JP2010274711A - 作業車両 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】作業車両は、給油を受けたエンジン燃料を貯留する燃料タンク(32)と、その貯留レベルの検出信号によって貯留レベル情報を出力する情報出力装置(21)とを備えて構成され、上記情報出力装置(21)は、キースイッチによる主電源の投入から所定時間の経過の際に、エンジンの動作停止を条件に、燃料タンク(32)の貯留レベルに応じた断続音調により燃料タンク(32)の貯留レベル情報を出力することにより、状況に合わせて適切な情報出力を可能としたものである。
【選択図】図1
Description
トラクタ1は、図1の側面図に示すように、車体前部のボンネット2内にエンジンEを搭載し、このエンジンEの回転動力をミッションケース3内の各種変速装置に伝え、この変速装置で減速された回転動力を左右前輪4,4と左右後輪5,5とに伝えるようにしている。
情報出力装置は、燃料タンクのレベルセンサー32の検出信号によって貯留レベル情報を出力するように構成され、特に、キースイッチによる主電源の投入から所定時間の経過の際に、エンジン停止を条件にレベル警報出力を行い、すなわち、燃料タンクの貯留レベルに応じた断続音調により燃料タンクの貯留レベル情報を出力する燃料満タン警報制をコントローラ21に構成する。
次に、レベル検出について説明する。
燃料ゲージ32は機械的な取付け公差を考慮することにより、燃料ゲージ32が満量位置(最上端)でもタンクにはまだ余裕がある構成となっていることから、燃料ゲージ32が満量位置になって即座に満タンブザー(連続ブザー)を出力すると、この満タン情報により実際は燃料タンクにまだ入るのに給油を終了することとなり、タンクの容量が少ない等の不満が生じるおそれがあり、給油回数も増えることから作業効率の悪化を招くという問題があり、この問題を解決するために、燃料ゲージ32のセンサ値を移動平均処理し、例えば、500msec間隔で20回を移動平均し、なまらせた上で燃料満タン警報制御に使用することで、ゲージが最上端になってから暫くして満タンブザー(連続ブザー)となる。
次に、警報の態様について説明する。
警報の態様については、すなわち、ブザー吹鳴の間隔、ブザー吹鳴の周期が変化するタイミング、或いは、ブザー吹鳴開始の貯留レベル等の具体的な態様については、専用の設定変更モード或いは(既存の)ダイヤル等で任意に設定可能に構成することにより、オペレータが自分の好みに応じたブザー出力仕様にすることができる。
次に、液晶表示について説明する。
燃料ゲージ32は、通常、作業時や走行時に振動によって大きく揺れるので、メータパネル31にバーグラフを液晶表示する場合に、バーのちらつき(激しい変動)を防止するために、表示更新時間を長く(例えば、5秒)とっていることから、燃料給油時にバーグラフが貯留レベルの変化に応答せず、その結果、給油操作の目安として使用できないという問題があった。
次に、傾斜地における取扱いについて説明する。
トラクタ等の作業車両は、傾斜地等であっても給油作業を要することがあり、この場合は、燃料タンクも傾斜していることから、燃料ゲージ32が最上端になる前に給油口から吹きこぼれることがあり、平坦地で給油する場合と同じタイミングで満タンブザーを吹鳴しても意味がないので、満量レベルの補正線図を図9に示すように、作業車両に備えたスロープセンサー15により検出される本機傾斜に応じて、燃料満タン警報ブザーを吹鳴するタイミングを変更することで、傾斜地で給油する場合においても、適切なタイミングで満タン警報を機能させることができる。
次に、満タン時の取扱いについて説明する。
キーオン時から燃料タンクが満量レベルの場合は、図10のフローチャートに示すように、満タン警報を規制(S51,S52)することにより、給油作業を要しない満量レベル時において、確実に不必要と思われる状況における燃料満タン警報を自動的に停止して、キーオンから所定時間経過後の煩わしいブザー吹鳴を回避することができる。
その他の情報出力態様については、ウィンカ51の点滅を制御可能に構成し、上記燃料満タン警報のブザー断続音調制御の代わりに、ウィンカ51の点滅周期の変更によるウィンカ点滅表示式の満タン警報を構成することにより、聴覚識別が困難な場合、例えば、ドアを閉めたままではブザー音が聞き取りにくいキャビン機の場合や聴覚能力低下時にあっては、視覚識別力を生かすことができ、ユニバーサルデザインにも沿うものである。
次に、メータパネル31の表示態様について説明する。
メータパネル31の表示態様については、図11のメータパネル制御のフローチャートに示すように、燃料満タン警報制御開始後は、液晶表示部33に大きく燃料タンクの貯留レベルを%表示(S61)し、表示切換スイッチの操作によって通常画面に遷移するとともに、燃料警報ブザー機能も解除(S62〜S64)するように制御部を構成することにより、燃料残量の容易な確認を可能とし、また、表示切換スイッチを利用することにより、コストアップなしに警報ブザー解除が可能となる。
作業機の取扱いについては、燃料満タン警報のためにキースイッチをオンにすると、昇降系制御コントローラが制御可能となることから、作業機が非作業位置に上昇状態の時に昇降レバーが操作されると作業機の下降によって危険を招くことがあるので、昇降対応の制御フローチャートを図12に示すように、燃料満タン警報制御の開始(S71)により、昇降系の制御をセフティモードにするとともに昇降動作禁止モードにする(S72)ように制御部を構成する。このようにして、昇降レバーを操作してもセフティモードが解除されることがなく、作業機の下降による不測の事態を防止することができる。
7 操縦座席
19 対地作業装置昇降レバー
21 コントローラ(情報出力装置)
31 メータパネル
32 燃料ゲージ(燃料タンクレベルセンサ)
33 燃料バー表示(液晶表示部)
34 ブザー
R ロータリ装置(対地作業装置)
Claims (2)
- 給油を受けたエンジン燃料を貯留する燃料タンク(32)と、その貯留レベルの検出信号によって貯留レベル情報を出力する情報出力装置(21)とを備える作業車両において、
上記情報出力装置(21)は、キースイッチによる主電源の投入から所定時間の経過の際に、エンジンの動作停止を条件に、燃料タンク(32)の貯留レベルに応じた断続音調により燃料タンク(32)の貯留レベル情報を出力することを特徴とする作業車両。 - 前記情報出力装置(21)は、エンジンの始動検出を条件として検出以降の断続音調出力を停止することを特徴とする請求項1記載の作業車両。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009127237A JP2010274711A (ja) | 2009-05-27 | 2009-05-27 | 作業車両 |
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JP2010274711A true JP2010274711A (ja) | 2010-12-09 |
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ID=43422099
Family Applications (1)
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JP2009127237A Pending JP2010274711A (ja) | 2009-05-27 | 2009-05-27 | 作業車両 |
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2009
- 2009-05-27 JP JP2009127237A patent/JP2010274711A/ja active Pending
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