  13. 少なくとも2つのタイプのアプリケータが提供される、請求項10又は11に記載のパーソナルケア製品。
  14. 少なくとも2つのタイプの組成物が提供される、請求項10又は11に記載のパーソナルケア製品。
  15. 交換可能なトレイと多数のアプリケータとを含む、請求項10に記載のパーソナルケア製品用の交換可能なアプリケータキット。
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