JP2010270329A - 硬化性組成物、それから製造される硬化製品及びその使用 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】付加反応によって架橋する有機ポリシロキサン、縮合反応によって架橋する有機ポリシロキサン、アルコキシシリル基を有し縮合反応によって架橋するポリエーテル、アジリジノ基を有し付加反応によって架橋するポリエーテル、アルケニル基を有し付加反応によって架橋するポリエーテル、エチレン性不飽和カルボン酸のエステル基を有しラジカル重合反応によって架橋するポリエーテル、及び、開環メタセシス反応によって架橋するポリエーテル、シリコーン又はゴムの群から選択される硬化性ポリマーを含み、さらに少なくとも1種の非イオン性及び/又はイオン性のフッ素化界面活性剤を含む組成物。
【選択図】なし
Description
(a)少なくとも1つの部分フッ素化もしくは全フッ素化アルキレンオキシド又はポリアルキレンオキシド単位を含むフッ素化界面活性剤、
(b)イオン性基に加えて、5未満の炭素原子を有する部分フッ素化又は全フッ素化アルキル基を有するフッ素化界面活性剤、
(c)イオン性基に加えて、5未満の炭素原子を有する部分フッ素化又は全フッ素化アルコキシアルキレン基を有するフッ素化界面活性剤、
(d)イオン性基に加えて、5未満の炭素原子を有する部分フッ素化アルキル基を有し、フッ素化基としては、ω−モノ−、ジ‐もしくはトリフルオロメチル基、又は、ω−モノ−、ジ‐、トリ‐、テトラ−もしくはペンタフルオロエチル基のみが存在するフッ素化界面活性剤、
(e)イオン性基に加えて、5未満の炭素原子を有する部分フッ素化アルコキシアルキレン基を有し、フッ素化基としては、ω−モノ−、ジ‐もしくはトリフルオロメトキシ基、又は、ω−モノ−、ジ‐、トリ‐、テトラ−もしくはペンタフルオロエトキシ基のみが存在するフッ素化界面活性剤、
(f)イオン性基に加えて、7未満の炭素原子を有する部分フッ素化ω−(N,N−ジペル−、もしくは、部分フルオロメチル、もしくは、エチルアミノ)アルキレン基、又は、7未満の炭素原子を有する部分フッ素化ω−(N,N−ジペル−、もしくは、部分フルオロメチル、もしくは、エチルアミノ)アルキレンオキシアルキレン基を有し、フッ素化基としては、ω−(N,N−ジペル−、もしくは、部分フルオロメチル、もしくは、エチルアミノ)基のみが存在するフッ素化界面活性剤、
(g)イオン性基に加えて、10未満の炭素原子を有する部分フッ素化ω−(モノ−、もしくは、ジペル−、もしくは、部分フルオロメチル、もしくは、エチルフェノキシ)アルキレン基を有し、フッ素化基としては、ω−(モノ−、もしくは、ジペル−、もしくは、部分フルオロメチル、もしくは、エチルフェノキシ)基のみが存在するフッ素化界面活性剤、及び、
(h)(ポリ)アルキレングリコール主鎖に加えて、側鎖として5未満の炭素原子を有する複数の部分フッ素化又は全フッ素化アルコキシ基を有し、また、少なくとも1つの、シリコン含有基を有する6000g/mol未満の分子量の非イオン性界面活性剤を含むフッ素化界面活性剤。
RHは2〜12、好ましくは2〜6の炭素原子を有するアルキレン基を示し、アルキレン基の炭素原子の数は、1つのポリエーテル基の中で与えられた定義の範囲内で異なっていてもよく;
A’は、共有結合又は2価の架橋基であって、C−C及び/又はC−O結合によって[O−RF]と[O−RH]のブロックを結合し;
aは1〜200、好ましくは1〜50、特に1〜20の整数であり;そして、
dは1〜200、好ましくは1〜50、特に1〜10の整数である。
R1は水素、1〜6の炭素原子を有する部分フッ素化もしくは全フッ素化アルキル基又は1〜6の炭素原子を有するアルキル基、好ましくは、水素、1〜4の炭素原子を有するアルキル基又は1〜4の炭素原子を有する部分フッ素化もしくは全フッ素化アルキル基であり;
RFは、上記定義と同義であり;
RHとR’Hは、互いに独立して、2〜12、好ましくは2〜6の炭素原子を有するアルキレン基を示し、ポリエーテル基の中のアルキレン基の炭素原子の数は与えられた定義の範囲内で異なっていてもよく;
AとA’は、互いに独立して、共有結合又は2価の架橋基であって、C−C及び/又はC−O結合を介して[O−RF]、[O−RH]と[R’H−O]のブロックを結合し;
aは1〜200、好ましくは2〜50の整数を示し;
bは0〜100、好ましくは2〜50の整数を示し;
cは0〜100、好ましくは2〜50の整数を示し;そして、
Bは水素、アルキル、部分フッ素化アルキル又は全フッ素化アルキル基を示す。
RFは、一般式−Cm1Fn1Ho1−の基、又は、一般式−CH2−C(CH3)R1a−CH2−であって、ポリエーテル基に含まれる符号m1,n1及びo1は、与えられた定義の範囲内で異なっていてもよく;
m1は2〜4の整数であり;
n1は1〜8の整数であり;
o1は0〜7の整数であり;
n1とo1の合計は、2m1の値に相当し;
R1aは1〜4の炭素原子を有する部分フッ素化又は全フッ素化アルキル基であり;
RHは一般式−Cp1H2p1−の基であって、ポリエーテル基に含まれる符号p1は、与えられた定義の範囲内で異なっていてもよく;
R’Hは一般式−Cp1H2p1−の基であって、符号p1は、1つのポリエーテル基の中で与えられた定義の範囲内で異なっていてもよく;
p1は2〜4の整数であり;
q1は2〜4の整数であり;
Aは、架橋基が[O−RH]と[R’H−O]のブロックを結合するC−O及び/又はC−Cを形成することを条件に、酸素原子、カルボン酸エステル、−O−CH2−CF2−から成る群より選択される2価の架橋基であって;
A’は共有結合を示し;
aは2〜50の整数であり;
bは0〜25の整数であり;
cは1〜25の整数であり;
dは1〜25の整数であり;そして、
Bは水素、アルキル、部分フッ素化アルキル又は全フッ素化アルキルを示す。
AとA’は、互いに独立して、共有結合又は2価の架橋基を示し、C−C及び/又はC−O結合を介して[O−RF]、[O−RH]と[O−R’H]のブロックを結合し;
BとB’は、互いに独立して、水素、1〜6の炭素原子を有する部分フッ素化もしくは全フッ素化アルキル基又は1〜6の炭素原子を有するアルキル基を示し;
RFは一般式−CmFnHo−の基を示し、符号m,n及びoは、1つのポリエーテル基の中で与えられた定義の範囲内で異なっていてもよく;
R’Fは一般式−Cm’Fn’Ho’−の基であって、符号m,n及びoは、1つのポリエーテル基の中で与えられた定義の範囲内で異なっていてもよく;
m及びm’は、互いに独立して2〜12の整数であり;
n及びn’は、互いに独立して1〜24の整数であり;
o及びo’は、互いに独立して0〜23の整数であり;
nとoの合計は、2mの値に相当し;
RHは一般式−CpH2p−の基であって、符号pは、1つのポリエーテル基の中で与えられた定義の範囲内で異なっていてもよく;
R’Hは一般式−CqH2q−の基であって、符号qは、1つのポリエーテル基の中で与えられた定義の範囲内で異なっていてもよく;
pは2〜12、好ましくは2〜4の整数であり;
qは2〜12、好ましくは2〜4の整数であり;
aは1〜100、好ましくは2〜50の整数であり;
dは1〜100、好ましくは2〜50の整数であり;そして、
eは1〜100、好ましくは2〜50の整数である。
paとqaの合計が、少なくとも1であるという条件下で、
paは0〜12の整数であり、そして、
qaは0〜20の整数である。
IGはイオン性基である。
IGはイオン性基、好ましくは、カルボン酸、スルホン酸、硫酸、りん酸、ホスホン酸もしくはアンモニウム基又はこれらの基の1つから誘導された塩である。
R103が少なくとも3の炭素原子を有するアルキレン基であって、R102とR103の炭素の合計が少なくとも5であり;
IGはイオン性基、好ましくは、カルボン酸、スルホン酸、硫酸、りん酸、ホスホン酸もしくはアンモニウム基又はこれらの基の1つから誘導された塩である。
R103は上記と同義であり、R104とR103の炭素の合計が少なくとも5であり;
IGはイオン性基、好ましくは、カルボン酸、スルホン酸、硫酸、りん酸、ホスホン酸もしくはアンモニウム基又はこれらの基の1つから誘導された塩である。
R103は上記と同義であり、R105,R106及びR103の炭素の合計が少なくとも7であり;
IGはイオン性基、好ましくは、カルボン酸、スルホン酸、硫酸、りん酸、ホスホン酸もしくはアンモニウム基又はこれらの基の1つから誘導された塩である。
R103は上記と同義であり、R107,R108,R103及びフェニル基の炭素の合計が少なくとも10であり;そして、
IGはイオン性基、好ましくは、カルボン酸、スルホン酸、硫酸、りん酸、ホスホン酸もしくはアンモニウム基又はこれらの基の1つから誘導された塩である。
R110及びR111は、互いに独立して、1〜4の炭素原子を有する部分フッ素化アルキル又はペルフルオロアルキル基を示し;
R112は4価の脂肪族炭化水素基であり;そして、
nは少なくとも1、好ましくは1〜20の整数である。
アルキルフェニルエトキシレート、特に一般式R116−C6H4−O−(CH2−CH2−O)n11−R117(式中、R116はアルキル、特にC6−C12アルキルを示し、R117は水素又は炭素原子が最大4つのアルキルを示し、n11は1〜30の整数である)の化合物、又は、
ポリソルベート、特に一般式Inの化合物、又は、
アルキルポリグルコサイド、特に一般式Ioの化合物を含む。
アルキルベンゼンスルホン酸、特に一般式(R120−C6H4−SO3 −)tMt+(式中、R120はアルキル、特にC4−C18アルキルを示し、Mは水素又はt価の金属イオンであり、tは1、2又は3である)の化合物、又は、
アルキルスルホン酸、特に一般式(R121−SO3 −)tMt+(式中、R121はアルキル、特にC4−C18アルキルを示し、Mは水素又はt価の金属イオンであり、tは1、2又は3である)の化合物、又は、
脂肪族アルコールスルホン酸塩、特に一般式(R121−OSO3 −)tMt+(式中、R121はアルキル、特にC4−C18アルキルを示し、Mは水素又はt価の金属イオンであり、tは1、2又は3である)の化合物、又は、
ジアルキルスルホ琥珀酸、特に一般式(R122−O−CO−CH2−CH(SO3 −)−CO−O−R123)tMt+(式中、R122及びR123は、互いに独立して、アルキル、特にC4−C18アルキルを示し、Mは水素又はt価の金属イオンであり、tは1、2又は3である)の化合物を含む。
第4級アンモニウムエステル化合物、特に一般式(R128R129N(R130−COOR131)2)t +Ant−(式中、R128及びR129は、互いに独立して、水素、アルキル又はアリールを示し、これらのうち少なくとも1つは長鎖アルキル、特にC6−C18アルキルであり、R130はアルキレン基、特に2〜4の炭素原子を有するアルキレン基であり、R131はアルキル又はアリール、好ましくはC1−C6アルキルを示し、Anはt価の陰イオン、好ましくはハロゲン化物アニオンであり、tは1、2又は3である)の化合物を含む。
スルタイン、特に一般式(R137CO−NH−R138−N+R139R140−R141−SO3 −)(式中、R137,R139及びR140は、互いに独立して、アルキル又はアリール、特にC1−C6アルキルを示し、R138及びR141はアルキレンであって、これらのうちの1つは任意にヒドロキシル基で置換されており、特にC1−C4アルキレンである)の化合物を含む。
a、b、c及びwは、互いに独立して、0〜100、好ましくは0〜75、特に好ましくは0〜35、そして最も好ましくは0〜15の整数であり;
vは、1〜100、好ましくは1〜15、そして最も好ましくは1〜6の整数であり;
a、b及びcの合計は、1〜300、好ましくは1〜50、特に好ましくは1〜10、そして最も好ましくは1〜3であり;
vとwの合計は、1〜200、好ましくは2〜90であり;
uは、0又は1であり;
dは、1〜10、好ましくは1〜6、特に好ましくは1〜3の整数であり;
Jは、水素又はフッ素、好ましくは水素であり;
eは0又は1であり;
fとhは、互いに独立して2〜6の整数であり;
gとiは、互いに独立して、0〜30、好ましくは0〜15の整数であって、gとiの合計は、1〜60、好ましくは2〜30、特に好ましくは2〜15であり;
R11は、水素、アルキル、アルケニル又はアリールであって、任意に部分又は全フッ素化されており、好ましくは水素又はメチルであり;
R12,R13,R14,R15,R16及びR17は、互いに独立して、水素、アルキル、アルキルオキシ、アルケニル、アルケニルオキシ、アルキニル、アルキニルオキシ、アリール、アリールオキシ、アラルキル、アラルキルオキシ、アルキルアリール及び/又はアルキルアリールオキシであって、任意に部分又は全フッ素化されており、好ましくはアルキル又はアルケニル、特にC1−C6アルキルを示し;
kとqは、互いに独立して0又は1であり;
A1は炭素又はケイ素であり;
A2、A3及びA4は、互いに独立してCdJ2d基(J及びdは、上記定義と同義である)であり;
j、p及びlは、互いに独立して0又は1であり;
A5は2価の架橋基、特に−O−,−CO−O−又は−CO−であり;
R18は、水素、アルキル、アルケニル又はアリールであって、任意に部分又は全フッ素化されており、好ましくは水素又はメチルであり;
R20,R21,R22及びR23は、互いに独立して、水素、アルキル、アルキルオキシ、アルケニル、アルケニルオキシ、アルキニル、アルキニルオキシ、アリール、アリールオキシ、アラルキル、アラルキルオキシ、アルキルアリール及び/又はアルキルアリールオキシであって、任意に部分又は全フッ素化されており、好ましくはアルキル又はアルケニル、特にC1−C6アルキルを示し;
BGは2価の架橋基であり;そして、
R19及びR24は、互いに独立して水素、アルキル、アルケニル又はアリールであって、任意に部分又は全フッ素化されており、好ましくは水素又はメチルであり;
R2,R3及びR4の群、及び/又は、R5,R6及びR7の群、及び/又は、R8,R9及びR10の群、及び/又は、R15,R16及びR17の群、及び/又は、R20及びR21の群、及び/又は、R22及びR23の群、及び/又は、R20,R21及びR22の群は、1つのみを水素とすることができるという規定を有し;
fとhは、与えられた定義の範囲内で、1つの分子内で異なる値でもよい。
vは、1〜100の整数であり;
wは、0〜100の整数であり;
dは、1〜10の整数であり;
eは、0又は1であり;
fとhは、互いに独立して、2〜6の整数を示し;
gとiは、互いに独立して0〜30の整数を示し、gとiの合計が1〜60であり;そして、
R11は、水素、アルキル、アルケニル又はアリールである。
vは、1〜100の整数であり;
d、e、f、g、h及びiは、上記の定義と同義であり;
R11は、水素、アルキル、アルケニル又はアリールである。
Rcは、C1−C6アルキル、好ましくはメチル、エチル又はフェニルを示し;そして、
R11は、水素、アルキル、アルケニル又はアリール、好ましくは水素又はメチルである。
Rcは、C1−C6アルキル、好ましくはメチル、エチル又はフェニルであり;そして、
R11は、水素、アルキル、アルケニル又はアリール、好ましくは水素又はメチルである。
Rcは、C1−C6アルキル、好ましくはメチル、エチル又はフェニルであり;そして、
R11は、水素、アルキル、アルケニル又はアリール、好ましくは水素又はメチルである。
R11は、水素、アルキル、アルケニル又はアリール、好ましくは水素又はメチルである。
kとqの合計は、1又は2であり;
A5は−O−,−CO−,−CO−O−,−S−,−NR19−,−CO−NR19−,−SO2−又は−SO2−NR19−基であり;
R19は、水素、アルキル、アルケニル又はアリールであり;
Rcは、C1−C6アルキル、好ましくはメチル、エチル又はフェニルであり;
R18は水素、アルキル、アルケニル又はアリールである。
dは、1〜10の整数であり;
eは、0又は1であり;
gとiは、互いに独立して0〜30の整数であって、gとiの合計は1〜60であり;
BG1は、式−O−、アルキレン、ポリオキシアルキレン、フェニレン、シクロアルキレン、ビシクロアルカジエンジイル及び−C6H5−K−C6H5−の群から選択される架橋基であり;
Kは、直接のC−C結合、−O−、−SO2−、アルキレン又はハロアルキレンであり;そして、
R19とR24は、互いに独立して、水素、アルキル、アルケニル又はアリールを示す。
dは、1〜10の整数であり;
eは、0又は1であり;
gとiは、互いに独立して0〜30の整数であって、gとiの合計は1〜60であり;そして、
R19及びR24は、互いに独立して、水素、アルキル、アルケニル又はアリールを示す。
dは1〜10の整数であり;
j、p、及びlは、0又は1であり;
kとqの合計は、1又は2であり;
A5は、−O−,−CO−O−,−S−,−NR19−,−CO−NR19−,−SO2−又は−SO2−NR19−基であり;
R19は、水素、アルキル、アルケニル又はアリールであり;
RcはC1−C6アルキル、好ましくはメチル、エチル又はフェニルであり;
R18は水素、アルキル、アルケニル又はアリールである。
Rcは、C1−C6アルキル、好ましくはメチル、エチル又はフェニルを示し;
R11は水素、アルキル、アルケニル又はアリール、好ましくは水素又はメチルを示す。
dは1〜10の整数であり;
eは、0又は1あり;
gとiは、互いに独立して0〜30の整数を示し、gとiの合計が1〜60であり;
BGは、式−O−、アルキレン、ポリオキシアルキレン、フェニレン、シクロアルキレン、ビシクロアルカジエンジイル、及び−C6H5−K−C6H5−の群から選択される架橋基であって;
Kは、直接のC−C結合、−O−、−SO2−、アルキレン又はハロアルキレンであり;そして、
R19とR24は、互いに独立して、水素、アルキル、アルケニル又はアリールを示す。
dは1〜10の整数であり;
eは、0又は1あり;
gとiは、互いに独立して0〜30の整数を示し、gとiの合計が1〜60であり;
R19とR24は、互いに独立して、水素、アルキル、アルケニル又はアリールを示す。
n1は1〜5の整数、好ましくは1、2又は3、特に1であり;
Aは一般式Z−(O−(Cn2H2n2−O)m1−)n1+1の基であり;
Zは、n1価の炭化水素基、好ましくは2価、3価、4価、5価又は6価の脂肪族アルコールからの誘導基、特にアルキレングリコール、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール又はソルビトールからの誘導s基であり;
n2が2〜8までの整数、好ましくは2〜4であり;そして、
m1は、1〜35000、好ましくは50〜1500の整数であって、n2とm1は、与えられた定義の範囲内で、ひとつの分子内で異なっていてもよい。
m9は、3〜70000、好ましくは10〜2500の整数であって、n2とm9は、与えられた定義の範囲内で、1つの分子内で異なっていてもよく;そして、
R31及びR32は、互いに独立して、水素、C1−C6アルキル、特に水素、及び/又は、メチル、エチル又はプロピルを示す。
(a)成分Aが、少なくとも2つのエチレン性不飽和基を有する有機ポリシロキサンとヒドロシリル化触媒を含み;
(b)成分Bが、有機水素ポリシロキサンを含み;そして、
(c)成分A及び/又はBの少なくとも1つが、(a)〜(h)群のフッ素化界面活性剤、シリコン含有非イオン性界面活性剤と、任意に追加のフッ素化界面活性剤を含む。
高分子鎖内のそれぞれのR基は、互いに独立して、任意に置換されたアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、及び/又は、アラルキルを示し、m2は10〜6000、好ましくは20〜2000の整数である。
R35〜R40は、互いに独立して、水素、アルキル、シクロアルキル、アリール又はアラルキルを示し、これらの基の少なくとも2つが水素を示し、且つ、R35とR36、又は、R37とR38、又は、R39とR40の群では、1つのみが水素であり;
c、d、及びeは、互いに独立して0〜100の整数であって、c、d、及びeの合計は2〜300であり;
n3は0〜3の整数であり;
qとpは、互いに独立して、0以上の実数であって、qとpの合計が1であり;そして、
n4は1〜5の整数、好ましくは1又は2である。
(d)成分Cが、少なくとも2つのヒドロキシル基を有する有機ポリシロキサンを含み;
(e)成分Dが、珪酸エステル、ポリ珪酸エステル及び/又は少なくとも2つのアルコキシ基を有する有機ポリシロキサンと、縮合触媒とを含み;そして、
(f)成分C及び/又はDの少なくとも1つが、(a)〜(h)群のフッ素化界面活性剤、シリコン含有非イオン性界面活性剤と、任意に追加のフッ素化界面活性剤を含む。
一般式XVIIIもしくはXIXの高分子鎖内、又は一般式XXの化合物内のそれぞれのR基は、互いに独立して、任意に置換されたアルキル、シクロアルキル、アリール、及び/又は、アラルキルを示し;
一般式XIXの化合物内のそれぞれのR’基は、互いに独立して、Rにおける定義と同義であり、好ましくはアルキルであり;
zは0〜2の整数であり;s
n1は1〜100、好ましくは50〜70の整数であり;そして、
mは1〜3の整数である。
(g)成分Eが、架橋触媒を含み;
(h)成分Fが、アルケニル基を有する架橋性ポリエーテルと有機水素ポリシロキサン、及び/又は、SiHポリエーテルを含み;そして、
(i)成分E及び/又はFの少なくとも1つが、(a)〜(h)群のフッ素化界面活性剤、シリコン含有非イオン性界面活性剤と、任意に追加のフッ素化界面活性剤を含む。
Rは、一般式XIV又はXVの化合物における定義と同義であり、異なる基Rは与えられた定義の範囲内で、ひとつの分子内で異なっていても良く、特にアルキル基、好ましくはメチルを示し;そして、
R35〜R40とn4とは、一般式XVIeの基における上記定義と同義である。
(j)成分Gが、アルコキシシリル基を有する架橋性ポリエーテルを含み;
(k)成分Hが、水を含み;そして、
(l)成分G及び/又はHの少なくとも1つが、触媒、及び、(a)〜(h)群のフッ素化界面活性剤、シリコン含有非イオン性界面活性剤と、任意に追加のフッ素化界面活性剤を含む。
BG2は、共有結合又は−O−を含まない架橋基を表し;
n5は0〜2の整数を表し;
Rは一般式XIV又はXVの化合物で定義された意味を有し、ひとつの分子内の異なる基R、Br、及び異なる符号n5は与えられた定義の範囲内で異なる意味を有することができ、Rは特にアルキル基、好ましくはメチルを示し、BG2は特に共有結合又は架橋基−O−CO−NH−R´−であり、R’はケイ素原子に結合し、アルキル基、好ましくはメチル、エチル又はプロピルを示す。
(m)成分Iが、アジリジノ基又はアルコキシシリル基を有する架橋性ポリエーテル又は開環メタセシス反応による架橋性基を有するポリエーテルを含み;
(n)成分Jが、触媒を含み;そして、
(o)成分I及び/又はJの少なくとも1つが、(a)〜(h)群のフッ素化界面活性剤、シリコン含有非イオン性界面活性剤と、任意に別のフッ素化界面活性剤を含む。
Rは、一般式XIV又はXVの化合物で定義された意味を有し、分子内の異なる基Rは与えられた定義の範囲内で異なった意味を有することができ、Rは特にアルキル基、好ましくはメチルを示す。
R50はエチレン性不飽和基、好ましくはアルキレン基であり、ひとつの分子内のR50基は与えられた定義の範囲内で異なってもよい。
(p)成分Kが、ROMPによって架橋できる基を有するポリエーテル、ポリシロキサン及び/又は合成ゴムを含み;
(q)成分Lが、ROMP架橋触媒を含み;そして、
(r)成分K及び/又はLの少なくとも1つが、(a)〜(h)群のフッ素化界面活性剤と、任意に別のフッ素化界面活性剤、及び/又は、任意にシリコン含有非イオン性界面活性剤を含む。
m5は、10〜60000、好ましくは20〜2000の整数であり;
m6は、0〜100、好ましくは0〜10の整数であり;
BGは、架橋基であり;
MTは、ROMPを用いる架橋性基であり;そして、
MT、B2及びR基と、符号m5及び/又はn6は与えられた定義の範囲内でひとつの分子内で異なることができる。
n6は、4〜8、好ましくは2〜4の整数であり;
m6は、2〜70000、好ましくは10〜2500の整数であり;
m7は、0〜70000、好ましくは、10〜2500の整数であり;
m6とm7の合計は、3〜70000、好ましくは10〜2500であり;
BG3は架橋基であり;
MTは、ROMPを用いる架橋性基であり;そして、
MT及びBG3基と、符号n6、m6及び/又はm7は、与えられた定義の範囲内で、ひとつの分子内で異なることができる。
MTは、ROMPを用いる架橋性基であり;そして、
m8は、1500〜30000、好ましくは20〜500の整数である。
(a)25〜85wt%:少なくとも2つのアルケニル基を有するオルガノポリジアルキルシロキサン;
(b)1〜70wt%:SiH含有量が0.1〜15.0mmol/gの有機水素ポリシロキサン;
(c)0.0001〜2wt%:ヒドロシリル化触媒、特に、第8族の遷移金属の塩、錯体又はコロイド;
(d)0〜90wt%:BET表面積が50m2/g未満の非補強充填剤;
(e)0.1〜50wt%:BET表面積が50m2/g以上の補強充填剤;
(f)0〜20wt%:可塑剤、染料、安定化剤、阻害剤、アルキル基で覆われた脂肪族アルコールエトキシレートなどの添加剤及び補助剤;
(g)0.01〜5.0wt%:シロキサン部分構造に3〜7のケイ素原子を有する非イオン性ポリエーテルシロキサン界面活性剤、及び/又は、カルボシラン部分構造に1〜7のケイ素原子を有し、アルキレンオキシド含量が1〜20単位である非イオン性ポリエーテルカルボシラン界面活性剤;及び、
(h)0.001〜5.0wt%:(a)〜(h)群から選択される上記フッ素化界面活性剤であって、界面活性剤(g)と(h)の比が、好ましくは100:1〜1:100、より好ましくは50:1〜1:50、特に好ましくは10:1〜1:10、最も好ましくは5:1〜1:5のもの。
(a)10〜80wt%:少なくとも2つのアルケニル基を有するオルガノポリジアルキルシロキサン;
(c)0.0001〜2wt%:ヒドロシリル化触媒、特に、第8族の遷移金属の塩、錯体又はコロイド;
(d)0〜90wt%:BET表面積が50m2/g未満の非補強充填剤;
(e)0.1〜50wt%:BET表面積が50m2/g以上の補強充填剤;
(f)0〜20wt%:可塑剤、染料、安定化剤及び/又は阻害剤などの添加剤及び補助剤;及び、
(j)0.001〜5.0wt%:アルキル、アリール、アラルキル基で覆われた非イオン性界面活性剤、好ましくはアルキル基で覆われた脂肪族アルコールエトキシレート、シリコーン界面活性剤、ポリエーテルカルボシラン、カルボシラン界面活性剤、及びフッ素化界面活性剤、特に好ましくはアルキル基で覆われた脂肪族アルコールエトキシレート。
また、Bは以下を含む。
(a)0.1〜70wt%:少なくとも2つのアルケニル基を有するオルガノポリジアルキルシロキサン;
(b)1.2〜80wt%:SiH含有量が0.1〜15.0mmol/gの有機水素ポリシロキサン;
(d)0〜90wt%:BET表面積が50m2/g未満の非補強充填剤;
(e)0.1〜50wt%:BET表面積が50m2/g以上の補強充填剤;
(f)0〜20wt%:可塑剤、染料、安定化剤及び/又は阻害剤などの添加剤及び補助剤;
(g)0.01〜10.0wt%:シロキサン部分構造に3〜7のケイ素原子を有する非イオン性ポリエーテルシロキサン界面活性剤、及び/又は、カルボシラン部分構造に1〜7のケイ素原子を有し、アルキレンオキシド含量が1〜20単位である非イオン性ポリエーテルカルボシラン界面活性剤;
(h)0.001〜10.0wt%:(a)〜(h)群から選択される上記フッ素化界面活性剤であって、界面活性剤(g)と(h)の比が、好ましくは25:1〜1:25、より好ましくは20:1〜1:5、特に好ましくは10:1〜1:5、最も好ましくは5:1〜1:3のもの;及び、
(i)0.5〜50wt%:分岐鎖もしくは直鎖のアルキル、アルキニル及び/又はアルケニル及び/又はヒドロキシ末端の(ポリ)アルキレンエーテル及び/又はこれらの混合物。オルガノポリシロキサン(a)とポリエーテル(i)の質量比は、1:50〜50:1、好ましくは10:1〜1:10、特に好ましくは4:1〜1:5である。
(a)10〜80wt%:少なくとも2つのアルケニル基を有するオルガノポリジアルキルシロキサン;
(c)0.0001〜2wt%:ヒドロシリル化触媒、特に、第8族の遷移金属の塩、錯体又はコロイド;
(d)0〜90wt%:BET表面積が50m2/g未満の非補強充填剤;
(e)0.1〜50wt%:BET表面積が50m2/g以上の補強充填剤;
(f)0〜20wt%:可塑剤、染料、安定化剤及び/又は阻害剤などの添加剤及び補助剤;及び、
(j)0.001〜5.0wt%:アルキル、アリール、アラルキル基で覆われた非イオン性界面活性剤、好ましくはアルキル基で覆われた脂肪族アルコールエトキシレート、シリコーン界面活性剤、ポリエーテルカルボシラン、カルボシラン界面活性剤、及びフッ素化界面活性剤、特に好ましくはアルキル基で覆われた脂肪族アルコールエトキシレート。
また、Bは以下を含む。
(a)0.1〜70wt%:少なくとも2つのアルケニル基を有するオルガノポリジアルキルシロキサン;
(b)1.2〜80wt%:SiH含有量が0.1〜15.0mmol/gの有機水素ポリシロキサン;
(d)0〜90wt%:BET表面積が50m2/g未満の非補強充填剤;
(e)0.1〜50wt%:BET表面積が50m2/g以上の補強充填剤;
(f)0〜20wt%:可塑剤、染料、安定化剤及び/又は阻害剤などの添加剤及び補助剤;
(g)0.01〜10.0wt%:シロキサン部分構造に3〜7のケイ素原子を有する非イオン性ポリエーテルシロキサン界面活性剤、及び/又は、カルボシラン部分構造に1〜7のケイ素原子を有し、アルキレンオキシド含量が1〜20単位である非イオン性ポリエーテルカルボシラン界面活性剤;
(h)0.001〜10.0wt%:(a)〜(h)群から選択される上記フッ素化界面活性剤であって、界面活性剤(g)と(h)の比が、好ましくは25:1〜1:25、より好ましくは20:1〜1:5、特に好ましくは10:1〜1:5、最も好ましくは5:1〜1:3のもの;及び、
(k)0.5〜50wt%:ポリオール又はポリオールの混合物。
合成例A1:付加反応によって架橋する2成分のシリコーン歯科用印象材の触媒化合物
合成例B1:縮合反応によって架橋し、本発明の相乗作用を有する界面活性剤混合物を含むシリコーン歯科用印象材の基本化合物
合成例C1:縮合反応によって架橋し、本発明の相乗作用を有する界面活性剤混合物を含むアルコキシシリルポリエーテル歯科用印象材の基本化合物
合成例D1:付加反応によって架橋し、本発明の相乗作用を有する界面活性剤混合物を含むアジリジノポリエーテル歯科用印象材の基本化合物
Claims (44)
- 付加反応によって架橋する有機ポリシロキサン;縮合反応によって架橋する有機ポリシロキサン;アルコキシシリル基を有し縮合反応によって架橋するポリエーテル;アジリジノ基を有し付加反応によって架橋するポリエーテル;アルケニル基を有し付加反応によって架橋するポリエーテル;エチレン性不飽和カルボン酸のエステル基を有しラジカル重合反応によって架橋するポリエーテル;並びに、開環メタセシス反応によって架橋するポリエーテル、シリコーン及びゴムから成る群より選択される硬化性ポリマーと、
さらに下記(a)〜(h)群から選択される少なくとも1種の非イオン性及び/又はイオン性のフッ素化界面活性剤を含む組成物:
(a)少なくとも1つの部分フッ素化もしくは全フッ素化アルキレンオキシド又はポリアルキレンオキシド単位を含むフッ素化界面活性剤;
(b)イオン性基に加えて、5未満の炭素原子を有する部分フッ素化又は全フッ素化アルキル基を有するフッ素化界面活性剤;
(c)イオン性基に加えて、5未満の炭素原子を有する部分フッ素化又は全フッ素化アルコキシアルキレン基を有するフッ素化界面活性剤、
(d)イオン性基に加えて、5未満の炭素原子を有する部分フッ素化アルキル基を有し、フッ素化基としては、ω−モノ−、ジ‐もしくはトリフルオロメチル基、又は、ω−モノ−、ジ‐、トリ‐、テトラ−もしくはペンタフルオロエチル基のみが存在するフッ素化界面活性剤;
(e)イオン性基に加えて、5未満の炭素原子を有する部分フッ素化アルコキシアルキレン基を有し、フッ素化基としては、ω−モノ−、ジ‐もしくはトリフルオロメトキシ基、又は、ω−モノ−、ジ‐、トリ‐、テトラ−もしくはペンタフルオロエトキシ基のみが存在するフッ素化界面活性剤;
(f)イオン性基に加えて、7未満の炭素原子を有する部分フッ素化ω−(N,N−ジペル−、もしくは、部分フルオロメチル、もしくは、エチルアミノ)アルキレン基、又は、7未満の炭素原子を有する部分フッ素化ω−(N,N−ジペル−、もしくは、部分フルオロメチル、もしくは、エチルアミノ)アルキレンオキシアルキレン基を有し、フッ素化基としては、ω−(N,N−ジペル−、もしくは、部分フルオロメチル、もしくは、エチルアミノ)基のみが存在するフッ素化界面活性剤;
(g)イオン性基に加えて、10未満の炭素原子を有する部分フッ素化ω−(モノ−、もしくは、ジペル−、もしくは、部分フルオロメチル、もしくは、エチルフェノキシ)アルキレン基を有し、フッ素化基としては、ω−(モノ−、もしくは、ジペル−、もしくは、部分フルオロメチル、もしくは、エチルフェノキシ)基のみが存在するフッ素化界面活性剤;及び、
(h)(ポリ)アルキレングリコール主鎖に加えて、側鎖として5未満の炭素原子を有する複数の部分フッ素化又は全フッ素化アルコキシ基を有し、また、少なくとも1つの、シリコン含有基を有する6000g/mol未満の分子量の非イオン性界面活性剤を含むフッ素化界面活性剤。 - (a)群のフッ素化界面活性剤が、少なくとも2つの部分フッ素化又は全フッ素化アルキレンオキシド基を有する非イオン性フッ素化界面活性剤であることを特徴とする請求項1に記載の組成物。
- (a)群のフッ素化界面活性剤が、一般式Iaのブロックを含むブロック共重合体であることを特徴とする請求項1又は2に記載の組成物:
RHは2〜12、好ましくは2〜6の炭素原子を有するアルキレン基を示し、アルキレン基の炭素原子の数は、与えられた定義の範囲内で、ひとつのポリエーテル基の中で異なっていてもよく;
A’は、共有結合又は2価の架橋基であって、C−C及び/又はC−O結合によって[O−RF]と[O−RH]のブロックを結合し;
aは1〜200、好ましくは1〜50、特に1〜20の整数であり;そして、
dは1〜200、好ましくは1〜50、特に1〜10の整数である。 - (a)群のフッ素化界面活性剤が、一般式Ibの化合物を含むことを特徴とする請求項3に記載の組成物:
R1は水素、1〜6の炭素原子を有する部分フッ素化もしくは全フッ素化アルキル基又は1〜6の炭素原子を有するアルキル基、好ましくは、水素、1〜4の炭素原子を有するアルキル基又は1〜4の炭素原子を有する部分フッ素化もしくは全フッ素化アルキル基であり;
RFは、上記定義と同義であり;
RHとR’Hは、互いに独立して、2〜12、好ましくは2〜6の炭素原子を有するアルキレン基を示し、ポリエーテル基の中のアルキレン基の炭素原子の数は与えられた定義の範囲内で異なっていてもよく;
AとA’は、互いに独立して、共有結合又は2価の架橋基であって、C−C及び/又はC−O結合を介して[O−RF]、[O−RH]と[R’H−O]のブロックを結合し;
aは1〜200、好ましくは2〜50の整数を示し;
bは0〜100、好ましくは2〜50の整数を示し;
cは0〜100、好ましくは2〜50の整数を示し;そして、
Bは水素、アルキル、部分フッ素化アルキル又は全フッ素化アルキル基を示す。 - 前記フッ素化界面活性剤が、一般式Ic又はIdのブロック共重合体であることを特徴とする請求項3に記載の組成物:
AとA’は、互いに独立して、共有結合又は2価の架橋基を示し、C−C及び/又はC−O結合を介して[O−RF]、[O−RH]と[O−R’H]のブロックを結合し;
BとB’は、互いに独立して、水素、1〜6の炭素原子を有する部分フッ素化もしくは全フッ素化アルキル基又は1〜6の炭素原子を有するアルキル基を示し;
RFは一般式−CmFnHo−の基を示し、符号m,n及びoは、1つのポリエーテル基の中で与えられた定義の範囲内で異なっていてもよく;
R’Fは一般式−Cm’Fn’Ho’−の基であって、符号m,n及びoは、1つのポリエーテル基の中で与えられた定義の範囲内で異なっていてもよく;
m及びm’は、互いに独立して2〜12の整数であり;
n及びn’は、互いに独立して1〜24の整数であり;
o及びo’は、互いに独立して0〜23の整数であり;
nとoの合計は、2mの値に相当し;
RHは一般式−CpH2p−の基であって、符号pは、1つのポリエーテル基の中で与えられた定義の範囲内で異なっていてもよく;
R’Hは一般式−CqH2q−の基であって、符号qは、1つのポリエーテル基の中で与えられた定義の範囲内で異なっていてもよく;
pは2〜12、好ましくは2〜4の整数であり;
qは2〜12、好ましくは2〜4の整数であり;
aは1〜100、好ましくは2〜50の整数であり;
dは1〜100、好ましくは2〜50の整数であり;そして、
eは1〜100、好ましくは2〜50の整数である。 - (a)〜(h)群のフッ素化界面活性剤に加えて、さらに、他の、イオン性及び/又は非イオン性及び/又は両性のフッ素化界面活性剤を含むことを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項に記載の組成物。
- シリコン含有非イオン性界面活性剤が、分子量が4000g/mol未満、特に350g/mol〜2000g/molの(ポリ)アルキレンオキシド基を少なくとも1つ含むことを特徴とする請求項1〜14のいずれか1項に記載の組成物。
- シリコン含有非イオン性界面活性剤が、一般式II及び/又はIIIのオルガノシロキサン界面活性剤、又は、一般式IV,V及び/又はVIの有機カルボシラン界面活性剤であることを特徴とする請求項1〜15のいずれか1項に記載の組成物:
a、b、c及びwは、互いに独立して、0〜100、好ましくは0〜75、特に好ましくは0〜35、最も好ましくは0〜15の整数であり;
vは、1〜100、好ましくは1〜15、最も好ましくは1〜6の整数であり;
a、b及びcの合計は、1〜300、好ましくは1〜50、特に好ましくは1〜10、最も好ましくは1〜3であり;
vとwの合計は、1〜200、好ましくは2〜90であり;
uは、0又は1であり;
dは、1〜10、好ましくは1〜6、特に好ましくは1〜3の整数であり;
jは、水素又はフッ素、好ましくは水素であり;
eは0又は1であり;
fとhは、互いに独立して2〜6の整数であり;
gとiは、互いに独立して、0〜30、好ましくは0〜15の整数であって、gとiの合計は、1〜60、好ましくは2〜30、特に好ましくは2〜15であり;
R11は、水素、アルキル、アルケニル又はアリールであって、任意に部分又は全フッ素化されており、好ましくは水素又はメチルであり;
R12,R13,R14,R15,R16及びR17は、互いに独立して、水素、アルキル、アルキルオキシ、アルケニル、アルケニルオキシ、アルキニル、アルキニルオキシ、アリール、アリールオキシ、アラルキル、アラルキルオキシ、アルキルアリール及び/又はアルキルアリールオキシであって、任意に部分又は全フッ素化されており、好ましくはアルキル又はアルケニル、特に好ましくはC1−C6アルキルを示し;
kとqは、互いに独立して0又は1であり;
A1は炭素又はケイ素であり;
A2、A3及びA4は、互いに独立してCdJ2d基であって、J及びdは、上記の意味を有し;
j、p及びlは、互いに独立して0又は1であり;
A5は2価の架橋基、特に−O−,−CO−O−又は−CO−であり;
R18は、水素、アルキル、アルケニル又はアリールであって、任意に部分又は全フッ素化されており、好ましくは水素又はメチルであり;
R20,R21,R22及びR23は、互いに独立して、水素、アルキル、アルキルオキシ、アルケニル、アルケニルオキシ、アルキニル、アルキニルオキシ、アリール、アリールオキシ、アラルキル、アラルキルオキシ、アルキルアリール及び/又はアルキルアリールオキシであって、任意に部分又は全フッ素化されており、好ましくはアルキル又はアルケニル、特にC1−C6アルキルを示し;
BGは2価の架橋基であり;そして、
R19及びR24は、互いに独立して水素、アルキル、アルケニル又はアリールであって、任意に部分又は全フッ素化されており、好ましくは水素又はメチルであり;
R2,R3及びR4の群、及び/又は、R5,R6及びR7の群、及び/又は、R8,R9及びR10の群、及び/又は、R15,R16及びR17の群、及び/又は、R20及びR21の群、及び/又は、R22及びR23の群、及び/又は、R20,R21及びR22の群は、1つのみを水素とすることができるという規定を有し;
fとhは、与えられた定義の範囲内で、1つの分子内で異なる値でもよい。 - 少なくとも1つの(a)〜(h)群のフッ素化界面活性剤に加えて、さらに、追加成分として、アルケニル基及び/又はアルキニル基含有ポリエーテル、及び/又は、ヒドロキシル−及び/又はアリールオキシ−及び/又はアリールアルコキシ−及び/又はアルコキシ−末端ポリエーテルを含むことを特徴とする請求項1〜17のいずれか1項に記載の組成物。
- 少なくとも1つの(a)〜(h)群のフッ素化界面活性剤に加えて、さらに、追加成分として、ポリオールを含むことを特徴とする請求項1〜18のいずれか1項に記載の組成物。
- 追加成分として、アルケニル基及び/又はアルキニル基含有ポリエーテル、及び/又は、アリールオキシ−及び/又はアリールアルキルオキシ−及び/又はヒドロキシル−及び/又はアルコキシ−末端ポリエーテルを含むことを特徴とする請求項19のいずれか1項に記載の組成物。
- 前記ポリオールが、炭水化物、ポリビニルアルコール、脂肪族ジオール、トリオール、テトラオール、ペンタオール及び/又はヘキサオール及びこれらのポリオール2種以上の混合物の群より選択されることを特徴とする請求項19又は20に記載の組成物。
- 前記ポリオールが、ポリビニルアルコール、多糖、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール、ジペンタエリスリトール、グリセロール、アリルオキシ−1,2−プロパンジオール、2−メチル−2,4−ペンタンジオール、トリメチロールプロパンアリルエーテル、デカンジオール、ノナンジオール、オクタンジオール、ヘプタンジオール、ヘキサンジオール、ペンタンジオール、ブタンジオール、プロパンジオール、エタンジオール、フラクトース、ブドウ糖、及びこれらのポリオール2種以上の混合物の群より選択され、特にグリセロールであることを特徴とする請求項19に記載の組成物。
- 他のフッ素化界面活性剤に対する(a)〜(h)群のフッ素化界面活性剤の質量比が、100:1〜1:100、好ましくは、50:1〜1:50、より好ましくは、10:1〜1:10、特に好ましくは、4:1〜1:5であることを特徴とする請求項14に記載の組成物。
- (a)〜(h)群から選ばれるフッ素化界面活性剤に対するシリコン含有界面活性剤の質量比は、100:1〜1:100、好ましくは、50:1〜1:50、より好ましくは、10:1〜1:10、特に好ましくは、4:1〜1:5であることを特徴とする請求項1〜17のいずれか1項に記載の組成物。
- 付加反応によって架橋する有機ポリシロキサン多成分歯科用印象化合物であって、成分AとBを含むことを特徴とする請求項1〜25のいずれか1項に記載の組成物:
ここで、
(a)成分Aは、少なくとも2つのエチレン性不飽和基を有する有機ポリシロキサンとヒドロシリル化触媒を含み;
(b)成分Bは、有機水素ポリシロキサンを含み;そして、
(c)成分A及び/又はBの少なくとも1つが、(a)〜(h)群から選択される1種のフッ素化界面活性剤及びシリコン含有非イオン性界面活性剤を含む。 - 縮合反応によって架橋する有機ポリシロキサン多成分歯科用印象化合物であって、成分CとDを含むことを特徴とする請求項1〜25のいずれか1項に記載の組成物:
ここで、
(i)成分Cは、少なくとも2つのヒドロキシル基を有する有機ポリシロキサンを含み;
(j)成分Dは、珪酸エステル、ポリ珪酸エステル及び/又は少なくとも2つのアルコキシ基を有する有機ポリシロキサンと、縮合触媒とを含み;そして、
(k)成分C及び/又はDの少なくとも1つが、(a)〜(h)群のフッ素化界面活性剤及びシリコン含有非イオン性界面活性剤を含む。 - 付加反応によって架橋するポリエーテル多成分歯科印象化合物であって、アルケニル基と成分EとFを含むことを特徴とする請求項1〜25のいずれか1項に記載の組成物:
ここで、
(l)成分Eは、架橋触媒を含み;
(m)成分Fは、アルケニル基を有する架橋性ポリエーテルと有機水素ポリシロキサン、及び/又は、SiHポリエーテルを含み;そして、
(n)成分E及び/又はFの少なくとも1つが、(a)〜(h)群のフッ素化界面活性剤及びシリコン含有非イオン性界面活性剤を含む。 - ポリエーテル多成分歯科印象化合物であって、アルコキシシリル基と成分GとHを含むことを特徴とする請求項1〜25のいずれか1項に記載の組成物:
ここで、
(o)成分Gは、アルコキシシリル基を有する架橋性ポリエーテルを含み;
(p)成分Hは、水を含み;そして、
(q)成分G及び/又はHの少なくとも1つが、触媒、及び、(a)〜(h)群のフッ素化界面活性剤及びシリコン含有基を有する非イオン性界面活性剤を含む。 - 多成分歯科印象化合物であって、成分IとJを含むことを特徴とする請求項1〜25のいずれか1項に記載の組成物:
ここで、
(r)成分Iが、アジリジノ基又はアルコキシシリル基を有する架橋性ポリエーテル又は開環メタセシス反応による架橋性基を有するポリエーテルを含み;
(s)成分Jが、触媒を含み;そして、
(t)成分I及び/又はJの少なくとも1つが、(a)〜(h)群のフッ素化界面活性剤及びシリコン含有基を有する非イオン性界面活性剤を含む。 - アクリル酸及び/又はメタクリル酸の誘導基を有する架橋性ポリアルキレンエーテル、化学的又は放射線活性化開始剤、及び(a)〜(h)群の1種のフッ素化界面活性剤及びシリコン含有基を有する非イオン性界面活性剤を含むことを特徴とする請求項1〜25のいずれか1項に記載の組成物。
- ポリエーテル多成分歯科印象化合物であって、、開環メタセシス重合(ROMP)によって架橋できる基を含むポリエーテル、ポリシロキサン及び/又は合成ゴムと、成分KとLとを含むことを特徴とする請求項1〜25のいずれか1項に記載の組成物:
ここで、
(u)成分Kは、ROMPによって架橋できる基を有するポリエーテル、ポリシロキサン及び/又は合成ゴムを含み;
(v)成分Lは、ROMP架橋触媒を含み;そして、
(w)成分K及び/又はLの少なくとも1つが、(a)〜(h)群のフッ素化界面活性剤及びシリコン含有基を有する非イオン性界面活性剤を含む。 - フィラーを含有し、該フィラーの全組成物を基準とした総量が、好ましくは0.01〜80wt%、特に好ましくは0.05〜75wt%、最も好ましくは0.1〜70wt%であることを特徴とする請求項1〜32のいずれか1項に記載の組成物。
- 以下の添加物の1つ以上を含むことを特徴とする請求項1〜33のいずれか1項に記載の組成物:
バッファー塩、水捕捉剤、ペースト形成剤、追加界面活性剤、活性成分、可塑剤、光学スキャンイネーブリング材料、味及び/又は香り物質、診断イネーブリング材料、フッ素添加剤、漂白剤、結合促進剤、染料、指示薬、安定化剤(酸化防止剤)及び抗菌性物質。 - 下記のものを含むことを特徴とする請求項1に記載の組成物。
(a)10〜85wt%:少なくとも2つのアルケニル基を有するオルガノポリジアルキルシロキサン;
(b)1〜70wt%:SiH含有量が0.1〜15.0mmol/gの有機水素ポリシロキサン;
(c)0.0001〜2wt%:ヒドロシリル化触媒、特に、第8族の遷移金属の塩、錯体又はコロイド;
(d)0〜90wt%:BET表面積が50m2/g未満の非補強充填剤;
(e)0.1〜50wt%:BET表面積が50m2/g以上の補強充填剤;
(f)0〜20wt%:可塑剤、染料、安定化剤、阻害剤、アルキル基で覆われた脂肪族アルコールエトキシレートなどの添加剤及び補助剤;
(g)0.01〜10.0wt%:シロキサン部分構造に3〜7のケイ素原子を有する非イオン性ポリエーテルシロキサン界面活性剤、及び/又は、カルボシラン部分構造に1〜7のケイ素原子を有し、アルキレンオキシド含量が1〜20単位である非イオン性ポリエーテルカルボシラン界面活性剤である、少なくとも1の(ポリ)アルキレンオキシド基とシリコン含有基を有し、分子量が6000g/mol未満の非イオン性界面活性剤;及び、
(h)0.001〜10.0wt%:(a)〜(h)群から選択される少なくとも1つのフッ素化界面活性剤であって、界面活性剤(g)と(h)の比が、好ましくは100:1〜1:100、より好ましくは50:1〜1:50、特に好ましくは10:1〜1:10、最も好ましくは5:1〜1:5のもの。 - さらに(i)0.1〜25wt%の分岐鎖もしくは直鎖のアルキル、ヒドロキシ、アルキニル及び/又はアルケニル末端のポリアルキレンエーテル及び/又はこれらの混合物を含み、オルガノポリシロキサン(a)とポリエーテル(i)の質量比が、好ましくは1:1〜80:1、より好ましくは1:1〜60:1、特に好ましくは1:1〜40:1、最も好ましくは1:1〜30:1であることを特徴とする請求項35に記載の組成物。
- 成分AとBを含む2成分の歯科用印象化合物であって、
Aは下記のものを含み、
(a)10〜80wt%:少なくとも2つのアルケニル基を有するオルガノポリジアルキルシロキサン;
(c)0.0001〜2wt%:ヒドロシリル化触媒、特に、第8族の遷移金属の塩、錯体又はコロイド;
(d)0〜90wt%:BET表面積が50m2/g未満の非補強充填剤;
(e)0.1〜50wt%:BET表面積が50m2/g以上の補強充填剤;
(f)0〜20wt%:可塑剤、染料、安定化剤及び/又は阻害剤などの添加剤及び補助剤;及び、
(j)0.001〜5.0wt%:アルキル、アリール、アラルキル基で覆われた非イオン性界面活性剤、好ましくはアルキル基で覆われた脂肪族アルコールエトキシレート、シリコーン界面活性剤、ポリエーテルカルボシラン、カルボシラン界面活性剤、及びフッ素化界面活性剤、特に好ましくはアルキル基で覆われた脂肪族アルコールエトキシレート、
また、Bは下記のものを含むことを特徴とする請求項36に記載の組成物:
(a)0.1〜70wt%:少なくとも2つのアルケニル基を有するオルガノポリジアルキルシロキサン;
(b)1.2〜80wt%:SiH含有量が0.1〜15.0mmol/gの有機水素ポリシロキサン;
(d)0〜90wt%:BET表面積が50m2/g未満の非補強充填剤;
(e)0.1〜50wt%:BET表面積が50m2/g以上の補強充填剤;
(f)0〜20wt%:可塑剤、染料、安定化剤及び/又は阻害剤などの添加剤及び補助剤;
(g)0.01〜10.0wt%:シロキサン部分構造に3〜7のケイ素原子を有する非イオン性ポリエーテルシロキサン界面活性剤、及び/又は、カルボシラン部分構造に1〜7のケイ素原子を有し、アルキレンオキシド含量が1〜20単位である非イオン性ポリエーテルカルボシラン界面活性剤;
(h)0.001〜10.0wt%:(a)〜(h)群から選択される上記フッ素化界面活性剤であって、界面活性剤(g)と(h)の比が、好ましくは25:1〜1:25、より好ましくは20:1〜1:5、特に好ましくは10:1〜1:5、最も好ましくは5:1〜1:3のもの;及び、
(i)0.5〜50wt%:分岐鎖もしくは直鎖のアルキル、アルキニル及び/又はアルケニル及び/又はヒドロキシ末端の(ポリ)アルキレンエーテル及び/又はこれらの混合物であって、オルガノポリシロキサン(a)とポリエーテル(i)の質量比は、1:50〜50:1、好ましくは10:1〜1:10、特に好ましくは4:1〜1:5である。 - 成分AとBを含む2成分の歯科用印象化合物であって、
Aは下記のものを含み、
(b)10〜80wt%:少なくとも2つのアルケニル基を有するオルガノポリジアルキルシロキサン;
(c)0.01〜2wt%:ヒドロシリル化触媒、特に、第8族の遷移金属の塩、錯体又はコロイド;
(d)0〜90wt%:BET表面積が50m2/g未満の非補強充填剤;
(e)0.1〜50wt%:BET表面積が50m2/g以上の補強充填剤;
(f)0〜20wt%:可塑剤、染料、安定化剤及び/又は阻害剤などの添加剤及び補助剤;及び、
(j)0.001〜5.0wt%:アルキル、アリール、アラルキル基で覆われた非イオン性界面活性剤、好ましくはアルキル基で覆われた脂肪族アルコールエトキシレート、シリコーン界面活性剤、ポリエーテルカルボシラン、カルボシラン界面活性剤、及びフッ素化界面活性剤、特に好ましくはアルキル基で覆われた脂肪族アルコールエトキシレート、
また、Bは下記のものを含むことを特徴とする請求項37に記載の組成物:
(c)0.1〜70wt%:少なくとも2つのアルケニル基を有するオルガノポリジアルキルシロキサン;
(d)1.2〜80wt%:SiH含有量が0.1〜15.0mmol/gの有機水素ポリシロキサン;
(e)0〜90wt%:BET表面積が50m2/g未満の非補強充填剤;
(f)0.1〜50wt%:BET表面積が50m2/g以上の補強充填剤;
(g)0〜20wt%:可塑剤、染料、安定化剤及び/又は阻害剤などの添加剤及び補助剤;
(h)0.01〜10.0wt%:シロキサン部分構造に3〜7のケイ素原子を有する非イオン性ポリエーテルシロキサン界面活性剤、及び/又は、カルボシラン部分構造に1〜7のケイ素原子を有し、アルキレンオキシド含量が1〜20単位である非イオン性ポリエーテルカルボシラン界面活性剤;
(i)0.001〜10.0wt%:(a)〜(h)群から選択される上記フッ素化界面活性剤であって、界面活性剤(g)と(h)の比が、好ましくは25:1〜1:25、より好ましくは20:1〜1:5、特に好ましくは10:1〜1:5、最も好ましくは5:1〜1:3のもの;及び、
(k)0.5〜50wt%:ポリオール又はポリオールの混合物であって、オルガノポリシロキサン(a)とポリオール(k)の質量比は、好ましくは1:50〜50:1、より好ましくは10:1〜1:10、特に好ましくは4:1〜1:5である。 - 混合開始40秒後に測定された、水滴滴下後10秒の初期水滴接触角が低く、10°未満であることを特徴とする請求項1〜38のいずれか1項に記載の組成物。
- 混合開始40秒後の水滴接触角が以下の値になることを特徴とする請求項39に記載の組成物:
滴下後0.25秒のとき、水滴接触角は<75°好ましくは<40°;滴下後0.5秒のとき、水滴接触角は<55°好ましくは<30°;滴下後1秒のとき、水滴接触角は<35°好ましくは<25°;滴下後2秒のとき、水滴接触角は<20°;そして、滴下後3秒のとき、水滴接触角は<10°である。 - 請求項1〜40のいずれか1項に記載の組成物を混合することで得られる混合物。
- 請求項1〜40のいずれか1項に記載の組成物を硬化することにより得られる硬化した印象材。
- 少なくとも1つの(ポリ)アルキレンオキシド基を有する6000g/mol未満の分子量のシリコン含有非イオン性界面活性剤を少なくとも1種と、任意に別のフッ素化界面活性剤の少なくとも1種を併用した、請求項1に記載の(a)〜(h)群から選択される1種のフッ素化界面活性剤の、歯科用化合物、特に歯科用印象化合物の製造のための使用。
- 請求項1〜33のいずれか1項に記載の組成物の、歯科用化合物、特に歯科用印象化合物の製造のための使用。
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