JP2011186156A - 光ファイバケーブル - Google Patents

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Abstract

【課題】製造を煩雑化することなく、外被を切り裂く作業が容易に行える光ファイバケーブルを提供する。
【解決手段】外被3の横断面における長径方向をX軸方向、短径方向をY軸方向としたとき、X軸方向に2心以上、Y軸方向に2心以上が配置された光ファイバ心線1を用いて、外被3の横断面において光ファイバ心線1のX軸方向の両側に抗張力体5,5を配置し、外被3には、Y軸方向の両側面部に互いに対峙して2対のノッチA,A′、B,B′を形成し、外被3の横断面において互いに対峙するノッチA,B、A′,B′間を結ぶ2本の直線がY軸に略々平行であって光ファイバ心線1のX軸方向の両端部分を通るようにし、外被3を片側の各ノッチA,A′、B,B′において同時に引き裂くときの引き裂きカFna、Fnbが、外被片の破断強度Fja、Fjb以下であるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、光ファイバをシースで被覆した光ファイバケーブルに関する。
光通信に使用される光ファイバケーブルとしては、加入者用光ファイバケーブルとして架設される架空集合型ドロップ光ファイバケーブルや、架空集合型ドロップ光ファイバケーブルから分岐して加入者宅に引込み配線するための架空ドロップ光ファイバケーブルとして使用されるものがある。
アパートやマンション等の集合住宅へ引込み配線するための架空ドロップ光ファイバケーブルとしては、図4に示すように、支持線部101と、ケーブル本体部102とが、首部103を介して連結された自己支持構造の光ファイバケーブルが使用されている。なお、加入者宅内や、ビル、マンション等の構内において使用される光ファイバケーブルは、支持線部101を有しないケーブル本体部102のみからなる構造の光ファイバケーブルである。
支持線部101には、鋼線からなる支持線104が内蔵されている。ケーブル本体部102には、光ファイバ心線105と、抗張力体106が内蔵されている。なお、このような光ファイバケーブルの外被(シース)107としては、ノンハロゲン難燃シースが使用されている。
多心数の光ファイバ線105を実装した構造の光ファイバケーブルでは、ケーブル本体部のノッチ(切り込み溝)108から外被107を引裂いて光ファイバ心線105の取り出しを行うときに、多心数の光ファイバ心線105の両側部(抗張力体106に近い部分)の光ファイバ心線105が外被107内に埋もれて残ってしまう虞がある。この場合、これらの光ファイバ心線105を外被107から取り出すには、外被107に曲げや捻れを加えて変形させる必要があり、作業性が悪く、また、作業時に光ファイバ心線105を折損してしまう虞がある。
特許文献1、特許文献2及び特許文献3には、多心数の光ファイバ心線105を実装した光ファイバケーブルにおいて、多心数の光ファイバ心線105の両側部に位置する光ファイバ心線の取り出し作業性を改善する構造が提案されている。すなわち、これら特許文献に記載されている構造の光ファイバケーブルは、図5(a)に示すように、光ファイバケーブルの断面において、ケーブル本体部102の長径方向をX軸、短径方向をY軸と定義すると、外被107を引き裂くときに、図5(b)に示すように、多心数の光ファイバ心線105の両側部の光ファイバ心線を通る斜め方向(X軸方向及びY軸方向以外)に亀裂が入るように、ノッチ108、または、ノッチ108の最深部を位置させたものである。
また、特許文献4、特許文献5、特許文献6及び特許文献7には、図6に示すように介在物、または、剥離テープなどの構造体109を光ファイバ心線105とともにケーブル本体部102に実装した構造の光ファイバケーブルが記載されている。この構造の光ファイバケーブルにおいては、ケーブル本体部102の外被107の表面に設けたノッチ108から、介在物、または、剥離テープなどの構造体109に向かって切り込みを入れることにより、外被107が分割され、光ファイバ心線105を取り出すことができる。
特開2005‐338305号公報 特開2006‐267600号公報 特開2007‐047680号公報 特許第4252991号公報 特許第4297372号公報 特開2009−186713号公報 特開2009−217195号公報
しかしながら、特許文献1乃至特許文献3に記載された光ファイバケーブルにおいては、外被107を切り裂くために、ノッチ108から外被107にニッパ等を用いて切り込みを入れるとき、光ファイバケーブルの断面に対して斜め方向に切り込みを入れなければならず、作業が煩雑である。また、切り込みがノッチ108から外れてしまうと、外被107が容易には引裂けないなど、作業性に問題がある。
また、特許文献4乃至特許文献7に記載された光ファイバケーブルにおいては、光ファイバ心線105とともに、介在物、剥離テープなどの構造体109を実装しなければならないので、これらの部材費がコストアップの要因となる。また、この光ファイバケーブルの製造工程においては、構造体109を光ファイバ心線105とともに送り出すための製造装置が必要となるなど、製造が困難で煩雑なものとなる。
そこで、本発明は、前述の実情に鑑みて提案されるものであって、製造を煩雑化することなく、外被を切り裂く作業が容易に行える光ファイバケーブルを提供することを目的とする。
前述の課題を解決し、前記目的を達成するため、本発明に係る光ファイバケーブルは、以下の構成を有するものである。
〔構成1〕
多心数の光ファイバ心線を熱可塑性合成樹脂材料からなる外被によって被覆した光ファイバケーブルであって、外被の横断面における長径方向をX軸方向、短径方向をY軸方向としたとき、X軸方向に2心以上、Y軸方向に2心以上が配置された光ファイバ心線と、外被の横断面において光ファイバ心線のX軸方向の両側に配置された抗張力体とを備え、外被には、Y軸方向の両側面部に互いに対峙して2対のノッチが形成されており、外被の横断面において、互いに対峙するノッチ間を結ぶ2本の直線は、Y軸に略々平行であって光ファイバ心線のX軸方向の両端部分を通り、外被を片側の各ノッチにおいて同時に引き裂くときの引き裂きカは、外被片の破断強度以下であることを特徴とするものである。
〔構成2〕
構成1を有する光ファイバケーブルにおいて、外被には、支持線を内蔵した支持線部が、首部を介して一体的に形成されていることを特徴とするものである。
〔構成3〕
構成1、または、構成2を有する光ファイバケーブルにおいて、外被を片側の各ノッチにおいて同時に引き裂くときの引き裂きカは、外被片の破断強度以下であるようノッチの形状を設定したことを特徴とするものである。
本発明に係る光ファイバケーブルは、構成1を有することにより、以下の手順により、光ファイバ心線を外被内に残すことなく、全ての光ファイバ心線を外被から容易に取り出すことができる。
まず、光ファイバケーブルの端末部で、互いに対峙するノッチ間を結ぶ2本の直線から、光ファイバケーブルの長手方向に向けて、ニッパ等を用いて外被に切り込みを入れる。この状態において、外被の端末部は、X軸方向に3分割されている。
次に、端末部におけるX軸方向両端側の外被片を押さえ、中央部の外被片をY軸方向に引き裂く。ここで、外被を片側の各ノッチにおいて同時に引き裂くときの引き裂きカが、外被片の破断強度以下であるので、中央部の外被片は、引裂き中に破断することなく、ノッチを起点にY軸方向に切り裂かれ、X軸方向両端側の外被片から分離される。すると、外被が4分割されるので、全ての光ファイバ心線を容易に取り出すことができる。
すなわち、本発明は、製造を煩雑化することなく、外被を切り裂く作業が容易に行える光ファイバケーブルを提供することができるものである。
本発明の実施の形態に係る光ファイバケーブルの構成を示す断面図である。 本発明の実施の形態に係る光ファイバケーブルの構成の他の例を示す断面図である。 本発明の実施の形態に係る光ファイバケーブルの構成のさらに他の例を示す断面図である。 従来の光ファイバケーブルの構成を示す断面図である。 従来の光ファイバケーブルの構成を示す断面図である。 従来の光ファイバケーブルの構成を示す断面図である。
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る光ファイバケーブルの構成を示す断面図である。
本発明の実施の形態に係る光ファイバケーブルは、図1(a)に示すように、光ファイバ心線1を合成樹脂材料からなる外被(シース)3によって被覆した本体部1aと、支持線2を外被3によって被覆した支持部2aとからなる。これら本体部1aと支持部2aとは、肉薄の首部4によって連結されている。外被3は、熱可塑性合成樹脂材料からなる。支持線2は、金属線等からなり、光ファイバ心線1に平行となされ、外被3に内包されている。
この光ファイバケーブルにおいて、光ファイバ心線1は、外被3の横断面における長径方向をX軸方向、短径方向をY軸方向としたとき、X軸方向に2心以上、Y軸方向に2心以上が配置されたものである。
この実施の形態では、光ファイバ心線1として8心(2×4)の光ファイバ心線を用いている。また、光ファイバ心線1は、図1(a)に示すように、2列の光ファイバ心線がY軸方向について一致した位置に配列されたものとしてもよいし、図1(b)に示すように、2列の光ファイバ心線がY軸方向について交互に(互い違いに)配列されたものとしてもよい。また、光ファイバ心線1としては、光ファイバテープ心線であってもよい。光ファイバテープ心線は、光ファイバ心線を平行に数本並べて紫外線硬化樹脂で被覆したものである。光ファイバ心線は、光ファイバの上に紫外線硬化樹脂を被覆したものである。光ファイバ心線1としては、6心(2×3)や10心(2×5)の光ファイバ心線を用いてもよい。
外被3には、図1(a)に示すように、光ファイバ心線1とともに、繊維強化プラスチックからなる2本の抗張力体(テンションメンバ)5,5が内包されている。これら抗張力体5,5は、光ファイバ心線1に平行に配置されている。これら抗張力体5,5は、外被3の横断面において、光ファイバ心線1のX軸方向の両側に配置されている。
外被3には、Y軸方向の両側面部に光ファイバ心線1を挟んで互いに対峙して、平行な溝状の2対のノッチA,B、A′,B′が形成されている。外被3は、これらノッチA,B、A′,B′において、容易に引き裂くことが可能となっている。外被3を引き裂くことにより、光ファイバ心線1を外部に引き出して、他の光ファイバケーブルの光ファイバ心線との接続を行うことができる。
外被3の横断面において、互いに対峙するノッチA,B間、A′,B′間を結ぶ2本の直線は、Y軸に略々平行であって光ファイバ心線1のX軸方向の両端部分を通っている。また、外被3を一側部の各ノッチA,A′において同時に引き裂くときの引き裂きカFna、及び、他側部の各ノッチB,B′において同時に引き裂くときの引き裂きカFnbは、外被片の破断強度Fja、Fjb以下となっている。ここで、外被3を片側の各ノッチA,A′、B,B′において同時に引き裂くときの引き裂きカFna、Fnbが、外被片の破断強度Fja、Fjb以下であるので、中央部の外被片bは、引裂き中に上下の外被片b1,b2に破断することがない。
この光ファイバケーブルは、以下の手順により、光ファイバ心線1を外被3内に残すことなく、全ての光ファイバ心線1を外被3から容易に取り出すことができる。以下、図1(a)を例に取って説明する。
まず、光ファイバケーブルの端末部で、互いに対峙するノッチA,B間、A′,B′間を結ぶ2本の直線から、光ファイバケーブルの長手方向に向けて、ニッパ等を用いて外被3に切り込みを入れる。この状態において、外被3の端末部は、外被片c、外被片d及び外被片bに、X軸方向に3分割される。外被片bの中央部には、光ファイバ心線1が挟まれた状態となっている。
次に、端末部におけるX軸方向両端側の外被片c、外被片dを押さえ、中央部の外被片bを、図1(a)中の矢印Cで示すように、Y軸方向に引き裂く。これにより外被片bは、ノッチA,A′、B,B′を起点にY軸方向に外被片b1と外被片b2に切り裂かれ、また、X軸方向両端側の外被片c及び外被片dから分離される。すると、外被3が4分割されるので、全ての光ファイバ心線1を容易に取り出すことができる。
図2は、本発明の実施の形態に係る光ファイバケーブルの構成の他の例を示す断面図である。
光ファイバ心線1として、例えば、6心(2×3)のものを用いると、8心(2×4)のものを用いた場合に比べて、ノッチA,B及びノッチA′,B′の間隔が狭くなり、外被片b1及び外被片b2の断面積が小さくなり、外被片bの破断強度Fja、Fjbが低下する。この場合には、外被3を片側の各ノッチA,A′、B,B′において同時に引き裂くときの引き裂きカFna、Fnbを、外被片の破断強度Fja、Fjbよりも低くする必要があるので、各ノッチA,A′、B,B′の底部と光ファイバ心線1と間の距離を短くする必要が生ずる。ただし、この距離が過小になると、衝撃や捻回、曲げ等の機械的外カによってノッチ部分が裂け易くなり、光ファイバケープルの機械強度の低下を招く虞がある。各ノッチの底部と光ファイバ心線1と間の距離は、光ファイバケーブルの機械強度及びノッチ部分の裂け易さを考慮すると、0.1mm乃至0.4mm程度が望ましい。
したがって、この場合には、図2に示すように、本体部1aの外被3の形状を、外被片b1,b2のY軸方向の寸法が外被片c及び外被片dのY軸方向の寸法よりも大きくなるように、Y軸方向の両側面が側方側に膨出された形状として、外被片の破断強度Fja、Fjbを低下させないことが望ましい。
図3は、本発明の実施の形態に係る光ファイバケーブルの構成のさらに他の例を示す断面図である。
この光ファイバケーブルにおいて、光ファイバ心線1を、例えば、12心(2×6)のものとすると、光ファイバ心線1のX軸方向の心数が多くなり、ノッチA,A′の間隔が広くなり、外被片b1び外被片b2の断面積が大きくなるので、外被3のY軸方向の寸法を小さくすることができる。
実施例1として、図1(b)に示した構成の光ファイバケーブルを試作し、光ファイバ心線1の取り出し性を検証した。光ファイバ心線1は、φ0.25mmの光ファイバ心線がX軸方向に4心、Y軸方向に2心配置された8心のものとした。光ファイバ心線1は、2列の光ファイバ心線がY軸方向について交互に(互い違いに)配列されたものとした。ノッチA,A′、B,B′は、光ファイバ心線1のX軸方向の両端部分を通るY軸に平行な直線上に位置するものとした。抗張力体5として、φ0.5mmのアラミドFRP線を使用した。外被3の材料は、難燃ポリオレフィンとした。
本体部1aの外径は、約6mm×2.5mmとした。外被3を片側の各ノッチA,A′、B,B′において同時に引き裂くときの引き裂きカFna、Fnbは、約5Nであった。外被片b1、b2の破断強度Fja、Fjbは、約7Nであった。
前述した手順により光ファイバ心線1を取り出しところ、全心線を容易に取り出すことができた。また、低温期及び高温期での作業を想定し、−10°C及び+40°Cの環境下で光ファイバ心線1の取り出し作業性を検証したところ、全心線を容易に取り出すことができた。
実施例2として、光ファイバ心線1として6心(2×3)のものを用いて、図2に示した構成の光ファイバケーブルを試作した。この光ファイバケーブルにおいては、外被片b1,b2のY軸方向の寸法が外被片c及び外被片dのY軸方向の寸法よりも大きくなるように、Y軸方向の両側面が側方側に膨出された形状とした。
外被3を片側の各ノッチA,A′、B,B′において同時に引き裂くときの引き裂きカFna、Fnbは、約5Nであった。外被片b1,b2の破断強度Fja、Fjbは、約6.5Nであった。
前述した手順により光ファイバ心線1を取り出しところ、全心線を容易に取り出すことができた。また、低温期及び高温期での作業を想定し、−10°C及び+40°Cの環境下で光ファイバ心線1の取り出し作業性を検証したところ、全心線を容易に取り出すことができた。
実施例3として、光ファイバ心線1として12心(2×6)のものを用いて、図3に示した構成の光ファイバケーブルを試作した。光ファイバ心線1を12心(2×6)のものとすると、光ファイバ心線1のX軸方向の心数が多くなり、ノッチA,A′の間隔が広くなり、外被片b1及び外被片b2の断面積が大きくなるので、外被3のY軸方向の寸法を小さくすることができる。この実施例では、本体部1aの外径は、約6mm×2mmとした。
外被3を片側の各ノッチA,A′、B,B′において同時に引き裂くときの引き裂きカFna、Fnbは、約5Nであった。外被片b1,b2の破断強度Fja、Fjbは、約9Nであった。
前述した手順により光ファイバ心線1を取り出しところ、全心線を容易に取り出すことができた。また、低温期及び高温期での作業を想定し、−10°C及び+40°Cの環境下で光ファイバ心線1の取り出し作業性を検証したところ、全心線を容易に取り出すことができた。
本発明は、光ファイバをシースで被覆した光ファイバケーブルに適用される。
1 光ファイバ心線
2 支持線
3 外被(シース)
4 首部
5 抗張力体(テンションメンバ)

Claims (3)

  1. 多心数の光ファイバ心線を熱可塑性合成樹脂材料からなる外被によって被覆した光ファイバケーブルであって、
    前記外被の横断面における長径方向をX軸方向、短径方向をY軸方向としたとき、X軸方向に2心以上、Y軸方向に2心以上が配置された光ファイバ心線と、
    前記外被の横断面において、前記光ファイバ心線のX軸方向の両側に配置された抗張力体と
    を備え、
    前記外被には、Y軸方向の両側面部に互いに対峙して2対のノッチが形成されており、 前記外被の横断面において、互いに対峙するノッチ間を結ぶ2本の直線は、Y軸に略々平行であって、前記光ファイバ心線のX軸方向の両端部分を通る
    ことを特徴とする光ファイバケーブル。
  2. 前記外被には、支持線を内蔵した支持線部が、首部を介して一体的に形成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の光ファイバケーブル。
  3. 前記外被を片側の各ノッチにおいて同時に引き裂くときの引き裂きカは、外被片の破断強度以下であるようノッチの形状を設定した
    ことを特徴とする請求項1、または、請求項2記載の光ファイバケーブル。
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