JPH058568Y2 - - Google Patents

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JPH058568Y2
JPH058568Y2 JP1450089U JP1450089U JPH058568Y2 JP H058568 Y2 JPH058568 Y2 JP H058568Y2 JP 1450089 U JP1450089 U JP 1450089U JP 1450089 U JP1450089 U JP 1450089U JP H058568 Y2 JPH058568 Y2 JP H058568Y2
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optical
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cord
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【考案の詳細な説明】 イ 産業上の利用分野 本考案は光コネクタ用プラグの光コード取付構
造、詳しくは、光コネクタ用プラグと光コードの
接続部の補強構造を改良した光コネクタ用プラグ
の光コード取付構造に関するものである。
ロ 従来の技術 光コードCは、第5図に示すように細径の光フ
アイバ心線5の周囲に該心線5の強度確保用の抗
張力体としてケブラ8で囲んだ上に保護外皮9を
同心円的に被覆したもので、一般的に外径2mmと
3mmのものが用いられている。
従来、この光コードC,C同志を突合せつゝそ
のフアイバ心線5,5を着脱可能状態で光結合さ
せる光コネクタ部品として、光コネクタ用プラグ
が用いられている。
この光コネクタ用プラグは第5,6図に示すよ
うな構造となつている。
すなわち、光コードCのフアイバ心線5の先端
にプラグフレーム1内に摺動自在に嵌挿されたフ
エルール2が連結されており、該フエルール2は
ストツプリング4との間に介挿されたコイルスプ
リング6にて常時プラグフレーム1内を前方に向
つて付勢保持されている。
また、前記ストツプリング4の後端には光コー
ドCのケブラ8がカシメリング7にてカシメ固定
され、さらに、前記カシメリング7の後端細径部
には光コードCの保護外皮9が短いリング10に
てカシメ固定されている。
この時、光コードCの保護外皮9の先端はケブ
ラ8を所定の長さに引出すためカツトされると共
に、そのカツトされた端部に前記カシメリング7
への外挿用の切込み9aが施される。
前記ケブラ8の長さは、光コードCをコネクタ
用プラグに取付けた際に弛まず、その一方で緊張
し過ぎない程度に調整される。また、保護外皮9
に対する切込み9aの数は、2mm径の光コードC
の場合には1本、2mm径の光コードCの場合には
2本施すことが望ましい。
なお、図中11は前記光コードCの光コネクタ
用プラグとの接続部分を被覆する短くかつ等厚の
ゴムホルダである。
ハ 考案が解決しようとする問題点 従来の光コネクタ用プラグの光コードCの取付
構造は、前記のように光コードCの1本または複
数本の切込み9aが施された先端部を、短いリン
グ10でカシメ固定するだけであるから、前記切
込み9aの1部(その基部)はカバーしきれず、
光コードCのプラグ取付側に強い曲げ荷重が加わ
ると抗力が低下し、第7図で示すように極端に曲
がり過ぎて光フアイバ心線5がいわゆるマイクロ
ベントを引起し、損失等の大きな影響を与える結
果になる。
特に、光コードCの相対する両側に2本の切込
み9a,9aを対設した3mmコードの場合には、
切込み9a,9aの方向にのみ極端に曲がり過ぎ
る傾向があつた。
これらの不都合は、外周を前記ゴムホルダ11
で被覆しても殆んど解消されない。
したがつて、従来の光コード取付構造では、光
コードCのコネクタ用プラグに対する接続強度が
弱く、極端な曲げによつてプラグ8が弛み易く、
光フアイバ心線5に対する保護機能を十分に発揮
できない欠陥があつた。
ニ 前記問題点を解決するための手段 本考案は上記の欠点を解消するもので、プラグ
フレーム1、該プラグフレーム1内に摺動自在に
嵌挿され光コードCの光フアイバ心線5の先端に
連結されたフエルール2、プラグフレーム1の後
端に嵌挿固定されたストツプリング4、前記フエ
ルール2を常時前方へ付勢保持させるスプリング
6及び前記ストツプリング4に光コードCのケブ
ラ8をカシメ固定し後端に光コードCの保護外皮
9を外挿するカシメリング7を具備した光コネク
タ用プラグにおいて、 直管20aとその後端に一体的に延長形成され
たテーパ管20bとから成るカバーリング20を
設け、光コードCの先端に嵌挿したカバーリング
20の直管20aをカシメることにより光コード
Cの保護外皮9を前記カシメリング7の後端に挟
持固定すると共に、テーパ管20bで被覆保護す
ることを特徴とする。
ホ 作用 カバーリング20が光コードCの保護外皮9の
端部の切込み9a全体を覆つているために、光コ
ードCに対して何れの方向から強い曲げ荷重がか
かつても、コネクタ用プラグとの接続部分が一方
に片寄つて曲らず、かつ、第7図で示すように極
端な曲率で曲ることもなく、かくして光フアイバ
心線5はマイクロベント等を引起すこともなく十
分に保護される。
ヘ 実施例 以下、図面により本考案実施の1例を詳細に説
明する。
第1図は本考案に係る光コネクタ用プラグに対
する光コードの取付構造を示すもので、プラグフ
レーム1、プラグフレーム1内へ摺動自在に嵌挿
され光コードCの光フアイバ心線5の先端に連結
されたフエルール2、プラグフレーム1の外側へ
嵌合されたツマミ3、後端外周にローレツト4a
が施されると共にプラグフレーム1の後端に嵌挿
固定されたストツプリング4、プラグフレーム1
とストツプリング4間でフエルール2を常時前方
へ付勢保持させるコイルスプリング6及び光コー
ドCのケブラ8をストツプリング4後端のローレ
ツト4aへカシメ固定するカシメリング7を各々
具備している。
前記カシメリング7は前方の大径部7aと後方
細径部7bから成り、大径部7aで前記ケブラ8
をカシメ固定する一方、細径部7bは先端に切込
み9aが施された光コードCの保護外皮9が外挿
するよう構成される。
なお、前記保護外皮9の切込み9aの数は、従
来品同様に光コードCの外径に応じて選定され
る。(例えば2mm線で1本、3mm線で2本) 次に、本考案の要部であるカバーリング20と
ゴムホルダ21について説明する。
先ず、カバーリング20はステンレス鋼や黄銅
等で光コードCの保護外皮9へ嵌挿する円筒状に
成型され、直管20aとその後端に一体的に延長
形成されたテーパ管20bとから成つている。
前記カバーリング20の直管20aは、カシメ
リング7の細径部7bへ外挿された光コードCの
保護外皮9の外側に嵌挿され、カシメ工具(図示
しない)を使つて六角形あるいは八角形等にカシ
メることにより保護外皮9をカシメリング7との
間に挾持固定するものである。
一方、テーパ管20bは、保護外皮9先端の切
込み9aの基部まで完全にカバーし、曲げ荷重に
対する影響を受けないようにすると共に、ゴムホ
ルダ21の差し込みを容易にするためのものであ
る。
次に、ゴムホルダ21は合成ゴムや半硬質プラ
スチツク等でカシメリング7、カバーリング20
及び光コードCの保護外皮9を全体的に覆うよう
円筒状に成型されている。
そして、ゴムホルダ21の外形は、前方が直管
状で後方がテーパ管状となつており、先端内面に
ストツプリング4の後端突部と係合する内縁21
aが形成されると共に、カバーリング20後端と
内接する部分が補強のために肉厚に形成され後端
に向つて徐々に薄くなつている。
ト 考案の効果 以上のように本考案に係る光コネクタ用プラグ
の光コード取付構造は、直管20aとその後端に
一体的に延長形成されたカバーリング20を設
け、光コードCのケブラ8をカシメ固定するカシ
メリング7の後端に外挿した保護外皮9を前記カ
バーリング20の直管20aでカシメ固定すると
共に、テーパ管20bで被覆保護するようにした
ものであるから、光コードCのプラグとの接続部
に強い曲げ荷重がかかつても極端に曲がり過ぎた
り、あるいは保護外皮9の切込み9aの方向にの
み曲がるような不都合は生じない。
したがつて、本考案によれば、接続部は常時第
4図に示すような緩やかな曲率で曲がることにな
り、光コードC中の光フアイバ心線5はいわゆる
マイクロベントを引起すことがないものである。
また、テーパ管20bはゴムホルダ21のガイ
ドの役割を果し、差し込みを容易にしている。
さらに、従来のゴムホルダ11よりも長く、か
つ、剛性のカバーリング20による保護から外れ
た部分の肉厚が最も厚く、後端に向つて徐々に薄
くなつたゴムホルダ21を採用することによつ
て、接続部の一層の補強効果が得られる等々幾多
の利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施の1例を示す断面図、第2
図はその部分平断面図、第3図はカバーリング2
0の拡大斜視図、第4図は光コネクタ用プラグと
の接続側に強い曲げ荷重が加わつた状態を示す光
コードCの側面図、第5図は従来例を示す断面
図、第6図はその部分平断面図、第7図はその光
コネクタ用プラグとの接続側に強い曲げ荷重が加
わり極端に曲つた状態を示す光コードCの側面図
である。 図中主要符号、C……光コード、1……プラグ
フレーム、2……フエルール、4……ストツプリ
ング、5a……光フアイバ心線、6……コイルス
プリング、7……カシメリング、8……ケブラ、
9……保護外皮、9a……切込み、20……カバ
ーリング、20a……直管、20b……テーパ
管、21……ゴムホルダ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) プラグフレーム1、該プラグフレーム1内に
    摺動自在に嵌挿され光コードCの光フアイバ心
    線5の先端に連結されたフエルール2、プラグ
    フレーム1の後端に嵌挿固定されたストツプリ
    ング4、前記フエルール2を常時前方へ付勢保
    持させるスプリング6及び前記ストツプリング
    4に光コードCのケブラ8をカシメ固定し後端
    に光コードCの保護外皮9を外挿するカシメリ
    ング7を具備した光コネクタ用プラグにおい
    て、 直管20aとその後端に一体的に延長形成さ
    れたテーパ管20bとから成るカバーリング2
    0を設け、光コードCの先端に嵌挿したカバー
    リング20の直管20aをカシメることにより
    光コードCの保護外皮9を前記カシメリング7
    の後端に挟持固定すると共に、テーパ管20b
    で被覆保護することを特徴とする光コネクタ用
    プラグの光コード取付構造。 (2) 光コードCの保護外皮9の先端に1本ないし
    複数本の切込み9aを施し、該切込み9aの先
    端をカバーリング20の直管20aでカシメて
    固定すると共に、切込み9aの基部側をテーパ
    管20bで被覆することを特徴とする請求項(1)
    記載の光コネクタ用プラグの光コード取付構
    造。 (3) カバーリング20後端と内接する部分が肉厚
    で後端に向つて徐々に薄くなるテーパー状の長
    いゴムホルダ21を設け、該ゴムホルダ21で
    光コネクタ用プラグと光コードCの接続部を被
    服保護することを特徴とする請求項(1)記載の光
    コネクタ用プラグの光コード取付構造。
JP1450089U 1989-02-08 1989-02-08 Expired - Lifetime JPH058568Y2 (ja)

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JP1450089U JPH058568Y2 (ja) 1989-02-08 1989-02-08

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JP1450089U JPH058568Y2 (ja) 1989-02-08 1989-02-08

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JPH02104310U JPH02104310U (ja) 1990-08-20
JPH058568Y2 true JPH058568Y2 (ja) 1993-03-03

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002091054A1 (fr) * 2001-05-08 2002-11-14 Tamura Electric Works, Ltd. Emballage de composant de connecteur optique et son procede de fabrication

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JP2576021Y2 (ja) * 1991-09-02 1998-07-09 日本電信電話株式会社 光コネクタ
JP5582413B2 (ja) * 2011-03-23 2014-09-03 日立金属株式会社 コネクタ付きケーブル

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