JP2010288442A5 - 給電装置、給電装置の制御方法及び給電システム - Google Patents

Description

本発明は、給電装置、給電装置の制御方法及び給電システムに関する。

本発明の目的は、複数の被給電装置を同時に給電する場合であっても、各被給電装置に対して適切に給電を行うことを可能とする給電装置、給電装置の制御方法及び給電システムを提供することである。

上記目的は、複数の給電用コイルを有する給電装置であって、給電用コイルの給電範囲に配置された被給電装置に対する電力供給を制御する制御手段と、給電用コイルの給電範囲に複数の被給電装置が配置されたか否かを検出する検出手段とを備え、制御手段は、検出手段により給電用コイルの給電範囲に複数の被給電装置が配置されたと検出されたことに応じて、当該給電用コイルからの電力供給を制御することを特徴とする本発明による給電装置によって達成される。

本発明によれば、複数の被給電装置を同時に給電する場合であっても、各被給電装置に対して適切に給電を行うことができる。

Claims (13)

1. 複数の給電用コイルを有する給電装置であって、
   前記給電用コイルの給電範囲に配置された被給電装置に対する電力供給を制御する制御手段と、
   前記給電用コイルの給電範囲に複数の被給電装置が配置されたか否かを検出する検出手段とを備え、
   前記制御手段は、前記検出手段により前記給電用コイルの給電範囲に複数の被給電装置が配置されたと検出されたことに応じて、当該給電用コイルからの電力供給を制御することを特徴とする給電装置。
2. 前記制御手段は、給電範囲に複数の被給電装置が配置された給電用コイルからの電力供給を、検出前よりも小さくするように制御することを特徴とする請求項１に記載の給電装置。
3. 前記複数の給電用コイルそれぞれの給電範囲に配置された被給電装置と通信し、当該被給電装置について予め定められた供給電力の許容範囲を示す許容情報を取得する通信手段をさらに備え、
   前記制御手段は、給電範囲に複数の被給電装置が配置された給電用コイルを除く給電用コイルを用いて前記許容情報に基づく電力を供給するように制御することを特徴とする請求項１または２に記載の給電装置。
4. 前記制御手段は、給電範囲に複数の被給電装置が配置された給電用コイルを除く給電用コイルから当該複数の被給電装置のそれぞれに供給されている電力が、前記許容情報により示される許容範囲に収まっている場合に、前記給電範囲に複数の被給電装置が配置された給電用コイルからの電力供給を停止するように制御することを特徴とする請求項３に記載の給電装置。
5. 前記制御手段は、給電範囲に複数の被給電装置が配置された給電用コイルを除く給電用コイルから当該複数の被給電装置のそれぞれに供給されている電力が、前記許容情報により示される許容範囲に収まっていない場合に、前記給電範囲に複数の被給電装置が配置された給電用コイルからの電力供給を継続するように制御することを特徴とする請求項３または４に記載の給電装置。
6. 給電範囲に複数の被給電装置が配置された給電用コイルから、当該複数の被給電装置のそれぞれに供給されている電力が前記許容情報により示される許容範囲に収まらない場合に警告を行う警告手段をさらに備えることを特徴とする請求項５に記載の給電装置。
7. 複数の給電用コイルと、前記給電用コイルの給電範囲に複数の被給電装置が配置されたか否かを検出する検出手段とを有する給電装置の制御方法であって、
   前記検出手段により前記給電用コイルの給電範囲に複数の被給電装置が配置されたと検出されたことに応じて、当該給電用コイルからの電力供給を制御することを特徴とする給電装置の制御方法。
8. 給電範囲に複数の被給電装置が配置された給電用コイルからの電力供給を、検出前よりも小さくするように制御することを特徴とする請求項７に記載の給電装置の制御方法。
9. 前記給電装置の通信手段が、前記複数の給電用コイルそれぞれの給電範囲に配置された被給電装置と通信し、当該被給電装置について予め定められた供給電力の許容範囲を示す許容情報を取得する通信工程をさらに備え、
   給電範囲に複数の被給電装置が配置された給電用コイルを除く給電用コイルを用いて前記許容情報に基づく電力を供給するように制御することを特徴とする請求項７または８に記載の給電装置の制御方法。
10. 給電範囲に複数の被給電装置が配置された給電用コイルから当該複数の被給電装置のそれぞれに供給されている電力が、前記許容情報により示される許容範囲に収まっている場合に、前記給電範囲に複数の被給電装置が配置された給電用コイルからの電力供給を停止するように制御することを特徴とする請求項９に記載の給電装置の制御方法。
11. 給電範囲に複数の被給電装置が配置された給電用コイルを除く給電用コイルから当該複数の被給電装置のそれぞれに供給されている電力が、前記許容情報により示される許容範囲に収まっていない場合に、前記給電範囲に複数の被給電装置が配置された給電用コイルからの電力供給を継続するように制御することを特徴とする請求項９または１０に記載の給電装置の制御方法。
12. 前記給電装置の警告手段が、給電範囲に複数の被給電装置が配置された給電用コイルから、当該複数の被給電装置のそれぞれに供給されている電力が前記許容情報により示される許容範囲に収まらない場合に警告を行う警告工程をさらに備えることを特徴とする請求項１１記載の給電装置の制御方法。
13. 給電装置と、被給電装置とからなる給電システムであって、
    前記給電装置は、
    複数の給電用コイルと、
    前記給電用コイルの給電範囲に配置された前記被給電装置に対する電力供給を制御する制御手段と、
    前記給電用コイルの給電範囲に複数の前記被給電装置が配置されたか否かを検出する検出手段とを有し、
    前記被給電装置は、
    前記給電用コイルに配置された場合に、前記給電用コイルにより供給される電力を受ける受電用コイルを備え、
    前記制御手段は、前記検出手段により前記給電用コイルの給電範囲に複数の被給電装置が配置されたと検出されたことに応じて、当該給電用コイルからの電力供給を制御することを特徴とする給電システム。