JP2001007375A - 太陽電池モジュールとその設置方法 - Google Patents
太陽電池モジュールとその設置方法Info
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Abstract
つモジュール強度も維持し、設置が容易で全体としてコ
スト低減を図った太陽電池モジュールとその設置方法を
提供する。 【解決手段】 電気絶縁性を有するフィルム基板上に形
成された太陽電池100を、電気絶縁性の保護材により封
止するために、太陽電池の受光面側および非受光面側の
双方に保護層100Aおよび100Bを設けた太陽電池モジュー
ル120において、前記太陽電池の側方に前記保護層を延
長して非発電領域を形成し、この非発電領域に、太陽電
池モジュール設置用の取付け穴117を設け、この穴と太
陽電池モジュール上方押え具と固定部材とに設けた対応
する穴とに跨がって、さし込みピンまたはタッピングネ
ジを貫通固定することにより、太陽電池モジュールを設
置する。
Description
するフィルム基板上に形成された太陽電池を、電気絶縁
性の保護材により封止するために、太陽電池の受光面側
および非受光面側の双方に保護層を設けた太陽電池モジ
ュールおよびその設置方法に関する。
エネルギーの研究開発が進められている。中でも、太陽
電池はその資源(太陽光)が無限であること、無公害で
あることから注目を集めている。同一基板上に形成され
た複数の太陽電池素子が、直列接続されてなる太陽電池
(光電変換装置)の代表例は、薄膜太陽電池である。
の安さ、大面積化が容易であることなどから、今後の太
陽電池の主流となると考えられ、電力供給用以外に、建
物の屋根や窓などにとりつけて利用される業務用,一般
住宅用にも需要が広がってきている。
いたが、軽量化、施工性、量産性においてプラスチック
フィルムを用いたフレキシブルタイプの太陽電池の研究
開発がすすめられている。このフレキシブル性を生か
し、ロールツーロール方式の製造方法により大量生産が
可能となった。
電気絶縁性を有するフィルム基板上に形成された太陽電
池を、電気絶縁性の保護材により封止するために、太陽
電池の受光面側および非受光面側の双方に保護層を設け
たものが知られている。
スチックのため、ねじれや引っ張り力に対する強度が弱
く、このため施工時の外力によって破損したりするおそ
れがあった。そこで、特許第2651121号や特許第
2719114号に記載されたように、太陽電池モジュ
ールの裏面全体に補強板を設けたり、実開昭55−25
383号公報に記載のように、非発電領域に補強材と電
力リード線を兼用した構造のものが開発されている。
設置方法としては、下記のような方法が知られている。
樹脂の保護材で封止された太陽電池モジュールの設置方
法としては、例えば、前記特許第2651121号公報
に記載された方法が知られている。図19にその概略構
成を示し、図19において920は屋根の野地板、91
0は野地板にボルトで取り付けられた太陽電池モジュー
ル800の受け部材である。太陽電池モジュールは、太
陽電池モジュールの補強板と充填材と透光フィルムと
を、受光面と反対側に折り曲げたものとなし、太陽電池
モジュールを設置する際には、この折り曲げ部を前記受
け部材910に嵌合させて、太陽電池モジュールを固定
する方法が採用されている。
の設置方法としては、下記の方法が知られている。図1
7は太陽電池アレイの部分平面図、図18は図17のD
−Dに沿った断面図である。太陽電池アレイ1は図示し
ない屋根面に太陽電池モジュール2を複数個、平面状に
設置して構成しており、さらには屋根の野地板3の表面
にルーフィング材4が敷かれ、固定部材5が木ネジ6な
どで野地板3に固定されている。太陽電池モジュール2
は略四角形平板のガラス7の四辺がフレーム8で保持固
定され、フレーム8は固定部材5にネジ9で固定されて
いる。一方、端子箱10に接続されたケーブル11は、
太陽電池モジュール2を固定部材5に取付ける際、フレ
ーム8の貫通穴12を通して隣接する太陽電池モジュー
ル2のケーブル11とジョイント13で電気的に直並列
的に接続され、図示しないインバータに接続される。ま
た隣接する太陽電池モジュール2のフレーム8にはカバ
ー部材14が取付けられ、雨水が屋根裏に侵入するのを
防止している。なお、固定部材5の突起部5aは万一、
雨水が侵入しても野地板3に流入しない役目をなすもの
で図示はしないが、屋根傾斜面に沿って軒先側に流れて
外に排出される。
55−25383号公報に記載の太陽電池モジュールの
場合、フレキシブル性がなく重量も増大する問題があ
り、特許第2651121号公報に記載された太陽電池
モジュールの場合、全面補強故にモジュール重量が増大
し、また、モジュールの設置方法と関連して、補強板と
充填材と透光フィルムとを受光面と反対側に折り曲げる
構造のため、作業性が悪く加工費用が嵩み、また、大型
の曲げ加工設備を必要とするなど全体としてコストが増
大する。さらに、太陽電池モジュールの寸法を小さくし
た場合、ある広さの太陽電池アレイを構築する場合に取
付け回数が増えて、作業工数が増す。また太陽電池モジ
ュール毎に端子やケーブルが必要になり、太陽電池モジ
ュールのコストが、この観点からも増大する。
ールの設置方法においては、下記のような問題がある。
ュールが重く、比較的多用される略90cm×90cmの寸法で
は約8〜9kgなる。特に大きな太陽電池モジュールを製
作するほど重くなり、ガラス板の製作性も悪く、コスト
高となる。
どの機械的固定が出来ないため、ガラスを支持する支持
枠(フレーム)が必要となる。支持枠は重いガラスを支
承するため強固な枠体となり、その結果、さらに太陽電
池モジュールが重くなり、かつ支持枠のコストが加わっ
てコスト高となる。
されるのが大半であり、足場の悪い屋根に施工する際に
持ち運びが困難で作業性が悪く、落とした場合に割れて
思わぬ怪我をすることがある。
に施工する場合、重量物であるため、屋根を補強しなく
ては施工出来ない。
るためになされたもので、本発明の課題は、軽量および
フレキシブル性を維持しつつ,モジュール強度も維持
し、設置が容易でかつコスト低減を図った太陽電池モジ
ュールとその設置方法を提供することにある。
め、この発明は、電気絶縁性を有するフィルム基板上に
形成された太陽電池を、電気絶縁性の保護材により封止
するために、太陽電池の受光面側および非受光面側の双
方に保護層を設けた太陽電池モジュールにおいて、前記
太陽電池の側方に前記保護層を延長して非発電領域を形
成し、この非発電領域に、太陽電池モジュール設置用の
取付け穴を設けたものとする(請求項1)。
量,フレキシブル性およびモジュール強度を維持でき、
設置が容易でかつ全体としてコスト低減を図ることがで
きる。
は、防水,絶縁などの安全性や強度ならびに設置条件そ
の他のニーズに応じて、種々の態様をとり得る。
て、前記取付け穴にハトメを挿入したものとする(請求
項2)。また、請求項1に記載のものにおいて、前記非
発電領域に形成した保護層の一部に補強部材を配設し、
この補強部材に太陽電池モジュール設置用の取付け穴を
設けたものとする(請求項3)。前記補強部材は、金属
製平板もしくは、無機繊維または有機繊維で強化した樹
脂板とする(請求項4,5)。
に記載のものにおいて、前記保護層は少なくとも、エチ
レンビニルアセテート(EVA)などの有機材料の接着
材からなる保護層と、エチレン・テトラフルオロエチレ
ン共重合体(ETFE),シクロオレフィンポリマー
(CPE)などの防湿フィルムからなる保護層を備えた
ものとする(請求項6)。また、上記に記載のものにお
いて、前記保護層は、さらに無機繊維または有機繊維で
強化した樹脂の保護層を備えたものとする(請求項
7)。さらに、上記請求項1ないし7のいずれかに記載
のものにおいて、非受光面側の底面に、接着層を介して
金属板からなるを保護層を設けたものとする(請求項
8)。
れかに記載のものにおいて、前記保護層は、太陽電池の
受光面側であって太陽電池側から順次設けたEVAから
なる第1の保護層と,ETFEまたはCPEからなる第
2の保護層と,EVAに無機繊維または有機繊維を充填
した第3の保護層と,ETFEまたはCPEからなる第
4の保護層と、さらに太陽電池の非受光面側であって太
陽電池側から順次設けたEVAまたはEVAに無機繊維
ないし有機繊維を充填した第5の保護層と,ETFE,
CPEまたはポリイミドからなる第6の保護層と,EV
Aからなる第7の保護層と,金属板からなる第8の保護
層とからなるものとする(請求項9)。
としては、下記の請求項10ないし12の発明の設置方
法が好適である。
置部材へ固定されて太陽電池モジュールを取り付けるた
めの固定部材と、この固定部材の上面部に太陽電池モジ
ュールを載置した後太陽電池モジュールを上方から前記
固定部材に押圧固定するための押え具と、前記押え具と
太陽電池モジュールと固定部材とを一体に固定するため
のさし込みピンまたはタッピングネジからなる固定具と
を設け、前記固定部材は、その断面形状が略I字状の取
付けレールであって、このI字状断面の上面部分の略中
央部分に溝を設けてなり、この溝を避けた上面部分に隣
接する太陽電池モジュールをそれぞれ搭載し、かつ、取
付けレールの下面部分を屋根の野地板などの設置部材に
当接して固定し、前記押え具は、その断面形状を平板の
中央部分に突起部を有したT字レール状となし、このT
字状レールの突起部を、隣接する太陽電池モジュールの
隙間および前記固定部材の略中央部分に設けた溝とに嵌
め合せるとともに、突起部から左右に伸びたT字状レー
ルの平板部分を隣接する太陽電池モジュール双方の上面
に当接して取付け、太陽電池モジュールの非発電領域に
設けた前記取付け穴と,この穴に応じて前記押え具およ
び固定部材に設けた穴とに跨がって、前記固定具を貫通
固定することにより太陽電池モジュールを設置すること
とする。
1ないし9のいずれかに記載の太陽電池モジュールの設
置方法において、請求項10に記載の固定部材とは異な
る固定部材と、請求項10に記載の押え具と固定具とを
設け、前記異なる固定部材は、その断面形状を略U字状
で,その両先端部分を所定の隙間を以って内側に折り曲
げた取付けレールとなし、このU字状断面の前記隙間を
避けた上面部分に隣接する太陽電池モジュールをそれぞ
れ搭載し、前記押え具のT字状レールの突起部を、隣接
する太陽電池モジュールの隙間および前記異なる固定部
材の隙間とに嵌め合せるとともに、太陽電池モジュール
の非発電領域に設けた取付け穴と,この穴に応じて前記
押え具および固定部材に設けた穴とに跨がって、前記固
定具を貫通固定することにより太陽電池モジュールを設
置することとする。
項1ないし9のいずれかに記載の太陽電池モジュールの
傾斜面への設置方法において、太陽電池モジュールを略
四角形の平板形状とし、この平板の四辺のうち一方の対
向する二辺の非発電領域に設けた取付け穴を介して請求
項10または11に記載の固定部材に固定具で固定する
とともに、他方の対向する二辺の非発電領域に設けた取
付け穴と同位置に固定用穴が開けられ,且つその先端が
折り返されて断面形状がJ字状平板の連結金具を設け、
傾斜面の上流側の連結金具は先端折り返し部を上向きに
して太陽電池モジュールの受光面側の保護層の表面に,
下流側の連結金具は先端折り返し部を下向きにして非受
光面側の保護層の表面にそれぞれ当接して設け、前記傾
斜面流れ方向上下に隣接する太陽電池モジュールの連結
金具の折り返し部分を嵌め合わせて、ネジ若しくはリベ
ットないし接着材などの固定部材により固定することに
より太陽電池モジュールを設置することとする。
安全性の確保は十分であり、かつ作業性の改善と設置コ
ストの低減を図ることができる。
態について以下に述べる。
ジュールの上面図、図2は図1のA−Aに沿った断面図
である。図1,2に示すように、電気絶縁性を有するフ
ィルム基板上に形成された太陽電池100を、電気絶縁
性の保護材により封止するために、太陽電池の受光面側
および非受光面側の双方に保護層100Aおよび100
Bを設けた太陽電池モジュール120において、太陽電
池100の側方に前記保護層を延長して非発電領域を形
成し、この非発電領域に、太陽電池モジュール設置用の
取付け穴117を設ける。本実施例における保護層10
0Aおよび100Bは、後述するように多数の層を備え
るが、前述のように、防水,絶縁などの安全性や強度な
らびに設置条件その他のニーズに応じて、保護層の一部
を適宜省略できる。
光面側(光入射側)の上面にはEVAで構成された第1
の保護層101、その上面にETFEまたはCPFで構
成された第2の保護層102、その上面にはガラス不織
布にEVAを充填した第3の保護層103、さらにその
上面にはETFEで構成された第4の保護層104、一
方、太陽電池100の非受光面側(光入射側と反対側の
下面)には、EVAで構成された第5の保護層105、
その下面にはETFEまたはCFP乃至はPIで構成さ
れた第6の保護層106、その下面にはEVAで構成さ
れた第7の保護層107、さらにはその下面にはステン
レス、またはアルミニューム、もしくは鉄板の金属板で
構成された第8の保護層108で一体的に挟持、接合し
ている。
105は太陽電池100を封止し、機械的ストレスや熱
的ストレスが太陽電池100に加わるのを緩和、抑制す
るものであり、第2の保護層102は防水、防湿の役
目、第3の保護層103は外部からの機械的衝撃や応力
の緩和の役目、第4の保護層104は表面に塵埃などの
汚損、光遮蔽物質の付着を抑制するものである。また第
6の保護層106は防水、防湿の役目に加えて太陽電池
100と第8の保護層108との電気的絶縁の役目をな
すものであり、第7の保護層107は接着、及び機械的
熱的ストレスの緩和の役目、第8の保護層108は機械
強度体としての役目をそれぞれ成すものである。
キ銅箔線などの帯状の電力リード線109が太陽電池1
00と略同一平面上に配置され、導電性粘着テープ、若
しくは銅箔線をハンダ付けして用いる接続線110で電
気的に太陽電池100と電力リード線109が接続され
ている。電力リード線109の端部に位置する第8の保
護層108の表面には端子箱111が接着、または図示
しないネジなどで固定され第5の保護層105から第8
の保護層108を貫通して開けられた穴112を通って
引出し線113が電力リード線109とハンダ付けなど
により電気、機械的に接続、固定されている。引出し線
113の他端部は、端子箱111に取付けられたケーブ
ル114の導体部115にネジ116、若しくは図示し
ないハンダ付けにより電気的機械的に接続固定されてい
る。なお、穴112は引出し線113の太さに比較して
充分大きな穴径であり、第8の保護層108と引出し線
113の電気的絶縁は保たれており、必要に応じて引出
し線113は被覆電線、若しくは絶縁チューブを被せ
る、穴112に絶縁樹脂を充填するなどの方法をとる。
層108は太陽電池100の側方に延長して非発電領域
を形成し、この非発電領域に電力リード線109を避け
てその外側に第4の保護層104から第8の保護層10
8を貫通して取付け穴117が設けられており、全体と
して四角形平板の太陽電池モジュール120を構成して
いる。
る固定部材にネジなどで取付けた場合、第8の保護層1
08の機械強度体に加えて第1から第7の保護層、特に
第3の保護層103が機械強度体としての役目を分担
し、且つ他の保護層、特に第1、5、7の保護層10
1、105、107がネジで締結した場合のバネ体とし
て働くため、ネジに挿入するスプリングワッシャを省略
することが出来る。しかして本構成を取ることで、取付
けフレームを使用せずに、且つ非発電領域の折り曲げ加
工を施さなくても、施工強度を向上することが出来、風
雨や外部からの機械的熱的ストレスに対しても充分耐え
うる太陽電池モジュールが提供できる。
いし5に関わる本発明の異なる実施例の太陽電池モジュ
ールの上面図、図4,5は図3のB−B断面である。
ら第8の保護層108は太陽電池100の側方に延長し
て非発電領域を形成し、この非発電領域に電力リード線
109を避けてその外側で第1の保護層101と第5の
保護層105との間に帯状平板の補強部材121を挿入
して第1の保護層101と第5の保護層105で接合
し、第4の保護層104から第8の保護層108を貫通
して取付け穴117を設けて、全体として四角形平板の
太陽電池モジュール120を構成している。
から第8の保護層108を太陽電池100の側方に延長
して非発電領域を形成する際、第6の保護層106の
み、若しくは第5、6の保護層105、106の延長長
さを他の保護層より短くし、この短くした保護層の外側
の非発電領域に電力リード線109を避けて、第1の保
護層101と第5の保護層105若しくは第1の保護層
101と第7の保護層107との間に帯状平板の補強部
材121を挿入して第1の保護層101と第5の保護層
105若しくは第7の保護層107で接合し、第4の保
護層104から第8の保護層108を貫通して取付け穴
117を設けて、全体として四角形平板の太陽電池モジ
ュール120を構成している。
ミニューム、鉄板などの金属材料、ガラス不織布、ガラ
ス織布などの無機繊維材料若しくは有機繊維材料、ポリ
イミド板などの有機材料、もしくはガラス繊維充填エポ
キシ樹脂板などの有機・無機混合材料が用いられる。
ュール120の端部強度補強体としたもので、太陽電池
モジュール120全体の折り曲げ強度が向上する他、取
付け穴117を介して後述する固定部材にネジなどで取
付けた場合、第8の保護層108の機械強度体に加え
て、第3の保護層103が機械強度体としての役目を果
たすための接続担体として機能し、施工強度を向上する
ことが出来、風雨や外部からの機械的熱的ストレスに対
しても充分耐えうる太陽電池モジュールが提供できる。
9が配置されている二つの辺122の他、直交する他の
二つの辺123にも同様な方法、材料で設けることによ
り太陽電池モジュール120全体の折り曲げ強度がより
向上する。この場合、四隅で当接する補強部材121の
端部同志を溶接、融着、接着などで接合することが機械
的強度を向上させるために望ましい。
太陽電池モジュールの周辺全体に設けずに、取付け穴1
17に応じた位置の部分にのみに小サイズの補強部材を
配設することもできる。
関わる実施例で図1のA−Aに沿った断面図である。図
6において、第1から第8の保護層、並びに電力リード
線、端子箱などは実施形態1と同じであり、説明を省略
する。非発電領域に電力リード線109を避けてその外
側に第4の保護層104から第8の保護層108を貫通
して開けられた取付け穴117には、ハトメ131が固
定されている。ハトメ131は、中空の金属パイプを固
定穴117に挿入し、第4の保護層104と第8の保護
層108側から図示しない工具でカシメられて構成さ
れ、中空の有機材料製のパイプを使用して熱溶融で構成
することも出来る。
は108を機械強度保持体として一体化する役目を持
ち、実施形態2と同様な太陽電池モジュール120の施
工時の機械強度向上を図ったものである。
る実施例で、図1のA−Aに沿った断面図である。図7
に於いて、第5の保護層105にはガラスなどの無機繊
維、若しくはアラミドやナイロンなどの有機繊維の不織
布、または織布を充填材141として挿入している。
池モジュール120の機械的強度の向上を図り、太陽電
池100を背面側から補強したもので、さらには太陽電
池モジュール120を真空ラミネータ装置で熱融着して
製作する場合、太陽電池100の背面側、即ち第5の保
護層105に残存し易い空気を抜けやすくして、太陽電
池モジュール120内の気泡残存を除去する効果を狙っ
たものである。
る実施例で、図1のA−Aに沿った断面図である。図8
において、図2の第8の保護層108を取り除き、第7
の保護層107にガラスなどの無機繊維、若しくはアラ
ミカやナイロンなどの有機繊維の織布を充填材151と
して挿入したものである。
化を図ったもので、例えば図2における第8の保護層1
08を0.5mm厚×90cm×90cmの鉄板とした場合、約3.2kg
の重量となり、図17,18の従来例のガラス7より軽
量であるものの屋根に多量に設置した場合、相当の重量
となる。本構成の織布の場合の重さは500g〜1kg程度で
あり、軽量化が充分図れ、また機械的強度も鉄板に比較
して若干低下するものの、充分使用に耐えることが出
来、加えてコストも低減できる。
電池モジュールの設置方法に関する実施例を示すもの
で、図9は太陽電池アレイの上面図、図10は図9のC
−C部分断面図である。図9に於いて、太陽電池アレイ
200は図示しない屋根面に太陽電池モジュール120
を複数個、平面状に設置して構成している。
にルーフィング材4が敷かれ、その断面形状が略I字状
のアルミニュームなどの金属製、若しくはエポキシ樹脂
などの構造用有機材料で構成された固定部材201が木
ネジ6などで野地板3に固定されている。
層104を光入射側に、第8の保護層108を光入射側
と反対側にして、第8の保護層108の非発電領域を、
例えばブチルゴムなどで構成された緩衝材202を介し
て固定部材201の上リム203の上面に当接し、隣接
する太陽電池モジュール120の側方の端部204の間
に隙間205を開けて置かれている。
ムなどの金属製、若しくはエポキシ樹脂などの構造用有
機材料で構成された押え具206は、その略中央の突起
部207が前記の隙間205に挿入され、且つ先端部2
08が固定部材201のほぼ中央部に設けられた溝20
9に嵌め込まれている。
部210は、ブチルゴムなどの弾力性を有する有機材料
で構成した当て板211を介して隣接する太陽電池モジ
ュール120の非発電領域に当接し、押え具206の平
板部210に開けられた穴212、当て板211に開け
られた穴213、太陽電池モジュール120の取付け穴
117、緩衝材202に開けられた穴214、固定部材
201に開けられた穴215を連通して差し込みピン2
16で押え具206、当て板211、太陽電池モジュー
ル120、緩衝材202、固定部材201を一体的に固
定している。また、差し込みピン216は、その先端2
17が他のピン直径より大きく鏃(ヤシ゛リ)状になってお
り、かつ中央部にスリットが設けられ、差し込んだ後、
抜けない構造となっている。
野地板に所定の間隔で固定した後、その上面に本発明の
太陽電池モジュールを配置して押え具で簡単に位置決め
を行いつつ、差し込みピンで固定することにより、容易
に且つ特別な熟練度を有することなく、簡易施工が出来
る。なお、緩衝材は実施形態2、3で述べた太陽電池モ
ジュール形態をとる場合、太陽電池モジュールの厚さ方
向の弾力性を期待することが出来ないため、必要に応じ
て使用するもので、例えば実施形態1の構造をとる場合
や、当て板に弾力性があり、その弾力性が太陽電池アレ
イシステムを使う期間において期待できる場合は省略し
ても良い。
モジュールの設置方法の異なる実施例を示すもので、図
9のC−C部分断面図である。
同じであり、固定手段を差し込みピン216に代えて、
スクリュウ式タッピングネジ230としたものであり、
構成の効果は実施形態6とほぼ同じである。
具の断面斜視図であり、これらを図を使って補足説明す
る。
属製、若しくはエポキシ樹脂などの構造用有機材料で構
成された固定部材201はその断面構造がI字状でレー
ル構造となっており、その上面側は略中央に溝209が
長手方向に設けられ、溝209を境に左右に伸びた上リ
ム203には太陽電池モジュール120の固定穴117
と同一ピッチ寸法で穴215が開けられている。
218から左右に下リム219が伸びており、下リム2
19の下面が図10,11のルーフィング4に当接す
る。また下リム219には上方に向けて突起220が設
けられており、これは万一、太陽電池モジュール120
側から雨水が侵入した場合、屋根裏に漏れないように、
雨樋の役目をなすものである。なお、突起220の外側
の下リム219に開けた穴221は固定部材201をル
ーフィング4を介して野地板3に取付ける際の木ネジ6
の通し穴である。
しくはエポキシ樹脂などの構造用有機材料で構成された
押え具206はその断面形状がT字状のレール構造であ
り、その略中央の突起部207の先端部208は、固定
部材201の溝209に嵌め込まれるように構成されて
いる。
平板部210には、太陽電池モジュール120の固定穴
117と同一ピッチ寸法で穴213が開けられている。
接する太陽電池モジュール120の左右方向の位置決め
をしつつ、固定部材201の上リム203と押え具20
6の平板部210で太陽電池モジュール120を挟み込
み、穴213、穴215に挿入されるネジやピンで締結
固定される。
モジュールの設置方法のさらに異なる実施例を示すもの
で、図9のC−C部分断面図であり、図10,11,1
2の固定部材の構造を変えたものである。
ルーフィング材4が敷かれた上には、断面形状が略U字
状でその両先端部302が中央に或る隙間303を持っ
て内側に折り曲げられたアルミニュームなどの金属製、
若しくはエポキシ樹脂などの構造用有機材料で構成され
た固定部材301が木ネジ6などで野地板3に固定され
ている。両先端部302の上面304には実施形態6で
示した如く、太陽電池モジュール120などが配置さ
れ、スクリュウ式タッピングネジ230などで一体的に
固定されている。これら構造詳細は実施形態6と同じで
あり、説明は省略する。
をするもので、押え具206の突起部207が挿入され
る。固定部材301の内側の空間306は、雨樋の役目
を成すものであり、固定部材301の底面の中央部は盛
上がり部305を有して、この部分を木ネジ6で締結す
ることで、木ネジの間隙を縫って野地板に雨水が侵入す
るのを防いでいる。
比較して金型による押出し、引抜き加工や金型成形(モ
ールド成形)の他、板金成形も可能で、固定部材として
の機能を満足させつつ、安価なコストで製作出来る。
求項12に関わる本発明の太陽電池モジュールの傾斜屋
根への設置方法の実施例を示すもので、図14は上面
図、図15は側面図、図16は連結金具取付け構造を示
す斜視図である。
して隣接する太陽電池モジュール120を連結する手段
であり、実施形態6〜8に示した固定部材201、30
1は屋根の流れ方向に沿って(平行)に設置され、流れ方
向と直角方向に位置する太陽電池モジュール120を締
結するものである。これに対して本発明の連結金具は、
屋根の流れ方向の上下方向に隣接する太陽電池モジュー
ル120を連結するもので、流れ方向の直角方向に位置
する太陽電池モジュール120の端部の二辺に連結金具
を設けるものである。
ジュール120の屋根流れ方向と直角方向に位置する端
部406、407には、その先端402が折り曲げら
れ、連結金具材料の板厚とほぼ同じ、もしくは僅かに広
い噛み合い隙間403を構成した断面形状が略J字状平
板の連結金具401が、太陽電池モジュール120に開
けられた穴405、並びに同じ寸法で開けられた連結金
具401の穴404を介してここではカシメピン409
で固定されている。なお、連結金具401の材料は、耐
候性を有するステンレス板やアルミニューム板、塗装・
メッキ鉄板などの金属板、もしくは有機材料の平板が用
いられる。
の下流側に位置する端部406では連結金具401の先
端402を下向きにして太陽電池モジュール120の第
8の保護層108の表面にその平面部410を当接し
て、屋根流れ方向の上流側に位置する端部407では連
結金具401の先端402を上向きにして太陽電池モジ
ュール120の第4の保護層104の表面にその平面部
410を当接して取付けられる。
に施工する際、流れ方向上下に位置する太陽電池モジュ
ール120の連結金具401の先端402を噛み合い隙
間403に噛み合わせて施工する。
池モジュール120の表面、ここでは第4の保護層10
4の表面を屋根の流れ方向に沿って流れ落ち、流れ方向
の端部406、407では、連結金具401の折り曲げ
られた先端402が、水切りの役目を果たして屋根裏に
雨水が侵入するのを防ぐ効果を有する。また連結金具4
01で上下の太陽電池モジュール120を固定する役目
も果たし、強風時に太陽電池モジュール120があおら
れて破損したり、振動して騒音を発生するのを防ぐ。
縁性を有するフィルム基板上に形成された太陽電池を、
電気絶縁性の保護材により封止するために、太陽電池の
受光面側および非受光面側の双方に保護層を設けた太陽
電池モジュールにおいて、前記太陽電池の側方に前記保
護層を延長して非発電領域を形成し、この非発電領域
に、太陽電池モジュール設置用の取付け穴を設けたこ
と、さらに、前記保護層は、前述のようにニーズに応じ
た種々の構成を適宜採用することにより、軽量,フレキ
シブル性およびモジュール強度を維持し、かつ設置が容
易な太陽電池モジュールが提供できる。
として、太陽電池モジュールを取り付けるための固定部
材と、この固定部材の上面部に太陽電池モジュールを載
置した後太陽電池モジュールを上方から前記固定部材に
押圧固定するための押え具と、前記押え具と太陽電池モ
ジュールと固定部材とを一体に固定するためのさし込み
ピンまたはタッピングネジからなる固定具とを設け、前
記固定部材は、その断面形状が略I字状またはU字状の
取付けレールであって、このI字状またはU字状断面の
上面部分の略中央部分に溝または隙間を設けてなり、こ
の溝または隙間を避けた上面部分に隣接する太陽電池モ
ジュールをそれぞれ搭載し、かつ、取付けレールの下面
部分を屋根の野地板などの設置部材に当接して固定し、
前記押え具は、その断面形状を平板の中央部分に突起部
を有したT字レール状となし、このT字状レールの突起
部を、隣接する太陽電池モジュールの隙間および前記固
定部材の略中央部分に設けた溝または隙間とに嵌め合せ
るとともに、突起部から左右に伸びたT字状レールの平
板部分を隣接する太陽電池モジュール双方の上面に当接
して取付け、太陽電池モジュールの非発電領域に設けた
前記取付け穴と,この穴に応じて前記押え具および固定
部材に設けた穴とに跨がって、前記固定具を貫通固定す
ることにより太陽電池モジュールを設置することとする
ことにより、モジュールの設置の作業性の向上を図るこ
とができる。
置するに際しては、前述のように断面形状がJ字状平板
の連結金具を設け、屋根傾斜面流れ方向上下に隣接する
太陽電池モジュールの連結金具の折り返し部分を嵌め合
わせて、ネジ若しくはリベットないし接着材などの固定
部材により固定することにより太陽電池モジュールを傾
斜面に対して好適に設置することができる。
上面図
要部構成を示す上面図
の断面図
施例の要部構成を示す断面図
施例の要部構成を示す断面図
例を示す上面図
断面図
構造を示す断面図
断面図
置方法の実施例を示す上面図
す断面図
を示す上面図
す断面図
を示す斜視図
B:非受光面側保護層、101:第1の保護層、10
2:第2の保護層、103:第3の保護層、104:第
4の保護層、105:第5の保護層、106:第6の保
護層、107:第7の保護層、108:第8の保護層、
109:電力リード線、110:接続線、111:端子
箱、112:穴、117:取付け穴、121:補強部
材、131:ハトメ、141:充填材、201,30
1:固定部材、206:押え具、216:差し込みピ
ン、230:タッピングネジ、401:連結金具。
Claims (12)
- 【請求項1】 電気絶縁性を有するフィルム基板上に形
成された太陽電池を、電気絶縁性の保護材により封止す
るために、太陽電池の受光面側および非受光面側の双方
に保護層を設けた太陽電池モジュールにおいて、前記太
陽電池の側方に前記保護層を延長して非発電領域を形成
し、この非発電領域に、太陽電池モジュール設置用の取
付け穴を設けたことを特徴とする太陽電池モジュール。 - 【請求項2】 請求項1に記載のものにおいて、前記取
付け穴にハトメを挿入したことを特徴とする太陽電池モ
ジュール。 - 【請求項3】 請求項1に記載のものにおいて、前記非
発電領域に形成した保護層の一部に補強部材を配設し、
この補強部材に太陽電池モジュール設置用の取付け穴を
設けたことを特徴とする太陽電池モジュール。 - 【請求項4】 請求項3に記載のものにおいて、前記補
強部材は、金属製平板であることを特徴とする太陽電池
モジュール。 - 【請求項5】 請求項3に記載のものにおいて、前記補
強部材は、無機繊維または有機繊維で強化した樹脂板で
あることを特徴とする太陽電池モジュール。 - 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかに記載のも
のにおいて、前記保護層は少なくとも、エチレンビニル
アセテート(EVA)などの有機材料の接着材からなる
保護層と、エチレン・テトラフルオロエチレン共重合体
(ETFE),シクロオレフィンポリマー(CPE)な
どの防湿フィルムからなる保護層を備えたことを特徴と
する太陽電池モジュール。 - 【請求項7】 請求項6に記載のものにおいて、前記保
護層は、さらに無機繊維または有機繊維で強化した樹脂
の保護層を備えたことを特徴とする太陽電池モジュー
ル。 - 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれかに記載のも
のにおいて、非受光面側の底面に、接着層を介して金属
板からなるを保護層を設けたことを特徴とする太陽電池
モジュール。 - 【請求項9】 請求項1ないし5のいずれかに記載のも
のにおいて、前記保護層は、太陽電池の受光面側であっ
て太陽電池側から順次設けたEVAからなる第1の保護
層と,ETFEまたはCPEからなる第2の保護層と,
EVAに無機繊維または有機繊維を充填した第3の保護
層と,ETFEまたはCPEからなる第4の保護層と、
さらに太陽電池の非受光面側であって太陽電池側から順
次設けたEVAまたはEVAに無機繊維ないし有機繊維
を充填した第5の保護層と,ETFE,CPEまたはポ
リイミドからなる第6の保護層と,EVAからなる第7
の保護層と,金属板からなる第8の保護層とからなるこ
とを特徴とする太陽電池モジュール。 - 【請求項10】 請求項1ないし9のいずれかに記載の
太陽電池モジュールの設置方法において、屋根などの設
置部材へ固定されて太陽電池モジュールを取り付けるた
めの固定部材と、この固定部材の上面部に太陽電池モジ
ュールを載置した後太陽電池モジュールを上方から前記
固定部材に押圧固定するための押え具と、前記押え具と
太陽電池モジュールと固定部材とを一体に固定するため
のさし込みピンまたはタッピングネジからなる固定具と
を設け、前記固定部材は、その断面形状が略I字状の取
付けレールであって、このI字状断面の上面部分の略中
央部分に溝を設けてなり、この溝を避けた上面部分に隣
接する太陽電池モジュールをそれぞれ搭載し、かつ、取
付けレールの下面部分を屋根の野地板などの設置部材に
当接して固定し、前記押え具は、その断面形状を平板の
中央部分に突起部を有したT字レール状となし、このT
字状レールの突起部を、隣接する太陽電池モジュールの
隙間および前記固定部材の略中央部分に設けた溝とに嵌
め合せるとともに、突起部から左右に伸びたT字状レー
ルの平板部分を隣接する太陽電池モジュール双方の上面
に当接して取付け、太陽電池モジュールの非発電領域に
設けた前記取付け穴と,この穴に応じて前記押え具およ
び固定部材に設けた穴とに跨がって、前記固定具を貫通
固定することにより太陽電池モジュールを設置すること
を特徴とする太陽電池モジュールの設置方法。 - 【請求項11】 請求項1ないし9のいずれかに記載の
太陽電池モジュールの設置方法において、請求項10に
記載の固定部材とは異なる固定部材と、請求項10に記
載の押え具と固定具とを設け、前記異なる固定部材は、
その断面形状を略U字状で,その両先端部分を所定の隙
間を以って内側に折り曲げた取付けレールとなし、この
U字状断面の前記隙間を避けた上面部分に隣接する太陽
電池モジュールをそれぞれ搭載し、前記押え具のT字状
レールの突起部を、隣接する太陽電池モジュールの隙間
および前記異なる固定部材の隙間とに嵌め合せるととも
に、太陽電池モジュールの非発電領域に設けた取付け穴
と,この穴に応じて前記押え具および固定部材に設けた
穴とに跨がって、前記固定具を貫通固定することにより
太陽電池モジュールを設置することを特徴とする太陽電
池モジュールの設置方法。 - 【請求項12】 請求項1ないし9のいずれかに記載の
太陽電池モジュールの傾斜面への設置方法において、太
陽電池モジュールを略四角形の平板形状とし、この平板
の四辺のうち一方の対向する二辺の非発電領域に設けた
取付け穴を介して請求項10または11に記載の固定部
材に固定具で固定するとともに、他方の対向する二辺の
非発電領域に設けた取付け穴と同位置に固定用穴が開け
られ,且つその先端が折り返されて断面形状がJ字状平
板の連結金具を設け、傾斜面の上流側の連結金具は先端
折り返し部を上向きにして太陽電池モジュールの受光面
側の保護層の表面に,下流側の連結金具は先端折り返し
部を下向きにして非受光面側の保護層の表面にそれぞれ
当接して設け、前記傾斜面流れ方向上下に隣接する太陽
電池モジュールの連結金具の折り返し部分を嵌め合わせ
て、ネジ若しくはリベットないし接着材などの固定部材
により固定することにより太陽電池モジュールを設置す
ることを特徴とする太陽電池モジュールの設置方法。
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