JP5083497B2 - トラクタ - Google Patents

トラクタ Download PDF

Info

Publication number
JP5083497B2
JP5083497B2 JP2006262962A JP2006262962A JP5083497B2 JP 5083497 B2 JP5083497 B2 JP 5083497B2 JP 2006262962 A JP2006262962 A JP 2006262962A JP 2006262962 A JP2006262962 A JP 2006262962A JP 5083497 B2 JP5083497 B2 JP 5083497B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clutch
hydraulic
reverse
pressure
gear
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006262962A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008082438A (ja
Inventor
楫野  豊
智之 石田
弘喜 小野
志郎 伊藤
健弘 上間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
Priority to JP2006262962A priority Critical patent/JP5083497B2/ja
Publication of JP2008082438A publication Critical patent/JP2008082438A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5083497B2 publication Critical patent/JP5083497B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、圃場での操舵性の優れた油圧クラッチの油圧制御装置を有する作業車両に関する。
農業用、建築用、運搬用等の作業車両は、左右の走行車軸と、この走行車軸の駆動力を変速する変速装置を備えており、この種の変速装置としては、エンジン動力の入り切りを行う主クラッチと車両の前後進切り換えを行うリバーサ機構を設け、リバーサ機構の伝動下手にシンクロメッシュ式の主変速装置、さらにその伝動下手に副変速装置をそれぞれ設けた構成が知られている。
上記作業車両の中には主クラッチと前後進切り換えを行うリバーサ機構を兼ねた油圧クラッチを備えた構成を有するものがあり、該車両では、油圧クラッチがクラッチペダルの操作に連動して変速装置の作動、非作動と前進、後進の制御を行う。
特開平7−127668号公報には、クラッチペダルの踏み込みに連動して変速装置の入り切りをする油圧クラッチにおいて、油圧クラッチを入りとするためのクラッチペダルの踏み込み量が大であればあるほど、油圧クラッチのピストン作動用の電磁比例制御弁に流す設定電流値を小さくし、また、クラッチ入り位置からクラッチ切り位置まで該クラッチの戻し操作を行う過程で、クラッチの戻し操作量が大きくなればなるほどピストン作動用の設定電流値から徐々に電流値が増大するように電磁比例制御弁に対する電流制御をする構成が開示されている。クラッチペダルの戻し操作を素早く行ったときに該ペダルの初期操作段階において該ペダル操作に対して油圧作動状態が遅れ気味になってペダルの戻し操作が過剰に行われて、クラッチ摩擦板の急激な圧接作動による変速ショックが発生することがあるが、上記この構成は、この様な不具合を解消するというものである。
特開平7−127668号公報
前記特許文献1の構成では、クラッチペダルの戻し操作時の変速ショックは無くなるが、油圧クラッチ入力軸の回転により発生する遠心力がクラッチ油圧ピストンに推力を与えて、この推力がクラッチペダル操作時の操作フィーリングに影響を与えることについては考慮されていない。
本発明の課題は、クラッチペダルの踏み込みなどのクラッチ操作手段の操作量に連動して変速装置の入り切りをする油圧クラッチがクラッチ操作手段の操作フィーリングに影響を与えることがないようにした油圧制御装置を有する作業車両を提供することである。
本発明の課題は、次の解決手段により解決される。
請求項1記載の発明は、エンジン(62)と、該エンジン(62)の動力を入力軸(2)より入力して非接続状態から接続状態まで、供給又は排出する作動油の油圧に応じて連続的に接続状態を変化させるクラッチピストン(78)を備えたエンジン(62)に一番近い前後進油圧クラッチ(D)と、該前後進油圧クラッチ(D)で得た動力で作動すると共に、前後進油圧クラッチ(D)の下流側であり、4段変速に構成されてクラッチパック(76)で切替シフトされる主変速装置(A)、この主変速装置(A)の下流側であり、クラッチパック(76)で高速と低速に切替シフトされる2段のハイ・ロー変速装置(B)、このハイ・ロー変速装置(B)の下流側であり、副変速ギヤ(35)により三段変速する副変速装置(C)を備え、前記入力軸(2)から入力ギヤ(31)に連動されるPTO変速カウンタギヤ(44)を有するPTOカウンタ軸(9)上にPTOクラッチパック(66)を設け、このPTOクラッチパック(66)からミッションケース(65)内の伝動機構を介して後端部のPTO軸(14)に連動構成し、前記前後進油圧クラッチ(D)の切替を手動で行う前後進切替レバー(115)と該前後進油圧クラッチ(D)に供給又は排出する作動油の油圧圧力を操作量により調整するクラッチペダル(119)を備え、前後進油圧クラッチ(D)の回転により発生する遠心力の影響によるクラッチピストン(78)の推力をエンジン回転数又は入力軸(2)の回転数により推定して、供給する作動油の油圧圧力を補正して前後進油圧クラッチ(D)の非接続状態から接続状態までの前記油圧圧力をクラッチペダル(119)の操作量に応じて変更し、前記クラッチペダル(119)を操作して前後進油圧クラッチ(D)の前進側クラッチパック(60)又は後進側クラッチパック(60)が完全非接続状態の所定圧力1kg/cm 程度から完全接続状態の所定圧力10kg/cm 程度になるまでの間はクラッチペダル(119)の操作量に対する油圧圧力の変化量の軌跡が下に凸な曲線を形成しながら圧力が増加し、遠心力による補正圧力(α)を前記前進側クラッチパック(60)又は後進側クラッチパック(60)の完全非接続状態から完全接続状態までの間で加算した油圧を前進側クラッチパック(60)又は後進側クラッチパック(60)に負荷し、前記クラッチペダル(119)の操作位置に応じて前後進油圧クラッチ(D)の圧力を変更して半クラッチ操作ができるようにし、エンジン回転数に応じてクラッチペダル(119)の位置に応じた前後進油圧クラッチ(D)に負荷する圧力を補正する構成とし、エンジン回転数がアイドリング状態では補正圧力(α)は最大値とし、エンジン回転数が定格値に至る間では順次小さくしていき、エンジン回転数が定格値では補正圧力(α)をゼロとする油圧制御装置(100)を備えたことを特徴とするトラクタである。
請求項2記載の発明は、演算で求めたピストン推力をエンジン回転数又は入力軸(2)の回転数に応じた補正圧力(α)で補正した値を油圧制御装置(100)に記憶し、クラッチペダル(119)の操作時、エンジン回転数に応じて記憶している値を読み出して前進側クラッチパック(60)又は後進側クラッチパック(60)を作動させることを特徴とする請求項1記載のトラクタである。
なお、本明細書では車両の前進方向に向かって左右をそれぞれ左、右といい、前後をそれぞれ前、後ということにする。
ここで、本明細書において左右の走行車軸とは、作業車両の進行方向を向いて左右方向の走行車軸をいう。
請求項1記載の発明によれば、前後進レバー115による前後進油圧クラッチ(D)の切替後に、クラッチペダル119の操作に応じてエンジン回転数又はクラッチ入力軸(2)の回転数に応じて前後進油圧クラッチ(D)の油圧押し付け圧力で発生する前後進油圧クラッチ(D)の油圧圧力(クラッチ出力軸のトルクに対応する)に遠心力による推力を補正した圧力で前記油圧クラッチ(D)を作動させることができ、良好な操作フィーリングが得られる。すなわち、前後進油圧クラッチDのクラッチパック60に関して、クラッチペダル119の操作位置に応じて、エンジン回転数がアイドリング状態から定格値に至る迄順次、クラッチペダル(119)の操作量に対する油圧圧力の変化量の軌跡が下に凸な曲線を形成しながら半クラッチ操作ができるように前後進油圧クラッチDの圧力を変更することができるようになり、良好な操作フィーリングが得られる。
請求項2記載の発明によれば、エンジン回転数又はクラッチ入力軸(2)の回転数に応じて油圧クラッチ(D)の推力に影響する前記遠心力の補正圧力(α)として記憶した値を用いるので、良好な操作フィーリングが得られる。
本発明の実施の形態について以下図面と共に説明する。
図1にはトラクタを走行車両の一例であるトラクタの左側面図、図2は、図1のトラクタのトランスミッション内の動力伝動図、図3は図2の動力伝動図の油圧回路図、図4は図1の変速装置の前後進動力入切用の油圧クラッチシリンダの構成図、図5は図4の変速装置の前後進動力入切用の油圧クラッチの制御ブロック図、図6はペダル踏込み位置と前記前後進動力入切用の油圧クラッチの作動圧力の関係を示す図、図7は前記油圧クラッチの作動時の遠心力による補正値αとエンジン回転数の関係を示す図である。
図1には本実施例のトラクタの側面図を示す。
乗用四輪駆動の走行形態を有するトラクタ車体Tは、ステアリングハンドル73で前輪61を操向しながら走行運転する。車体Tの後部にはロータリ耕耘装置84等の作業機を昇降可能に装着して対地作業を行うことができる。この車体Tは、前端部にフロントアクスルハウジングに支架させるエンジンブラケットを介してエンジン62を搭載し、このエンジン62の後側にクラッチハウジングや、ミッションケース65等を一体的に連結し、このミッションケース65の最後部にリヤアクスルハウジング75を設けて、左右両側部に後輪63を軸装する。
図2には本実施例のトラクタの動力伝動系統図を示す。
エンジン62は後側に突出のエンジン軸1を有し、このエンジン軸1をクラッチハウジング部の入力軸2に連結する。ミッションケース65内の伝動機構を介して後端部の出力軸3及びPTO軸14を連動すると共に、ミッションケース65の下部に設けた前輪出力軸5を連動する構成としている。この出力軸3はミッションケース65内の後部の略中央部において前後方向に沿うように軸受されて後端にドライブピニオンギヤ53を有し、リヤデフ45のデフリングギヤ46に噛合し、リヤアクスルハウジングに沿って軸装されたリヤデフ軸10と後輪軸11を遊星減速機構を介して連動する。また、前輪出力軸5はミッションケース65の下部からエンジン62の下部を経て、フロントアクスルハウジングの中央部に設けられるフロントデフ47の入力軸26に連結され、このフロントアクスルハウジングに沿って軸装されるフロントデフ軸12及び遊星減速機構等を介して前輪軸13へ連動する構成としている。なお、入力軸2から油圧ポンプ80(図3)への動力取り出し用のギヤ駆動軸15,17が入力軸2に並列配置されている。
本実施例のトランスミッションは、エンジン軸1によって駆動される入力軸2から入力ギヤ31に連動されるPTO変速カウンタギヤ44を有するPTOカウンタ軸9上にPTOクラッチパック66を設けている。また入力軸2には前後進切替用の前後進切替ギア42、42が遊転状態に設けられ、一方の後進側の前後進切替ギア42には入力軸2と並列配置されたバックカウンタ軸8に設けられたバックカウンタギア43が噛合し、他方の前進側の前後進切替ギア42には主変速軸19上に固定した入力ギヤ48と該主変速軸19上に遊転自在に設けた有効径の異なる4つの主変速ギヤ33を設ける。これら4つの主変速ギヤ33は、四段変速に構成され、クラッチパック76によって切替シフトされ、4つの主変速ギヤ33から構成される変速装置を主変速装置Aということにする。
前記主変速軸19上には、前記主変速装置Aの4つの主変速ギヤ33のうち、最も有効径の小さい主変速ギヤ33(第1速用)と3番目に有効径の小さい主変速ギヤ33(第3速用)との間にクラッチパック76を固定して設け、2番目に有効径の小さい主変速ギヤ33(第2速用)と最も有効径の大きい主変速ギヤ33(第4速用)との間にクラッチパック76を固定して設ける。前記2つのクラッチパック76には、各主変速ギヤ33を主変速軸19と一体回転するように連結する摩擦クラッチが各々設けられている。
また、前後進切替ギヤ42の前進側のギヤと噛合可能な入力ギヤ48は、前後進切替ギヤ42の後進側のギヤともバックカウンタ軸8上のバックカウンタギヤ43と噛合っており、該前後進切替ギヤ42のうちの前進側のギヤ42と後進側のギヤ42とを、前後独立した摩擦クラッチから成る2つの前後進切替クラッチパック60の切替によって択一的に入力軸2と一体化して、前進走行と後進走行とに切替えられる構成である。後述する油圧シリンダ85(図3)を含めこれらギヤ42とクラッチパック60などからなる構成を前後進クラッチDということにする。
また、前後進クラッチDの切替を手動で行う前後進切替レバー115をステアリングハンドル73のポスト部分に設け、クラッチぺダル119はハンドルポスト73の足下に設け、クラッチペダル121はハンドル近傍に設けている。
主変速軸19と同軸芯位置に設けられた副変速軸20にはクラッチパック76によって切替シフトされる有効径の異なる2つの高低速切替ギヤ34が設けられており、主変速後の駆動力を更に減速して高速と低速とに切り替えることができる。この高速と低速とに切り替え可能なギア構成をハイ・ロー変速装置Bということにする。
さらに副変速軸20と同軸上には有効径の異なる3つの副変速ギヤ35を有する出力軸3が配置されている。出力軸3は副変速ギヤ35により三段変速する構成としている。この三段変速可能なギヤ35の構成を副変速装置Cということにする。
また、副変速ギヤ35に噛合するクリープカウンタギヤ49を備えたクリープカウンタ軸21が出力軸3に並列位置に設けられている。また主変速ギヤ33や高低速切替ギヤ34等と噛合する主変速カウンタギヤ39と高低速切替ギヤ40を有する走行カウンタ軸6が主変速軸19や副変速軸20と並列位置に配置されており、主変速軸19から伝動される回転が主変速ギヤ33で変速されて、その回転が主変速カウンタギヤ39と高低速切替ギア40を順次経由して副変速軸20に設けられた高低速切替ギヤ34に伝達される。高低速切替ギヤ34に伝達された動力はクラッチパック76を介して副変速軸20上に設けた副変速ギヤ35による変速機構を介して出力軸3に伝達される。
本実施例の走行動力伝達系では、PTO正逆切替ギヤ37機構を備えたPTO連動軸4を回転する伝動形態である正逆転PTOを設けている。
また、前記副変速ギヤ35と噛み合う副変速カウンタギヤ38の副変速カウンタ軸27を回転自在に支持すると共に、出力軸3から前輪取出ギヤ36を介して連動される前輪連動ギヤ51を有する前輪連動軸28を設け、この前輪連動軸28の前方延長軸芯上にはPTO減速ギヤ50を有するPTO減速軸23を設けている。さらに、前輪連動軸28の並行位置にPTO連動軸4を設け、該PTO連動軸4と同軸芯上前端部にPTO連動軸4を正転と逆転に切替えるPTO正逆切替ギヤ37のPTO正逆切替軸22と、PTO変速ギヤ32のPTO変速軸18を配置している。
また、PTO正逆切替ギヤ37と噛合するPTO逆回転カウンタギヤ52を有するPTO逆回転カウンタ軸24が前記PTO正逆切替軸22の側部に設けられ、PTOクラッチパック66の入りによって、入力軸2からPTO変速ギヤ32、PTO変速カウンタギヤ44及びPTO正逆切替ギヤ37等を介してPTO正逆切替軸22へ動力が伝動するように構成している。前記正逆切替ギヤ37は前記PTO変速ギヤ32と同形態のクラッチリングを用いる形態としている。このPTO正逆切替軸22の側方にはPTO逆回転カウンタギヤ52を有する逆回転カウンタ軸24を設け、PTO逆回転カウンタギヤ52は、PTO減速ギヤ50からの連動を受けてPTO正逆切替ギヤ37を逆回転することができる。なお、前記PTOカウンタ軸9の後方に減速軸23が配置される。
更に、ミッションケース65内の下段部に配置された前輪出力軸5は、ミッションケース65の後部底部に軸装されて、前輪連動軸25やカップリング等を介して前記フロントデフ47の入力軸26へ連結する。この前輪出力軸5の横側には前輪駆動軸7が配置されている。前輪駆動軸7の後端には前輪ギヤ55が設けられている。また、前記出力軸3の後端部の前輪取出ギヤ36に前輪連動軸28上の第1の前輪連動ギヤ51が噛合し、該第1の前輪連動ギヤ51を介して前輪連動軸28に伝達される出力軸3の駆動力は、前輪連動軸28と一体回転する第2の前輪連動ギア54に伝達されて、該前輪連動ギア54から前輪駆動軸7に伝達される。
また前輪駆動クラッチパック67を前輪駆動軸7上に設け、この駆動軸7の前端部から前輪出力軸5へギヤ連動する。また、有効径の異なる2つの前輪駆動切替ギヤ41が前輪駆動クラッチパック67の左右に配置されており、該2つの前輪駆動切替ギヤ41は、カウンタ軸59に設けた有効径の異なる2つの切替駆動カウンタギヤ56に各々噛み合わされ、前輪駆動クラッチパック67を択一的に接続することにより、2つの減速比のうちのいずれか一方の減速比で前輪駆動軸7を駆動することができる。
前輪駆動クラッチパック67を中立位置にシフトするときは前輪61を駆動させない後輪駆動の二駆形態とし、この前輪駆動クラッチパック67を油圧操作によって切り換えて低速位置にシフトするときは前輪61を後輪63に対して約1倍の等速駆動させる四駆形態とし、また、この前輪駆動クラッチパック67を油圧操作によって切り換えて高速位置にシフトするときは前輪61を後輪63に対して約2倍に増速駆動させる四駆形態とすることによって走行することができる。
上記構成からなる噛合式変速装置により、エンジン62の回転動力は主クラッチを構成する前後進クラッチDを経由して4段の変速段からなる主変速装置Aと2段の変速段からなるハイ・ロー変速装置B及び3段の変速段からなる副変速装置Cで合計24段のうちのいずれかの変速段に変速され、得られた回転動力はリヤデフ45を経て後輪63が駆動される。また、前記副変速装置Cで変速された回転動力は前輪駆動クラッチパック(二駆四駆切替クラッチ)67にも伝達され、該クラッチパック67により前輪61が「等速」もしくは「増速」に切り換えられた後、フロントデフ47を経て前輪61が駆動される。
また、PTO変速ギヤ32、走行系の主変速ギヤ33、高低速切替ギヤ34及び副変速ギヤ35等を、ドライブピニオンギヤ53を有する出力軸3の軸芯上に沿って配置する構成とする。走行系の伝動は、入力軸2から出力軸3の軸芯上に配置される主変速ギヤ33、高低速切替ギヤ34及び複変速ギヤ35等を介してドライブピニオンギヤ53へ多段変速連動される。また、PTO系の変速は、この出力軸3の軸芯上の前端部に設けられるPTO変速ギヤ32を介して連動される。
次に図3に本実施例のトラクタの油圧回路図を示す。
図3の油圧回路図では左右の後輪63を独立して制動する左右のブレーキシリンダ83、前輪61へ伝達する動力を「等速」もしくは「増速」に切り換える四駆切換クラッチシリンダ99、ステアリングハンドル73の回転操作により作動するパワーステアリング装置103、PTOクラッチシリンダ104、PTOクラッチ圧力コントロール用バルブ105,106などが設けられている。なお、一点鎖線部分の回路101はメイン油圧回路(作業機昇降・作業機水平や外部油圧取出しなど)となり、サブ回路(走行・ブレーキ・デフロック・PTO側回路)とあまり関係がないため、回路図の図示を省略している。
油圧ポンプ80から吐出した作動油は、減圧弁81aを介して主変速装置Aの第4速用と第2速用の各ギア33をクラッチパック76を介してそれぞれ作動させる油圧クラッチシリンダ87と油圧クラッチシリンダ88を切り替える4−2速切替用の変速制御弁89に供給され、さらに主変速装置Aの第1速用と第3速用の各ギア33をそれぞれ作動させる油圧クラッチシリンダ91と油圧クラッチシリンダ92を切り替える1−3速切替用の変速制御弁93に供給される。
減圧弁81aを経由する作動油は、前後進クラッチシリンダ85のオン・オフ制御弁129を介して前後進クラッチシリンダ85の前進側と後進側のクラッチDを切り替える切替弁86に供給される。該前後進クラッチシリンダ85の前進側と後進側のクラッチDのいずれに作動油が供給されているかは前進側クラッチ圧力センサ110と後進側クラッチ圧力センサ111で検出できる。
同様に、上記及び下記油圧クラッチシリンダに供給される作動油はそれぞれの油圧クラッチシリンダへの入口側の油路に設けた圧力センサで検知できる構成になっている。
また、油圧ポンプ80から吐出した作動油は、減圧弁81bを介してブレーキバルブ82aを経由して左右のブレーキシリンダ83に分岐供給される。前記ブレーキバルブ82aは後輪63を選択する切替制御弁であり、該ブレーキバルブ82aはブレーキ力を調整する圧力制御弁82bと一体構成となっている。
さらに、減圧弁81bを経由する作動油は、前記第1速〜第4速用の各ギア33で変速された速度を「高速」と「低速」の二つのギヤ40のいずれかにクラッチパック76を介して作動させるハイ・ロー油圧クラッチシリンダ95を切り替えるための制御弁96a,96bに供給される。
また、減圧弁81bを経由する作動油は、デフロック制御弁97を経てフロントデフ47用の前輪デフロックシリンダ98a及びリアデフ45用の後輪デフロックシリンダ98bに分岐される。
さらに、前輪駆動クラッチパック67のギア41の切替用の油圧シリンダ99には切替制御弁94を経て前記減圧弁81bを経由する作動油が供給される。
同様に、減圧弁81bを経由する作動油は、PTO用バルブ105,106を介してPTOクラッチシリンダ104に供給され、PTOクラッチの圧力を調整する。
また図3に示す油圧ポンプ80からの油圧は、パワステアリングハンドル73の操作で作動されるオービットロール107に作動油を供給する構成である。
図4に前後進ギア42,42の切替を行う前後進クラッチシリンダ85の断面構成図を示す。
シリンダ85の前後一対のシリンダ85F、85R内には流入する作動油(オイル)によりそれぞれ作動するピストン78F、78Rと該ピストン78F、78Rの作動で互いに接触する複数組の摩擦板からなる前後進切替クラッチパック60、60がそれぞれ設けられている。
クラッチペダル119の非操作時(足踏み式ペダル119の踏み込み操作をしていない時)には前進と後進用のいずれかのシリンダ85F、85R内にオイルが流入してピストン78F又は78Rが作動状態であり、前後進切替クラッチパック60、60が接続状態となり、エンジン動力が変速装置24内の前進側の駆動機構又は後進側の駆動機構に伝達される。また各シリンダ85F、85R内にはリターンスプリング(圧縮スプリング)77F、77Rが設けられており、該リターンスプリング77F、77Rはそれぞれ前進、後進クラッチパック60、60の接続状態を解除する側に付勢される。したがってクラッチペダル119を操作すると(足踏み式ペダル119の踏み込み操作をすると)とシリンダ85F又は85R内のオイルが流出して、リターンスプリング77F又は77Rの付勢力でピストン78F又は78Rが戻し方向に移動し、該前進又は後進用のクラッチパック60の接続状態が解除される。
上記構成の前後進切替クラッチパック60では、クラッチ入力軸である入力軸2の回転より発生する遠心力によりピストン78F又は78R内のオイルがピストン78F又は78Rに推力を与える。これにより油圧押し付け圧力で発生する入力軸2のトルクに遠心力による推力が加算された力で動力伝達トルクが発生する。
前記遠心力は次の式で求めることができる。
まず、クラッチシリンダ85F又は85R内のオイルが、前進側クラッチパック60又は後進側クラッチパック60と完全に一体となって回転している場合の入力軸2の径方向の圧力Pは、下記の式で表される(強制渦の式)。そして圧力Pの入力軸2の径方向の分布は図6に示す通りであり、半径方向外側ほど圧力Pの値が大きくなっている。
P=P0+1/2ρr2ω2 (1)
ここで、P0:軸心圧力(Pa)、ρ:密度(kg/m3 )、r:軸心からの距離(m)、ω:クラッチ角速度(rad/s)である。
従って、ピストン78F又は78Rの推力は(1)式を半径方向に面積分することで次式(2)、(3)得られる。
Figure 0005083497
Figure 0005083497
ここで、F:ピストン推力(N)、A:ピストン面積(m2 )、φ1:ピストン内径(m)、
φ2:ピストン外径(m)である。
式(3)の第1項はソレノイド86F又は86Rで作動する図示しない油圧バルブの制御圧によるピストン78F又は78Rの推力、第2項はシリンダ85F又は85R内のオイルの遠心力による推力を表す。
式(3)より、前記油圧バルブによる圧力がゼロであっても、前進側クラッチパック60又は後進側のクラッチパック60が回転していれば、推力は発生しているため、リターンスプリング77F又は77Rのセット荷重は遠心力による推力より大きくなくてはならない。また、この推力は圧力センサでは測定できないが、入力軸2の回転数により決まるため、エンジン回転数(図5に示すエンジン回転数センサ112で検出する)より推測して、それに応じた制御を行うことが可能となる。
そこで、本実施例ではクラッチペダル119などの操作と連動して入り切りする前後進油圧クラッチDのクラッチパック60に関して、クラッチペダル119の操作位置に応じて前後進油圧クラッチDの圧力を変更して半クラッチ操作ができるようにし、エンジン回転数(又は入力軸2の回転数)に応じてクラッチペダル119の位置に応じた前進側クラッチパック60又は後進側のクラッチパック60に負荷する圧力を補正する構成とした。
図6にはクラッチペダル119の位置とクラッチ接続圧力の関係を示すが、クラッチペダル119の位置として、ペダル119を十分踏み込んだ時(前進側クラッチパック60又は後進側クラッチパック60が完全非接続状態;ペダル119の位置P1)のクラッチ係合圧力が所定値(1kgf/cm2)であるが、前進側クラッチパック60又は後進側クラッチパック60が完全非接続状態からペダル119を戻して前進側クラッチパック60又は後進側クラッチパック60が完全に接続状態(ペダル119の位置P2)となり、クラッチ係合圧力が所定値(例えば、10kgf/cm2)になるまでの間で前記遠心力による補正圧力αを加算した油圧を前進側クラッチパック60又は後進側クラッチパック60に負荷する必要がある。
図7にはエンジン回転数と前記補正圧力αとの関係を示すが、アイドリング状態では補正圧力αは最大値とし、エンジン回転が定格値(例えば、2200rpm)に至る間では順次小さくしていき、エンジン回転が定格値(例えば、2200rpm)では補正圧力αはゼロとする。エンジン回転数が低いほどピストン78F、78Rの推力が小さく、遠心力も小さいので補正圧力αを大きくする必要がある。
また、クラッチピストン78F、78Rの断面積とエンジン回転数の積に応じてピストン推力が得られるので、油圧クラッチDのピストン78F、78Rの構成が決まれば、事前に演算で求めたピストン推力をエンジン回転数に応じた前記補正圧力αで補正した値をデータとしてコントローラ100のメモリーに保存しておいて、クラッチペダル119の圧力コントロール時、エンジン回転数に応じ保存データを読み出して前進側クラッチパック60又は後進側クラッチパック60を作動させる構成としてもよい。
また、エンジン回転数に代えて入力軸2の回転数に基づき前記補正圧力α又は入力軸2の推力(トルク)を算出しても良い。このときエンジン回転数と対象となる入力軸2までの減速比で演算される入力軸2の回転数で補正圧力α又は入力軸2の推力(トルク)が算出できる。
このように、エンジンの回転または入力軸2の回転より発生する前記式(3)に示す遠心力によりクラッチシリンダ85F、85R内のオイルがピストン78F、78Rに推力を与え、これにより油圧押し付け圧力で発生する入力軸2のトルクに前記遠心力により推力が加算された力で前進側クラッチパック60又は後進側クラッチパック60に動力伝達トルクが発生するため、エンジン回転数または入力軸2の回転数、及びピストン78F、78Rへの供給圧力だけでは予定のクラッチ接続トルクが与えられない。そこで、エンジン回転数または入力軸2の回転数に応じて油圧押し付け圧力で発生する入力軸2のトルクに上記遠心力による推力が加算された力でクラッチ操作すると、良好な操作フィーリングが得られる。
本発明は、トラクタなどの作業車両の走行制御が従来以上に精度良く行えるので操作性の良い車両が得られる。
本発明の実施例のトラクタの左側面図である。 図1のトラクタのトランスミッション内の動力伝動図である。 図2の動力伝動図の油圧回路図である。 図2の変速装置の前後進動力入切用の油圧クラッチの構成図である。 図2の変速装置の前後進動力入切用の油圧クラッチの制御ブロック図である。 図2のトラクタのペダル踏込み位置と前記前後進動力入切用の油圧クラッチの作動圧力の関係を示す図である。 図2の変速装置の前後進動力入切用の油圧クラッチの作動時の遠心力による補正値αとエンジン回転数の関係を示す図である。
符号の説明
1 エンジン軸 2 入力軸
3 出力軸 4 PTO連動軸
5 前輪出力軸 6 走行カウンタ軸
7 前輪駆動軸 8 バックカウンタ軸
9 PTOカウンタ軸 10 リヤデフ軸
11 後輪軸 12 フロントデフ軸
13 前輪軸 14 PTO軸
15,17 ギヤ駆動軸 18 PTO変速軸
19 主変速軸 20 副変速軸
21 クリープカウンタ軸 22 PTO正逆切替軸
23 PTO減速軸 24 PTO逆回転軸
25 前輪連動軸 26 入力軸
27 副変速カウンタ軸 28 前輪連動軸
31 入力ギヤ 32 PTO変速ギヤ
33 主変速ギヤ 34 高低速切替ギヤ
35 副変速ギヤ 36 前輪取出ギヤ
37 PTO正逆切替ギヤ 38 副変速カウンタギヤ
39 主変速カウンタギヤ 40 高低速切替ギヤ
41 前輪駆動切換ギヤ 42 前後進切替ギヤ
43 バックカウンタギヤ 44 PTO変速カウンタギヤ
45 リヤデフ 46 デフリングギヤ
47 フロントデフ 48 入力ギヤ
49 クリープカウンタギヤ 50 PTO減速ギヤ
51 前輪連動ギヤ 52 PTO逆回転ギヤ
53 ドライブピニオンギヤ 54 前輪連動ギヤ
55 前輪ギヤ 56 切替駆動カウンタギヤ
59 カウンタ軸 60 前後進切替クラッチパック
61 前輪 62 エンジン
63 後輪 65 ミッションケース
66 PTOクラッチパック 67 前輪駆動クラッチパック
73 ステアリングハンドル 75 リヤアクスルハウジング
76 クラッチパック 77F、77R リターンスプリング
78F、78R ピストン 80 油圧ポンプ
81a,81b 減圧弁 82a ブレーキバルブ
82b 圧力制御弁 83 ブレーキシリンダ
84 作業機 85 前後進クラッチシリンダ
86 切替弁 89 変速制御弁
87,88,91,92 油圧クラッチシリンダ
93 変速制御弁 94 切替制御弁
95 ハイ・ロー油圧クラッチシリンダ
96a,96b 制御弁 97 デフロック制御弁
98a 前輪デフロックシリンダ 98b 後輪デフロックシリンダ
99 四駆切替クラッチシリンダ 100 制御装置
101 メイン油圧回路 103 パワーステアリング装置
104 PTOクラッチシリンダ
105,106 PTOクラッチ圧力コントロール用バルブ
107 オービットロール 110 前進側クラッチ圧力センサ
111 後進側クラッチ圧力センサ 112 エンジン回転数センサ
115 前後進切替レバー 119 クラッチペダル
120 クラッチペダルセンサ 121 クラッチペダルスイッチ
129 オン・オフ制御弁 A 主変速装置
B ハイ・ロー変速装置 C 副変速装置
D 前後進クラッチ T トラクタ車体

Claims (2)

  1. エンジン(62)と、
    該エンジン(62)の動力を入力軸(2)より入力して非接続状態から接続状態まで、供給又は排出する作動油の油圧に応じて連続的に接続状態を変化させるクラッチピストン(78)を備えたエンジン(62)に一番近い前後進油圧クラッチ(D)と、
    該前後進油圧クラッチ(D)で得た動力で作動すると共に、前後進油圧クラッチ(D)の下流側であり、4段変速に構成されてクラッチパック(76)で切替シフトされる主変速装置(A)、この主変速装置(A)の下流側であり、クラッチパック(76)で高速と低速に切替シフトされる2段のハイ・ロー変速装置(B)、このハイ・ロー変速装置(B)の下流側であり、副変速ギヤ(35)により三段変速する副変速装置(C)を備え、
    前記入力軸(2)から入力ギヤ(31)に連動されるPTO変速カウンタギヤ(44)を有するPTOカウンタ軸(9)上にPTOクラッチパック(66)を設け、このPTOクラッチパック(66)からミッションケース(65)内の伝動機構を介して後端部のPTO軸(14)に連動構成し、
    前記前後進油圧クラッチ(D)の切替を手動で行う前後進切替レバー(115)と該前後進油圧クラッチ(D)に供給又は排出する作動油の油圧圧力を操作量により調整するクラッチペダル(119)を備え、
    前後進油圧クラッチ(D)の回転により発生する遠心力の影響によるクラッチピストン(78)の推力をエンジン回転数又は入力軸(2)の回転数により推定して、供給する作動油の油圧圧力を補正して前後進油圧クラッチ(D)の非接続状態から接続状態までの前記油圧圧力をクラッチペダル(119)の操作量に応じて変更し、
    前記クラッチペダル(119)を操作して前後進油圧クラッチ(D)の前進側クラッチパック(60)又は後進側クラッチパック(60)が完全非接続状態の所定圧力1kg/cm 程度から完全接続状態の所定圧力10kg/cm 程度になるまでの間はクラッチペダル(119)の操作量に対する油圧圧力の変化量の軌跡が下に凸な曲線を形成しながら圧力が増加し、遠心力による補正圧力(α)を前記前進側クラッチパック(60)又は後進側クラッチパック(60)の完全非接続状態から完全接続状態までの間で加算した油圧を前進側クラッチパック(60)又は後進側クラッチパック(60)に負荷し、
    前記クラッチペダル(119)の操作位置に応じて前後進油圧クラッチ(D)の圧力を変更して半クラッチ操作ができるようにし、エンジン回転数に応じてクラッチペダル(119)の位置に応じた前後進油圧クラッチ(D)に負荷する圧力を補正する構成とし、
    エンジン回転数がアイドリング状態では補正圧力(α)は最大値とし、エンジン回転数が定格値に至る間では順次小さくしていき、エンジン回転数が定格値では補正圧力(α)をゼロとする油圧制御装置(100)を備えたことを特徴とするトラクタ。
  2. 演算で求めたピストン推力をエンジン回転数又は入力軸(2)の回転数に応じた補正圧力(α)で補正した値を油圧制御装置(100)に記憶し、クラッチペダル(119)の操作時、エンジン回転数に応じて記憶している値を読み出して前進側クラッチパック(60)又は後進側クラッチパック(60)を作動させることを特徴とする請求項1記載のトラクタ。
JP2006262962A 2006-09-27 2006-09-27 トラクタ Expired - Fee Related JP5083497B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006262962A JP5083497B2 (ja) 2006-09-27 2006-09-27 トラクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006262962A JP5083497B2 (ja) 2006-09-27 2006-09-27 トラクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008082438A JP2008082438A (ja) 2008-04-10
JP5083497B2 true JP5083497B2 (ja) 2012-11-28

Family

ID=39353514

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006262962A Expired - Fee Related JP5083497B2 (ja) 2006-09-27 2006-09-27 トラクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5083497B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102017223141A1 (de) * 2017-12-19 2019-06-19 Zf Friedrichshafen Ag Verfahren zum Betreiben einer hydraulisch betätigbaren Nebenabtrieb-Kupplung

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2950256B2 (ja) * 1996-10-30 1999-09-20 井関農機株式会社 動力車両の操作レバー装置
JP2001020978A (ja) * 1999-07-06 2001-01-23 Toyota Autom Loom Works Ltd 油圧クラッチの制御装置及び同制御装置を備えた産業車両
JP4605687B2 (ja) * 2001-03-30 2011-01-05 株式会社小松製作所 インチング用油圧クラッチの制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008082438A (ja) 2008-04-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20080214348A1 (en) Working Vehicle Transmission System
JP2009196393A (ja) 作業車両
JP4820262B2 (ja) トランスミッション
JP5833168B2 (ja) 作業車両の変速装置
JP2007309385A (ja) 作業車の走行変速構造
JP5426731B2 (ja) 作業車両の変速装置
JP4261944B2 (ja) 油圧・機械式無段変速装置
JP4921914B2 (ja) トランスミッション
JP5083497B2 (ja) トラクタ
JP2011020515A (ja) 作業車両
JP4899752B2 (ja) 走行車両
JP5592539B2 (ja) 作業車両の変速装置
JP4233498B2 (ja) トラクタの操作構造
JP5346456B2 (ja) 作業車両の変速装置
JP4909005B2 (ja) トランスミッション
JP2008281133A (ja) 走行車両
JP4104149B2 (ja) トラクタのpto伝動構造
JP4981463B2 (ja) 作業車の走行伝動構造
KR20150145041A (ko) 농용 작업차의 미션조합
JP4528006B2 (ja) 四輪駆動型トラクタの走行装置
JP4782652B2 (ja) トランスミッション
JP5186032B2 (ja) 作業車の走行変速構造
JP4889600B2 (ja) 作業車両の変速装置
JP4610071B2 (ja) 作業車両の前後進切換装置
JP5838618B2 (ja) 作業車両の走行変速装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090928

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110317

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110323

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110520

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111206

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120203

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120808

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120821

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5083497

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150914

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees