JP2010284793A - 帯鋸刃 - Google Patents

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Abstract

【課題】チッピングの発生を抑制することができ、かつ切曲りを抑制することのできる帯鋸刃を提供する。
【解決手段】帯鋸刃の走行方向に対して左右方向に振出した左右のアサリ歯と振出しを行わない直歯とを備えた帯鋸刃であって、前記アサリ歯3,5及び直歯7における先端の稜線9は、各鋸歯3,5,7における厚さ方向の中央部が最も突出した凸状の曲線に形成してあり、帯鋸刃1の走行方向から見たときに、前記左右のアサリ歯3,5及び直歯7における先端の稜線9は互に連続した形態にあり、前記各鋸歯3,5,7における前記稜線9の高低差は、0.02mm〜0.1mmの範囲にあり、また前記左右のアサリ歯3,5における内側のコーナー部3B,5Aと前記直歯7における前記稜線の、厚さ方向の中央部との高低差は0mm〜0.03mmの範囲にある。
【選択図】図4

Description

本発明は帯鋸刃に係り、さらに詳細には、直歯と左右のアサリ歯とを備えた帯鋸刃であって、前記各鋸歯の先端の稜線は、鋸歯の厚さ方向の中央部が最も突出した形態の曲線に形成してある帯鋸刃に関する。
従来より、例えば金属製の大きなワークピースを切断する装置として、帯鋸盤が使用されている。この帯鋸盤に使用される帯鋸刃は、材質的には、高速度工具鋼や超硬合金を刃先に、強靱性合金鋼を胴部に使用した、いわゆるバイメタル帯鋸刃が、多く使用されている。
バイメタル帯鋸刃においては、歯先の硬さが高いことにより、材料の被削性に問題があった場合や、切削条件の選定ミス、または、切粉を除去するためのワイヤーブラシを帯鋸刃に十分に当てなかった場合等において、切削中に歯先にチッピングが発生し、正常な切断が出来ないことがあるといった問題があった。
このチッピングの発生を防ぐ方法として、歯先の歯角を大きくしたり、特許文献1(特開平6−155158号公報)にある各歯のコーナー部に面取り加工を行い、コーナー部の角度を大きくしたり、特許文献2(特開平6−39631号公報)のように左右同時に振出されたバチ型形状のアサリから構成される鋸刃において、最も幅の広い歯の外側コーナー部の角度が90度より大きくなるように面取り加工したり、特許文献3(特開2000−263327号公報)にある、歯先に微小面取り加工を行う等の方法が実施されている。
ところで、チッピングの発生の問題としては、新品の帯鋸刃を使用してワークの切断を行うとき、新品の帯鋸刃を一般的な切削条件でもってそのまま直接使用すると、チッピングを発生することがある。そこで、一般的にはならし切削が行われる。すなわち、帯鋸刃が高精度に仕上げてあるとしても誤差が全く零というものではないので、そのまま一般的な切削条件でもってそのまま切断加工を行うと、振動、歯欠け、片摩耗などを生じ易いという問題がある。そこで、帯鋸刃における各鋸歯の均一化を図るために、軽負荷でもってワークの切削を行うものである。
特開平6−155158号公報 特開平6−39631号公報 特開2000−263327号公報
前記特許文献1には、図9に示すごとき構成の鋸刃が記載されている。すなわち、鋸刃101は、直歯101Sと左右のアサリ歯101L,101Rを備えた構成である。そして、前記直歯101S、左右のアサリ歯101L,101Rにおいて90°(直角)になる角部に傾斜したかど取り部(面取り)を形成することにより、直歯101S、左右のアサリ歯101L,101Rにおける各コーナー部の角度を90°よりも大きく形成してある。したがって、コーナー部の角度が90°の場合よりも各コーナー部の強度が向上し、チッピング防止の効果が向上することになる。
しかし、前記構成においては、図9(B)に示すように、例えば左アサリ歯101Lにおける外側のコーナー部に側面方向にL1の摩耗を生じると、上下方向にM1の摩耗を生じることになる。ここで、図10に示すように、左右のアサリ歯101L,101Rにかど取り部(面取り)を形成していない鋸刃の場合と比較すると、側方向の摩耗量L1に対する上下方向の摩耗量M2と比較すると、前記摩耗量M1は大きくなるものである。したがって、左右のアサリ歯101L,101Rにかど取り部を形成していない鋸刃に比較して、切削抵抗が増大し易いと共に側方の分力がより大きくなり易く、鋸刃の直進安定性が悪化することになるという問題がある。
また、前記構成においては、図9(C)に矢印F1,F2で示すように、異なる二方向の切削抵抗を受けることになる。ちなみに、図10に示した鋸刃においては、図10(C)に示すように一方向のみである。ところで、鋸刃の製造工程において、全ての鋸歯における歯先の面取り加工を均一に行うことは難しく、許容値内において面取り精度にバラツキが発生するものである。したがって、各鋸歯は二方向からの不均一な切削抵抗をそれぞれ個別に受けることとなり、さらに直進安定性を悪化し易いという問題がある。
なお、参考までに、図9に示した構成の鋸刃と図10に示した鋸刃における左アサリ歯101Lが共に等しく摩耗した状態を示すと、図11(A),(B)にハッチングで示したようになる。すなわち、前記特許文献1に記載されている構成の鋸刃においては、チッピングの発生を抑制する効果が向上するとしても、側方向の切削抵抗が大きくなり(図9(B)、図11(A)参照)、摩耗の進行に対応して直進安定性の問題が大きくなり易いという問題がある。
前記特許文献2には、図12に示すごとき構成の鋸刃が記載されている。すなわち鋸刃103は、高さ寸法が低くなるほど先端部の幅寸法が大きくなる複数のバチ型形状の鋸歯103A〜103Dを備えた構成である。この鋸刃103の構成においては、各鋸歯における各コーナー部の角度が90°以上であるから、前記特許文献1に記載の鋸刃と同様に、チッピング防止の効果が向上することになる。しかし、上記鋸刃103においては、バチ型形状の鋸歯であるから、図12(B)に示すように、異なる三方向の切削抵抗を受けることとなり、しかも、前述したように許容値内の製造誤差により、鋸刃103における各鋸歯が三方向から受ける切削抵抗は各鋸歯毎に異なるものであり、前記特許文献1に記載の鋸刃と同様に、直進安定性を悪化し易いという問題がある。
前記特許文献3には、図13に示すごとき構成の鋸歯が記載されている。上記鋸歯105は、掬い面105Aと逃げ面105Bとの交点部に、上記掬い面105A及び逃げ面105Bとの交差角が90°以上となるように面取り部105Cを形成し、前記掬い面105Aと面取り部105Cとの交差部、及び前記逃げ面105Bと前記面取り部105Cとの交差部に微小半円の円弧状の面取りを施した構成である。この構成においては、チッピングの発生が大幅に減少されるものの、面取り部105Cを形成するための精密加工が必要であり、特殊な加工装置が必要になるという問題がある。
本発明は、前述のごとき従来の問題に鑑みてなされたもので、帯鋸刃の走行方向に対して左右方向に振出した左右のアサリ歯と振出しを行わない直歯とを備えた帯鋸刃であって、前記アサリ歯及び直歯における先端の稜線は、各鋸歯における厚さ方向の中央部が最も突出した凸状の曲線に形成してあることを特徴とするものである。
また、前記帯鋸刃において、帯鋸刃の走行方向から見たときに、前記左右のアサリ歯及び直歯における先端の稜線は互に連続した形態にあることを特徴とするものである。
また、前記帯鋸刃において、前記各鋸歯における前記稜線の高低差は、0.02mm〜0.1mmの範囲にあることを特徴とするものである。
また、前記帯鋸刃において、前記左右のアサリ歯における内側のコーナー部と前記直歯における前記稜線の厚さ方向の中央部との高低差は0.00mm〜0.03mmの範囲にあることを特徴とするものである。
本発明によれば、帯鋸刃における各鋸歯のコーナー部の強度向上を図ってチッピングの発生を抑制することができると共に、各鋸歯が均等的に摩耗することになり、すなわち、各鋸歯において一部分が大きく摩耗するようなことがなく、切曲りが抑制されることとなり直進安定性が向上するものである。
本発明の第1の実施形態に係る帯鋸刃の構成を示す説明図である。 本発明の第1の実施形態に係る帯鋸刃における鋸歯の先端部の形状を誇張して示す説明図である。 帯鋸刃における直歯と左右のアサリ歯との関係を示す説明図である。 帯鋸刃における直歯と左右のアサリ歯との関係を示す説明図である。 帯鋸刃における直歯と左右のアサリ歯との関係を示す説明図である。 実験結果を示す表である。 鋸歯先端の摩耗状態を示す写真である。 切曲りの推移を示すグラフである。 先行技術の鋸歯形状を示す説明図である。 比較のために示した従来の鋸歯の説明図である。 鋸歯の摩耗状態を示す説明図である。 先行技術の鋸歯形状を示す説明図である。 先行技術の鋸歯形状を示す説明図である。
図1を参照するに、本発明の第1の実施形態に係る帯鋸刃1は、通常の一般的な帯鋸刃と同様に、強靱性合金鋼の胴部材に高速度工具鋼や超硬合金を歯先に備えた構成である。上記帯鋸刃1は、当該帯鋸刃1の走行方向(矢印A方向)に対して左右方向に等しい寸法でもって振出した左右のアサリ歯3,5と、左右に振出しを行わない直歯7を備えている。前記直歯7及び左右のアサリ歯3,5のそれぞれのピッチP1〜P5は同一ピッチでも、又はそれぞれの異なるピッチでもよいものである。また、1グループ内の直歯7、左右のアサリ歯3,5の数は任意である。なお、直歯7と左右のアサリ歯3,5の歯高寸法(所定の基準位置から直歯7、左右のアサリ歯3,5の歯先端までの高さ寸法)はそれぞれ等しく設けてある。
前記帯鋸刃1において、前記直歯7及び左右のアサリ歯3,5における鋸歯先端の稜線9は、各鋸歯3,5,7における厚さ方向の中央部が最も突出した凸状の曲面に形成してある。すなわち、前記各鋸歯3,5,7を、帯鋸刃1の走行方向から(図1の矢印Aの反対方向から、すなわち図1(A)の右方向から)見たときに、前記各鋸歯3,5,7の前記稜線9は、図2(A)に誇張して示すように、各鋸歯3,5,7の厚さ方向(図2(A)において左右方向)の中央部が最も突出した凸状の曲線に形成してある。換言すれば、前記稜線9の、各鋸歯3,5,7の厚さ方向の両側が凸状の曲線に形成してあり、前記最も突出した中央部に直線部分が含まれる場合であっても、稜線9全体を見ると、凸状の曲線を呈するものである。
また、前記各鋸歯3,5,7の前記稜線9は、図1(A)の矢印B方向から、すなわち帯鋸刃1における鋸歯3,5,7の歯先方向から見たときにも、図2(B)に誇張して示すように、各鋸歯3,5,7の厚さ方向の中央部が最も突出した凸状の曲線に形成してある。
したがって、前記各鋸歯3,5,7の両側面11A,11Bと前記稜線9との交差部(以後、角部又はコーナー部と称す)における角度、より詳細には、前記交差部(コーナー部)における前記稜線9の接線と前記側面11A,11Bとのなす角度(以後、角部又はコーナー部の角度と称す)は90°よりも大きなものである。なお、前記各鋸歯3,5,7のコーナー部の角度は、各鋸歯3,5,7のコーナー部を拡大して写真撮影し、その写真を用いて測定するものである。ここで、帯鋸刃1の厚さ及び掬い面、逃げ面の角度にもよるが、前記コーナー部の角度を90°よりも大きな94°にすると、図2(A)に示すように、前記稜線9の最も突出した部分と前記コーナー部との帯幅方向の高低差(帯鋸刃1の走行方向から見たときの高低差)H1、及び図2(B)に示すように、前記稜線9の帯長方向の高低差(帯鋸刃1の鋸歯3,5,7の歯先方向から見たときの高低差)H2は0.02mmであった(H1(H2)=0.02mm)。また、前記コーナー部の角度を100.0°にすると、H1(H2)=0.06mmであった。
上記構成より理解されるように、帯鋸刃1における各鋸歯3,5,7の稜線9を、厚さ方向の中央部が最も突出した形態の曲線にすると、各鋸歯3,5,7のコーナー部の角度は90°以上になるものである。したがって、各鋸歯3,5,7におけるコーナー部の強度(剛性)は、コーナー部の角度が90°の場合よりも向上し、チッピングの発生を抑制できるものである。また、各鋸歯3,5,7の稜線9を前述したごとき曲線とすることによってコーナー部の角度を90°以上に形成するものであるから、換言すれば、前述した各特許文献1,2に示されているように各鋸歯に面取り加工を行うことなく、各鋸歯3,5,7のコーナー部の角度を90°以上に形成してあるので、各鋸歯3,5,7におけるコーナー部の形状を極端に変更することなくコーナー部の角度を大きくすることができるものである。
よって、各鋸歯3,5,7におけるコーナー部が摩耗した場合、前記各特許文献1,2に記載のごとく、コーナー部に面取り加工を行った構成に比較して、側方向の摩耗量に対して上下方向の摩耗量が極端に大きくなることを抑制でき、切削抵抗の増大及び側方向の分力の増大を抑制して直進安定性の向上を図ることができるものである。
ところで、前記帯鋸刃1における直歯7と左右のアサリ歯3,5との関係を見ると、図1(C)の主要部分を拡大した図3に示されているように、直歯7における左右のコーナー部7A,7Bは帯幅方向の高さが同一であるのに対して、左右のアサリ歯3,5における左右のコーナー部3A,3B:5A,5Bは当然のこととして高低差を生じることとなるが、左右方向への振出し量が等しいので、左右のアサリ歯3,5における内側のコーナー部3B,5Aの高さは等しく、また左右のアサリ歯3,5における外側のコーナー部3A,5Bの高さは等しいことになる。
上記構成において、左右のアサリ歯3,5及び直歯7の先端部の稜線9の形状、換言すれば各鋸歯3,5,7におけるコーナー部の角度によって、左右のアサリ歯3,5における内側のコーナー部3B,5Aと直歯7のコーナー部7A,7Bとの帯幅方向の高低差(せり上がり)H3の寸法が異なることになる。なお、コーナー部の角度は同じであっても、アサリ加工前の直歯7と左右のアサリ歯3,5の歯高寸法(基準位置から各鋸歯3,5,7までの最長部分の寸法)を変更することによって、せり上がり寸法H3を任意の寸法に設定できる。
そして、前記各鋸歯3,5,7におけるコーナー部の角度が101°となり、さらに大きくなると、図4(A)に示すように、直歯7における帯幅方向の高低差H1=0.06mmとなり、せり上がりH3(直歯7における稜線9の最も突出した部分と左右のアサリ歯3.5における内側コーナー部3B,5Aとの高低差)は小さくなる。
なお、上記せり上がりH3の測定方法は、左右のアサリ歯3,5及び直歯7のそれぞれの歯高寸法(基準位置から各鋸歯3,5,7までの最長部分の寸法)をそれぞれ個別に30個以上(計90個以上)の鋸歯について測定し、各鋸歯3,5,7のそれぞれの平均値の差を求めることによってせり上がりH3の値とするものである。
図4(A)に示すように、第2の実施形態に係る帯鋸刃における各鋸歯3,5,7のコーナー部の角度(101°)が大きくなり、せり上がりH3が小さくなると(H3=0.01mm)、左右のアサリ歯3,5及び直歯7を帯鋸刃1の走行方向(図1の矢印Aの反対方向)から見ると、各鋸歯3,5,7の稜線9はほぼ一致した状態にあり、各鋸歯3,5,7の稜線9は互に連続した形態にある。ここで、例えば右アサリ歯5と左アサリ歯3、直歯7との重複関係を見ると、図4(A)に示すA1の部分は他の鋸歯と重複していない単独部分であり、A2の部分は直歯7と重複した重複部分である。そしてA3の部分は、直歯7及び左アサリ歯3と重複した重複部分である。
上記のごとき構成と従来の一般的な帯鋸刃の場合と比較するために、左右のアサリ歯3,5及び直歯7におけるコーナー部の角度が90°で左右のアサリ歯3,5の振出し量が、図4(A)の左右のアサリ歯3,5,7と等しい構成の場合を図示すると、図4(B)に示すようになる。図4(B)において、右アサリ歯5と左アサリ歯3、直歯7との重複関係を見ると、B1の部分は他の鋸歯と重複することのない単独部分であり、B2の部分は直歯7と重複した重複部分である。そして、B3の部分は左アサリ歯3及び直歯7と重複する重複部分であり、左アサリ歯3における内側コーナー部が最も突出した部分である。そして、B4の部分は左アサリ歯3及び直歯7と重複し、右アサリ歯5における内側コーナー部が最も突出した部分である。
左右のアサリ歯3,5及び直歯7の前記重複関係において、単独部分A1,B1の切削は右アサリ歯5のみが行い、重複部分A2,B2は、右アサリ歯5と直歯7とでもって切削を行うことになる。この場合、図4(A)に示す構成においては、稜線9が重複した状態にあるので、直歯7と右アサリ歯5が共に重複部分A2の切削をほぼ等しく行うことになり、直歯7及び右アサリ歯5の重複部分A2に対応した部分の摩耗量はほぼ等しくなるものである。なお、重複部分A3においても同様である。そして、左アサリ歯3、直歯7においても同様のことが言えるものである。
ところが、図4(B)に示す構成においての重複部分B2においては、右アサリ歯5に対して直歯7が僅かに下方向へ突出しているので、上記重複部分B2においては直歯7が主として切削を行い、右アサリ歯5はサブ的に切削を行うことになる。したがって、重複部分B2における直歯7の切削量と右アサリ歯5の切削量とに差を生じ、重複部分B2に対応した部分の直歯7の摩耗量と右アサリ歯5の摩耗量とが異なり、摩耗形態が不均一となる。なお、重複部分B3,B4においても同様である。また左アサリ歯3、直歯7においても同様のことが言えるものである。
前記説明より理解されるように、左右のアサリ歯3,5及び直歯7におけるコーナー部の角度が90°の従来の帯鋸刃においては、各鋸刃3,5,7のコーナー部(角部)が各鋸刃3,5,7の直線状の稜線から比較的大きく突出することとなり、各鋸歯3,5,7の重複部分における各鋸歯3,5,7の歯先の摩耗量が不均一となるものである。したがって、各鋸歯3,5,7の摩耗が進行した場合、各鋸歯は不均一な摩耗状態となり左右方向のバランスが悪化し、切曲りが発生し易くなるものである。
ところが、図4(A)に示した構成においては、左右のアサリ歯3,5及び直歯7の先端部の稜線9は曲線であり、かつ帯鋸刃の走行方向から見たときに各鋸歯3,5,7の稜線9が互に連続した形態にあるので、各鋸歯3,5,7の重複部分における切削は均等に行われることとなり、各鋸歯3,5,7の互の重複部分に対応する部分の摩耗量は均一になるものである。したがって、各鋸歯3,5,7の歯先の摩耗が進行した場合であっても、各鋸歯3,5,7の稜線9が互に連続した形態が維持されるものであり、切曲りの発生が抑制され、安定した切断が可能になるものである。
図5は、第3の実施形態に係る帯鋸刃を示すものである。この第3の実施形態においては、前述した第1の実施形態に係る帯鋸刃に対して、歯高寸法が小さく振出し量の大きな左右のアサリ歯3L1,5R1を追加した構成であり、前述した実施形態と同様の効果を奏し得るものである。
ところで、帯鋸刃の性能を確認するために、図4(B)に示す構成の従来の帯鋸刃と、図3に示した第1の実施形態の帯鋸刃と、図4(A)に示した第2の実施形態の帯鋸刃とを同一条件でそれぞれ4本作製し、それぞれにおける帯鋸刃における1グループの歯数、直歯数、左右のアサリ歯数は共にそれぞれ同数であり、かつ左右方向への振出し量及び歯高寸法はそれぞれ同一である。そして、同一条件の下でワークの切断実験を行った。実験条件は以下のとおりである。
実験条件
帯鋸盤:(株)アマダ製 HA400
被削材:H形鋼 194W×150H×6/9
鋸刃寸法:帯幅41mm、帯厚1.3mm、鋸刃長さ4570mm、2/3P
鋸刃の回転速度:50m/min、切断時間 1分30秒
上記実験条件による5カット後の全周歯先観察を行い、チッピング数を計測した。
なお、実施形態1に係る帯鋸刃においては、帯幅方向の高低差H1及び帯長方向の高低差H2は共に0.02mmであり、実施形態2に係る帯鋸刃においてH1,H2は共に0.06mmである。
ところで、実験条件と同じ帯鋸盤、被削材、帯鋸刃(図4(B)の従来の帯鋸刃)での切断時間は、一般的には3〜8分(実験条件の2〜5倍の切断時間)であり、1000カット程度の切断が可能であるが、本実験では、各帯鋸刃の性能差を短時間で明確にするために、切断時間を短く設定した厳しい切削条件の下での限界性能の実験である。実験結果は図6に示すとおりである。
図6より明らかなように、従来の帯鋸刃においては、サンプル1〜4の全ての帯鋸刃においてチッピングの発生率が10%以上であった。そして、従来の帯鋸刃におけるサンプル4においては、せり上がり(H3=0.03mm)が小さいにも拘わらずチッピングが発生している。すなわち、従来の帯鋸刃においては、左右のアサリ歯3,5及び直歯7におけるコーナー部(角度)の角度は90°であって、コーナー部の剛性が小さいことも一因と思われる。
実施形態1に示した帯鋸刃においては、サンプル1〜4のそれぞれにおいてチッピングが生じているものの、発生率は8%以下であり、従来の帯鋸刃と比較してチッピングの発生率が低下していることがわかる。そして、実施形態1に係る帯鋸刃においては、せり上がり(H3=0.06〜0.04mm)が小さくなるほどチッピング発生率が低下する傾向にある。
すなわち、実施形態1に係る帯鋸刃においては、左右のアサリ歯3,5及び直歯7における歯先の稜線9を、各鋸歯の厚さ方向の中央部が最も突出した形態の凸状の曲線に形成してあることにより、各鋸歯3,5,7のコーナー部の角度は94°に設定してあるので、各鋸歯3,5,7のコーナー部の角度が90°の場合に比較して剛性が大きくなっており、チッピングが生じ難くなっている。そして、せり上がりH3が小さくなることは、直歯7の先端部の稜線9に対する左右のアサリ歯3,5における内側のコーナー部3B,5Aの突出量が小さくなることであり、ワークの切削開始時における上記コーナー部3B,5Aの切り込み量を小さく抑制できることにより、チッピングの発生を抑制することができるものである。
実施形態2に係る帯鋸刃においては、チッピングの発生率が0%で、従来の帯鋸刃及び実施形態1に係る帯鋸刃に比較して優れていることがわかる。実施形態2に係る帯鋸刃においては、左右のアサリ歯3,5及び直歯7におけるコーナー部の角度は101°であって、コーナー部の角度がより大きくなっていることによりコーナー部の剛性がより大きくなっており、しかもせり上がり(H3=0.03〜0.02mm)と小さいので、チッピング発生率が0%になったものである。
上記の実験から明らかなように、帯鋸刃における鋸歯のチッピングの発生率を小さくするには、鋸歯におけるコーナー部の角度を90°以上に設定し、かつせり上がりH3を0.03mm以下(0.00mmを含む)に設定することが望ましいものである。
前記実験結果から理解されるように、実施形態2に係る帯鋸刃はチッピングの発生を抑制する上において優れていることがわかった。そこで、次に従来の帯鋸刃と実施形態2に係る帯鋸刃を用いて歯先の摩耗の実験を行った。実験条件は次のとおりである。
実験条件
帯鋸盤:(株)アマダ製 HA400
被削材:JIS規格 SKD61 φ252
鋸刃寸法:帯幅41mm、帯厚1.3mm、鋸刃長さ4570mm、鋸刃ピッチ2/3P
鋸刃の回転速度:40m/min、切断時間 12分30秒
上記実験条件による20カット後の歯先摩耗および、20カットまでの切曲り寸法の推移を比較した。
なお、実施形態2係る帯鋸刃において、帯幅方向の高低差H1及び帯長方向の高低差H2は、共に0.06mmである。
鋸歯摩耗の実験結果は図7の写真に示すとおりであった。そして、20カットまでの切曲りの推移は図8のグラフに示すとおりであった。なお、切曲りの値は、切断終了後の切断面における凹凸の最大寸法差として表わしてある。
図7より明らかなように、従来の帯鋸刃における各鋸歯の摩耗は、摩耗量の多い部分と少ない部分とが顕著に発生している。これは、帯鋸刃における各鋸歯3,5,7の重複部分(図4(B)及びその対応本文参照)の形態に種々の形態があり、摩耗量が不均一になるものである。前述のごとき従来の帯鋸刃に対して、実施形態2に係る帯鋸刃における各鋸歯はそれぞれほぼ同一の摩耗量であり、かつ各鋸歯においてはそれぞれ均一な摩耗形態となっている。
そして、前記摩耗形態の相違により、従来の帯鋸刃においては、10カット数以降には次第に切曲りが大きくなるのに対し、実施形態2に係る帯鋸刃においては切曲りが大きくなることなく一定である。
ところで、前記実験は、実施形態2に係る帯鋸刃における各鋸歯3,5,7の帯幅方向の高低差H1及び帯長方向の高低差H2が共に0.06mmの場合の実験である。ここで、前記両高低差H1,H2が0.02mm以下になると、各鋸歯3,5,7の稜線9が直線に近似することとなり、また各鋸歯3,5,7におけるコーナー部の角度も90°に近似することとなるので、前記両高低差H1,H2はそれぞれ0.02mm以上であることが望ましいものである。そして、上記両高低差H1,H2の上限は0.1mm以下であることが望ましいものである。
すなわち、従来、新品の帯鋸刃を使用する場合、チッピングを抑制するために、緩い切削条件でならし切削を行うものである。このならし切削後における各鋸歯におけるコーナー部の摩耗量を測定すると、帯幅方向の高低差及び帯長方向の高低差に相当する摩耗量は最大で0.1mmであった。したがって、帯幅方向の高低差H1及び帯長方向の高低差H2は0.1mmまでは許容されるものである。
ところで、鋸刃には、帯鋸刃の他に丸鋸刃がある。丸鋸刃は、帯鋸刃との形態の相違および厚さの相違(帯鋸刃の厚さは、一般的には0.9mm〜1.6mmであるのに対し、丸鋸刃は、その径の大きさにもよるが、一般的には2.0mm〜12.0mmである)によって、帯鋸刃に比較して剛性が大きいものである。したがって、鋸歯の歯先摩耗が進行した場合であっても、帯鋸刃に比較して切曲りを発生し難いものであり、帯鋸刃における前述したごとき鋸歯の形態を丸鋸刃にそのまま実施することが容易であるとしても、丸鋸刃における鋸歯の形態を帯鋸刃における鋸歯の形態としてそのまま適要することは難しいものである。
1 帯鋸刃
3 左アサリ歯
3A,3B コーナー部
5 右アサリ歯
5A,5B コーナー部
7 直歯
7A,7B コーナー部
9 稜線
11A,11B 側面
H1 帯幅方向の高低差
H2 帯長方向の高低差
H3 せり上がり

Claims (4)

  1. 帯鋸刃の走行方向に対して左右方向に振出した左右のアサリ歯と振出しを行わない直歯とを備えた帯鋸刃であって、前記アサリ歯及び直歯における先端の稜線は、各鋸歯における厚さ方向の中央部が最も突出した凸状の曲線に形成してあることを特徴とする帯鋸刃。
  2. 請求項1に記載の帯鋸刃において、帯鋸刃の走行方向から見たときに、前記左右のアサリ歯及び直歯における先端の稜線は互に連続した形態にあることを特徴とする帯鋸刃。
  3. 請求項1又は2に記載の帯鋸刃において、前記各鋸歯における前記稜線の高低差は、0.02mm〜0.1mmの範囲にあることを特徴とする帯鋸刃。
  4. 請求項1,2又は3に記載の帯鋸刃において、前記左右のアサリ歯における内側のコーナー部と前記直歯における前記稜線の、厚さ方向の中央部との高低差は0.00mm〜0.03mmの範囲にあることを特徴とする帯鋸刃。
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