JP4397268B2 - 作業車の走行伝動構造 - Google Patents

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本発明は、走行用の静油圧式無段変速装置を備えた作業車の走行伝動構造に関する。
走行用の静油圧式無段変速装置を備えた作業車の走行伝動構造の一例が、特許文献1に開示されている。特許文献1によると、動力が伝動軸(特許文献1の図1の15)及び伝動クラッチ(特許文献1の図1の11)を介して、静油圧式無段変速装置(特許文献1の図1のH)の入力軸(特許文献1の図1中の16)に伝達される。静油圧式無段変速装置で変速された動力が、静油圧式無段変速装置の出力軸(特許文献1の図1の17)から出力され、伝動クラッチ(特許文献1の図1の13)及び伝動軸(特許文献1の図1の18,19)を介して走行装置に伝達される。
特許文献1によると、静油圧式無段変速装置とは別に、伝動軸(特許文献1の図1の15)に伝動クラッチ(特許文献1の図1の10,12)を備えており、伝動ギヤ(特許文献1の図1の31,40,41,42)を備えている。
特許文献1によると、静油圧式無段変速装置を最高速位置よりも低速の変速位置に操作した状態において、伝動クラッチ(特許文献1の図1の10,12)が遮断状態に操作されて、伝動クラッチ(特許文献1の図1の11,13)が伝動状態に操作される。これにより、動力が伝動軸(特許文献1の図1の15)及び伝動クラッチ(特許文献1の図1の11)を介して、静油圧式無段変速装置の入力軸(特許文献1の図1の16)に伝達されて、静油圧式無段変速装置で変速された動力が、静油圧式無段変速装置の出力軸(特許文献1の図1の17)から出力され、伝動クラッチ(特許文献1の図1の13)及び伝動軸(特許文献1の図1の18,19)を介して走行装置に伝達される。
静油圧式無段変速装置を最高速位置に操作すると、伝動クラッチ(特許文献1の図1の10又は12)が伝動状態に操作されて、伝動クラッチ(特許文献1の図1の11,13)が遮断状態に操作される。これにより、動力が伝動軸(特許文献1の図1の15)、伝動クラッチ(特許文献1の図1の10又は12)及び伝動ギヤ(特許文献1の図1の31,41又は40,42)から、伝動軸(特許文献1の図1の18,19)を介して走行装置に伝達される。
この場合、静油圧式無段変速装置の最高速位置での伝動比(計算によって得られる伝動比)と、伝動クラッチ(特許文献1の図1の10,12)及び伝動ギヤ(特許文献1の図1の31,40,41,42)の伝動比とが同じものに設定されている。
以上のように特許文献1では、静油圧式無段変速装置とは別の伝動系(特許文献1の図1の10,12,31,40,41,42)を備えることにより、静油圧式無段変速装置を最高速位置よりも低速の変速位置に操作した状態では、静油圧式無段変速装置を介して動力が伝達され、静油圧式無段変速装置を最高速位置に操作した状態では、別の伝動系を介して動力が伝達されるように構成されている。
特許第3375371号(図1)
静油圧式無段変速装置は一般に作動油の漏れがあり、最高速位置での静油圧式無段変速装置の作動油の漏れが比較的大きなものになるので、最高速位置での静油圧式無段変速装置の出力軸の実際の回転数が、静油圧式無段変速装置の最高速位置での伝動比(計算によって得られる伝動比)の回転数よりも少し低下することがある。
特許文献1のように、静油圧式無段変速装置とは別の伝動系を備えて、静油圧式無段変速装置を最高速位置に操作した状態で、別の伝動系(静油圧式無段変速装置の最高速位置での伝動比(計算によって得られる伝動比)と同じ伝動比を備える)を介して、動力が伝達されるように構成することにより、前述のように最高速位置での静油圧式無段変速装置の出力軸の実際の回転数が、静油圧式無段変速装置の最高速位置での伝動比(計算によって得られる伝動比)の回転数よりも少し低下する状態を補うことができる。
しかしながら、特許文献1では、静油圧式無段変速装置を最高速位置に操作した状態において、別の伝動系(静油圧式無段変速装置の最高速位置での伝動比(計算によって得られる伝動比)と同じ伝動比を備える)を介して動力が伝達されると、静油圧式無段変速装置に動力が伝達されなくなる。このように静油圧式無段変速装置に動力が伝達されなくなると、静油圧式無段変速装置が停止することになり、静油圧式無段変速装置に作動油を補給するチャージポンプも停止することになる(チャージポンプは一般に、静油圧式無段変速装置に伝達される動力によって駆動される)。
前述のようにチャージポンプが停止して静油圧式無段変速装置への作動油の補給が停止すると、静油圧式無段変速装置への作動油の補給系に空気が入り込む可能性が生じる。これにより、次にチャージポンプが駆動されて静油圧式無段変速装置への作動油の補給が開始されると、静油圧式無段変速装置に空気が入り込み、静油圧式無段変速装置の作動に支障を来すような状態になることが考えられる。
本発明は走行用の静油圧式無段変速装置を備えた作業車の走行伝動構造において、静油圧式無段変速装置とは別の伝動系を備えた場合、静油圧式無段変速装置に空気が入り込み静油圧式無段変速装置の作動に支障を来すような状態になることを避けることを目的としている。
[I]
(構成)
本発明の第1特徴は作業車の走行伝動構造において次のように構成することにある。
走行用の静油圧式無段変速装置を備え、動力が静油圧式無段変速装置の入力軸に伝達されて、静油圧式無段変速装置で変速された動力が、静油圧式無段変速装置の出力軸から出力され走行伝動系を介して走行装置に伝達されるように構成する。静油圧式無段変速装置の入力軸に伝達された動力を静油圧式無段変速装置の油圧伝動系とは別に静油圧式無段変速装置の入力軸から出力軸に伝達する並列伝動系を、静油圧式無段変速装置の油圧ポンプの可動斜板に対して、静油圧式無段変速装置の油圧ポンプのプランジャとは反対側に備える。並列伝動系の伝動比を静油圧式無段変速装置の最高速位置での伝動比と同じに設定する。静油圧式無段変速装置の入力軸の動力を並列伝動系に伝動及び遮断自在な摩擦式のクラッチ機構を、静油圧式無段変速装置の入力軸における可動斜板と並列伝動系との間で且つ可動斜板に隣接する部分に外嵌する。
本発明の第2特徴は作業車の走行伝動構造において次のように構成することにある。
走行用の静油圧式無段変速装置を備え、動力が静油圧式無段変速装置の入力軸に伝達されて、静油圧式無段変速装置で変速された動力が、静油圧式無段変速装置の出力軸から出力され走行伝動系を介して走行装置に伝達されるように構成する。静油圧式無段変速装置の入力軸に伝達された動力を静油圧式無段変速装置の油圧伝動系とは別に静油圧式無段変速装置の入力軸から出力軸に伝達する並列伝動系を、静油圧式無段変速装置の油圧モータの固定斜板に対して、静油圧式無段変速装置の油圧モータのプランジャとは反対側に備える。並列伝動系の伝動比を静油圧式無段変速装置の最高速位置での伝動比と同じに設定する。並列伝動系の動力を静油圧式無段変速装置の出力軸に伝動及び遮断自在な摩擦式のクラッチ機構を、静油圧式無段変速装置の出力軸における固定斜板と並列伝動系との間で且つ固定斜板に隣接する部分に外嵌する。
(作用)
本発明の第1及び第2特徴によると、静油圧式無段変速装置を最高速位置よりも低速の変速位置に操作した状態において、クラッチ機構を遮断状態に操作する。これにより、動力が静油圧式無段変速装置の入力軸に伝達されて、静油圧式無段変速装置で変速された動力が、静油圧式無段変速装置の出力軸から出力され走行伝動系を介して走行装置に伝達される。
次に静油圧式無段変速装置を最高速位置に操作した状態において、クラッチ機構を伝動状態に操作する。これにより、動力が静油圧式無段変速装置の入力軸に伝達されて、静油圧式無段変速装置の出力軸から走行伝動系に伝達される。これと同時に静油圧式無段変速装置の入力軸の動力が並列伝動系に伝達されて、並列伝動系から静油圧式無段変速装置の出力軸に伝達される。
前述のように、静油圧式無段変速装置を最高速位置に操作した状態において、クラッチ機構を伝動状態に操作した場合、静油圧式無段変速装置及び並列伝動系の両方同時に動力が伝達されて二重伝動状態が生じるが、並列伝動系の伝動比を静油圧式無段変速装置の最高速位置での伝動比(計算によって得られる伝動比)と同じに設定しているので、静油圧式無段変速装置からの動力及び並列伝動系からの動力が、支障なく合流して下手側(走行伝動系)に伝達される。
しかし実際には、前述の[発明が解決しようとする課題]に記載のように、最高速位置での静油圧式無段変速装置の出力軸の実際の回転数が、静油圧式無段変速装置の最高速位置での伝動比(計算によって得られる伝動比)の回転数よりも少し低下することがあるので、並列伝動系の動力が静油圧式無段変速装置の出力軸から静油圧式無段変速装置に逆流するような状態となって、最高速位置での静油圧式無段変速装置の出力軸の実際の回転数が、静油圧式無段変速装置の最高速位置での伝動比(計算によって得られる伝動比)の回転数となる(最高速位置での静油圧式無段変速装置の出力軸の実際の回転数が、静油圧式無段変速装置の最高速位置での伝動比(計算によって得られる伝動比)の回転数よりも少し低下する状態が補われる)。
この場合、並列伝動系の動力が静油圧式無段変速装置の出力軸から静油圧式無段変速装置に逆流するような状態となっても、静油圧式無段変速装置の作動油の漏れ等によって回転数の差が吸収されるのであり、静油圧式無段変速装置の破損に発展するようなことはない。
以上のように本発明の第1及び第2特徴によると、静油圧式無段変速装置を最高速位置よりも低速の変速位置に操作し、クラッチ機構を遮断状態に操作した状態において、動力が静油圧式無段変速装置に伝達されて、チャージポンプが駆動されており、チャージポンプから静油圧式無段変速装置に作動油が補給されている。静油圧式無段変速装置を最高速位置に操作し、クラッチ機構を伝動状態に操作した状態において、動力が静油圧式無段変速装置に伝達されて、チャージポンプが駆動されており、チャージポンプから静油圧式無段変速装置に作動油が補給されている。
本発明の第1及び第2特徴によると、静油圧式無段変速装置を最高速位置に操作し、クラッチ機構を伝動状態に操作した状態において、動力が静油圧式無段変速装置及び並列伝動系の両方同時に伝達される状態となり、静油圧式無段変速装置及び並列伝動系の両方に負荷が分配される状態となって、静油圧式無段変速装置に掛かる負荷が小さくなるので、静油圧式無段変速装置から発生する騒音が小さなものとなる。
本発明の第1及び第2特徴によると、クラッチ機構を摩擦式に構成しているので、クラッチ機構の遮断状態から伝動状態への操作及びクラッチ機構の伝動状態から遮断状態への操作を、ショック少なく滑らかに行うことができる。
静油圧式無段変速装置において、静油圧式無段変速装置の入力軸及び出力軸は互いに近接して並べられるように配置されているので、本発明の第1及び第2特徴のように、静油圧式無段変速装置の入力軸に伝達された動力を静油圧式無段変速装置の入力軸から静油圧式無段変速装置の出力軸に伝達するように並列伝動系を構成すると、並列伝動系を短いものに構成することができるのであり、クラッチ機構を静油圧式無段変速装置の入力軸又は出力軸に外嵌することによって、並列伝動系及びクラッチ機構をコンパクトにまとめることができる。
(発明の効果)
本発明の第1及び第2特徴によると、走行用の静油圧式無段変速装置を備えた作業車の走行伝動構造において、静油圧式無段変速装置とは別の並列伝動系を備えた場合、動力が静油圧式無段変速装置にのみ伝達される状態、動力が静油圧式無段変速装置及び並列伝動系の両方同時に伝達される状態を設定することにより、常にチャージポンプから静油圧式無段変速装置に作動油が補給されるように構成することができて、静油圧式無段変速装置に空気が入り込み、静油圧式無段変速装置の作動に支障を来すような状態になることを避けることができ、静油圧式無段変速装置の作動の信頼性及び耐久性を向上させることができた。
本発明の第1及び第2特徴によると、静油圧式無段変速装置を最高速位置に操作し、クラッチ機構を伝動状態に操作した状態において、静油圧式無段変速装置に掛かる負荷が小さくなって、静油圧式無段変速装置から発生する騒音が小さくなるので、静油圧式無段変速装置の騒音防止と言う面で有利なものとなった。
本発明の第1及び第2特徴によると、クラッチ機構を摩擦式に構成することにより、クラッチ機構の遮断状態から伝動状態への操作及びクラッチ機構の伝動状態から遮断状態への操作(動力が静油圧式無段変速装置にのみ伝達される状態の設定、動力が静油圧式無段変速装置及び並列伝動系の両方同時に伝達される状態の設定)を、ショック少なく滑らかに行うことができるようになって、静油圧式無段変速装置の変速性能及び伝動性能を向上させることができた。
本発明の第1及び第2特徴によると、並列伝動系を短いものに構成することができ、並列伝動系及びクラッチ機構をコンパクトにまとめることができるようになって、全体の小型化及び構造の簡素化の面で有利なものとなった。
[II]
(構成)
本発明の第3特徴は、本発明の第1特徴の作業車の走行伝動構造において次のように構成することにある。
可動斜板によりクラッチ機構が操作されるように構成する。
(作用)
本発明の第3特徴によると、本発明の第1特徴と同様に前項[I]に記載の「作用」を備えており、これに加えて以下のような「作用」を備えている。
静油圧式無段変速装置においては、可動斜板の角度を変更することにより油圧ポンプの作動油の突出量を変更して、静油圧式無段変速装置を低速側及び高速側に操作する。
この場合、本発明の第3特徴によると、可動斜板及びクラッチ機構が互いに接近することになるので、可動斜板によりクラッチ機構が操作されるようにする構造をコンパクトにまとめることができる。
本発明の第3特徴によると、静油圧式無段変速装置にとって既存の部材である可動斜板によりクラッチ機構が操作されるように構成しているので、可動斜板とは別にクラッチ機構を操作する為の操作機構を備える必要がない。
(発明の効果)
本発明の第3特徴によると、本発明の第1特徴と同様に前項[I]に記載の「発明の効果」を備えており、これに加えて以下のような「発明の効果」を備えている。
本発明の第3特徴によると、可動斜板とは別にクラッチ機構を操作する為の操作機構を備える必要がない点、及び可動斜板によりクラッチ機構が操作されるようにする構造をコンパクトにまとめることができる点により、全体の小型化及び構造の簡素化の面で有利なものとなった。
[III]
(構成)
本発明の第4特徴は、本発明の第2特徴の作業車の走行伝動構造において次のように構成することにある。
固定斜板とクラッチ機構との間に、クラッチ機構を操作する操作機構を備える。
(作用)
本発明の第4特徴によると、本発明の第2特徴と同様に前項[I]に記載の「作用」を備えており、これに加えて以下のような「作用」を備えている。
静油圧式無段変速装置においては、可動斜板の角度を変更することにより油圧ポンプの作動油の突出量を変更して、静油圧式無段変速装置を低速側及び高速側に操作するように構成されており、一般に油圧モータに対して固定斜板が静油圧式無段変速装置の出力軸に斜めに角度固定状態で配置されている。
本発明の第4特徴によると、固定斜板とクラッチ機構との間に、クラッチ機構を操作する操作機構を備えている。この場合に、静油圧式無段変速装置の出力軸における油圧モータの固定斜板側の部分とクラッチ機構との間の部分が、比較的大きな空間となっているので、クラッチ機構を操作する操作機構を、静油圧式無段変速装置の出力軸における油圧モータの固定斜板側の部分とクラッチ機構との間の部分に無理なく配置することができる。
(発明の効果)
本発明の第4特徴によると、本発明の第2特徴と同様に前項[I]に記載の「発明の効果」を備えており、これに加えて以下のような「発明の効果」を備えている。
本発明の第4特徴によると、油圧モータに対して固定斜板が静油圧式無段変速装置の出力軸に斜めに角度固定状態で配置されていることに着目することにより、クラッチ機構を操作する操作機構を、静油圧式無段変速装置の出力軸における油圧モータの固定斜板側の部分とクラッチ機構との間の部分に無理なく配置することができるようになって、全体の小型化及び構造の簡素化の面で有利なものとなった。
[IV]
(構成)
本発明の第5特徴は、本発明の第1〜第4特徴の作業車の走行伝動構造のうちのいずれか一つにおいて次のように構成することにある。
静油圧式無段変速装置の入力軸及び出力軸、油圧ポンプ及び油圧モータを収容するケースの内部に、並列伝動系及びクラッチ機構を備える。
(作用)
本発明の第5特徴によると、本発明の第1〜第4特徴のうちのいずれか一つと同様に前項[I]〜[III]に記載の「作用」を備えており、これに加えて以下のような「作用」を備えている。
本発明の第5特徴によると、静油圧式無段変速装置の外側を形成するケースの内部に並列伝動系及びクラッチ機構が備えられるので、静油圧式無段変速装置、並列伝動系及びクラッチ機構を、一つのユニット状に構成することができる。
(発明の効果)
本発明の第5特徴によると、本発明の第1〜第4特徴のうちのいずれか一つと同様に前項[I]〜[III]に記載の「発明の効果」を備えており、これに加えて以下のような「発明の効果」を備えている。
本発明の第5特徴によると、静油圧式無段変速装置、並列伝動系及びクラッチ機構を、一つのユニット状に構成することができて、全体の小型化を図ることができた。
図1に示すように、右及び左のクローラ式の走行装置1によって支持された機体の前部の左部に刈取部2、機体の前部の右部に運転部3が備えられ、機体の後部の左部に脱穀装置4、機体の後部の右部にグレンタンク5が備えられて、作業車の一例である稲用のコンバインが構成されている。これにより、圃場の穀稈が刈取部2によって刈り取られ、脱穀装置4により脱穀処理されて、脱穀装置4で回収された穀粒がグレンタンク5に供給される。
図2に示すように、走行用のミッションケース6が備えられて、静油圧式無段変速装置7がミッションケース6に連結されており、エンジン8の出力軸8aの動力が、ベルトテンション型式の主クラッチ9を介して、静油圧式無段変速装置7の入力軸10に伝達されている。エンジン8の出力軸8aの動力が、ベルトテンション型式の脱穀クラッチ12を介して、脱穀装置4の入力軸4aに伝達されている。
図2に示すように、ミッションケース6に伝動軸13が備えられて、静油圧式無段変速装置7の出力軸11に固定された伝動ギヤ14が、伝動軸13に固定された伝動ギヤ15に咬合しており、静油圧式無段変速装置7の出力軸11の動力が伝動軸13に伝達されている。伝動軸13の動力がベルトテンション型式の刈取クラッチ16を介して、刈取部2の入力軸2aに伝達されている。
図2に示すように、ミッションケース6に伝動軸17,18が備えられて、伝動軸13に固定された伝動ギヤ19が、伝動軸17に固定された伝動ギヤ20に咬合しており、伝動軸17,18の間に高低2段に操作自在なギヤ変速式の副変速装置21が構成されている。これによって、伝動軸13の動力が伝動ギヤ19,20、伝動軸17、副変速装置21、伝動軸18、右及び左のサイドクラッチ(図示せず)を介して、右及び左の走行装置1に伝達されている。
図2に示すように、副変速装置21は、スプライン構造により伝動軸17に一体回転及びスライド自在に外嵌されたシフトギヤ22、伝動軸18に固定された低速ギヤ23及び高速ギヤ24等により構成されている。これにより、シフトギヤ22をスライド操作して低速ギヤ23及び高速ギヤ24に咬合させることにより、伝動軸17の動力が高低2段に変速されて伝動軸18に伝達される。
次に静油圧式無段変速装置7について説明する。
図3に示すように、静油圧式無段変速装置7は厚板状のポートブロック25(ケースに相当)、中間ケース26(ケースに相当)及び外ケース27(ケースに相当)を備えて構成されており、静油圧式無段変速装置7の入力軸10及び出力軸11がポートブロック25及び外ケース27に回転自在に支持されて、静油圧式無段変速装置7の入力軸10及び出力軸11がポートブロック25から突出している。静油圧式無段変速装置7に作動油を補給するチャージポンプ(図示せず)がポートブロック25に備えられており、静油圧式無段変速装置7の入力軸10の動力によりチャージポンプが駆動されている。
図3に示すように、アキシャルプランジャ型の油圧ポンプ28が静油圧式無段変速装置7の入力軸10に外嵌され、アキシャルプランジャ型の油圧モータ29が静油圧式無段変速装置7の出力軸11に外嵌されており、ポートブロック25の内部に形成された油路(図示せず)により、油圧ポンプ28及び油圧モータ29が接続されている。油圧ポンプ28のプランジャ28aの端部に可動斜板30が接当し、可動斜板30を支持する支持部材31が備えられており、中間ケース26の支持ブロック部26aに支持部材31が姿勢変更自在に支持されている(仮想支点P1周りに揺動自在に支持されている)。油圧モータ29のプランジャ29aの端部に固定斜板32が接当しており、中間ケース26の支持ブロック部26aに固定斜板32が、静油圧式無段変速装置7の出力軸11に対して傾斜した状態で固定されている。
図1に示すように、運転部3に備えられた変速レバー33と支持部材31とが機械的に連係されており、変速レバー33によって支持部材31及び可動斜板30の姿勢を変更する。図3に示す状態は、支持部材31及び可動斜板30を中立停止位置Nに操作している状態であり、油圧ポンプ28の作動油の吐出が停止して、油圧モータ29及び静油圧式無段変速装置7の出力軸11が停止している状態である。
図3に示すように、支持部材31及び可動斜板30を前進Fの高速側に操作すると、油圧ポンプ28の作動油の吐出により、油圧モータ29及び静油圧式無段変速装置7の出力軸11が前進Fの高速側に回転するのであり(静油圧式無段変速装置7の入力軸10及び出力軸11の回転方向は互いに逆方向)、支持部材31及び可動斜板30を後進Rの高速側に操作すると、油圧ポンプ28の作動油の吐出により、油圧モータ29及び静油圧式無段変速装置7の出力軸11が後進Rの高速側に回転する(静油圧式無段変速装置7の入力軸10及び出力軸11の回転方向は互いに同方向)。
図3に示すように、外ケース27の内部において、静油圧式無段変速装置7の入力軸10に伝動ギヤ34(並列伝動系に相当)が相対回転自在に外嵌されて、静油圧式無段変速装置7の出力軸11に伝動ギヤ35(並列伝動系に相当)が固定されており、伝動ギヤ34,35が咬合している。この場合、伝動ギヤ34,35の有効径及びギヤ歯数が同じものに設定されている。静油圧式無段変速装置7の入力軸10にクラッチ部材36が固定され、伝動ギヤ34とクラッチ部材36とに間に摩擦板37が配置されており、静油圧式無段変速装置7の入力軸10と伝動ギヤ34との間に、摩擦式のクラッチ機構38が構成されている。
図3に示すように、シフト部材39が静油圧式無段変速装置7の入力軸10にスライド自在に外嵌されており(シフト部材39が中間ケース26の支持ブロック部26aにスライド自在に挿入されており)、シフト部材39を摩擦板37から離間側に付勢するバネ40が備えられている。中間ケース26の支持ブロック部26aに、図3の紙面左右方向に沿ったスリット部26bが形成されており、支持部材31に備えられた平板状の操作部31aが中間ケース26のスリット部26bに挿入されている。
図3に示す状態は、支持部材31及び可動斜板30を中立停止位置Nに操作している状態であり、バネ40によりシフト部材39が摩擦板37から離間して、クラッチ機構38が遮断状態に操作されている。この場合、静油圧式無段変速装置7の入力軸10の動力によりチャージポンプが駆動されている。
図3に示す状態から支持部材31及び可動斜板30を前進Fの高速側に操作すると、油圧ポンプ28の作動油の吐出により、油圧モータ29及び静油圧式無段変速装置7の出力軸11が前進Fの高速側に回転する。この状態において静油圧式無段変速装置7の入力軸10の動力が油圧ポンプ28及び油圧モータ29を介して、静油圧式無段変速装置7の出力軸11に伝達されており、静油圧式無段変速装置7の入力軸10の動力は伝動ギヤ34,35を介して、静油圧式無段変速装置7の出力軸11に伝達されていない。この場合、静油圧式無段変速装置7の入力軸10の動力によりチャージポンプが駆動されている。
次に支持部材31及び可動斜板30を前進Fの最高速位置FMに操作すると、図4に示すように、支持部材31の操作部31aにより図4の紙面左方に押し操作されたシフト部材39が摩擦板37を押圧して、クラッチ機構38が伝動状態に操作される。これにより、静油圧式無段変速装置7の入力軸10の動力が油圧ポンプ28及び油圧モータ29を介して、静油圧式無段変速装置7の出力軸11に伝達されるのに加えて、静油圧式無段変速装置7の入力軸10の動力が伝動ギヤ34,35を介して、静油圧式無段変速装置7の出力軸11に伝達される。この場合、静油圧式無段変速装置7の入力軸10の動力によりチャージポンプが駆動されている。
前述のように静油圧式無段変速装置7の入力軸10の動力が、静油圧式無段変速装置7(油圧ポンプ28及び油圧モータ29)及び伝動ギヤ34,35の両方同時に動力が伝達されると、二重伝動状態が生じる。この場合、伝動ギヤ34,35の有効径及びギヤ歯数が同じものに設定されており(伝動ギヤ34,35の伝動比が、静油圧式無段変速装置7の前進Fの最高速位置FMでの伝動比(計算によって得られる伝動比)と同じに設定されており)、静油圧式無段変速装置7の出力軸11における前進Fの高速側の回転方向と、伝動ギヤ34,35の動力による静油圧式無段変速装置7の出力軸11の回転方向とが同じ方向になっているので、静油圧式無段変速装置7の入力軸10の動力が、支障なく合流して静油圧式無段変速装置7の出力軸11に伝達される。
しかし実際には、前進Fの最高速位置FMでの静油圧式無段変速装置7の出力軸11の実際の回転数が、静油圧式無段変速装置7の前進Fの最高速位置FMでの伝動比(計算によって得られる伝動比)の回転数よりも少し低下することがあるので、伝動ギヤ34,35の動力が静油圧式無段変速装置7の出力軸11から静油圧式無段変速装置7に逆流するような状態となって、前進Fの最高速位置FMでの静油圧式無段変速装置7の出力軸11の実際の回転数が、静油圧式無段変速装置7の前進Fの最高速位置FMでの伝動比(計算によって得られる伝動比)の回転数となる(前進Fの最高速位置FMでの静油圧式無段変速装置7の出力軸11の実際の回転数が、静油圧式無段変速装置7の前進Fの最高速位置FMでの伝動比(計算によって得られる伝動比)の回転数よりも少し低下する状態が補われる)。
この場合、伝動ギヤ34,35の動力が静油圧式無段変速装置7の出力軸11から静油圧式無段変速装置7に逆流するような状態となっても、静油圧式無段変速装置7の作動油の漏れ等によって回転数の差が吸収されるのであり、静油圧式無段変速装置7の破損に発展するようなことはない。
図3に示す状態から支持部材31及び可動斜板30を後進Rの高速側に操作すると、油圧ポンプ28の作動油の吐出により、油圧モータ29及び静油圧式無段変速装置7の出力軸11が後進Rの高速側に回転する。この状態において静油圧式無段変速装置7の入力軸10の動力が油圧ポンプ28及び油圧モータ29を介して、静油圧式無段変速装置7の出力軸11に伝達されており、静油圧式無段変速装置7の入力軸10の動力は伝動ギヤ34,35を介して、静油圧式無段変速装置7の出力軸11に伝達されていない。さらに支持部材31及び可動斜板30を後進Rの高速側に操作しても、支持部材31の操作部31aがシフト部材39から離間するだけで、クラッチ機構38が遮断状態に維持されている。この場合、静油圧式無段変速装置7の入力軸10の動力によりチャージポンプが駆動されている。
[発明の実施の第1別形態]
前述の[発明を実施するための最良の形態]の図3及び図4に代えて、図5及び図6に示すように構成してもよい。
図5に示すように、外ケース27の内部において、静油圧式無段変速装置7の入力軸10に伝動ギヤ34(並列伝動系に相当)が固定され、静油圧式無段変速装置7の出力軸11に伝動ギヤ35(並列伝動系に相当)が相対回転自在に外嵌されて、伝動ギヤ34,35が咬合している。この場合、伝動ギヤ34,35の有効径及びギヤ歯数が同じものに設定されている。静油圧式無段変速装置7の出力軸11にクラッチ部材36が固定され、伝動ギヤ35とクラッチ部材36とに間に摩擦板37が配置されており、静油圧式無段変速装置7の出力軸11と伝動ギヤ35との間に、摩擦式のクラッチ機構38が構成されている。
図5に示すように、シフト部材39が静油圧式無段変速装置7の出力軸11にスライド自在に外嵌されており、シフト部材39を摩擦板37から離間側に付勢するバネ40が備えられている。固定斜板32における油圧モータ29側に偏位した部分とクラッチ機構38(シフト部材39)との間(中間ケース26の部分)に、操作軸41(操作機構に相当)が軸芯P2周りに回転自在に支持されている。操作軸41の先端部において軸芯P2から偏芯した部分に操作ピン41aが備えられており、変速レバー33(図1参照)と操作軸41とが機械的に連係されている。
図5に示すように、支持部材31及び可動斜板30を中立停止位置Nに操作している状態において、バネ40によりシフト部材39が摩擦板37から離間して、クラッチ機構38が遮断状態に操作されている。支持部材31及び可動斜板30を前進Fの高速側に操作していくと、操作軸41が軸芯P2周りに回転操作されて、操作軸41の操作ピン41aによりシフト部材39が図5の紙面左方に押し操作されていくのであり、図6に示すように、支持部材31及び可動斜板30を前進Fの最高速位置FMに操作すると、シフト部材39が摩擦板37を押圧して、クラッチ機構38が伝動状態に操作される。これにより、静油圧式無段変速装置7の入力軸10の動力が油圧ポンプ28及び油圧モータ29を介して、静油圧式無段変速装置7の出力軸11に伝達されるのに加えて、静油圧式無段変速装置7の入力軸10の動力が伝動ギヤ34,35を介して、静油圧式無段変速装置7の出力軸11に伝達される。
この場合、支持部材31及び可動斜板30を後進Rの高速側に操作すると、操作軸41が軸芯P2周りに前述とは逆方向に回転操作されて、操作軸41の操作ピン41aがシフト部材39から図5の紙面右方に離れようとするのであり、クラッチ機構38は遮断状態に維持されている。
[発明の実施の第2別形態]
前述の[発明を実施するための最良の形態][発明の実施の第1別形態]において、クラッチ機構38が伝動状態に操作されると、静油圧式無段変速装置7の入力軸10の動力が伝動ギヤ34,35を介して、図2に示す伝動軸13に伝達されるように構成してもよい。
本発明は、稲用のコンバインばかりではなく、乗用型田植機、機体の後部に直播装置を備えた乗用型直播機や機体の後部に薬剤散布装置を備えた乗用型管理機、農用トラクタ、ホイルローダ等の建設車両にも適用できる。
コンバインの全体側面図 エンジンから静油圧式無段変速装置及び走行装置への伝動系を示す概略図 可動斜板を中立停止位置に操作している状態での静油圧式無段変速装置の断面図 可動斜板を前進の最高速位置に操作している状態での静油圧式無段変速装置の断面図 発明の実施の第1別形態において、可動斜板を中立停止位置に操作している状態での静油圧式無段変速装置の断面図 発明の実施の第1別形態において、可動斜板を前進の最高速位置に操作している状態での静油圧式無段変速装置の断面図
1 走行装置
7 静油圧式無段変速装置
10 静油圧式無段変速装置の入力軸
11 静油圧式無段変速装置の出力軸
25,26,27 ケース
28 油圧ポンプ
28a 油圧ポンプのプランジャ
29 油圧モータ
29a 油圧モータのプランジャ
30 可動斜板
32 固定斜板
34,35 並列伝動系
38 クラッチ機構
41 操作機構

Claims (5)

  1. 走行用の静油圧式無段変速装置を備え、動力が前記静油圧式無段変速装置の入力軸に伝達されて、前記静油圧式無段変速装置で変速された動力が、前記静油圧式無段変速装置の出力軸から出力され走行伝動系を介して走行装置に伝達されるように構成すると共に、
    前記静油圧式無段変速装置の入力軸に伝達された動力を前記静油圧式無段変速装置の油圧伝動系とは別に前記静油圧式無段変速装置の入力軸から出力軸に伝達する並列伝動系を、前記静油圧式無段変速装置の油圧ポンプの可動斜板に対して、前記静油圧式無段変速装置の油圧ポンプのプランジャとは反対側に備え、
    前記並列伝動系の伝動比を前記静油圧式無段変速装置の最高速位置での伝動比と同じに設定し、
    前記静油圧式無段変速装置の入力軸の動力を前記並列伝動系に伝動及び遮断自在な摩擦式のクラッチ機構を、前記静油圧式無段変速装置の入力軸における前記可動斜板と並列伝動系との間で且つ前記可動斜板に隣接する部分に外嵌してある作業車の走行伝動構造。
  2. 走行用の静油圧式無段変速装置を備え、動力が前記静油圧式無段変速装置の入力軸に伝達されて、前記静油圧式無段変速装置で変速された動力が、前記静油圧式無段変速装置の出力軸から出力され走行伝動系を介して走行装置に伝達されるように構成すると共に、
    前記静油圧式無段変速装置の入力軸に伝達された動力を前記静油圧式無段変速装置の油圧伝動系とは別に前記静油圧式無段変速装置の入力軸から出力軸に伝達する並列伝動系を、前記静油圧式無段変速装置の油圧モータの固定斜板に対して、前記静油圧式無段変速装置の油圧モータのプランジャとは反対側に備え、
    前記並列伝動系の伝動比を前記静油圧式無段変速装置の最高速位置での伝動比と同じに設定し、
    前記並列伝動系の動力を前記静油圧式無段変速装置の出力軸に伝動及び遮断自在な摩擦式のクラッチ機構を、前記静油圧式無段変速装置の出力軸における前記固定斜板と並列伝動系との間で且つ前記固定斜板に隣接する部分に外嵌してある作業車の走行伝動構造。
  3. 前記可動斜板により前記クラッチ機構が操作されるように構成してある請求項1に記載の作業車の走行伝動構造。
  4. 前記固定斜板と前記クラッチ機構との間に、前記クラッチ機構を操作する操作機構を備えてある請求項2に記載の作業車の走行伝動構造。
  5. 前記静油圧式無段変速装置の入力軸及び出力軸、油圧ポンプ及び油圧モータを収容するケースの内部に、前記並列伝動系及びクラッチ機構を備えてある請求項1〜4のうちのいずれか一つに記載の作業車の走行伝動構造。
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