JP2010264809A - 作業車両の変速装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】エンジン3からの動力を伝達する入力軸20と、入力軸20上に配置され、入力軸20から伝達される動力を無段階に変速して出力する無段変速機40と、無段変速機40から出力される動力を順回転方向又は逆回転方向に取り出して出力するリバーサクラッチ装置50と、を、動力を左右の後輪6・6に分配する差動機構90の動力伝達上流側に具備した。
【選択図】図2
Description
後輪6・6は、機体フレーム2の後部(変速装置4)左右にそれぞれ具備される。
前輪5・5及び後輪6・6は、変速装置4により変速された動力により回転駆動される。
座席7bは、オペレータが着座するものである。座席7bは、ハンドル7aの後方に具備される。
変速レバー7cは、変速装置4の変速比を設定することにより、作業車両1の走行速度を設定するものである。変速レバー7cは、座席7bの右側方に具備される。変速レバー7cは、本発明に係る変速比設定手段の実施の一形態である。
エンジン3から入力軸20を介して伝達される動力により、シリンダブロック41が回転する。この際の入力軸20の回転数(シリンダブロック41の回転数)をNinとする。
入力側斜板42bがシリンダブロック41の回転軸(第二入力軸22)の軸線と直交している場合、すなわち、入力側斜板42bの傾斜角度が0の場合、入力側プランジャ42a・42a・・・は往復運動を行わない。従って、油圧ポンプ42から油圧モータ43への作動油の供給が断たれるため、出力側プランジャ43a・43a・・・が往復運動をすることはなく、出力側斜板43bはシリンダブロック41と一体的に回転数Ninで回転する。すなわち、出力軸44は、出力側斜板43b及びシリンダブロック41を介して、入力軸20と一体的に回転数Ninで回転する。
第一前進ギヤ53は、中間ギヤ53aを介して第二出力ギヤ46から伝達される動力により回転駆動される。後進ギヤ54は、第一出力ギヤ45から伝達される動力により回転駆動される。第一前進ギヤ53と第二出力ギヤ46の間に中間ギヤ53aを介することにより、第一前進ギヤ53は、後進ギヤ54の回転方向と逆方向に回転駆動される。
第一前進クラッチ55により、第一前進ギヤ53とクラッチ軸52とが接続された場合、第一前進ギヤ53の動力がクラッチ軸52へと伝達される。この場合にクラッチ軸52へと伝達される動力の回転方向を、作業車両1を前進させるための方向(以下、単に「順回転方向」と記す)とする。
後進クラッチ56により、後進ギヤ54とクラッチ軸52とが接続された場合、後進ギヤ54の動力がクラッチ軸52へと伝達される。この場合にクラッチ軸52へと伝達される動力の回転方向を、作業車両1を後進させるための方向(以下、単に「逆回転方向」と記す)とする。
第二前進ギヤ62は、第一出力ギヤ45から伝達される動力により回転駆動される。第三前進ギヤ63は、中間ギヤ53aを介して第二出力ギヤ46から伝達される動力により回転駆動される。第三前進ギヤ63と第二出力ギヤ46の間に中間ギヤ53aを介することにより、第三前進ギヤ63は、第二前進ギヤ62の回転方向と逆方向に回転駆動される。
キャリヤ71は、エンジン動力出力ギヤ21aを介して入力軸20から伝達される動力により回転駆動される。これにより、プラネタリ軸72a・72a・・・は、カウンタ軸61を中心として回転駆動され、ひいては、プラネタリギヤ72・72・・・がカウンタ軸61を中心として回転駆動(公転)される。
なお、本実施形態においては、低速駆動ギヤ82及び低速従動ギヤ85による変速比は、高速駆動ギヤ81及び高速従動ギヤ84による変速比より大きい(すなわち、クラッチ軸52の回転数が一定の場合、低速従動ギヤ85の回転数は高速従動ギヤ84の回転数よりも小さい)ものとする。
第一前進クラッチ55又は後進クラッチ56が作動している場合、無段変速機40の出力軸44より伝達される動力によってクラッチ軸52が回転駆動し、ひいては低速駆動ギヤ82及び高速駆動ギヤ81が回転駆動される。
図5のF1は、第一前進クラッチ55により第一前進ギヤ53とクラッチ軸52とが接続された場合、F2は、第二前進クラッチ64により第二前進ギヤ62とカウンタ軸61とが接続された場合、F3は、第三前進クラッチ65により第三前進ギヤ63とカウンタ軸61とが接続された場合、Rは、後進クラッチ56により後進ギヤ54とクラッチ軸52とが接続された場合、をそれぞれ示す。なお、説明の便宜上、いずれの場合も、副変速クラッチ86により低速従動ギヤ85と副変速出力軸83とが接続されているものとする。
このように構成することにより、変速装置4の大型化を伴うことなく、変速装置4を高馬力のエンジン3に対応させることができる。また、無段変速機40及びリバーサクラッチ装置50を、種々の変速装置に使用することができ、部品の共通化によるコスト削減を図ることができる。
このように構成することにより、無段変速機40と遊星歯車機構70を組み合わせ、作業車両1の車速を、広い車速範囲で変速することができる。また、無段変速機40と遊星歯車機構70を組み合わせることにより、動力伝達経路における動力の伝達効率の低減を抑制することができる。
このように構成することにより、変速装置4をコンパクトに構成することができ、作業車両1への搭載性を向上させることができる。また、各クラッチを互いに近い位置に配置することができ、各クラッチの動作を制御するための油圧回路の構成を簡略化することができる。
このように構成することにより、比較的メンテナンス回数の多い無段変速機40を、作業車両1の後方からメンテナンスし易い位置に配置し、メンテナンス時の作業性を向上させることができる。
3 エンジン(駆動源)
4 変速装置
6 後輪(車輪)
10 トランスミッションケース
20 入力軸
40 無段変速機
42 油圧ポンプ
43 油圧モータ
50 リバーサクラッチ装置
60 合成クラッチ装置
70 遊星歯車機構
71 キャリヤ(第一伝動部)
73 サンギヤ(第二伝動部)
74 アウターギヤ(第三伝動部)
80 副変速機構
83 副変速出力軸(差動機構の入力部)
90 差動機構
Claims (4)
- 駆動源からの動力を伝達する入力軸と、
前記入力軸上に配置され、前記入力軸から伝達される動力を無段階に変速して出力する無段変速機と、
前記無段変速機から出力される動力を順回転方向又は逆回転方向に取り出して出力するリバーサクラッチ装置と、
を、動力を左右の車輪に分配する差動機構の動力伝達上流側に具備する作業車両の変速装置。 - 前記入力軸と前記差動機構との間に遊星歯車機構を配置し、
前記遊星歯車機構の第一伝動部を前記入力軸と連動連結し、
前記遊星歯車機構の第二伝動部を前記無段変速機と連動連結し、
前記遊星歯車機構の第三伝動部を前記差動機構の入力部に連動連結する請求項1に記載の作業車両の変速装置。 - 前記入力軸の軸方向において、前記遊星歯車機構と前記無段変速機との間に、
前記リバーサクラッチ装置と、
前記遊星歯車機構からの動力を取り出す合成クラッチ装置と、
を配置する請求項2に記載の作業車両の変速装置。 - 前記無段変速機は、
トランスミッションケースの後側面近傍に配置される請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の作業車両の変速装置。
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