JP2010265965A - 歯車装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】歯車の回転に伴って抜け止め部材の外れ、焼きつき等による不具合の発生を防止することが可能な歯車装置を提供する。
【解決手段】遊星歯車機構30は、遊星歯車31と、略円筒状のピン32と、ピン32の上端部に取り付けられるフランジ部33と、略円環状のプレート部材34と、を備えている。フランジ部33は、ピン32の上端部から径方向外側に向かって突出するように形成されており、プレート部材34における径方向内側において一部が当接する。プレート部材34は、ピン32が挿通され、遊星歯車31の側面上に載置された状態でフランジ部33によって固定される。
【選択図】図6

Description

本発明は、略円筒状のピンの外周面に沿って歯車が装着され、ピンを中心に歯車を回転させる歯車装置に関する。
減速機等に搭載された遊星歯車機構では、複数の遊星歯車を太陽歯車に噛み合わせ、それぞれの遊星歯車をキャリアを用いて回転可能な状態で支承することで、遊星歯車が自転しながら、太陽歯車を中心として公転する機構が形成される。
例えば、特許文献1には、潤滑油中に浸漬された遊星歯車機構を備えた減速機の構成が開示されている。この遊星歯車機構では、それぞれの遊星歯車が軸受部を介して遊星軸(ピン)の外周面に沿って装填され、遊星軸の上端部分にワッシャー(プレート部材)とこれを固定するC型止め輪(抜け止め部)とを装着して、遊星歯車を遊星軸に固定している。
しかしながら、上記従来の遊星歯車機構では、以下に示すような問題点を有している。
すなわち、上記公報に開示された遊星歯車機構では、遊星歯車をワッシャーとC型止め輪とを用いて遊星軸に固定しているが、歯車の回転に伴ってワッシャーが連れ回りした場合には、ワッシャーとC型止め輪との当接面が全体で互いに接触しながら相対的に回転する。よって、歯車の回転時には、ワッシャーとの相対回転によって、C型止め輪が開いて外れたり、熱変形したりして、外れた部品が不具合を発生させるおそれがある。
本発明の課題は、歯車の回転に伴って抜け止め部材の外れ、焼きつき等による不具合の発生を防止することが可能な歯車装置を提供することにある。
第1の発明に係る歯車装置は、中心部分に開口を有する歯車と、略円筒状のピンと、略円環状のプレート部材と、抜け止め部と、を備えている。略円筒状のピンは、歯車の開口に沿って挿入され、歯車の回転中心となる。略円環状のプレート部材は、歯車の端面上に載置された状態でピンの外周面に沿って装着される。抜け止め部は、プレート部材におけるピンの外周面寄りの対向面の一部分に対して当接するとともに、歯車の端面との間にプレート部材を挟み込むように、ピンの上端部付近に設けられている。
ここでは、歯車の回転軸となるピンの上端部分に歯車を固定するために装着されるプレート部材と抜け止め部との当接部分について、互いの対向面が全体の一部においてのみ接触するように構成されている。
ここで、このような構成の歯車装置では、歯車が回転する際にプレート部材が歯車に連れ回りして、抜け止め部−プレート部材間において摺動して抜け止め部が外れたり、摺動熱によって変形したり、焼きついたりする等の不具合が生じるおそれがある。なお、上記対向面とは、歯車の端面上にセットされたプレート部材と、ピンの上端部に装着された抜け止め部とが互いに対向する面を意味している。
そこで、本発明の歯車装置では、プレート部材と抜け止め部との間における当接部分の面積を低減するために、対向面における径方向内側の一部において当接するような構成を採用している。
これにより、互いの対向面全体が接触した状態で回転する従来の構成と比較して、歯車の回転時に抜け止め部に対して付与される回転モーメントが低減され、抜け止め部の外れや熱変形、焼きつき等の不具合の発生を防止することができる。この結果、抜け止め部によって保持されたプレート部材の脱落による歯車装置のロック等の問題を解消しつつ、潤滑性を向上させることができる。
第2の発明に係る歯車装置は、第1の発明に係る歯車装置であって、プレート部材と抜け止め部とが互いに当接する対向面の一方が他方に対して傾斜する傾斜面を有している。
ここでは、歯車を固定するプレート部材と抜け止め部材との当接部分の形状に関して、一方の面が他方の面に対して傾斜するテーパ状の傾斜面を有している。
これにより、互いの対向面は面全体で当接するのではなく、一部だけで接触する状態とすることができる。よって、プレート部材が歯車と連れ回りする際に、プレート部材と抜け止め部との相対的な回転による抜け止め部にかかる回転力を小さくして、抜け止め部の外れや変形等を防止することができる。
第3の発明に係る歯車装置は、第2の発明に係る歯車装置であって、傾斜面は、抜け止め部側の対向面に形成されている。
ここでは、プレート部材と抜け止め部との対向面の一方に配置される傾斜面が、抜け止め部側の対向面に設けられている。
これにより、抜け止め部とプレート部材とが当接する面積を対向面全体から減らすことで、抜け止め部にかかる負荷を低減して、外れや変形等の不具合の発生を防止することができる。
第4の発明に係る歯車装置は、第2の発明に係る歯車装置であって、傾斜面は、プレート部材側の対向面に形成されている。
ここでは、プレート部材と抜け止め部との対向面の一方に配置される傾斜面が、プレート部材側の対向面に設けられている。
これにより、抜け止め部とプレート部材とが当接する面積を対向面全体から減らすことで、抜け止め部にかかる負荷を低減して、外れや変形等の不具合の発生を防止することができる。
第5の発明に係る歯車装置は、第1の発明に係る歯車装置であって、プレート部材と抜け止め部とが互いに当接する対向面の少なくとも一方が凸部を有している。
ここでは、プレート部材と抜け止め部との対向面が、凸部を介して当接している。
これにより、抜け止め部とプレート部材とが当接する面積を対向面全体から減らすことで、抜け止め部にかかる負荷を低減して、外れや変形等の不具合の発生を防止することができる。
第6の発明に係る歯車装置は、第1から第5の発明のいずれか1つに係る歯車装置であって、プレート部材と抜け止め部とが互いに当接する対向面の少なくとも一方にはオイルが溜まる凹部が形成されている。
ここでは、プレート部材と抜け止め部との対向面における互いに当接する部分に、例えば、凹みや溝状の凹部が形成されている。
ここで、上記凹部は、プレート部材および抜け止め部のいずれか一方、あるいは双方に形成されていてもよい。
これにより、プレート部材と抜け止め部とが互いに当接する面における潤滑性を向上させることができる。
第7の発明に係る歯車装置は、第6の発明に係る歯車装置であって、凹部は、研削時に形成される綾目、旋削溝、ショットピーニング痕の少なくともいずれか1つである。
ここでは、抜け止め部におけるプレート部材に対する対向面に形成される凹部として、研削時に形成される綾目、旋削時に形成される旋削溝、ショットピーニングの加工痕等、あるいはこれらの組合せが用いられる。
これにより、プレート部材と抜け止め部との当接面にオイルが保持される隙間を設けることができ、潤滑性を向上させることができる。
第8の発明に係る歯車装置は、第1から第7の発明のいずれか1つに係る歯車装置であって、抜け止め部は、ピンの上部において径方向外側に突出するように一体成形されたフランジ部である。
ここでは、抜け止め部として、ピンの上部において径方向外側に突出するピン一体型のフランジ部を用いている。
これにより、歯車の回転に伴ってプレート部材が連れ回りした場合でも、抜け止め部が外れたり熱変形したりする不具合の発生を、さらに効果的に防止することができる。
第9の発明に係る歯車装置は、第1から第7の発明のいずれか1つに係る歯車装置であって、抜け止め部は、ピンの上部に弾性変形を利用して装着されるリング部材である。
ここでは、抜け止め部として、C型止め輪等のような弾性変形を利用してピンに対して装着されるリング部材を用いている。
これにより、抜け止め部として、このような一般的なリング部材を用いた場合でも、抜け止め部とプレート部材との間の相対回転時における当接部分の面積を減らすことで、リング部材の外れ、熱変形等の不具合の発生を防止することができる。
第10の発明に係る歯車装置は、第8の発明に係る歯車装置であって、ピンは、フランジ部におけるプレート部材との対向面の部分を含む領域に、熱処理硬化層を有している。
ここでは、ピンのフランジ部におけるプレート部材との対向面を含む領域に、熱処理硬化層を設けている。
ここで、上記熱処理硬化層には、高周波加熱、浸炭、浸炭浸窒等によって処理された硬化層が含まれる。
これにより、プレート部材との当接部分における表面強度を向上させることができる。
第11の発明に係る歯車装置は、第10の発明に係る歯車装置であって、プレート部材は、フランジ部と当接する対向面に、フランジ部とは異質の硬化層を有している。
ここでは、プレート部材における、例えば、高周波加熱や浸炭処理によって表面硬化層が形成されたフランジ部との対向面に、フランジ部側とは異質の表面処理が施された硬化層を設けている。
ここで、上記プレート部材側の硬化層としては、塩浴窒化、ガス軟窒化処理等が施された硬化層が考えられる。これにより、互いに当接する部分において、当接面同士が密着して、歯車の回転時に密着部分が凝着する等の不具合の発生を防止することができる。
第12の発明に係る歯車装置は、中心部分に開口を有する歯車と、略円筒状のピンと、略円環状のプレート部材と、凹部と、を備えている。略円筒状のピンは、歯車の開口に沿って挿入され、歯車の回転中心となるとともに、上端部に径方向外側に向かって突出するフランジ部を有する。略円環状のプレート部材は、歯車の端面上に載置された状態でピンの外周面に沿って装着され、フランジ部によって固定される。凹部は、フランジ部におけるプレート部材との対向面に形成されている。
ここでは、歯車の回転軸となるピンの上端部分に歯車を固定するために装着されるプレート部材と抜け止め部との当接部分において、例えば、凹みや溝状の凹部が形成されている。
ここで、上記凹部は、プレート部材および抜け止め部のいずれか一方、あるいは双方に形成されていてもよい。また、この凹部としては、例えば、研削時に形成される綾目、旋削溝、ショットピーニング痕のいずれか1つを用いることができる。
これにより、プレート部材と抜け止め部とが互いに当接する面に、オイルを保持する隙間を設けることができる。この結果、凹部に保持されたオイルの存在によって、互いの当接面における潤滑性を向上させることができる。
本発明に係る歯車装置によれば、抜け止め部の外れや熱変形、焼きつき等の発生を防止することができる。
本発明の一実施形態に係る遊星歯車機構を含む旋回モータを搭載した油圧ショベルの構成を示す斜視図。 図1の油圧ショベルに搭載された旋回モータ周辺の構成を示す正面図。 図2の旋回モータ内の遊星歯車機構の構成を示す部分断面図。 (a),(b)は、図3の遊星歯車機構に含まれるピンの構成を示す側面図と図中矢印方向から見た平面図。 図3の遊星歯車機構に含まれるピン上端部分における抜け止めのための構成を示す拡大断面図。 (a),(b)は、図3の遊星歯車機構に含まれるプレート部材の構成を示す側断面図、平面図。 図3の遊星歯車機構におけるピンの上端部のフランジ部とプレート部材との位置関係を示す拡大断面図。 本発明の他の実施形態に係る歯車装置の構成を示す断面図。 本発明の他の実施形態に係る歯車装置の構成を示す断面図。 本発明のさらに他の実施形態に係る歯車装置を示す断面図。
本発明の一実施形態に係る歯車装置について、図1〜図7を用いて説明すれば以下の通りである。
[油圧ショベル1全体の構成]
本実施形態に係る油圧ショベル1は、図1に示すように、下部走行体2と、旋回台3と、作業機4と、カウンタウェイト5と、車体部6と、機器室9と、キャブ10と、を備えている。
下部走行体2は、進行方向における左右両端部分に巻き掛けられた履帯Pを回転させることで、油圧ショベル1を前進、後進させるとともに、上面側に旋回台3を旋回可能な状態で搭載している。
旋回台3は、後述する旋回モータ20によって下部走行体2上において任意の方向に旋回可能であって、上面に作業機4と、カウンタウェイト5と、車体部6と、キャブ10とを搭載している。
作業機4は、ブーム11と、ブーム11の先端に取り付けられたアーム12と、アーム12の先端に取り付けられたバケット13とを含むように構成されている。そして、作業機4は、図示しない油圧回路に含まれる各油圧シリンダ11a,12a,13a等によって、ブーム11やアーム12、バケット13等を上下に移動させながら、土木工事の現場において土砂や砂礫等の掘削作業を行う。
カウンタウェイト5は、例えば、鋼板を組み立てて形成した箱の中に屑鉄やコンクリート等を入れて固めたものであって、採掘時等において車体のバランスをとるために旋回台3上における車体部6の後方に設けられている。
車体部6は、図1に示すように、カウンタウェイト5に隣接する位置に配置されており、開閉可能なエンジンフード14によって覆われた点検用の上部開口を有している。そして、車体部6の内部には、下部走行体2や作業機4を駆動するための動力源である図示しないエンジンやクーリングコア、後述する旋回モータ20等が収容されている。
機器室9は、作業機4の後方に配置されており、図示しない燃料タンク、作動油タンクおよび操作弁等を収容する。
キャブ10は、油圧ショベル1のオペレータが乗降する室内空間を有しており、作業機4の先端部を見通せるように、旋回台3上における作業機4の側方となる左側前部に配置されている。
(旋回モータ20)
旋回モータ20は、車体部6の内部であって下部走行体2上に搭載されており、上述した旋回台3を所望の方向へ旋回させる。また、旋回モータ20は、図2に示すように、給油管24が接続されており、減速機21、旋回軸22を介してピニオンギア(図示せず)を回転させることで、下部走行体2上において旋回台3を旋回させる。
また、旋回モータ20は、図2に示すように、減速機21内に遊星歯車機構30を搭載している。なお、この遊星歯車機構30については、後段にて詳述する。
(遊星歯車機構30)
遊星歯車機構(歯車装置)30は、図3に示すように、遊星歯車(歯車)31と、ピン32と、フランジ部(抜け止め部)33と、プレート部材34と、キャリア35と、太陽歯車36と、軸受部37と、を有している。
遊星歯車31は、図3に示すように、中央に形成された開口にピン32が挿通されており、ピン32を回転中心として回転する。また、遊星歯車31は、太陽歯車36を中心として複数設けられている。複数の遊星歯車31は、キャリア35を介して回転可能な状態で互いに接続されており、太陽歯車36の周りを公転するとともに、ピン32を中心として自転する。
ピン32は、図4(a)に示すように、略円筒状の部材であって、内部にオイルが連通する貫通孔32aを有している。ピン32は、後述するフランジ部33における当接面33aを含む領域に表面処理加工が施されており、キャリア35の開口穴に対して圧入されている。ピン32に施される表面処理加工によって、高周波加熱による熱処理硬化層、あるいは浸炭浸窒処理による硬化層が形成される。なお、高周波加熱を行う際には、ピン32の外周面に沿ってコイルを配置して、コイルに電流を流すことで高周波加熱処理を行えばよい。また、ピン32の外周面には、軸受部37およびベアリング保持器38を介して、遊星歯車31が装填されている。
フランジ部33は、図4(a)に示すように、ピン32の上端部にピン32と一体的に設けられた鍔状の部材であって、径方向外側に向かって突出して径大部を構成する。また、フランジ部33は、ピン32が遊星歯車31に挿通された状態でプレート部材34に対して当接する当接面33aを有している。当接面33aは、ピン32の外周面からフランジ部33が突出した部分に形成されるピン32の挿入方向にほぼ垂直な面である。本実施形態では、この当接面33aに、図4(b)に示すように、オイルが溜まりやすくするための凹部33aaが設けられている。凹部33aaは、例えば、ピン32の外周研磨の際に形成される綾目痕や、同心円状あるいは螺旋状の旋削溝、ショットピーニングによる加工痕等が用いられる。この凹部33aaにオイルが保持されることによって、フランジ部33側の当接面33aと、プレート部材34側のテーパ部34aの面との間の潤滑性を向上させることができる。
プレート部材34は、図5、図6(a)および図6(b)に示すように、断面が略L字型の円環状の部材であって、遊星歯車31の側面上に載置された状態で、ピン32に一体成形されたフランジ部33の当接面33aによって保持される。そして、プレート部材34は、フランジ部33の当接面33aに対して当接する円環状のテーパ部(傾斜面)34aを有している。テーパ部34aの傾斜面は、径方向における内側から外側に向かって下方傾斜するように形成されている。このため、フランジ部33側の当接面33aとプレート部材34側のテーパ部34aの面とは、互いに傾いた状態で当接する。よって、両部材の当接部分は、図7に示すように、傾斜角度θがある状態で互いに当接する。この結果、フランジ部33の当接面33aは、プレート部材34のテーパ部34aに対して径方向における最も内側においてのみ円環状に当接する。つまり、フランジ部33とプレート部材34とは、互いに対向する面の一部においてのみ当接する。この結果、遊星歯車31の回転に伴ってプレート部材34が連れ回りした場合でも、ピン32と一体成形されたフランジ部33との当接部分に対して付与される回転摩擦力や回転モーメントを最小限とすることができる。よって、抜け止め部としてのフランジ部33が熱変形する、回転によって外れてしまうことによる、遊星歯車31の回転ロック等の問題の発生を防止することができる。
また、プレート部材34におけるテーパ部34aの面には、上述したピン32と一体成形されたフランジ部33の当接面33aを含む領域に施された表面処理とは異質の表面処理が施されている。具体的には、フランジ部33の当接面33a側に高周波加熱による熱処理硬化層、あるいは浸炭浸窒処理による硬化層等が形成されている場合には、テーパ部34a側には塩浴窒化処理層、あるいはガス軟窒化処理層が形成されていればよい。これにより、互いに当接する面の間において、凝着の発生を回避して、潤滑性を向上させることができる。
キャリア35は、略円盤状の部材であって、複数の遊星歯車31のそれぞれを回転可能な状態で軸支している。
太陽歯車36は、複数の遊星歯車31の中心部に設けられており、それぞれの遊星歯車31に対して噛み合っている。
<遊星歯車機構30の組立て工程>
本実施形態では、上述した遊星歯車機構30の組立てを、以下のような手順で行う。
まず、旋削加工されたピン32に対して、上述した高周波過熱または浸炭浸窒処理を行った後、外周研磨処理を行う。
次に、キャリア35上に、複数の遊星歯車31、プレート部材34をセットする。
次に、キャリア35上にセットされた複数の遊星歯車31、プレート部材34および軸受部37の中央開口部に、フランジ部33が一体成形されたピン32を挿通させながら、キャリア35に形成された開口に対してピン32を圧入固定する。
<特徴>
本実施形態の遊星歯車機構30は、図5に示すように、遊星歯車31と、略円筒状のピン32と、ピン32の上端部に一体的に成形されたフランジ部33と、略円環状のプレート部材34と、を備えている。フランジ部33は、ピン32の上端部から径方向外側に向かって突出するように形成されており、プレート部材34における径方向内側において一部が当接する。プレート部材34は、ピン32が挿通され、遊星歯車31の側面上に載置された状態でフランジ部33によって固定される。
これにより、遊星歯車31の回転軸となるピン32の上端部分に遊星歯車31を固定するために装着されるフランジ部33とプレート部材34との当接部分について、互いの対向面が、径方向内側における全体の一部においてのみ接触させることができる。よって、対向面同士の全体が当接していた従来の構成と比較して、遊星歯車31の回転に伴う回転力や回転モーメントを低減して、焼きつきや熱変形等の不具合の発生を回避して、遊星歯車機構30のロック等の発生を防止することができる。
[他の実施形態]
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(A)
上記実施形態では、本発明に係る抜け止め部として、ピン32の上端部にピン32と一体的に設けられたフランジ部33を用いた例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、図8および図9に示すように、フランジ部のない略円筒状のピン132の上端部に、弾性変形を利用して装着される止め輪133やC型止め輪等を抜け止め部として用いてもよい。
この場合には、組立て工程としては、まず、キャリア35に対してピン132を圧入して固定する。
次に、キャリア35に圧入固定されたピン132に対して、遊星歯車31、プレート部材34をこの順で装填する。
次に、プレート部材34を固定するために、ピン132の上端部付近に止め輪133を装着する。
これにより、遊星歯車31の回転に伴ってプレート部材34が連れ回りした場合でも、プレート部材34側のテーパ部34aが傾斜角度θで止め輪133の当接面に対して傾いているため、止め輪133に対して付与されるプレート部材34の回転力、回転モーメントを、従来よりも小さくすることができる。よって、止め輪133の外れ、熱変形等の不具合の発生を防止できるという、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
(B)
上記実施形態では、プレート部材34とフランジ部33(抜け止め部)との間における当接部分の面積を従来よりも減らすために、当接面の一方(プレート部材34側のテーパ部34a)を他方に対して傾斜させてテーパ状の傾斜面を設けた例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、傾斜面を用いることなく、図10に示すように、プレート部材234側における内周側に、フランジ部33の当接面33aに対して突出する凸部234aを形成して、プレート部材234とフランジ部33(抜け止め部)との対向面同士の当接面積を抑える構成であってもよい。
なお、この凸部は、プレート部材、抜け止め部のいずれか一方、あるいは双方に設けられていればよい。また、凸部は、当接面が平面であってもよいし、曲面であってもよい。
(C)
上記実施形態では、プレート部材34とフランジ部33(抜け止め部)との間における当接部分の面積を従来よりも減らすために、プレート部材34側の当接面をフランジ部33側の当接面に対して傾斜させたテーパ状の傾斜面(テーパ部34a)を設けた例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、反対に、フランジ部側の当接面を傾斜させて、プレート部材側の当接面との当接面積を従来よりも小さくしてもよい。
(D)
上記実施形態では、ピン32に一体成形されたフランジ部33側の当接面33aの表面に、凹部33aaを形成してオイル溜まり部分を設けた例を挙げて説明した。
しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、フランジ部側の当接面に対向するプレート部材側の面に対して、オイル溜まり用の凹部を設けてもよい。あるいは、フランジ部側、プレート部材側の双方の当接面に対してオイル溜まり用の凹部を設けてもよい。
(E)
上記実施形態では、ピン32の表面における所定の領域に、高周波処理または浸炭浸窒処理を施して表面強度を高めた例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、ピンの表面に施される表面処理としては、浸炭処理等の他の処理が採用されてもよい。
(F)
上記実施形態では、プレート部材34側の表面に、ピン32のフランジ部33側に施された表面処理(高周波処理または浸炭浸窒処理)とは異なる処理である塩浴窒化処理、あるいはガス軟窒化処理を施して表面強度を高めた例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、プレート部材34側の表面に施される表面処理としては、上記以外の他の処理が採用されてもよい。
ただし、上記実施形態でも説明したように、互いに当接するピン32(フランジ部33)側とプレート部材34との間の潤滑性を向上させる面では、互いの当接面には異質の表面処理が施されていることが望ましい。
(G)
上記実施形態では、減速機21に搭載された遊星歯車機構30に含まれる歯車装置に対して、本発明を適用した例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、本発明の歯車装置は、遊星歯車機構以外の歯車装置に適用されてもよい。
また、減速機に搭載された歯車機構以外にも、増速機等に搭載された歯車装置に対して、本発明が適用されてもよい。
本発明の歯車装置は、歯車の回転に伴って抜け止め部材が外れる、熱変形する等に起因する不具合の発生を防止することができるという効果を奏することから、各種減速機、増速機等に搭載される歯車装置に対して広く適用可能である。
1 油圧ショベル
2 下部走行体
3 旋回台
4 作業機
5 カウンタウェイト
6 車体部
9 機器室
10 キャブ
11 ブーム
11a 油圧シリンダ
12 アーム
12a 油圧シリンダ
13 バケット
13a 油圧シリンダ
14 エンジンフード
20 旋回モータ
21 減速機
22 旋回軸
24 給油管
30 遊星歯車機構(歯車装置)
31 遊星歯車(歯車)
32 ピン
32a 貫通孔
33 フランジ部(抜け止め部)
33a 当接面
33aa 凹部
34 プレート部材
34a テーパ部(傾斜面)
35 キャリア
36 太陽歯車
37 軸受部
38 ベアリング保持器
132 ピン
133 止め輪(抜け止め部)
234 プレート部材
234a 凸部
特開2009−79627号公報(平成21年4月16日公開)

Claims (12)

  1. 中心部分に開口を有する歯車と、
    前記歯車の前記開口に沿って挿入され、前記歯車の回転中心となる略円筒状のピンと、
    前記歯車の端面上に載置された状態で前記ピンの外周面に沿って装着される略円環状のプレート部材と、
    前記プレート部材における前記ピンの外周面寄りの対向面の一部分に対して当接するとともに、前記歯車の端面との間に前記プレート部材を挟み込むように、前記ピンの上端部付近に設けられている抜け止め部と、
    を備えている歯車装置。
  2. 前記プレート部材と前記抜け止め部とが互いに当接する対向面の一方が他方に対して傾斜する傾斜面を有している、
    請求項1に記載の歯車装置。
  3. 前記傾斜面は、前記抜け止め部側の対向面に形成されている、
    請求項2に記載の歯車装置。
  4. 前記傾斜面は、前記プレート部材側の対向面に形成されている、
    請求項2に記載の歯車装置。
  5. 前記プレート部材と前記抜け止め部とが互いに当接する対向面の少なくとも一方が凸部を有している、
    請求項1に記載の歯車装置。
  6. 前記プレート部材と前記抜け止め部とが互いに当接する対向面の少なくとも一方にはオイルが溜まる凹部が形成されている、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の歯車装置。
  7. 前記凹部は、研削時に形成される綾目、施削溝、ショットピーニング痕の少なくともいずれか1つである、
    請求項6に記載の歯車装置。
  8. 前記抜け止め部は、前記ピンの上部において径方向外側に突出するように一体成形されたフランジ部である、
    請求項1から7のいずれか1項に記載の歯車装置。
  9. 前記抜け止め部は、前記ピンの上部に弾性変形を利用して装着されるリング部材である、
    請求項1から7のいずれか1項に記載の歯車装置。
  10. 前記ピンは、前記フランジ部における前記プレート部材との対向面の部分を含む領域に、熱処理硬化層を有している、
    請求項8に記載の歯車装置。
  11. 前記プレート部材は、前記フランジ部と当接する対向面に、前記フランジ部とは異質の硬化層を有している、
    請求項10に記載の歯車装置。
  12. 中心部分に開口を有する歯車と、
    前記歯車の前記開口に沿って挿入され、前記歯車の回転中心となるとともに、上端部に径方向外側に向かって突出するフランジ部を有する略円筒状のピンと、
    前記歯車の端面上に載置された状態で前記ピンの外周面に沿って装着され、前記フランジ部によって固定される略円環状のプレート部材と、
    前記フランジ部における前記プレート部材との対向面に形成された凹部と、
    を備えている歯車装置。

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