JP2010501440A - 目的階登録配車運転においてセキュリティ保護の追跡を匿名で行う乗客指標付けシステム - Google Patents

目的階登録配車運転においてセキュリティ保護の追跡を匿名で行う乗客指標付けシステム Download PDF

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Abstract

エレベータ制御システム(18)が、ビデオ処理装置(12)から受けた乗客データに基づいてエレベータの配車およびドアの制御を行う。ビデオ処理装置(12)は、少なくとも1つのビデオカメラ(10)およびメモリ(16)の少なくとも一方からのビデオ入力を受けるように接続されたビデオプロセッサ(14)を含む。ビデオプロセッサ(14)は、各乗客のカラー指標解析を使用して、乗客を匿名で監視する。ビデオプロセッサ14は、各乗客の監視された位置に基づいて、乗客の位置、方向、速度、エレベータドアへの推定の到着時刻などの乗客データのパラメータを計算し、1つまたは複数の乗客データのパラメータをエレベータ制御システム(18)に提供する。エレベータコントローラ(18)は、受信した乗客データに部分的に基づいて、エレベータの配車、エレベータドアの制御およびセキュリティの機能を提供する。

Description

本発明は、概して、エレベータ制御とセキュリティの分野に関し、詳しくは、エレベータの配車およびドアの制御を向上させるためにエレベータの乗客を匿名で追跡することができるビデオ支援式エレベータシステムに関する。
エレベータの乗客が感じているように、エレベータの性能は、多くのファクタに由来する。一般のエレベータの乗客にとって、もっとも重要なファクタは時間である。時間に基づくパラメータが小さくなるほど、エレベータのサービスに関する乗客の満足度が高くなる。乗客がエレベータの性能に関連付ける全体的な時間は、3つの時間に分けることができる。第1の時間は、乗客がエレベータの乗場でエレベータが到着するのを待つ時間であり、これを以下、「待ち時間」と呼ぶ。待ち時間は、典型的には、乗客がエレベータの呼びボタンを押したときから、エレベータが乗客のいる階に到着するまでの時間である。第2の時間は、「ドア一時停止時間」すなわちドアが開いている時間であり、乗客がエレベータに乗り降りすることができる時間である。待っている乗客の全員がエレベータかごに乗り降りした後のエレベータのドアが開いたままの時間を短縮することは有益となり得る。第3の時間は、「乗車時間」すなわち乗客がエレベータ内で過ごす時間である。多くの乗客がエレベータに乗っている場合、乗車時間は、多くの中間の階に停止する時間も含む。
エレベータの使用に関連する全体の時間を短縮するために、多くのシステムおよびアルゴリズムが発達している。例えば、目的階登録システムが、典型的な呼びボタン式エレベータシステムに取り替わり始めている。目的階登録システムは、一般にエレベータ乗場に隣接する端末またはワークステーションで所望の目的階を指示することを乗客に要求する。エレベータかごの現在の状況(位置および割り当てられた目的階を含む)に基づいて、エレベータ制御システムが、その乗客を特定のエレベータかごに割り当てる。個別の乗客にエレベータかごを割り当てる目的階入力システムで採用されるアルゴリズムは、エレベータの性能を向上させること(エレベータの乗客の待ち時間および乗車時間を短縮することを含む)を目的としている。特定の乗客にエレベータかごを効率良く割り当てることによってエレベータの性能が向上するが、例えば、割り当てられた後にそのエレベータかごに乗車しないことを決める乗客や、エレベータの乗場に留まって時間を延長して話し込んでしまう乗客にエレベータが割り当てられる状況においては、目的階登録システムを使用することは、効率に新たな障害をつくり出してしまう。割り当てられたエレベータかごは、乗客がいないにも拘わらず、乗客が登録した目的階まで移動し続けるので、システムの効率を悪くしてしまう。同じく効率を悪くするものとして、割り当てられていないエレベータかごに乗ってしまった乗客が、間違った階に連れて行かれることがあり、この場合、続けてのエレベータのサービスが、その乗客を正しい階まで運ばなければならない。従って、システム、特には目的階登録システムに関連するいくつかの問題を解決するのに適し、延いてはエレベータの運転効率を高めるシステムを発達させることが有益である。
アクセスコントロールシステムおよびセキュリティシステムに統合されているエレベータシステムも少なくない。これらのシステムの目的は、認証されていない人間を検出することであり、可能であれば、認証されていない人間がセキュリティ領域にアクセスできないようにすることである。エレベータは、建物内の多くの位置へのアクセスポイントとして機能するので、エレベータドアおよびエレベータかごは、アクセスコントロールを実行する位置として適している。目的階登録システムを使用する場合には、乗客が割り当てられたかご(すなわち、乗客を目的階まで運ぶように割り当てられたかご)に乗車することを確実にすることも重要である。
従って、エレベータシステムがアクセスコントロールを提供するとともに、乗客が正しいエレベータかごに乗車することを確実にすることが望ましい。
本発明においては、ビデオ支援式エレベータ配車・制御システムが、エレベータの性能を向上させるために、乗客を匿名で追跡する。ビデオ監視システムは、エレベータドアの外側領域を監視するように設けられた少なくとも1台のビデオカメラからのビデオ入力を受けるように接続されたビデオプロセッサを備える。このビデオプロセッサは、エレベータの乗客がエレベータ乗場付近で動いているときに、彼らを匿名で識別して追跡するカラー指標付けアルゴリズムを利用する。この匿名での識別に基づいて、ビデオ処理システムが多くのパラメータを計算し、計算したパラメータをエレベータ制御システムに提供する。これらのパラメータは、エレベータかごの配車を効率よく操作すること、エレベータドアの開閉を制御すること、および、認証されていない乗客が制限された階に入場することができないようにするセキュリティ手段を提供することのために、エレベータ制御システムによって使用される。
エレベータ乗場に配置された匿名での乗客追跡システムの機能を示す図。 匿名での乗客の追跡・指標付けシステムに基づいたエレベータ制御の作動を示すフローチャート。 匿名での乗客の追跡・指標付けに利用されるアルゴリズムを示すフローチャート。 2人のエレベータの乗客について発生するヒストグラムシグネチャを示す図。 2人のエレベータの乗客について発生するヒストグラムシグネチャを示す図。
本発明は、ビデオ解析を使用して、エレベータの各乗客を匿名で指標付けして追跡することを提供する。匿名での指標付けによって、エレベータの各乗客を実際に特定する必要なく(すなわち、無線認証可能カードのようなIDカードを使うことなく)、各乗客の動きを追尾つまり追跡することができる。本発明においては、エレベータの乗客は、着ている服の色に基づいて乗客を識別するカラー指標付けアルゴリズムを使って識別される。乗客がエレベータの乗場を通って特定のエレベータに向かうときに、その乗客に関連する初期のカラー指標つまりカラーシグネチャに基づいて、その乗客の位置を特定して追跡することができる。本発明の匿名での指標付け・追跡システムによって提供される情報を追跡することに基づいて、エレベータの性能およびセキュリティが向上する。
図1は、目的階登録システムに関連して使用されるビデオ支援式エレベータ制御システムの実施例を示す。このシステムは、ビデオカメラ10、ビデオプロセッサ14およびメモリ16を含むビデオサーバ12、エレベータ配車・制御システム(「エレベータコントローラ」)18、表示器22およびキーパッド24を有する目的階入力端末(「端末」)20とともに、エレベータの乗場26付近に、符号1,2,3,4が付された(各ドアが特定のエレベータかごに関連する)4つのエレベータドア(集合的に「エレベータ」)を備える。図1は、さらに、符号A,Bが付された2人の乗客を示す。乗客Aは端末20に位置し、乗客Bはエレベータ乗場26を横切って移動している。
乗客がエレベータサービスを要求するためにエレベータドア付近に配置されたボタンを押さなければならないエレベータ呼びボタンとは異なり、目的階登録システムは、端末20で目的階を登録することを乗客に要求することによって性能を向上させる。乗客の所望の目的階は、端末20からエレベータコントローラ18に通信される。エレベータコントローラ18は、多くのファクタに基づいて、乗客を特定のエレベータかごに割り当て、端末20にいる乗客に割り当てられたエレベータかごを通知する。
エレベータコントローラ18は、エレベータかごに乗客を正しく割り当てることによって性能を向上させるアルゴリズムを利用することに加え、エレベータの性能およびセキュリティをさらに向上させるために、乗客の位置および動きに関する乗客データ(割り当てられたエレベータかごへの推定到着時間を含む)をビデオサーバ12から受ける。ビデオカメラ10は、エレベータ乗場26に関するビデオデータを捕捉し、後に詳述する処理を行うビデオサーバ12に、捕捉したビデオデータを提供する。簡単に言えば、ビデオプロセッサ14は、エレベータ乗場26にいる乗客を匿名で識別するカラー指標付けアルゴリズムを採用する。各乗客を一意に識別することによって、ビデオサーバ12は、各乗客に関連する多くのパラメータを計算することができる。例えば、位置、方向、速度、および割り当てられたエレベータかごへの到着時刻を測定することができる。さらに、各乗客を監視することによって、エレベータコントローラ18は、ある特定の乗客が、割り当てられたエレベータかごに乗るか否かを判定することができる。これらのパラメータは、エレベータコントローラ18に提供され、エレベータコントローラ18は、この乗客データを使用して、限られたエレベータを効率よく利用することに関して決定を下す。
図2は、図1に示した乗客とビデオ支援式エレベータ制御システムとのやりとりを示すフローチャートである。ステップ30で、エレベータの使用を望んでいる乗客(例えば、乗客A)が、端末20に近づくと、目的階を登録するように促される。ステップ32で、乗客が登録した目的階がエレベータコントローラ18に通信される。ステップ34で、エレベータコントローラ18は、多くの効率性のファクタに基づいて、端末20にいる乗客を所望の階まで運ぶために、どのエレベータかごを割り当てるべきかを決定する。ステップ36で、割り当てられたエレベータの情報が端末20にいる乗客に表示され、この表示によって、乗客は、割り当てられたエレベータかごを待つために、(1,2,3,4のうちのいずれの)エレベータドアに進めばよいかを知らされる。
ステップ38で(端末にいる乗客に割り当てられたエレベータかごが知らされた後である必要はない)、ビデオサーバ12は、端末20に乗客がいることが通知され、その端末のユーザについてのカラーヒストグラムシグネチャを発生させることが指示される。図1に示す実施例においては、エレベータコントローラ18は、端末20に乗客がいることをビデオサーバ12に通知するとともにビデオサーバ12が端末のユーザについてのカラーヒストグラムシグネチャを発生させることを求める要求を、ビデオサーバ12に通信する。また、エレベータコントローラ18は、ビデオサーバ12にカラーヒストグラムシグネチャを発生させることを要求するとき、端末のユーザに割り当てられたエレベータかご(および関連するエレベータドア)をビデオサーバ12に通知するようにしてもよい。これにより、以下に説明するように、ビデオサーバ12が、割り当てられたエレベータかごへの推定の到着時刻に関連する乗客パラメータを計算することができる。また、エレベータコントローラ18が、端末のユーザを一意に識別する(「乗客A」などの)ラベル付けを行うようにしてもよい。このラベルによって、ビデオサーバ12が乗客の情報(位置、速度、割り当てられたエレベータかごへの到着時刻)をエレベータコントローラ18に通信することができる。例えば、ビデオサーバ12が、乗客Aおよび乗客Bの両方に関連する乗客パラメータをエレベータコントローラ18に通信することができる。
他の実施例においては、端末20が、カラーヒストグラムシグネチャを発生させる要求を、ビデオサーバ12に直接的に通信してもよいし、あるいは、ビデオサーバ12が、ユーザが端末20に近づいたときに自動的に識別し、エレベータコントローラ18および端末20のいずれかに促されることなく、カラーヒストグラムシグネチャを発生させてもよい。
ステップ40で、ビデオサーバ12は、ビデオカメラ10から提供されたビデオ入力を使用して端末の位置にいる乗客についてのカラーヒストグラムシグネチャを発生させる。カラーヒストグラムシグネチャを発生させるために採用されるアルゴリズムは、図3を参照して以下に詳述する。簡単に言えば、カラーヒストグラムシグネチャを利用することによって、ビデオサーバ12は、乗客がエレベータ乗場26の周辺を移動するときに、乗客の各々を一意に識別することができる。例えば、図1においては、ビデオサーバ12は、エレベータコントローラ18から要求を受けて乗客Aについてのカラーヒストグラムシグネチャを発生させる。乗客Aについて発生したカラーヒストグラムシグネチャの一例を図4Aに示す。また、(例えば、乗客Bが、端末20で目的階を登録していた場合、)乗客Bについてのカラーヒストグラムシグネチャが発生する。その一例を、図4Bに示す。服装の相違により、乗客Aについて発生したカラーヒストグラムシグネチャは、乗客Bについて発生したカラーヒストグラムシグネチャとは一意的に異なるので、ビデオサーバ12は、エレベータ乗場26にいる両方の乗客を一意に識別することができる。ステップ42で、ビデオサーバ12は、端末のユーザ(乗客A)について発生したカラーヒストグラムシグネチャをメモリ16に格納する。
ステップ44で、ビデオサーバ12は、ステップ40で発生した後に格納されたカラーヒストグラムシグネチャを使用して、エレベータ乗場26にいる乗客を一意に識別して監視する。ビデオサーバ12は、格納されているカラーヒストグラムデータと、現在のビデオデータ(すなわち、一番新しく捕捉されたビデオフレーム)に関して計算されたカラーヒストグラムデータと、を比較することによって、乗客を識別する(図3を参照して詳述する)。ビデオサーバ12は、格納されているカラーヒストグラムと現在のカラーヒストグラムデータとを一致させることによって、各乗客を一意に識別することができる。例えば、乗客Bに関して発生した現在のカラーヒストグラムと、乗客Bについて初期に発生して格納されているカラーヒストグラムシグネチャと、の比較が一致を示すことによって、ビデオサーバ12がエレベータ乗場26の全体に亘って乗客Bを匿名で監視つまり追跡することができる。
ステップ46で、監視された乗客の位置(およびそれ以前の時点で監視された乗客の位置)に基づいて、乗客の位置、速度および方向などの乗客に関する多くのパラメータを計算することができる。例えば、連続フレームで乗客を識別かつ監視を行うことによって、乗客Bの速度および方向を確定することができる。この場合には、ビデオサーバ12は、乗客Bが矢印28で示される方向に動いていることを確定する(図1参照)。これらの情報に基づいて、割り当てられたエレベータかごへの乗客の推定到着時刻などのさらなるパラメータないし評価指標を計算することができる。一実施例においては、これらの計算は、ビデオサーバ12によって行われ、エレベータコントローラ18に通信される。他の実施例においては、ビデオサーバ12は、乗客を識別することと、それぞれの乗客の位置を確定することと、を担い、乗客の移動方向および推定到着時刻に関する計算をエレベータコントローラ18に任せてもよい。
ステップ48で、エレベータコントローラ18は、ビデオサーバ12によって与えられた(推定到着時刻などの)パラメータを使用して、エレベータかごの配車および制御に関して決定を下す。例えば、乗客が現在いる階にエレベータかごが到着しており、乗客が割り当てられたかごに向かって移動している状況においては、エレベータコントローラ18は、乗客が割り当てられたエレベータに到着して乗り込むまで、エレベータのドアを開いたままに制御する。この特徴によって、割り当てられたエレベータドアに到着するまでに時間がかかる体の不自由な人やお年寄りも目的階登録システムを使用することができる。その乗客が、割り当てられたエレベータドアから遠ざかることが検出された場合(その乗客が割り当てられたエレベータに乗らないことを示している)、エレベータコントローラ18は、エレベータドアを閉めて、そのエレベータを新しい乗客に再割り当てることができる。
乗客は、エレベータかごに乗るまでに、ステップ46で説明したように、継続的に監視される。ステップ50で、ビデオサーバ12は、乗客が割り当てられたエレベータに乗ったか否かを判定する。他の実施例においては、ビデオサーバ12は、乗客が乗ったエレベータかごをエレベータコントローラ18に通知し、エレベータコントローラ18は、乗客が割り当てられたかごに乗ったか否かを判定する。乗客に割り当てられていないエレベータかごに乗ったことが判定された場合、ステップ52で、エレベータコントローラ18が修正処置を行う。一実施例においては、コントロールシステム14によって、その乗客が割り当てられていないかごを使用して、端末20で入力した目的階に向かうように、そのエレベータかごを指示し直すことができる。代替例においては、エレベータコントローラ18は、乗客に誤りを通知して、乗客を正しいエレベータかごに導き直すことができる。乗客が乗車するエレベータかごが制限された階(すなわち、その乗客は、その階に訪れることが認証されていない)に移動しようとする場合、エレベータコントローラ18は、エレベータかごのドアが閉まらないようにするか、または、そのエレベータかごが配車されないようにすることができる。また、エレベータコントローラ18は、エレベータかご内に認証されていない乗客がいるというセキュリティ上の通知をすることができる。
乗客が正しいエレベータかごに乗ったことが判定された場合、ステップ54で、エレベータコントローラ18は、(他の乗客が誰も来ない場合)エレベータのドアを閉じ、そのエレベータかごを所望の階まで運行させる。その乗客が割り当てられたエレベータかごに乗ったことが検出された後すぐにドアを閉めることによって、ドアの一時停止時間(すなわち、乗客がエレベータかごの中でドアが閉まるのを待っている時間)が短縮される。
図3は、エレベータ乗場26にいる乗客を匿名で識別するためにビデオサーバ12が使用するカラー指標アルゴリズムの概要を示すフローチャートである。図3においては、各乗客についてのカラーヒストグアムアルゴリズムシグネチャが(図1に示す)ビデオプロセッサ14によって既に計算されており、(図1に示す)メモリ16に格納されている。上記のように、一般に、乗客が(図1に示す)目的階登録端末16からエレベータのサービスを要求するときに、初期のカラーヒストグラムシグネチャが計算される。
ステップ60で、ビデオサーバ12は、(図1に示す)エレベータ乗場16の現在の映像を表示するビデオカメラ10からのビデオ入力(現在のフレーム)を受ける。ビデオサーバ12は、ビデオプロセッサ14が入力されてくるフレームを処理するまでそれらのフレームを格納するフレームバッファまたは他の種類のメモリデバイスを含む。ステップ62で、ビデオプロセッサ14は、現在のフレームからフォアグラウンド対象物を抽出して、エレベータ乗場26にいる乗客達を検出する。エレベータ乗場26にいる対象物つまり乗客達の検出は、その検出された乗客達の識別とは別に行われる。ビデオ検出は、カラー指標付け技術を使って処理されるべき対象物を識別する。このプロセスによって、ビデオプロセッサ14が処理しなければならないビデオデータの量が抑えられ、ビデオプロセッサ14は、フォアグラウンド対象物(すなわち、乗客)についてのみカラーヒストグラム解析を行うことができる。フォアグラウンドの抽出は、現在のフレームと空のエレベータ乗場のバックグラウンドマスクと、を比較することによって行うことができる。バックグラウンドマスクと現在のフレームとの違いを識別することによって、エレベータ乗場の現在のフレーム内にいるすべての乗客が検出される。
フォアグラウンド対象物の抽出に続いて、ステップ64で、ビデオサーバ12が、カラー指標付け解析を使用して、ステップ62で識別されたフォグラウンド対象物の各々につてカラーヒストグラムをつくり出す。カラーヒストグラム解析は、ステップ62で識別された対象物に含まれる各ピクセルを識別して分類することを含む。カラーヒストグラム解析の結果は、各対象物のカラーヒストグラムで表示される。例えば、乗客Aおよび乗客Bについてのカラーヒストグラム解析は、図4Aおよび図4Bにそれぞれ示すカラーヒストグラムを発生させる。
図4Aおよび図4Bに示すようなカラーヒストグラムを発生させるために、ビデオプロセッサ14は、特定のフォアグラウンド対象物をつくり上げている各ピクセルを分類し、比喩的な「箱」の中に配置する。箱とは、同じ対象物ないしデータ(この場合には、ピクセルの色)が一緒にグループ分けされることを可能にする特定の値の範囲を表すものである。図4Aおよび図4Bは、様々な色を表す多くの箱(約250個の箱、しかし他の実施例では、この数とは多少前後する)を含むx軸と、各箱に関連するピクセル数を表すy軸と、を含む。ビデオプロセッサ14は、ピクセルの強度(すなわち色合い)に基づいて、そのピクセルを、識別されたピクセルの色に対応する箱の中に比喩的に配置する。1つのピクセルが特定の箱に属するように分類される毎に、その特定の箱に属するピクセルの数が増加する。特定の箱に属するピクセルの数は、各箱が表すバーの長さによって図形的に示される。このプロセスの結果、現在のフレームのフォアグラウンド内に位置付けられた対象物の各々について一意的なカラーヒストグラムシグネチャがつくられる。このプロセスは、各々の乗客について初期のカラーヒストグラムシグネチャをつくり出すために、初期にも使用される。
上記の説明は、カラーヒストグラムシグネチャを発生させる方法の1つを説明しており、その方法においては、各々のフォアグラウンド対象物に関連するピクセルは、その特定のピクセルの強度に基づいて分類される。他の実施例においては、各ピクセルの分類は、周囲のピクセルの強度に部分的に基づいて行われ、比に基づいたカラー指標付けとして知られる方法を提供する。この実施例においては、各ピクセルの強度は、隣接するピクセルの強度と比較されて、正規化されたカラーヒストグラムを発生させる。正規化カラーヒストグラムは、乗客が(図1に示す)エレベータ乗場26の異なる位置を歩くときに、空間的な照明の変化(すなわち、照明が変化する)の影響を抑える。例えば、乗客が、エレベータ乗場26の照明の少ない場所からエレベータ乗場26の照明の多い場所(例えば、エレベータ乗場26内で日射量の多い場所)に移動する場合、各ピクセルに関連する強度が変化する。通常のカラーヒストグラム解析を使用すると、様々な照明シナリオの結果で発生したカラーヒストグラムが変化する。これら2つの間の違いが大きい場合、(第1の照明レベルでつくられた)カラーヒストグラムシグネチャを、(第2の照明レベルでつくられた)現在のカラーヒストグラムと一致させることは難しいことがある。正規化されたカラーヒストグラムを解析することによって、照明の変化による影響を抑えることができる。例えば、乗客がエレベータ乗場26の日射量の多い場所を通過するときに、隣接するピクセルの強度が同じ量だけ増大する。正規化カラーヒストグラムは、隣接するピクセルを参照して各ピクセルの強度を確定するので、正規化カラーヒストグラムは、乗客が異なる照明設定を移動するときにも変化しない。正規化カラーヒストグラムの解析に関するさらなる情報としては、Funt,Brian VおよびFinlayson,Graham D.著“Color Constant Color Indexing”(IEEE Transactions on Pattern Analysis and Machine Intelligence,Vol.17,No.5(1995年5月)522〜529頁)を参照されたい。
一実施例においては、ビデオサーバ12が、通常のカラーヒストグラムおよび正規化カラーヒストグラムの両方を計算する。対象物の各々に関して、通常のカラーヒストグラムおよび正規化カラーヒストグラムの両方を発生させることにより、システムの堅牢性が向上し、ビデオサーバ12がエレベータ乗場26全体に亘って存在する乗客を正確に識別する能力が向上する。
フォアグラウンド対象物の各々に関して、通常のカラーヒストグラムまたは正規化カラーヒストグラムのいずれか(または両方)を計算することに続いて、ステップ66で、ビデオサーバ12が、発生したカラーヒストグラムと、メモリ16に格納されているカラーヒストグラムシグネチャと、を比較する。現在のフレームに関して計算されたカラーヒストグラムと、格納されているカラーヒストグラムシグネチャと、を一致させることによって、ビデオサーバ12は、対象物を特定の乗客として識別することができる。対象物に関連するカラーヒストグラムと、格納されているカラーヒストグラムと、が一致するか否かを判定するための多くの比較方法が存在する。一実施例においては、現在のカラーヒストグラムの第1の箱の中のピクセルの数と、格納されているカラーヒストグラムシグネチャの第1の箱の中のピクセルの数と、の差を計算することによって、一致の判定が行われる。ある対象物に関連するカラーヒストグラムの各箱の中のピクセルの数と、対応するカラーヒストグラムシグネチャの箱の中のピクセルの数と、を比較することによって、2つのカラーヒストグラムの類似ないし共通性が計算される。一実施例においては、対象物を表すカラーヒストグラムと、メモリに格納されているカラーヒストグラムと、の比較は、大きな確信レベルの一致が見られるまで行われる。他の実施例においては、対象物を表すカラーヒストグラムは、メモリに格納されているすべてのカラーヒストグラムシグネチャと比較され、それらのヒストグラム間で最も共通部分の割合が高いものが乗客の識別に利用される。通常のカラーヒストグラムまたは比に基づくカラーヒストグラムの計算が利用されるか否かに拘わらず、特定の対象物に関連するカラーヒストグラムと、格納されているカラーヒストグラムシグネチャと、を比較する方法は同様に行われる。
他の実施例においては、乗客に関連する現在のフレームカラーヒストグラムと、格納されているヒストグラムシグネチャと、を比較することに加え、ビデオサーバ12は、以前に識別された各乗客に関して格納されている位置のデータを利用して、乗客の識別を検証することができる。例えば、識別された乗客の位置がフレームからフレームへ急激に変化する場合、ビデオサーバは、一番新しいデータは誤りであったと判定し、比較のプロセスを継続する。さらに、ビデオサーバ12は、一致が見出されるまで行わなければならない比較の回数を減らすために、解析している乗客の現在の位置と、識別された各乗客の以前の位置と、を利用して、いずれのカラーヒストグラムシグネチャを現在のフレームのカラーヒストグラムシグネチャと比較するべきであるかを判定することができる。この実施例においては、乗客の匿名での識別が行われる前に、解析している乗客の位置を確定しなければならない。
ステップ66で乗客を連続的に識別することに続いて、ステップ68で、ビデオサーバ12は、エレベータ乗場26にいる乗客の位置を確定する。ビデオに基づいた位置の確定は、多くの方法のうちのいずれかの1つを使って計算することができる。例えば、エレベータ乗場26の床にマーカを含むことによって、異なる床マーカに接近することを参照して各乗客の位置を確定することができる。2台以上のビデオカメラを使用する場合、各カメラによって検出された乗客の位置を比較することによって、エレベータ乗場26における乗客の正確な位置を計算することにより、乗客の位置を確定することができる。
ステップ70で、識別された乗客の位置がメモリ16に格納される、あるいは、エレベータコントローラ18に直接的に与えられる。ステップ72で、識別された乗客に関連する方向、速度、および特定のエレベータかごへの推定の到着時刻などのさらなるデータを計算するために、識別された乗客の以前に格納されたデータと比較する。識別された乗客の位置の変化を所定の時間に亘って計算することによって、識別された乗客の位置および速度を計算することができる。特定の乗客に関して計算された現在の位置、方向および速度に基づいて、特定のエレベータかごへの推定到着時刻を計算することができる。推定到着時刻は、識別された乗客のエレベータかごからの距離と識別された乗客の速度および方向に基づいたエレベータかごへの到着の時間的な予測と、識別された乗客がエレベータかごまで到達するか否かの予測すなわち確率と、の両方を示す。例えば、乗客の位置、方向および速度によって、その乗客が割り当てられたエレベータに直接的に向かっていることが示された場合、推定到着時刻は、(その乗客が現在の速度および方向を維持するものとして、)その乗客がエレベータドアに到達するまでに要する残りの時間を示す。この場合、その乗客がエレベータドアの方向に向かって移動していると判定することに基づいて、その乗客が割り当てられたエレベータかごに到達する可能性つまり確率が高くなる。これに対し、識別された乗客が、割り当てられたエレベータドアから遠ざかっている、すなわち割り当てられていないエレベータドアに向かって動いていることが検出された場合、推定到着時刻は、乗客が割り当てられたエレベータに到着しない確率を高くして表示する。ビデオサーバ12は、さらには、識別された乗客の位置を監視することによって、識別された乗客がエレベータかごに乗車したことを検出することもできる。
ステップ74で、1つの位置、方向、速度、推定到着時刻、および乗車したエレベータかごの少なくとも1つを含む乗客データが、ビデオサーバ12によってエレベータコントローラ18に通信される。これらのパラメータに基づいて、エレベータコントローラ18は、全体的な性能を高めるように、エレベータの配車およびドアの制御を制御する。
ステップ76で、ビデオサーバ12は、乗客がエレベータかごに乗車したか否かを判定する。乗客がエレベータかごに乗った場合、ステップ78で、その乗客について格納されているカラーヒストグラムシグネチャがメモリ16から消去される。これによって、現在のカラーヒストグラムシグネチャと、エレベータ乗場26からいなくなった乗客のカラーヒストグラムシグネチャと、を比較する必要がなくなる。その乗客がエレべータかごに乗らなかった場合、ステップ80で、その乗客について格納されていたカラーヒストグラムシグネチャがメモリ内に維持される。一実施例においては、識別された乗客についてのカラーヒストグラムシグネチャが、その乗客について計算された現在のカラーヒストグラムシグネチャに基づいて更新される。このようにして、乗客がコートを脱ぐなどの変化を起こしたときに、メモリ16に格納されているカラーヒストグラムシグネチャに対応する変化をつくることができて、つづいてのフレームで乗客を正確に識別することができる。ステップ60に戻ることによって、このプロセスが繰り返され、ビデオカメラ10からのビデオ入力の次のフレームを解析する。
好ましい実施の形態を参照して本発明を説明したが、当業者であれば、本発明の趣旨および範囲を逸脱することなく、いくつかの変更を行うことができることを理解されるであろう。特に、上記のシステムは、目的階登録システムに関して示しているが、匿名で乗客を追跡することから恩恵を受けることができる種々のシステムに適用することができる。例えば、エレベータかごにアクセスするために身元証明(すなわち、無線認証カード、生体認証スキャン)を要求するエレベータ乗場においては、本発明を利用することによって、アクセス情報を提供した人自身がセキュリティ保護されたエレベータかごに乗車する人となることを確実にすることができる。これにより、(ピギーバッキングまたはカードパスバックとして知られる)状況、すなわち、認証された乗客から認証が提供されて、認証されていない乗客がセキュリティ保護されたエレベータかごにアクセスするために認証を使用すること(認証された乗客が知っている場合も知らない場合もある)を回避することができる。

Claims (20)

  1. エレベータ乗場に関連するビデオフレームを捕捉するステップと、
    エレベータ乗場にいる乗客を匿名で識別するようにカラー指標解析を使用して前記ビデオフレームを解析するステップと、
    各乗客の匿名での識別に基づいて乗客データを計算するステップと、
    計算した乗客データに部分的に基づいてエレベータの運転を制御するステップと、
    を含む、エレベータ制御におけるビデオ支援式方法。
  2. 前記ビデオフレームを解析するステップが、
    フォアグラウンド対象物を識別することによってビデオフレーム内の乗客を検出するステップと、
    ビデオフレーム内で検出した乗客の各々についてのカラーヒストグラムをつくり出すステップと、
    検出した乗客の各々についてつくり出されたカラーヒストヒストグラムと、格納されているカラーヒストヒストグラムシグネチャと、を比較するステップと、
    検出した乗客の各々についてつくり出されたカラーヒストヒストグラムと、格納されているカラーヒストグラムシグネチャと、を比較した結果に基づいて、検出した乗客の各々を匿名で識別するステップと、
    を含む請求項1に記載のビデオ支援式方法。
  3. 前記カラーヒストヒストグラムをつくり出すステップが、
    検出した乗客の各ピクセルをそのピクセルの色に基づいて分類すること、
    を含み、類似した色のピクセルを、対応する箱に一緒にグループ分けして、カラーヒストヒストグラムをつくり上げることを特徴とする請求項2に記載のビデオ支援式システム。
  4. 前記カラーヒストヒストグラムをつくり出すステップが、
    検出した乗客の各ピクセルをピクセルの色および隣接するピクセルの色に基づいて分類することと、
    同じものとして識別されたピクセルを、対応する箱に一緒にグループ分けして、カラーヒストグラムをつくり上げることと、を含むことを特徴とする請求項2に記載のビデオ支援式システム。
  5. 前記ビデオフレームを解析するステップが、
    以前のフレーム内で識別された乗客について格納されている位置データに部分的に基づいて乗客の各々を識別することをさらに含む請求項2に記載の方法。
  6. 前記乗客データを計算するステップが、位置、速度、方向、推定到着時刻および乗車したエレベータからなる群から選択された少なくとも1つの乗客パラメータを計算することを含む請求項1に記載の方法。
  7. 前記エレベータの運転を制御するステップが、
    エレベータドアの開閉、エレベータの配車およびエレベータのセキュリティからなる群から選択された少なくとも1つを制御することを含む請求項1に記載の方法。
  8. ビデオ支援式エレベータ制御システムであって、
    視野内にエレベータ乗場およびエレベータドアのビデオ映像を捕捉するビデオカメラと、
    前記ビデオカメラからのビデオ映像を捕捉するように接続され、カラー指標解析を含むビデオ解析ソフトウェアを有し、前記カラー指標解析に基づいて乗客を識別するとともに、識別した乗客の各々に関連する乗客データを計算するビデオ処理装置と、
    前記ビデオ処置装置から計算された乗客データを受けるように接続され、前記ビデオ処理装置からの乗客データに基づいてエレベータの配車およびエレベータドアの制御の機能のうちの少なくとも一方を制御するエレベータコントローラと、
    を備えるビデオ支援式エレベータ制御システム。
  9. 前記ビデオ処理装置が、
    保存用メモリデバイスと、
    各乗客のカラーヒストグラムシグネチャを計算することを含むカラー指標付け解析を実行するビデオプロセッサと、
    を備え、
    前記カラーヒストグラムシグネチャが前記保存用メモリデバイスに格納されることを特徴とする請求項8に記載のビデオ支援式エレベータ制御システム。
  10. 前記ビデオプロセッサによって実行されるカラー指標付け解析が、
    現在のビデオフレーム内で検出された各対象物についての現在のカラーヒストグラムを計算し、メモリに格納されているカラーヒストヒストグラムと現在のカラーヒストグラムとを比較して現在のビデオフレーム内にいる乗客を識別すること、
    を含む請求項9に記載のビデオ支援式エレベータ制御システム。
  11. 前記ビデオプロセッサによって計算される乗客データが、現在のビデオフレーム内にいる乗客の識別に部分的に基づいていることを特徴とする請求項10に記載のビデオ支援式エレベータ制御システム。
  12. 前記ビデオプロセッサによって計算される乗客データが、連続的なビデオフレーム内にいる乗客の識別にさらに部分的に基づいていることを特徴とする請求項11に記載のビデオ支援式エレベータ制御システム。
  13. 前記ビデオプロセッサによって計算される乗客データが、識別された乗客の位置、速度、方向および推定到着時刻のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項12に記載のビデオ支援式エレベータ制御システム。
  14. 乗客から目的階データを受け、該乗客が登録した目的階を前記エレベータコントローラに通信する目的階登録端末をさらに備え、
    前記エレベータコントローラが前記乗客にエレベータかごを割り当てることを特徴とする請求項8に記載のビデオ支援式エレベータ制御システム。
  15. 前記ビデオ処理装置が、
    保存用メモリデバイスと、
    カラー指標付け解析を実行するビデオプロセッサと、
    を備え、
    前記ビデオプロセッサによって実行されるカラー指標付け解析は、前記乗客が目的階登録端末で目的階データを登録したことを示すエレベータコントローラからの通知に基づいて各乗客についてのカラーヒストヒストグラムシグネチャを計算することを含み、
    前記カラーヒストヒストグラムシグネチャは保存用メモリデバイスに格納されることを特徴とする請求項14に記載のビデオ支援式エレベータ制御システム。
  16. 目的階登録システムにおいて、乗客を匿名で追跡するビデオ支援式方法であって、
    目的階へのエレベータサービスについて乗客からの要求を受けるステップと、
    要求されたエレベータ目的階に基づいて前記乗客を特定のエレベータかごに割り当てるステップと、
    前記乗客を識別する前記乗客のカラーヒストヒストグラムシグネチャを発生させるステップと、
    前記乗客に関連して発生したカラーヒストヒストグラムシグネチャに基づいてエレベータ乗場にいる前記乗客の動きを監視するステップと、
    前記乗客の識別に基づいて前記乗客に関連する乗客パラメータを計算するステップと、
    計算した乗客パラメータに部分的に基づいてエレベータの運転を制御するステップと、
    を含む方法。
  17. 前記カラーヒストヒストグラムシグネチャを発生させるステップが、
    乗客を表示するピクセルを色に基づいて1つまたは複数の箱の中に分類することを含み、各箱は特定の色の範囲に対応するピクセルの数を格納することを特徴とする請求項16に記載の方法。
  18. 前記カラーヒストヒストグラムシグネチャを発生させるステップが、
    乗客を表示するピクセルを、そのピクセルの色および隣接するピクセルの色に基づいて1つまたは複数の箱の中に分類することを含み、各箱は特定の色の範囲に対応するピクセルの数を格納することを特徴とする請求項16に記載の方法。
  19. 前記エレベータ乗場にいる前記乗客の動きを監視するステップが、
    フォアグラウンド対象物を識別することによって現在のビデオフレーム内にいる乗客を検出するステップと、
    検出した乗客の各々についてのカラーヒストグラムを発生させるステップと、
    検出した乗客の各々についてつくり出されたカラーヒストヒストグラムと、格納されているカラーヒストヒストグラムシグネチャとを比較するステップと、
    現在のフレーム内で検出した乗客の各々に関して発生したカラーヒストヒストグラムと、格納されているカラーヒストヒストグラムシグネチャと、を比較した結果に基づいて、検出した乗客の各々を識別するステップと、
    を含む請求項16に記載の方法。
  20. 前記乗客パラメータを計算するステップが、位置、速度、推定到着時刻、および乗車したエレベータからなる群から選択された少なくとも1つの乗客パラメータを計算することを含む請求項16に記載の方法。
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