JP2000281529A - 個対応コロコロメークアップ化粧料 - Google Patents

個対応コロコロメークアップ化粧料

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JP2000281529A
JP2000281529A JP11082665A JP8266599A JP2000281529A JP 2000281529 A JP2000281529 A JP 2000281529A JP 11082665 A JP11082665 A JP 11082665A JP 8266599 A JP8266599 A JP 8266599A JP 2000281529 A JP2000281529 A JP 2000281529A
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cosmetic
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cosmetic composition
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Yuka Suzuki
優加 鈴木
Tadao Nakamura
直生 中村
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Pola Chemical Industries Inc
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Pola Chemical Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 化粧テクニックを要さず、個々人の肌特性や
嗜好性に適合した化粧料を提供する。 【解決手段】 化粧効果の異なる複数の種類の化粧料組
成物パーティクルから、1種乃至は2種以上のパーティ
クルを複数個選び出し、これを容器に収納して化粧料と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、個々人のニーズに
適合したメークアップ化粧料に好適な化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】人の肌特性は、十人十色であり、化粧料
の理想は、この肌特性に適合させ、且つ、その個人の嗜
好を満足させて、個々人毎に化粧料を設計、製造するこ
とであるが、この様な化粧料を製造することには、多く
の手間と製造コストの上昇があり、一般化するには大き
な困難が伴う。この反面、個々人の肌特性の把握や嗜好
性の分類については、多くの技術の進歩によりかなり的
確に鑑別が為されるようになっているため、個対応化粧
料の実現には、前記製造上の問題が最も大きな問題とな
っていた。この対応方法としては、例えば、化粧料の組
合せを、従来は、ファンデーションと白粉程度だったの
を、アンダーメークアップ化粧料、ニューアンスカラ
ー、ハイライト、シャドー等の様に増やし、仕上がりが
これらの組合せにより多様化するような手だてが為され
たり、ファンデーションなどを重層化し、仕上がりのバ
ラエティーを増やす手だてが考え出されている。しかし
ながら、この様に化粧料の組合せを複雑化することは、
使用する化粧料の種類を増やし、複雑化することにな
り、それに要する時間が増大したり、化粧テクニックを
要求されるような状況を作り出す欠点を有していた。こ
の為、化粧テクニックを要さず、個々人の肌特性や嗜好
性に適合した化粧料を、製造コストを上げずに提供する
手段が望まれていた。
【0003】一方、化粧料組成物パーティクルを、複数
組み合わせて化粧料とする手段は既に行われているが、
この様なものは、パーティクル間の仕上がりは同じであ
り、この化粧料組成物パーティクルの組合せによって、
化粧料仕上がりの個対応をしようとするような思想は全
く存在しなかった。又、異なった化粧仕上がりの化粧料
が一つの容器に装着されているものも既に存在するが、
この様なものは個々人の嗜好性や肌特性によりこの様な
組合せを選択するものではなく、既に組み合わせそのも
のも宛い扶持のものに過ぎなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、この様な状
況下為されたものであり、化粧テクニックを要さず、個
々人の肌特性や嗜好性に適合した化粧料を、製造コスト
を上げずに提供することを課題とする。
【0005】
【課題の解決手段】本発明者らは、この様な状況に鑑み
て、化粧テクニックを要さず、個々人の肌特性や嗜好性
に適合した化粧料を、製造コストを上げずに提供する技
術を求めて鋭意研究努力を重ねた結果、個々人の嗜好性
や肌特性に合わせて、化粧効果の異なる複数の種類の化
粧料組成物パーティクルから、1種乃至は2種以上のパ
ーティクルを複数個選び出し、これを容器に収納して化
粧料とすることにより、この様な対応が可能であること
を見出し、発明を完成させるに至った。以下、本発明に
ついて実施の形態を中心に更に詳細に説明を加える。
【0006】
【発明の実施の形態】(1)本発明の化粧料の構成要素
であるパーティクル 本発明の化粧料は、化粧効果の異なる複数の種類の化粧
料組成物パーティクルを構成要素とする。このパーティ
クルは複数個組合せ、それによって化粧仕上がりを、嗜
好性や肌特性に合わせて、調整する作用を有する。この
為、この複数種のパーティクルはそれぞれ異なった化粧
仕上がりを有することを要件とする。この化粧仕上がり
とは、例えば、基礎化粧料であれば、異なったメカニズ
ムのメラニン産生抑制剤であったり、保湿剤等による皮
膚機能の改善効果であったり、紫外線防護効果であった
りするし、メークアップ化粧料であれば、色味、色味の
のり、カバー力、パール感、シャドー効果或いはハイラ
イト効果などであったりするし、フレグランス組成物で
あれば、香りの種類や強さであったりする。この様な効
果全般を包括して、本発明では化粧仕上がりという。本
発明の構成要素としてのパーティクルの種類は、化粧仕
上がりの種類にもより異なるが、5〜20種類程度を用
意しておくことが、化粧仕上がりを個々人に適合させる
程度のバラエティを有する意味で好ましい。これらパー
ティクルは、化粧料組成物のみで構成されても良いし、
化粧料組成物を支持体と組み合わせてあっても良い。こ
こで、支持体とは、化粧料単独ではその形態維持性に問
題がある場合に、化粧料の形態を維持する目的で使用す
るものであって、直接は皮膚などに塗布されないものを
意味し、この様な例としては、例えば、粉体化粧料やオ
イルゲル化粧料の中皿やホルダーなどが好ましく例示で
きる。
【0007】本発明の化粧料組成物パーティクルは、上
記任意の構成要素である支持体以外に、通常化粧料など
に含有される任意成分を構成要素に含むことができる。
この様な任意成分としては、例えば、ワセリンやマイク
ロクリスタリンワックス等のような炭化水素類、ホホバ
油やゲイロウ等のエステル類、牛脂、オリーブ油等のト
リグリセライド類、セタノール、オレイルアルコール等
の高級アルコール類、ステアリン酸、オレイン酸等の脂
肪酸、グリセリンや1,3−ブタンジオール等の多価ア
ルコール類、非イオン界面活性剤、アニオン界面活性
剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤、エタノー
ル、カーボポール等の増粘剤、防腐剤、紫外線吸収剤、
抗酸化剤、色素、粉体類等が好ましく例示できる。
【0008】本発明の化粧料パーティクルの形状は、化
粧料容器中に共に存在するパーティクルから同量の化粧
料が取れるような形状であれば、特段の限定はされず、
例えば、直径5mm〜15mmの球状、三角或いは六角
形の平面状等が例示できる。即ち、球体のように転がり
ながら均一に化粧料組成物が取れる形態や同一平面上を
比較的大きな刷毛などの化粧料塗布具で均一になでて化
粧料を取る形態など、均一化手段を備えた使用形態であ
れば特に限定されない。好ましい形態は、球状の化粧料
より、幅10mm〜30mmの刷毛で化粧料を取る形態
のものである。これは、この様な形態が、均一効果が大
きいためである。他方、隙間なく数個のパーティクルを
充填し、同一平面を形成させたものより、幅10mm〜
30mmの刷毛で化粧料を取る形態のものは、この様な
形態に応用しうる化粧料の種類が、オイルゲル、乳化型
の組成物、粉体組成物と多いため、そのバリエーション
の豊富さの面で非常に有利である。本発明の化粧料パー
ティクルはこの様な形態に適合したものが好ましい。本
発明の化粧料では、これらパーティクルの平均値が化粧
仕上がりとなるので、この平均値が嗜好性や肌特性に適
合するようにパーティクルの組合せを選択すればよい。
このパーティクルの組合せ選択により、本発明の化粧料
は個々人に対応することができる。
【0009】(2)本発明の化粧料 本発明の化粧料は、上記化粧料組成物パーティクルの
内、化粧効果の異なる複数の種類の化粧料組成物パーテ
ィクルから、1種乃至は2種以上のパーティクルを複数
個選び出し、これを容器に収納していることを特徴とす
る。ここで、パーティクルとして、化粧効果が異なるも
のが数種類必要な理由は、この組合せによって、化粧効
果の可能性を広げ、多種多様な個々人の嗜好性や肌特性
に適合させるためである。ここで、パーティクルの好ま
しい種類の数は、3〜15種であり、選択されて容器に
詰められる、パーティクルの数は、2〜10種であるこ
とが特に好ましいこれは、最低限の化粧仕上がりを選る
のに必要であるからである。即ち、例えば、パーティク
ルの種類が5種であり、容器へのパーティクルの充填数
が6であれば、その組合せは5×5×5×5×5×5=
15625通りの組合せになり、これが化粧仕上がりの
種類となる。この様に化粧仕上がりが多様化されること
により、本発明の化粧料は、個対応の化粧料となりう
る。この個対応の仕方は、個々人の嗜好性に適合させる
こともできるし、肌特性に対応させることもできる。
【0010】本発明の化粧料としては、個々人に対応す
ることが必要な化粧仕上がりを有する化粧料に適応する
のが好ましい。例えば、基礎化粧料であれば、メラニン
産生阻害剤などを含有する美白化粧料や皮膚機能を改善
する美肌化粧料、シワを改善・抑制する抗シワ化粧料等
が好ましく例示できる。又、メークアップ化粧料であれ
ば、カバー力や色味ののり、色等の要素を有するファン
デーションなどのベースメークアップ化粧料が例示でき
る。これらの内、特に好ましいものは、仕上がり要素が
極めて多様なメークアップ化粧料であり、中でもベース
メークアップ化粧料である。
【0011】本発明の化粧料を構成の1つである、容器
は、上記化粧料組成パーティクルの何れもから等しく化
粧料組成物がとれるものであれば、特段の限定はない
が、例えば、球体であれば、全球体が等しく刷毛などに
より接触され、且つ、運動できる大きさである構造が好
ましく、平面状のパーティクルであれば、隙間なくパー
ティクルが装着でき、且つ、この全面を等しく刷毛など
の塗布具が接触しうる構造のものが好ましい。
【0012】
【実施例】以下に、実施例を挙げて、本発明について更
に詳細に説明を加えるが、本発明が、これら実施例にの
み限定を受けないことは言うまでもない。
【0013】<参考例1>以下に示す、処方に従って5
種のカバー力の異なる、ファンデーション用の化粧料組
成物パーティクルを作成した。即ち、イの成分をヘンシ
ェルミキサーで混合し、0.9mm丸穴スクリーンを装
着したパルベライザーで粉砕し、ダブルプラネタリーミ
キサーで、80℃に加熱しながら、混合し、これを加熱
ロールにかけ、温調した二つ割りの金型で加圧成形し、
冷却して、取り出し直径10mmの球体状の化粧料パー
ティクルを得た。 (化粧料組成物パーティクル1) イ 二酸化チタン 30 重量部 黄色酸化鉄 3 重量部 ベンガラ 0.3重量部 ステアリン酸亜鉛 1.7重量部 セリサイト 25 重量部 珪酸カルシウム 10 重量部 メチルシロキサン網状重合体 10 重量部 ロ スクワラン 12 重量部 オレイン酸オクチルデシル 3 重量部 カルナウバワックス 5 重量部 (化粧料組成物パーティクル2) イ 二酸化チタン 25 重量部 黄色酸化鉄 3 重量部 ベンガラ 0.3重量部 ステアリン酸亜鉛 1.7重量部 セリサイト 30 重量部 珪酸カルシウム 10 重量部 メチルシロキサン網状重合体 10 重量部 ロ スクワラン 12 重量部 オレイン酸オクチルデシル 3 重量部 カルナウバワックス 5 重量部 (化粧料組成物パーティクル3) イ 二酸化チタン 20 重量部 黄色酸化鉄 3 重量部 ベンガラ 0.3重量部 ステアリン酸亜鉛 1.7重量部 セリサイト 35 重量部 珪酸カルシウム 10 重量部 メチルシロキサン網状重合体 10 重量部 ロ スクワラン 12 重量部 オレイン酸オクチルデシル 3 重量部 カルナウバワックス 5 重量部 (化粧料組成物パーティクル4) イ 二酸化チタン 15 重量部 黄色酸化鉄 3 重量部 ベンガラ 0.3重量部 ステアリン酸亜鉛 1.7重量部 セリサイト 40 重量部 珪酸カルシウム 10 重量部 メチルシロキサン網状重合体 10 重量部 ロ スクワラン 12 重量部 オレイン酸オクチルデシル 3 重量部 カルナウバワックス 5 重量部 (化粧料組成物パーティクル5) イ 二酸化チタン 10 重量部 黄色酸化鉄 3 重量部 ベンガラ 0.3重量部 ステアリン酸亜鉛 1.7重量部 セリサイト 45 重量部 珪酸カルシウム 10 重量部 メチルシロキサン網状重合体 10 重量部 ロ スクワラン 12 重量部 オレイン酸オクチルデシル 3 重量部 カルナウバワックス 5 重量部
【0014】<参考例2>以下に示す、処方に従って3
種の色味の異なる、ファンデーション用の化粧料組成物
パーティクルを作成した。即ち、イの成分をヘンシェル
ミキサーで混合し、0.9mm丸穴スクリーンを装着し
たパルベライザーで粉砕し、ダブルプラネタリーミキサ
ーで、80℃に加熱しながら、混合し、これを加熱ロー
ルにかけ、温調した二つ割りの金型で加圧成形し、冷却
して、取り出し直径10mmの球体状の化粧料パーティ
クルを得た。 (化粧料組成物パーティクル6) イ 二酸化チタン 10 重量部 黄色酸化鉄 10 重量部 ベンガラ 1 重量部 ステアリン酸亜鉛 2 重量部 セリサイト 37 重量部 珪酸カルシウム 10 重量部 メチルシロキサン網状重合体 10 重量部 ロ スクワラン 12 重量部 オレイン酸オクチルデシル 3 重量部 カルナウバワックス 5 重量部 (化粧料組成物パーティクル7) イ 二酸化チタン 10 重量部 黄色酸化鉄 8 重量部 ベンガラ 3 重量部 ステアリン酸亜鉛 2 重量部 セリサイト 37 重量部 珪酸カルシウム 10 重量部 メチルシロキサン網状重合体 10 重量部 ロ スクワラン 12 重量部 オレイン酸オクチルデシル 3 重量部 カルナウバワックス 5 重量部 (化粧料組成物パーティクル8) イ 二酸化チタン 10 重量部 黄色酸化鉄 8 重量部 ベンガラ 2 重量部 黒酸化鉄 1 重量部 ステアリン酸亜鉛 2 重量部 セリサイト 37 重量部 珪酸カルシウム 10 重量部 メチルシロキサン網状重合体 10 重量部 ロ スクワラン 12 重量部 オレイン酸オクチルデシル 3 重量部 カルナウバワックス 5 重量部
【0015】<参考例3>以下に示す、処方に従って2
種のパール感の異なる、ファンデーション用の化粧料組
成物パーティクルを作成した。即ち、イの成分をヘンシ
ェルミキサーで混合し、0.9mm丸穴スクリーンを装
着したパルベライザーで粉砕し、ダブルプラネタリーミ
キサーで、80℃に加熱しながら、混合し、これを加熱
ロールにかけ、温調した二つ割りの金型で加圧成形し、
冷却して、取り出し直径10mmの球体状の化粧料パー
ティクルを得た。 (化粧料組成物パーティクル9) イ チタンマイカ 13 重量部 ステアリン酸亜鉛 2 重量部 セリサイト 45 重量部 珪酸カルシウム 10 重量部 メチルシロキサン網状重合体 10 重量部 ロ スクワラン 12 重量部 オレイン酸オクチルデシル 3 重量部 カルナウバワックス 5 重量部 (化粧料組成物パーティクル10) イ 虹彩箔 13 重量部 ステアリン酸亜鉛 2 重量部 セリサイト 45 重量部 珪酸カルシウム 10 重量部 メチルシロキサン網状重合体 10 重量部 ロ スクワラン 12 重量部 オレイン酸オクチルデシル 3 重量部 カルナウバワックス 5 重量部
【0016】<実施例1>上記化粧料組成パーティクル
1〜10と直径30mm、高さ30mmの円筒状の空間
を有する容器とを用いて、本発明の化粧料を作成し、パ
ネラー50名を使用して、その個対応性を調べた。即
ち、黒い色の直径10mm、高さ5mmの穴を10個有
する、プレートを用意し、これら10種のパーティクル
を化粧仕上がり特性別に装着し、見本とした。この見本
をパネラーに見せ、好みに従って、5つのパーティクル
を選択してもらい、これを容器に充填し、刷毛幅20m
m、刷毛厚5mm、毛足の長さ25mmの刷毛とともに
パネラーに渡し、3週間使用してもらった。使用に際し
ては、刷毛で全部の球体をなでるようにして使用するよ
うに注意を行った。使用後、従来使用していたファンデ
ーションと比較して、その適合性をアンケートにより評
価してもらった。評価は、普段使用のファンデーション
に比較して++:非常によい、+:良い、±:やや良
い、−:同等乃至はそれ以下の基準を用い、評価項目
は、色味の適切さ、カバー力の適切さ、メークアップ仕
上がりの適切さ、総合的な好みであった。結果を表1に
示す。これより、本発明の化粧料は個対応力に優れてい
ること、それ故に高い支持率を得ていることがわかる。
更に、この様な方法であれば、化粧料の使用テクニック
をさほど必要とせず、その製造コストも低いことは明ら
かである。
【0017】
【表1】
【0018】<参考例4>以下に示す、処方に従って5
種のカバー力の異なる、ファンデーション用の化粧料組
成物パーティクルを作成した。即ち、イの成分をヘンシ
ェルミキサーで混合し、0.9mm丸穴スクリーンを装
着したパルベライザーで粉砕し、ヘンシェルミキサーで
混合しながらロの成分を滴下しながらコーティングし、
1mmヘリングボーンスクリーンを装着したパルベライ
ザーで粉砕し、直径10mmの円に内接する正6角形の
形をした金型に充填し、加圧成形し、ファンデーション
用の化粧料組成物パーティクルを得た。 (化粧料組成物パーティクル2−1) イ シリコーン処理二酸化チタン 20 重量部 シリコーン処理黄色酸化鉄 2 重量部 シリコーン処理ベンガラ 0.2重量部 ステアリン酸亜鉛 1 重量部 シリコーン処理セリサイト 26.8重量部 珪酸カルシウム 10 重量部 メチルシロキサン網状重合体 10 重量部 ロ ジメチコン 12 重量部 オレイン酸オクチルデシル 3 重量部 高粘度シリコーン 5 重量部 (化粧料組成物パーティクル2−2) イ シリコーン処理二酸化チタン 16 重量部 シリコーン処理黄色酸化鉄 2 重量部 シリコーン処理ベンガラ 0.2重量部 ステアリン酸亜鉛 1 重量部 シリコーン処理セリサイト 28.8重量部 珪酸カルシウム 10 重量部 メチルシロキサン網状重合体 10 重量部 ロ ジメチコン 12 重量部 オレイン酸オクチルデシル 3 重量部 高粘度シリコーン 5 重量部 (化粧料組成物パーティクル2−3) イ シリコーン処理二酸化チタン 12 重量部 シリコーン処理黄色酸化鉄 2 重量部 シリコーン処理ベンガラ 0.2重量部 ステアリン酸亜鉛 1 重量部 シリコーン処理セリサイト 32.8重量部 珪酸カルシウム 10 重量部 メチルシロキサン網状重合体 10 重量部 ロ ジメチコン 12 重量部 オレイン酸オクチルデシル 3 重量部 高粘度シリコーン 5 重量部 (化粧料組成物パーティクル2−4) イ シリコーン処理二酸化チタン 8 重量部 シリコーン処理黄色酸化鉄 2 重量部 シリコーン処理ベンガラ 0.2重量部 ステアリン酸亜鉛 1 重量部 シリコーン処理セリサイト 36.8重量部 珪酸カルシウム 10 重量部 メチルシロキサン網状重合体 10 重量部 ロ ジメチコン 12 重量部 オレイン酸オクチルデシル 3 重量部 高粘度シリコーン 5 重量部 (化粧料組成物パーティクル2−5) イ シリコーン処理二酸化チタン 4 重量部 シリコーン処理黄色酸化鉄 2 重量部 シリコーン処理ベンガラ 0.2重量部 ステアリン酸亜鉛 1 重量部 シリコーン処理セリサイト 36.8重量部 珪酸カルシウム 10 重量部 メチルシロキサン網状重合体 10 重量部 ロ ジメチコン 12 重量部 オレイン酸オクチルデシル 3 重量部 高粘度シリコーン 5 重量部
【0019】<参考例5>以下に示す、処方に従って3
種の色味の異なる、ファンデーション用の化粧料組成物
パーティクルを作成した。即ち、イの成分をヘンシェル
ミキサーで混合し、0.9mm丸穴スクリーンを装着し
たパルベライザーで粉砕し、ヘンシェルミキサーで混合
しながらロの成分を滴下しながらコーティングし、1m
mヘリングボーンスクリーンを装着したパルベライザー
で粉砕し、直径10mmの円に内接する正6角形の形を
した金型に充填し、加圧成形し、ファンデーション用の
化粧料組成物パーティクルを得た。 (化粧料組成物パーティクル2−6) イ シリコーン処理二酸化チタン 4 重量部 シリコーン処理黄色酸化鉄 10 重量部 シリコーン処理ベンガラ 2 重量部 ステアリン酸亜鉛 1 重量部 シリコーン処理セリサイト 27 重量部 珪酸カルシウム 10 重量部 メチルシロキサン網状重合体 10 重量部 ロ ジメチコン 12 重量部 オレイン酸オクチルデシル 3 重量部 高粘度シリコーン 5 重量部 (化粧料組成物パーティクル2−7) イ シリコーン処理二酸化チタン 4 重量部 シリコーン処理黄色酸化鉄 9 重量部 シリコーン処理ベンガラ 3 重量部 ステアリン酸亜鉛 1 重量部 シリコーン処理セリサイト 27 重量部 珪酸カルシウム 10 重量部 メチルシロキサン網状重合体 10 重量部 ロ ジメチコン 12 重量部 オレイン酸オクチルデシル 3 重量部 高粘度シリコーン 5 重量部 (化粧料組成物パーティクル2−8) イ シリコーン処理二酸化チタン 4 重量部 シリコーン処理黄色酸化鉄 7 重量部 シリコーン処理ベンガラ 5 重量部 ステアリン酸亜鉛 1 重量部 シリコーン処理セリサイト 27 重量部 珪酸カルシウム 10 重量部 メチルシロキサン網状重合体 10 重量部 ロ ジメチコン 12 重量部 オレイン酸オクチルデシル 3 重量部 高粘度シリコーン 5 重量部
【0020】<参考例6>以下に示す、処方に従って2
種のパール感の異なる、ファンデーション用の化粧料組
成物パーティクルを作成した。即ち、イの成分をヘンシ
ェルミキサーで混合し、0.9mm丸穴スクリーンを装
着したパルベライザーで粉砕し、ヘンシェルミキサーで
混合しながらロの成分を滴下しながらコーティングし、
1mmヘリングボーンスクリーンを装着したパルベライ
ザーで粉砕し、直径10mmの円に内接する正6角形の
形をした金型に充填し、加圧成形し、ファンデーション
用の化粧料組成物パーティクルを得た。 (化粧料組成物パーティクル2−9) イ シリコーン処理チタンマイカ 16 重量部 ステアリン酸亜鉛 1 重量部 シリコーン処理セリサイト 27 重量部 珪酸カルシウム 10 重量部 メチルシロキサン網状重合体 10 重量部 ロ ジメチコン 12 重量部 オレイン酸オクチルデシル 3 重量部 高粘度シリコーン 5 重量部 (化粧料組成物パーティクル2−10) イ シリコーン処理虹彩箔 16 重量部 ステアリン酸亜鉛 1 重量部 シリコーン処理セリサイト 27 重量部 珪酸カルシウム 10 重量部 メチルシロキサン網状重合体 10 重量部 ロ ジメチコン 12 重量部 オレイン酸オクチルデシル 3 重量部 高粘度シリコーン 5 重量部
【0021】<実施例2>上記化粧料組成物パーティク
ル2ー1〜2ー10を図1に示すような、形状で7つ装
着できる容器を用意し、実施例1と同様に20名のパネ
ラーに好みによって、7つパーティクルを選んでもらい
(重複を認める)本発明の化粧料とし、普段使用してい
るファンデーションと、実施例1と同様に比較してもら
った。刷毛も実施例1と同じものを用いた。結果を表2
に示す。これより、この様な形態であっても、本発明の
化粧料の効果である、個対応性は維持されることがわか
る。テクニックや製造コストも同様である。
【0022】
【表2】
【0023】<実施例3>上記実施例2の刷毛を、植毛
パフ(毛足3mm)に換え、実施例2との比較を専門パ
ネラーを用いて行ったが、殆ど化粧仕上がりの個対応性
に差は見られず、好みにより、塗布具を選択しうること
が判明した。
【0024】<実施例4>参考例4〜6の中皿を1辺が
1cmの正三角形の中皿に変え、同様に化粧料組成物パ
ーティクル3ー1〜3ー10を作成し、図2に示す、こ
のパーティクルが6個装着できる容器とともに、本発明
の化粧料を作成した。このものの効果も、専門パネラー
により同様であることが判明した。刷毛は実施例1都道
用のものを用いた。
【0025】<実施例5>下記処方成分を、加熱溶解・
分散し、実施例4の中皿に充填し、冷却固化して基礎化
粧料用の化粧料組成物パーティクルを得た。このパーテ
ィクルと実施例4の容器と刷毛を組み合わせて基礎化粧
料を得た。このものは、基礎化粧の美白効果、美肌効
果、抗炎症効果、抗シワ効果を選択肢として、個対応し
うる化粧料であった。これより、本発明の化粧料は基礎
化粧料にも適用しうることがわかる。 (化粧料組成物パーティクル4ー1:美白用) カルナウバワックス 5 重量部 水添ヤシ油 25 重量部 マイクロクリスタリンワックス 15 重量部 キャンデリラワックス 2 重量部 モクロウ 3 重量部 スクワラン 30 重量部 ホホバ油 5 重量部 グリセリン 5 重量部 ソルビタンセスキオレート 0.3重量部 アルブチン 0.2重量部 ヒマシ油 9.5重量部 (化粧料組成物パーティクル4ー2:美白用) カルナウバワックス 5 重量部 水添ヤシ油 25 重量部 マイクロクリスタリンワックス 15 重量部 キャンデリラワックス 2 重量部 モクロウ 3 重量部 スクワラン 30 重量部 ホホバ油 5 重量部 グリセリン 5 重量部 ソルビタンセスキオレート 0.3重量部 アスコルビン酸燐酸マグネシウム 0.2重量部 ヒマシ油 9.5重量部 (化粧料組成物パーティクル4ー3:美肌用) カルナウバワックス 5 重量部 水添ヤシ油 25 重量部 マイクロクリスタリンワックス 15 重量部 キャンデリラワックス 2 重量部 モクロウ 3 重量部 スクワラン 30 重量部 ホホバ油 5 重量部 グリセリン 5 重量部 ソルビタンセスキオレート 0.3重量部 アセチル化トレハロース 0.1重量部 ヒアルロン酸ナトリウム 0.1重量部 ヒマシ油 9.5重量部 (化粧料組成物パーティクル4ー4:抗炎症用) カルナウバワックス 5 重量部 水添ヤシ油 25 重量部 マイクロクリスタリンワックス 15 重量部 キャンデリラワックス 2 重量部 モクロウ 3 重量部 スクワラン 30 重量部 ホホバ油 5 重量部 グリセリン 5 重量部 ソルビタンセスキオレート 0.3重量部 グリチルリチン酸ジカリウム 0.2重量部 ヒマシ油 9.5重量部 (化粧料組成物パーティクル4ー5:抗シワ症用) カルナウバワックス 5 重量部 水添ヤシ油 25 重量部 マイクロクリスタリンワックス 15 重量部 キャンデリラワックス 2 重量部 モクロウ 3 重量部 スクワラン 30 重量部 ホホバ油 5 重量部 グリセリン 5 重量部 ソルビタンセスキオレート 0.3重量部 ウルソール酸ベンジルエステル 0.2重量部 ヒマシ油 9.5重量部
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、化粧テクニックを要さ
ず、個々人の肌特性や嗜好性に適合した化粧料を、製造
コストを上げずに提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 化粧料組成物パーティクル1〜8を装着した
本発明の化粧料を示す図である。
【図2】 化粧料組成物パーティクル1〜6を装着した
本発明の化粧料を示す図である。
フロントページの続き Fターム(参考) 4C083 AA122 AB232 AB242 AB372 AB432 AC012 AC022 AC122 AC242 AC352 AC442 AD152 AD162 AD212 AD332 AD392 AD532 AD642 CC12 DD21 EE05 EE16

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 化粧効果の異なる複数の種類の化粧料組
    成物パーティクルから、1種乃至は2種以上のパーティ
    クルを複数個選び出し、これを容器に収納してなる化粧
    料。
  2. 【請求項2】 パーティクルの選択が、化粧料を使用す
    る個人の嗜好性及び/又は肌特性に合致して行われるも
    のである、請求項1に記載の化粧料。
  3. 【請求項3】 化粧料の塗布が、各パーティクルの特性
    の平均値になるように、塗布以前に塗布具で調整されて
    塗布されることを特徴とする、請求項1又は2に記載の
    化粧料。
  4. 【請求項4】 塗布具が、パフ、刷毛、筆又はチップで
    あることを特徴とする、請求項1〜3の何れか一項に記
    載の化粧料。
  5. 【請求項5】 ファンデーションであることを特徴とす
    る、請求項1〜4の何れか一項に記載の化粧料。
  6. 【請求項6】 パーティクルの形状が、球状乃至はその
    近傍の構造又は中皿に充填されたディッシュ状であるこ
    とを特徴とする、請求項1〜5の何れか一項に記載の化
    粧料。
  7. 【請求項7】 個対応化粧料であることを特徴とする、
    請求項1〜6の何れか一項に記載の化粧料。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003012454A (ja) * 2001-06-26 2003-01-15 Kanebo Ltd 化粧品販売方法およびそれに用いる化粧品
WO2008038225A2 (en) 2006-09-28 2008-04-03 The Procter & Gamble Company Cosmetic product

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JP2003012454A (ja) * 2001-06-26 2003-01-15 Kanebo Ltd 化粧品販売方法およびそれに用いる化粧品
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