JP2010263148A - ラミネート治具および太陽電池モジュールの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 本発明は、複数の太陽電池セルが封止された封止部と前面基板5とを重ねてなる太陽電池モジュールを保持するラミネート治具であって、前面基板5の熱膨張時には、圧縮バネ51がシャフト52を外枠31の外側に付勢することにより、前面基板5に対して面方向における外側に向けて引張荷重を付与し、前面基板5の熱収縮時には、熱収縮によって移動する内枠40の係止溝44と、板バネ63の爪部62とが係合して、前面基板5の熱収縮が制限される。これにより、熱膨張時には前面基板5に引張荷重を付与することにより太陽電池モジュールの反りを防止できると共に、熱収縮時には、前面基板5の収縮量を制限することにより封止部と前面基板5の収縮量の差によって生じる反りなどを防止できる。
【選択図】 図9
Description
基板の周縁部に接続され、製造時において熱膨張する基板の周縁部に対して、基板の面方向における外側に向けて引張荷重を付与して基板を弾性変形させる張力付与手段と、
基板の周縁部に接続され、製造時において熱収縮する基板の周縁部の移動を制限して基板を塑性変形させるロック手段と、を備えたことを特徴とする。
ロック手段による周縁部の移動の制限により、低剛性部を塑性変形させることが好適である。
この場合には、低剛性部の塑性変形の影響を封止部が受けたとしても、低剛性部は太陽電池セルの間隙に位置するので、太陽電池セルの破損等を防止することができる。
この場合には、非常に容易に低剛性部を形成することができる。
この場合には、より確実に低剛性部を形成することができる。
基板の周縁部に取り付けられた内枠の上面に形成された係止溝と、
内枠の周囲に配置された外枠に取り付けられた弾性片に設けられ、内枠の上面に押し当てられると共に、基板が熱膨張して内枠が移動するときに、上面で係止溝を通り、基板が熱収縮して内枠が移動するときに、係止溝に係止される爪部と、より構成することが好適である。
この場合には、基板が熱膨張するときに、爪部と係止溝とが係止しないため基板の熱膨張が制限されず、基板が熱収縮するときに、爪部が係止溝に係止されるので、基板の熱収縮を制限することができる。
爪部は、外枠側の外面が被係止面と略平行な係止面を有していることが好適である。
この場合には、爪部の係止面と、係止溝の被係止面とが係合するので、確実に爪部と係止溝とを係止させることができる。また、係止溝が傾斜面を有しているので、基板の熱膨張時に、係止溝に爪部が嵌り込んだ状態から、爪部が傾斜面を摺動して容易に上面に乗り上げることができる。
この場合には、ロック部材の取り付け位置を変更することにより、外枠に対する爪部の位置が変更され、基板の収縮量の制御が可能となる。
外枠の内側から外側へ貫通すると共に、一端側が内枠に連結され、他端側にバネ受けを有するシャフトと、
外枠とバネ受けとの間に配置された圧縮バネと、より構成することが好適である。
この場合には、圧縮バネによってシャフトが外枠の外周側に向けて付勢されるので、基板に対して面方向における外側に向けて引張荷重を付与することができる。
基板は、周縁部に沿って辺の全長に渡って延びるガイド部を有し、
内枠部は、ガイド部に沿って摺動自在な嵌合部を有することが好適である。
これにより、基板の辺の端部から内枠部をスライドさせることによって着脱可能で容易に嵌合させることができ、太陽電池モジュールの製造効率を向上させることができる。
内枠部の嵌合部は、突起である、ことが好適である。
この場合には、簡素な構成で、内枠部と基板とを摺動自在に嵌合させることができる。
基板の周縁部に対して面方向における外側に向けて引張荷重を付与した状態で昇温を行い、基板を弾性変形させる工程と、
基板の降温時に、基板の周縁部の移動を制限して基板を塑性変形させる工程と、を有することを特徴とする。
20MPa(N/mm2)×200mm2=4000N
となる。
70×10−6/℃×1000mm×130℃=9.1mm
となる。
4000N/4.5mm=889N/mm
となる。
以上のように、バネ定数が889N/mm以下のA仕様(バネ定数222N/mm)またはB仕様(バネ定数56N/mm)の圧縮バネを用いた場合には、前面基板5の熱膨張時に弾性変形の範囲内で引張荷重を付与することができる。
70MPa(N/mm2)×2000mm2=140000N
となる。この140000Nを、外枠31の1辺に備えられた3つの板バネ63によって受けることとなる。
140000N/540mm2=259MPa
となる。板バネ63の材料として、鉄系金属を用いる場合には、応力的にはこの荷重に十分耐えることができる。
259MPa/206GPa=0.126%
となる。
50mm×0.126%=0.063mm
となる。板バネ63の変形量が極僅かであるため、板バネ63を用いて前面基板5の熱収縮を十分に制限することができる。
Claims (11)
- 複数の太陽電池セルが封止された封止部と基板とを重ねてなる太陽電池モジュールを保持するラミネート治具であって、
前記基板の周縁部に接続され、製造時において熱膨張する前記基板の前記周縁部に対して、前記基板の面方向における外側に向けて引張荷重を付与して前記基板を弾性変形させる張力付与手段と、
前記基板の周縁部に接続され、製造時において熱収縮する前記基板の前記周縁部の移動を制限して前記基板を塑性変形させるロック手段と、を備えたことを特徴とするラミネート治具。 - 前記基板には、前記太陽電池セル間の間隙と対向する部位に他の部位よりも剛性が低い低剛性部が形成され、
前記ロック手段による前記周縁部の移動の制限により、前記低剛性部が塑性変形することを特徴とする請求項1に記載のラミネート治具。 - 前記低剛性部は、前記基板を他よりも薄肉とすることによって形成されていることを特徴とする請求項2に記載のラミネート治具。
- 前記低剛性部は、弾性部材によって構成されていることを特徴とする請求項2に記載のラミネート治具。
- 前記ロック手段は、
前記基板の前記周縁部に取り付けられた内枠の上面に形成された係止溝と、
前記内枠の周囲に配置された外枠に取り付けられた弾性片に設けられ、前記内枠の上面に押し当てられると共に、前記基板が熱膨張して前記内枠が移動するときに、前記上面で前記係止溝を通り、前記基板が熱収縮して前記内枠が移動するときに、前記係止溝に係止される爪部と、より構成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載のラミネート治具。 - 前記係止溝は、前記外枠側に位置して前記上面に略垂直な被係止面と、前記上面に対して傾斜する傾斜面とよりV字状に構成され、
前記爪部は、前記外枠側の外面が前記被係止面と略平行な係止面を有している、ことを特徴とする請求項5に記載のラミネート治具。 - 前記ロック部材は、前記外枠に対してビスによって取り付けられ、前記ロック部材における前記ビスの取り付け穴が長穴となっている、ことを特徴とする請求項5または6に記載のラミネート治具。
- 前記張力付与手段は、
前記外枠の内側から外側へ貫通すると共に、一端側が前記内枠に連結され、他端側にバネ受けを有するシャフトと、
前記外枠とバネ受けとの間に配置された圧縮バネと、より構成されていることを特徴とする請求項5〜7のいずれか1つに記載のラミネート治具。 - 前記内枠は、前記基板の各辺に沿って直線状に延在する複数の内枠部からなり、
前記基板は、前記周縁部に沿って前記辺の全長に渡って延びるガイド部を有し、
前記内枠部は、前記ガイド部に沿って摺動自在な嵌合部を有する、ことを特徴とする請求項5〜8のいずれか1つに記載のラミネート治具。 - 前記基板の前記ガイド部は、前記基板の前記周縁部の表裏面に形成されたガイド溝であり、
前記内枠部の前記嵌合部は、突起である、ことを特徴とする請求項9に記載のラミネート治具。 - 複数の太陽電池セルが封止された封止部と、基板と、を重ねてなる太陽電池モジュールの製造方法において、
前記基板の周縁部に対して面方向における外側に向けて引張荷重を付与した状態で昇温を行い、前記基板を弾性変形させる工程と、
前記基板の降温時に、前記基板の周縁部の移動を制限して前記基板を塑性変形させる工程と、を有することを特徴とする太陽電池モジュールの製造方法。
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Cited By (1)
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US20180358494A1 (en) * | 2014-12-26 | 2018-12-13 | Commissariat A L'energie Atomique Et Aux Energies Alternatives | Photovoltaic module comprising a polymer layer provided with recesses forming expansion joints |
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