JPH0682059U - 耳押え装置 - Google Patents

耳押え装置

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JPH0682059U
JPH0682059U JP2854693U JP2854693U JPH0682059U JP H0682059 U JPH0682059 U JP H0682059U JP 2854693 U JP2854693 U JP 2854693U JP 2854693 U JP2854693 U JP 2854693U JP H0682059 U JPH0682059 U JP H0682059U
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rotating frame
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テンタクリップのクリップ外れによる加工不
良を確実に防止することができる耳押え装置を提供する
こと。 【構成】 シート状物X耳部を把持して走行するテンタ
ークリップ50の把持操作に先立ってシート状物X耳部
を押圧する耳押え装置20であって、シート状物X耳部
を押圧する第1の押圧ローラ21と、第1の押圧ローラ
21の回転軸22に枢着された回動フレーム23と、回
動フレーム23を介してシート状物Xの進行方向に連結
された第2の押圧ローラ24と、第1の押圧ローラ21
をシート状物X耳部位置に固定する固定部材25とから
なることを特徴とする耳押え装置。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、フィルム、布帛等の仕上げ機等に用いられるテンタクリップのクリ ップ外れによる加工不良を防止する耳押え装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、フィルム、布帛等の仕上げ機等に用いられるテンタクリップには、図4 、に示すように、無端に配置された案内レール12上を走行しつつ、クリップレ バー13とクリップ台14との間でシート状物Xの両耳部を把持しながら、幅方 向に拡張し、所定幅に達する時点で前記把持を解除するもの、あるいはシート状 物Xの両耳部を把持して所定幅を維持しながら、シート状物に乾燥処理などを施 し、処理の終了後、前記把持を解除するものなどがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、テンタクリップにあっては、クリップレバー13が、図4中矢印で 示すように回動し、その先端が内側からシート状物Xの耳部上に降りてシート状 物を把持するようになっている。このため、例えば図5に示すようにシート状物 Xの耳部がカールしていたり、図6に示すように盛り上がっていたりした場合に は、前記テンタクリップ13の回動動作はシート状物Xを押し出すことになり、 クリップレバー13とクリップ台14との間でシート状物Xの耳部が把持できな い、所謂クリップ外れを生じてしまう。この結果、シート状物の幅が狭くなった り、乾燥等の加工不良を起こしたりするなど、種々の弊害を招いていた。
【0004】 本考案は、この様な事情に鑑みなされたものであり、テンタクリップのクリッ プ外れによる加工不良を確実に防止することができる耳押え装置を提供すること を目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するため、請求項1記載の考案は、シート状物耳部を把持して 走行するテンタークリップの把持操作に先立って前記シート状物耳部を押圧する 耳押え装置であって、シート状物耳部を押圧する第1の押圧ローラと、第1の押 圧ローラの回転軸に枢着された回動フレームと、回動フレームを介してシート状 物の進行方向に連結された第2の押圧ローラと、前記第1の押圧ローラをシート 状物耳部位置に固定する固定部材とからなることを特徴とする耳押え装置をその 要旨とした。
【0006】 請求項2記載の考案は、回動フレーム及び第2の押圧ローラが、第1の押圧ロ ーラの回転軸に設けたバネ体によってシート状物耳部側に付勢されていることを 特徴とする耳押え装置をその要旨とした。
【0007】
【作用】
請求項1記載の耳押え装置にあっては、テンタークリップの把持操作に先立っ て、シート状物耳部位置に固定部材によって固定された第1の押圧ローラが、シ ート状物耳部を偏平状となるように押圧するようになっている。また、第1の押 圧ローラの回転軸に枢着された回動フレームを介してシート状物の進行方向に連 結された第2の押圧ローラが、回動フレームとともにシート状物耳部を偏平状と なるように押圧するようになっている。
【0008】 請求項2記載の耳押え装置にあっては、第1の押圧ローラの回転軸に設けたバ ネ体によって、回動フレーム及び第2の押圧ローラがシート状物耳部側に付勢さ れるようになっている。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の耳押え装置を図面に示した一実施例に従って詳細に説明する。 図1、図2及び図3に示すように、本考案の耳押え装置20は、シート状物X の耳部を押圧する第1の押圧ローラ21と、第1の押圧ローラ21の回転軸22 に枢着された回動フレーム23と、回動フレーム23を介して連結された第2の 押圧ローラ24と、前記第1の押圧ローラ21をシート状物Xの耳部位置に固定 する固定部材25とからなる。
【0010】 固定部材25は、第1の押圧ローラ21をシート状物Xの耳部位置に固定する ものであり、テンタクリップ50の前方位置であって、シート状物Xの走行経路 に沿ってその耳部位置上方に配された固定板26と、固定板26両側より延設さ れた延設部27、27と、延設部27、27端部にボルト28によって取り付け られたコ字型のフレーム29とからなる。
【0011】 第1の押圧ローラ21は、前記固定部材25におけるフレーム29の両先端間 に取着した回転軸22に回転可能に取り付けられて、シート状物Xの耳部位置に 固定されるローラであり、シート状物Xの走行に合わせて回転しつつ、シート状 物Xの耳部を押圧しこれを偏平状とするようになっている。この第1の押圧ロー ラ21のシート状物Xの耳部位置への固定は、第1の押圧ローラ21が確実にシ ート状物Xの耳部を押圧するように、前記固定部材25における固定板26の延 設部27とフレーム29との取付角度を適宜調整し、これらをボルト28で締め 付けることで行われるようになっている。
【0012】 この第1の押圧ローラ21の回転軸22には薄板状の回動フレーム23の一端 が枢着されている。また、回動フレーム23の他端には回転軸30が取着され、 同回転軸30には第2の押圧ローラ24が回転可能に取り付けられている。この ようにして、前記第1の押圧ローラ21に次いで第2の押圧フレーム24が、回 動フレーム23を介してシート状物Xの進行方向に連結されており、これら第2 の押圧ローラ24及び回動フレーム23は、前記第1の押圧ローラ21の回転軸 22を中心にして上下方向に回動し、その自重でシート状物Xの耳部を押圧する ようになっている。
【0013】 尚、本考案における第2の押圧ローラ24の材質、径、幅、回動フレーム23 の材質、厚さ、長さなど特に限定されないが、これらが第1の押圧ローラ21の 回転軸22を中心にして上下方向に回動し、その自重でシート状物Xの耳部を押 圧するようになっているので、これらの自重が大きくなるように材質、径などを 決定するとよい。
【0014】 尚、第2の押圧フレーム24及び回動フレーム23が、回転軸22に設けたバ ネ体(図示しない)によって、シート状物Xの耳部側に付勢されるようにしても よい。この場合、シート状物Xの耳部は、第1及び第2の各押圧ローラ21、2 4並びに回動フレーム23の自重とバネ体(図示しない)からの付勢力とによっ て、より大きな押圧力で押圧されることになる。
【0015】 尚、図1に示すように、本考案における耳押え装置20は、テンタクリップ5 0の前方位置であって、シート状物Xの走行経路に沿ってその両耳部位置に配さ れるのであるが、その数は多くなればなるほど、シート状物耳部のカールや盛り 上がりがより確実に修正(偏平状に押圧)されることになる。
【0016】
【考案の効果】
上記構成を備えたことにより、請求項1記載の耳押え装置にあっては、テンタ ークリップの把持操作に先立って、シート状物耳部位置に固定部材によって固定 された第1の押圧ローラが、シート状物耳部を偏平状となるように押圧するよう になっている。また、第1の押圧ローラの回転軸に枢着された回動フレームを介 してシート状物の進行方向に連結された第2の押圧ローラが、回動フレームとと もにシート状物耳部を偏平状となるように押圧するようになっている。このため 、シート状物の耳部がカールしていたり、盛り上がっていたりした場合でも、シ ート状物はクリップレバーとクリップ台との間で確実に把持され、所謂クリップ 外れを生じることがなく、シート状物の幅が狭くなったり、乾燥等の加工不良を 起こしたりするなど弊害の発生を未然に防ぐことができる。
【0017】 請求項2記載の耳押え装置にあっては、第1の押圧ローラの回転軸に設けたバ ネ体によって、回動フレーム及び第2の押圧ローラがシート状物耳部側に付勢さ れるようになっているので、シート状物の耳部は、第1及び第2の各押圧ローラ 、並びに回動フレームの自重とバネ体からの付勢力とによって、より大きな押圧 力で押圧され、この結果、シート状物の偏平形状はよりシャープなものとなり、 テンタークリップの把持操作の確実性が一層向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の耳押え装置とテンタクリップとを示す
側面図。
【図2】本考案の耳押え装置を示す斜視図。
【図3】同じく平面図。
【図4】テンタクリップとを示す側面図。
【図5】シート状物耳部のカールによるクリップ外れの
状態を示す側面図。
【図6】シート状物耳部の盛り上がりによるクリップ外
れの状態を示す側面図。
【符号の説明】
21 ・・・第1の押圧ローラ 22、30 ・・・回転軸 23 ・・・回動フレーム 24 ・・・第2の押圧ローラ 25 ・・・固定部材 X ・・・シート状物

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状物耳部を把持して走行するテン
    タークリップの把持操作に先立って前記シート状物耳部
    を押圧する耳押え装置であって、 シート状物耳部を押圧する第1の押圧ローラと、第1の
    押圧ローラの回転軸に枢着された回動フレームと、回動
    フレームを介してシート状物の進行方向に連結された第
    2の押圧ローラと、前記第1の押圧ローラをシート状物
    耳部位置に固定する固定部材とからなることを特徴とす
    る耳押え装置。
  2. 【請求項2】 前記回動フレーム及び第2の押圧ローラ
    が、第1の押圧ローラの回転軸に設けたバネ体によって
    シート状物耳部側に付勢されていることを特徴とする請
    求項1記載の耳押え装置。
JP2854693U 1993-04-30 1993-04-30 耳押え装置 Expired - Lifetime JP2580306Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP2854693U JP2580306Y2 (ja) 1993-04-30 1993-04-30 耳押え装置

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JPH0682059U true JPH0682059U (ja) 1994-11-25
JP2580306Y2 JP2580306Y2 (ja) 1998-09-10

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ID=12251665

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010263148A (ja) * 2009-05-11 2010-11-18 Toyota Motor Corp ラミネート治具および太陽電池モジュールの製造方法

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JP2010263148A (ja) * 2009-05-11 2010-11-18 Toyota Motor Corp ラミネート治具および太陽電池モジュールの製造方法

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JP2580306Y2 (ja) 1998-09-10

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