JP2010274490A - 成形用金型 - Google Patents

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Abstract

【課題】アンダーカット部が外観上露呈することのない成形用金型を提供する。
【解決手段】固定型24と、該固定型24に対し当接離間自在に設けられる可動型28と、前記固定型24に係合する第1スライドコア30と、前記第1スライドコア30と圧接した際に、該第1スライドコア30を押圧する押圧部材36を備えた第2スライドコア34とを有する。前記固定型24と可動型28と、第2スライドコア34と第1スライドコア30によって成形品用キャビティ26、32を形成し、前記押圧部材36は、キャビティ26、32に充填された溶湯の圧力に対する反力を生ずる反力板54をウレタンで形成する。
【選択図】図3

Description

本発明は成形用金型に関し、一層詳細には自動車のボンネットフードやバンパのような内向きの湾曲乃至屈曲した縁部を有する合成樹脂製品を形成するための成形用金型に関する。
一般に、合成樹脂材料を用いて樹脂製成形品を得るために、射出成形、圧縮成形、又はブロー成形等の種々の成形方法が採用されている。この種の成形方法に使用される金型は、大量生産品を成形するために、耐久性に優れると共に複雑な形状であっても成形可能でなくてはならない。
この種の金型から自動車のバンパのような内向きの屈曲縁部を有する樹脂製成形品を成形する場合、前記屈曲縁部において樹脂の流動方向が逆転するため、固定型と可動型からなる一対の金型に加え、前記屈曲縁部を成形するスライドコアを用意しなければならない。
この場合、固定型や可動型とスライドコアとの接合面の精度が良好でないと、合成樹脂成形材料は、固定型や可動型とスライドコアとの接合面において、いわゆるばりを生じると共に、固定型や可動型とスライドコアとの間に存在する面の分割線を製品の意匠面に表出させてしまい、製品の品質を損なってしまう。
このため、従来より、固定型や可動型とスライドコアとの接合面の精度を良好に保つために多数の技術的思想が提案されてきた。
例えば、特許文献1は、発明「内向きの屈曲縁部をもつ合成樹脂製品の製造法およびその装置」を開示するものであり、前記スライドコアの移動方向ばかりではなく、該スライドコアの移動方向と直交する方向にも押圧シリンダを設け、固定型や可動型へと一層強く押圧することで、固定型や可動型とスライドコアとの接合面の精度を保つ製造方法及び製造装置を提案している。
特公昭58−33091号公報
しかしながら、前記特許文献1に開示されている合成樹脂製品の製造用金型では、固定型と可動型やスライドコアとの間の接合面の精度を確保するための加圧手段としてシリンダを用いている。この場合、スライドコアに対する押圧はシリンダの能力によるため、溶湯の射出圧力によっては加圧能力の高いシリンダを用意したり、シリンダを複数用意する必要が生じる。しかも、前記特許文献1の技術的思想では、前記シリンダは金型の内部に設けられるために金型自体が大型化せざるを得ない。また、可動型を押圧する構造であるために、シリンダの設置位置が制約されたり、該設置位置における金型の強度の低下を来し、あるいは型締め力がさほどに大きくならない不都合を露呈している。
本発明は上記従来の課題を考慮してなされたものであり、耐久性に優れると共に、小型化が達成でき、金型の強度や型締め力も十分確保可能であり、しかも製品にばりや分割線が生じることを可及的に回避することができる成形用金型を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本願の請求項1で特定される発明は、アクチュエータを備えた固定型と、前記固定型に臨み、前記固定型と当接離間自在に設けられる可動型と、前記固定型にスライド自在に係合するスライドコアと、前記スライドコアと圧接した際、前記スライドコアのスライド方向と交差する方向に該スライドコアを押圧する押圧部材と、を有し、前記固定型と可動型とスライドコアとによって形成されるキャビティによりアンダーカット部を有する成形品を得る際に、前記押圧部材は、前記キャビティに射出される溶湯の圧力に対する反力を生ずる部材を備えたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、溶湯の圧力に対向して反力を生ずる押圧部材を設け、スライドコアを固定型へと強固に押圧するため、前記固定型とスライドコアとの接合面において、ばりの発生を抑制することが可能となる。特に押圧部材による押圧は溶湯の流動圧に対する反力を利用するため、加圧シリンダを使用する必要がなく、これによって装置を大型化せず、しかも、充填する流体の種類によらず好適に成形可能となる。
本願の請求項2で特定される発明は、前記押圧部材は少なくともその一部が弾性部材で形成されていることを特徴とする。
請求項2の発明によれば、押圧部材で溶湯の注湯圧力に対する反力を用いて前記スライドコアを固定型へと押圧するばかりでなく、弾性部材を用いるので小型化に資するばかりか、前記固定型とスライドコアとの接合面において、ばりの発生をより一層抑制することが可能となる。
本願の請求項3で特定される発明は、請求項1又は2記載の成形用金型において、前記押圧部材は前記スライドコアに圧接すると共に、溶湯の注湯方向に対向するように前記可動型に設けられていることを特徴とする。
請求項3の発明によれば、注湯圧力を押圧部材で十分に受圧すると共にそれに対する反力を生じさせるため、型締め力を増加し、成形品にスライドコアによる分割線が現れない製品の成形が可能となる。
本願の請求項4で特定される発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の成形用金型において、前記押圧部材はウレタンを含むことを特徴とする。
請求項4の発明によれば、ウレタンを有する前記押圧部材は、ウレタン材の反発力が大きいため、注湯圧力に負けることなくスライドコアを固定型に押圧することが可能となる。
本願の請求項5で特定される発明は、第1アクチュエータを備えた固定型と、前記固定型に臨み、前記固定型と当接離間自在に設けられる可動型と、前記固定型にスライド自在に係合する第1スライドコアと、前記第1スライドコアを介して前記固定型に臨む位置に配設され、前記可動型及び前記第1スライドコアと当接離間自在に設けられると共に、前記第1スライドコアと圧接した際、前記第1スライドコアのスライド方向と交差する方向に該スライドコアを押圧する押圧部材を備えた第2スライドコアと、を有し、可動型は前記第2スライドコアを変位させる第2アクチュエータを備え、前記固定型と可動型と第1スライドコアと第2スライドコアとによって形成されるキャビティによりアンダーカット部を有する成形品を得る際に、前記押圧部材は、前記キャビティに射出される溶湯の圧力に対する反力を生ずる部材を備えたことを特徴とする。
請求項5の発明によれば、溶湯の圧力に対向して反力を生ずる押圧部材を設け、第1スライドコアを固定型へと強固に押圧するため、前記固定型と第1スライドコアとの接合面において、ばりの発生を抑制することが可能となる。特に押圧部材による押圧は溶湯の流動圧に対する反力を利用するため、加圧シリンダを使用する必要がなく、これによって装置を大型化せず、しかも、充填する流体の種類によらず好適に成形可能となる。
本願の請求項6で特定される発明は、請求項5記載の成形用金型において、前記押圧部材は少なくともその一部が弾性部材で形成されていることを特徴とする。
請求項6の発明によれば、押圧部材で溶湯の注湯圧力に対する反力を用いて前記第1スライドコアを固定型へと押圧するばかりでなく、弾性部材を用いるので小型化に資するばかりか、前記固定型と第1スライドコアとの接合面において、ばりの発生をより一層抑制することが可能となる。
本願の請求項7で特定される発明は、請求項5又は6記載の成形用金型において、前記押圧部材は前記第1スライドコアに圧接すると共に、溶湯の注湯方向に対向するように前記第2スライドコアに設けられていることを特徴とする。
請求項7の発明によれば、注湯圧力を押圧部材で十分に受圧すると共にそれに対する反力を生じさせるため型締め力を増加し、成形品に第1スライドコアによる分割線が現れない製品の成形が可能となる。
本願の請求項8で特定される発明は、請求項5〜7のいずれか1項に記載の成形用金型において、前記押圧部材はウレタンを有することを特徴とする。
請求項8の発明によれば、ウレタンを有する前記押圧部材は、該ウレタンの反発力が大きいため、注湯圧力に負けることなくスライドコアを固定型に押圧することが可能となる。
本発明によれば、以下の効果が得られる。
すなわち、固定型と可動型とスライドコアとによって形成されるキャビティに溶湯が供給される際に生ずる注湯圧力を押圧部材を構成する反力板で受圧することから、従来技術が必要としたシリンダを不要とし、反力板によって生じる反力で固定型と可動型とスライドコアの型締め力を十分に確保し、このため、成形品を大量に生産する場合であっても、固定型や可動型とスライドコアとの接触面の精度を良好に保ち、これにより、ばりの発生を抑制すると共に、成形品の表面に金型の分割線が露呈することなく外観上美麗な表面を有する成形品を得ることが可能な、コンパクトな成形用金型が得られる。
本発明の実施の形態に係る成形用金型を用いて成形した自動車用ボンネットフードやバンパを組み込む自動車の概略斜視図である。 図1のII−II線断面図と対応する部位を成形する本発明の第1の実施の形態に係る成形用金型の一部省略断面図である。 図1のIII−III断面と対応する部位を成形する本発明の第2の実施の形態に係る成形用金型の一部省略断面図である。 図3の成形用金型の中、第2スライドコアの一部省略拡大断面図である。 図3の成形用金型の型開き時における、第1スライドコアが動作した状態の一部省略切欠断面図である。 図3の成形用金型の型開き時における、第1スライドコアが動作した後に可動型、第2スライドコア及び第2シリンダが一体的に上方へ移動した状態の一部省略切欠断面図である。 図3の成形用金型の型開き時における、可動型、第2スライドコア及び第2シリンダが一体的に上方へ移動した後にアンダーカット処理が行われた場合の一部省略切欠断面図である。
以下、本発明に係る成形用金型について、この成形用金型を用いて成形する自動車のボンネットフードやバンパとの関係で実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本実施の形態に係る成形用金型を用いて成形した自動車用ボンネットフードやバンパを組み込む自動車Aを示し、参照符号BとCは本発明の実施形態に係る成形用金型を用いて成形した自動車のボンネットフードとバンパとをそれぞれ示す。ボンネットフードBやバンパCが含む内向きの湾曲乃至屈曲縁部は、自動車AのフロントグリルDや前輪であるタイヤの装着部位付近に、例えば、フェンダーEの一部Fa、Fbとして形成される。
以上のように構成されるボンネットフードBの一部は図2に示す成形用金型2によって成形される。特にこの図は、図1のII−II線に沿って切断され、その部位における成形品の一部と、その成形に供される金型の断面を示す。この成形用金型2は、固定型4と可動型6とを含み、固定型4には、シリンダ8が設けられている。シリンダ8のシリンダロッド先端にはスライドコア10が設けられ、前記固定型4、可動型6及びスライドコア10の間で成形品であるボンネットフードBを成形するためのキャビティが成形される。成形品であるボンネットフードBを成形するための溶湯の注湯方向に対向するように可動型6の一部に押圧部材14が設けられる。押圧部材14は、圧接板16と反力板18とからなり、型締めされたとき、圧接板16は、スライドコア10の一部に圧接する。なお、図中参照符号19は、固定型4と、可動型6と、スライドコア10によって形成された室を示し、この室19内においてスライドコア10は変位することが可能である。この場合、押圧部材14を構成する反力板18は、好ましくはウレタン製樹脂で形成しておく。
本実施の形態に係る成形用金型は、基本的には以上のように構成されるものであり、次にその動作及び作用効果について説明する。
固定型4に固着されたシリンダ8を付勢して、そのピストンロッドを退動させた状態で可動型6を図2において上方へと変位させる。可動型6が固定型4にしっかりと当接した後、シリンダ8を付勢して、そのピストンロッドを進動作させる。これによって、室19内のスライドコア10は、可動型6の一部に当接し、この可動型6とスライドコア10と固定型4の一面で成形品であるボンネットフードのためのキャビティが形成される。このとき、押圧部材14を構成する圧接板16は前記ボンネットフードBのためのキャビティに対向する位置にある。
そこで、図示しない給湯口からボンネットフードBのための溶湯を注湯すると、その注湯圧力はスライドコア10を介して、押圧部材14によって受領される。具体的には、圧接板16がその注湯圧力を直接受領することになるが、一方、圧接板16に積層して、反力板18が配置されているため、反力板18を構成するウレタンの反力によって圧接板16はスライドコア10を強固にその反力で固定型4及び可動型6に押し付けることになる。この結果、固定型4と可動型6及びスライドコア10の分割面がさほどに目立たないほどに強力に相互に圧接するに至る。前記キャビティ内でボンネットフードBが固化すると、可動型6が下降動作し、これと共に押圧部材14もスライドコア10から離脱する。そして、スライドコア10がシリンダ8の退動作によって室19を上方へと移動するとボンネットフードBは、固定型4から容易に剥離することができる。
次に、本発明の第2の実施形態について図3以降を参照して詳細に説明する。特に、この第2の実施形態はフェンダーEの一部Fa、Fbを成形するために用いられる。
成形用金型20は、上部(図3のY1方向)に凹部22を設けた固定型24と、該固定型24を臨む位置に設けられ、前記固定型24との間でキャビティ26の一部を形成する可動型28を有する。前記固定型24はアクチュエータとしての第1シリンダ40を備え、同様に前記可動型28は、第2シリンダ42を備える。
この場合、可動型28は、矢印Y1−Y2で示す型締め又は型開き方向に変位可能である。なお、この第2の実施の形態では、可動型28を第2シリンダ42を保持する部位まで一体のものとして形成しているが、場合によっては該可動型28を第2シリンダ42を保持する部位と固定型24との間でキャビティ26を形成する部位とに分離構成しても良いことは勿論である。
前記固定型24には、前記のように第1シリンダ40が固着されている。該第1シリンダ40のシリンダロッド41は第1スライドコア30の側部に形成された凹状のロック部44と嵌合している。
前記固定型24の凹部22に一部を嵌合する第1スライドコア30は可動型28の型開き方向と交差する方向にスライド自在に設けられると共に、可動型28との間でキャビティ32を形成する。前記キャビティ26とキャビティ32は互いに連通している。前記第1シリンダ40は、矢印X1−X2方向に第1スライドコア30を変位させる。前記第1スライドコア30は前記凹部22を形成する固定型24の壁部に当接する凸部48を備える。前記第1スライドコア30と可動型28との間に、第2スライドコア34を設け、この第2スライドコア34には第1スライドコア30の一面との接触面に押圧部材36が設けられる。
前記第2シリンダ42のシリンダロッド46の先端部は第2スライドコア34のロック部45に嵌合する。
前記のように第1スライドコア30と可動型28との間には、自動車用バンパCの内向きの湾曲乃至屈曲縁部を成形するキャビティ32が形成されるが、この場合、前記キャビティ32の端部は第2スライドコア34の先端部50によって形成される。この先端部50は、後述する通り、成形された自動車用バンパCを成形用金型20から抜き取る際に、アンダーカット処理を行う機能を営む。
第2スライドコア34は、先端部50から、図3において上方へ延在すると共に、第1スライドコア30の上端隅角部において屈曲して可動型28に保持された第2シリンダ42のシリンダロッド46側へと延在している。
第2スライドコア34は可動型28と一体的に上下方向に変位可能に構成されており、ロック部45を介して第2シリンダ42のシリンダロッド46と係合するため、第2シリンダ42の往復動作に応じて、矢印X方向にも移動可能である。
第1スライドコア30の上面に対面する第2スライドコア34には、前記のように、押圧部材36が図示しないボルトによって螺着されている。前記押圧部材36は、金属製の圧接板52と、例えば、ウレタンからなる反力板54から構成され、前記押圧部材36を構成する圧接板52は、第1スライドコア30が当接していない状態では第2スライドコア34の下面から下方へと0.1〜0.2mm突出するように設けられている(図4参照)。
本発明の第2の実施形態に係る成形用金型20は、基本的には以上のように構成されるものであり、次に、その動作及び作用効果について説明する。
まず、成形品用キャビティ26、32を形成するための成形用金型20の型締めについて説明する。
固定型24に対し、可動型28と第2スライドコア34を図3において、矢印Y2方向に変位させる。このとき、第1シリンダ40は、そのシリンダロッド41を縮退させて第1スライドコア30は退動した位置にある。すなわち、第1スライドコア30は凹部22の矢印X2方向で示す壁面に当接した状態にある。この場合、第2シリンダ42は、そのシリンダロッド46をロック部45に押圧して、第2スライドコア34を可動型28に当接した状態にある。このような配置関係で、第1シリンダ40が付勢されてそのシリンダロッド41が進動作すると、第1スライドコア30は図3において矢印X1方向へと移動し、この第1スライドコア30の先端部は第2スライドコア34の先端部50に圧接する。このとき、第1スライドコア30の上面は、押圧部材36を反力板54の弾発力に抗しながら押圧し、従って押圧部材36は第1スライドコア30を押圧した状態で固定される。
これによって、固定型24と可動型28と第2スライドコア34と第1スライドコア30との間で、キャビティ26及びキャビティ32が形成される。
なお、押圧部材36は、キャビティ26の長手方向に対向する部位に配置されていることは図3から容易に了解されよう。そこで、このキャビティ26、32に溶湯が注湯される。溶湯は、キャビティ26からキャビティ32に所定の圧力で注湯される。このとき、前記溶湯によって生じた流動圧により第1スライドコア30は図3に示す矢印Y1方向及び矢印X2方向へと押圧される。矢印X2方向への押圧力は、主として第1シリンダ40のシリンダロッド41によって受圧される。
一方、矢印Y1方向への押圧力によって、第1スライドコア30は、図3において上方向へ移動しようとするが、第2スライドコア34に設けられた圧接板52によって受圧される。その際、前記圧接板52に連設された反力板54はウレタンからなる弾性体であるため、該圧接板52への押圧力に対する反力を発生させる。従って、押圧部材36は、一層強く第1スライドコア30を固定型24へと押し付けることとなる。
所定時間経過後にキャビティ26、32の内部では溶融樹脂が固化してアンダーカット部が形成された自動車用バンパCが得られる。
このように、溶融樹脂が固化して成形品が形成されると、成形用金型20は型開き工程に移行する。まず、第1シリンダ40が付勢され、第1スライドコア30が矢印X2方向へと固定型24の凹部22内で移動する。これにより、該第1スライドコア30と第2スライドコア34とに間隙が生じる(図5参照)。
この第1スライドコア30の退動動作により、可動型28は、該第1スライドコア30による拘束力を解かれ、可動型28及び第2スライドコア34は一体的に矢印Y1方向へと移動可能となる。この場合、前記第2シリンダ42も可動型28と共に矢印Y1方向へと移動することは言うまでもない。そこで、キャビティ26、32によって成形された自動車用バンパCは、可動型28の固定型24に対峙する面に装着されたまま、この可動型28と共に矢印Y1方向へ移動する(図6参照)。
図6において、可動型28及び第2スライドコア34が矢印Y1へと距離Gだけ移動した後、可動型28に保持されている第2シリンダ42が付勢され、シリンダロッド46が退動するためにロック部45と共に、第2スライドコア34が矢印X2方向へと移動する。この時、第2スライドコア34の先端部50は、該自動車用バンパ12の端部(内向きの屈曲縁部)を矢印X2方向へと押し出す(図7参照)。これにより、成形品である自動車用バンパCは可動型28の成形端面から離間し、成形用金型20から成形品として取り出される。
この場合、本実施形態ではアンダーカット部を有する自動車用バンパCに対し、第2スライドコア34を設けている。従って、アンダーカット部を有する成形品を容易に取り出すことができる。
以上のように、本実施の形態によれば、第1シリンダ40を具備する固定型24と、該固定型24に臨む可動型28と、前記固定型24に係合する第1スライドコア30と、この第1スライドコア30を介して固定型24に臨む位置に配設され、可動型28及び前記第1スライドコア30と共にアンダーカット部を有する成形品用のキャビティ26、32を成形する第2スライドコア34とを有し、可動型28は、前記第2スライドコア34の先端部50によって成形品を可動型28から離間させる第2シリンダ42を備えている。
しかも、キャビティ26、32に対して溶湯を注湯する際に生ずる圧力を第1スライドコア30を介して押圧部材36を構成する圧接板52で受圧し、その圧力を反力板54で反力として前記第1スライドコア30から固定型24へ負荷している。この結果、第1スライドコア30と固定型24の係合関係が強固に維持され、前記第1スライドコア30と固定型24との間で成形される成形品上に外観上分割線が現れなくなる。このため、ばりのない外観上美麗なアンダーカット部を備えた成形品を得ることができる。
また、第2スライドコア34の先端部50により自動車用バンパCを可動型28から取り出すように構成しているので、可動型28と第2スライドコア34の強度が十分に確保され、一方、斯様に強度に富むために金型自体の小型化に資する効果が得られる。
なお、本発明について好適な実施の形態を挙げて説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改変が可能なことは言うまでもない。
2、20…成形用金型 4、24…固定型
6、28…可動型 10…スライドコア
14、36…押圧部材 16、52…圧接板
18、54…反力板 30…第1スライドコア
34…第2スライドコア 40…第1シリンダ
42…第2シリンダ

Claims (8)

  1. アクチュエータを備えた固定型と、
    前記固定型に臨み、前記固定型と当接離間自在に設けられる可動型と、
    前記固定型にスライド自在に係合するスライドコアと、
    前記スライドコアと圧接した際、前記スライドコアのスライド方向と交差する方向に該スライドコアを押圧する押圧部材と、
    を有し、
    前記固定型と可動型とスライドコアとによって形成されるキャビティによりアンダーカット部を有する成形品を得る際に、
    前記押圧部材は、前記キャビティに射出される溶湯の圧力に対する反力を生ずる部材を備えたことを特徴とする成形用金型。
  2. 前記押圧部材は少なくともその一部が弾性部材で形成されていることを特徴とする成形用金型。
  3. 請求項1又は2記載の成形用金型において、
    前記押圧部材は前記スライドコアに圧接すると共に、溶湯の注湯方向に対向するように前記可動型に設けられていることを特徴とする成形用金型。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の成形用金型において、前記押圧部材はウレタンを含むことを特徴とする成形用金型。
  5. 第1アクチュエータを備えた固定型と、
    前記固定型に臨み、前記固定型と当接離間自在に設けられる可動型と、
    前記固定型にスライド自在に係合する第1スライドコアと、
    前記第1スライドコアを介して前記固定型に臨む位置に配設され、前記可動型及び前記第1スライドコアと当接離間自在に設けられると共に、前記第1スライドコアと圧接した際、前記第1スライドコアのスライド方向と交差する方向に該スライドコアを押圧する押圧部材を備えた第2スライドコアと、
    を有し、
    可動型は前記第2スライドコアを変位させる第2アクチュエータを備え、
    前記固定型と可動型と第1スライドコアと第2スライドコアとによって形成されるキャビティによりアンダーカット部を有する成形品を得る際に、
    前記押圧部材は、前記キャビティに射出される溶湯の圧力に対する反力を生ずる部材を備えたことを特徴とする成形用金型。
  6. 請求項5記載の成形用金型において、
    前記押圧部材は少なくともその一部が弾性部材で形成されていることを特徴とする成形用金型。
  7. 請求項5又は6記載の成形用金型において、
    前記押圧部材は前記第1スライドコアに圧接すると共に、溶湯の注湯方向に対向するように前記第2スライドコアに設けられていることを特徴とする成形用金型。
  8. 請求項5〜7のいずれか1項に記載の成形用金型において、前記押圧部材はウレタンを含むことを特徴とする成形用金型。
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