JP2010271703A - 偏光薄膜、偏光板および液晶表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来の偏光薄膜は、吸収軸方向に振動する光を吸収し、それを熱エネルギーに変えるため、入射する自然光の57%以上が損失となる。
【解決手段】二色性物質11を含むポリビニルアルコール系樹脂層12からなる偏光薄膜10であって、(a)膜厚tが0.5μm〜5μmであり、(b)波長550nmの単色光に対する、膜厚1μmあたりの異常光の吸光度(単位吸光度)が1.5以上であることを特徴とする偏光薄膜10。
【選択図】図1
【解決手段】二色性物質11を含むポリビニルアルコール系樹脂層12からなる偏光薄膜10であって、(a)膜厚tが0.5μm〜5μmであり、(b)波長550nmの単色光に対する、膜厚1μmあたりの異常光の吸光度(単位吸光度)が1.5以上であることを特徴とする偏光薄膜10。
【選択図】図1
Description
本発明は、二色性物質を含むポリビニルアルコール系樹脂層からなる偏光薄膜、前記偏光薄膜を有する偏光板、および、前記偏光薄膜あるいは前記偏光板を備えた液晶表示装置に関する。
従来から、二色性物質を含むポリビニルアルコール系樹脂層からなる偏光薄膜が知られている(例えば特許文献1)。
図5は従来の偏光薄膜50の一例の模式図である。従来の偏光薄膜50において、二色性物質51を含むポリビニルアルコール系樹脂層52からなる偏光薄膜50に、自然光53が入射する場合、自然光53は、偏光薄膜50の吸収軸方向54の成分と、それに直交する透過軸方向(図示しない)の成分に分解できる。偏光薄膜50は、吸収軸方向54に振動する光(振動面が吸収軸方向54の光)を吸収し、それに直交する透過軸方向の光55(振動面が透過軸方向の光)を透過させる。このとき吸収された光のエネルギーは熱エネルギーに変わるため、入射した自然光53の57%以上が損失となる。
従来の偏光薄膜50は、吸収軸方向54に振動する光を吸収し、それを熱エネルギーに変えるため、入射する自然光53の57%以上が損失となる。本発明は、吸収軸方向に振動する光の一部を反射する機能をもつ偏光薄膜を提供する。本発明により、偏光薄膜での光の損失を減らすことができる。
本発明の要旨は以下の通りである。
(1)本発明の偏光薄膜は、二色性物質を含むポリビニルアルコール系樹脂層からなる偏光薄膜である。本発明の偏光薄膜は、
(a)膜厚が0.5μm〜5μmであり、
(b)波長550nmの単色光に対する、膜厚1μmあたりの異常光の吸光度が、1.5〜7.0であることを特徴とする。
(2)本発明の偏光薄膜は、二色性物質がヨウ素であることを特徴とする。
(3)本発明の偏光薄膜は、ポリビニルアルコール系樹脂層が、ポリビニルアルコール、あるいは、エチレン−ビニルアルコール共重合体であることを特徴とする。
(4)本発明の偏光板は、上記に記載のいずれかの偏光薄膜と、偏光薄膜を片側から支持する透明基材を有する偏光板であって、透明基材の、偏光薄膜の吸収軸方向の屈折率が1.54未満であることを特徴とする。
(5)本発明の液晶表示装置は、液晶セルとバックライトを有する液晶表示装置であって、液晶セルとバックライトの間に、上記に記載の偏光薄膜を有することを特徴とする。
(6)本発明の液晶表示装置は、液晶セルとバックライトを有する液晶表示装置であって、液晶セルとバックライトの間に、上記に記載の偏光板を有することを特徴とする。
(1)本発明の偏光薄膜は、二色性物質を含むポリビニルアルコール系樹脂層からなる偏光薄膜である。本発明の偏光薄膜は、
(a)膜厚が0.5μm〜5μmであり、
(b)波長550nmの単色光に対する、膜厚1μmあたりの異常光の吸光度が、1.5〜7.0であることを特徴とする。
(2)本発明の偏光薄膜は、二色性物質がヨウ素であることを特徴とする。
(3)本発明の偏光薄膜は、ポリビニルアルコール系樹脂層が、ポリビニルアルコール、あるいは、エチレン−ビニルアルコール共重合体であることを特徴とする。
(4)本発明の偏光板は、上記に記載のいずれかの偏光薄膜と、偏光薄膜を片側から支持する透明基材を有する偏光板であって、透明基材の、偏光薄膜の吸収軸方向の屈折率が1.54未満であることを特徴とする。
(5)本発明の液晶表示装置は、液晶セルとバックライトを有する液晶表示装置であって、液晶セルとバックライトの間に、上記に記載の偏光薄膜を有することを特徴とする。
(6)本発明の液晶表示装置は、液晶セルとバックライトを有する液晶表示装置であって、液晶セルとバックライトの間に、上記に記載の偏光板を有することを特徴とする。
図1に本発明の偏光薄膜10を模式的に示す。本発明者らは、高濃度の二色性物質11を含み、膜厚tが0.5μm〜5μmのポリビニルアルコール系樹脂層12からなる偏光薄膜10が、吸収軸方向13の偏光を一部反射することを見出した。ここで高濃度とは、波長550nmの単色光に対する、膜厚1μmあたりの異常光の吸光度(単位吸光度)が1.5以上となる濃度を意味する。本発明の偏光薄膜10は、自然光14を入射させたとき、吸収軸方向13に振動する光15(異常光)の一部を反射し、それに直交する透過軸方向に振動する光16(常光)を透過させる機能を有する。
偏光薄膜10の異常光反射率Reは、n1を偏光薄膜表面と接する材料の屈折率、neを偏光薄膜の異常光の屈折率、kを消衰係数としたとき、
Re={(n1−ne)2+k2}/{(n1+ne)2+k2} ...(1)
となる。
Re={(n1−ne)2+k2}/{(n1+ne)2+k2} ...(1)
となる。
式(1)中、消衰係数の二乗値(k2)は、二色性物質11の濃度や偏光薄膜10の膜厚tを、特定の範囲とすることにより、大きくすることができる。このため、本発明の偏光薄膜10は異常光の反射率Reが大きいと考えられる。
一方、従来の偏光薄膜(図5)は、二色性物質の濃度や偏光薄膜の膜厚が、本発明の規定する条件を満たさないため、通常の界面反射しか示さない。従来の偏光薄膜では、消衰係数の二乗値(k2)が小さいため、Reは5%未満の範囲でほぼ一定の値をとる。そのため本発明の効果を得ることができない。
本発明の偏光薄膜は、吸収軸方向に振動する光(異常光)の一部を反射する。異常光の反射率は入射光に対して、例えば5%以上である。この反射光は、光エネルギーのままであるので、他の反射材で再び反射させて再利用することができる。
本発明の偏光薄膜あるいは偏光板を、液晶セルとバックライトとの間に配置することによって、高価な既存の輝度向上フィルムを用いなくても、液晶表示装置の輝度を向上させることができる。
[偏光薄膜]
図1に本発明の偏光薄膜10の一例を示す。本発明の偏光薄膜10は、二色性物質11を含むポリビニルアルコール系樹脂層12からなる。本発明の偏光薄膜10は、可視光領域(波長380nm〜780nm)のいずれかの波長で、吸収異方性と反射異方性を示す。
図1に本発明の偏光薄膜10の一例を示す。本発明の偏光薄膜10は、二色性物質11を含むポリビニルアルコール系樹脂層12からなる。本発明の偏光薄膜10は、可視光領域(波長380nm〜780nm)のいずれかの波長で、吸収異方性と反射異方性を示す。
本発明の偏光薄膜10は、二色性物質11を含むポリビニルアルコール系樹脂層12からなるものであれば、さらに適当な添加剤を含有していてもよい。そのような添加剤として、界面活性剤や酸化防止剤が挙げられる。
本発明の偏光薄膜10は、膜厚tが薄く、二色性物質11の濃度が高いことが特徴である。偏光薄膜10の膜厚tは、0.5μm〜5μmであり、好ましくは0.5μm〜3μmである。偏光薄膜10の膜厚tが5μmを超えると、異常光反射率が低くなる。一方、偏光薄膜10の膜厚tが0.5μmよりも小さくなると、ポリビニルアルコール系樹脂層12を延伸することが難しくなり、二色性物質11の配向の度合いが低くなる場合がある。
本発明の偏光薄膜10の、波長550nmの単色光に対する、膜厚t=1μmあたりの異常光の吸光度(単位吸光度)は1.5〜7.0であり、好ましくは1.8〜7.0である。本発明の偏光薄膜10は、膜厚tが0.5μm〜5μmの条件下で、単位吸光度を上記の範囲にする。それによって、本発明の偏光薄膜10は、自然光14を入射させたとき、吸収軸方向13に振動する光15(異常光)を一部反射し、それに直交する透過軸方向に振動する光16(常光)を透過させることができる。
[二色性物質]
本発明に用いられる二色性物質11は、代表的には、ヨウ素、有機染料、およびそれらの混合物である。二色性物質11としては、ヨウ素が好ましい。
本発明に用いられる二色性物質11は、代表的には、ヨウ素、有機染料、およびそれらの混合物である。二色性物質11としては、ヨウ素が好ましい。
[ポリビニルアルコール系樹脂層]
本発明に用いられるポリビニルアルコール系樹脂層12は、ポリビニルアルコール系樹脂を層状に成形したものである。
本発明に用いられるポリビニルアルコール系樹脂層12は、ポリビニルアルコール系樹脂を層状に成形したものである。
ポリビニルアルコール系樹脂は、代表的には、ポリ酢酸ビニル系樹脂を鹸化することによって得られる。本発明に用いられるポリビニルアルコール系樹脂は、通常、鹸化度が85モル%〜100モル%であり、重合度が1,000〜10,000のものである。本発明に用いられるポリビニルアルコール系樹脂は、例えば、ポリビニルアルコール、エチレン−ビニルアルコール共重合体である。
[偏光薄膜の製造方法]
本発明の偏光薄膜10は、延伸したポリビニルアルコール系樹脂層12を二色性物質11を含む染色液中に浸漬し、染色して得ることができる。あるいは、ポリビニルアルコール系樹脂層12を二色性物質11を含む染色液中に浸漬して染色し、染色したポリビニルアルコール系樹脂層12を延伸して得ることができる。
本発明の偏光薄膜10は、延伸したポリビニルアルコール系樹脂層12を二色性物質11を含む染色液中に浸漬し、染色して得ることができる。あるいは、ポリビニルアルコール系樹脂層12を二色性物質11を含む染色液中に浸漬して染色し、染色したポリビニルアルコール系樹脂層12を延伸して得ることができる。
ポリビニルアルコール系樹脂層12を延伸する方法としては、ロール延伸やテンター延伸などの任意の延伸加工法が用いられる。ポリビニルアルコール系樹脂層12の延伸倍率は、通常、元長に対して3倍〜7倍である。ポリビニルアルコール系樹脂層12の延伸温度は、通常30℃〜160℃である。延伸前のポリビニルアルコール系樹脂層12の膜厚は、延伸倍率を考慮して、延伸後の膜厚tが0.5μm〜5μmとなるように適宜設定される。
ポリビニルアルコール系樹脂層12を染色するための、二色性物質11を含む水溶液の濃度は、水100重量部に対して、二色性物質11が、好ましくは1重量部を超え5重量部以下である。
二色性物質11がヨウ素である場合、偏光薄膜10の単位吸光度は、染色液中にホウ酸、尿素、ヨウ化カリウムなどを添加することによって、適宜、調整することができる。例えば、単位吸光度は、染色液中のヨウ化カリウムの添加量を増すことにより、大きくすることができる。他方、単位吸光度は、染色液中のホウ酸の添加量を増すことにより、小さくすることができる。
染色液の温度や浸漬時間は、染色液の濃度やポリビニルアルコール系樹脂層の膜厚に応じて、本発明に規定の特性を満足するように、適宜決定される。染色液の温度は、好ましくは10℃〜40℃であり、浸漬時間は20秒〜300秒である。このような条件であれば、偏光薄膜の単位吸光度を、1.5〜7.0とすることができる。
延伸および染色をしたポリビニルアルコール系樹脂層は、耐水性を付与するために、ホウ酸水溶液に浸漬して、ホウ酸処理することが好ましい。ホウ酸処理された偏光薄膜は、通常、水洗して乾燥される。
[偏光板]
図2に示すように、本発明の偏光板20は、偏光薄膜10と、偏光薄膜10を片側から支持する透明基材21とを有する。透明基材21の、偏光薄膜10の吸収軸方向13の屈折率は1.54未満である。
図2に示すように、本発明の偏光板20は、偏光薄膜10と、偏光薄膜10を片側から支持する透明基材21とを有する。透明基材21の、偏光薄膜10の吸収軸方向13の屈折率は1.54未満である。
本発明の偏光板20は、自然光22を入射させたとき、偏光薄膜10の吸収軸方向13に振動する光23(異常光)の一部を反射し、それに直交する透過軸方向に振動する光24(常光)を透過させる。
偏光薄膜10の異常光反射率Reを大きくするためには、透明基材21の屈折率と偏光薄膜10の異常光屈折率の差が大きい方が好ましい。偏光薄膜10の異常光屈折率(吸収軸方向13の屈折率)は1.54程度であるから、透明基材21の、偏光薄膜10の吸収軸方向13の屈折率は、1.53以下であることが好ましい。
透明基材21は、上記の屈折率の条件を満足するものであれば特に制限はないが、好ましくは、透明高分子フィルムである。
本発明の偏光板20は、透明基材21上に偏光薄膜10が直接形成されていてもよいし、接着層を介して積層されていてもよい。
偏光薄膜10と透明基材21との間に接着層が配置される場合、接着層の、偏光薄膜10の吸収軸方向13の屈折率も1.53以下であることが好ましい。
偏光板20の透過率は、好ましくは25%〜44%であり、さらに好ましくは35%〜42%である。
偏光板20の偏光度は、好ましくは99%以上である。
本発明によれば、偏光板20の異常光反射率Reを5%以上とすることができ、好ましくは5%〜15%とすることができる。
また、偏光板20の輝度向上割合を1.4以上とすることができ、好ましくは1.4〜3.0とすることができる。
[液晶表示装置]
図3に示すように、本発明の液晶表示装置30は、液晶セル31とバックライト32を有し、液晶セル31とバックライト32の間に、偏光薄膜10を有する。
図3に示すように、本発明の液晶表示装置30は、液晶セル31とバックライト32を有し、液晶セル31とバックライト32の間に、偏光薄膜10を有する。
あるいは、図4に示すように、本発明の液晶表示装置40は、液晶セル41とバックライト42を有し、液晶セル41とバックライト42の間に、偏光板20を有する。
本発明の液晶表示装置30に用いられる偏光薄膜10は、バックライト32の光源32aからの入射光33のうち、吸収軸方向13の直交方向に振動する光34(常光)を透過させ、吸収軸方向13に振動する光35(異常光)の一部を反射する。
偏光薄膜10で反射された光35は、バックライト32の裏面反射膜32bで再び反射され、振動方向が90°回転した光36となる。光36は偏光薄膜10を通過して、光37となり、液晶セル31に入射する。
この結果、従来の偏光膜を用いた場合に比べて、液晶セル31に入射する光が、光37の分だけ増加するため、液晶表示装置30の輝度を向上させることができる。
本発明の液晶表示装置40においても、本発明の液晶表示装置30と同様のメカニズムにより、液晶セル41に入射する光が増加するため、液晶表示装置40の輝度を向上させることができる。
本発明の液晶表示装置40に本発明の偏光板20を用いる場合、バックライト42からの入射光43は、図4のように透明基材21側から入射させてもよいし、逆に偏光薄膜10をバックライト42側にして、偏光薄膜10側から入射させてもよい。
入射光43を、図4のように透明基材21側から入射させた場合、透明基材21に複屈折があったとしても、液晶表示装置40の表示特性には影響が無い。
一方、入射光43を偏光薄膜10側から入射させた場合は、偏光薄膜10の異常光反射率Reを大きくすることができる。
本発明に用いられる液晶セル31、41は、通常、2枚の基板と、基板の間に狭持された、表示媒体としての液晶層とを備える。代表的には、一方の基板には、カラーフィルター、対向電極、配向膜が形成され、他方の基板には、液晶駆動電極、配線パターン、薄膜トランジスタ素子、配向膜が形成される。
液晶セル31、41の動作モードとしては、例えば、捩れネマチック(Twisted Nematic)モードや複屈折制御(Electrically Controlled Birefringence)モードがある。複屈折制御(Electrically Controlled Birefringence)モードには、垂直配向(Vertical Alignment)方式、OCB(Optically Compensated)方式、IPS(In−Plane Switching)方式などがある。
本発明に用いられるバックライト32、42には、直下方式、サイドライト方式、面状光源方式などの任意のものが用いられる。バックライト32、42は、通常、光源32a、42aと、裏面反射膜32b、42bを有する。
[実施例]
[実施例1]
(1)膜厚150μmのノルボルネン系樹脂フィルム(JSR社製ARTON)からなる透明基材の表面に、コロナ処理を行なった。
(2)上記のノルボルネン系樹脂フィルムの片面に、ポリビニルアルコール(日本合成化学工業社製NH18)の、7重量%水溶液を塗布した。
(3)上記のノルボルネン系樹脂フィルムとポリビニルアルコール膜の積層フィルムを、100℃で10分間乾燥して、ノルボルネン系樹脂フィルムの片面に、膜厚5μmのポリビニルアルコール層を成膜した。
(4)この積層フィルムを、延伸倍率が元長の5倍になるように、150℃でロール延伸した。
(5)延伸した積層フィルムを、ヨウ素とヨウ化カリウムを含む水溶液からなる染色液(液温20℃)に30秒間浸漬して、ポリビニルアルコール層にヨウ素を吸着・配向させた。
(6)この積層フィルムを、濃度10重量%のホウ酸水溶液(液温55℃)に420秒間浸漬し、さらに濃度4重量%のヨウ化カリウム水溶液に10秒間浸漬した。
(7)この積層フィルムを60℃で4分間乾燥した。
以上のようにして、偏光薄膜、および、偏光薄膜を片側から支持する透明基材を有する偏光板を作製した。偏光薄膜は、ポリビニルアルコール層であり、透過率が41%、偏光度が99.8%以上であった。透明基材は、ノルボルネン系樹脂フィルムであった。この偏光薄膜と偏光板の特性を表1に示す。
[実施例1]
(1)膜厚150μmのノルボルネン系樹脂フィルム(JSR社製ARTON)からなる透明基材の表面に、コロナ処理を行なった。
(2)上記のノルボルネン系樹脂フィルムの片面に、ポリビニルアルコール(日本合成化学工業社製NH18)の、7重量%水溶液を塗布した。
(3)上記のノルボルネン系樹脂フィルムとポリビニルアルコール膜の積層フィルムを、100℃で10分間乾燥して、ノルボルネン系樹脂フィルムの片面に、膜厚5μmのポリビニルアルコール層を成膜した。
(4)この積層フィルムを、延伸倍率が元長の5倍になるように、150℃でロール延伸した。
(5)延伸した積層フィルムを、ヨウ素とヨウ化カリウムを含む水溶液からなる染色液(液温20℃)に30秒間浸漬して、ポリビニルアルコール層にヨウ素を吸着・配向させた。
(6)この積層フィルムを、濃度10重量%のホウ酸水溶液(液温55℃)に420秒間浸漬し、さらに濃度4重量%のヨウ化カリウム水溶液に10秒間浸漬した。
(7)この積層フィルムを60℃で4分間乾燥した。
以上のようにして、偏光薄膜、および、偏光薄膜を片側から支持する透明基材を有する偏光板を作製した。偏光薄膜は、ポリビニルアルコール層であり、透過率が41%、偏光度が99.8%以上であった。透明基材は、ノルボルネン系樹脂フィルムであった。この偏光薄膜と偏光板の特性を表1に示す。
上記の染色液のヨウ素含有量は、水100重量部に対して1.1重量部であった。また、ヨウ化カリウム含有量は、水100重量部に対して10重量部であった。
延伸されたノルボルネン系樹脂フィルムの、偏光薄膜の吸収軸と平行な方向の屈折率は、1.52であった。
[実施例2]
延伸前のポリビニルアルコール層の膜厚を3μmとした以外は、実施例1と同様にして、偏光薄膜、および、偏光薄膜を片側から支持する透明基材を有する偏光板を作製した。偏光薄膜は、ポリビニルアルコール層であり、透過率が41%、偏光度が99.8%以上であった。透明基材は、ノルボルネン系樹脂フィルムであった。この偏光薄膜と偏光板の特性を表1に示す。
延伸前のポリビニルアルコール層の膜厚を3μmとした以外は、実施例1と同様にして、偏光薄膜、および、偏光薄膜を片側から支持する透明基材を有する偏光板を作製した。偏光薄膜は、ポリビニルアルコール層であり、透過率が41%、偏光度が99.8%以上であった。透明基材は、ノルボルネン系樹脂フィルムであった。この偏光薄膜と偏光板の特性を表1に示す。
[比較例1]
市販の偏光板(日東電工社製NPF−SEG1224、透過率43%、偏光度99.8%以上)を評価した。
市販の偏光板(日東電工社製NPF−SEG1224、透過率43%、偏光度99.8%以上)を評価した。
[比較例2]
染色液(液温20℃)に浸漬する時間を10秒間に変更した以外は、実施例1と同様の方法で、偏光薄膜、および、偏光薄膜を片側から支持する透明基材を有する偏光板を作製した。偏光薄膜は、ポリビニルアルコール層であり、透過率が41%、偏光度が99.8%以上であった。透明基材は、ノルボルネン系樹脂フィルムであった。この偏光薄膜と偏光板の特性を表1に示す。
染色液(液温20℃)に浸漬する時間を10秒間に変更した以外は、実施例1と同様の方法で、偏光薄膜、および、偏光薄膜を片側から支持する透明基材を有する偏光板を作製した。偏光薄膜は、ポリビニルアルコール層であり、透過率が41%、偏光度が99.8%以上であった。透明基材は、ノルボルネン系樹脂フィルムであった。この偏光薄膜と偏光板の特性を表1に示す。
[評価]
表1に示すように、比較例1および2の偏光板に比べ、実施例1の偏光板の輝度向上割合は高く、実施例2の偏光板の輝度向上割合は格段に高かった。
表1に示すように、比較例1および2の偏光板に比べ、実施例1の偏光板の輝度向上割合は高く、実施例2の偏光板の輝度向上割合は格段に高かった。
[測定方法]
[膜厚]
デジタルマイクロメーター(アンリツ社製KC−351C)を用いて、偏光薄膜などの膜厚を測定した。
[膜厚]
デジタルマイクロメーター(アンリツ社製KC−351C)を用いて、偏光薄膜などの膜厚を測定した。
[単位吸光度]
単位吸光度の測定には、染色前の延伸ポリビニルアルコール層をレファレンスとして、ベースライン補正し、グランテーラープリズム偏光子を備えた積分球付分光光度計(日立製作所製U−4100)を用いた。偏光薄膜の、波長550nmの単色光に対する異常光の透過率k2を測定し、次式により単位吸光度を求めた。
単位吸光度(1/μm)=−Ln(k2)/膜厚(μm)
なお表1の単位吸光度は、測定光を偏光薄膜側から入射させたときの値である。
単位吸光度の測定には、染色前の延伸ポリビニルアルコール層をレファレンスとして、ベースライン補正し、グランテーラープリズム偏光子を備えた積分球付分光光度計(日立製作所製U−4100)を用いた。偏光薄膜の、波長550nmの単色光に対する異常光の透過率k2を測定し、次式により単位吸光度を求めた。
単位吸光度(1/μm)=−Ln(k2)/膜厚(μm)
なお表1の単位吸光度は、測定光を偏光薄膜側から入射させたときの値である。
[異常光反射率]
裏面反射を無視できる程度に低減するため、偏光板の透明基材側を紙やすりで荒らした後、アクリル黒ラッカーを吹き付けて、よく乾燥させた。偏光薄膜側(透明基材の反対側)から測定光を入射させ、グランテーラープリズム偏光子を備えた積分球付分光光度計(日立製作所製U−4100)を用いて、波長550nmの単色光に対する異常光の反射率を測定した。なお、標準白色板(BaSO4)の反射率を100%とした。
裏面反射を無視できる程度に低減するため、偏光板の透明基材側を紙やすりで荒らした後、アクリル黒ラッカーを吹き付けて、よく乾燥させた。偏光薄膜側(透明基材の反対側)から測定光を入射させ、グランテーラープリズム偏光子を備えた積分球付分光光度計(日立製作所製U−4100)を用いて、波長550nmの単色光に対する異常光の反射率を測定した。なお、標準白色板(BaSO4)の反射率を100%とした。
[輝度向上割合]
市販の32インチ液晶テレビ(日立製作所製Woo)から、バックライトを取り出した。また、実施例、比較例の各偏光板を、ガラス板に貼着したサンプルを準備した。偏光薄膜側からバックライトの光が入射するように、上記のサンプルを、上記のバックライトの前面に配置した。輝度計(トプコン社製BM−5)を用いて、バックライト点灯後の正面方向からの輝度(B1)を測定した。
市販の32インチ液晶テレビ(日立製作所製Woo)から、バックライトを取り出した。また、実施例、比較例の各偏光板を、ガラス板に貼着したサンプルを準備した。偏光薄膜側からバックライトの光が入射するように、上記のサンプルを、上記のバックライトの前面に配置した。輝度計(トプコン社製BM−5)を用いて、バックライト点灯後の正面方向からの輝度(B1)を測定した。
輝度向上割合(%)は、比較例1の偏光板を用いたときの輝度をB0とし、次式により求めた。
輝度向上割合(%)=(B1−B0)/B0×100
輝度向上割合(%)=(B1−B0)/B0×100
本発明の液晶表示装置は、液晶テレビ、コンピューターディスプレイ、カーナビゲーション、携帯電話、ゲーム機などに好適に用いられる。
10 偏光薄膜
11 二色性物質
12 ポリビニルアルコール系樹脂層
13 吸収軸方向
14 自然光
15 反射光
16 透過光
20 偏光板
21 透明基材
22 自然光
23 反射光
24 透過光
30 液晶表示装置
31 液晶セル
32 バックライト
32a 光源
32b 裏面反射膜
33 自然光
34 透過光
35 反射光
36 反射光
37 透過光
40 液晶表示装置
41 液晶セル
42 バックライト
42a 光源
42b 裏面反射膜
43 入射光
50 偏光薄膜
51 二色性物質
52 ポリビニルアルコール系樹脂層
53 自然光
54 吸収軸方向
55 透過光
11 二色性物質
12 ポリビニルアルコール系樹脂層
13 吸収軸方向
14 自然光
15 反射光
16 透過光
20 偏光板
21 透明基材
22 自然光
23 反射光
24 透過光
30 液晶表示装置
31 液晶セル
32 バックライト
32a 光源
32b 裏面反射膜
33 自然光
34 透過光
35 反射光
36 反射光
37 透過光
40 液晶表示装置
41 液晶セル
42 バックライト
42a 光源
42b 裏面反射膜
43 入射光
50 偏光薄膜
51 二色性物質
52 ポリビニルアルコール系樹脂層
53 自然光
54 吸収軸方向
55 透過光
Claims (6)
- 二色性物質を含むポリビニルアルコール系樹脂層からなる偏光薄膜であって、
(a)膜厚が0.5μm〜5μmであり、
(b)波長550nmの単色光に対する、膜厚1μmあたりの異常光の吸光度(単位吸光度)が、1.5〜7.0
であることを特徴とする偏光薄膜。 - 前記二色性物質がヨウ素であることを特徴とする、請求項1に記載の偏光薄膜。
- 前記ポリビニルアルコール系樹脂層が、ポリビニルアルコール、あるいは、エチレン−ビニルアルコール共重合体であることを特徴とする、請求項1または2に記載の偏光薄膜。
- 請求項1から3に記載のいずれかの偏光薄膜と、前記偏光薄膜を片側から支持する透明基材とを有する偏光板であって、
前記透明基材の、前記偏光薄膜の吸収軸方向の屈折率が1.54未満であることを特徴とする偏光板。 - 液晶セルとバックライトを有する液晶表示装置であって、
前記液晶セルと前記バックライトとの間に、請求項1から3のいずれかに記載の偏光薄膜を有することを特徴とする液晶表示装置。 - 液晶セルとバックライトを有する液晶表示装置であって、
前記液晶セルと前記バックライトとの間に、請求項4に記載の偏光板を有することを特徴とする液晶表示装置。
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- 2010-04-09 US US13/265,597 patent/US20120038859A1/en not_active Abandoned
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