JPH10298035A - メークアップ化粧セットの評価法 - Google Patents

メークアップ化粧セットの評価法

Info

Publication number
JPH10298035A
JPH10298035A JP11871097A JP11871097A JPH10298035A JP H10298035 A JPH10298035 A JP H10298035A JP 11871097 A JP11871097 A JP 11871097A JP 11871097 A JP11871097 A JP 11871097A JP H10298035 A JPH10298035 A JP H10298035A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
makeup
weight
make
parts
stratum corneum
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11871097A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Nishikata
和博 西方
Yukari Sakazaki
ゆかり 坂崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pola Chemical Industries Inc
Original Assignee
Pola Chemical Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pola Chemical Industries Inc filed Critical Pola Chemical Industries Inc
Priority to JP11871097A priority Critical patent/JPH10298035A/ja
Publication of JPH10298035A publication Critical patent/JPH10298035A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Brushes (AREA)
  • Cosmetics (AREA)
  • Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 本発明は、どの様な人でも安心してメークア
ップ化粧を行うための手段及びメークアップによる刺激
発現などの好ましくない現象を未然に防ぐ手段を提供す
ることを課題とする。 【解決手段】 メークアップ化粧料とそれを塗布する用
具の組み合わせからなるメークアップ化粧セットに於い
て、当該メークアップ化粧料を当該用具で皮膚に塗布し
た場合、塗布作業によって剥離した角層の量を指標とす
る、当該メークアップ化粧セットを評価する。剥離する
角層が50mm2あたり10個以下であれば敏感肌の人
の刺激発現が抑制できる。本発明によれば、どの様な人
でも安心してメークアップ化粧を行うための手段及びメ
ークアップによる刺激発現などの好ましくない現象を未
然に防ぐ手段を提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、敏感肌の人に適し
た、ファンデーション等のメークアップ化粧料とパフな
どのそれを塗布する用具からなるメークアップ化粧セッ
トの評価に好適な、メークアップ化粧セットの評価法及
び当該メークアップ化粧セットに関する。
【0002】
【従来の技術】美しく装いたい気持ちは人間だれしも抱
いている願望であり、これが故に紀元前の昔よりメーク
アップ化粧が行われてきている。メークアップ化粧はベ
ンガラ等の顔料を直に顔に塗布することより始まって、
顔料に加えて水、多価アルコール、界面活性剤、油性成
分を配合したファンデーションが発明され、更に、これ
らのファンデーションについて、簡便性を考慮し、油性
成分と粉体又は/及び表面処理粉体を配合したルースパ
ウダー状、プレストパウダー状、オイルゲル状或いはオ
イルゲルとプレストパウダーの中間に位置するモイスト
状のものが登場し、現在はこれらのタイプのものが全盛
となっている。又、これ以外にも、メークアップ化粧料
としては、チークカラーやアイカラー、ハイライト等が
同様の形態で開発されている。この様な形態のメークア
ップ化粧料に於いて、通常の人は何等問題なく使用でき
るメークアップ化粧料であっても、近年敏感肌の人或い
はアトピー性皮膚炎などで皮膚に損傷のある人に於い
て、プレストパウダー状のファンデーション等を使用す
ると、刺激を感じるという訴えが時としてあることが指
摘されている。この様な場合には化粧料の使用の中止な
どの手段で対応しており、敏感肌の人或いはアトピー性
皮膚炎などで皮膚に損傷のある人はメークアップ化粧料
を使用できない場合が少なくなかった。又、この様な刺
激発現のメカニズムについては全く知られていなかっ
た。更に、メークアップ化粧料のニーズに於いて、どの
様な人でも安心してメークアップ化粧を行うための手段
及びメークアップによる刺激発現などの好ましくない現
象を未然に防ぐ手段の開発が求められていたが、まだこ
の様な手段は得られていなかった。この様な刺激の発現
について、メークアップ化粧料の塗布などに用いられる
パフや刷毛等の塗布用の用具の関与についても何等知ら
れていなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこの様な状況
下行われたものであり、どの様な人でも安心してメーク
アップ化粧を行うための手段及びメークアップによる刺
激発現などの好ましくない現象を未然に防ぐ手段を提供
することを課題とする。
【0004】
【課題の解決手段】かかる状況に鑑みて、本発明者等は
どの様な人でも安心してメークアップ化粧を行うための
手段及びメークアップによる刺激発現などの好ましくな
い現象を未然に防ぐ手段を求めて鋭意研究を重ねた結
果、メークアップ化粧料を皮膚上に塗布し、皮膚上に塗
布された粉体を回収し、当該粉体中に含まれる剥離した
角層又はその断片の数を指標とする、メークアップ化粧
料の評価法によって、刺激発現が的確に予知しうること
を見いだした。更に検討を重ねた結果、当該評価法に於
いて、剥離した角層の数が10以下であることを特徴と
する、メークアップ化粧料が敏感肌の人に対しても刺激
発現をしない優れた化粧料であることを見いだした。加
えて、この様な角層剥離に対して影響を及ぼすのは化粧
料だけではなく、パフや刷毛等の塗布用具の影響も多
く、これらの両者の作用を併せて評価することにより、
刺激発現を抑制しうることを見いだし発明を完成させる
に至った。以下、本発明について実施の形態を中心に詳
細に説明する。
【0005】
【発明の実施の形態】
(1)本発明のメークアップ化粧セットの評価法 本発明のメークアップ化粧セットの評価法は、メークア
ップ化粧料を皮膚上にセットを構成する塗布用具を用い
て塗布し、皮膚上に塗布された粉体を回収し、当該粉体
中に含まれる剥離した角層又はその断片の数を指標とす
ることを特徴とする。この評価法に於いてメークアップ
化粧料の塗布は、実体に即した方法で塗布することが好
ましく、メークアップ化粧料の塗布量やかける力や擦過
する回数などは実使用に準じるのが好ましい。又、塗布
する皮膚としては、人体の皮膚であれば特段の限定無く
用いることが可能であり、同質の皮膚が広く存在する前
腕内側部を用いるのが特に好ましい。又、剥離した角層
を検知しやすくするため、塗布する皮膚を予め、ヘマト
キシリン、エオシン等で予め染色しておく方が好まし
い。かくして皮膚上に塗布したメークアップ料は一定時
間静置した後、柔らかい刷毛などの角層を傷つけない道
具を用いて皮膚上よりスライドグラス上に回収する。か
くして回収された粉体中に混入している角層又はその断
片を顕微鏡下計数し、この数を指標にすれば、このメー
クアップ化粧料と塗布用具のメークアップ化粧セットの
刺激発現可能性が推定できる。即ちこの数が多いほど刺
激発現可能性の高いメークアップ化粧セットであると推
測できる。この数としては、後記実施例に示すように1
0個未満であれば刺激発現可能性の極めて低いメークア
ップ化粧セットと推定できる。本発明の評価法が適用で
きる化粧セットとしては、メークアップ化粧セットであ
れば特段の限定はないが、塗布面積の広いファンデーシ
ョンとその塗布用具の組み合わせに於いて特にその効果
が高い。
【0006】(2)本発明のメークアップ化粧セット 本発明のメークアップ化粧セットは、上記評価法に於い
て、剥離する角層又はその断片が10個未満であること
を特徴とする。かかる本発明のメークアップ化粧セット
は刺激発現可能性が低く、敏感肌やアトピー性皮膚炎等
の損傷皮膚の人に適用しても刺激発現を起こす可能性が
低く、その様な人でも極めて安全に使用することが出来
る。本発明のメークアップ化粧セットの内、メークアッ
プ化粧料を設計するには、基本的にはトライアル・アン
ド・エラーによらなければならないが、大凡次のことに
留意して処方組を行えばよい。1)例えば、球状ナイロ
ンパウダー等のような摩擦係数の低い粉体を多く配合す
る。2)シリコーンオイルなど軽い感触のオイルを油性
成分の主体として、キャスターオイルなどの高粘度の油
剤やマイクロクリスタリンワックスや固形パラフィン等
のワックスの使用を出来る限り控える。3)粉体成分の
粒径を揃えると同時に平均粒径を3〜20ミリミクロン
程度に揃える。極端に大きい粉体や極端な微粒子粉体の
使用は避ける4)中空ポリアクリル酸エステル等の中空
粉体や炭酸カルシウム等の比重の軽い粉体の含有率を高
くする。これらを、常法に従って処理しメークアップ化
粧料を製造し、これを実際に塗布するのに使用する塗布
用具を用いて、上記評価法に従って剥離する角層又はそ
の断片を計数し、処方を調整し剥離する角層又はその断
片の数が10個未満になるようにすれば良い。本発明の
メークアップ化粧セットのメークアップ化粧料に於いて
は、上記の点に留意さえすれば通常の化粧同様に一般的
に化粧料原料として使用されている原料を、本発明の効
果を損ねない範囲に於いて配合することが出来る。この
様な任意成分としては、例えば、ワセリンやマイクロク
リスタリンワックス等のような炭化水素類、ホホバ油や
ゲイロウ等のエステル類、牛脂、オリーブ油等のトリグ
リセライド類、セタノール、オレイルアルコール等の高
級アルコール類、ステアリン酸、オレイン酸等の脂肪
酸、グリセリンや1,3−ブタンジオール等の多価アル
コール類、非イオン界面活性剤、アニオン界面活性剤、
カチオン界面活性剤、両性界面活性剤、エタノール、カ
ーボポール等の増粘剤、防腐剤、紫外線吸収剤、抗酸化
剤、色素、粉体類等が例示できる。又、パフ、刷毛、チ
ップなどの塗布用具は市販されているものの中から選択
すれば良い。特に、塗布用具としては、後記実施例に示
すように角層剥離を抑制するためには、即ち、刺激発現
の抑制の為には、刷毛や植毛パフなどの摩擦係数の少な
い用具を用いるのが好ましく、塗布面積の広いファンデ
ーションなどには植毛パフを選択するのが特に好まし
い。
【0007】
【実施例】以下に実施例を示して更に詳細に本発明につ
いて説明を加えるが、本発明がこれら実施例にのみ限定
を受けないことは言うまでもない。
【0008】<実施例1> 化粧料塗布用具の刺激発現への影響と角層の剥離 化粧料塗布用具の刺激発現に及ぼす影響を調べる為に、
次に示す処方のファンデーションを作成した。ファンデ
ーションは、粉体成分をヘンシェルミキサーで低速混合
し、0.1mm丸穴スクリーンを装着したパルベライザ
ーで粗粉砕し、ヘンシェルミキサーで高速混合しながら
油脂成分を滴下コーティングし、1mmヘリングボーン
スクリーンを装着したパルベライザーで仕上げ粉砕し、
金皿に詰め加圧成形して作成した。このファンデーショ
ンについて、植毛パフ、9種のウレタンパフを用いて敏
感肌の人40名に1週間づつそれぞれ使用して貰い、刺
激の発現の有無についてアンケートで答えて貰った。結
果を表1に示す。これより同じファンデーションであっ
てもその塗布用具によって刺激発現が大きく異なってく
るのが判る。
【0009】 (ファンデーションの処方) シリカ−酸化鉄コーティングチタニアマイカ 16 重量部 シリコーン処理マイカ 14 重量部 シリコーン処理セリサイト 15 重量部 ポリメチルシルセスキオキサン 4 重量部 シリコーン処理チタンマイカ 18 重量部 シリコーン処理二酸化チタン 12 重量部 シリコーン処理タルク 3 重量部 シリコーン処理黄色酸化鉄 2 重量部 シリコーン処理ベンガラ 1 重量部 シリカゲル 5 重量部 ジメチコン 10 重量部
【0010】
【表1】
【0011】上記の刺激発現について調べたパフについ
て、本発明の評価法による評価を行った。即ち、前腕内
側部に3cm×3cmの部位を作成し、これをヘマトキ
シリンとエオシンで染色し、この部位をこれらのパフで
前腕内側部を一定方向に20回力を加えずに擦過し、パ
フの表面をセロハンテープで5回軽くストリッピング
し、このセロハンテープの顕微鏡像をビデオ画像として
取り込み、画像解析により剥離した角層の面積を算出し
た。この面積を9cm2で除し100を乗じ剥離角層面
積百分率とした。結果を表2に示す。この結果より、本
発明の評価法より算出された角層剥離面積百分率と刺激
発現可能性が良く相関していることが判る。(相関係数
0.96)又、角層剥離面積百分率が1%未満であれば
刺激発現可能性が極めて低いことも判る。即ち、メーク
アップ化粧料の刺激発現にはその塗布用具の特性が関与
しており、角層剥離の程度によって刺激発現が予知しう
ることが判る。
【0012】
【表2】
【0013】<実施例2>下記に示す処方でファンデー
ション1〜3を作成した。即ち、イの成分をヘンシェル
ミキサーに秤込み低速混合し、0.1mm丸穴スクリー
ンを装着したパルベライザーで粗粉砕し、これをヘンシ
ェルミキサーに戻し、高速混合しながらロを滴下しコー
ティングした。これを1mmヘリングボーンスクリーン
を装着したパルベライザーで仕上げ粉砕し、金皿に詰め
加圧成形しファンデーションを得た。これらファンデー
ションを実施例1の植毛パフとウレタンパフ3とを用い
て、本発明の評価方法に従って、角層剥離を検討した。
即ち、これらのパフでファンデーション1〜3を予めヘ
マトキシリンとエオシンで染色した前腕内側部の3mm
×3mmの部位に塗布し、30分静止した後、柔らかい
刷毛で静かにスライドグラス上に粉体を払い落とし、こ
れを顕微鏡下観察し、剥離した角層の数を計数した。
(被験者数5、数値は50mm2の平均値)又、別途、
敏感肌のパネラー20名を用い、これらのパフとファン
デーションを用いて2週間使用テストし、刺激感の発現
の有無をアンケートで調べた。これらの結果を表3に示
す。これらの結果より、刺激発現はファンデーションと
その塗布用具の組み合わせによって生じ、この刺激発現
は本発明の評価法によって的確に予知しうることが判
る。 (ファンデーション1) イ ナイロンパウダー 25 重量部 タルク 37.3重量部 二酸化チタン 10 重量部 チタン酸亜鉛 10 重量部 黄色酸化鉄 4 重量部 ベンガラ 1 重量部 群青 0.5重量部 メチルパラベン 0.2重量部 ロ ジメチコン 12 重量部 (ファンデーション2) イ 高分子量メチルシロキサン3次元ポリマー 25 重量部 タルク 37.3重量部 二酸化チタン 10 重量部 チタン酸亜鉛 10 重量部 黄色酸化鉄 4 重量部 ベンガラ 1 重量部 群青 0.5重量部 メチルパラベン 0.2重量部 ロ ジメチコン 12 重量部 (ファンデーション3) イ メタクリル酸エステル樹脂粉末 25 重量部 タルク 37.3重量部 二酸化チタン 10 重量部 チタン酸亜鉛 10 重量部 黄色酸化鉄 4 重量部 ベンガラ 1 重量部 群青 0.5重量部 メチルパラベン 0.2重量部 ロ ジメチコン 12 重量部
【0014】
【表3】
【0015】<実施例3>下記に示す処方でアイカラー
を作成した。即ち、イの成分をヘンシェルミキサーに秤
込み低速混合し、0.1mm丸穴スクリーンを装着した
パルベライザーで粗粉砕し、これをヘンシェルミキサー
に戻し、高速混合しながらロを滴下しコーティングし
た。これを1mmヘリングボーンスクリーンを装着した
パルベライザーで仕上げ粉砕し、金皿に詰め加圧成形し
アイカラーを得た。このものを予めヘマトキリンとエオ
シンで染色して前腕内側部に作成した3cm×3cmの
部位に、ウレタンタイプのアイカラー用のチップと狐毛
のアイカラー用の刷毛で塗布し、30分放置した後、ブ
ラシで静かにスライドグラス上に落とし、これを顕微鏡
下観察し剥離した角層の数を計数した。(例数5)剥離
した角層の数は平均50mm2あたりの平均値を表4に
示す。又、このものをアトピー性皮膚炎の人20名で2
週間使用テストして貰い、刺激感の出現をアンケートで
調べた。結果を刺激感の出現例数を表4に示す。これよ
り、アイカラーでもファンデーション同様、刺激発現は
本発明の評価法によって的確に予知しうることが判る。 イ ナイロンパウダー 25 重量部 タルク 37.3重量部 クロイゾネレッド 10 重量部 虹彩箔(赤) 10 重量部 クロイゾネゴールドブロンズ 4 重量部 ベンガラ 1 重量部 群青 0.5重量部 メチルパラベン 0.2重量部 ロ ジメチコン 12 重量部
【0016】
【表4】
【0017】<実施例4>下記に示す処方でファンデー
ション4を作成した。即ち、イの成分をヘンシェルミキ
サーに秤込み低速混合し、0.1mm丸穴スクリーンを
装着したパルベライザーで粗粉砕し、これをヘンシェル
ミキサーに戻し、高速混合しながらロを滴下しコーティ
ングした。これを1mmヘリングボーンスクリーンを装
着したパルベライザーで仕上げ粉砕し、金皿に詰め加圧
成形しファンデーションを得た。これらファンデーショ
ンを実施例1のウレタンパフ1〜5とを用いて、本発明
の評価方法に従って、角層剥離を検討した。即ち、これ
らのパフでファンデーション4を予めヘマトキシリンと
エオシンで染色した前腕内側部の3mm×3mmの部位
に塗布し、30分静止した後、柔らかい刷毛で静かにス
ライドグラス上に粉体を払い落とし、これを顕微鏡下観
察し、剥離した角層の数を計数した。(被験者数5、数
値は50mm2の平均値)又、別途、敏感肌のパネラー
20名を用い、これらのパフとファンデーションを用い
て2週間使用テストし、刺激感の発現の有無をアンケー
トで調べた。これらの結果を表5に示す。これらの結果
より、刺激発現はファンデーションとその塗布用具の組
み合わせによって生じ、この刺激発現は本発明の評価法
によって的確に予知しうることが判る。又、刺激発現を
出現させやすいウレタンパフであっても、処方成分を工
夫することにより、刺激を発現させずに使用できること
も判る。 (ファンデーション4) イ ナイロンパウダー 45 重量部 タルク 17.3重量部 二酸化チタン 10 重量部 チタン酸亜鉛 10 重量部 黄色酸化鉄 4 重量部 ベンガラ 1 重量部 群青 0.5重量部 メチルパラベン 0.2重量部 ロ ジメチコン 12 重量部
【0018】
【表5】
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、どの様な人でも安心し
てメークアップ化粧を行うための手段及びメークアップ
による刺激発現などの好ましくない現象を未然に防ぐ手
段を提供することができる。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メークアップ化粧料とそれを塗布する用
    具の組み合わせからなるメークアップ化粧セットに於い
    て、当該メークアップ化粧料を当該用具で皮膚に塗布し
    た場合、塗布作業によって剥離した角層の量を指標とす
    る、当該メークアップ化粧セットの評価法。
  2. 【請求項2】 指標とすべき角層の量が、角層及び/又
    はその断片の個数である、請求項1に記載のメークアッ
    プ化粧セットの評価法。
  3. 【請求項3】 メークアップ化粧料がファンデーション
    であることを特徴とする、請求項1又は2に記載のメー
    クアップ化粧セットの評価法。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3何れか一項に記載の評価法
    に於いて、剥離した角層及び/又はその断片の個数が1
    0個未満である、メークアップ化粧セット。
  5. 【請求項5】 メークアップ化粧料がファンデーション
    である、請求項4記載のメークアップ化粧セット。
  6. 【請求項6】 塗布する用具が植毛パフである、請求項
    4又は5に記載のメークアップ化粧セット。
  7. 【請求項7】 敏感肌及び/又は損傷肌に適用されるこ
    とを特徴とする、請求項4〜6何れか一項に記載のメー
    クアップ化粧セット。
JP11871097A 1997-04-22 1997-04-22 メークアップ化粧セットの評価法 Pending JPH10298035A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11871097A JPH10298035A (ja) 1997-04-22 1997-04-22 メークアップ化粧セットの評価法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11871097A JPH10298035A (ja) 1997-04-22 1997-04-22 メークアップ化粧セットの評価法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10298035A true JPH10298035A (ja) 1998-11-10

Family

ID=14743205

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11871097A Pending JPH10298035A (ja) 1997-04-22 1997-04-22 メークアップ化粧セットの評価法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10298035A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018108373A (ja) * 2016-12-28 2018-07-12 ポーラ化成工業株式会社 肌状態認識システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018108373A (ja) * 2016-12-28 2018-07-12 ポーラ化成工業株式会社 肌状態認識システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2380712C (en) Discontinuous films from skin care compositions
DE60105246T2 (de) Filmbildende kosmetische Zusammensetzung
JP3984259B2 (ja) 化粧用調製品
TWI508749B (zh) Solid powder cosmetic
CA2594698A1 (en) Variable tint cosmetics
UA56991C2 (uk) Практично безводна косметична композиція для місцевого застосування (варіанти), спосіб її виготовлення, олівець для очей та косметична плівкоутворювальна система
JP4813229B2 (ja) まつ毛とまつ毛の生え際用化粧料およびその使用方法
JP2008273943A (ja) 水性メイクアップ化粧料
TWI586375B (zh) A resin composition, and a cosmetic material to which the resin composition is added
JP4562332B2 (ja) アイメーク用オーバーコート化粧料
US20170231356A1 (en) Cosmetic treatment of keratin fibres
JPH10298035A (ja) メークアップ化粧セットの評価法
JP3469048B2 (ja) メークアップ化粧料及びメークアップ化粧セット
JPH10316534A (ja) メークアップ化粧料及びメークアップ化粧セット
JPH10295648A (ja) メークアップ化粧料の評価法
JP2022510921A (ja) 粒径分布を有するシクロデキストリンを含む化粧品組成物
JP2004115395A (ja) 外観上ラメ感を有する化粧料
JP4210352B2 (ja) 化粧料塗布用具の評価法
JP6829899B2 (ja) ケラチン繊維用化粧料
JP2001055315A (ja) 毛髪用の化粧料
JPH10287523A (ja) 眉用化粧料
JP2839278B2 (ja) 化粧料
JP3515321B2 (ja) 不均一改善化粧料
JP2000281529A (ja) 個対応コロコロメークアップ化粧料
JPH09110637A (ja) 化粧方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20040907

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060815

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061013

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070109