JP2000263327A - 帯鋸刃 - Google Patents

帯鋸刃

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JP2000263327A
JP2000263327A JP11365481A JP36548199A JP2000263327A JP 2000263327 A JP2000263327 A JP 2000263327A JP 11365481 A JP11365481 A JP 11365481A JP 36548199 A JP36548199 A JP 36548199A JP 2000263327 A JP2000263327 A JP 2000263327A
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saw blade
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cutting
teeth
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Katsuhiro Horiguchi
勝弘 堀口
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Amada Co Ltd
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Amada Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 切断初期より安定した高速切断を可能とし、
歯先の欠けを防止し、寿命延長が可能となり、良好なワ
ーク切断面を得る。 【解決手段】 平歯と台形歯を備えた帯鋸刃1で、研磨
時に発生する稜線の中で少なくとも切れ歯となる例えば
面取り部11の稜線を曲率半径rが0.01〜0.03
mmの範囲でR形状に設ける。この範囲の稜線の曲率半
径rでのR形状はマイクロチッピングの発生が少なくな
り、しかも鋸刃の短寿命の原因となる切削抵抗を低く抑
えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、平歯及び/又は台
形歯を備えた帯鋸刃に関し、特に金属切削用の帯鋸刃に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特に金属切削用の鋸刃において
は、例えば超硬材質製の帯鋸刃を用いてワークに切断加
工が行われている。この帯鋸刃の歯先形状は、歯先の面
取りが全く行われていない一般的なものと、実開平7−
27723号公報に記載されているように歯先に面取り
が施されているものとがある。
【0003】また、従来、金属切削用の超硬帯鋸刃10
1の中には、アサリ歯が左右交互に振り出されているア
サリタイプと、図22に示されているように、平歯10
3と台形歯105とが交互に配列されているバチタイプ
の帯鋸刃がある。この平歯103と台形歯105の切り
幅は、それぞれをa,bとした場合にb<2aで構成さ
れている。
【0004】ところで、帯鋸刃101は丸鋸刃などと異
なって帯厚方向・帯幅方向、双方へたわみ易いので、図
23及び図24に示されているように切曲り及び切断面
に洗濯板状の模様が生じ易いものである。
【0005】なお、アサリタイプの帯鋸刃には直歯のコ
ーナ部が面取りされていない通常のアサリタイプと、直
歯のコーナ部に面取りが施されているタイプとがある。
【0006】また、バチタイプの平歯は、歯先コーナ部
に全く面取りが施されていないバチ歯タイプの一般的な
ものと、歯先コーナ部に面取りを施したベベル歯タイプ
とが知られている。
【0007】これらの帯鋸刃の歯先の切れ歯となる部分
には、欠けを防ぐために面取りが施されているものがあ
る。しかし、面取りが施されているにもかかわらず、歯
先コーナ部に欠けが発生することがよくある。
【0008】また、バチタイプの中でもベベル歯タイプ
に示されているように歯先コーナ部に面取りが施されて
いる帯鋸刃も、側面のコーナ部の面取りに関係なくその
歯先コーナ部がチッピングを起こしてしまっているのが
現状である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した超硬帯鋸刃1
01で、歯先に面取りが施されていない帯鋸刃は高速で
の切削に於いて、歯先の欠けが発生し、切削不可となる
問題があった。
【0010】また、実開平7−27723号公報に記載
されている超硬帯鋸刃101は、図21においては例え
ば平歯103における歯先の面取り状態が示されてお
り、研磨加工時に発生する鋭角な稜線部107の先端1
07Aに切削初期微少チッピングが発生し、歯先の欠け
へと繋がってしまうという問題点があった。
【0011】この現象を避ける方法として、煩わしい作
業ではあるが切削初期については比較的軽い切削が行な
われ、その後、高速切削が行われている。
【0012】従来のような平歯103や台形歯105の
切り幅a,bがb<2aの関係で構成された超硬帯鋸刃
101により、炭素工具綱(S45C)からなるワーク
Wに所定の鋸刃速度Vm/minとして例えば60m/
min、切り込み量0.03mm/刃で切削加工が行な
われたところ、ワークWの切断面に図23及び図24に
示されるように洗濯板状の粗い模様WSが発生してしま
うために、図25に示されているように面粗度が粗く
(最大75μm)なり、良好な切断面が得られないとい
う問題点があった。
【0013】帯鋸刃を用いて切断を行う上で歯先にチッ
ピングが発生し、そのチッピングが原因で寿命になる現
象は、被削材、切断条件等により頻繁に起こり得る。中
でも最も大きく振り出されている振出歯のコーナ部がチ
ッピングを起こすと、切れ曲がりの原因となるばかりで
なく切断面粗度も悪くなるという問題点があった。
【0014】そのために歯先に面取りを施したり、歯先
コーナ部をベベル研磨したりしてチッピングを防ごうと
してきた。しかし、歯先に面取りを施した帯鋸刃にあっ
ては、歯先強度は十分であるが、どうしてもコーナ部が
強度不足となりチッピングへと繋がるという問題点があ
った。
【0015】また、歯先コーナ部をベベル研磨した帯鋸
刃については、そのベベル研磨した部分のコーナ部が材
料に鈍角に突入していくために、そのコーナ部は切れ歯
として作用していないことになる。したがって、ベベル
研磨を施しただけではコーナ部にチッピングが発生し、
帯鋸刃の寿命へと繋がってしまうという問題点があっ
た。
【0016】本発明は上述の課題を解決するためになさ
れたもので、その目的は、帯鋸刃の歯先に適正な面取り
を施し、かつ、各稜線をR状に加工することにより、切
断初期より安定した高速切断を可能とすると共に歯先の
欠けを防止し、寿命延長が可能となる帯鋸刃を提供し、
また、切断加工したワークの切断面に洗濯板状のあらい
模様の発生を防止した良好な切断面を得られる帯鋸刃を
提供し、また最も大きく振り出されている振出歯のコー
ナ部のチッピングを減少し得る帯鋸刃を提供することに
ある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明の帯鋸刃は、平歯と台形歯を
備えた帯鋸刃において、研磨時に発生する稜線の中で少
なくとも切れ歯となる稜線を曲率半径0.01〜0.0
3mmの範囲でR形状に設けてなることを特徴とするも
のである。
【0018】したがって、平歯と台形歯の各稜線の中で
少なくとも切れ歯となる稜線が曲率半径0.01〜0.
03mmの範囲でR形状であると、マイクロチッピング
の発生が少なくなり、しかも鋸刃の短寿命の原因となる
切削抵抗を低く抑えられる範囲となる。
【0019】請求項2によるこの発明の帯鋸刃は、請求
項1記載の帯鋸刃において、前記平歯が、前記台形歯の
切れ歯となる部分の稜線より幅方向において両外側に突
出した両方平歯であることを特徴とするものである。
【0020】したがって、平歯が台形歯の切れ歯となる
部分の稜線より両外側に突出しているので、切断加工効
率が向上する。
【0021】請求項3によるこの発明の帯鋸刃は、請求
項1記載の鋸刃において、前記平歯が、前記台形歯の切
れ歯となる部分の稜線より幅方向において右方の外側に
突出した右方平歯と、前記台形歯の切れ歯となる部分の
稜線より幅方向において左方の外側に突出した左方平歯
と、からなることを特徴とするものである。
【0022】したがって、右方平歯と左方平歯との2つ
で、請求項2に記載した両方平歯と同じ作用となり、切
断加工効率が向上する。
【0023】請求項4によるこの発明の帯鋸刃は、請求
項1〜3のうちのいずれか一つに記載の鋸刃において、
前記稜線の中で切れ歯とならない部分の稜線も曲率半径
0.01〜0.03mmの範囲でR形状に設けてなるこ
とを特徴とするものである。
【0024】したがって、稜線全体をR形状に加工する
方が歯先稜線だけをR形状に加工するより容易であり、
R形状の加工速度アップも図られる。また、鋸刃の胴部
の稜線がR形状をなしていると胴疲労寿命の向上とな
る。
【0025】請求項5によるこの発明の帯鋸刃は、請求
項1〜4のうちのいずれか一つに記載の帯鋸刃におい
て、鋸刃の鋭角の各歯先に面取り部を設け、この面取り
部の面取り角度を歯先の垂線を基準として35〜55度
の角度範囲内とし、前記面取り部の垂線方向の長さで表
す面取り量が切削条件によって決定される1歯の切込み
量の1.5倍より大きく、0.15mmより小さい範囲
内に設けてなることを特徴とするものである。
【0026】したがって、面取り部の面取り角度は35
〜55度であると歯先の欠け及び切削抵抗において良好
である。また、面取り量が1歯の切込み量の1.5倍よ
り小さいときは歯先に欠けが発生し、面取り量が0.1
5mmを越えると切削抵抗が大きくなり、寿命が短くな
るので、その範囲内にあることが良好な結果を得ること
になる。
【0027】請求項6によるこの発明の帯鋸刃は、請求
項1〜5のうちのいずれか一つに記載の帯鋸刃におい
て、台金の両側面から前記台形歯の稜線までの幅方向に
おける各寸法が0.2mm以下であることを特徴とする
ものである。
【0028】したがって、切断面に洗濯板状の粗い模様
が発生しない良好な切断面が得られる。
【0029】請求項7によるこの発明の帯鋸刃は、切れ
歯の幅が異なる2枚の台形歯を備えると共に切れ歯の幅
が狭い方が高く、切れ歯の幅が広い方が低い高低差を有
する帯鋸刃において、少なくとも前記切れ歯の幅が広い
台形歯のベベル研磨部と掬い面との交線部に面取り部を
設けてなることを特徴とするものである。
【0030】したがって、2枚の台形歯のうちの少なく
とも最も振出量が大きく振り出してある振出歯のコーナ
部、つまり切れ歯の幅が広い台形歯のベベル研磨部と掬
い面との交線部に0.01〜0.05mmの微少の面取
り部が施されているので、切断中に起きる振出歯の歯先
コーナ部のチッピングが減少する。
【0031】請求項8によるこの発明の帯鋸刃は、切れ
歯の幅が異なる3枚以上の台形歯を備えると共に切れ歯
の幅が狭い方が高く、切れ歯の幅が広くなるに従って低
くなるように高低差を有する帯鋸刃において、少なくと
も前記切れ歯の幅が最も広い台形歯のベベル研磨部と掬
い面との交線部に面取り部をを設けてなることを特徴と
するものである。
【0032】したがって、3枚以上の台形歯のうちの少
なくとも最も振出量が大きく振り出してある振出歯のコ
ーナ部、つまり切れ歯の最も広い台形歯の二番面両端の
ベベル研磨部と掬い面との交線部に0.01〜0.05
mmの微少の面取り部が施されているので、切断中に起
きる振出歯の歯先コーナ部のチッピングが減少する。
【0033】請求項9によるこの発明の帯鋸刃は、アサ
リタイプの帯鋸刃において、振り出された歯の各コーナ
部に面取り部を設け、少なくとも振出量の最も広いアサ
リ歯のコーナ部の面取り部と掬い面との交線部に面取り
部を設けてなることを特徴とするものである。
【0034】したがって、少なくとも最も振出量が大き
く振り出してある振出歯のコーナ部、つまり振出量の最
も広いアサリ歯のコーナ部の面取り部と掬い面との交線
部に0.01〜0.05mmの微少の面取り部が施され
ているので、切断中に起きる振出歯の歯先コーナ部のチ
ッピングが減少する。
【0035】請求項10によるこの発明の帯鋸刃は、請
求項7〜9のうちのいずれか一つに記載の帯鋸刃におい
て、前記各歯の稜線の中で少なくとも切れ歯となる稜線
を曲率半径0.01〜0.03mmの範囲でR形状に設
けてなることを特徴とするものである。
【0036】したがって、帯鋸刃に、さらに各歯の稜線
の中で少なくとも切れ歯となる稜線を曲率半径0.01
〜0.03mmの範囲でR形状に設けることにより、切
断中に起きる振出歯の歯先コーナ部のチッピングがより
一層減少する。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、超硬材質による帯鋸刃を例にとって図面を参照して
説明する。
【0038】図1及び図2を参照するに、帯鋸刃1の歯
先部3は、掬い面7と二番面9と、前記掬い面7と二番
面9との交点に設けた面取り部11とR形状をなした各
稜線Rとから形成されている。このように形成された帯
鋸刃1は図1において、Dは面取り角度を表し、Cは面
取り量、Eは二番角度、rは稜線Rの曲率半径を表して
いて、K−K線は面取り角度の基準となる垂直線を示し
ている。
【0039】また、超硬帯鋸刃1としては、図3〜図5
に示されているように、台金13に平歯15及び台形歯
17が交互に配列されている。平歯15の稜線は15a
〜15hで表されており、台形歯17の稜線は17a〜
17Lで表されている。
【0040】なお、平歯15は、台形歯17の切れ歯と
なる部分の稜線より図3において左右の幅方向の両外側
に突出した両方平歯である。
【0041】さらに、台形歯17の切り幅がB、平歯1
5の振出量がS、台金厚みt、台形歯17の稜線17
g,17hと台金13の各表面からなる寸法がA、平歯
15の歯先先端から台形歯17の歯先先端までの寸法差
がHで表されている。
【0042】他の超硬帯鋸刃1としては、図6〜図8に
示されているように、台金13に図7において矢印方向
からみて、左方平歯19及び台形歯21、右方平歯23
とが順に繰り返して配列されている。左方平歯19の稜
線は19a〜19iで表されており、台形歯21の稜線
は21a〜21Lで表されており、右方平歯23の稜線
は23a〜23iで表されている。なお、左方平歯19
は、台形歯21の切れ歯となる稜線より図6において左
方の外側に突出しており、右方平歯23は、台形歯21
の切れ歯となる稜線より図6において右方の外側に突出
している。
【0043】さらに、図6に示されているように、台形
歯21の切り幅がB、左方平歯19及び右方平歯23の
振出量がS、台金厚みt、台形歯21の稜線21g,2
1hと台金13の表面からなる寸法がA、左方平歯19
及び右方平歯23の歯先先端から台形歯21の歯先先端
までの寸法差がHで表されている。
【0044】上記構成により、上記の2つの帯鋸刃1を
用いて種々の実験を行ったところ、以下に示す結果が得
られた。
【0045】図3〜図5の超硬帯鋸刃1で説明すると、
例えば材質S45Cの被削材を帯鋸刃1にて、鋸速60
m/min、一歯あたりの切込み量f=0.03mm/
刃で切削する際、二番角度Eを20度とし、面取り角度
Dを45度、面取り量Cを0.1mm、rを0.02m
m、Aを0.02mmとして切断を行った。
【0046】この結果、歯先の欠け、マイクロチッピン
グ、切削抵抗において一番優れた結果が得られた。ま
た、切断面においても、洗濯板状のあらい模様が発生せ
ず、図9に示されているように従来よりも細かな面粗度
(最大30μm)となり、良好な結果が得られた。な
お、切断条件(一歯あたりの切込み量)、被削材の違い
によって、面取り量Cの値は変える必要がある。
【0047】さらに、上記の種々の実験の結果では、帯
鋸刃1の場合、正常な切削を行うには二番角度Eは10
度以上が必要である。この二番角度Eの形状において、
面取り角度Dが55度を超えた場合は歯先の欠けは防止
できるが、切削抵抗が大きくなり、切断不可となった。
【0048】従って、面取り角度Dは35〜55度が、
歯先の欠け及び切削抵抗において良好であり、最適な面
取り角度D=45度である。
【0049】また、研磨時に発生する各歯先稜線Rの形
状については、何もしない鋭角な状態では切削を行うと
初期にマイクロチッピングが発生し、良好な切断が行え
ず、寿命が短くなることが明らかになった。そこで、本
実施の形態の帯鋸刃1に示されているように切削を行う
べく歯先稜線Rの形状を通常の研磨加工を施した後にマ
イクロショットピーニングやバフ研磨例えばナイロン研
磨布などによって曲率半径rのR状に加工されることに
よりこの問題の解決を図ることが可能となった。
【0050】この時の曲率半径rの値は0.01mm以
上で効果が確認でき、0.03mmを越えるとマイクロ
チッピングの発生はなくなった。
【0051】よって、必要以上に曲率半径rの値を大き
くすると切削抵抗が増大し、短寿命の原因となることか
ら、R形状の曲率半径rは0.01mm〜0.03mm
が好ましい。中でもr=0.02mmが最適である。ま
た大きさが0.01mm〜0.03mmの範囲であるな
らばC面取りでも構わない。
【0052】しかし、稜線が交わっているコーナ部(例
えば図4の稜線15c,15f,15hの交点)及び短
い稜線(例えば図4の稜線15g,15h,17iおよ
び17j)の場合においては、曲率半径rの大きさが合
成されてしまうために0.01mm〜0.03mmより
も大きく加工されてしまうことが多いのでこの限りでな
い。
【0053】R状に加工を行う上で歯先稜線だけを加工
するのは困難である。従って稜線全体をR状に加工する
方が容易であり、速度アップを図ることができる。ま
た、胴部の稜線がR状をなしていると胴疲労寿命の向上
にもつながる。
【0054】面取り量Cの値については、一歯あたりの
切込み量fに対し、C<1.5fでは歯先に欠けが発生
し、Cの値が0.15mmを越えると切削抵抗が大きく
なり、寿命が短くなった。したがって、面取り量Cの値
としては、1.5f<C<0.15mmが最適である。
【0055】なお、鋸刃速度をV(m/min)とし、
鋸刃ピッチをP(mm)、送り量をF(mm/min)
とすると、一歯あたりの切込み量f(mm/刃)は、F
P/1000Vで表される。
【0056】台形歯17(図6では台形歯21に該当)
の切り幅Bが台金厚t−0.5mmとなるあたりから、
切断面に発生する帯鋸歯特有の洗濯板状の粗い模様が徐
々に減少して良くなり、台形歯17の切り幅が台金厚t
−0.4mmよりも広くなると、切断面に洗濯板状の粗
い模様が発生しない良好な切断面を得ることができた。
【0057】この理由としては、平歯15の両側(図6
では左方平歯19の左側及び右方平歯23の右側)に形
成されている切り幅S+Aの量を絶対的に少なくし、平
歯15(図6では左方平歯19及び右方平歯23)の負
荷を小さくしてやることにより、切断したワークの切断
面が洗濯板状の模様が発生しない、面粗度が良好な切断
面となるものである。
【0058】平歯15(図6では左方平歯19及び右方
平歯23)の振出量Sは、帯幅及び台金厚の違いによっ
て、それぞれ値は異なってくる。それによって、Aの値
もそれぞれに設定する必要がある。今回の実験では、A
<0.2mmで良好な結果を得ることができた。
【0059】次に、材質S45C,φ250mmの丸棒
を鋸速60m/min,切削率200cm/minの
条件で5cut切削した時のデータを示す。
【0060】図10は面取り量Cを一定にして、面取り
角度Dを30度〜60度に変化させたときの切削抵抗と
チッピングの値をプロットしたグラフである。
【0061】このグラフからも、面取り角度Dは35〜
55度が、歯先の欠け及び切削抵抗において良好であ
り、最適な面取り角度D=45度であることが分かる。
【0062】図11は面取り量Cを0.1mm,面取り
角度Dを45度と一定にして、稜線の仕上げ曲率半径r
を変化させた時の切削抵抗と稜線部のマイクロチッピン
グの値をプロットしたグラフである。
【0063】このグラフからも、切削抵抗が低く抑えら
れてしかもマイクロチッピングの数が少ない範囲として
考慮すると、R形状の曲率半径rは0.01mm〜0.
03mmが好ましいことが分かる。
【0064】図12は面取り角度D,稜線の仕上げ曲率
半径rを一定にして、面取り量Cを変化させた時の切削
抵抗とチッピングの値をプロットしたグラフである。
【0065】このグラフからも、面取り量Cの値として
は、一歯あたりの切込み量fに対し、1.5f<C<
0.15mmがチッピング数がなくなり、最適であるこ
とが分かる。
【0066】図13は、台形歯17(図6では台形歯2
1に該当)の稜線と台金表面からなる寸法Aの値を変化
させた時のワーク切断面の粗さ値をプロットしたグラフ
である。
【0067】このグラフからも、A<0.2mmで面粗
度が良好な切断面となることが分かる。
【0068】次に、本発明の他の実施の形態の帯鋸刃に
ついて図面を参照して説明する。
【0069】図20は、SCM440のφ250を切断
材とし、この被削材を5種類の帯鋸刃を用いて鋸速80
m/min、一歯当たりの切り込み量f=0.025mm
/歯で切削した際、その結果の10〜50CUT時にお
ける、振出歯の歯先コーナ部の欠け数を各歯形形状別に
示したものである。
【0070】ただし、各帯鋸刃は形状のみが違うものと
して歯材材質としては欠けやすいように超硬K20種を
使用した。また、SCM440は欠けが発生しやすい切
断材である。
【0071】また、5種類の帯鋸刃としてはタイプa、
タイプb、タイプc、タイプd、タイプeのバチタイプ
を用意し、図20に示されているように各タイプの帯鋸
刃の振出歯のチッピング量をそれぞれ比較した。
【0072】タイプaの帯鋸刃は、二番角度Eが20
度、掬い角が9度であり、面取り角度Dが45度、面取
り量Cを0.03mmで歯先に面取りが実施されたもの
である。つまり、基本的には図1ないしは図5において
歯先各稜線のR形状の仕上げが施されていないものであ
る。
【0073】タイプbの帯鋸刃は、上記のタイプaの帯
鋸刃に加えて歯先各稜線が曲率半径0.01〜0.03
mmでR形状に仕上げられているものである。基本的に
は図1ないしは図5に示されている帯鋸刃である。
【0074】タイプcの帯鋸刃は、上記のタイプaの帯
鋸刃のように歯先に面取りが実施されたものに加えて、
図15並びに図16に示されているように振出歯のコー
ナ部にベベル面取り角度が45度でコーナ部から0.1
mmのベベル研磨部としての例えばベベル面取り部25
が施されているものである。
【0075】つまり、基本的には上記のタイプaの帯鋸
刃にベベル面取り部25が設けられているが、図14な
いしは図16に示されている帯鋸刃の歯先各稜線にR形
状の仕上げが施されておらず、しかもベベル面と掬い面
との交線部に図14に示されているような面取り部27
が施されていないものである。
【0076】タイプdの帯鋸刃は、上記のタイプcの帯
鋸刃に加えて、図14に示されているようにベベル面取
り部25のベベル面と掬い面との交線部に0.03mm
の面取り部27が施されているものである。
【0077】つまり、基本的には上記のタイプaの帯鋸
刃にベベル面取り部25が設けられていると共にこのベ
ベル面取り部25のベベル面と掬い面との交線部に0.
03mmの面取り部27が施されているが、図14ない
しは図16に示されている帯鋸刃の歯先各稜線にR形状
の仕上げが施されていないものである。
【0078】タイプeの帯鋸刃は、上記のタイプdの帯
鋸刃に加えて歯先各稜線が曲率半径0.01〜0.03
mmでR形状に仕上げられているものである。
【0079】つまり、基本的には上記のタイプaの帯鋸
刃にベベル面取り部25が設けられていると共にこのベ
ベル面取り部25のベベル面と掬い面との交線部に0.
03mmの面取り部27が施されており、しかも図14
ないしは図16に示されている帯鋸刃の歯先各稜線にR
形状の仕上げが施されているものである。
【0080】図20からも明らかなように、チッピング
が一番多かったのはタイプcであって、歯先と振出歯の
コーナ部にベベル面取りのみが施されているものであ
る。この理由は、このタイプcの帯鋸刃が被切断材料に
鈍角に突入するために欠けが発生するのである。
【0081】次いでチッピングが多かったのはタイプa
の歯先にのみ面取りを実施したものであり、その次にチ
ッピングが多かったのはタイプb、タイプdで、いずれ
もほぼ同程度であったが、若干タイプbのほうが多め
で、これは面取りを実施したにもかかわらず、歯先コー
ナ部の強度不足が原因である。
【0082】タイプdはベベル部に面取りが実施された
ことによりタイプcと比較して耐チッピング性はかなり
向上している。このダイプdは稜線に発生するマイクロ
チッピングは防止できなかった。
【0083】最もチッピングが少なかったのはダイプe
の場合である。その理由は、振出歯にベベル面取り部2
5が施され、その上、歯先及びベベル部に面取り部27
が実施され、さらに歯先各稜線にR形状が仕上げられて
いるので、歯先コーナ部に起こりうるピッチングがほぼ
すべて防止されたものと考えられる。
【0084】以上のことから、タイプbのように少なく
とも切れ歯となる歯先各稜線に曲率半径0.01〜0.
03mmでR形状に仕上げられていることは、平歯コー
ナ部欠け数を減少せしめることに寄与するものである。
また、タイプdのように少なくとも平歯で振出量が大き
く振り出してある振出歯のコーナ部の二番面両端にベベ
ル面取り部25を設けると共にベベル面取り部25と掬
い面との交線部に面取り部27を設けることは、平歯コ
ーナ部欠け数を減少せしめることに寄与するものであ
る。
【0085】ところが、タイプeのように、切れ歯とな
る歯先各稜線のR形状仕上げと、面取り部27との相乗
効果により、平歯コーナ部欠け数をより一層減少せしめ
ることができた。
【0086】なお、上記の実施の形態では、図14ない
しは図16に示されているように平歯と台形歯とが交互
に配列した形状の帯鋸刃について説明したが、図17な
いしは図19に示されているように研磨による左方平歯
19,右方平歯23が左右へ振り出したものと、台形歯
が3枚以上配列してなるタイプの帯鋸刃と、アサリタイ
プの超硬帯鋸刃についても同じ結果が得られた。
【0087】なお、この発明は前述した発明の実施の形
態に限定されることなく、適宜な変更を行うことにより
その他の態様で実施し得るものである。
【0088】
【発明の効果】以上のごとき発明の実施の形態の説明か
ら理解されるように、請求項1の発明によれば、平歯と
台形歯の各稜線の中で少なくとも切れ歯となる稜線が曲
率半径0.01〜0.03mmの範囲でR形状である
と、マイクロチッピングの発生を少なくでき、しかも鋸
刃の短寿命の原因となる切削抵抗を低く抑えることがで
きる。
【0089】請求項2の発明によれば、平歯が台形歯の
切れ歯となる部分の稜線より両外側に突出しているの
で、切れ味がよくなり切断加工効率の向上を図ることが
できる。
【0090】請求項3の発明によれば、右方平歯と左方
平歯との2つで、請求項2に記載した両方平歯と同じ効
果となるので、切れ味がよくなり切断加工効率の向上を
図ることができる。
【0091】請求項4の発明によれば、稜線全体をR形
状に加工する方が歯先稜線だけをR形状に加工するより
容易であり、R形状の加工速度アップを図ることができ
る。また、鋸刃の胴部の稜線がR形状をなしていると胴
疲労寿命を向上できる。
【0092】請求項5の発明によれば、面取り部の面取
り角度を35〜55度にすることにより、歯先の欠け及
び切削抵抗において良好な結果が得られる。また、面取
り量が1歯あたりの切込み量の1.5倍より小さいとき
は歯先に欠けが発生し、面取り量が0.15mmを越え
ると切削抵抗が大きくなり、寿命が短くなるので、その
範囲内にあることが良好な結果を得る。
【0093】請求項6の発明によれば、台金の両側面か
ら前記台形歯の稜線までの幅方向における各寸法を0.
2mm以下にすることにより、切断面に洗濯板状の粗い
模様を発生しない良好な切断面を得ることができる。
【0094】請求項7の発明によれば、2枚の台形歯の
うちの少なくとも最も振出量が大きく振り出してある振
出歯のコーナ部のベベル研磨部と掬い面との交線部に
0.01〜0.05mmの微少の面取り部を施したの
で、切断中に起きる振出歯の歯先コーナ部のチッピング
を減少できる。
【0095】請求項8の発明によれば、3枚以上の台形
歯のうちの少なくとも最も振出量が大きく振り出してあ
る振出歯のコーナ部のベベル研磨部と掬い面との交線部
に0.01〜0.05mmの微少の面取り部を施したの
で、切断中に起きる振出歯の歯先コーナ部のチッピング
を減少できる。
【0096】請求項9の発明によれば、少なくとも振出
量の最も広いアサリ歯のコーナ部の面取り部と掬い面と
の交線部に0.01〜0.05mmの微少の面取り部を
施したので、切断中に起きる振出歯の歯先コーナ部のチ
ッピングを減少できる。
【0097】請求項10の発明によれば、帯鋸刃に、さ
らに各歯の稜線の中で少なくとも切れ歯となる稜線を曲
率半径0.01〜0.03mmの範囲でR形状に設ける
ことにより、切断中に起きる振出歯の歯先コーナ部のチ
ッピングをより一層減少できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の帯鋸刃の歯先形状を示し
た説明図である。
【図2】図1の右側面図である。
【図3】本発明の実施の形態の帯鋸刃を示すもので、歯
先における縦断面図である。
【図4】図3の帯鋸刃の平面図である。
【図5】図4の正面図である。
【図6】本発明の実施の形態の帯鋸刃を示すもので、歯
先における縦断面図である。
【図7】図6の帯鋸刃の平面図である。
【図8】図7の正面図である。
【図9】本実施の形態の帯鋸刃を用いて切断したワーク
切断面の面粗度を示すグラフである。
【図10】面取り量Cを一定にして、面取り角度Dを3
0〜60度に変化させたときの切削抵抗とチッピングの
値をプロットしたグラフである。
【図11】面取り量Cを0.1mm,面取り角度Dを4
5度と一定にして、稜線の仕上げ曲率半径rを変化させ
た時の切削抵抗と稜線部のマイクロチッピングの値をプ
ロットしたグラフである。
【図12】面取り角度D,稜線の仕上げ曲率半径rを一
定にして、面取り量Cを変化させた時の切削抵抗とチッ
ピングの値をプロットしたグラフである。
【図13】台形歯の稜線と台金表面からなる寸法Aの値
を変化させた時のワーク切断面の粗さ値をプロットした
グラフである。
【図14】本発明の他の実施の形態の帯鋸刃を示すもの
で、歯先における縦断面図である。
【図15】図14の帯鋸刃の平面図である。
【図16】図15の正面図である。
【図17】本発明の他の実施の形態の帯鋸刃を示すもの
で、歯先における縦断面図である。
【図18】図17の帯鋸刃の平面図である。
【図19】図18の正面図である。
【図20】本実施の他の形態のタイプa〜タイプeの帯
鋸刃を用いて切断したときの各タイプの帯鋸刃の平歯コ
ーナ欠け数を示すグラフである。
【図21】従来の帯鋸刃の歯先形状を示した説明図であ
る。
【図22】図21の右側面図である。
【図23】ワーク切断面の面粗度を示すもので、切断面
に対して直交方向で模式図である。
【図24】ワーク切断面の面粗度を示すもので、切断面
の模式図である。
【図25】従来の帯鋸刃を用いて切断したワーク切断面
の面粗度を示すグラフである。
【符号の説明】
1 帯鋸刃 3 歯先 11 面取り 13 台金 15 平歯 15a〜15h 稜線 17 平歯 17a〜17L 稜線 25 ベベル面取り部(ベベル研磨部) 27 面取り部(ベベル面と掬い面との交線部の) A 寸法 B 台形歯の切り幅 C 面取り量 D 面取り角度 E 二番角度 f 一歯あたりの切込み量 H 寸法差 K 垂直線 R 歯先稜線 r 曲率半径 S 平歯の振出量 t 台金厚み

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平歯と台形歯を備えた帯鋸刃において、
    研磨時に発生する稜線の中で少なくとも切れ歯となる稜
    線を曲率半径0.01〜0.03mmの範囲でR形状に
    設けてなることを特徴とする帯鋸刃。
  2. 【請求項2】 前記平歯が、前記台形歯の切れ歯となる
    部分の稜線より幅方向において両外側に突出した両方平
    歯であることを特徴とする請求項1記載の帯鋸刃。
  3. 【請求項3】 前記平歯が、前記台形歯の切れ歯となる
    部分の稜線より幅方向において右方の外側に突出した右
    方平歯と、前記台形歯の切れ歯となる部分の稜線より幅
    方向において左方の外側に突出した左方平歯と、からな
    ることを特徴とする請求項1記載の帯鋸刃。
  4. 【請求項4】 前記稜線の中で切れ歯とならない部分の
    稜線も曲率半径0.01〜0.03mmの範囲でR形状
    に設けてなることを特徴とする請求項1〜3のうちのい
    ずれか一つに記載の帯鋸刃。
  5. 【請求項5】 鋸刃の鋭角の各歯先に面取り部を設け、
    この面取り部の面取り角度を歯先の垂線を基準として3
    5〜55度の角度範囲内とし、前記面取り部の垂線方向
    の長さで表す面取り量が切削条件によって決定される1
    歯の切込み量の1.5倍より大きく、0.15mmより
    小さい範囲内に設けてなることを特徴とする請求項1〜
    4のうちのいずれか一つに記載の帯鋸刃。
  6. 【請求項6】 台金の両側面から前記台形歯の稜線まで
    の幅方向における各寸法が0.2mm以下であることを
    特徴とする請求項1〜5のうちのいずれか一つに記載の
    帯鋸刃。
  7. 【請求項7】 切れ歯の幅が異なる2枚の台形歯を備え
    ると共に切れ歯の幅が狭い方が高く、切れ歯の幅が広い
    方が低い高低差を有する帯鋸刃において、少なくとも前
    記切れ歯の幅が広い台形歯のベベル研磨部と掬い面との
    交線部に面取り部を設けてなることを特徴とする帯鋸
    刃。
  8. 【請求項8】 切れ歯の幅が異なる3枚以上の台形歯を
    備えると共に切れ歯の幅が狭い方が高く、切れ歯の幅が
    広くなるに従って低くなるように高低差を有する帯鋸刃
    において、少なくとも前記切れ歯の幅が最も広い台形歯
    のベベル研磨部と掬い面との交線部に面取り部を設けて
    なることを特徴とする帯鋸刃。
  9. 【請求項9】 アサリタイプの帯鋸刃において、振り出
    された歯の各コーナ部に面取り部を設け、少なくとも振
    出量の最も広いアサリ歯のコーナ部の面取り部と掬い面
    との交線部に面取り部を設けてなることを特徴とする帯
    鋸刃。
  10. 【請求項10】 前記各歯の稜線の中で少なくとも切れ
    歯となる稜線を曲率半径0.01〜0.03mmの範囲
    でR形状に設けてなることを特徴とする請求項7〜9の
    うちのいずれか一つに記載の帯鋸刃。
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