JP2010282110A - 光ファイバケーブル - Google Patents
光ファイバケーブル Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010282110A JP2010282110A JP2009136920A JP2009136920A JP2010282110A JP 2010282110 A JP2010282110 A JP 2010282110A JP 2009136920 A JP2009136920 A JP 2009136920A JP 2009136920 A JP2009136920 A JP 2009136920A JP 2010282110 A JP2010282110 A JP 2010282110A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical fiber
- sheath
- tension member
- fiber cable
- straight line
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
【解決手段】間隔を空けて配置された2本の光ファイバ21,21と、2本の光ファイバ21,21の間に配置された1本のテンションメンバ11と、光ファイバ21,21及びテンションメンバ11を一括して被覆するシース30Aと、を備える光ファイバケーブル1Aである。長さ方向と直交する断面において、2本の光ファイバ21,21の中心と、テンションメンバ11の中心は、略同一直線上に配置され、中心を結ぶ直線L1に対して垂直かつテンションメンバ11の中心を通る直線L2とシース30Aの表面との交点A,B間の距離d1は、直線L1に対して垂直かつ光ファイバ21,21の中心を通る直線とシース30Aの表面との交点C,D間の距離d2よりも長い。
【選択図】図1
Description
(第1実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態に係る光ファイバケーブル1Aの長さ方向と直交する断面図である。図1に示すように、光ファイバケーブル1Aは、間隔を空けて配置された2本の光ファイバ心線21,21と、その間に配置された1本のテンションメンバ11と、これらを一括して被覆するシース30Aと、からなる。
光ファイバ心線21は、ガラス光ファイバを被覆してなる光ファイバ素線22をさらに被覆層23で被覆してなるか、もしくは、ガラス光ファイバに直接被覆を施してなる。
なお、図1においては、テンションメンバ11の中心が直線L1上にあるが、直線L1からずれていてもよい。
次に、図4(c)に示すように、コイルバネ45及びストップリング44を先端側に戻し、ストップリング44の内部にコイルバネ45及びフェルール46を挿入する。また、図4(d)に示すように、プラグフレーム47を先端側からフェルール46に被せ、ストップリング44に装着する。次に、図4(e)に示すように、ゴムフード41を先端側に戻し、ストップリング44をゴムフード41で被覆する。その後、つまみ48をプラグフレーム47にかぶせる。以上により、光ファイバコード20に光コネクタ40が装着される。
なお、図7に示すように、光ファイバ心線21とシース30Aとの間に隙間を設けるとともに、隙間の内部であって光ファイバ心線21の外周部に繊維状の第2のテンションメンバ12を設けてもよい。テンションメンバ12としては、例えば、ケブラー(登録商標)等のアラミド繊維等を用いることができる。
あるいは、図8に示すように、各光ファイバ心線21の近傍にロッド状の第2のテンションメンバ13を設けてもよい。テンションメンバ13には、例えばポリ−パラ−フェニレンベンゾビスオキサゾール(PBO)繊維や繊維強化プラスチック(FRP)等を用いることができる。
まず、図3と同様に、光ファイバケーブル1Aの端部において、ノッチ31からシース30Aを分断し、テンションメンバコード10と2本の光ファイバコード20とに分ける。
次に、図9(c)に示すように、コイルバネ45及びストップリング44を先端側に戻し、ストップリング44の内部にコイルバネ45及びフェルール46を挿入する。また、図9(d)に示すように、プラグフレーム47を先端側からフェルール46に被せ、ストップリング44に装着する。
図10は本実施形態の第3の変形例である。本変形例においては、断面略楕円形状の光ファイバケーブル1Aのシース30Bに対し、光ファイバ心線21を中心とする円弧状のシーム部32を設けている。シーム部32は、シース30Bを押出成形する際に、シース30Bを形成する熱可塑性樹脂が溶融した状態で接触し、完全に融合する前に固化することで形成される。このシーム部32では樹脂が不完全に溶着しており、周辺の均一樹脂と比較して強度が適度に弱い。このため、シース30Bは低強度のシーム部32から破断され、図11に示すように光ファイバケーブル1Aは、テンションメンバコード10と、光ファイバコード20とに分けられる。
図12は本発明の第2の実施形態に係る光ファイバケーブル1Bの長さ方向と直交する断面図である。なお、第1の実施形態と同様の構成については、同符号を付して説明を割愛する。
また、シース30Bにノッチ31を設ける代わりに、図16に示すように、テンションメンバ11と光ファイバ心線21との間に向けてシーム部32を形成してもよい。シーム部32には、シース30Bに作用する応力が集中する。
また、図18に示すように、ノッチ31を設けるとともに、ノッチ31の底部にシーム部32を設けてもよい。
図19は本発明の第3の実施形態に係る光ファイバケーブル1Cを示す断面図である。なお、第1の実施形態と同様の構成については、同符号を付して説明を割愛する。
本実施形態においては、シース30Cが断面略六角形状となっている。本変形例においても、光ファイバケーブル1Cの長さ方向と直交する断面において、2本の光ファイバ21,21の中心を結ぶ直線L1’’に対して垂直かつテンションメンバ11の中心を通る直線L2’’とシース30Cの表面との交点A’’,B’’間の距離d1’’は、直線L1’’に対して垂直かつ光ファイバ21の中心を通る直線L3’’とシース30Cの表面との交点C’’,D’’間の距離d2’’よりも長い。
図20は本発明の第4の実施形態に係る光ファイバケーブル1Dの長さ方向と直交する断面図である。なお、第1の実施形態と同様の構成については、同符号を付して説明を割愛する。
なお、図22に示すように、光ファイバ心線21とシース30Dとの間に隙間を設けるとともに、隙間の内部であって光ファイバ心線21の外周部に繊維状の第2のテンションメンバ12を設けてもよい。テンションメンバ12としては、例えば、ケブラー(登録商標)等のアラミド繊維を用いることができる。
あるいは、図23、図24に示すように、各光ファイバ心線21の近傍にロッド状の第2のテンションメンバ13を2本設けてもよい。テンションメンバ13には、例えばポリ−パラ−フェニレンベンゾビスオキサゾール(PBO)繊維や繊維強化プラスチック(FRP)等を用いることができる。図23に示すように、2本の光ファイバ心線21の配列方向と交差する方向に2本のテンションメンバ13を配列してもよいし、あるいは図24に示すように、2本の光ファイバ心線21の配列方向と同方向に2本のテンションメンバ13を配列してもよい。
10 テンションメンバコード
11 テンションメンバ
12、13 テンションメンバ
20 光ファイバコード
21 光ファイバ心線
22 光ファイバ素線
23 被覆層
30A、30B、30C、30D シース
31 ノッチ
32 シーム部
Claims (11)
- 間隔を空けて配置された2本の光ファイバと、
前記2本の光ファイバの間に配置された1本のテンションメンバと、
前記光ファイバ及び前記テンションメンバを一括して被覆するシースと、を備え、
長さ方向と直交する断面において、前記2本の光ファイバの中心と、前記テンションメンバの中心は、略同一直線上に配置され、中心を結ぶ前記直線に対して垂直かつ前記テンションメンバの中心を通る直線と前記シースの表面との交点間の距離は、前記2本の光ファイバの中心を結ぶ直線に対して垂直かつ前記光ファイバの中心を通る直線と前記シースの表面との交点間の距離よりも長いことを特徴とする光ファイバケーブル。 - 前記テンションメンバの外径は前記光ファイバの外径よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の光ファイバケーブル。
- 前記シースの断面は楕円形状であり、前記シースの表面に平坦部がないことを特徴とする請求項1または2に記載の光ファイバケーブル。
- 前記シースの断面は略菱形形状であることを特徴とする請求項1または2に記載の光ファイバケーブル。
- 前記シースの表面には、前記テンションメンバと前記光ファイバとの中間部で前記シースを分断するためのノッチが形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の光ファイバケーブル。
- 前記ノッチの底部から前記光ファイバまでの最短距離が前記ノッチの底部から前記テンションメンバまでの最短距離よりも長いことを特徴とする請求項5に記載の光ファイバケーブル。
- 前記シースには、前記テンションメンバと前記光ファイバとの中間部で前記シースを分断するためのシーム部が設けられていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の光ファイバケーブル。
- 前記シーム部は前記シースの表面から前記テンションメンバと前記光ファイバとの間に向けて設けられていることを特徴とする請求項7に記載の光ファイバケーブル。
- 前記シーム部は前記光ファイバを中心とする円弧状に設けられていることを特徴とする請求項7または8に記載の光ファイバケーブル。
- テンションメンバをシースで被覆してなる1本のテンションメンバコードと、
光ファイバをシースで被覆してなる2本の光ファイバコードとを、
前記テンションメンバコードの両側部に前記2本の光ファイバコードを配置した状態で前記シースを一体化してなり、
前記光ファイバコードは前記テンションメンバよりも外径が小さいことを特徴とする光ファイバケーブル。 - 請求項1〜10のいずれか1に記載の光ファイバケーブルの前記光ファイバに、コネクタを装着したことを特徴とする光ファイバケーブル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009136920A JP2010282110A (ja) | 2009-06-08 | 2009-06-08 | 光ファイバケーブル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009136920A JP2010282110A (ja) | 2009-06-08 | 2009-06-08 | 光ファイバケーブル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010282110A true JP2010282110A (ja) | 2010-12-16 |
Family
ID=43538868
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009136920A Pending JP2010282110A (ja) | 2009-06-08 | 2009-06-08 | 光ファイバケーブル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010282110A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61203416A (ja) * | 1985-03-05 | 1986-09-09 | Showa Electric Wire & Cable Co Ltd | 光フアイバケ−ブルのテンシヨンメンバ |
JP2003057506A (ja) * | 2001-08-10 | 2003-02-26 | Yazaki Corp | 光ファイバケーブル及び光複合引込線 |
JP2004264473A (ja) * | 2003-02-28 | 2004-09-24 | Nippon Seisen Kk | 光ファイバケーブル |
JP2006154448A (ja) * | 2004-11-30 | 2006-06-15 | Fuji Photo Film Co Ltd | 光ファイバコード |
-
2009
- 2009-06-08 JP JP2009136920A patent/JP2010282110A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61203416A (ja) * | 1985-03-05 | 1986-09-09 | Showa Electric Wire & Cable Co Ltd | 光フアイバケ−ブルのテンシヨンメンバ |
JP2003057506A (ja) * | 2001-08-10 | 2003-02-26 | Yazaki Corp | 光ファイバケーブル及び光複合引込線 |
JP2004264473A (ja) * | 2003-02-28 | 2004-09-24 | Nippon Seisen Kk | 光ファイバケーブル |
JP2006154448A (ja) * | 2004-11-30 | 2006-06-15 | Fuji Photo Film Co Ltd | 光ファイバコード |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8798418B2 (en) | Optical cable with improved strippability | |
JP4252991B2 (ja) | 光ファイバケーブル、光ファイバ取り出し方法及び光ファイバ取り出し工具 | |
WO2009110177A1 (en) | Optical fiber cable and method of mid-span access thereof | |
US10268015B2 (en) | Optical fiber cable having a plurality of stranded optical fiber ribbons | |
JP4974165B2 (ja) | 光ファイバの接続構造の製造方法 | |
JP2014211526A (ja) | 間欠接着型光ファイバテープおよびこれを用いた光ケーブル | |
JP6083803B2 (ja) | テープ心線 | |
KR102049731B1 (ko) | 보호 슬리브 | |
JP4741876B2 (ja) | 光ファイバケーブル | |
JP2010282110A (ja) | 光ファイバケーブル | |
JP2011186156A (ja) | 光ファイバケーブル | |
JP2009145796A (ja) | 光ケーブル | |
TWI646362B (zh) | 光纖單元及光纖電纜 | |
JP2009145794A (ja) | 光ケーブル | |
JP2005128423A (ja) | 光ファイバケーブルおよびその製造方法 | |
JP5460347B2 (ja) | 光ファイバ用補強スリーブ | |
JP5200054B2 (ja) | 光ファイバケーブル | |
JP5468915B2 (ja) | ドロップケーブル用補強スリーブ | |
KR20170138349A (ko) | 플라스틱 광파이버 리본 | |
JP2009093062A (ja) | 光ファイバコードケーブル | |
JP6605293B2 (ja) | 緊張材および歪計測用光ファイバーケーブルの端末処理方法 | |
JP4257836B2 (ja) | 光ファイバコードの融着接続部補強構造および補強方法 | |
TW202343053A (zh) | 光纜、撕裂繩的脫落方法及光纖的引線方法 | |
JP2006133684A (ja) | コネクタ付き光ファイバケーブル | |
JPH112742A (ja) | コネクタ付き光ファイバケーブル |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110701 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120427 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120515 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120627 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20120807 |