JPH112742A - コネクタ付き光ファイバケーブル - Google Patents
コネクタ付き光ファイバケーブルInfo
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- JPH112742A JPH112742A JP9152648A JP15264897A JPH112742A JP H112742 A JPH112742 A JP H112742A JP 9152648 A JP9152648 A JP 9152648A JP 15264897 A JP15264897 A JP 15264897A JP H112742 A JPH112742 A JP H112742A
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- JP
- Japan
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- optical fiber
- coating layer
- outermost coating
- fiber cable
- connector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 コネクタの取付けが容易かつ安全なコネクタ
付き光ファイバケーブルを提供することを課題とする。 【解決手段】 光ファイバ心線を被覆する最外被覆層内
に複数本のテンションメンバを埋め込み配置した光ファ
イバケーブルにおいて、前記最外被覆層を切り裂いて露
出させた光ファイバ心線の先端をフェルールに挿入して
接続し、前記光ファイバ心線の先端近傍の外周に配置し
た金属スリーブとフェルールの間をフレームで連結する
と共に、前記切り裂いた最外被覆層を、それにテンショ
ンメンバを埋め込んだまま、前記金属スリーブの他端側
の外周に配置し、これらの最外被覆層とテンションメン
バをかしめリングのかしめにより一体的に前記金属スリ
ーブに固着したことを特徴とする。
付き光ファイバケーブルを提供することを課題とする。 【解決手段】 光ファイバ心線を被覆する最外被覆層内
に複数本のテンションメンバを埋め込み配置した光ファ
イバケーブルにおいて、前記最外被覆層を切り裂いて露
出させた光ファイバ心線の先端をフェルールに挿入して
接続し、前記光ファイバ心線の先端近傍の外周に配置し
た金属スリーブとフェルールの間をフレームで連結する
と共に、前記切り裂いた最外被覆層を、それにテンショ
ンメンバを埋め込んだまま、前記金属スリーブの他端側
の外周に配置し、これらの最外被覆層とテンションメン
バをかしめリングのかしめにより一体的に前記金属スリ
ーブに固着したことを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は最外被覆層内にテン
ションメンバを備えた光ファイバケーブルにおける光コ
ネクタの接続構造に関する。
ションメンバを備えた光ファイバケーブルにおける光コ
ネクタの接続構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】光ファイバは、機械的強度に弱いところ
から、光ファイバケーブルまたはコード（本明細書にお
いては、単に光ファイバケーブルという。）の中心もし
くは被覆層内にテンションメンバを配置した構造のもの
が広く使われており、特に単心または少数心線の光ファ
イバケーブルにおいては、最外被覆層内に金属または高
強度繊維の束などのテンションメンバを埋め込み配置し
た構造のものが多用されている。
から、光ファイバケーブルまたはコード（本明細書にお
いては、単に光ファイバケーブルという。）の中心もし
くは被覆層内にテンションメンバを配置した構造のもの
が広く使われており、特に単心または少数心線の光ファ
イバケーブルにおいては、最外被覆層内に金属または高
強度繊維の束などのテンションメンバを埋め込み配置し
た構造のものが多用されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このような最外被覆層
内にテンションメンバを埋め込み配置した構造の光ファ
イバケーブルにコネクタを取付ける場合、従来は光ファ
イバケーブルの先端の最外被覆層を除去し、露出したテ
ンションメンバをかしめリングのかしめにより、コネク
タの金属スリーブに固着するようにしていた。
内にテンションメンバを埋め込み配置した構造の光ファ
イバケーブルにコネクタを取付ける場合、従来は光ファ
イバケーブルの先端の最外被覆層を除去し、露出したテ
ンションメンバをかしめリングのかしめにより、コネク
タの金属スリーブに固着するようにしていた。
【０００４】しかしながら、光ファイバケーブルの先端
の最外被覆層を除去し、テンションメンバを露出させる
作業は容易でない。特に、最外被覆層がポリエチレンの
ような硬質のプラスチックで構成されている場合は、ナ
イフなどによる被覆層の除去作業は危険を伴い、安全性
の面からも好ましくない。
の最外被覆層を除去し、テンションメンバを露出させる
作業は容易でない。特に、最外被覆層がポリエチレンの
ような硬質のプラスチックで構成されている場合は、ナ
イフなどによる被覆層の除去作業は危険を伴い、安全性
の面からも好ましくない。
【０００５】本発明は、コネクタの取付けが容易かつ安
全なコネクタ付き光ファイバケーブルを提供することを
課題とするものである。
全なコネクタ付き光ファイバケーブルを提供することを
課題とするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明のコネクタ付き光
ファイバケーブルは、光ファイバ心線を被覆する最外被
覆層内に複数本のテンションメンバを埋め込み配置した
光ファイバケーブルにおいて、前記最外被覆層を切り裂
いて露出させた光ファイバ心線の先端をフェルールに挿
入して接続し、前記光ファイバ心線の先端近傍の外周に
配置した金属スリーブとフェルールの間をフレームで連
結すると共に、前記切り裂いた最外被覆層を、それにテ
ンションメンバを埋め込んだまま、前記金属スリーブの
他端側の外周に配置し、これらの最外被覆層とテンショ
ンメンバをかしめリングのかしめにより一体的に前記金
属スリーブに固着したことを特徴とするものである。
ファイバケーブルは、光ファイバ心線を被覆する最外被
覆層内に複数本のテンションメンバを埋め込み配置した
光ファイバケーブルにおいて、前記最外被覆層を切り裂
いて露出させた光ファイバ心線の先端をフェルールに挿
入して接続し、前記光ファイバ心線の先端近傍の外周に
配置した金属スリーブとフェルールの間をフレームで連
結すると共に、前記切り裂いた最外被覆層を、それにテ
ンションメンバを埋め込んだまま、前記金属スリーブの
他端側の外周に配置し、これらの最外被覆層とテンショ
ンメンバをかしめリングのかしめにより一体的に前記金
属スリーブに固着したことを特徴とするものである。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明においては、光ファイバケ
ーブルとして、最外被覆層に切り裂き用の切れ目を予め
入れておいたものを使用することができる。また、テン
ションメンバとしては、鋼線のような金属線材のほか、
ポリアラミド繊維のような高強度繊維を棒状に束ねたも
の等を使用することができる。
ーブルとして、最外被覆層に切り裂き用の切れ目を予め
入れておいたものを使用することができる。また、テン
ションメンバとしては、鋼線のような金属線材のほか、
ポリアラミド繊維のような高強度繊維を棒状に束ねたも
の等を使用することができる。
【０００８】
【実施例】次に、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
する。
【０００９】図２は、本発明が適用される光ファイバケ
ーブルの一例を示すもので、コアおよびクラッドからな
る光ファイバ１ａの外周には、一次被覆および二次被覆
１ｂが被覆され、光ファイバ心線２を形成している。こ
の光ファイバ心線２は、所定の間隔をおいて縦添えされ
た２本の線状または棒状のテンションメンバ３，４と共
に、最外被覆層５によって被覆されている。テンション
メンバ３，４は、鋼線のような金属線材で構成してもよ
く、あるいはポリアラミド繊維のような高強度繊維の束
などで構成してもよい。最外被覆層５は、ポリエチレン
やポリ塩化ビニル樹脂などの高分子材料を押出し被覆す
ることにより形成されている。また、この実施例では最
外被覆層５は、横断面が基本的に楕円形であり、その外
面の、テンションメンバ３，４の埋め込まれていない薄
肉部分に、切り裂き用の切れ目６を２本、ケーブルの長
さ方向に沿って入れた構造である。
ーブルの一例を示すもので、コアおよびクラッドからな
る光ファイバ１ａの外周には、一次被覆および二次被覆
１ｂが被覆され、光ファイバ心線２を形成している。こ
の光ファイバ心線２は、所定の間隔をおいて縦添えされ
た２本の線状または棒状のテンションメンバ３，４と共
に、最外被覆層５によって被覆されている。テンション
メンバ３，４は、鋼線のような金属線材で構成してもよ
く、あるいはポリアラミド繊維のような高強度繊維の束
などで構成してもよい。最外被覆層５は、ポリエチレン
やポリ塩化ビニル樹脂などの高分子材料を押出し被覆す
ることにより形成されている。また、この実施例では最
外被覆層５は、横断面が基本的に楕円形であり、その外
面の、テンションメンバ３，４の埋め込まれていない薄
肉部分に、切り裂き用の切れ目６を２本、ケーブルの長
さ方向に沿って入れた構造である。
【００１０】このような構造の光ファイバケーブルにコ
ネクタを取付ける場合には、図１に示すように、光ファ
イバケーブルの先端近傍の最外被覆層５を切れ目６に沿
って切り裂き、露出した光ファイバ心線２を金属スリー
ブ１０に挿通し、光ファイバ心線２の先端近傍の被覆層
１ｂを除去した後、フェルール１１内に挿入して接着剤
で固定する。このフェルール１１とスプリング１２を合
成樹脂製のフレーム１３に挿入し、フレーム１３の末端
から金属スリーブ１０をねじ込むことにより、フェルー
ル１１をスプリング１２を介して弾性的にフレーム１３
および金属スリーブ１０に連結する。
ネクタを取付ける場合には、図１に示すように、光ファ
イバケーブルの先端近傍の最外被覆層５を切れ目６に沿
って切り裂き、露出した光ファイバ心線２を金属スリー
ブ１０に挿通し、光ファイバ心線２の先端近傍の被覆層
１ｂを除去した後、フェルール１１内に挿入して接着剤
で固定する。このフェルール１１とスプリング１２を合
成樹脂製のフレーム１３に挿入し、フレーム１３の末端
から金属スリーブ１０をねじ込むことにより、フェルー
ル１１をスプリング１２を介して弾性的にフレーム１３
および金属スリーブ１０に連結する。
【００１１】次に、２つに切り裂かれた最外被覆層５
ａ，５ｂの余剰の先端部分を切除した後、残りの最外被
覆層５ａ，５ｂをテンションメンバ３，４と共に、金属
スリーブ１０の後端近傍の外面の段部にあてがい、予め
光ファイバケーブル側に被せておいたかしめリング１４
を引寄せて金属スリーブ１０上の最外被覆層５ａ，５ｂ
に被せ、かしめリング１４をかしめて、最外被覆層５
ａ，５ｂとテンションメンバ３，４を一体的に金属スリ
ーブ１０に固着する。その後で、予め光ファイバケーブ
ルに被せておいたゴムフード１５を引寄せて、その先端
部分がかしめリング１４付近を覆うようにすれば、コネ
クタの取付けは完了する。
ａ，５ｂの余剰の先端部分を切除した後、残りの最外被
覆層５ａ，５ｂをテンションメンバ３，４と共に、金属
スリーブ１０の後端近傍の外面の段部にあてがい、予め
光ファイバケーブル側に被せておいたかしめリング１４
を引寄せて金属スリーブ１０上の最外被覆層５ａ，５ｂ
に被せ、かしめリング１４をかしめて、最外被覆層５
ａ，５ｂとテンションメンバ３，４を一体的に金属スリ
ーブ１０に固着する。その後で、予め光ファイバケーブ
ルに被せておいたゴムフード１５を引寄せて、その先端
部分がかしめリング１４付近を覆うようにすれば、コネ
クタの取付けは完了する。
【００１２】このように本発明のコネクタ付き光ファイ
バケーブルにおいては、最外被覆層５ａ，５ｂ内にテン
ションメンバ３，４を入れたまま、かしめリング１４に
より一体的に金属スリーブ１０に固着するものであるか
ら、コネクタの取付けに当たって最外被覆層５ａ，５ｂ
を切り裂き除去してテンションメンバ３，４を露出させ
る必要がなく、作業工数が減少する上、安全性も向上す
る。
バケーブルにおいては、最外被覆層５ａ，５ｂ内にテン
ションメンバ３，４を入れたまま、かしめリング１４に
より一体的に金属スリーブ１０に固着するものであるか
ら、コネクタの取付けに当たって最外被覆層５ａ，５ｂ
を切り裂き除去してテンションメンバ３，４を露出させ
る必要がなく、作業工数が減少する上、安全性も向上す
る。
【００１３】なお、上述のように、最外被覆層内にテン
ションメンバを入れたまま、かしめリングのかしめによ
り金属スリーブに固着した場合、その引抜き強度が懸念
されたが、実験の結果、十分な強度が保持されているこ
とが確認された。
ションメンバを入れたまま、かしめリングのかしめによ
り金属スリーブに固着した場合、その引抜き強度が懸念
されたが、実験の結果、十分な強度が保持されているこ
とが確認された。
【００１４】また、以上の説明においては、光ファイバ
心線２が１本、テンションメンバが２本の光ファイバケ
ーブルに本発明を適用した例につき述べたが、本発明は
これに限定されるものではなく、複数本の光ファイバ心
線を３本以上のテンションメンバを内蔵する最外被覆層
で被覆した光ファイバケーブルにおいても、最外被覆層
の切り裂き数を増やすだけで上記と同様に本発明を適用
することができる。
心線２が１本、テンションメンバが２本の光ファイバケ
ーブルに本発明を適用した例につき述べたが、本発明は
これに限定されるものではなく、複数本の光ファイバ心
線を３本以上のテンションメンバを内蔵する最外被覆層
で被覆した光ファイバケーブルにおいても、最外被覆層
の切り裂き数を増やすだけで上記と同様に本発明を適用
することができる。
【００１５】
【発明の効果】本発明によれば、コネクタの取付けが容
易かつ安全なコネクタ付き光ファイバケーブルを提供す
ることができる。
易かつ安全なコネクタ付き光ファイバケーブルを提供す
ることができる。
【図１】 本発明のコネクタ付き光ファイバケーブルの
実施例を示す縦断面図。
実施例を示す縦断面図。
【図２】 本発明が適用される光ファイバケーブルを例
示する横断面図。
示する横断面図。
【図３】 図１の III−III 線に沿う横断面図。
２……光ファイバ心線 ３，４……テンションメンバ ５……最外被覆層 ６……切れ目 １０……金属スリーブ １１……フェルール １２……スプリング １３……フレーム １４……かしめリング １５……ゴムフード
Claims (1)
- 【請求項１】 光ファイバ心線を被覆する最外被覆層内
に複数本のテンションメンバを埋め込み配置した光ファ
イバケーブルにおいて、前記最外被覆層を切り裂いて露
出させた光ファイバ心線の先端をフェルールに挿入して
接続し、前記光ファイバ心線の先端近傍の外周に配置し
た金属スリーブとフェルールの間をフレームで連結する
と共に、前記切り裂いた最外被覆層を、それにテンショ
ンメンバを埋め込んだまま、前記金属スリーブの他端側
の外周に配置し、これらの最外被覆層とテンションメン
バをかしめリングのかしめにより一体的に前記金属スリ
ーブに固着したことを特徴とするコネクタ付き光ファイ
バケーブル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9152648A JPH112742A (ja) | 1997-06-10 | 1997-06-10 | コネクタ付き光ファイバケーブル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9152648A JPH112742A (ja) | 1997-06-10 | 1997-06-10 | コネクタ付き光ファイバケーブル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH112742A true JPH112742A (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=15545021
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9152648A Pending JPH112742A (ja) | 1997-06-10 | 1997-06-10 | コネクタ付き光ファイバケーブル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH112742A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR200448848Y1 (ko) | 2008-05-19 | 2010-05-27 | (주)쎄미시스코 | 광 커넥터 |
| JP2011075912A (ja) * | 2009-09-30 | 2011-04-14 | Japan Aviation Electronics Industry Ltd | 光コネクタ及び光コネクタケーブル |
| KR101394251B1 (ko) * | 2012-10-19 | 2014-05-13 | 주식회사 에이제이월드 | 기계식 광 접속자 |
-
1997
- 1997-06-10 JP JP9152648A patent/JPH112742A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR200448848Y1 (ko) | 2008-05-19 | 2010-05-27 | (주)쎄미시스코 | 광 커넥터 |
| JP2011075912A (ja) * | 2009-09-30 | 2011-04-14 | Japan Aviation Electronics Industry Ltd | 光コネクタ及び光コネクタケーブル |
| KR101394251B1 (ko) * | 2012-10-19 | 2014-05-13 | 주식회사 에이제이월드 | 기계식 광 접속자 |
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