JP2006100639A - 太陽電池モジュール - Google Patents

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大岳 加藤
Yuji Inoue
裕二 井上
Seiki Itoyama
誠紀 糸山
Ichiro Kataoka
一郎 片岡
Hidehisa Makita
英久 牧田
Masaaki Matsushita
正明 松下
Takaaki Mukai
隆昭 向井
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Abstract

【課題】 枠材付き太陽電池モジュールで、簡便な方法で太陽電池パネルを枠材に固定させる。
【解決手段】 少なくとも太陽電池パネル501、枠材502からなる太陽電池モジュールであって、枠材502は、太陽電池パネルを挟持する挟持部503a、503bと、太陽電池パネル非受光面側の挟持部503bに対向する対向部504を有し、太陽電池パネル非受光面側の挟持部503bを対向部504側から押圧して太陽電池パネル側に変形せしめる押圧部材509を有することを特徴とする。
【選択図】 図5

Description

本発明は、少なくとも太陽電池パネル、枠材からなる太陽電池モジュールに関する。
従来より、環境に対する意識の高まりが、世界的な広がりを見せている。中でもCO2の増加による温室効果で地球の温暖化が生じることが予測され、CO2を排出しないクリーンなエネルギーが求められている。太陽電池は現在のところ、クリーンなエネルギー源として、そのクリーンさと安全性と取り扱い易さから特に期待されている。
太陽電池には様々な形態がある。代表的なものとしては、結晶シリコン太陽電池、多結晶シリコン太陽電池、薄膜結晶太陽電池、微結晶シリコン太陽電池、アモルファスシリコン太陽電池、銅インジウムセレナイド太陽電池、化合物半導体太陽電池などがある。
この様に、太陽電池自身の開発研究も多種多様に行われているが、太陽電池モジュールの形状、つまり、地上及び屋根上等ヘの設置にうまく適合する太陽電池モジュールの開発がなされている。
このような太陽電池モジュールの従来例としては、特許文献1に開示されている例が挙げられる。図1は従来の太陽電池モジュールを示す。図1において、101は太陽電池パネル、102は枠材、103はシーリング材、104はナット、105は設置架台、106はボルトである。
太陽電池パネル周縁部に、太陽電池パネルの機械的構造強度の補強及び、太陽電池パネルの設置架台への取付を目的として、枠材102を設けている。
上記の太陽電池モジュールを設置架台上に取り付けるには、枠材102の下辺部に穴をあけ、設置架台105にボルト・ナットで固定するのが通常である。
特開平7−297435号公報
上記従来例における太陽電池モジュールにおいては、枠材102への太陽電池パネル102の固定は、枠材の太陽電池パネル挟持部にシーリング材103を予め注入した後、太陽電池パネルを該挟持部に挿入して行われる。
しかしながら、前述の作業においては、シーリング材を用いている為、シーリング材の硬化時間が必要となり、製造(組み立て)時間が長くなる、といった問題がある。そして、シーリング材は、耐候性に優れたものを選んで使用しており、コスト的にも高い。
また、太陽電池モジュールの施工にあたっては、太陽電池モジュールが重いと、その重さに耐えうる設置構造が必要となり、トータルコストが高くなる。更に施工作業性からも、太陽電池モジュールの軽量化が求められるが、シーリング材を使用した場合、太陽電池モジュール全体に占めるシーリング材の重量もかさみ、太陽電池モジュールの軽量化を困難なものとしている。
そこで本発明は、製造(組み立て)時間が短縮可能であり、軽量でモジュールの構造強度の強い、かつ、製造コストの安い太陽電池モジュールを提供する事を目的とする。
上記の目的を達成すべく本発明では、少なくとも太陽電池パネル、枠材からなる太陽電池モジュールであって、前記枠材は、太陽電池パネルを挟持する挟持部と、太陽電池パネル非受光面側の前記挟持部に対向する対向部を有し、前記太陽電池パネル非受光面側の挟持部を前記対向部側から押圧して太陽電池パネル側に変形せしめる押圧部材を有することを特徴とする。
上記本発明の太陽電池モジュールは、
「前記押圧部材は前記太陽電池パネル非受光面側の挟持部と前記対向部との間に挿嵌されるものであること」、
「前記押圧部材が弾性体であること」、
「前記押圧部材がブロック状部材であること」、
「前記対向部に第1の貫通孔が設けられており、前記押圧部材は前記第1の貫通孔を通り前記太陽電池パネル非受光面側の挟持部を押圧するものであること」、
「前記第1の貫通孔はネジが切られていること」、
「前記太陽電池パネルの裏面にリブが設けられており、該リブは太陽電池パネル裏面との接着面、及び該接着面から延びる立ち上がり面、及び該立ち上がり面から延びる太陽電池パネル裏面と平行を成す平行面から成り、前記押圧部材は前記平行面に設けられている第2の貫通孔を通っていること」、
「前記挟持部に凹凸が設けられていること」、
「前記対向部の前記挟持部に対向する面に凹凸が設けられていること」、
「前記対向部の厚みが、前記太陽電池パネル非受光面側の挟持部の厚みより厚いこと」、
「前記枠材は前記挟持部と前記対向部を繋ぐ垂下部を有しており、前記垂下部に連接する前記対向部端部の厚みが、前記垂下部に連接する前記太陽電池パネル非受光面側の挟持部端部の厚みより厚いこと」、
をその好ましい態様として含むものである。
本発明の太陽電池モジュールの構成によれば、押圧部材により、太陽電池パネル非受光面側の挟持部を対向部側から押圧して太陽電池パネル側に変形せしめることで太陽電池パネルと枠材の固定が可能となる。この為、太陽電池パネルを枠材に固定する為に用いていたシーリング材が不要となり、シーラント材の硬化時間を必要とせず、太陽電池モジュールの製造時間を短縮することが可能となる。また、シーラント材を使用することで発生していた煩雑な作業を無くすことができ、製造工程を簡略化することが可能となる。更に、シーリング材を無くすことで、軽量化を図ることが可能となる。また、高価なシーリング材を使用しないため、低コストの実現を図ることが可能となる。
また、押圧部材が直接太陽電池パネルと接触することはなく、太陽電池パネルには枠材挟持部からの応力を受けることになる。よって太陽電池パネルは押圧部材の形状に依らず、挟持部の面で枠材に固定されることになり、より強固に固定される。
以下に本発明の太陽電池モジュールに関する実施の形態について図を用いて説明する。
図2、図3は本発明に係る太陽電池モジュールを説明する為の概略断面図である。図において、201は太陽電池パネル、202は枠材、203a、203bは挟持部、204は対向部、205は押圧部材である。図2は押圧部材を枠材に装着する前の状態を表している。図3は押圧部材を枠材に装着した後の状態を表している。
本実施の形態例に係る太陽電池モジュールは、少なくとも太陽電池パネル201、枠材202からなる太陽電池モジュールであって、枠材202は、太陽電池パネルを挟持する挟持部203a、203bと、太陽電池パネル非受光面側の挟持部203bに対向する対向部204を有し、太陽電池パネル非受光面側の挟持部203b(以下、「非受光面側挟持部」と称す。)を対向部204側から押圧して太陽電池パネル側に変形せしめる押圧部材205を有している。
本実施の形態では、図2の太陽電池モジュールの状態から押圧部材205を非受光面側挟持部203bと対向部204の間に挿嵌し、非受光面側挟持部203bを太陽電池パネル側に変形せしめることによって、太陽電池パネルが挟持部203a、203bで固定される。
以下、各部について詳細な説明を行う。
〔太陽電池パネル〕
本発明に於ける太陽電池パネルについては、特に種別に限定はない。太陽電池素子を被覆材で覆う形で、太陽電池素子の耐侯性を向上させ、太陽電池パネルを形成している。被覆材は、その使用される部位により、表面材、充填材、裏面材に分けられる。主には2つのタイプの太陽電池パネルが挙げられる。一つは、受光面側に表面材としてガラスを用い、太陽電池素子を充填材により封止したものである。もう一つは受光面側に表面材としてフッ素樹脂フィルムを、裏面側に補強板を用い、その間に太陽電池素子を充填材により封止したものである。
{太陽電池素子}
本発明に於ける太陽電池素子については、特に種別に限定はない。太陽電池素子に使用する太陽電池としては、例えば、アモルファス・マイクロクリスタルシリコン積層型太陽電池、結晶シリコン太陽電池、多結晶シリコン太陽電池、アモルファスシリコン太陽電池、銅インジウムセレナイド太陽電池、化合物半導体太陽電池等が挙げられる。しかしながら薄膜系の太陽電池が可撓性を有するので好ましい。特に、可撓性を有する導電性基板上に光変換部材としての半導体活性層などを形成した太陽電池は、大面積化も容易で、曲げ応力に対する太陽電池の信頼性も高いため好ましく、アモルファス・マイクロクリスタルシリコン型3層構造を含む積層型太陽電池が特に好ましい。
{被覆材}
被覆材は、太陽電池の外部の汚れからの保護や、外部からの傷付き防止など太陽電池の耐候性を向上させる目的で用いられる。表面材および充填材については、透明性、耐候性及び耐汚染性が要求される。このような要求を満たし、好適に用いられる材料としては、フッ素樹脂、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、シリコーン樹脂、ガラス等が挙げられる。これらの材料を用いて被覆する方法としては、フィルム化してラミネートする方法、コーティングによって設ける方法及び粘着剤を配し接着する方法などが挙げられる。用途により、太陽電池表面のみに設ける場合や表面及び裏面側に設ける場合がある。
{補強板}
本発明に於ける裏面補強板とは、前記被覆材だけでは機械的強度が不足した場合、太陽電池パネルの非受光面側に裏打ちするものである。形状としては板状のものが好ましく、その材質としては、カーボンファイバー、プラスチック板、FRP(ガラス繊維強化プラスチック)板、セラミック、ガラスなどが挙げられ、特に好ましくは金属製の板を用いるものである。
金属の材質として、溶融アルミメッキ鋼板、溶融亜鉛メッキ鋼板、アルミ亜鉛合金メッキ鋼板、ステンレス鋼板などが挙げられるが、耐候性及び耐錆性に優れた溶融Zn−Al系合金メッキ鋼板がより好ましい。
〔枠材〕
前述した裏面補強板や、ガラスだけで太陽電池に加わる風圧に耐えさせようとすると厚みを十分にとる必要があり、重量的にもコスト的にも好ましくない。枠材は裏面補強板やガラスの機械的強度を補うものである。通常は太陽電池パネルの四辺に設けられるが、長辺側または短辺側の二辺のみ設ける場合もある。枠材の材質としてはアルミ等の軽金属が軽量であり、加工、変形が容易である点から特に好適である。枠材と裏面補強板を併用する事もあり、軽量化と低コスト化の両立が可能となる。
枠材の形状は様々であるが、太陽電池パネルを挿入する為の挟持部と非受光面側挟持部に対向する対向部、更には該非受光面側挟持部と該対向部を繋ぐ垂下部を有する、図2に例示した断面がEの字状のフレームが挙げられる。また、挟持部や対向部に凹凸を設けることによって、太陽電池パネルや、押圧部材と枠材との接触部が滑り難くなり、太陽電池パネルをより強固に固定することが可能となり好ましい。
更に、対向部の厚みを非受光面側挟持部の厚みより厚くする、若しくは、前記垂下部に連接する対向部端部の厚みを、前記垂下部に連接する非受光面側挟持部端部の厚みより厚くする、等により非受光面側挟持部に対して対向部の機械的強度が増し、例えば押圧部材を非受光面側挟持部と対向部との間に挿嵌することにより、容易に非受光面側挟持部が太陽電池パネル側に変形し、太陽電池パネルを固定することが可能となり好ましい。
〔押圧部材〕
本実施の形態に係る押圧部材は、枠材の非受光面側挟持部と対向部の間の空間を押し広げて保持することが可能であれば特に限定は無い。
例えば、枠材の非受光面側挟持部と対向部間よりも長い辺を持つバネの様な弾性体が挙げられる。この弾性体を枠材の非受光面側挟持部と対向部との間に挿入することで、前記空間を押し広げることができる。また、弾性体の代わりにブロック部材を用いることも可能である。例えばブロック部材に傾斜面を設け、傾斜面が枠材内部を向くように押し込むことで、容易に前記空間を押し広げることが可能である。この方法を用いた場合、枠材に加工を必要としない為、ブロック材を用意するだけで、太陽電池パネルを枠材に固定することが可能となる。
また、枠材の対向部に貫通孔を設け、押圧部材としてビスやネジ等を枠材の外から該貫通孔を通してねじり込んでいき、非受光面側挟持部の少なくとも一部に押し当てることで、前記空間を押し広げる方法等が挙げられる。この方法だと所定の工具でビス、ネジを押し込んでいくことが可能な為、特に大きな力を必要としない。さらに、直接ビスやネジの先端が太陽電池パネルにネジ込まれないため、太陽電池パネルの損傷もなく、簡便に太陽電池パネルを枠材に固定することが可能となる。
以下に実施例により本発明を詳述するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
(実施例1)
本実施例は、受光面側にガラスを、裏面にアルミニウム箔をサンドイッチした耐湿性フッ素樹脂(「テドラー(デュポン社製)/アルミ箔/テドラー」)を用い、被覆材としてEVAにより封止された結晶系太陽電池を用いた太陽電池パネルと、押圧部材としてブロック材、枠材としてアルミフレームから構成された太陽電池モジュールの例である。
図4は本実施例に係るブロック材の概要図である。図4に示す様にブロック材は、直方体から成る金属片から、隣合う2面を通る平面で切り落として傾斜面を設けた形状をしている。
図5は本実施例に係る太陽電池モジュールを説明する為の概略断面図である。図5において、501は太陽電池パネル、502は枠材としてのアルミフレーム、503a、503bは太陽電池パネル挟持部、504は対向部、505はガラス、506は結晶系太陽電池、507はEVA、508は耐湿性フッ素樹脂、509はブロック材である。
図に示す様にブロック材509には傾斜面509aが設けられている。この傾斜面509aが枠材内部を向くようにしてブロック材を押し込むことで、ブロック材を枠材の非受光面側挟持部503bと対向部504の間に容易に挿嵌することが可能である。これにより、枠材の非受光面側挟持部503bと対向部504の間の空間が押し広げられ、非受光面側挟持部503bが太陽電池パネル側に変形して、枠材に太陽電池パネルが固定される。また、本実施例では太陽電池パネル及びブロック材に当接する枠材の挟持部と対向部に、長手方向に沿って凹凸が設けられている。この凹凸によってブロック材及び太陽電池パネルが、枠材から滑って抜け落ちることなく、より強固に固定されることを可能としている。
(実施例2)
本実施例は、実施例1に記載の太陽電池パネルを用い、押圧部材としてのビスと、貫通孔を有する枠材(アルミフレーム)から構成された太陽電池モジュールの例である。
図6は本実施例に係る太陽電池モジュールの概要図である。601は太陽電池パネル、602は枠材、603a、603bは太陽電池パネル挟持部、604は対向部、605はガラス、606は結晶系太陽電池、607はEVA、608は耐湿性フッ素樹脂、609はビス(押圧部材)、610は枠材の対向部と垂下部(挟持部と対向部を繋ぐ部分)との連結部、611は枠材の非受光面側挟持部と垂下部との連結部である。
図7は本実施例に係る枠材602の概要図である。701は枠材の対向部604に設けられた貫通孔を示す。貫通孔の開け方については、特に限定はない。ドリルや打ち抜き、プレス加工等で貫通孔を設けることができる。予め貫通孔をねじ切っておいても良いし、枠材がアルミの場合はネジ切らずにビスやネジで直接ねじ込んでいくことも可能である。この貫通孔の位置に、特に限定は無く、太陽電池パネルと枠材とを固定できるようであれば良い。
本実施例では枠材の対向部の厚みが挟持部の厚みより厚くなっており、また、対向部と垂下部との連結部の厚みが、非受光面側挟持部と垂下部との連結部の厚みよりも厚くなっている。このため、ビス609を前記貫通孔を通してねじ込んでいった時、非受光面側挟持部603bが塑性変形を起し易くなり、太陽電池パネルを枠材に容易に固定することができる。
図8に本実施例の太陽電池モジュールを設置架台に取り付けた概要図を示す。図8において、801は設置架台である(設置架台以外は説明済)。図示のように置架台に穴を設け、本実施例のビス(押圧部材)を設置架台の穴を通して用いることで、このビス(押圧部材)を太陽電池モジュールを設置架台に取り付けるための固定具として共有することも可能である。
(実施例3)
本実施例は、ETFE、EVA及びPETからなる被覆材により被覆され、溶融Zn55%−Al系合金メッキ鋼板(ガルバリウム鋼板)からなる金属製補強板が一体積層されたアモルファス・マイクロクリスタル積層型太陽電池を用いた太陽電池モジュールと、押圧部材としてのネジと貫通孔を有する枠材から構成された太陽電池モジュールであって、前記金属製補強板上に、太陽電池パネル短手方向と平行に凸状のリブが設けられ、該リブ上に貫通孔を有している、太陽電池モジュールの例である。
図9は本実施例に係る太陽電池モジュールを説明する為の概略断面図である。901は太陽電池パネル、902は枠材としてのアルミフレーム、903a、903bは太陽電池パネル挟持部、904は対向部、905はETFE、906は太陽電池素子、907はEVA、908は金属製補強板、909は押圧部材としてのビス、910はリブを示す。
図10は本実施例に係る太陽電池パネル901の裏面を示した概要図である。1001はリブ910に設けられた貫通孔を示す。リブは一枚板の溶融Zn55%−Al系合金メッキ鋼板を用いており、貫通孔を設け、折り曲げ加工により曲げられる。
図11は本実施例に係る枠材902の概要図である。1101は対向部904に設けられた貫通孔を示す。本実施例では非受光面側挟持部903bに切り欠き部1102が設けられており、該切り欠き部と太陽電池パネルに取り付けられたリブの立ち上がり部とが嵌合するようになっている。
本実施例によると押圧部材であるビス909が、枠材の対向部904とリブ910にそれぞれ設けられた貫通孔を通って非受光面側挟持部903bに押し当っている。この為、太陽電池パネルは、枠材の挟時部とリブの2箇所で固定されることになり、より強固に固定することが可能となる。また、枠材の非受光面側挟持部903bは切り欠き部1102を有しているため、一つのビスを押し込んだ際、挟持部全体ではなく挟持部の一部のみで太陽電池パネルを押さえつけることができる。この為、ビスの押し込みの際の力が軽減でき、作業性が向上する。また、ビスの頭が皿状になっており、ビスの頭はアルミフレーム内に納まるようになっている。
(実施例4)
本実施例は、実施例1に記載の太陽電池パネルを用い、押圧部材としての弾性体、枠材としてのアルミフレームから構成された太陽電池モジュールの例である。
図12は本実施例に係る太陽電池モジュールを説明する為の概略断面図である。図12において、1201は太陽電池パネル、1202はアルミフレーム、1203a、1203bは太陽電池パネル挟持部、1204は対向部、1205はガラス、1206は太陽電池素子、1207はEVA、1208は耐湿性フッ素樹脂、1209は弾性体としてのバネである。
本実施例では、押圧部材としてバネを用い、このバネを枠材の非受光面側挟持部1203bと対向部1204の間に挿嵌することにより、非受光面側挟持部1203bと対向部1204の間の空間を押し広げ、非受光面側挟持部1203bが太陽電池パネル側に変形して、枠材に太陽電池パネルが固定される。また、対向部1204に凹部を設け、該凹部にバネの一端を収納している。この為、バネが非受光面側挟持部と対向部の間でずれることを防止している。
従来の太陽電池モジュールの概要図である。 本発明の実施形態例に記載している太陽電池モジュールの押圧部材装着前の概略断面図である。 本発明の実施形態例に記載している太陽電池モジュールの押圧部材装着後の概略断面図である。 本発明の実施例1に記載している押圧部材の概要図である。 本発明の実施例1に記載している太陽電池モジュールの概略断面図である。 本発明の実施例2に記載している太陽電池モジュールの概略断面図である。 本発明の実施例2に記載している枠材の概要図である。 本発明の実施例2に記載している太陽電池モジュールを設置架台に取り付けた概要図である。 本発明の実施例3に記載している太陽電池モジュールの概略断面図である。 本発明の実施例3に記載している太陽電池パネル裏面の概要図である。 本発明の実施例3に記載している枠材の概要図である。 本発明の実施例4に記載している太陽電池モジュールの概略断面図である。
符号の説明
101、201、501、601、901、1201 太陽電池パネル
102、202、502、602、902、1202 枠材
103 シーリング材
104 ナット
105 設置架台
106 ボルト
203a、203b、503a、503b、603a、603b、903a、903b、1203a、1203b 挟持部
204、504、604、904、1204 対向部
205、509、609、909、1209 押圧部材
505、605、1205 ガラス
506、606、906、1206 太陽電池素子
507、607、907、1207 EVA
508、608、1208 耐湿性フッ素樹脂
610 枠材の対向部と垂下部との連結部
611 枠材の非受光面側挟持部と垂下部との連結部
701、1101 貫通孔(第1の貫通孔)
801 設置架台
905 ETFE
908 金属製補強板
910 リブ
1001 貫通孔(第2の貫通孔)
1102 切り欠き部

Claims (11)

  1. 少なくとも太陽電池パネル、枠材からなる太陽電池モジュールであって、前記枠材は、太陽電池パネルを挟持する挟持部と、太陽電池パネル非受光面側の前記挟持部に対向する対向部を有し、前記太陽電池パネル非受光面側の挟持部を前記対向部側から押圧して太陽電池パネル側に変形せしめる押圧部材を有することを特徴とする太陽電池モジュール。
  2. 前記押圧部材は前記太陽電池パネル非受光面側の挟持部と前記対向部との間に挿嵌されるものであることを特徴とする請求項1に記載の太陽電池モジュール。
  3. 前記押圧部材が弾性体であることを特徴とする請求項2に記載の太陽電池モジュール。
  4. 前記押圧部材がブロック状部材であることを特徴とする請求項2に記載の太陽電池モジュール。
  5. 前記対向部に第1の貫通孔が設けられており、前記押圧部材は前記第1の貫通孔を通り前記太陽電池パネル非受光面側の挟持部を押圧するものであることを特徴とする請求項1に記載の太陽電池モジュール。
  6. 前記第1の貫通孔はネジが切られていることを特徴とする請求項5に記載の太陽電池モジュール。
  7. 前記太陽電池パネルの裏面にリブが設けられており、該リブは太陽電池パネル裏面との接着面、及び該接着面から延びる立ち上がり面、及び該立ち上がり面から延びる太陽電池パネル裏面と平行を成す平行面から成り、前記押圧部材は前記平行面に設けられている第2の貫通孔を通っていることを特徴とする請求項5又は6に記載の太陽電池モジュール。
  8. 前記挟持部に凹凸が設けられていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の太陽電池モジュール。
  9. 前記対向部の前記挟持部に対向する面に凹凸が設けられていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の太陽電池モジュール。
  10. 前記対向部の厚みが、前記太陽電池パネル非受光面側の挟持部の厚みより厚いことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の太陽電池モジュール。
  11. 前記枠材は前記挟持部と前記対向部を繋ぐ垂下部を有しており、前記垂下部に連接する前記対向部端部の厚みが、前記垂下部に連接する前記太陽電池パネル非受光面側の挟持部端部の厚みより厚いことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の太陽電池モジュール。
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